JP2003252232A - 自動車用ハンドル回転表示器 - Google Patents
自動車用ハンドル回転表示器Info
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用の構造を変えることなく、自動車の
ハンドルに容易に着脱でき、かつ構成が簡単であり、自
動車用ハンドル回転状態を認知できるハンドル回転表示
器を提供すること。 【解決手段】 ポインタと該ポインタを収納して案内す
る案内路を有する本体とでなり、前記案内路は左右ほぼ
対称の2個の渦巻状に形成すると共に、前記本体を自動
車のハンドルに取付け可能に構成する。
ハンドルに容易に着脱でき、かつ構成が簡単であり、自
動車用ハンドル回転状態を認知できるハンドル回転表示
器を提供すること。 【解決手段】 ポインタと該ポインタを収納して案内す
る案内路を有する本体とでなり、前記案内路は左右ほぼ
対称の2個の渦巻状に形成すると共に、前記本体を自動
車のハンドルに取付け可能に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のハンドル
の回転度を表示する自動車用ハンドル回転表示器に関す
る。
の回転度を表示する自動車用ハンドル回転表示器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般の自動車には、ハンドルの回転度を
表示するような機構は備えられてはおらず、その回転度
を直接知ることができない。このため、特にドライバー
の初心者や自動車教習所等における自動車教習生等にお
いて、ハンドルが現在どの程度回転しているかを知るこ
とはきわめて重要であるにもかかわらず、それを知るこ
とが困難であった。このため、ハンドルの回転度は長期
の運転体験から感覚的に習得する以外方法がないことが
実状であった。自動車のハンドルの回転度を容易に知る
ことができれば、ドライバー初心者や自動車教習生等に
とっては、ハンドルの回転度と自動車の動き状態との関
係を正しく早く掴むことができ、必然的に運転技術の習
得が早くなることが考えられる。
表示するような機構は備えられてはおらず、その回転度
を直接知ることができない。このため、特にドライバー
の初心者や自動車教習所等における自動車教習生等にお
いて、ハンドルが現在どの程度回転しているかを知るこ
とはきわめて重要であるにもかかわらず、それを知るこ
とが困難であった。このため、ハンドルの回転度は長期
の運転体験から感覚的に習得する以外方法がないことが
実状であった。自動車のハンドルの回転度を容易に知る
ことができれば、ドライバー初心者や自動車教習生等に
とっては、ハンドルの回転度と自動車の動き状態との関
係を正しく早く掴むことができ、必然的に運転技術の習
得が早くなることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、一般の自動車
にハンドルの回転度を表示する装置等を装備すれば上記
のような問題は解消する。しかしながら、そのような表
示装置を装備するには、例えばハンドルのシャフトの回
転と連動する機構を組み込み、その機構の変動を回転度
に変換して表示するようなシステムが考えられる。しか
しながら、このようなシステムを一般の自動車に装備す
ることは、ハンドルのシャフト周辺部を複雑化するなど
の問題が発生する。また、運転が熟達したドライバーの
とってそのようなシステムは無用なものになっても容易
に取り外すことができない等の問題も考えられる。
にハンドルの回転度を表示する装置等を装備すれば上記
のような問題は解消する。しかしながら、そのような表
示装置を装備するには、例えばハンドルのシャフトの回
転と連動する機構を組み込み、その機構の変動を回転度
に変換して表示するようなシステムが考えられる。しか
しながら、このようなシステムを一般の自動車に装備す
ることは、ハンドルのシャフト周辺部を複雑化するなど
の問題が発生する。また、運転が熟達したドライバーの
とってそのようなシステムは無用なものになっても容易
に取り外すことができない等の問題も考えられる。
【0004】本発明はこのような事情を鑑みて発案した
もので、構成造が簡単で、自動車の機構を全く変える必
要がなく容易にハンドルへの取り付け、取り外しがで
き、かつ、ハンドルの回転度の読取りがし易い自動車用
ハンドル回転表示器回転表示器を提供することを目的と
する。
もので、構成造が簡単で、自動車の機構を全く変える必
要がなく容易にハンドルへの取り付け、取り外しがで
き、かつ、ハンドルの回転度の読取りがし易い自動車用
ハンドル回転表示器回転表示器を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために提供するもので、請求項1の発明は、ポイ
