JP2003248928A - 光レベル制御装置 - Google Patents

光レベル制御装置

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JP2003248928A
JP2003248928A JP2002044511A JP2002044511A JP2003248928A JP 2003248928 A JP2003248928 A JP 2003248928A JP 2002044511 A JP2002044511 A JP 2002044511A JP 2002044511 A JP2002044511 A JP 2002044511A JP 2003248928 A JP2003248928 A JP 2003248928A
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optical
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Yuichi Maekawa
雄一 前川
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 再生ジッタの悪化を防止することができる光
レベル制御装置を提供する。 【解決手段】 第2レベルを段階的に設定して全ての第
2レベル毎に第2レベルと第1レベルの差と、第2レベ
ルと第1レベルの差に対する第3レベルと第2レベルの
差の比率を段階的に変化させたときの全ての比率に対応
する第3レベルと第2レベルの差を設定したテーブルを
作成するテーブル作成手段S2〜S16と、記録を行う
光ディスクから読み出した製品情報に応じて当該光ディ
スクに最適第2レベルと最適比率を決定する最適値決定
手段S18と、最適第2レベルと最適比率を用いてテー
ブルから第2レベルと第1レベルの差及び第3レベルと
第2レベルの差を取得して光レベル制御に使用する取得
手段S20とを有することにより、ライトレベルとリー
ドレベルの差に対するパワードレベルとライトレベルの
差の比率を最適値に設定でき、再生ジッタの悪化を防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光レベル制御装置に
関し、特に、記録型光ディスクにデータ記録を行う光デ
ィスク装置の光レベル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記録が可能な記録型光ディスクに
は、CD−R等の追記型光ディスクと、CD−RW等の
書き換え可能型光ディスクとがある。このうち、CD−
Rの記録では、レーザ光の光強度を図1に示すように、
リードレベルを基準にライトレベルを重畳し、更に、ラ
イトレベルの開始から所定時間( 例えば1T〜1.5
T、Tは標準速度(1倍速)にて周波数4.32MHz
の1周期で約236msec)はパワードレベルを設定
している。これは、レーザ光の照射直後は光ディスク上
の温度が低く、照射時間の経過に伴い温度が上昇してい
くので、パワードレベルを設定することによって温度上
昇を早め、一定幅のピットを形成するためである。
【0003】一方、CD−RWの記録では、レーザ光の
光強度を図2に示すように、バイアスレベルを基準とし
て、ライトレベルとイレーズレベルの2値で変化させて
いる。この場合、ライトレベルによって光ディスクの記
録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化して
記録マークが形成され、また、イレーズレベルによって
アモルファス状態から結晶状態に変化して記録済みの記
録マークが消去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク装置
は、CD−Rの記録時には、レーザ光の光強度をフロン
トモニタで検出して、リードレベルとライトレベルにつ
いてはフィードバック制御を行っているが、パワードレ
ベルについては、パワードレベル期間がフロントモニタ
の応答に比して短いためにフィードバック制御を行わ
ず、ライトレベルとリードレベルの差DWに対するパワ
ードレベルとライトレベルの差DPの比率DW/DPを
一定に設定している。
【0005】しかし、メーカ等による光ディスクの記録
特性の違いによって、上記比率DW/DPの最適値は、
例えば10〜15パーセント程度で異なり、従来は光デ
