JP2003256802A - 画像管理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

画像管理方法および装置並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003256802A
JP2003256802A JP2002056766A JP2002056766A JP2003256802A JP 2003256802 A JP2003256802 A JP 2003256802A JP 2002056766 A JP2002056766 A JP 2002056766A JP 2002056766 A JP2002056766 A JP 2002056766A JP 2003256802 A JP2003256802 A JP 2003256802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
button
screen
input
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002056766A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Ogura
克夫 小倉
Takashi Mise
隆 三瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Fujicolor Hanbai Co Ltd
Original Assignee
Fujicolor Hanbai Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujicolor Hanbai Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujicolor Hanbai Co Ltd
Priority to JP2002056766A priority Critical patent/JP2003256802A/ja
Publication of JP2003256802A publication Critical patent/JP2003256802A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を画像保管手段に保管して管理するに際
し、フォトコンテストに入賞した画像等が画像保管手段
に保管されてしまうことを防止する。 【解決手段】 画像保管サーバにコンテンツ業者が登録
する画像の入力があると、フォトコンテスト画像を保管
したコンテスト画像データベースDB7を参照して、登
録されようとしている画像がフォトコンテスト画像と一
致するか否かが判定される。一致すると判定されるとそ
の旨の電子メールがコンテンツ業者に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを画像
保管手段に保管して管理する画像保管方法および装置並
びに画像保管方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロのカメラマン等の画像を提供するコ
ンテンツ業者による画像の登録を受け付け、受け付けら
れた画像を広く一般に公開することにより、画像の貸し
出しや売買等、画像の利用を促進するための画像利用シ
ステムが提案されている。
【0003】この画像利用システムは、コンテンツ業者
による画像の登録を受け付け、登録を受け付けた画像に
ついての画像データベースを作成してこれを画像保管サ
ーバに保管し、画像の利用を所望するユーザに対して、
ネットワーク経由での画像保管サーバへのアクセスを許
容してユーザに対して画像を提供するものである。ユー
ザはこのような画像利用システムの画像保管サーバにア
クセスし、所望とする画像を探し出して、ネットワーク
を介してその画像の買い取りや貸し出しの申し込み、さ
らには画像データのダウンロード等を行うことができ
る。
【0004】このような画像利用システムは、画像を商
用として使用するプロユーザのみならず、画像を趣味と
して楽しむために使用する一般ユーザにも解放されてい
るため、ユーザは画像利用システムに登録さえすれば、
所定の料金を支払うことにより、コンテンツ業者が提供
する芸術的価値の高い画像を利用することができる。ま
た、コンテンツ業者にとっては、自身が提供する画像を
広く見てもらうことができるため、画像の利用の促進を
図ることができる。
【0005】ここで、コンテンツ業者は、画像利用シス
テムを提供する画像保管業者に対して、自身が撮影した
あるいは作成した画像の登録を行うが、この登録は、コ
ンテンツ業者が有するパソコンからネットワーク経由で
行うこともできるし、CD−R、DVD−R、MO等の
メディアに画像データを記録し、これを画像保管業者に
送付して画像の登録を依頼することによっても行うこと
ができる。
【0006】いずれの場合においても、画像データの登
録時においては、画像保管サーバに画像データが入力さ
れ、新たに入力された画像データが画像データベースに
登録されることにより、画像データが画像保管サーバに
保管されて管理されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像利用シス
テムにおいては、コンテンツ業者は画像の登録を自由に
行うことができるため、例えばフォトコンテストで入賞
した画像等の他人の画像でさえも、自分の画像と偽って
画像利用システムに登録することも可能である。また、
悪意はなくても誤って他人の画像を自分の画像として登
録してしまう場合がある。しかしながら、コンテンツ業
者が他人の画像を画像利用システム登録してしまうと、
著作権を侵害する不正な画像が利用に供されることとな
ってしまう。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、上述したような画像利用システムにおける画像保管
サーバ等の画像保管手段に、不正な画像を登録してしま
うことを未然に防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像管理方
法は、画像データの入力を受け付け、該入力された画像
データを画像保管手段に保管して管理する画像管理方法
において、所定の比較対象画像と前記入力された画像デ
ータにより表される入力画像とが一致するか否かを判定
し、前記比較対象画像と前記入力画像とが一致しないと
判定された場合は前記入力された画像データを前記画像
保管手段に保管し、前記比較対象画像と前記入力画像と
が一致すると判定された場合は警告を発することを特徴
とするものである。
【0010】「比較対象画像」とは、例えばフォトコン
テストに入賞したフォトコンテスト画像、他のプログラ
ムカメラマンが所有する画像等、画像保管手段に保管す
ることは著作権上問題がある画像を意味する。
【0011】「警告」としては、例えば画像保管手段に
接続された画面上に比較対象画像と入力画像とが一致す
る旨を表示したり、その旨を音声で出力することが挙げ
られる。また、例えばコンテンツ業者が自信のパソコン
を用いてネットワーク経由で画像データの入力を行った
場合には、画像データの入力を行ったコンテンツ業者に
対して、入力画像が比較対象画像と一致するため、画像
データの保管を行うことができない旨の電子メールを送
信するようにしてもよい。
【0012】なお、本発明による画像管理方法において
は、前記比較対象画像と前記入力画像とが一致するか否
かの判定を、前記比較対象画像と前記入力画像との相関
値を算出し、該相関値と所定のしきい値とを比較し、該
相関値が該所定のしきい値以上となる場合に、前記比較
対象画像と前記入力画像とが一致すると判定することに
より行うようにしてもよい。
【0013】本発明による画像管理装置は、画像データ
の入力を受け付け、該入力された画像データを画像保管
手段に保管して管理する画像管理装置において、所定の
比較対象画像と前記入力された画像データにより表され
る入力画像とが一致するか否かを判定する判定手段と、
前記比較対象画像と前記入力画像とが一致しないと判定
された場合は前記入力された画像データを前記画像保管
手段に保管し、前記比較対象画像と前記入力画像とが一
致すると判定された場合は警告を発する管理手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0014】なお、本発明による画像保管装置において
は、前記判定手段を、前記比較対象画像と前記入力画像
とが一致するか否かの判定を、前記比較対象画像と前記
入力画像との相関値を算出し、該相関値と所定のしきい
値とを比較し、該相関値が該所定のしきい値以上となる
場合に、前記比較対象画像と前記入力画像とが一致する
と判定することにより行う手段としてもよい。
【0015】なお、本発明による画像管理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムとして提供しても
よい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、画像データの入力が受
け付けられると、所定の比較対象画像と入力画像とが一
致するか否かが判定される。そして、比較対象画像と入
力画像とが一致しないと判定されると、入力された画像
データが画像保管手段に保管される。一方、比較対象画
像と入力画像とが一致すると判定されると、警告が発せ
られる。このため、警告が発せられた画像については、
画像保管手段への保管を中止する等することにより、比
較対象画像と一致する画像を表す画像データが画像保管
手段に保管されてしまうことを未然に防止することがで
きる。
【0017】また、比較対象画像と入力画像とが一致す
るか否かの判定を、比較対象画像と入力画像との相関値
を算出し、算出された相関値と所定のしきい値とを比較
し、相関値がしきい値以上となる場合に、比較対象画像
と入力画像とが一致すると判定するようにすれば、比較
対象画像と入力画像とが一致するか否かの判定を簡易に
行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の実施形態による
画像管理装置を適用した画像利用システムの全体構成を
示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施
形態による画像利用システム100は、プロカメラマン
等のコンテンツ業者による画像の登録を受け付け、これ
をユーザに公開するとともに利用の登録を受け付けるた
めの画像保管業者1と、画像保管業者1へ画像の登録を
行う複数のプロカメラマン等のコンテンツ業者2と、画
像保管業者1に対して画像の閲覧や利用の登録を行う複
数のユーザ3との間で、画像データや画像が記録された
フイルム、ポスター等の画像のやりとりを行うものであ
る。
【0019】画像保管業者1は、画像保管サーバ10を
有する。図2は画像保管サーバ10の構成を示す概略ブ
ロック図である。図2に示すように、画像保管サーバ1
0は、記憶部11、記憶部11に保管された種々のデー
タベースの制御を行うデータベースサーバ12、コンテ
ンツ業者2およびユーザ3が有するパソコン等の端末か
ら画像保管サーバ1にアクセスがあった場合に、端末に
表示する画面を生成するウェブサーバ13、画像保管サ
ーバ10のドメインネームを管理するドメインネームサ
ーバ14、画像保管サーバ10を不正侵入から保護する
ファイアウォール15、並びに記憶部11、データベー
スサーバ12、ウェブサーバ13、ドメインネームサー
バ14およびファイアウォール15を管理する管理用パ
ソコン16を備えている。
【0020】記憶部11は、大量の画像データおよび種
々のデータベースを保管可能なように大容量のハードデ
ィスクあるいはRAIDからなるものである。記憶部1
1には、画像データを保管する画像保管データベースD
B1、記憶部11に保管された画像データの属性情報を
保管する属性情報データベースDB2、検索用キーワー
ドと複数の検索用キーワードを代表するストーリーキー
ワードとを対応付けて保管したキーワードデータベース
DB3、画像保管データベースDB1、属性情報データ
ベースDB2およびキーワードデータベースDB3が関
連付けられて形成された画像情報データベースDB4、
コンテンツ業者2に関する情報を保管するコンテンツ業
