JP2003259390A - ホワイトバランス補正装置およびそれを備えた撮像装置、その制御方法、その制御方法を動作させるプログラム、およびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ホワイトバランス補正装置およびそれを備えた撮像装置、その制御方法、その制御方法を動作させるプログラム、およびそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2003259390A
JP2003259390A JP2002055802A JP2002055802A JP2003259390A JP 2003259390 A JP2003259390 A JP 2003259390A JP 2002055802 A JP2002055802 A JP 2002055802A JP 2002055802 A JP2002055802 A JP 2002055802A JP 2003259390 A JP2003259390 A JP 2003259390A
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light
light emitting
white balance
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JP2002055802A
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Eiichiro Ikeda
栄一郎 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外光が非常に暗い場合であっても、適切なホ
ワイトバランス補正処理を行う装置、方法を提供する。 【解決手段】 被写体を照明するための光を発光する発
光手段と、前記発光手段によって発光が行われていない
ときの色温度情報Ctaと前記発光手段によって発光が
行われるときの色温度情報Ctbとに基づいて得られる
色温度情報CT1と、前記発光手段によって本露光のと
きに発光される光の色温度情報CT2とに基づいて、前
記被写体に対する光源の色温度情報CT3を算出し、前
記算出された色温度情報CT3に基づいて、本露光のと
きに撮像手段によって撮像された画像データのホワイト
バランスを補正する補正手段とを有することを特徴とす
るホワイトバランス補正装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
カメラ等の撮像装置から得られる画像のホワイトバラン
ス補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置のホワイトバランス装置
について説明する。撮像素子から出力された画像信号は
図10のような任意の複数のブロックに分割され、ブロ
ックごとに色評価値 Cx=(R−B)/Y Cy=(R+B−2G)/Y (1) Y=(R+G+B)/2 が算出される。(原色信号の場合の変換式例) 図9は、Cx,Cyを軸とした各ブロックの色を評価す
るグラフである。図4に示すように、予め設定した白検
出領域に前記色評価値(Cx,Cy)が含まれる場合
に、そのブロックが白であると判断し、白と判断された
ブロックのそれぞれの色画素の積分値(SumR、Su
mG、SumB)を算出する。その積分値から以下の式
を用いてホワイトバランスゲインを算出している。
【0003】 kWB_R=Yave/SumR kWB_G=Yave/SumG (2) kWB_B=Yave/SumB Yave=(SumR+SumG+SumB)/3 そして、従来のストロボを発光させた場合のホワイトバ
ランスは、予め決定したストロボ用色温度を使用した
り、また、外光の色温度を検出しストロボ用色温度とM
IXすることで本発光画像の色温度を算出したりしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストロボ非発光画像から外光色温度を算出するシステム
においても、外光が非常に暗い場合などでは、ストロボ
非発光画像の出力信号が小さいため、外光の色温度を予
測するのが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本願発明によれば、被写体を照明するための光
を発光する発光手段と、前記発光手段によって発光が行
われていないときの色温度情報Ctaと前記発光手段に
よってプリ露光のときに発光が行われるときの光の色温
度情報Ctbとに基づいて得られる色温度情報CT1
と、前記発光手段によって本露光のときに発光される光
の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に対する
光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出された色温
度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手段によ
って撮像された画像データのホワイトバランスを補正す
る補正手段とを有することを特徴とするホワイトバラン
ス補正装置を提供する。
【0006】また、本願のその他の発明によれば、被写
体を照明するための光を発光する発光手段と、前記発光
手段によって発光が行われていないときの被写体の輝度
レベルに基づいて、前記発光手段によって発光が行われ
ていないときの色温度情報Ctaおよび前記発光手段に
よってプリ露光のときに発光が行われるときの光の色温
度情報Ctbのうち少なくともいずれか1つの色温度情
報を選択し、該選択された色温度情報に基づいて得られ
る色温度情報CT1と、前記発光手段によって本露光の
ときに発光される光の色温度情報CT2とに基づいて、
前記被写体に対する光源の色温度情報CT3を算出し、
前記算出された色温度情報CT3に基づいて、本露光の
ときに撮像手段によって撮像された画像データのホワイ
トバランスを補正する補正手段とを有することを特徴と
するホワイトバランス補正装置を提供する。
【0007】また、本願のその他の発明によれば、被写