ィスクの種類によって、必ずしも最適のパワードレベル
が設定されておらず、再生ジッタが悪化する等の問題が
あった。
【0006】また、CD−RWの記録時にも、記録速度
が遅ければレーザ光の光強度をフロントモニタで検出し
て、ライトレベルとイレーズレベルのフィードバック制
御を行えるが、記録速度が速くなるとライトレベル期間
がフロントモニタの応答に比して短くなるために、イレ
ーズレベルとバイアスレベルの差に対するライトレベル
とイレーズレベルの差の比率を最適値に設定する必要が
ある。この場合にも、光ディスクの記録特性の違いによ
って、上記比率DW/DPの最適値は異なり、光ディス
クの種類によって、最適のパワードレベルが設定されて
いない場合には、再生ジッタが悪化する等の問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ライトレベルとリードレベルの差に対するパワード
レベルとライトレベルの差の比率、または、イレーズレ
ベルとバイアスレベルに対するライトレベルとイレーズ
レベルの差の比率を最適値に設定でき、再生ジッタの悪
化を防止することができる光レベル制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基準となる第1レベルより高い第2レベルと前記第
2レベルより高い第3レベルからなる光強度のレーザ光
を光ディスクに照射して記録を行う際に前記第1,第
2,第3レベルの制御を行う光レベル制御装置であっ
て、第2レベルを段階的に設定して全ての第2レベル毎
に第2レベルと第1レベルの差と、前記第2レベルと第
1レベルの差に対する前記第3レベルと第2レベルの差
の比率を段階的に変化させたときの全ての比率に対応す
る第3レベルと第2レベルの差を設定したテーブルを作
成するテーブル作成手段(S2〜S16)と、記録を行
う光ディスクから読み出した製品情報に応じて当該光デ
ィスクに最適第2レベルと最適比率を決定する最適値決
定手段(S18)と、前記最適第2レベルと最適比率を
用いて前記テーブルから第2レベルと第1レベルの差及
び第3レベルと第2レベルの差を取得して光レベル制御
に使用する取得手段(S20)とを有することにより、
第2レベルであるライトレベルと第1レベルであるリー
ドレベルの差に対する第3レベルであるパワードレベル
とライトレベルの差の比率、または、第2レベルである
イレーズレベルと第1レベルであるバイアスレベルに対
する第3レベルであるライトレベルとイレーズレベルの
差の比率を最適値に設定でき、再生ジッタの悪化を防止
することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光レベル制御装置において、前記最適値決定手段は、予
め各種光ディスクの製品情報に応じた最適第2レベルと
最適比率が予め設定されている対応テーブルを有し、記
録を行う光ディスクから読み出した製品情報を用いて前
記対応テーブルから前記製品情報に応じた最適第2レベ
ルと最適比率を決定することにより、製品情報に応じた
最適第2レベルと最適比率を簡単かつ短時間で決定する
ことができる。
【0010】なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容
易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示
の態様に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、CD−Rの記録を行う光デ
ィスク装置の光レベル制御装置について、説明する。
【0012】図3は、本発明の光レベル制御装置の一実
施例のブロック図を示す。同図中、MPU10は、不揮
発性メモリ12及び図示しないメモリを用いて装置全体
の制御を行う。MPU10の出力するリードレベル指示
データはD/A変換器14でアナログ化されてレーザダ
イオードドライバ16の端子aに供給され、同様に、M
PU10の出力するライトレベル指示データ(図1のD
Wに相当)はD/A変換器18でアナログ化されてレー
ザダイオードドライバ16の端子bに供給される。更
に、MPU10の出力するパワードレベル指示データ
(図1のDPに相当)はD/A変換器20でアナログ化
されてレーザダイオードドライバ16の端子cに供給さ
れる。ところで、レーザダイオードドライバ16の端子