者情報データベースDB5、ユーザ情報を保管するユー
ザ情報データベースDB6、並びに過去にフォトコンテ
ストで入賞したフォトコンテスト画像を表す画像データ
を保管するコンテスト画像データベースDB7を有す
る。
【0021】なお、画像保管データベースDB1、属性
情報データベースDB2、キーワードデータベースDB
3、画像情報データベースDB4、コンテンツ業者情報
データベースDB5ユーザ情報データベースDB6、お
よびコンテスト画像データベースDB7はデータベース
サーバ12により管理される。
【0022】画像保管データベースDB1は、コンテン
ツ業者2により登録を依頼された複数の画像データ、画
像のファイル名、これらの画像データのサイズ、および
更新日時等の基本的な情報である画像基本情報とにより
構成される。
【0023】属性情報データベースDB2は、後述する
属性情報データに基づいて画像保管データベースDB1
に保管された全ての画像データについて作成されるもの
であり、図3に示すように、複数の画像データについて
の複数の属性情報と、各属性情報を管理するヘッダ情報
とにより構成される。
【0024】各属性情報は、コンテンツ業者2を特定す
るための業者ID、登録する画像のファイル名、コンテ
ンツ業者2内において画像を識別する識別ID、画像に
ウォーターマークが付与されているか否かを示すフラグ
(付与されている場合は1、付与されていない場合は
0)、メディアを用いて画像の登録を行った場合におけ
るメディアのラベル名、画像のタイトル、画像の撮影
者、画像の撮影日、画像の撮影場所、画像が属するカテ
ゴリ、画像の注文タイプ、画像自体の価格および送料を
示す価格、画像の内容等の説明や撮影条件等を記載した
メモ、並びに利用履歴により構成される。なお、画像の
ファイル名は画像保管データベースDB1に保管される
画像のファイル名と同一となる。ここで、新たな画像デ
ータの登録、削除および属性情報の変更があると、属性
情報データベースDB2が更新される。
【0025】キーワードデータベースDB3は、図4に
示すように、複数のストーリーキーワードRKと、各ス
トーリーキーワードを管理するヘッダ情報とにより構成
される。各ストーリーキーワードRKには、各ストーリ
ーキーワードRKにより代表される複数の検索用キーワ
ードSKが対応付けられている。検索用キーワードSK
は、属性情報データベースDB2に保管された複数の画
像データの属性情報におけるメモから抽出されたキーワ
ードや画像のタイトルに基づいて作成される。
【0026】ここで、ストーリーキーワードは、複数の
検索用キーワードを代表するものである。具体的には、
ストーリーキーワードを「野球大会」とした場合、「練
習風景」、「野球道具」、「試合後の表情」、「小中学
生の大会」、「甲子園大会」等の検索用キーワードがス
トーリーキーワードにより代表されるキーワードとな
る。このストーリーキーワードと検索用キーワードとの
対応付けは、画像保管業者1の管理者により行われる。
【0027】画像情報データベースDB4は、上述した
画像保管データベースDB1、属性情報データベースD
B2およびキーワードデータベースDB3を関連付けた
情報を保管している。すなわち、図5に示すように、画
像情報データベースDB4は、業者ID、属性情報に含
まれた画像のファイル名に対応する画像ID、サイズ、
更新日時、属性情報、検索用キーワード、ストーリーキ
ーワードおよびその他の情報により構成されている。
【0028】コンテンツ業者情報データベースDB5
は、画像利用システム100に登録されたコンテンツ業
者2の情報を保管するものであり、図6に示すように、
複数のコンテンツ業者情報と、各コンテンツ業者情報を
管理するヘッダ情報とにより構成されている。ここで、
新たなコンテンツ業者2の登録、登録内容の変更および
登録の削除があると、コンテンツ業者情報データベース
DB5が更新される。各コンテンツ業者情報は、具体的
には、業者ID、業者名、住所、電話番号、電子メール
アドレス、登録実績、およびその他の情報により構成さ
れる。
【0029】ユーザ情報データベースDB6は、画像利
用システム100に登録されたユーザ3の情報を保管す
るものであり、図7に示すように、複数のユーザ情報
と、各ユーザ情報を管理するヘッダ情報とにより構成さ
れている。ここで、新たなユーザの登録、登録内容の変
更および登録の削除があると、ユーザ情報データベース
DB6が更新される。各ユーザ情報は、具体的には、ユ
ーザID、氏名、生年月日、年齢、住所、趣味、電子メ
ールアドレス、家族構成、画像データの利用実績、およ
びその他の情報により構成される。
【0030】コンテスト画像データベースDB7は、過
去にフォトコンテストで入賞した画像(以下フォトコン
テスト画像とする)を表す画像データを保管するもので
あり、画像保管データベースDB1と同様に、フォトコ
ンテスト画像を表すコンテスト画像データ、ファイル
名、サイズ、入賞したコンテスト名、および更新日時等
の情報により構成される。
【0031】ウェブサーバ13は、コンテンツ業者2お
よびユーザ3から画像保管サーバ10にアクセスがあっ
た場合に、コンテンツ業者2およびユーザ3の端末に表
示する画面を生成したり、画像保管サーバ10のウェブ
サイトを管理するためのものである。すなわち、ウェブ
サーバ13は、新たなコンテンツ業者2やユーザ3から
の要求により、画像利用システム100への登録を受け
付ける画面、画像の検索を行う画面、画像の選択を受け
付ける画面、画像の注文を受け付ける画面等を生成し、
これらの画面を表示するためのデータをコンテンツ業者
2やユーザ3の端末に送信する。
【0032】管理用パソコン16は、本実施形態による
画像検索装置の機能を有するものであり、画像保管サー
バ10にアクセスした端末に表示された検索画面からの
指示に応じて記憶部11に保管されたキーワードデータ
ベースDB3および画像情報データベースDB4を参照
して画像を検索し、検索結果を出力するようにデータベ
ースサーバ12およびウェブサーバ13を制御する。
【0033】また、コンテンツ業者2による画像の登
録、登録内容の変更および画像の削除があった場合に
は、記憶部11に記憶された画像保管データベースDB
1、属性情報データベースDB2、キーワードデータベ
ースDB3および画像情報データベースDB4を更新す
るようデータベースサーバ12を制御する。また、コン
テンツ業者2の登録、登録内容の変更および登録の削除
並びにユーザ3の登録、登録内容の変更および登録の削
除があった場合には、コンテンツ業者情報データDB5
およびユーザ情報データベースDB6を更新するようデ
ータベースサーバ12を制御する。
【0034】ここで、コンテンツ業者2により新たな画
像の登録が行われる場合、管理用パソコン16において
は、コンテスト画像データベースDB7が参照されて、
登録されようとしている画像とフォトコンテスト画像と
が一致するか否かの判定がなされる。この判定は、登録
されようとしている画像と、コンテスト画像データベー
スDB7に保管されているフォトコンテスト画像との相
関値を算出し、この相関値と所定のしきい値とを比較
し、相関値が所定のしきい値以上である場合に、登録さ
れようとしている画像とフォトコンテスト画像とが一致
すると判定するものである。
【0035】そして、フォトコンテスト画像と一致する
と判定された場合には、一致すると判定された画像を登
録しようとしたコンテンツ業者2に対して、登録しよう
としている画像がフォトコンテストに入賞したフォトコ
ンテスト画像と一致している旨の電子メールを送付す
る。このように、登録する画像とフォトコンテスト画像
とが一致するか否かを判定することにより、フォトコン
テスト画像から盗用された画像が、画像保管システム1
00に登録されて、不正な利用に供されることを防止す
ることができる。
【0036】なお、コンテスト画像データベースDB7
に加えて、画像保管データベースDB1をも参照して、
画像保管サーバ10に保管されている画像と、登録しよ
うとしている画像とが一致するか否かを判定してもよ
い。これにより、すでに画像保管サーバ10に保管され
ているコンテンツ業者2の画像と一致する画像が重ねて
画像保管サーバ10に保管されてしまうことを防止する
ことができる。
【0037】また、電子メールの送付に代えて、管理用
パソコン16に登録されようとしている画像とフォトコ
ンテスト画像とが一致する旨のメッセージを表示したり
音声を出力するようにしてもよい。この場合、画像保管
業者1の管理者がその画像の登録を行おうとしているコ
ンテンツ業者2に対して、登録されようとしている画像
とフォトコンテスト画像とが一致する旨が伝えられるこ
ととなる。
【0038】コンテンツ業者2は、インターネット等の
ネットワーク経由で画像保管サーバ10にアクセスする
ための端末としてのパソコン21を有する。コンテンツ
業者2は、自らが撮影したあるいは作成した画像を広く
利用してもらうために、画像利用システム100に自身
を登録するとともに、画像保管業者1の画像保管サーバ
10に画像の登録を行う。
【0039】画像の登録は、パソコン21により画像保
管サーバ10にアクセスして画像データを画像保管サー
バ10にアップロードすることにより行ってもよく、C
D−R、DVD−R、MO等のメディアに画像データを
記録し、これを画像保管業者1に受け渡して画像保管サ
ーバ10に登録を依頼することにより行ってもよい。後
者の場合、登録を受けた画像保管業者1の管理者が、メ
ディアドライブ(不図示)を用いてメディアから画像デ
ータを読み出し、後述するように画像保管サーバ10に
保管されたデータベースに読み出された画像データを登
録することにより、画像が画像保管サーバ10に登録さ
れる。
【0040】なお、コンテンツ業者2は、ユーザ3に貸
し出したり、売却したりするためのフイルム、ポスタ
ー、パネル等の画像本体を画像保管業者1に渡すことに
より、画像本体の管理も画像保管業者1に依頼してもよ
い。また、画像本体の管理は自分で行い、画像の登録の
みを画像保管業者1に対して行うようにしてもよい。こ
の場合、画像保管業者1には、画像本体のサムネイル画
像を表すサムネイル画像データが受け渡され、このサム
ネイル画像データに基づいて画像保管業者1の画像保管
サーバ10に画像の登録が行われる。
【0041】また、コンテンツ業者2は画像保管業者1
に画像の登録を依頼する際に、登録する画像の属性情報
を記録した属性情報データを作成し、これを画像保管業
者1に渡す。図8は属性情報データにより表される属性
情報の内容を示す図である。図8に示すように、属性情
報データは例えばcsvファイル形式により作成される
ものであり、属性情報の内容として、コンテンツ業者2
を特定するための業者ID、登録する画像のファイル
名、コンテンツ業者2内において画像を識別する識別I
D、画像にウォーターマークが付与されているか否かを
示すフラグ(付与されている場合は1、付与されていな
い場合は0)、メディアに画像データを記録する場合に
おけるメディアのラベル名、画像のタイトル、画像の撮
影者、画像の撮影場所、画像の撮影日、画像が属するカ
テゴリ、画像価格と送料とを含む注文タイプ、画像に付
与されるストーリーキーワードを表すストーリー、およ
びメモからなる。なお、この属性情報データに基づいて
属性情報データベースDB2が更新され、さらに画像情
報データベースDB4が更新される。
【0042】業者IDは、コンテンツ業者2が画像利用
システム100に登録する際に、業者毎に発行されるI
Dである。
【0043】画像が属するカテゴリは、1:お正月、
2:クリスマス、3:スナップ、4:スポーツ、5:風
景、6:ビジネス等のように番号が付与されて予め定め
られており、コンテンツ業者2は画像が属するカテゴリ
の番号をここに入力する。なお、画像が複数のカテゴリ
に属する場合には、アンダースコアによりカテゴリの番
号を区切る。
【0044】注文タイプは、1:ネガフイルム、2:ポ
ジフイルム、3:ポスター、4:ダウンロード等のよう
に番号が付与されて予め定められており、コンテンツ業
者2は各画像の注文タイプの番号をここに入力する。な
お、複数の注文タイプの注文を受けることが可能な場合
には、アンダースコアによりカテゴリの番号を区切る。
なお、画像の価格および送料は「=」により区切って注
文タイプの番号に続いて入力する。
【0045】なお、コンテンツ業者2は、画像の1回の
