JP2003249011A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2003249011A
JP2003249011A JP2002045566A JP2002045566A JP2003249011A JP 2003249011 A JP2003249011 A JP 2003249011A JP 2002045566 A JP2002045566 A JP 2002045566A JP 2002045566 A JP2002045566 A JP 2002045566A JP 2003249011 A JP2003249011 A JP 2003249011A
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Yoshimi Oka
義美 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体が盗難された場合においても、記録
されている文書ファイル等のデータが簡単に流出しない
ような記録再生装置を提供する。 【解決手段】 この記録再生装置は、AV(オーディオ
ビジュアル)データファイル及びDOS(ディスクオペ
レーティングシステム)データファイルを記録可能な記
録再生装置であって、入力されたAVデータファイル及
びDOSデータファイルを暗号化する暗号化手段34
と、暗号化手段で暗号化されたデータファイルを処理し
て記録信号を生成する記録系信号処理手段10と、記録
系信号処理手段が生成した記録信号を記録媒体に記録
し、又は、記録媒体を再生して再生信号を出力する記録
再生手段31とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、AV(Au
dio Visual:オーディオビジュアル)信号を表すデータ
を含むAVデータファイル、及び、DOS(Disk Opera
ting System:ディスクオペレーティングシステム)に
おいて用いられるデータを含むDOSデータファイルを
記録又は再生可能な記録再生装置に関し、特に、AVデ
ータファイル及びDOSデータファイルの記録・再生を
行うHDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライ
ブ)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大量のAVデータファイルを記録
するために、HDD装置が用いられている。このような
HDD装置は、パーソナルコンピュータ(パソコン)に
接続されて使用できるため、パソコンで作成した文書フ
ァイル等のDOS形式のデータファイルを記録するため
に用いられることもある。従来のHDD装置において
は、パソコンから受信したDOSデータファイルを、暗
号化せずにハードディスクに記録していた。
【0003】しかしながら、HDD装置が小型化するに
つれてHDD装置の盗難件数も増加し、HDD装置が盗
難された場合には、記録されている文書ファイル等のデ
ータが流出してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記の点に鑑
み、本発明は、装置全体が盗難された場合においても、
記録されている文書ファイル等のデータが簡単に流出し
ないような記録再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る記録再生装置は、AV(オーディオビ
ジュアル)データファイル及びDOS(ディスクオペレ
ーティングシステム)データファイルを記録可能な記録
再生装置であって、入力されたAVデータファイル及び
DOSデータファイルを暗号化する暗号化手段と、暗号
化手段で暗号化されたデータファイルを処理して記録信
号を生成する記録系信号処理手段と、記録系信号処理手
段が生成した記録信号を記録媒体に記録し、又は、記録
媒体を再生して再生信号を出力する記録再生手段とを具
備する。
【0006】この記録再生装置は、記録再生手段から出
力された再生信号を処理し、得られたデータに基づいて
データファイルを生成する再生系信号処理手段と、暗号
化されたデータファイルを復号するために用いる復号鍵
を入力する復号鍵入力手段と、復号鍵入力手段に入力さ
れた復号鍵を用いて、再生系信号処理手段が生成した暗
号化されたデータファイルを復号する復号手段と、復号
手段が復号したデータファイルをAVデータファイル又
はDOSデータファイルとして出力するデータファイル
管理手段とをさらに具備しても良い。
【0007】以上において、記録媒体としてハードディ
スクを用いても良い。本発明によれば、AVデータファ
イルと同様に、DOSデータファイルも暗号化して記録
することにより、装置全体が盗難された場合において
も、記録されている文書ファイル等のデータが簡単に流
出しないような記録再生装置を提供することができる。
更に、AVデータファイルを暗号化又は復号する手段
を、DOSデータファイルを暗号化又は復号する手段と
して利用することにより、コストの上昇を抑えることが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳しく説明する。図1は、本発
明の一実施形態に係る記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態においては、本発明をHDD装