a,bにおける電圧は、A/D変換器15,21それぞ
れでデジタル化されてMPU10に供給される。
【0013】レーザダイオードドライバ16には、この
他に端子22から記録用の変調信号が供給され、レーザ
ダイオードドライバ16は記録用の変調信号に応じて、
リードレベルまたはライトレベルまたはパワードレベル
それぞれを得るための電流をレーザダイオード24に供
給してレーザダイオード24を発光させ、このレーザ光
が光ディスクに照射されて記録が行われる。
【0014】フロントモニタ26は、レーザダイオード
24の出力するレーザ光の光強度を検出するものであっ
てフォトダイオードで構成されており、光強度に応じた
検出電流をnpnトランジスタQ1のコレクタに流す。
トランジスタQ1はnpnトランジスタQ2,Q3とカ
レントミラー回路を構成しており、トランジスタQ2,
Q3のコレクタには上記検出電流と同一値の電流が流れ
る。
【0015】トランジスタQ2のコレクタは互いに連動
したスイッチ28,30を介して可変電流源32に接続
されている。スイッチ28,30はMPU10からの指
示でリードレベルのタイミングでのみオンし、可変電流
源32はMPU10からの指示に従った値の定電流をス
イッチ28,30に流す。スイッチ28,30の接続点
は演算増幅器34の反転入力端子に接続されている。
【0016】演算増幅器34の非反転入力端子には基準
電圧Vrefが供給されており、演算増幅器34はコン
デンサ35と共にミラー積分回路を構成している。この
ミラー積分回路の出力電圧はpnpトランジスタ36で
反転されたのちD/A変換器14出力に重畳されてレー
ザダイオードドライバ16の端子aに供給される。
【0017】ここで、MPU10からD/A変換器14
を通してレーザダイオードドライバ16にリードレベル
指示信号が供給され、レーザダイオードドライバ16が
リードレベルを得るための電流をレーザダイオード24
に流すと共に、MPU10から上記リードレベルに応じ
た指示信号が可変電流源32に供給されて、可変電流源
32の出力電流値が例えばi1にされているものとす
る。
【0018】レーザダイオード24の出力するレーザ光
の光強度が指示されたリードレベルより低い場合には、
フロントモニタ26の検出電流値が上記電流値i1より
小さいために、電流値i1と検出電流値との差電流がコ
ンデンサ35を充電する方向に流れ、演算増幅器34の
出力電圧は低下し、pnpトランジスタ36からレーザ
ダイオードドライバ16の端子aに供給される電圧は上
昇し、これによって、レーザダイオードドライバ16は
レーザダイオード24に流す電流を増大させ、レーザダ
イオード24の出力するレーザ光の光強度が増大する。
レーザダイオード24の出力するレーザ光の光強度が指
示されたリードレベルより高い場合には、逆の動作によ
ってレーザダイオードドライバ16はレーザダイオード
24に流す電流を減少させ、レーザダイオード24の出
力するレーザ光の光強度が減少し、フィードバック制御
が行われる。
【0019】トランジスタQ3のコレクタは互いに連動
したスイッチ38,40を介して可変電流源42に接続
されている。スイッチ38,40はMPU10からの指
示でライトレベルのタイミングでのみオンし、可変電流
源42はMPU10からの指示に従った値の定電流をス
イッチ38,40に流す。スイッチ38,40の接続点
は演算増幅器44の反転入力端子に接続されている。
【0020】演算増幅器44の非反転入力端子には基準
電圧Vrefが供給されており、演算増幅器44はコン
デンサ45と共にミラー積分回路を構成している。この
ミラー積分回路の出力電圧はpnpトランジスタ46で
反転されたのちD/A変換器14出力に重畳されてレー
ザダイオードドライバ16の端子aに供給される。
【0021】ここで、MPU10からD/A変換器18
を通してレーザダイオードドライバ16にライトレベル
指示信号が供給され、レーザダイオードドライバ16が
ライトレベルを得るための電流をレーザダイオード24
に流すと共に、MPU10から上記ライトレベルに応じ
た指示信号が可変電流源42に供給されて、可変電流源
42の出力電流値が例えばi2にされているものとす
る。
【0022】レーザダイオード24の出力するレーザ光
の光強度が指示されたライトレベルより低い場合には、
フロントモニタ26の検出電流値が上記電流値i1より