登録につき1つの属性情報データを作成する必要があ
る。例えば、画像データをメディアに記録して画像保管
業者1に渡す場合には、メディアに記録された全ての画
像データについての属性情報を表す属性情報データを作
成し、これを画像データとともにメディアに記録して画
像保管業者1に渡す。
【0046】ここで、コンテンツ業者2が画像データを
メディアに記録した画像保管業者1に渡す場合には、図
9に示すように、メディアにラベルを貼付する必要があ
る。具体的には、そのメディアが画像登録のためのもの
であることを示すラベル、業者IDを記載したラベル、
業者名を記載したラベルおよびメディアを識別するため
の識別番号を記載したラベルをメディアに貼付すればよ
い。
【0047】ユーザ3は、インターネット等のネットワ
ーク経由で画像保管サーバ10にアクセスするための端
末としてのパソコン31を有する。なお、ユーザ3とし
ては、画像を趣味として楽しむ一般ユーザと、画像を商
用として利用するプロユーザとがあるが、本実施形態に
おいては双方を区別することなくユーザ3と称するもの
とする。
【0048】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図10は本実施形態におけるコンテンツ業者2の登
録処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、
コンテンツ業者2の登録処理は、コンテンツ業者2がネ
ットワーク経由で画像保管サーバ10にアクセスするこ
とにより行われるものとして説明する。
【0049】まず、画像保管業者1の画像保管サーバ1
0にコンテンツ業者2によるアクセスがあったか否かが
判定され(ステップS1)、アクセスがあると、ウェブ
サーバ13において画像保管業者1のウェブサイトのト
ップページが生成され(ステップS2)、コンテンツ業
者2のパソコン21に送信される(ステップS3)。ト
ップページ画面はパソコン21においてトップページ画
面として表示される。
【0050】図11はトップページ画面を示す図であ
る。図11に示すように、トップページ画面40には、
種々のボタンを表示するボタン表示フレーム41と、種
々の作業を行う作業フレーム42とが表示される。
【0051】ボタン表示フレーム41には、画像利用シ
ステム100の利用ガイドを表示するための「ご利用ガ
イド」ボタン41A、画像の更新状況を表示するための
「What's new」ボタン41B、FAQを表示するための
「FAQ」ボタン41C、新着情報を表示するための
「新着情報」ボタン41D、画像に対するアクセスラン
キングを表示するための「アクセスランキング」ボタン
41E、画像保管業者1のおすすめ画像を表示するため
の「おすすめ画像」ボタン41F、画像の購入ランキン
グを表示するための「購入ランキング」ボタン41G、
登録されたユーザ3がログインするための「ログイン」
ボタン41H、ログアウトするための「ログアウト」ボ
タン41I、一般ユーザが登録を行う登録画面を表示す
るための「一般ユーザ登録」ボタン41J、プロユーザ
が登録を行う登録画面を表示するための「プロユーザ登
録」ボタン41K、登録されたユーザ3がユーザ属性情
報を変更する属性変更画面を表示するための「ユーザ属
性変更」ボタン41L、コンテンツ業者2が登録を行う
登録画面を表示するための「コンテンツ業者登録」ボタ
ン41M、および他のページの表示中にトップページを
表示させるための「TOP」ボタン41Nが表示され
る。
【0052】なお、トップページ画面40のボタン表示
フレーム41においては、ユーザ3のログイン前には、
「ご利用ガイド」ボタン41A、「What's new」ボタン
41B、「FAQ」ボタン41C、「ログイン」ボタン
41H、「一般ユーザ登録」ボタン41J、「プロユー
ザ登録」ボタン41Kおよび「コンテンツ業者登録」ボ
タン41Mのみが利用可能とされている。
【0053】作業フレーム42は後述する種々の処理を
行う際に使用されるものであり、トップページ画面40
においては、プロユーザ向けの「商用に利用する場合」
ボタン42A、一般ユーザ向けの「趣味に利用する場
合」ボタン42B、プロユーザ向けの写真を選ぶ画面を
表示させるための「写真を選ぶ」ボタン42C、一般ユ
ーザ向けの写真を選ぶ画面を表示させるための「写真を
選ぶ」ボタン42D、プロユーザ向けの写真商品を選択
する画面を表示させるための「写真商品を選ぶ」ボタン
42Eおよび一般ユーザ向けの写真商品を選択する画面
を表示させるための「写真商品を選ぶ」ボタン42Fが
表示される。
【0054】コンテンツ業者2は、自身を画像利用シス
テム100に登録する場合には、「コンテンツ業者登
録」ボタン41Mをクリックする。画像保管サーバ1に
おいては、コンテンツ業者2によりトップページ画面4
0におけるボタン表示フレーム41に表示された「コン
テンツ業者登録」ボタン41Mがクリックされたか否か
が判定され(ステップS4)、ステップS4が肯定され
るとウェブサーバ13において登録画面が生成され(ス
テップS5)、登録画面がコンテンツ業者2のパソコン
21に送信される(ステップS6)。
【0055】コンテンツ業者2は、パソコン21に表示
された登録画面において業者名、住所、電話番号、電子
メールアドレス等の登録情報を入力して送信ボタンをク
リックすると、登録情報が画像保管サーバ10に送信さ
れる。画像保管サーバ10においては、登録情報が受信
されたか否かが判定され(ステップS7)、ステップS
7が肯定されるとコンテンツ業者情報データベースDB
5が更新され(ステップS8)、登録が完了する。続い
て、登録が完了したコンテンツ業者2に登録が完了した
旨の電子メールが送信され(ステップS9)、処理を終
了する。
【0056】なお、コンテンツ業者2は画像利用システ
ム100に登録するための申込用紙に登録に必要な事項
を記載し、この申込用紙を画像保管業者1に送付するこ
とにより、画像保管業者1に対して登録を依頼するよう
にしてもよい。この場合、画像保管業者1の管理者によ
り、画像保管サーバ10に対してコンテンツ業者2の登
録情報が入力されてコンテンツ業者2の登録が行われ
る。
【0057】コンテンツ業者2はこのように画像利用シ
ステム100に自身の登録を行った後に、自身が提供す
る画像の登録を画像保管サーバ10に対して行うことが
できる。
【0058】図12は、本実施形態において画像登録時
に行われる処理を示すフローチャートである。なお、こ
の処理は登録される個々の画像について行われる。画像
の登録のために、画像データが画像保管サーバ10に入
力されると(ステップS11)、コンテスト画像データ
ベースDB7が参照され(ステップS12)、コンテス
ト画像データベースDB7に保管されているフォトコン
テスト画像と登録される画像との相関値が算出される
(ステップS13)。ここで、相関値は、例えばフォト
コンテスト画像と入力された画像データにより表される
画像との相対応する画素における画素値の差分値を算出
し、この差分値を全画素において加算することにより算
出することができる。なお、画像データの画像保管サー
バ10への入力は、ネットワーク経由で、あるいは管理
用パソコン16のメディアドライブにおいてメディアか
ら読み出すことにより行われる。
【0059】続いて、相関値が所定のしきい値以上であ
るか否かが判定され(ステップS14)、ステップS1
4が否定されると入力された画像とフォトコンテスト画
像とが一致しないものとして処理を終了する。一方、ス
テップS14が肯定されると、登録しようとしている画
像がフォトコンテスト画像と一致している旨の電子メー
ルがコンテンツ業者2に送信され(ステップS15)、
処理を終了する。
【0060】このように、登録する画像とフォトコンテ
スト画像とが一致するか否かを判定することにより、フ
ォトコンテスト画像から盗用された画像が、画像保管シ
ステム100に登録されてしまうことを防止でき、これ
により、フォトコンテスト画像が不正な利用に供される
ことを防止することができる。また、コンテンツ業者2
においては、不正な画像を知らずに登録してしまって著
作権法違反等の犯罪を犯してしまうことを未然に防止す
ることができる。
【0061】ユーザ3はパソコン31により画像保管サ
ーバ10にアクセスし、画像の検索を行うことができ
る。図13は、本実施形態において行われるユーザ3に
よる画像検索処理を示すフローチャートである。なお、
トップページ画面40がユーザ3のパソコン31に表示
されるまでの処理は、図10のステップS1からステッ
プS3までの処理と同様であるため、以降の説明におい
ては、トップページ画面40が表示された以降の処理に
ついて説明する。ユーザ3はその種類に応じて「商用に
利用する場合」ボタン42Aおよび「趣味に利用する場
合」ボタン42Bのいずれかをクリックする。
【0062】ここで、商用に利用する場合と趣味に利用
する場合とでは、ボタン42A,42Bをクリックした
以降の画面の表示色が異なる点、および後述する注文タ
イプが異なる点を除いて同様の処理が行われる。このた
め、以降の説明においては、「商用に利用する場合」ボ
タン42Aがクリックされた場合のみを説明し、「趣味
に利用する場合」ボタン42Bがクリックされた場合に
ついては説明を省略する。
【0063】まず、「商用に利用する場合」ボタン42
Aがクリックされたか否かが判定され(ステップS2
1)、ステップS21が肯定されると、プロ用のトップ
画面が表示される。なお、「趣味に利用する場合」ボタ
ン42Bがクリックされると、プロ用のトップ画面とは
表示色が異なる一般ユーザ用のトップ画面が表示され
る。
【0064】図14はプロ用のトップ画面を示す図であ
る。図14に示すように、プロ用のトップ画面43は、
図11に示すトップページ画面と実質的に同一である
が、ユーザ3のログイン前の状態においては、ボタン表
示フレーム41における「ご利用ガイド」ボタン41
A、「What's new」ボタン41B、「FAQ」ボタン4
1C、「新着情報」ボタン41D、「アクセスランキン
グ」ボタン41E、「おすすめ画像」ボタン41F、
「購入ランキング」ボタン41G、「ログイン」ボタン
41H、および「プロユーザ登録」ボタン41Kが利用
可能とされている。なお、ユーザ3が本実施形態による
画像利用システム100にログインしている場合には、
「ログイン」ボタン41Hは利用できない状態とされ、
代わりに「ログアウト」ボタン41Iが利用可能とされ
る。ユーザ3のログインについては後述する。
【0065】そして、「写真を選ぶ」ボタン42Cがク
リックされたか否かが判定され(ステップS22)、ス
テップS22が肯定されると画像検索画面が生成され
(ステップS23)、画像検索画面がユーザ3のパソコ
ン31に送信される(ステップS24)。ユーザ3のパ
ソコン31には画像検索画面が表示される。
【0066】図15は画像検索画面を示す図である。図
15に示すように、画像検索画面には、ボタン表示フレ
ーム41、検索フレーム44および検索結果表示フレー
ム45が表示される。
【0067】検索フレーム44には、後述する通常の検
索を行うための「通常検索」ボタン44A、詳細検索を
行うための「詳細検索」ボタン44B、カテゴリ検索を
行うためのプルダウンメニュー44C、ストーリー検索
を行うためのプルダウンメニュー44D、フリーワード
検索を行う際に検索用キーワードを入力するキーワード
入力ボックス44E、アンド検索またはオア検索を指定
するためのチェックボックス44F、新規検索または絞
込み検索を指定するためのチェックボックス44G、検
索条件をリセットするための「リセット」ボタン44H
および検索を実行するための「検索」ボタン44Iが表
示される。なお、本実施形態においては、「通常検索」
ボタン44Aがクリックされた状態がデフォルト画面と
されている。
【0068】検索結果表示フレーム45には、検索され
た画像のサムネイル画像45A、後述するように選択さ
れて候補ボックスへ移動された画像を見るための「候補
ボックスを見る」ボタン45B、選択したサムネイル画
像を候補ボックスへ移動させるための「候補ボックス
へ」ボタン45C、後述する注文ボックスへ移動された
画像を表示させるための「注文ボックスを表示」ボタン
45D、現在表示されているページ番号を表示するため
の検索ページ表示フィールド45E、およびページを移
動する際にクリックされるページ移動フィールド45F
が表示される。