置に適用している。図1に示すように、HDD装置1
は、信号の記録再生を行う記録再生部31と、入力デー
タファイルを暗号化する暗号化回路34と、暗号化され
たデータファイルを処理して記録信号を生成する記録系
信号処理部10と、再生信号を処理してデータファイル
を生成する再生系信号処理部20と、暗号化されたデー
タファイルを復号するために用いる復号鍵を入力する復
号鍵入力部36と、入力された復号鍵を用いて、再生系
信号処理部20が生成した暗号化されたデータファイル
を復号する復号回路35と、これらを制御してデータフ
ァイルの管理を行うデータファイル管理部32と、外部
のパソコン(PC)やディジタル放送チューナとデータ
の入出力を行うためのインターフェース33とを備えて
いる。
【0009】記録再生部31は、例えば50G〜100
Gバイトの記録容量を有する記録媒体であるハードディ
スクと、ハードディスクに記録信号を書き込みハードデ
ィスクから再生信号を読み出す磁気ヘッドと、磁気ヘッ
ドを移動させるアクチュエータと、アクチュエータの位
置を制御するサーボ回路とを含んでいる。
【0010】記録系信号処理部10は、入力されたパラ
レルデータをシリアルデータに変換するパラレル/シリ
アル変換回路11と、シリアルデータにエラー訂正コー
ドを付加するエラー訂正コード生成回路12と、エラー
訂正コード生成回路12から出力されたデータをディジ
タル変調して記録に適した信号に変換するディジタル変
調回路13と、ディジタル変調回路13から出力された
信号に対して記録特性の補償を行う記録補償回路14
と、記録補償回路14から出力された信号を増幅して記
録信号として記録再生部31に供給する記録アンプ15
とを含んでいる。
【0011】一方、再生系信号処理部20は、記録再生
部31から出力された再生信号を増幅するプリアンプ2
1と、増幅された再生信号の波形等化を行う波形等化回
路22と、波形等化された再生信号を判定してディジタ
ルデータに変換する判定回路23と、判定回路23から
出力されたデータをディジタル復調するディジタル復調
回路24と、ディジタル復調回路24から出力されたデ
ータにエラー訂正を施すエラー訂正回路25と、エラー
訂正回路25から出力されたシリアルデータをパラレル
データに変換するシリアル/パラレル変換回路26とを
含んでいる。
【0012】データファイル管理部32は、インターフ
ェース33を介して入力されるAVデータファイルやD
OSデータファイルを暗号化回路34に供給し、記録再
生部31の記録再生動作を制御し、復号回路35から出
力されたデータファイルをAVデータファイルやDOS
データファイルとしてインターフェース33に供給する
と共に、データファイルの管理を行う。データファイル
管理部32は、論理回路を用いて構成しても良いし、C
PUとソフトウエアを用いて構成しても良い。
【0013】暗号化回路34は、所定の暗号化方法を用
いて、入力されたデータを暗号化し、記録系信号処理部
10に供給する。復号回路35は、これに対応する復号
方法を用いて、再生系信号処理部20から出力された暗
号化されたデータファイルを復号する。ここで、復号回
路35は、内部に復号鍵を記憶して、単にパスワードが
入力された場合にデータファイルを復号するようにして
も良いが、本実施形態においては、機密性を高めるため
に、外部から復号鍵入力部36に復号鍵が入力された場
合にデータファイルを復号するようにしている。復号鍵
入力部36は、外部のパソコンからインターフェース3
3を介して復号鍵を入力する。あるいは、復号鍵入力部
36は、パスワード又は復号鍵として用いる数列を入力
するためのテンキーやキーボードであっても良いし、磁
気カードやICカードやフレキシブルディスクから復号
鍵を読み取る読取り装置であっても良い。
【0014】本実施形態においては、暗号化のために、
例えば、RSA(Rivest Shamir Adelman scheme ciphe
r)暗号が用いられる。RSA暗号は、公開鍵暗号の1
つであり、暗号鍵とは異なる復号鍵を用いるので、暗号
鍵が公開されても復号鍵を秘密にしておけば暗号文の機
密性が保たれる。従って、復号鍵をHDD装置とは別個
に保管しておくことにより、HDD装置が盗難されても
暗号文の内容を解読することはできない。
【0015】ここで、RSA暗号について説明する。文
字コードに変換された入力データファイル(平文)を
P、暗号文をC、暗号鍵をE、復号鍵をD、法をMとし
て、(1)式のように暗号化する。なお、P<M、か
つ、C<Mであるものとする。 C=PE mod M ・・・(1) (1)式において用いる暗号鍵Eと法Mは、公開されて
も良い。
【0016】ここで、法Mは、ランダムに選んだ2つの
素数I,Jの積M=I×Jとする。また、L=LCM
(I−1,J−1)としたとき、暗号鍵Eは、Lと互い
に素な数とする。ここで、LCM(x,y)は、xとy
の最小公倍数を表す。さらに、復号鍵Dは、(2)式を
満たすものとする。 E・D≡1(mod L) ・・・(2) これより、(3)式に示すように、暗号文Cが復号され
る。 P=CD mod M ・・・(3) (2)式及び(3)式において用いる復号鍵Dは、秘密
に保持しておく。
【0017】次に、図1に示すHDD装置の動作につい
