JP2003255988A - 対話型情報提供装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

対話型情報提供装置、プログラム及び記録媒体

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JP2003255988A
JP2003255988A JP2002059133A JP2002059133A JP2003255988A JP 2003255988 A JP2003255988 A JP 2003255988A JP 2002059133 A JP2002059133 A JP 2002059133A JP 2002059133 A JP2002059133 A JP 2002059133A JP 2003255988 A JP2003255988 A JP 2003255988A
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JP2002059133A
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Hiroshi Miwa
浩士 三輪
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対話プログラムの会話内容を随時変更して対
話プログラム側から祖ーに対して積極的に情報を提供で
きるようにする。 【解決手段】 ユーザが対話型端末10から対話型情報
提供装置20に発信すると、主制御部21は、応答音声
を合成し、また、ユーザ管理DB26を検索して発信元
ユーザ情報を取得する。対話プログラム部31は、取得
したユーザ情報に基づいて対話を開始する。即ち、対話
プログラム部31は、ユーザ情報に応じて会話要素DB
32の会話要素から会話シナリオに基づいた対話文を作
成し対話音声を合成する。また、随時インターネット6
0を介して外部コンテンツ群50を検索して必要な情報
を取得し、会話要素DB32を更新する。さらに、登録
されたユーザ情報に基づいて例えば、ユーザの誕生日等
に定期的にメッセージ等を自動的に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対話プログラムに
基づいて音声によりユーザと対話する対話型情報提供装
置、この装置で用いられるプログラム及びこのプログラ
ムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザがマイクとスピーカを
用いて音声により対話型情報提供装置と対話プログラム
に基づいて対話する対話型情報提供システムが知られて
いる。対話型情報提供装置としては、例えば様々な業界
の情報提供センター等がある。従来の対話型情報提供シ
ステムで用いられる対話プログラムは、対話者(ユー
ザ)との予測される幾つかの会話シナリオに基づいて対
話するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1.上述のように、従
来の対話プログラムは予測される会話シナリオに基づい
て対話するため、例えば時勢的な話題や日常的な話題を
対話プログラム側から積極的にユーザに提供することが
できなかった(例:今日阪神負けたの知ってる?今
日○○で地震があったよ、等々) 2.対話プログラムは、例えばカーナビ等にも用いられ
ているが、機能実現のためには、CPU、メモリ、音声
認識エンジン、音声合成エンジン等の各構成要素を実装
する必要があり、それなりのコストが必要となる。この
ため、対話プログラムを例えば玩具類に用いようとする
場合、一製品当りの製造コストがかさみ、高価な製品と
なることが予想される。 3.もし、製品化され実装された対話プログラムに不具
合が発生した場合、該当する全製品についてプログラム
修正等の対応をすることは膨大な時間とコストがかか
る。
【0004】本発明は上記の実状に鑑みなされたもので
あり、対話プログラムの会話シナリオにおける会話内容
を随時変更して対話プログラム側から積極的にユーザに
情報を提供できるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による対話型情報提供装置は、ユーザの音
声を認識すると共にユーザに送信する音声を合成するこ
とによりユーザと音声通信する通信手段と、ユーザ情報
が登録されたユーザ管理データベースと、会話要素が登
録された会話要素データベースと、前記ユーザの音声及
び/又はユーザ情報に基づいて対話プログラムを用いて
前記会話要素データベースから会話要素を抽出し、抽出
された会話要素を用いて対話文を作成し前記通信手段を
介してユーザと対話する対話制御手段と、前記会話要素
データベースを更新する更新手段とを設けたものであ