【0069】なお、本実施形態においては、画像保管業
者1が利用を勧める画像であるおすすめ画像のサムネイ
ル画像を表示した状態が検索結果表示フレーム45のデ
フォルト画面とされる。
【0070】以下、検索フレーム44について詳細に説
明する。図16および図17は画像検索画面における検
索フレーム44の詳細を説明するための図である。カテ
ゴリ検索を行う場合には、ユーザ3がカテゴリ検索を行
うためのプルダウンメニュー44Cをクリックすると、
図16に示すように、お正月、クリスマス、スナップ、
スポーツ等の複数の画像が属するカテゴリがプルダウン
メニュー44Cに表示される。このカテゴリは、属性情
報データベースDB2に含まれる画像が属するカテゴリ
に対応するものである。ユーザ3は表示された複数のカ
テゴリのうちの所望とするカテゴリをクリックすること
により、検索する画像のカテゴリを選択することができ
る。このようにプルダウンメニュー44Cを用いること
により、検索する画像のカテゴリの入力を簡易に行うこ
とができる。
【0071】一方、図17に示すように、ユーザ3がス
トーリー検索を行うためのプルダウンメニュー44Dを
クリックすると、野球大会、かわいい、ピンク、レト
ロ、黄色等の選択可能なストーリーキーワードがプルダ
ウンメニュー44Dに表示される。このストーリーキー
ワードは、キーワードデータベースDB3に保管された
ストーリーキーワードRKに対応するものである。ユー
ザ3は表示されたストーリーキーワードのうちの所望と
するストーリーキーワードをクリックすることによりス
トーリーキーワードRKを選択することができる。この
ようにプルダウンメニュー44Dを用いることにより、
ストーリーキーワードの入力を簡易に行うことができ
る。
【0072】ここで、ストーリーキーワードを用いた検
索を行うことにより、画像情報データベースDB4が参
照されて、ストーリーキーワードに対応付けられた検索
用キーワードを有する全ての画像が検索される。例え
ば、「野球大会」に「練習風景」、「野球道具」、「試
合後の表情」、「小中学生の大会」、「甲子園大会」の
検索用キーワードが対応付けられている場合、「練習風
景」、「野球道具」、「試合後の表情」、「小中学生の
大会」、「甲子園大会」が検索用キーワードとして対応
付けられた全ての画像が検索される。したがって、スト
ーリーキーワードを用いてストーリー検索を行うことに
より、ストーリーキーワードに対応付けられた全ての画
像を検索することができ、これにより、ストーリーを構
築可能な画像の検索を効率よく行うことができる。
【0073】一方、キーワード入力ボックス44Eに
は、ユーザ3により任意の検索用キーワードが入力さ
れ、入力された検索用キーワードに基づく画像の検索が
行われる。ここで、キーワード入力ボックス44Eに検
索用キーワードが入力されて検索が行われる場合、画像
情報データベースDB4における検索用キーワードが参
照され、これに基づいて、検索用キーワードが付与され
た全ての画像が検索される。なお、キーワード入力ボッ
クス44Eには、複数の検索用キーワードをスペースで
区切って入力することができ、チェックボックス44F
のいずれかをチェックすることにより、アンド検索また
はオア検索を行うことができる。
【0074】以上のようにして、ユーザ3がカテゴリ、
ストーリーキーワードおよび/またはフリーワードを指
定し、「検索」ボタン44Iをクリックすることにより
画像の検索が行われる。なお、新たに検索が行われる場
合には、新規検索のチェックボックス44Gがチェック
され、絞込み検索を行う場合には、絞込みのチェックボ
ックス44Gがチェックされる。画像保管データベース
10においては、「検索」ボタン44Iがクリックされ
たか否かが判定され(ステップS25)、ステップS2
5が肯定されると、記憶部11に保管された画像情報デ
ータベースDB4が参照されて画像の検索が行われる
(ステップS26)。そして検索結果画面が生成され
(ステップS27)、これがユーザ3のパソコン31に
送信され(ステップS28)、画像検索処理を終了す
る。これにより、検索結果表示フレーム45に検索結果
が表示される。
【0075】ここで、ユーザ3が検索結果を見た後にさ
らに絞込み検索を行う場合には、絞り込むカテゴリ、ス
トーリーを設定し、あるいは絞り込むキーワードを入力
し、絞込みのチェックボックス44Gをチェックして
「検索」ボタン44Iをクリックすればよい。
【0076】一方、「詳細検索」ボタン44Bがクリッ
クされると検索フレーム44には詳細検索画面が表示さ
れる。図18は検索フレーム44に表示された詳細検索
画面を示す図である。図18に示すように、詳細検索画
面においては、検索フレーム44に、「通常検索」ボタ
ン44A、「詳細検索」ボタン44B、タイトルによる
検索を行うために画像のタイトルを入力するタイトル入
力ボックス44J、撮影者による検索を行うために画像
の撮影者を入力する撮影者入力ボックス44K、撮影日
による検索を行うために画像の撮影日の範囲を入力する
撮影日入力ボックス44L、コンテンツ業者2による検
索を行うためにコンテンツ業者2を入力するコンテンツ
業者入力ボックス44M、カテゴリ検索を行うためのプ
ルダウンメニュー44C、ストーリー検索を行うための
プルダウンメニュー44D、注文タイプによる検索を行
うためのプルダウンメニュー44P、金額による検索を
行うために画像の金額を入力する金額入力ボックス44
Q、キーワード入力ボックス44E、アンド検索または
オア検索を指定するためのチェックボックス44F、新
規検索または絞込み検索を指定するためのチェックボッ
クス44G、「リセット」ボタン44Hおよび「検索」
ボタン44Iが表示される。
【0077】注文タイプとは、ユーザに提供される画像
の態様を表すものである。注文タイプは商用に利用する
場合と趣味に利用する場合とで異なるものであり、例え
ば、商用に利用する場合において利用できる注文タイプ
としては、貸出ポスター、貸出カレンダー、貸出パネ
ル、貸出新聞広告、画像データのダウンロード等が挙げ
られる。また、趣味に利用する場合において利用できる
注文タイプとしては、画像データのダウンロード、ポス
トカード、ネガフイルム、ポジフイルム、フォトフレー
ムの付与、キャラクターの付与等が挙げられる。
【0078】詳細検索画面においては、ユーザ3は画像
のタイトル、画像の撮影者、画像の撮影日、コンテンツ
業者2、注文タイプ、および金額をさらに細かく設定し
てより詳細な画像の検索を行うことができる。
【0079】図19は検索結果画面を示す図である。な
お、図19においては、検索結果表示フレーム45に表
示された画面のみを示す。図19に示すように、検索結
果表示画面においては、検索された画像のサムネイル画
像45A、後述するように選択されて候補ボックスへ移
動された画像を見るための「候補ボックスを見る」ボタ
ン45B、選択したサムネイル画像を候補ボックスへ移
動させるための「候補ボックスへ」ボタン45C、後述
する注文ボックスへ移動された画像を表示させるための
「注文ボックスを表示」ボタン45D、現在表示されて
いるページ番号を表示するための検索ページ表示フィー
ルド45E、ページを移動する際にクリックされるペー
ジ移動フィールド45F、および検索された画像の枚数
を表示する枚数表示フィールド45Gが表示される。
【0080】ユーザ3は検索結果画面の枚数表示フィー
ルド45Gにより、検索された画像の枚数を、サムネイ
ル画像45Aにより検索された画像がどのような画像で
あるかを一見して知ることができる。また、検索された
画像のサムネイル画像45Aの全てを1ページに表示で
きない場合には、ページ移動ボタン45Fをクリックす
ることにより表示するページを変更すれば全てのサムネ
イル画像45Aを表示させることができる。
【0081】そして、この検索結果画面において、候補
ボックスへ移動させたいサムネイル画像45Aについて
は、チェックボックス45Hをチェックするとともに、
プルダウンメニュー45Iにおいてそのサムネイル画像
45Aを移動したい候補ボックスを指定する。なお、プ
ルダウンメニュー45Iには、例えばボックス1、ボッ
クス2というように候補ボックスの番号が表示される
が、任意の名前の候補ボックスを直接プルダウンメニュ
ーに入力するようにしてもよい。この場合、新たな候補
ボックスが作成されてサムネイル画像45Aが移動され
ることとなる。
【0082】このようにして、所望とするサムネイル画
像についてのチェックボックス45Hのチェックおよび
候補ボックスの指定を行った後に、「候補ボックスへ」
ボタン45Cをクリックすると、チェックボックス45
Hがチェックされたサムネイル画像45Aが指定された
候補ボックスへ移動される。これにより、「候補ボック
スへ」ボタン45Cを一度クリックするのみで、サムネ
イル画像45Aを複数の候補ボックスに分類して保管す
ることができるため、サムネイル画像45Aの分類を効
率よく行うことができる。
【0083】候補ボックスに移動されたサムネイル画像
45Aを見たい場合には、「候補ボックスを見る」ボタ
ン45Bをクリックすることにより、候補ボックス画面
が別ウィンドウとしてパソコン31に表示される。図2
0は候補ボックス画面を示す図である。図20に示すよ
うに、候補ボックス画面46には、候補ボックスに移動
されたサムネイル画像46A、候補ボックス名を表示す
る候補ボックス名表示フィールド46B、表示する候補
ボックスを指定するための候補ボックス指定フィールド
46Cが表示される。
【0084】ユーザ3は、候補ボックス画面46におい
て、候補ボックスに移動されたサムネイル画像46Aを
見ることができる。また、候補ボックス指定フィールド
46Cにおいて所望とする候補ボックスの番号をクリッ
クすることにより、他の候補ボックスに移動したサムネ
イル画像46Aを表示することができる。ここで、ユー
ザ3が候補ボックスを作成した場合には、作成した候補
ボックス名が候補ボックス指定フィールド46Cに表示
される。
【0085】なお、検索結果表示フレーム45には、上
述したように検索された画像のサムネイル画像45Aが
検索結果画面として表示されるが、ボタン表示フレーム
41における「新着情報」ボタン41Dをクリックする
ことにより、新たに画像保管業者1に登録された画像の
サムネイル画像45Aの表示画面を検索結果表示フレー
ム45に表示することができる。また、「アクセスラン
キング」ボタン41Eをクリックすることにより、過去
1年以内における閲覧回数が上位30位までの画像のサ
ムネイル画像45Aの表示画面を検索結果表示フレーム
45に表示することができる。ここで、「閲覧」とは、
後述するように画像の詳細画面が表示されたことを意味
する。
【0086】また、「おすすめ画像」ボタン41Fをク
リックすることにより、デフォルト画面であるおすすめ
画像のサムネイル画像45Aの表示画面を検索結果表示
フレーム45に表示することができる。さらに、「購入
ランキング」ボタン41Gをクリックすることにより、
過去1年以内における購入回数が上位30位までの画像
のサムネイル画像45Aの表示画面を検索結果表示フレ
ーム45に表示することができる。
【0087】さらに、トップ画面43において、「写真
商品を選ぶ」ボタン42Eをクリックすると、図21に
示すように作業フレーム42には写真商品画面47が表
示される。写真商品画面47には、種々のフォトフレー
ム等の写真商品のサムネイル画像47Aが表示されてお
り、所望とする写真商品のサムネイル画像47Aをクリ
ックすることにより、その写真商品に合う画像が検索さ
れて検索された画像のサムネイル画像45Aの表示画面
が検索結果表示フレーム45に表示される。
【0088】一方、検索結果表示フレーム45に表示さ
れたサムネイル画像45Aあるいは候補ボックス画面4
6Aに表示されたサムネイル画像46Aの詳細な情報を
見たい場合には、ユーザ3は画像利用システム100に
ログインする必要があるため、ボタン表示フレーム41
における「ログイン」ボタン41Hをクリックする。こ
れにより、図22に示すログイン画面48が別ウィンド
ウで表示される。図22に示すように、ログイン画面4
8には、ユーザIDを入力するためのユーザID入力ボ
ックス48A、パスワードを入力するためのパスワード
ボックス48B、新たにユーザ登録を行うための「新規
登録」ボタン48C、およびログインするための「ログ