ンタと該ポインタを収納して案内する案内路を有する本
体とでなり、前記案内路の左右は相互にほぼ対称の渦巻
状に形成し、自動車のハンドルに取付け可能に構成した
ことを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器である。
本発明自動車用ハンドル回転表示器をハンドルに取付け
ると、ハンドルの回転と共に、回転し、ポインタは案内
路の中で常に低い方へ移動し、相対的に案内路に対する
ポインタの位置が変わり、その変動位置からハンドルの
回転度を知ることができる。
成するために提供するもので、請求項1の発明は、ポイ
ンタと該ポインタを収納して案内する案内路を有する本
体とでなり、前記案内路の左右は相互にほぼ対称の渦巻
状に形成し、自動車のハンドルに取付け可能に構成した
ことを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器である。
本発明自動車用ハンドル回転表示器をハンドルに取付け
ると、ハンドルの回転と共に、回転し、ポインタは案内
路の中で常に低い方へ移動し、相対的に案内路に対する
ポインタの位置が変わり、その変動位置からハンドルの
回転度を知ることができる。
【0006】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記本体が弾性体であることを特徴とする自動
車用ハンドル回転表示器である。請求項3の発明は、前
記請求項1ないし請求項2の発明において、前記ポイン
タが球体であることを特徴とする自動車用ハンドル回転
表示器である。請求項4の発明は、前記請求項1ないし
請求項3の発明において、前記ポインタを複数個案内路
に収納したことを特徴とする自動車用ハンドル回転表示
器である。請求項5の発明は、前記請求項1ないし請求
項4の発明において、前記案内路が前記本体に形成した
溝でなることを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器
である。請求項6の発明は、前記請求項3の発明におい
て、案内路の開口部の幅が前記ポインタの径より狭いこ
とを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器ある。請求
項7の発明は、前記請求項1ないし請求項6の発明にお
いて、前記案内路または案内路に沿った傍らに目盛また
は/および色種が変化する彩色を施すことを特徴とする
自動車用ハンドル回転表示器である。
おいて、前記本体が弾性体であることを特徴とする自動
車用ハンドル回転表示器である。請求項3の発明は、前
記請求項1ないし請求項2の発明において、前記ポイン
タが球体であることを特徴とする自動車用ハンドル回転
表示器である。請求項4の発明は、前記請求項1ないし
請求項3の発明において、前記ポインタを複数個案内路
に収納したことを特徴とする自動車用ハンドル回転表示
器である。請求項5の発明は、前記請求項1ないし請求
項4の発明において、前記案内路が前記本体に形成した
溝でなることを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器
である。請求項6の発明は、前記請求項3の発明におい
て、案内路の開口部の幅が前記ポインタの径より狭いこ
とを特徴とする自動車用ハンドル回転表示器ある。請求
項7の発明は、前記請求項1ないし請求項6の発明にお
いて、前記案内路または案内路に沿った傍らに目盛また
は/および色種が変化する彩色を施すことを特徴とする
自動車用ハンドル回転表示器である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明自動車用ハンドル回転表示
器は、所定の渦巻状に形成した案内路と、該案内路内に
移動可能に収納したたポインタとで主要部を構成する。
案内路の全体形状は、連続する2個の渦巻に形成する。
両渦巻は巻方向が相互に反対方向で、案内路の中心部に
おいてほぼ線対称に形成する。両渦巻の巻数は自動車の
ハンドルの左右回転可能数に対応させる。すなわち、自
動車のハンドルの左右回転可能数は、同数であるから、
両渦巻の巻数も相互に同数となる。
器は、所定の渦巻状に形成した案内路と、該案内路内に
移動可能に収納したたポインタとで主要部を構成する。
案内路の全体形状は、連続する2個の渦巻に形成する。
両渦巻は巻方向が相互に反対方向で、案内路の中心部に
おいてほぼ線対称に形成する。両渦巻の巻数は自動車の
ハンドルの左右回転可能数に対応させる。すなわち、自
動車のハンドルの左右回転可能数は、同数であるから、
両渦巻の巻数も相互に同数となる。