る。
【0006】また、本発明によるプログラムは、ユーザ
の音声を認識すると共にユーザに送信する音声を合成す
ることによりユーザと音声通信する通信処理と、前記ユ
ーザの音声及び/又はユーザ情報に基づいて会話要素が
登録された会話要素データベースから会話要素を抽出す
る抽出処理と、抽出された会話要素を用いて対話文を作
成しユーザと対話する対話制御処理と、前記会話要素デ
ータベースを更新する更新処理とをコンピュータに実行
させるためのプログラムである。
【0007】また、本発明による記録媒体は、上記プロ
グラムを記録したものである。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、ユーザの音声を認識
し、ユーザに送信する音声を合成してユーザと音声によ
り通信するようになされ、ユーザの音声及び/又はユー
ザ情報に基づいて会話要素データベースから会話要素を
抽出し、抽出された会話要素を用いて対話文を作成しユ
ーザと対話すると共に、会話要素データベースを更新す
るので、対話型情報提供装置側から時勢的な話題等の情
報を積極的にユーザに提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本実施の形態の特徴は、 1.対話プログラムが持つ会話シナリオにおいて、日常
会話として変化すると考えられる要素(例:芸能、スポ
ーツ結果・勝率、事故・事件、経済等)を、通宜インタ
ーネット等を介して情報収集し、会話要素として保持す
ることで、対話プログラム側からユーザに対して積極的
に情報提供可能にしたこと 2.対話プログラム使用製品が持つべき前記各構成要素
と等価な機能を、対話型情報提供装置からネットワーク
を介して提供することにより、廉価な対話型製品の実現
並びに音声を使用したネットワークサービスの実現を可
能にしたことである。
【0010】図1は本発明の実施の形態による対話型情
報提供装置を用いた対話型情報提供システムを示すブロ
ック図である。本システムは、対話型端末10、対話型
情報提供装置20、通信ネットワーク40、外部コンテ
ンツ群50、通信ネットワーク60から構成される。
【0011】対話型端末10は、通信機能とマイク、ス
ピーカ等を備えた例えば固定電話端末11、携帯電話端
末12、PC13、専用の対話型端末14等であってよ
い。専用対話型端末14は、企業のイメージキャラクタ
やアニメキャラクタをモデルにしたものであってよく、
その場合、随時接続としてもよいし、無線LAN等を使
用したPC13等との連動による常時接続としてもよ
い。対話型端末10と対話型情報提供装置20とを接続
する通信ネットワーク40は、電話網であってもIP網
であってもよい。外部コンテンツ群50と対話型情報提
供装置20とを接続する通信ネットワーク60は、イン
ターネット網であってよい。また、外部コンテンツ群5
0は、コンテンツA,B,C,D,Eを有している。
【0012】対話型情報提供装置20は、主制御部2
1、通信制御部22、インターネット通信制御部23、
コンテンツ制御部24、音声DB(データベース)A,
Bを有する音声DB25、ユーザ管理DB26、音声合
成部27、音声合成単語辞書部28、音声認識部29、
音声認識単語辞書部30、対話プログラム部31、会話
要素DB32、クロック部33等から構成される。
【0013】次に、上記構成による動作について説明す
る。まず、ユーザは対話型端末10のマイク、スピー
カ、通信機能を用いて対話型情報提供装置20に発信す
る。対話型情報提供装置20における主制御部21は、
通信制御部22への着信を確認すると、音声DB25か
ら音声を抽出し、音声合成部27で応答音声を合成す
る。この時、主制御部21は、着信のあった通信制御部
22のポート番号又は着信番号により対話型端末10の
種別又はサービス種別を認識することもできる。その場
合、主制御部21は、上記端末種別、サービス種別毎に
指定された音声を音声DB25から抽出し、音声合成部
27で応答音声を合成することもできる。
【0014】主制御部21は、発信者電話番号等に基づ
いてユーザ管理DB26を検索して発信元ユーザに関す
るユーザ情報を取得し、対話プログラム部31に処理を
引き継ぐ。この時、同一発信者番号からの複数利用者管
理方法として、声紋情報等を併用することもできる。発
信元ユーザが初回である等の理由によりユーザ情報が存
在しない場合は、ユーザ情報無しとして、対話プログラ
ム部31に処理を引き継ぐ。また既存技術である発信者
ID認証技術や声紋認証技術等を使用すれば、利用者を
限定することもできる。
【0015】対話プログラム部31は、ユーザ管理DB
26から取得したユーザ情報に基づいて対話を開始す
る。もし、ユーザ情報が存在していない場合は、対話に
よりユーザの基本情報(氏名、生年月日、趣味、職業、