体を照明するための光を発光する発光手段によって発光
が行われていないときの色温度情報Ctaと前記発光手
段によってプリ露光のときに発光が行われるときの光の
色温度情報Ctbとに基づいて得られる色温度情報CT
1と、前記発光手段によって本露光のときに発光される
光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に対す
る光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出された色
温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手段に
よって撮像された画像データのホワイトバランスを補正
することを特徴とするホワイトバランス補正方法を提供
する。
【0008】また、本願のその他の発明によれば、被写
体を照明するための光を発光する発光手段によって発光
が行われていないときの被写体の輝度レベルに基づい
て、前記発光手段によって発光が行われていないときの
色温度情報Ctaおよび前記発光手段によってプリ露光
のときに発光が行われるときの光の色温度情報Ctbの
うち少なくともいずれか1つの色温度情報を選択し、該
選択された色温度情報に基づいて得られる色温度情報C
T1と、前記発光手段によって本露光のときに発光され
る光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に対
する光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出された
色温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手段
によって撮像された画像データのホワイトバランスを補
正することを特徴とするホワイトバランス補正方法を提
供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態におけるホワイトバランス補正装置の一例としての撮
像装置の概略図である。
【0011】図1において、撮像装置は、被写体光を電
気的な信号(画像データ)に変換するための撮像素子3
01、画像データを一時的に記憶するメモリ302、オ
プティカルブラック部の画像データを基準としてクラン
プ処理するOB部303、画像データに対して後述のホ
ワイトバランス補正処理を行うWB部304、ホワイト
バランス処理された画像データから輝度データを所定の
形式のデータとして作成する輝度信号処理ブロック30
5、ホワイトバランス処理された画像データから色デー
タを所定の形式のデータとして作成する色信号処理ブロ
ック306、作成された輝度データおよび色データをJ
PEG圧縮して1つの画像ファイルを作成するJPEG
ブロック308、圧縮された画像データを記録する不揮
発性の記録媒体308によって構成される。また、撮像
装置は、被写体周辺が暗い場合に光を発光させて被写体
を照明するためのストロボなどの発光部309を有す
る。
【0012】図2は、発光部309を発光させて撮像動
作を行うときの撮像装置の動作処理フローチャートであ
る。 (P1)不図示のレリーズスイッチの半押しを検出する
(レリーズ1)。 (P2)レリーズスイッチの半押し動作を検出すると、
発光部309から光が発光されていない状態で1回目の
撮像動作を行い、撮像素子302から得られる画像デー
タ1をメモリ302に記憶させる。 (P3)レリーズスイッチの全押しを検出する(レリー
ズ2)。 (P4)レリーズスイッチの全押し動作を検出すると、
プリ露光動作を行う。具体的には、発光部309におい
て所定の露光量でプリ発光動作を行うとともに2回目の
撮像動作が実施され画像データ2がメモリに記録され
る。同時に、 (P5)画像データ1と画像データ2を用いて本露光用
の露出条件、及び、発光部309のガイドナンバーが決
定される。 (P6)P5で決定された本露光用の露出条件、及び、
発光部309のガイドナンバーに基づいて、発光部30
9によって本発光動作を行うとともに、3回目の撮影動
作(本露光動作)が実施され画像データ3がメモリ30
2に記録される。そして、OB部303以降の処理が行
われる。
【0013】次に、図3〜6を用いて本実施の形態の特
徴である本露光用の画像データ3に対するホワイトバラ
ンス補正動作を説明する。
【0014】なお、本実施の形態におけるのホワイトバ
ランス補正は、画像を図6のような複数の評価ブロック
に分割し、各ブロックの画像データに基づいて式(1)
を用いて色評価値を算出する。 Cx=(R−B)/Yi Cy=((R+B)−2G)/Yi 式(1) Yi=(2R+2G+2B)/4 色評価値(Cx,Cy)が予め決定した白検出範囲内に
含まれる場合には、この小ブロックは白と判別される。
これを全ての評価ブロックに対して行い、白と判別され
た評価ブロックの画素値の積分値よりWB係数(ホワイ
トバランス係数)を算出するのが基本となっている(以
降白サーチと呼ぶ)。図9は白検出範囲を示したもので
あり、高色温度から低色温度まで任意のステップで、白
色を撮影した撮像素子の出力値から、式(1)を用いて
色評価値(Cx,Cy)を計算し、2次元軸にプロット
したものである。ここで、X軸が光源の色温度に対応
し、Y軸が緑方向補正量に対応している。なお、画像デ
ータ1,2,3から色温度情報を算出する場合、これら
の画像データのそれぞれにおいて、この白検出範囲に含
まれる色評価に基づいて色温度情報を算出することにな
る。
【0015】本発明のホワイトバランス補正動作は、大
まかに、外光の色温度情報(CT1)の決定(Step
1)、本露光動作のときに発光部309によって発光さ
れる光の色温度情報(CT2)の決定(Step2)、
色温度情報(CT1)および色温度情報(CT2)に基
づく本露光動作のときのホワイトバランス補正に用いる
色温度情報(CT3)の決定(Step3)からなる。
以下詳細に説明する。
【0016】(Step1)図3は、外光の色温度情報
(CT1)を決定するための動作処理フローチャートで
ある。
【0017】ステップS101において、メモリ302
より画像データ1(発光部309によって光が発光され