【0008】案内路は板材等の本体の面に彫込み形成し
た溝により構成することができる。その板材の材質は、
ハンドルのホーンを押圧する一時的な手の押力程度で、
案内路の形状が変形しないか、変形しても、すぐに復元
する程度の弾性力を有するものが望ましく、合成ゴム等
が使用できる。また、溝の断面形状は特定するものでは
なく、例えば、コ字状、C字状等の形状とすることがで
きる。ポインタは上記溝内に収納可能の大きさで、自重
により案内路の低い方向へ移動可能であればよく、形状
も特定するものではない。例えば、球体、断面楕円の歪
球体等とすることができる。ポインタの収納個数も、特
に限定するもではなく、1〜5個程度が適宜である。
た溝により構成することができる。その板材の材質は、
ハンドルのホーンを押圧する一時的な手の押力程度で、
案内路の形状が変形しないか、変形しても、すぐに復元
する程度の弾性力を有するものが望ましく、合成ゴム等
が使用できる。また、溝の断面形状は特定するものでは
なく、例えば、コ字状、C字状等の形状とすることがで
きる。ポインタは上記溝内に収納可能の大きさで、自重
により案内路の低い方向へ移動可能であればよく、形状
も特定するものではない。例えば、球体、断面楕円の歪
球体等とすることができる。ポインタの収納個数も、特
に限定するもではなく、1〜5個程度が適宜である。
【0009】案内路または案内路に沿った板材の表面に
案内路の中心からの回転度を表す目盛あるいは位置によ
って色種が異なる彩色、を表示することができる。さら
に、本体の前面に透明カバーを密着させて取付け、案内
路に収納したポインタが脱出しないようにすることがで
きる。また、本体の裏面に取付けた取付部は本発明を自
動車のハンドルに取付けるものであって、本体を自動車
のハンドルに固定できるものであれば、どのような手段
を用いてもよい。例えば、一端を本体に止着した紐をハ
ンドルのリブ、ボス等に縛る方法等を用いることもでき
る。
案内路の中心からの回転度を表す目盛あるいは位置によ
って色種が異なる彩色、を表示することができる。さら
に、本体の前面に透明カバーを密着させて取付け、案内
路に収納したポインタが脱出しないようにすることがで
きる。また、本体の裏面に取付けた取付部は本発明を自
動車のハンドルに取付けるものであって、本体を自動車
のハンドルに固定できるものであれば、どのような手段
を用いてもよい。例えば、一端を本体に止着した紐をハ
ンドルのリブ、ボス等に縛る方法等を用いることもでき
る。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1は本発明ハンドル回転表示器1の正面を示
し、図2はその一部断面の側面を示している。2はゴム
板等でなる本体、3は該本体2に形成した溝からなる案
内路、4は該案内路3に収納したポインタである。図2
において、5は本体2の前面を塞ぐ透明カバー、6は本
体2の裏面に取付けたベルベット式ファスナー等でなる
取付部である。
する。図1は本発明ハンドル回転表示器1の正面を示
し、図2はその一部断面の側面を示している。2はゴム
板等でなる本体、3は該本体2に形成した溝からなる案
内路、4は該案内路3に収納したポインタである。図2
において、5は本体2の前面を塞ぐ透明カバー、6は本
体2の裏面に取付けたベルベット式ファスナー等でなる
取付部である。
【0011】本体2は合成ゴム板で形成し、案内路3
は、この合成ゴム板への掘込みにより形成するか、ある
いは合成ゴム板の成形と同時に形成する。案内路3の全
体形状は図示するように、巻方向が互いに反対の2個の
渦巻を左右に配置し、両渦巻の外側の端部で相互に連続
するように形成する。この左右2個の渦巻部7a,7b
の渦巻数はハンドルの回転可能数に合わせて形成する。
すなわち一般の自動車のハンドルは右に1.5回転、左
に1.5回転、計3回転可能になっているので、上記渦
巻部7a,7bも各々1.5の巻数に形成する。
は、この合成ゴム板への掘込みにより形成するか、ある
いは合成ゴム板の成形と同時に形成する。案内路3の全
体形状は図示するように、巻方向が互いに反対の2個の
渦巻を左右に配置し、両渦巻の外側の端部で相互に連続
するように形成する。この左右2個の渦巻部7a,7b
の渦巻数はハンドルの回転可能数に合わせて形成する。
すなわち一般の自動車のハンドルは右に1.5回転、左
に1.5回転、計3回転可能になっているので、上記渦
巻部7a,7bも各々1.5の巻数に形成する。
【0012】なお、本明細書での渦巻数と渦巻の道のり
との関係については、次のように定義する。即ち、渦巻
数1とは、渦巻のある位置(例えば、図1の案内路3の
A点)から渦巻に沿って移動した時,渦巻の方向(渦巻