記念日等)を聞き出し、ユーザ管理DB26に登録す
る。ユーザ管理DB26は、ユーザの基本情報の他、ユ
ーザの嗜好情報、ユーザアクセス履歴情報、前回提供し
た日常会話要素に関する提供履歴情報等をユーザ情報と
して管理してもよい。
【0016】対話プログラム部31は、ユーザの基本情
報、ユーザの嗜好情報等に応じて会話要素DB32に更
新された日常会話要素(例:芸能、スポーツ結果・勝
率、事故・事件、経済等)から会話シナリオに基づいた
対話文を生成し、音声合成部27で対話音声を合成す
る。このとき、ユーザ管理DB26において、ユーザの
アクセス履歴情報、前回提供した日常会話要素に関する
提供履歴情報等を管理しておけば、日常会話要素の取得
スケジュール等から判断し、情報の重複提供を防止する
ことができる。
【0017】ユーザからの音声は、音声認識部27で認
識され対話プログラム部31に処理を引き継ぐ。この
時、ユーザが何かを知りたがっている「検索」と認識し
た場合は、対話プログラム部31がユーザからキーワー
ドを聞き出し、キーワードを基に情報を検索する。この
時、会話要素DB32に更新された日常会話要素を用い
て検索し、該当項目が無い場合は、インターネット通信
部23を経由して該当コンテンツを検索して取得する。
取得した該当コンテンツは、コンテンツ制御部24によ
り、例えば従来公知の技術であるVoiceXML形式
等の音声データに変換される。主制御部21は、上記形
式の音声データに変換されたコンテンツを音声合成部2
7により合成して回答音声を得る。
【0018】上記の外に対話型情報提供装置20からユ
ーザに向けて積極的に情報を提供することについて説明
する。主制御部31は、ユーザ管理DB26に登録され
たユーザ情報に基づく処理を実行する。例えば、ユーザ
情報として登録された誕生日、各種記念日等の該当月日
になると、通信制御部22を介して該当ユーザに自動発
信し、祝福の歌を歌ったり、メッセージを伝えることが
できる。また、ユーザ情報として、定期接続時間等を登
録すれば、該当時間に該当ユーザに自動発信し、ユーザ
の嗜好情報に基づいた情報を定期的に提供することもで
きる。
【0019】上述した動作の一例について説明する。図
2は会話要素を利用する場合の動作を示すシーケンスチ
ャートである。(1)でユーザが対話型情報提供装置20
に発信すると、(2)で主制御部22はユーザ管理DB2
6を検索し、(3)で発信元のユーザ情報を取得する。対
話プログラム部31は、取得したユーザ情報に基づいて
(4)で会話要素DB32を検索し、(5)で会話要素を取得
する。そして、(6)で取得した会話要素に基づいて質問
文の対話文を作成してユーザに送る。これに対して(7)
でユーザから応答があると、対話プログラム部31は、
(8)(9)でその応答に応じた会話要素を検索して取得し、
(10)で質問文の対話文を作成して再びユーザに送る。こ
れに対して(11)でユーザから再び応答があると、対話プ
ログラム部31は、(12)(13)でその応答に応じた会話要
素を検索して取得し、(14)で対話文を作成してユーザに
送る。
【0020】この外に外部コンテンツ群50から定期的
に情報を取得する動作が行われる。即ち、(15)(16)で主
制御部21は、外部コンテンツ群50を検索して時勢的
な話題となるような会話要素を取得し、これを(17)で会
話要素DB32に新規に登録する。従って、この登録更
新された時勢的な話題等の会話要素を用いて対話文を作
成し、上記(6)(10)(15)等においてユーザに提供するこ
とができる。尚、外部コンテンツ群50の各コンテンツ
A〜E等は適宜タイミングで更新されるものとする。ま
た、この外部コンテンツ群50を、内部コンテンツ群と
して対話型情報提供装置20内に備えてもよい。
【0021】図3は外部コンテンツ群50を利用する場
合の動作を示すシーケンスチャートである。(1)〜(6)の
動作は図2の場合と同様に行われる。ここで、ユーザが
の質問に対しては直接応答しないで、(18)で質問をし
てきた場合、対話プログラム部31は、(19)でこの質問
に基づいて会話要素DB32を検索する。(20)で該当な
しの検索結果を得た場合は、(21)で主制御部21に検索
不能を通知すると共に、(22)でユーザに待機を要求する
メッセージを送る。主制御部21は、上記通知を受ける
と(23)で上記質問に基づいて外部コンテンツ群50を検
索し、(24)で該当する情報を取得する。主制御部21
は、(25)で取得した情報を会話要素DB32に新規に登
録する。(26)で登録が完了すると、対話プログラム部3
1は、(27)(28)で会話要素DB32を検索して質問に基
づく情報を取得し、(29)で取得した情報を用いて対話文
を作成してユーザに送る。上記の外に、図2の(15)〜(1
7)と同様に外部コンテンツ群50から定期的に情報を取