ていないときに得られる画像データ)を読み出す。
【0018】ステップS102において、読み出された
画像データ1の平均輝度レベルY1aveを算出する。
【0019】ステップS103において、算出された画
像データ1の平均輝度レベルY1aveと、図4に示す
ように設定されたしきい値Th1,Th2(Th1>T
h2)とを比較する。Y1ave>Th1の場合、ステ
ップS104に進み、画像データ1から得られる色温度
情報CTaをそのまま外光の色温度情報CT1として選
択する。
【0020】また、Y1ave<Th2の場合、ステッ
プS105に進み、画像データ2(発光部309によっ
てプリ発光が行われたときに得られる画像データ)また
は画像データ3(本露光動作のときに得られる画像デー
タ)から得られる色温度情報CTbをそのまま外光の色
温度情報CT1として選択する。
【0021】また、Th2<Y1ave<Th1の場
合、画像データ1から得られる色温度情報Ctaと画像
データ2または画像データ3から得られる色温度情報C
tbとの画像データ1の平均輝度レベルによる線形演算
で重み付け(輝度レベルが低くなるに従って、前記色温
度情報Ctaより前記色温度情報Ctbの重み付けを大
きくする)を行い、算出した色温度CTcを外光の色温
度情報CT1として出力する。
【0022】(Step2)本露光動作のときに発光部
309によって発光される光の色温度情報CT2は、本
露光動作のときに発光部309によって発光させるガイ
ドナンバーに基づいて決定される。例えば、発光部30
9としてストロボを用いる場合、ストロボは発光量にて
色温度が異なる特性を持つ(一般に発光量が大きいほど
色温度は低くなる特性がある)。よって予め各ガイドナ
ンバーに相当する色温度情報を記憶しておくことで正確
な色温度情報CT2を決定することができる。
【0023】なお、画像データ2または画像データ3を
得るときに発光部309によって発光される光の色温度
情報Ctbを決定する場合においても発光部309とし
てストロボを用いる場合、ガイドナンバーに基づいて決
定することができる。
【0024】(Step3)図5は、本露光動作のとき
のホワイトバランス補正に用いる色温度情報(CT3)
を決定するための動作処理フローチャートである。ま
ず、本露光動作のときに被写体に照射されている外光と
ストロボ光の光量比を算出する。そしてその光量比に基
づいて、色温度情報(CT1)と色温度情報(CT2)
との加重平均をとることで色温度情報(CT3)を算出
する。
【0025】まず、画像データ1,3を図6に示すよう
な複数ブロックに分割し(本実施例では画面を縦横8分
割した64個の小ブロック)、各ブロックの輝度平均値
を算出する。
【0026】ステップS107において、メモリ302
から画像データ1を読み出す。
【0027】ステップS108において、画像データ1
の平均輝度信号群1(Yppr[i][j])を算出す
る。平均輝度信号群1(Yppr[i][j])は、画
像データ1を図6に示すような複数ブロックに分割し
(本実施例では画面を縦横8分割した64個の小ブロッ
ク)、各ブロックの輝度平均値をそれぞれ算出した値で
ある。
【0028】そして、ステップS107,ステップS1
08と同様に、ステップS110においてメモリ302
から画像データ3を読み出し、ステップS111におい
て画像データ3の平均輝度信号群2(Ycapt[i]
[j])を算出する。
【0029】ステップS109において、平均輝度信号
群1(Yppr[i][j])に主被写体を抽出する重
み付けをおこなった後、これらの積分和pprDLYを
算出する。主被写体を抽出する重み(Weight
[i][j])とは、オートフォーカスブロックのメイ
ン被写体の位置情報(本発明の主旨でないので詳細なフ
ァオーカシング動作の説明は省略)により決定された例
えば図8のようなブロック重みである。
【0030】ステップS112において、ステップS1
09と同様に、平均輝度信号群2(Yppr[i]
[j])に主被写体を抽出する重み付けをおこなった
後、これらの積分和capt(DLY+FLY)を算出
する。この積分和は主被写体の輝度値、つまり主被写体
に当たっている光量を意味する。
【0031】なお、積分和pprDLY,capt(D
LY+FLY)は以下の式(2)によって表わされる。
【0032】
【外1】
【0033】次に、ステップS113において、画像デ
ータ1を得たときの撮像動作の露光条件と本露光動作の
ときの露光条件より、本露光動作のときに主被写体が照
明されている外光の輝度レベル(captDLY)を式
3より予測する。
【0034】画像データ1を得たとき(発光部309に
よって発光動作が行われていないとき)の撮像動作の露
光条件を PprAv(絞り値) PprTv(シャッタースピード) PprDg(ゲインアップ値) PprSv(感度) とする。
【0035】また、画像データ3を得たときの(本露光
動作のときの)の撮像動作の露光条件を CaptAv CaptTv CaptDg CaptSv とすると、
【外2】
【0036】ステップS114において、ステップS1
13で算出されたcaptDLYを用いて(式4)に示
すように本露光動作のときに主被写体が照明されている
発光部の光の輝度レベルcaptFLYを算出する。
【0037】 captFLY=capt(DLY+FLY)−captDLY (式4) すなわち、captDLYとcaptFLYが被写体が
照明されている光量比となる。
【0038】ステップS115において、(Step
1)で得られた色温度情報CT1と(Step2)で得
られた色温度情報CT2を、光量比で加重平均し、主被
写体にあたっている光源の色温度情報CT3を算出す
る。
【0039】
【外3】
【0040】ステップS116において、ステップS1
15で得られた色温度情報に基づいて本露光動作のとき
に得られる画像データ3のホワイトバランス補正を実行
する。
【0041】以上説明したように、被写体を照射する周
囲光が非常に暗いときに撮像して得られる画像に対して
も適切なホワイトバランス補正を行うことができる。
【0042】なお、(Step2)において、本露光動