イン」ボタン48Dが表示される。
【0089】ユーザ3はすでに登録を完了している場合
には、ユーザIDおよびパスワードをユーザID入力ボ
ックス48Aおよびパスワード入力ボックス48Bにそ
れぞれ入力し、「ログイン」ボタン48Dをクリックす
ることにより、画像利用システム100にログインする
ことができる。
【0090】一方、ユーザ3が未登録の場合は、「新規
登録」ボタン48Cをクリックすることにより、氏名、
住所、電話番号、生年月日、電子メールアドレス等を入
力するための登録画面(不図示)が表示され、ここに必
要な事項を入力して画像保管サーバ10に送信すること
により、ユーザ3は画像利用システム100に自身を登
録することができる。ここで、ユーザ登録の際には、プ
ロユーザとして登録するか一般ユーザとして登録するか
を選択することができる。なお、登録の確認は画像保管
サーバ10がユーザ3にユーザIDおよびパスワードを
記載した電子メールを送信することにより行われる。
【0091】なお、ログインおよびユーザ登録は、トッ
プページ画面40においても行うことができる。すなわ
ち、登録済みのユーザ3は、トップページ画面40のボ
タン表示フレーム41において「ログイン」ボタン41
Hをクリックすることにより、図23に示すように作業
フレーム42に、ユーザID入力ボックス42H、パス
ワードボックス42I、前ページに戻るための「戻る」
ボタン42Jおよびログインするための「ログイン」ボ
タン42Kが表示される。ユーザ3はこの画面において
ユーザIDおよびパスワードをユーザID入力ボックス
42Hおよびパスワード入力ボックス42Iにそれぞれ
入力し、「ログイン」ボタン42Kをクリックすること
により、画像利用システム100にログインすることが
できる。そして、ログインした状態において、画像の検
索等種々の作業を行うことができる。この際、ユーザI
Dに基づいて、ログインするユーザ3がプロユーザが一
般ユーザであるかが識別され、ログインしたユーザ3の
種類に応じた画面がパソコン31に表示される。
【0092】また、未登録のユーザ3は、ボタン表示フ
レーム41における「一般ユーザ登録」ボタン41Jま
たは「プロユーザ登録」ボタン41Kをクリックするこ
とにより、ユーザ登録を行うことができる。この際、登
録画面は一般ユーザおよびプロユーザに応じて画面の表
示色や入力する項目が異なるものが使用される。
【0093】なお、画像保管業者1に登録済みのユーザ
3は、ボタン表示フレーム41における「ユーザ属性変
更」ボタン41Lをクリックすることにより、ユーザ3
は自身の情報の変更を行うことができる。
【0094】画像利用システム100へのログインを完
了したユーザ3は、検索結果画面あるいは候補ボックス
画面46においてサムネイル画像45A,46Aをクリ
ックすることにより、クリックしたサムネイル画像45
A,46Aにより表される画像についての詳細な情報を
表示することができる。ここで、サムネイル画像45
A,46Aをクリックすることにより、詳細情報画面が
別ウィンドウにて表示される。
【0095】なお、画像利用システム100へのログイ
ン後に検索を行って検索結果画面や候補ボックス画面4
6を表示させたユーザ3は、サムネイル画像45A,4
6Aをクリックするのみで、画像についての詳細な情報
を表示することができる。
【0096】図24は詳細情報画面を示す図である。図
24に示すように詳細情報画面49には、選択した画像
の拡大画像49A、選択した画像のタイトルや撮影者等
の属性情報を表示する属性情報表示フィールド49B、
画像が属するカテゴリを表示するカテゴリ表示フィール
ド49C、画像に付与されたストーリーキーワードを表
示するストーリー表示フィールド49D、注文タイプを
表示する注文タイプ表示フィールド49E、表示されて
いる画像を注文ボックスに移動するための「注文ボック
スに入れる」ボタン49F、注文ボックスに移動された
画像を表示するための「注文ボックスを表示」ボタン4
9Gおよびその画像の過去の利用履歴を表示させるため
の「履歴表示」ボタン49Hが表示される。
【0097】注文タイプ表示フィールド49Eには、貸
出ポスター、貸出新聞広告およびダウンロード等の注文
タイプを指定するためのチェックボックス49I、注文
タイプに応じた画像の価格を表示する価格表示フィール
ド49J、送料を表示する送料表示フィールド49K、
並びに注文する数量を入力するための数量入力ボックス
49Lが表示される。
【0098】ユーザ3は、詳細情報画面49において選
択した画像の詳細な情報を確認した後、注文を行うので
あれば、所望とする注文タイプのチェックボックス49
Iをチェックし、数量入力ボックス49Lに数量を入力
し、さらに「注文ボックスに入れる」ボタン49Fをク
リックする。これにより、詳細情報画面49に表示され
た画像が注文ボックスに移動される。
【0099】一方、詳細情報画面49において、「履歴
表示」ボタン49Hをクリックすることにより、属性情
報データベースDB2が参照されて詳細情報画面49に
表示された画像についての過去の利用履歴が表示され
る。図25は利用履歴表示画面を示す図である。図25
に示すように、利用履歴表示画面49Kには、利用履歴
を表示する利用履歴表示フィールド49Lおよびさらに
詳細な利用履歴を画像保管業者1に電子メールで問い合
わせるための「問い合わせ」ボタン49Mが表示され
る。
【0100】利用履歴表示フィールド49Lに表示され
る利用履歴としては、過去の用途、広告に使用した会社
名、使用した時期、使用期間等が含まれる。
【0101】ユーザ3は、利用履歴表示画面49Kにお
いて、詳細情報画面49に表示された画像の過去の利用
履歴を確認することができるため、例えば競合会社が広
告に使用した画像を再度使用してしまうという事態を防
止することができる。
【0102】ここで、ユーザ3は利用時の価格等さらに
詳細な利用履歴を知りたい場合には、「問い合わせ」ボ
タン49Mをクリックして画像保管業者1に詳細な利用
履歴を問い合わせることができる。また、ユーザ3に応
じて、表示可能な利用履歴のランクを定めておき、ラン
クに応じた利用履歴の内容を表示するようにしてもよ
い。
【0103】なお、詳細情報画面49における「注文ボ
ックスを表示」ボタン49Gをクリックすることによ
り、注文ボックスに移動された画像を表示することがで
きる。なお、検索結果画面45における「注文ボックス
を表示」ボタン45Dをクリックすることによっても、
注文ボックスに移動された画像を表示することができ
る。
【0104】図26は注文ボックス表示画面を示す図で
ある。図26に示すように、注文ボックス表示画面50
には、注文ボックスに移動された画像のサムネイル画像
50A、タイトル、撮影者、注文タイプ、注文枚数およ
び料金を表示する情報表示フィールド50B、並びに画
像を注文ボックスから削除するための「注文ボックスか
ら削除」ボタン50Cが一覧表示されるとともに、合計
料金を表示する料金表示フィールド50D、注文を行う
ための「注文する」ボタン50E、および詳細画面49
に戻るための「戻る」ボタン50Fが表示される。
【0105】ユーザ3は、注文ボックス表示画面50に
おいて、削除したいサムネイル画像50Aの欄における
「注文ボックスから削除」ボタン50Cをクリックする
ことにより、その画像を注文ボックスから削除すること
ができる。また、「戻る」ボタン50Fをクリックする
ことにより、詳細情報画面49に戻ることができる。そ
して、「注文する」ボタン50Eをクリックすると、送
付先住所確認画面が表示される。
【0106】図27は送付先住所確認画面を示す図であ
る。図27に示すように、送付先住所確認画面51に
は、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メ
ールアドレス、および生年月日の入力ボックス51A、
性別のチェックボックス51B並びに注文を実行するた
めの「注文する」ボタン51Cが表示される。なお、送
付先住所確認画面51においては、注文中のユーザ3の
郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、メール
アドレス、生年月日が初期状態として入力ボックス51
Aに入力されている。また、チェックボックス51Bに
おいては画像保管サーバ10にアクセス中のユーザ3の
性別がチェックされている。
【0107】ユーザ3は、送付先を変更する場合は、こ
の送付先住所確認画面51の入力ボックス51Aに、変
更する送付先の郵便番号、住所、氏名、電話番号、FA
X番号、メールアドレス等を入力し、さらに変更する性
別のチェックボックス51Bをチェックすればよい。そ
して、送付先住所の確認または入力後、「注文する」ボ
タン51Cをクリックすることにより、注文内容確認画
面が表示される。
【0108】図28は注文内容確認画面を示す図であ
る。図28に示すように、注文内容確認画面52には、
注文内容の詳細を表示する注文内容表示フィールド52
A、注文を確定するための「この注文内容で注文する」
ボタン52Bおよび送付先住所確認画面51に戻るため
の「戻る」ボタン52Cが表示される。ユーザ3は、注
文内容表示フィールド52Aを確認した後に、「この注
文内容で注文する」ボタン52Bをクリックすることに
より、注文が完了しその旨が画像保管サーバ10におい
て受け付けられる。画像保管サーバ10は注文を受け付
けると確認のための電子メールをユーザ3に送信し、注
文受け付けを完了する。
【0109】なお、注文が画像の貸し出し場合におい
て、画像本体の管理をコンテンツ業者2が行っている場
合には、注文があった旨がコンテンツ業者2に電子メー
ル等により連絡される。連絡を受けたコンテンツ業者2
は、注文があったポスターやネガフイルム等の画像本体
をユーザ3に送付する。一方、画像本体の管理を画像保
管業者1が行っている場合には、画像保管業者1は注文
があったポスターやネガフイルム等の画像本体をユーザ
3に送付する。これによりユーザ3は注文した画像の貸
し出しを受けることができる。
【0110】また、注文がダウンロードの場合には、図
29に示すように、ボタン表示フレーム41にダウンロ
ードを行うための「ダウンロード」ボタン41Oが追加
される。ここで、ダウンロードの注文を行った場合、ユ
ーザ3が注文後所定期間(例えば2週間)は自由に画像
データをダウンロードできるように画像保管業者1がサ
ービスを提供している。このため、ユーザ3がダウンロ
ードボタン41Oをクリックすると、過去所定期間以内
にダウンロードの注文をした画像の一覧(サムネイル画
像)が表示される。ユーザ3はこの画像の一覧において
画像を選択して選択した画像を表す画像データのダウン
ロードを行うことができる。
【0111】ところで、コンテンツ業者2もユーザ3と
同様に、業者IDを用いて本実施形態による画像利用シ
ステム100にログインすることができる。コンテンツ
業者2がログインした場合、図30に示すようにボタン
表示フレーム41には、コンテンツ業者2専用の「コン
テンツ業者メニュー」ボタン41Pが表示される。な
お、コンテンツ業者2の業者IDは、ユーザIDとは区
別されているため、入力されたIDが業者IDである場
合にのみ、図30に示すように「コンテンツ業者メニュ
ー」ボタン41Pが表示される。
【0112】また、コンテンツ業者2もユーザ3と同様
に、トップページ画面40に表示された「商用に利用す
る場合」ボタン42Aおよび「趣味に利用する場合」ボ
タン42Bをクリックして画像検索画面を表示し、画像
の検索および詳細表示を行うことができる。ここで、詳
細表示した画像が自身が登録したものである場合には、
コンテンツ業者用の詳細設定画面が表示される。
【0113】図31はコンテンツ業者用の詳細設定画面
を示す図である。図31に示すように詳細設定画面53
においては、コンテンツ業者2が画像の属性の変更等を
行うことができるものであり、画像53A、タイトルを
入力するためのタイトル入力ボックス53B、画像ID
を表示する画像ID表示フィールド53C、撮影者を入
力するための撮影者入力ボックス53D、撮影日を入力
するための撮影日入力ボックス53E、撮影場所を入力
するための撮影場所入力ボックス53F、コンテンツ業
者名を表示するための業者名表示フィールド53G、画
像の説明を入力するための説明入力ボックス53H、画
像が属するカテゴリを設定するためのカテゴリチェック