得する動作が行われる。
【0022】次に、会話要素取得動作について説明す
る。外部コンテンツ群50等からの会話要素DB32へ
の日常会話要素の取得処理は、予め設定された時間間隔
で実行するようにしてよい。例えば、6時間毎で設定さ
れれば、一日4回(0時、6時、12時、18時)取得
される。取得された情報は、会話要素として増加させて
もよいし、保持期間を定めて一定期間経過後に更新し
て、上書き又は削除されてもよい。日常会話要素は、例
えば、芸能ニュース、スポーツ結果・勝率、事故・事
件、経済等が考えられるが、ユーザ管理DB26におけ
るユーザの嗜好情報等のユーザ情報と連動させて、日常
会話要素を決定してもよい。
【0023】次に、単語辞書更新動作について説明す
る。単語辞書DB28、30等の更新は、上記会話要素
取得動作後に実施してもよいし、単語辞書の学習機能等
によって適宜実施してもよい。会話要素取得後の更新の
場合、会話要素DB32に更新された情報のうち、単語
のみを取得する方法が考えられる。この取得方法として
は、何らかの手段により自動抽出してもよいし、あるい
は手動抽出としてもよい。
【0024】会話要素DB32から取得した単語は、音
声認識単語辞書部30又は音声合成単語辞書部28、若
しくは両方と比較し、単語辞書に登録されていない最新
単語を抽出する。抽出方法としては、何らかの手段によ
り自動抽出してもよいし、あるいは手動抽出としてもよ
い。抽出された最新の単語は、それぞれの辞書に更新さ
れる。これらの登録においても、何らかの手段によりシ
ステムで自動的に実施してもよいし、あるいは手動登録
としてもよい。
【0025】また、単語辞書の学習機能等によって、適
宜実施される場合は、正しく認識できなかった単語を、
新単語として登録する方法が考えられる。この登録のタ
イミングは、その都度登録してもよいし、新単語に対す
る統計的な出現回数を超えた場合に登録されてもよい。
【0026】音声対話型製品は、上述した単語辞書更新
動作により、最新の音声認識/音声合成辞書が作成され
るため、時勢的な話題や最新の会話を認識・合成するこ
とができる。
【0027】次に、上述した単語辞書更新動作の第1の
例について図4のフローチャートを参照して説明する。
この例は、会話要素DB32の更新後の動作である。S
1で会話要素DB32が更新されると、S2で、会話要
素DB32の単語について音声合成単語辞書部28と音
声認識単語辞書部30を検索し、S3で一方の辞書にあ
る単語のみを差分単語として抽出する。次にS4で、音
声合成単語辞書部28、音声認識単語辞書部30のう
ち、上記差分単語がない方の辞書に新規に登録する。
【0028】次に、単語辞書更新動作の第2の例につい
て図5のフローチャートを参照して説明する。この例
は、ユーザと対話中の動作である。S11でユーザが発
声すると、S12で、音声認識単語辞書部30と別に用
意された一時登録単語辞書部34を発声した単語により
検索する。S13でその単語が検索されれば、正しく認
識されたものとしてS14でそのまま対話を続ける。正
しく認識されなかった場合は、S16でユーザに再度の
発声を促し、S17で再度正しく認識されたか否かを判
断し、認識されればS18でそのまま対話を続ける。正
しく認識されなかった場合は、S15に戻ってS16、
S17の処理を繰り返す。
【0029】処理をn回以上繰り返しても認識できなか
った場合は、S19で該当単語を一時登録単語辞書部3
4に一時的に登録するか、又はS20で音声認識単語辞
書部30に新規に登録する。一時登録単語辞書部34に
一時登録した場合は、S21でこの一時登録がN回以上
行われたことを検出した場合に、S20により音声認識
単語辞書部30に新規に登録するようにしてもよい。ま
た、音声認識単語辞書部30に登録すると共に、S22
で音声合成単語辞書部28に登録してもよい。S20に
よる登録処理が終了すると、S23で対話が続行され
る。
【0030】以上説明した本実施の形態によれば、次の
効果を得ることができる。 ・対話型情報提供装置20側からユーザに対して積極的
に内容の異なる情報を提供することができる。例えば、
外部又は内部のコンテンツ群から情報を取得して時勢的
な話題としてユーザに提供することができる。・廉価な
対話型製品(企業イメージキャラクタ・アニメキャラク
タ等)を実現することができる。即ち、専用対話型端末
14としての上記キャラクタを、対話型端末10として
の各端末11、12、13の何れかに接続することによ
り、キャラクタ自体にはCPU、メモリ、音声認識エン
ジン、音声合成エンジン等の各構成要素を設ける必要が
なく、これらと同等の機能を対話型情報提供装置20か
ら対話型端末10を介して得ることができる。
【0031】・情報提供型の対話プログラムによる定期
情報提供サービスを実現することができる。例えば、ユ