の接線方向)が360度回転して元の出発位置の接線方
向と同じ方向になった位置(例えば、図1の案内路3の
B点)までの渦巻の道のりとする。そして、この渦巻の
接線方向の360度回転を渦巻の1回転とも表現する。
例えば、渦巻数0.5とは、渦巻のある位置から渦巻に
沿って移動した時,渦巻の方向が180度回転して元の
出発位置の渦巻接線方向と同じ方向になった場合の渦巻
の道のりで、渦巻の0.5回転である(例えば図1のA
点からC点までの案内路3である)。
との関係については、次のように定義する。即ち、渦巻
数1とは、渦巻のある位置(例えば、図1の案内路3の
A点)から渦巻に沿って移動した時,渦巻の方向(渦巻
の接線方向)が360度回転して元の出発位置の接線方
向と同じ方向になった位置(例えば、図1の案内路3の
B点)までの渦巻の道のりとする。そして、この渦巻の
接線方向の360度回転を渦巻の1回転とも表現する。
例えば、渦巻数0.5とは、渦巻のある位置から渦巻に
沿って移動した時,渦巻の方向が180度回転して元の
出発位置の渦巻接線方向と同じ方向になった場合の渦巻
の道のりで、渦巻の0.5回転である(例えば図1のA
点からC点までの案内路3である)。
【0013】案内路3の溝の断面形状は本実施例ではU
字状に形成する。8は案内路3に沿った淵部に連続的に
表示した目盛で、本実施例では後述するハンドル回転角
度に対応させて、案内路3中心を0として右渦巻部7a
沿って、0から15まで、また、左渦巻部7bに沿っ
て、0から−15まで表示してある。ここで、右渦巻部
7aの目盛10は、中心の目盛0から右の渦巻7aの1
回転(つまり渦巻1個)に対応させてある。左渦巻部7
bについても同様である。
字状に形成する。8は案内路3に沿った淵部に連続的に
表示した目盛で、本実施例では後述するハンドル回転角
度に対応させて、案内路3中心を0として右渦巻部7a
沿って、0から15まで、また、左渦巻部7bに沿っ
て、0から−15まで表示してある。ここで、右渦巻部
7aの目盛10は、中心の目盛0から右の渦巻7aの1
回転(つまり渦巻1個)に対応させてある。左渦巻部7
bについても同様である。
【0014】また、右渦巻部7aの案内路3または案内
路3に沿った淵部に色種が異なる色を施してもよい。例
えば、目盛0〜3間を青、目盛3〜6間を緑、目盛6〜
9間を黄、目盛9〜12間を橙、目盛12〜15間を赤
に各々着色することもできる。左渦巻部7bについても
同様である。ポインタ4は、本例では、球体で形成し、
3個を案内路3に収納した例を示している。これらのポ
インタ4にも異なる色で着色してもよい。例えば、中心
のポインタ41を赤に、左右のポインタを黄に着色す
る。以下の説明では、特に説明が限り、ポインタはポイ
ンタ41を指す。なお、 透明カバー5は、本実施例で
は、アクリル板を用いている。取付部6は、ハンドル回
転表示器1を自動車用のハンドルに固定するためのもの
で、本実施例ではベルベット式ファスナーを用いてお
り、予めハンドルのホーン部に取付けてある後述のベル
ベット式ファスナの取付受部22に密着させることによ
り固定できるように構成する。
路3に沿った淵部に色種が異なる色を施してもよい。例
えば、目盛0〜3間を青、目盛3〜6間を緑、目盛6〜
9間を黄、目盛9〜12間を橙、目盛12〜15間を赤
に各々着色することもできる。左渦巻部7bについても
同様である。ポインタ4は、本例では、球体で形成し、
3個を案内路3に収納した例を示している。これらのポ
インタ4にも異なる色で着色してもよい。例えば、中心
のポインタ41を赤に、左右のポインタを黄に着色す
る。以下の説明では、特に説明が限り、ポインタはポイ
ンタ41を指す。なお、 透明カバー5は、本実施例で
は、アクリル板を用いている。取付部6は、ハンドル回
転表示器1を自動車用のハンドルに固定するためのもの
で、本実施例ではベルベット式ファスナーを用いてお
り、予めハンドルのホーン部に取付けてある後述のベル
ベット式ファスナの取付受部22に密着させることによ
り固定できるように構成する。
【0015】次に本実施例の作用について説明する。図
3、図4に示すように、まず、ハンドル回転表示器1を
自動車のハンドル20のホーン部21に取付ける。この
取付けは、取付部6を自動車のハンドル20のホーン部
21に予め取付けられているベルベット式ファスナの取
付受部22に密着させることにより容易にできる。この
際、ハンドル20が左右の何れにも回転されていない状
態に設定すると共に、ポインタ4が目盛0の位置にきた
すようにハンドル回転表示器1の向きを調整して、ハン
ドル回転表示器1をハンドル20のホーン部21の中央
部に固定する。これにより、ハンドル20は、その面が