作のときに発光部309によって発光される光の色温度
情報CT2は、図7(b)に示すように、図7(a)に
示すような外光の白検出範囲より高色温度側にシフトさ
せたストロボ用の白検出範囲を用いて白サーチを行い、
上述の手法と同様に色温度情報を算出してもよい。
【0043】本発明は、一例として、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、
インターネットなどのネットワークを介して画像信号処
理装置に供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することによって達成できる。
【0044】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が撮像装置の不図示の制御処理装置の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0045】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0046】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0047】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0048】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、
記憶媒体に格納することになる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外光が非常に暗い場合であっても正確な色温度を算出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における撮像装置のブロッ
ク図。
【図2】本発明の実施の形態における発光部309にお
いて発光動作が行われるときの撮像動作処理フローチャ
ート。
【図3】色温度情報CT1を決定する動作処理フローチ
ャート。
【図4】画像データ1の平均輝度レベルY1aveに対
する色温度情報CT1を求めるためのグラフ。
【図5】色温度情報CT3を決定し、ホワイトバランス
補正動作を行う動作処理フローチャート。
【図6】画像をブロック分割したときの一例を示す図。
【図7】(a)外光用(発光部309を発光していない
ときの)白検出範囲を示す図。 (b)ストロボ用の白検出範囲を示す図
【図8】フォーカス情報に基づく被写体重み係数の一例
を示す図。
【図9】白検出領域の一例を示す図。
【図10】画像を複数の検出ブロックに分割したときの
一例を示す図。
【符号の説明】
301 撮像素子 302 メモリ 304 WB部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を照明するための光を発光する発
    光手段と、 前記発光手段によって発光が行われていないときの色温
    度情報Ctaと前記発光手段によって発光が行われると
    きの色温度情報Ctbとに基づいて得られる色温度情報
    CT1と、前記発光手段によって本露光のときに発光さ
    れる光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に
    対する光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出され
    た色温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手
    段によって撮像された画像データのホワイトバランスを
    補正する補正手段とを有することを特徴とするホワイト
    バランス補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補正手段は、前
    記発光手段によって発光が行われていないときの被写体
    の輝度レベルが低くなるに従って、前記色温度情報Ct
    aより前記色温度情報Ctbの重み付けを大きくして前
    記色温度情報CT1を算出することを特徴とするホワイ
    トバランス補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記補正手段は、前
    記発光手段によって発光が行われていないときの被写体
    の輝度レベルが所定値より小さい場合は前記色温度情報
    Ctbを前記色温度情報CT1とすることを特徴とする
    ホワイトバランス補正装置。
  4. 【請求項4】 被写体を照明するための光を発光する発
    光手段と、 前記発光手段によって発光が行われていないときの被写
    体の輝度レベルに基づいて、前記発光手段によって発光
    が行われていないときの色温度情報Ctaおよび前記発
    光手段によって発光が行われるときの色温度情報Ctb
    のうち少なくともいずれか1つの色温度情報を選択し、
    該選択された色温度情報に基づいて得られる色温度情報
    CT1と、前記発光手段によって本露光のときに発光さ
    れる光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に
    対する光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出され
    た色温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手
    段によって撮像された画像データのホワイトバランスを
    補正する補正手段とを有することを特徴とするホワイト
    バランス補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項4において、前記
    補正手段は、前記発光手段によって発光される光の発光
    量に基づいて前記色温度情報Ct2を得ることを特徴と
    するホワイトバランス補正装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項4において、前記