ーザ情報に基づいて誕生日等の所定のタイミングでメッ
セージ等の情報を自動的に発信することができる。 ・対話プログラム及び前記各構成要素を一元的に管理で
きるため、対話プログラム及び各構成要素に不具合が発
生した場合にも、迅速に対応することができる。 ・情報提供型の対話プログラムを主体とした新たなネッ
トワークサービス提供(ボイスポータル、ボイスメー
ル、IP電話等との連携)を実現することができる。
【0032】次に、本発明の実施の形態によるプログラ
ムについて説明する。図1における対話型情報提供装置
20をコンピュータシステムに構成する場合、図2〜図
5について前述した動作に基づく処理をCPUが実行す
るためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成
する。また、このプログラムを記録した記録媒体は本発
明による記録媒体を構成する。
【0033】この記録媒体としては、光磁気ディスク、
光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いるこ
とができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フ
レキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いて
よい。またこの記録媒体は、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送
信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように一定
時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0034】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0035】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0036】従って、この記録媒体を図1のシステム又
は装置とは異なるシステム又は装置において用い、その
システム又は装置のコンピュータがこの記録媒体に格納
されたプログラムを実行することによっても、各実施の
形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得
ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
話型情報提供装置20側からユーザに対して時勢的な話
題等の内容の異なる情報を積極的に提供することができ
る。また、企業イメージキャラクタやアニメキャラクタ
等の廉価な対話型製品を実現することができると共に、
定期的なあるいは不定期的な情報提供サービスを実現す
ることができる。また、対話型製品を利用した新たなネ
ットワーク商品を提供することができる。さらに、対話
プログラム及び前記各構成要素を一元的に管理できるた
め、対話プログラム及び対話型情報提供装置の各構成要
素に不具合が発生した場合にも、迅速に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による対話型情報提供シ
ステムを示すブロック図である。
【図2】 対話型情報提供システムの会話要素使用時の
動作を示すシーケンスチャートである。
【図3】 対話型情報提供システムの外部コンテンツ利
用時の動作を示すシーケンスチャートである。
【図4】 単語辞書更新動作の第1の例を示すフローチ
ャートである。
【図5】 単語辞書更新動作の第2の例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 対話型端末 11 固定電話端末 12 携帯電話端末 13 PC 14 専用対話型端末 20 対話型情報提供装置 21 主制御部 22 通信制御部 23 インターネット制御部 24 コンテンツ制御部 25 音声DB 26 ユーザ管理DB 27 音声合成部 28 音声合成単語辞書部 29 音声認識部 30 音声認識単語辞書部 31 対話プログラム部 32 会話要素DB 33 クロック部 34 一時単語辞書部 40、60 通信ネットワーク 50 外部コンテンツ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 521J 15/06 R

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの音声を認識すると共に、ユーザ
    に送信する音声を合成することによりユーザと音声通信
    する通信手段と、 ユーザ情報が登録されたユーザ管理データベースと、 会話要素が登録された会話要素データベースと、 前記ユーザの音声及び/又はユーザ情報に基づいて対話