垂直に近い斜め方向に固定される。なお、目盛0を通る
案内路3の中心線Nがハンドルの垂直中心線Mと合致す
るのであれば、ハンドル回転表示器1のホーン部21の
取付けにおいて、必ずハンドル回転表示器1の中央部が
ホーン部の中央部に合致させる必要はない。つまりハン
ドル回転表示器1の中央部がのホーン部21の中央部か
ら上下方向にずれてもよい。
3、図4に示すように、まず、ハンドル回転表示器1を
自動車のハンドル20のホーン部21に取付ける。この
取付けは、取付部6を自動車のハンドル20のホーン部
21に予め取付けられているベルベット式ファスナの取
付受部22に密着させることにより容易にできる。この
際、ハンドル20が左右の何れにも回転されていない状
態に設定すると共に、ポインタ4が目盛0の位置にきた
すようにハンドル回転表示器1の向きを調整して、ハン
ドル回転表示器1をハンドル20のホーン部21の中央
部に固定する。これにより、ハンドル20は、その面が
垂直に近い斜め方向に固定される。なお、目盛0を通る
案内路3の中心線Nがハンドルの垂直中心線Mと合致す
るのであれば、ハンドル回転表示器1のホーン部21の
取付けにおいて、必ずハンドル回転表示器1の中央部が
ホーン部の中央部に合致させる必要はない。つまりハン
ドル回転表示器1の中央部がのホーン部21の中央部か
ら上下方向にずれてもよい。
【0016】図1はハンドル20が左右の何れにも回転
されていない状態、つまり自動車の走行方向が前方直線
方向にある状態であり、ポインタ4は目盛0の位置にあ
る。この状態からハンドルを右に1/4回転(90度回
転)させると、第5図に示すようにハンドル回転表示器
1もハンドル20と共に右に1/4回転する。これによ
りポインタ4より左側の案内路3が高くなるため、ポイ
ンタ4は自重により案内路3の低い位置に移動する。こ
の結果、ポインタ4は案内路3に対し相対的に右方向に
移動して、案内路3の最も低位置の目盛2.5に位置す
る。
されていない状態、つまり自動車の走行方向が前方直線
方向にある状態であり、ポインタ4は目盛0の位置にあ
る。この状態からハンドルを右に1/4回転(90度回
転)させると、第5図に示すようにハンドル回転表示器
1もハンドル20と共に右に1/4回転する。これによ
りポインタ4より左側の案内路3が高くなるため、ポイ
ンタ4は自重により案内路3の低い位置に移動する。こ
の結果、ポインタ4は案内路3に対し相対的に右方向に
移動して、案内路3の最も低位置の目盛2.5に位置す
る。
【0017】さらに、ハンドル20の右回転を進める
と、ポインタ4が位置する目盛は順次増大し、初期状態
からハンドル20を1回転させると、ポインタ4は目盛
10の位置に達する。このようにハンドル4の回転度と
ポインタ4が位置する目盛の数字とは対応関係にある。
従って、ポインタ4が示す目盛から、その時点のハンド
ル20の回転度を知ることができる。
と、ポインタ4が位置する目盛は順次増大し、初期状態
からハンドル20を1回転させると、ポインタ4は目盛
10の位置に達する。このようにハンドル4の回転度と
ポインタ4が位置する目盛の数字とは対応関係にある。
従って、ポインタ4が示す目盛から、その時点のハンド
ル20の回転度を知ることができる。
【0018】次にその状態から左回転させれば、今度は
ポインタ4が位置する左側の案内路3が低くなり、ポイ
ンタ4は案内路12に対し相対的に右方向に移動する。
ポインタ4が目盛0を越して例えば目盛−2.5の位置
に達すれば、ハンドル20は左1/4回転したことにな
る。以上から本例では、ポインタ4が目盛10に来した
ときは、ハンドルを右1回転させたことになる。つま
り、目盛の数字の1/10が回転数を表していることに
なる。よって目盛を本例の場合の1/10に表示して、
回転数を直接表示することもできる。
ポインタ4が位置する左側の案内路3が低くなり、ポイ
ンタ4は案内路12に対し相対的に右方向に移動する。
ポインタ4が目盛0を越して例えば目盛−2.5の位置
に達すれば、ハンドル20は左1/4回転したことにな
る。以上から本例では、ポインタ4が目盛10に来した
ときは、ハンドルを右1回転させたことになる。つま
り、目盛の数字の1/10が回転数を表していることに
なる。よって目盛を本例の場合の1/10に表示して、
回転数を直接表示することもできる。
【0019】なお、目盛を読まないでポインタ4が位置
する案内路3(または案内路3の淵部)の色を見ること
により、その時点のハンドル20大体の回転度を知るこ
とができる。例えば、ポインタ4が右渦巻部7aの赤色
のゾーンに位置しているときは、ハンドル20回転度が
右の1.25〜1.5の状態で、略フル回転されている
状態であることを示している。