    補正手段は、本露光のときに撮像された画像データに基
    づいて前記色温度情報Ct2を得ることを特徴とするホ
    ワイトバランス補正装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項4において、前記
    補正手段は、撮像手段によって撮像される画像を複数の
    ブロックに分割し、各ブロックの画像データから得られ
    る色評価値のうち、予め定められた第1の色温度範囲に
    含まれる色評価値に基づいて前記色温度情報Ctaを算
    出し、前記第1の色温度範囲より高色温度側の第2の色
    範囲に含まれる色評価値データに基づいて前記色温度情
    報Ctbおよび前記色温度情報CT2を算出することを
    特徴とするホワイトバランス補正装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項4において、前記
    補正手段は、前記発光手段によって発光が行われていな
    いときの被写体の輝度レベルと、前記発光手段によって
    発光されるときの被写体の輝度レベルとの光量比を算出
    し、前記算出された光量比に基づいて、前記色温度情報
    CT1と前記色温度情報CT2とを加重平均することに
    より前記色温度情報CT3を算出することを特徴とする
    ホワイトバランス補正装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記補正手段は、前
    記光量比の算出において、前記発光手段によって発光が
    行われていないときの画像と前記発光手段によって発光
    が行われるときの画像とをそれぞれ複数のブロックに分
    割し、各ブロックから得られる画像データに対して所定
    の重み付けを行うことにより前記発光手段によって発光
    が行われていないときの被写体の輝度レベルと、前記発
    光手段によって発光されるときの被写体の輝度レベルを
    算出することを特徴とするホワイトバランス補正装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、画像上の被写体の
    位置に基づいて前記重み付けを決定することを特徴とす
    るホワイトバランス補正装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    1項において、前記撮像手段を有することを特徴とする
    ホワイトバランス補正装置。
  12. 【請求項12】 被写体を照明するための光を発光する
    発光手段によって発光が行われていないときの色温度情
    報Ctaと前記発光手段によって発光が行われるときの
    色温度情報Ctbとに基づいて得られる色温度情報CT
    1と、前記発光手段によって本露光のときに発光される
    光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に対す
    る光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出された色
    温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手段に
    よって撮像された画像データのホワイトバランスを補正
    することを特徴とするホワイトバランス補正方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記発光手段に
    よって発光が行われていないときの被写体の輝度レベル
    が低くなるに従って、前記色温度情報Ctaより前記色
    温度情報Ctbの重み付けを大きくして前記色温度情報
    CT1を算出することを特徴とするホワイトバランス補
    正方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、前記発光手段に
    よって発光が行われていないときの被写体の輝度レベル
    が所定値より小さい場合は前記色温度情報Ctbを前記
    色温度情報CT1とすることを特徴とするホワイトバラ
    ンス補正方法。
  15. 【請求項15】 被写体を照明するための光を発光する
    発光手段によって発光が行われていないときの被写体の
    輝度レベルに基づいて、前記発光手段によって発光が行
    われていないときの色温度情報Ctaおよび前記発光手
    段によって発光が行われるときの色温度情報Ctbのう
    ち少なくともいずれか1つの色温度情報を選択し、該選
    択された色温度情報に基づいて得られる色温度情報CT
    1と、前記発光手段によって本露光のときに発光される
    光の色温度情報CT2とに基づいて、前記被写体に対す
    る光源の色温度情報CT3を算出し、前記算出された色
    温度情報CT3に基づいて、本露光のときに撮像手段に
    よって撮像された画像データのホワイトバランスを補正
    することを特徴とするホワイトバランス補正方法。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし請求項15のいずれ
    か1項に記載のホワイトバランス制御方法を動作させる
    ためのプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のプログラムを記憶
    した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項1または請求項4において、前
    記色温度情報Ctbは、プリ露光のときの色温度情報で
    あることを特徴とするホワイトバランス補正装置。
  19. 【請求項19】 請求項12または請求項14におい
    て、前記色温度情報Ctbは、プリ露光のときの色温度
    情報であることを特徴とするホワイトバランス補正方
    法。
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