ボックス53I、画像のストーリーを設定するためのス
トーリーチェックボックス53J、画像の注文タイプを
設定するための注文タイプチェックボックス53K、画
像の価格を入力するための価格入力ボックス53L、画
像の送料を入力するための送料入力ボックス53M、画
像の属性を変更するための「画像属性を変更する」ボタ
ン53N、および画像を削除するための「画像を削除す
る」ボタン53Oが表示される。
【0114】なお、デフォルト状態においては、属性情
報データベースDB2および画像情報データベースDB
4に保管された情報に基づいて、各入力ボックスに情報
の入力がなされ、かつチェックボックスがチェックされ
ている。
【0115】コンテンツ業者2は、詳細設定画面53に
おいて、画像の属性の変更、注文タイプや価格の変更を
行うことができる。すなわち、画像のタイトル、撮影
者、撮影日、撮影場所、画像の説明、価格および送料の
各入力ボックスに入力されている情報を修正し、さらに
変更したい属性についてのチェックボックスのチェック
項目を変更した後に、「画像属性を変更する」ボタン5
3Nをクリックすることにより、その画像の属性情報を
変更することができる。これにより、属性情報データベ
ースDB2さらには画像情報データベースDB4が更新
される。一方、「画像を削除」ボタン53Oをクリック
することにより、詳細設定画面53に表示されている画
像を削除することができる。
【0116】一方、コンテンツ業者2がボタン表示フレ
ーム41における「コンテンツ業者メニュー」ボタン4
1Pをクリックすることにより、コンテンツ業者管理メ
ニュー画面が表示される。
【0117】図32はコンテンツ業者管理メニュー画面
を示す図である。図32に示すように、コンテンツ業者
管理メニュー画面54には、画像の売れ行きに関する情
報を表示するための「売れ行き情報」ボタン54A、画
像の貸し出しを管理する「貸出管理」ボタン54Bおよ
びトップページに戻るための「TOPへ」ボタン54C
が表示される。
【0118】コンテンツ業者2が「売れ行き情報」ボタ
ン54Aをクリックすると、売れ行き情報を取得するた
めに、画像の注文が行われた期間の入力を行うための期
間入力画面が表示される。図33は期間入力画面を示す
図である。図33に示すように、期間入力画面55に
は、期間を入力するための期間入力ボックス55Aおよ
び売れ行き情報を表す売れ行き情報データをダウンロー
ドするための「ダウンロード」ボタン55Bが表示され
る。コンテンツ業者2が期間入力ボックス55Aに期間
を入力し、「ダウンロード」ボタン55Bをクリックす
ると、売れ行き情報を表す売れ行き情報データのダウン
ロードが行われる。
【0119】図34は売れ行き情報データにより表され
る売れ行き情報を示す図である。図34に示すように、
売れ行き情報には、業者ID、画像ID、業者名、画像
のタイトル、撮影者、撮影場所、撮影日、注文日、注文
タイプ、金額および注文枚数が含まれている。コンテン
ツ業者2は、この売れ行き情報を確認することにより、
画像の売れ行きの分析を行うことができる。
【0120】一方、コンテンツ業者2が「貸出管理」ボ
タン54Bをクリックすると、貸し出し管理画面が表示
される。図35は貸し出し管理画面を示す図である。図
35に示すように、貸出管理画面56には、貸し出され
て返却されていない未返却画像のサムネイル画像56
A、画像ID56B、返却済みである場合にコンテンツ
業者2によりチェックされるチェックボックス56Cお
よび貸出管理画面の更新を行う「更新」ボタン56Dが
表示される。コンテンツ業者2は貸出管理画面56にお
いて、返却があった画像のチェックボックス56Cをチ
ェックし、「更新」ボタン56Dをクリックすると、貸
出管理画面56が更新される。
【0121】さらに、画像保管業者1自体が画像利用シ
ステム100の管理を行う必要がある。本実施形態にお
いては、画像保管業者1自体に画像利用システム100
の運用管理を行うための運用管理IDが発行されてお
り、画像保管業者1の管理者は、画像保管サーバ10に
おける管理用パソコン16に図11に示すトップページ
画面40を表示し、「ログイン」ボタン41Hをクリッ
クすることによりログイン画面を表示し、そしてログイ
ン画面において運用管理IDおよびパスワードを入力す
ることにより、画像利用システム100にログインして
画像利用システム100の運用管理を行うことができ
る。ここで、画像保管業者1の管理者が運用管理IDを
用いてログインすると、図36に示すように、ボタン表
示フレーム44に管理者用の「運用管理メニュー」ボタ
ン41Qが表示される。なお、画像保管業者1の運用管
理IDは、ユーザIDとは区別されているため、入力さ
れたIDが運用管理IDである場合にのみ、図36に示
すように「運用管理メニュー」ボタン41Qが表示され
る。
【0122】画像保管業者1の管理者が「運用管理メニ
ュー」ボタン41Qをクリックすると、運用管理メニュ
ー画面が表示される。図37は運用管理メニュー画面を
示す図である。図37に示すように運用管理メニュー画
面57には、コンテンツ業者2を管理するための「コン
テンツ業者管理」ボタン57A、画像が属するカテゴリ
を管理するための「カテゴリ管理」ボタン57B、スト
ーリーキーワードの管理を行うための「キーワード管
理」ボタン57C、注文タイプを管理するための「注文
タイプ管理」ボタン57D、課金情報をダウンロードす
るための「課金情報ダウンロード」ボタン57Eおよび
トップページに戻るための「TOPへ」ボタン57Fが
表示される。
【0123】画像保管業者1の管理者が、運用管理メニ
ュー画面57において「コンテンツ業者管理」ボタン5
7Aをクリックすることにより、コンテンツ業者2を管
理するためのコンテンツ業者管理画面が表示され、この
コンテンツ業者管理画面において新たなコンテンツ業者
2の登録、登録内容の変更、および登録の抹消を行うこ
とができる。
【0124】図38はコンテンツ業者管理画面を示す図
である。図38に示すようにコンテンツ業者管理画面5
8には、業者IDおよび業者名の一覧を表示する一覧表
示フィールド58A、削除の際にチェックするチェック
ボックス58B、新たなコンテンツ業者2の登録を行う
「追加」ボタン58C、登録されているコンテンツ業者
2の登録の抹消を行うための「削除」ボタン58Dおよ
び前ページに戻るための「戻る」ボタン58Eが表示さ
れる。
【0125】画像保管業者1の管理者は、コンテンツ業
者2の登録内容を変更する場合において、一覧表示フィ
ールド58Aに表示された業者IDをクリックすると、
コンテンツ業者2の登録内容を変更する画面が表示さ
れ、この画面においてコンテンツ業者2の登録内容を変
更することができる。
【0126】また、新たなコンテンツ業者2の登録を行
う場合には、「追加」ボタン58Cをクリックすると、
コンテンツ業者2の登録画面が表示され、この画面にお
いて新たなコンテンツ業者2の登録を行うことができ
る。なお、画像保管業者1の管理者がコンテンツ業者2
の登録を行う場合とは、コンテンツ業者2から郵送等に
より登録の申し込みを受け付けた場合である。
【0127】さらに、コンテンツ業者2の登録を抹消す
る場合には、削除したいコンテンツ業者のチェックボッ
クス58Bをクリックし、「削除」ボタン58Dをクリ
ックすると、チェックボックス58Bをチェックしたコ
ンテンツ業者2の登録を抹消することができる。
【0128】なお、コンテンツ業者2の登録、登録内容
の変更および登録の抹消を行った場合には、コンテンツ
業者情報データベースDB5が更新される。また、コン
テンツ業者2にはその旨を伝えるための電子メールが送
信される。とくに、新たな登録を行った場合には、登録
を行ったコンテンツ業者2が直ちに画像利用システム1
00を利用できるように、電子メールに業者IDおよび
パスワードが含められる。
【0129】画像保管業者1の管理者が、運用管理メニ
ュー画面57において「カテゴリ管理」ボタン57Bを
クリックすると、画像が属するカテゴリを管理するため
のカテゴリ管理画面が表示され、このカテゴリ管理画面
において画像カテゴリの追加、修正および削除を行うこ
とができる。
【0130】図39はカテゴリ管理画面を示す図であ
る。図39に示すようにカテゴリ管理画面59には、カ
テゴリ名を選択するためのプルダウンメニュー59A、
カテゴリIDを表示するカテゴリID表示フィールド5
9B、カテゴリ名の表示および入力を行うカテゴリ名入
力ボックス59C、新たなカテゴリの追加を行う「追
加」ボタン59D、カテゴリ名を修正するための「修
正」ボタン59E、カテゴリの削除を行うための「削
除」ボタン59Fおよび前ページに戻るための「戻る」
ボタン59Gが表示される。
【0131】画像保管業者1の管理者は、新たなカテゴ
リ名を追加したい場合には、プルダウンメニュー59A
において「新規」を選択し、カテゴリ名入力ボックス5
9Cに追加したいカテゴリ名を入力し、追加ボタン59
Dをクリックすることにより、新たなカテゴリ名が追加
される。
【0132】また、カテゴリ名を修正したい場合には、
プルダウンメニュー59Aにおいて修正したいカテゴリ
名を選択すると、そのカテゴリIDがカテゴリID表示
フィールド59Bに表示され、カテゴリ名がカテゴリ名
入力ボックス59Cに表示される。そして、カテゴリ名
入力ボックス59Cに表示されたカテゴリ名を修正し、
「修正」ボタン59Eをクリックすることにより、選択
したカテゴリ名が修正される。
【0133】さらに、カテゴリ名を削除したい場合に
は、プルダウンメニュー59Aにおいて削除したいカテ
ゴリ名を選択すると、そのカテゴリIDがカテゴリID
表示フィールド59Bに表示され、カテゴリ名がカテゴ
リ名入力ボックス59Cに表示される。そして、「削
除」ボタン59Fをクリックすることにより、選択した
カテゴリ名が削除される。
【0134】このように、カテゴリ名の追加、修正およ
び削除を行うと、属性情報データベースDB2および画
像情報データベースDB4が更新される。
【0135】なお、カテゴリ名の削除は、削除しようと
するカテゴリに属する画像が画像保管サーバ10に登録
されている場合には行うことができない。この場合、カ
テゴリ名にて画像を検索し、検索により得られた画像の
詳細画面において削除しようとするカテゴリ名をその画
像から外した後に削除を行えばよい。
【0136】画像保管業者1の管理者が、運用管理メニ
ュー画面57において「キーワード管理」ボタン57C
をクリックすると、ストーリーキーワードを管理するた
めのキーワード管理画面が表示され、このキーワード管
理画面においてストーリーキーワードの追加、修正およ
び削除を行うことができる。
【0137】図40はキーワード管理画面を示す図であ
る。図40に示すようにキーワード管理画面60には、
ストーリーキーワード名を選択するためのプルダウンメ
ニュー60A、ストーリーキーワード名の表示および入
力を行うストーリーキーワード名入力ボックス60B、
ストーリーキーワードに対応付けるための検索用キーワ
ードの表示および入力を行う検索用キーワード入力ボッ
クス60C、新たなストーリーキーワードの追加を行う
「追加」ボタン60D、ストーリーキーワード名および
検索用キーワードを修正するための「修正」ボタン60
E、ストーリーキーワードの削除を行うための「削除」
ボタン60Fおよび前ページに戻るための「戻る」ボタ
ン60Gが表示される。
【0138】画像保管業者1の管理者は、新たなストー
リーキーワードを追加したい場合には、プルダウンメニ
ュー60Aにおいて「新規」を選択し、ストーリーキー
ワード名入力ボックス60Cに追加したいストーリーキ
ーワード名を入力し、さらに追加したいストーリーキー
ワードに対応付けたい検索用キーワードを検索用キーワ
ード入力ボックス60Cに入力して「追加」ボタン60
Dをクリックすることにより、新たなストーリーキーワ
ード名が追加される。
【0139】また、ストーリーキーワード名やこれに対
応付けられた検索用キーワードを修正したい場合には、
プルダウンメニュー60Aにおいて修正したいストーリ
ーキーワード名を選択すると、選択したストーリーキー
ワード名がストーリーキーワード名入力ボックス60B
に、選択したストーリーキーワードに対応付けられた検
索用キーワードが、検索用キーワード入力ボックス60
Cに表示される。そして、ストーリーキーワード名入力
ボックス60Cに表示されたストーリーキーワード名を