する案内路3(または案内路3の淵部)の色を見ること
により、その時点のハンドル20大体の回転度を知るこ
とができる。例えば、ポインタ4が右渦巻部7aの赤色
のゾーンに位置しているときは、ハンドル20回転度が
右の1.25〜1.5の状態で、略フル回転されている
状態であることを示している。
【0020】図6は、本発明の第2の実施例を示し、第
1の実施例と共通する部分は同じ符号を用いて説明を省
略する。本実施例では、案内路3の溝の断面形状を図6
に示すようにC字状とする。その開口部の幅Lを、ポイ
ンタ4の径Pより狭く形成する。これにより案内路9に
収納したポインタ4が案内路9から逸脱することはな
く、案内路9内を移動することができる。よって、本例
では、第1の実施例に相当する透明カバー5は不要とな
る。
1の実施例と共通する部分は同じ符号を用いて説明を省
略する。本実施例では、案内路3の溝の断面形状を図6
に示すようにC字状とする。その開口部の幅Lを、ポイ
ンタ4の径Pより狭く形成する。これにより案内路9に
収納したポインタ4が案内路9から逸脱することはな
く、案内路9内を移動することができる。よって、本例
では、第1の実施例に相当する透明カバー5は不要とな
る。
【0021】10は案内路9の右渦巻9a部の末端に形
成したポインタ挿入口で、案内路9の開口部の幅Lより
若干広げて形成する。ポインタ4はこのポインタ挿入口
10から案内路9内に挿入する。本例の使用方法、作用
は第1の実施例と同様である。
成したポインタ挿入口で、案内路9の開口部の幅Lより
若干広げて形成する。ポインタ4はこのポインタ挿入口
10から案内路9内に挿入する。本例の使用方法、作用
は第1の実施例と同様である。
【0022】図7は、第3の実施例を示す。本例では、
案内路は透明体のパイプ体11を用いて形成する。すな
わちパイプ体11を前記実施例と同様の渦巻に形成し、
その中空部を案内路12とする。パイプの材質は、比較
的硬質の例えば硬質ビニル等の高分子を使用し、形成し
たパイプ自体でその形状を維持し、あるは外力により変
形しても、外力を解除すれば元の形状に復元する程度柔
軟であってもよい。
案内路は透明体のパイプ体11を用いて形成する。すな
わちパイプ体11を前記実施例と同様の渦巻に形成し、
その中空部を案内路12とする。パイプの材質は、比較
的硬質の例えば硬質ビニル等の高分子を使用し、形成し
たパイプ自体でその形状を維持し、あるは外力により変
形しても、外力を解除すれば元の形状に復元する程度柔
軟であってもよい。
【0023】13は保持板であって、該保持板13にパ
イプ体11を固定し、パイプ体11の渦巻形態を保持す
る。14はパイプ体11を保持板13に固定するため
に、保持板13の表面の所定位置に適数箇所に突出させ
て形成したパイプ挟着片である。パイプ体11は該挟着
片14に挟み込んで固定する。ポインタ4はパイプ体1
1の端部から挿入すればよい。その他の構成は実施例1
のものと同等に構成し、使用方法、作用も第1の実施例
と同様である。
イプ体11を固定し、パイプ体11の渦巻形態を保持す
る。14はパイプ体11を保持板13に固定するため
に、保持板13の表面の所定位置に適数箇所に突出させ
て形成したパイプ挟着片である。パイプ体11は該挟着
片14に挟み込んで固定する。ポインタ4はパイプ体1
1の端部から挿入すればよい。その他の構成は実施例1
のものと同等に構成し、使用方法、作用も第1の実施例
と同様である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明自動車用ハン
ドル回転表示器は、ハンドルに容易に着脱でき、ハンド
ルの回転度を正確に知ることができる。また、構成がシ
ンプルであり、製造が容易である。さらに、自動車側に
構造的変更、付設等を全く要しないので、自動車の機種
等に関係なく、広く適用できる。
ドル回転表示器は、ハンドルに容易に着脱でき、ハンド
ルの回転度を正確に知ることができる。また、構成がシ
ンプルであり、製造が容易である。さらに、自動車側に
構造的変更、付設等を全く要しないので、自動車の機種
等に関係なく、広く適用できる。
【図1】本発明ハンドル回転表示器の第1の実施例の正
面図である。
面図である。
【図2】ハンドル回転表示器の第1の実施例の側断面図
である。
である。
【図3】第1の実施例を自動車のハンドル部に取付けた
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図4】第1の実施例を自動車のハンドル部に取付けた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図5】第1の実施例を図1の状態から右に1/4回転