    プログラムを用いて前記会話要素データベースから会話
    要素を抽出し、抽出された会話要素を用いて対話文を作
    成し前記通信手段を介してユーザと対話する対話制御手
    段と、 前記会話要素データベースを更新する更新手段とを設け
    たことを特徴とする対話型情報提供装置。
  2. 【請求項2】 外部コンテンツ群から情報を取得する取
    得手段を設け、前記更新手段は、前記取得手段が取得し
    た情報に基づいて前記会話要素データベースを更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の対話型情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記更新手段は、ユーザから取得した情
    報に基づいて前記ユーザ情報管理データベースを更新す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の対話型情報提
    供装置。
  4. 【請求項4】 適宜更新される内部コンテンツ群を設
    け、前記更新手段は、前記内部コンテンツ群から取得し
    た情報に基づいて前記会話要素データベースを更新する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の対話型情報
    提供装置。
  5. 【請求項5】 前記対話制御手段は、前記ユーザ情報に
    基づいて所定のタイミングで会話要素データベースの会
    話要素を用いて対話文を作成し、前記通信手段を介して
    ユーザに送ることを特徴とする請求項1〜4の何れか1
    項に記載の対話型情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記音声認識及び音声合成に必要な単語
    を登録した単語辞書部を設け、前記更新手段は、この単
    語辞書部を更新することを特徴とする請求項1〜5の何
    れか1項に記載の対話型情報提供装置。
  7. 【請求項7】 ユーザの音声を認識すると共にユーザに
    送信する音声を合成することによりユーザと音声通信す
    る通信処理と、 前記ユーザの音声及び/又はユーザ情報に基づいて会話
    要素が登録された会話要素データベースから会話要素を
    抽出する抽出処理と、 抽出された会話要素を用いて対話文を作成しユーザと対
    話する対話制御処理と、前記会話要素データベースを更
    新する更新処理とをコンピュータに実行させるためのプ
    ログラム。
  8. 【請求項8】 外部コンテンツ群から情報を取得する取
    得処理を設け、前記更新処理により前記取得処理で取得
    した情報に基づいて前記会話要素データベースを更新す
    ることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 ユーザから情報を取得する取得処理を設
    け、前記更新処理により前記取得した情報に基づいて前
    記ユーザ情報を登録したユーザ情報管理データベースを
    更新することを特徴とする請求項7又は8記載のプログ
    ラム。
  10. 【請求項10】 内部コンテンツ群から情報を取得する
    取得処理を設け、前記更新処理により前記取得処理で取
    得した情報に基づいて前記会話要素データベースを更新
    することを特徴とする請求項7、8又は9記載のプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】前記ユーザ情報に基づいて所定のタイミ
    ングで会話要素データベースの会話要素を用いて対話文
    を作成し、ユーザに送る作成処理を設けたことを特徴と
    する請求項7〜10の何れか1項に記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記音声認識及び音声合成に必要な単
    語を登録した単語辞書部を更新する更新処理を設けたこ
    とを特徴とする請求項7〜11の何れか1項に記載のプ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12の何れか1項に記載の
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1975857B (zh) * 2005-10-21 2011-01-05 环球娱乐株式会社 会话控制装置
CN1953057B (zh) * 2005-10-21 2012-05-23 环球娱乐株式会社 会话控制器

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