修正し、さらに必要な場合に検索用キーワード入力ボッ
クス60Cに表示された検索用キーワードの追加、削
除、修正を行い、「修正」ボタン60Eをクリックする
ことにより、選択したストーリーキーワード名およびこ
れに対応付けられた検索用キーワードが修正される。
【0140】さらに、ストーリーキーワード名を削除し
たい場合には、プルダウンメニュー60Aにおいて削除
したいストーリーキーワード名を選択すると、選択した
ストーリーキーワード名がストーリーキーワード名入力
ボックス60Cに表示され、選択したストーリーキーワ
ードに対応付けられた検索用キーワードが検索用キーワ
ード入力ボックス60Cに表示される。そして、「削
除」ボタン60Fをクリックすることにより、選択した
ストーリーキーワード名が削除される。
【0141】ここで、ストーリーキーワードの追加、修
正および削除が行われると、キーワードデータベースD
B3および画像情報データベースDB4が更新される。
【0142】なお、ストーリーキーワード名の削除は、
削除しようとするストーリーキーワードが付与された画
像が画像保管サーバ10に登録されている場合には行う
ことができない。この場合、ストーリーキーワード名に
て画像を検索し、検索された画像の詳細画面において削
除しようとするストーリーキーワード名をその画像から
外した後に削除を行えばよい。
【0143】画像保管業者1の管理者が、運用管理メニ
ュー画面57において「注文タイプ管理」ボタン57D
をクリックすることにより、注文タイプを管理するため
の注文タイプ管理画面が表示され、この注文タイプ管理
画面において注文タイプの追加、修正および削除を行う
ことができる。
【0144】図41は注文タイプ管理画面を示す図であ
る。図41に示すように注文タイプ管理画面61には、
注文タイプを選択するためのプルダウンメニュー61
A、注文タイプIDを表示する注文タイプID表示フィ
ールド61B、注文タイプの表示および入力を行う注文
タイプ入力ボックス61C、新たな注文タイプの追加を
行う「追加」ボタン61D、注文タイプを修正するため
の「修正」ボタン61E、注文タイプの削除を行うため
の「削除」ボタン61F、前ページに戻るための「戻
る」ボタン61G、注文タイプの対象をプロユーザにす
るか一般ユーザにするかを選択するためのチェックボッ
クス61H、注文タイプが画像か写真用品の注文カテゴ
リを選択するためのチェックボックス61I、注文カテ
ゴリが写真用品の場合に、写真用品の画像を選択するた
めにファイル名を入力するファイル名入力ボックス61
J、写真用品の画像を表示する画像表示フィールド61
K、およびコメントを入力するコメント入力ボックス6
1Lが表示される。
【0145】画像保管業者1の管理者は、新たな注文タ
イプを追加したい場合には、プルダウンメニュー61A
において「新規」を選択し、注文タイプ入力ボックス6
1Cに追加したい注文タイプ名を入力し、チェックボッ
クス61Hの一方または双方をチェックし、注文カテゴ
リのいずれか一方をチェックして「追加」ボタン61D
をクリックすることにより、新たな注文タイプが追加さ
れる。
【0146】なお、注文カテゴリが写真用品の場合に
は、写真用品を紹介するための画像が必要となることか
ら、ファイル名入力ボックス61Jにおいて写真用品の
画像データのファイル名を入力すると、写真用品の画像
が画像表示フィールド61Kに表示される。また、必要
であればコメント61Lをコメント入力ボックス61L
に入力する。そして、「追加」ボタン61Dをクリック
すると、新たな写真用品が注文タイプに追加される。
【0147】また、注文タイプを修正したい場合には、
プルダウンメニュー61Aにおいて修正したい注文タイ
プを選択すると、その注文タイプIDが注文タイプID
表示フィールド61Bに表示され、注文タイプ名が注文
タイプ入力ボックス61Cに表示される。また、注文タ
イプの対象および注文カテゴリのチェックボックス61
H,61Iには登録されている注文タイプの対象および
注文カテゴリにチェックがなされる。そして、注文タイ
プ入力ボックス61Cに表示された注文タイプを修正
し、必要であれば、対象、注文カテゴリさらには写真用
品の場合には、表示する画像の選択、コメントの入力を
行い、「修正」ボタン61Eをクリックすることによ
り、選択した注文タイプが修正される。
【0148】さらに、注文タイプを削除したい場合に
は、プルダウンメニュー61Aにおいて削除したい注文
タイプを選択すると、その注文タイプIDが注文タイプ
ID表示フィールド61Bに表示され、注文タイプ名が
注文タイプ入力ボックス61Cに表示される。そして、
「削除」ボタン61Fをクリックすることにより、選択
した注文タイプが削除される。
【0149】なお、注文タイプの追加、修正および削除
を行うと、属性情報データベースDB2および画像情報
データベースDB4が更新される。
【0150】画像保管業者1の管理者が、運用管理メニ
ュー画面57において「課金情報ダウンロード」ボタン
57Eをクリックすることにより、コンテンツ業者2へ
の課金情報を表す課金情報データをダウンロードするた
めの課金情報ダウンロード画面が表示され、この課金情
報ダウンロード画面において、コンテンツ業者2への課
金情報を表す課金情報データをダウンロードすることが
できる。
【0151】図42は課金情報ダウンロード画面を示す
図である。図42に示すように課金情報ダウンロード画
面62には、課金情報のダウンロードを所望するコンテ
ンツ業者2を選択するためのプルダウンメニュー62
A、課金情報を取得する期間を入力するための期間入力
ボックス62B、課金情報データをダウンロードするた
めの「ダウンロード」ボタン62Cおよび前ページに戻
るための「戻る」ボタン62Dが表示される。
【0152】画像保管業者1の管理者は、コンテンツ業
者2の課金情報を取得したい場合には、プルダウンメニ
ュー62Aにおいて課金情報の取得を所望するコンテン
ツ業者2を選択し、期間入力ボックス62Bに課金情報
を取得する期間を入力し、「ダウンロード」ボタン62
Cをクリックすると、該当するコンテンツ業者2の課金
情報データのダウンロードが行われる。なお、プルダウ
ンメニュー62Aにおいて全てを選択すると、全てのコ
ンテンツ業者2の課金情報データがダウンロードされ
る。
【0153】図43は課金情報データにより表される課
金情報を示す図である。図43に示すように、課金情報
には、業者ID、画像ID、業者名、画像のタイトル、
撮影者、撮影場所、撮影日、注文日、注文タイプ、金額
および注文枚数が含まれている。画像保管業者1は、こ
の課金情報を確認することにより、コンテンツ業者2へ
の課金の集計を行うことができる。
【0154】ところで、画像保管業者1の管理者もユー
ザ3と同様に、トップページ画面40に表示された「商
用に利用する場合」ボタン42Aおよび「趣味に利用す
る場合」ボタン42Bをクリックして画像検索画面を表
示し、画像の検索および詳細表示を行うことができる。
ここで、画像保管業者1が画像の詳細表示を行うと、管
理者用の詳細設定画面が表示される。
【0155】図44は管理者用の詳細設定画面を示す図
である。図44に示すように詳細設定画面63は、画像
保管業者1の管理者が画像利用システム100に登録さ
れている画像の属性を設定するためのものであり、画像
63A、画像のタイトルを表示するためのタイトル表示
フィールド63B、画像IDを表示する画像ID表示フ
ィールド63C、画像の撮影者を表示するための撮影者
表示フィールド63D、画像の撮影日を表示するための
撮影日表示フィールド63E、画像の撮影場所を表示す
るための撮影場所表示フィールド63F、コンテンツ業
者名を表示するための業者名表示フィールド63G、画
像の説明を表示するための説明表示フィールド63H、
カテゴリを設定するためのカテゴリチェックボックス6
3I、ストーリーを設定するためのストーリーチェック
ボックス63J、注文タイプを設定するための注文タイ
プチェックボックス63K、画像の属性を変更するため
の「画像属性を変更する」ボタン63L、画像を削除す
るための「画像を削除する」ボタン63Mおよびおすす
め画像に追加する場合にチェックされるチェックボック
ス63Nが表示される。
【0156】なお、デフォルト状態においては、属性情
報データベースDB2および画像情報データベースDB
4に基づいてチェックボックスが設定されている。
【0157】画像保管業者1の管理者は、詳細設定画面
63において、画像が属するカテゴリ、ストーリー、注
文タイプの変更およびおすすめ画像への追加または削除
を行うことができる。すなわち、カテゴリチェックボッ
クス63I、ストーリーチェックボックス63J、注文
タイプチェックボックス63Kにおいてチェック項目を
変更し、おすすめ画像のチェックボックス63Nをチェ
ックするまたはチェックを外し、「画像属性を変更す
る」ボタン63Lをクリックすることにより、その画像
の属性情報を変更することができる。一方、「画像を削
除」ボタン63Pをクリックすることにより、公序良俗
に反するような画像を削除することができる。
【0158】なお、上記実施形態においては、ストーリ
ーキーワードと複数の検索用キーワードとを対応付けて
ストーリー検索を行っているが、ストーリーキーワード
に対応付けられた検索用キーワードが付与された画像デ
ータに対して、予めストーリーキーワードを付与してお
いてもよい。この場合、ストーリー検索を行うと、画像
データに付与されたストーリーキーワードが直接参照さ
れて、画像データの検索が行われることとなる。
【0159】また、この場合、ストーリーキーワードを
画像データに付与してもよいが、画像データそのものに
ストーリーキーワードを電子透かしとして埋め込み、埋
め込まれたストーリーキーワードを用いてストーリー検
索を行うようにしてもよい。
【0160】このように、本実施形態においては、登録
される画像とフォトコンテスト画像とが一致するか否か
を判定し、一致すると判定された場合には、コンテンツ
業者2にその旨を表す電子メールを送信するようにした
ため、フォトコンテスト画像から盗用された画像が、画
像保管システム100に登録されて、不正な利用に供さ
れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像利用システムの全
体構成を示す概略ブロック図
【図2】画像保管サーバの構成を示す概略ブロック図
【図3】属性情報データベースの構成を示す図
【図4】キーワードデータベースの構成を示す図
【図5】画像情報データベースの構成を示す図
【図6】コンテンツ業者情報データベースの構成を示す
【図7】ユーザ情報データベースの構成を示す図
【図8】属性情報データにより表される属性情報の内容
を示す図
【図9】メディアにラベルを貼付した状態を示す図
【図10】本実施形態におけるコンテンツ業者の登録処
理を示すフローチャート
【図11】トップページ画面を示す図
【図12】本実施形態の画像の登録時において行われる
処理を示すフローチャート
【図13】本実施形態において行われるユーザによる画
像検索処理を示すフローチャート
【図14】プロ用のトップ画面を示す図
【図15】画像検索画面を示す図
【図16】検索フレームの詳細を説明するための図(そ
の1)
【図17】検索フレームの詳細を説明するための図(そ
の2)
【図18】検索フレームに表示された詳細検索画面を示
す図
【図19】検索結果画面を示す図
【図20】候補ボックス画面を示す図
【図21】写真商品画面を示す図
【図22】ログイン画面を示す図
【図23】作業フレームに表示されたログイン画面を示
す図
【図24】詳細情報画面を示す図
【図25】利用履歴表示画面を示す図
【図26】注文ボックス表示画面を示す図
【図27】送付先住所確認画面を示す図
【図28】注文内容確認画面を示す図
【図29】ダウンロードボタンが追加されたボタン表示
フレームを示す図
【図30】コンテンツ業者メニューボタンが追加された
ボタン表示フレームを示す図
【図31】コンテンツ業者用の詳細設定画面を示す図
【図32】コンテンツ業者管理メニュー画面を示す図
【図33】期間入力画面を示す図
【図34】売れ行き情報データにより表される売れ行き
情報を示す図
【図35】貸出管理画面を示す図
【図36】運用管理メニューボタンが追加されたボタン
表示フレームを示す図
【図37】運用管理メニュー画面を示す図
【図38】コンテンツ業者管理画面を示す図