させた状態の正面図である。
させた状態の正面図である。
【図6】案内路の溝の断面形状をC字状に形成した第2
の実施例の断面図である。
の実施例の断面図である。
【図7】第2の実施例の部分正面である。
【図8】案内路をパイプで形成した第3の実施例の正面
図である。
図である。
1……ハンドル回転表示器
2……本体
3……案内路
4……ポインタ
5……透明カバー
6……取付部
7a……右渦巻部
7b……左渦巻部
8……目盛
9……案内路
9a……右渦巻部
9b……左渦巻部
10……ポインタ入口
11……パイプ体
12……案内路
20……ハンドル
21……ホーン部
22……取付部
Claims (7)
- 【請求項1】ポインタと該ポインタを収納して案内する
案内路を有する本体とでなり、前記案内路の左右は相互
にほぼ対称の渦巻状に形成し、自動車のハンドルに取付
け可能に構成したことを特徴とする自動車用ハンドル回
転表示器。 - 【請求項2】 前記本体が弾性体であることを特徴とす
る請求項1記載の自動車用ハンドル回転表示器。 - 【請求項3】前記ポインタが球体であることを特徴とす
る請求項1ないし請求項2記載の自動車用ハンドル回転
表示器。 - 【請求項4】 前記ポインタを複数個案内路に収納した
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の自動車
用ハンドル回転表示器。 - 【請求項5】 前記案内路が前記本体に形成した溝でな
ることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の自動
車用ハンドル回転表示器。 - 【請求項6】 前記案内路の開口部の幅が前記ポインタ
の径より狭いことを特徴とする請求項3記載の自動車用
ハンドル回転表示器。 - 【請求項7】 前記案内路または案内路に沿った傍らに
目盛または/および色種が変化する彩色を施すことを特
徴とする請求項1ないし請求項6記載の自動車用ハンド
ル回転表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103084A JP2003252232A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動車用ハンドル回転表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103084A JP2003252232A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動車用ハンドル回転表示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252232A true JP2003252232A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28672208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103084A Pending JP2003252232A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動車用ハンドル回転表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003252232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9840279B2 (en) | 2016-03-21 | 2017-12-12 | Ford Global Technologies, Llc | Removable steering-wheel assembly for an autonomous vehicle |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002103084A patent/JP2003252232A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9840279B2 (en) | 2016-03-21 | 2017-12-12 | Ford Global Technologies, Llc | Removable steering-wheel assembly for an autonomous vehicle |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040608 |
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