て説明する。HDD装置1は、外部のディジタル放送チ
ューナ等からインターフェース33を介してAVデータ
ファイルを入力することができる。データファイル管理
部32は、入力されたAVデータファイルを暗号化回路
34に供給して暗号化を行わせる。暗号化されたAVデ
ータファイルは、記録系信号処理部10に供給され、記
録系信号処理部10から出力される記録信号が、記録再
生部31によってハードディスクに記録される。
【0018】また、HDD装置1は、外部のパソコン等
からインターフェース33を介してDOSデータファイ
ルを入力することができる。データファイル管理部32
は、入力されたDOSデータファイルをAVデータファ
イルと同様に暗号化回路34に供給して暗号化を行わせ
る。暗号化されたDOSデータファイルは、記録系信号
処理部10に供給され、記録系信号処理部10から出力
される記録信号が、記録再生部31によってハードディ
スクに記録される。
【0019】ハードディスクに記録されたデータファイ
ルを読み出す際には、復号鍵入力部36に復号鍵を入力
する必要がある。読出し命令を受けたデータファイル管
理部32は、記録再生部31にハードディスクの所望の
記録領域を再生させる。復号回路35は、再生系信号処
理部20から出力されたデータファイルを、復号鍵を用
いて復号する。データファイル管理部32は、復号され
たデータファイルを、AVデータファイル又はDOSデ
ータファイルとして出力する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、A
Vデータファイルと同様に、DOSデータファイルも暗
号化して記録することにより、装置全体が盗難された場
合においても、記録されている文書ファイル等のデータ
が簡単に流出しないような記録再生装置を提供すること
ができる。更に、AVデータファイルを暗号化又は復号
する手段を、DOSデータファイルを暗号化又は復号す
る手段として利用することにより、コストの上昇を抑え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 HDD装置 10 記録系信号処理部 11 パラレル/シリアル変換回路 12 エラー訂正コード生成回路 13 ディジタル変調回路 14 記録補償回路 15 記録アンプ 20 再生系信号処理部 21 プリアンプ 22 波形等化回路 23 判定回路 24 ディジタル復調回路 25 エラー訂正回路 26 シリアル/パラレル変換回路 31 記録再生部 32 データファイル管理部 33 インターフェース 34 暗号化回路 35 復号回路 36 復号鍵入力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AV(オーディオビジュアル)データフ
    ァイル及びDOS(ディスクオペレーティングシステ
    ム)データファイルを記録可能な記録再生装置であっ
    て、 入力されたAVデータファイル及びDOSデータファイ
    ルを暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段で暗号化されたデータファイルを処理し
    て記録信号を生成する記録系信号処理手段と、 前記記録系信号処理手段が生成した記録信号を記録媒体
    に記録し、又は、記録媒体を再生して再生信号を出力す
    る記録再生手段と、を具備する記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記録再生手段から出力された再生信
    号を処理し、得られたデータに基づいてデータファイル
    を生成する再生系信号処理手段と、 暗号化されたデータファイルを復号するために用いる復
    号鍵を入力する復号鍵入力手段と、 前記復号鍵入力手段に入力された復号鍵を用いて、前記
    再生系信号処理手段が生成した暗号化されたデータファ
    イルを復号する復号手段と、 前記復号手段が復号したデータファイルをAVデータフ
    ァイル又はDOSデータファイルとして出力するデータ
    ファイル管理手段と、をさらに具備する請求項1記載の
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体がハードディスクである、
    請求項1又は2記載の記録再生装置。
JP2002045566A 2002-02-22 2002-02-22 記録再生装置 Withdrawn JP2003249011A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006127520A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Harman Becker Automotive Systems Gmbh ナビゲーションシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127520A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Harman Becker Automotive Systems Gmbh ナビゲーションシステム
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