【図39】カテゴリ管理画面を示す図
【図40】キーワード画面を示す図
【図41】注文タイプ管理画面を示す図
【図42】課金情報ダウンロード画面を示す図
【図43】課金情報データにより表される課金情報を示
す図
【図44】管理者用の詳細設定画面を示す図
【符号の説明】
1 画像保管業者 2 コンテンツ業者 3 ユーザ 10 画像保管サーバ 11 記憶部 12 データベースサーバ 13 ウェブサーバ 14 ドメインネームサーバ 15 ファイアウォール 16 管理用パソコン 21,31 パソコン 100 画像利用システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三瀬 隆 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 フジ カラー販売株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA09 BA10 BA15 CA08 EA18 FA02 FA13 GA07 GA08 5C052 AA01 AB02 DD04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの入力を受け付け、該入力さ
    れた画像データを画像保管手段に保管して管理する画像
    管理方法において、 所定の比較対象画像と前記入力された画像データにより
    表される入力画像とが一致するか否かを判定し、 前記比較対象画像と前記入力画像とが一致しないと判定
    された場合は前記入力された画像データを前記画像保管
    手段に保管し、 前記比較対象画像と前記入力画像とが一致すると判定さ
    れた場合は警告を発することを特徴とする画像保管方
    法。
  2. 【請求項2】 前記比較対象画像と前記入力画像とが一
    致するか否かの判定を、前記比較対象画像と前記入力画
    像との相関値を算出し、該相関値と所定のしきい値とを
    比較し、該相関値が該所定のしきい値以上となる場合
    に、前記比較対象画像と前記入力画像とが一致すると判
    定することにより行うことを特徴とする請求項1記載の
    画像保管方法。
  3. 【請求項3】 画像データの入力を受け付け、該入力さ
    れた画像データを画像保管手段に保管して管理する画像
    管理装置において、 所定の比較対象画像と前記入力された画像データにより
    表される入力画像とが一致するか否かを判定する判定手
    段と、 前記比較対象画像と前記入力画像とが一致しないと判定
    された場合は前記入力された画像データを前記画像保管
    手段に保管し、前記比較対象画像と前記入力画像とが一
    致すると判定された場合は警告を発する管理手段とを備
    えたことを特徴とする画像保管装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記比較対象画像と前
    記入力画像とが一致するか否かの判定を、前記比較対象
    画像と前記入力画像との相関値を算出し、該相関値と所
    定のしきい値とを比較し、該相関値が該所定のしきい値
    以上となる場合に、前記比較対象画像と前記入力画像と
    が一致すると判定することにより行う手段であることを
    特徴とする請求項3記載の画像保管装置。
  5. 【請求項5】 画像データの入力を受け付け、該入力さ
    れた画像データを画像保管手段に保管して管理する画像
    管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
    において、 所定の比較対象画像と前記入力された画像データにより
    表される入力画像とが一致するか否かを判定する手順
    と、 前記比較対象画像と前記入力画像とが一致しないと判定
    された場合に、前記入力された画像データを前記画像保
    管手段に保管する手順と、 前記比較対象画像と前記入力画像とが一致すると判定さ
    れた場合に、警告を発する手順とを有するプログラム。
  6. 【請求項6】 前記比較対象画像と前記入力画像とが一
    致するか否かの判定を行う手順は、前記比較対象画像と
    前記入力画像との相関値を算出し、該相関値と所定のし
    きい値とを比較し、該相関値が該所定のしきい値以上と
    なる場合に、前記比較対象画像と前記入力画像とが一致
    すると判定する手順である請求項5記載のプログラム。
JP2002056766A 2002-03-04 2002-03-04 画像管理方法および装置並びにプログラム Withdrawn JP2003256802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056766A JP2003256802A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 画像管理方法および装置並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056766A JP2003256802A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 画像管理方法および装置並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003256802A true JP2003256802A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28667193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002056766A Withdrawn JP2003256802A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 画像管理方法および装置並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003256802A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060562A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Fujifilm Holdings Corp 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2008146174A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Canon Inc 画像管理装置及びその画像管理方法、並びに制御プログラム
JP2011180637A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Panasonic Corp 画像記録装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060562A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Fujifilm Holdings Corp 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP4655212B2 (ja) * 2005-08-26 2011-03-23 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2008146174A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Canon Inc 画像管理装置及びその画像管理方法、並びに制御プログラム
JP2011180637A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Panasonic Corp 画像記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003256461A (ja) 画像検索方法および装置並びにプログラム
US8073831B2 (en) Electronic shop providing method, site search method, and bulletin board providing method for searching a plurality of content registered onto a website
US8307046B2 (en) Method and system for setting up a system for sharing images over a communication network between multiple users
US20090099853A1 (en) Contextual product placement
US20050187832A1 (en) Electronic property viewing system for providing virtual tours via a public communications network, and a method of exchanging the same
EP1377008A1 (en) Method and system for sharing images over a communication network between multiple users
US20070118441A1 (en) Editable electronic catalogs
US20060039030A1 (en) System and method of archiving family history
JP2003296606A (ja) コンテンツ仲介システム及びコンテンツ仲介方法
AU2007347379A1 (en) Method and apparatus for navigating a graphical representation of a virtual exhibition
US20120089597A1 (en) System and Method for Searching Real Estate Listings Using Imagery
US7552194B2 (en) Content delivery system and content delivery apparatus
JP2007065146A (ja) 画像注文システム
JP2003256803A (ja) 画像管理方法および装置並びにプログラム
JP2008210209A (ja) コンテンツ登録・検索システム、およびコンテンツ登録・検索方法
EP1580978B1 (en) Apparatus, method and program for generating images
JP2003256802A (ja) 画像管理方法および装置並びにプログラム
US7801890B1 (en) Methods and apparatus to identify accessed digital content
JP2007086546A (ja) 広告印刷装置、広告印刷方法及び広告印刷プログラム
JP2007018076A (ja) 情報管理装置および情報管理方法
US20030231186A1 (en) Method and system for electronic display of photographs
US7813936B2 (en) Record-keeping system for transmission and production of content
US20130080291A1 (en) System and method for collecting, organizing and presenting vehicle history information
KR101089374B1 (ko) 온라인 광고 중개 시스템 및 온라인 광고 중개 방법
JP2003333486A (ja) 画像管理方法および装置並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510