小さいために、電流値i1と検出電流値との差電流がコ
ンデンサ45を充電する方向に流れ、演算増幅器44の
出力電圧は低下し、pnpトランジスタ46からレーザ
ダイオードドライバ16の端子aに供給される電圧は上
昇し、これによって、レーザダイオードドライバ16は
レーザダイオード24に流す電流を増大させ、レーザダ
イオード24の出力するレーザ光の光強度が増大する。
レーザダイオード24の出力するレーザ光の光強度が指
示されたライトレベルより高い場合には、逆の動作によ
ってレーザダイオードドライバ16はレーザダイオード
24に流す電流を減少させ、レーザダイオード24の出
力するレーザ光の光強度が減少し、フィードバック制御
が行われる。
【0023】ここで、レーザダイオードドライバ16の
端子bの入力電圧・出力電流特性の一実施例を図4に示
し、レーザダイオード24の入力電流・出力光強度特性
の一実施例を図5に示す。なお、図5に示すレーザダイ
オードの入力電流・出力光強度特性でBはリードレベ
ル、Eはライトレベル、Wはパワードレベルを表してい
る。
【0024】図6は、本発明装置のMPU10が実行す
るパワードレベル設定処理の一実施例のフローチャート
を示す。この処理は、例えば光ディスク装置に光ディス
クが装着されたとき、及びその後の所定時間経過毎に実
行される。
【0025】同図中、MPU10はステップS2でパワ
ードレベル指示データによりD/A変換器20出力を0
Vに設定し、可変電流源32に所定値を設定し、スイッ
チ28,30をオンさせリードレベルのフィードバック
制御を行い(図5における入力電流レベルBを超えてい
る必要がある)、その時のレーザダイオードドライバ1
6の端子aにおける電圧をA/D変換器15で取得し、
その値をステップS4の固定値として使う。ステップS
4でリードレベル指示データによりD/A変換器14出
力を上記固定値(図5における入力電流レベルBを超え
ている必要がある)に設定してスイッチ28,30をオ
フさせる。ステップS6でライトレベル指示データによ
り可変電流源42を第2の値(例えばレーザダイオード
の出力光強度10mWに相当)に設定する。そして、ス
テップS8で、そのときのレーザダイオードドライバ1
6の端子bの電圧をA/D変換器21から読み取って電
圧W1として保持する。
【0026】次に、ステップS10でライトレベル指示
データにより可変電流源42を第2の値(例えばレーザ
ダイオードの出力光強度20mWに相当)に設定する。
なお、10mW設定時も、20mW設定時も第2の値と
しており、異なるパワーが設定されておかしいとも考え
られるが、レーザダイオードドライバ16の端子bのチ
ャンネルでコントロールされるパワーを第2の値と考え
る方が実際に即している。
【0027】そして、ステップS12で、そのときのレ
ーザダイオードドライバ16の端子bの電圧をA/D変
換器21から読み取って電圧W2として保持し、出力光
強度の増分10mWに対応する差電圧(W2−W1)を
求める。
【0028】その後、ステップS14でD/A変換器2
0に供給するパワードレベル指示データを最低値から最
大値方向に向かって順次増加させ、パワードレベル指示
データの各値に対しレーザダイオードドライバ16の端
子bの電圧をA/D変換器21から読み取って保持す
る。上記のようにパワードレベル指示データを最低値か
ら最大値方向に向かって順次増加させると、フィードバ
ック制御がかかることから端子bの電圧は徐々に低下す
る。図7に上記ステップS2〜S14における端子bの
電圧の変化を示す。これによって、パワードレベル指示
データの各値に対応する端子bの電圧の変化、つまり、
出力光強度の変化が何mWであるかを知ることができ
る。
【0029】次に、ステップS16で、上記差電圧(W
2−W1)と、パワードレベル指示データの各値に対応
する出力光強度の変化が何mWであるかの関係から、実
測ライトレベルを例えば10mWから20mWまで段階
的に設定し、全ての実測ライトレベル毎に、対応するラ
イトレベル指示データ(DWに相当)を求め、更に、全
ての実測ライトレベル毎に、ライトレベルとリードレベ
ルの差DWに対するパワードレベルとライトレベルの差
DPの比率DW/DPを例えば10〜15パーセントの
間で段階的に変化させて設定し、全ての比率DW/DP
毎に対応するパワードレベル指示データ(DPに相当)
を求め、これをパワードテーブルとしてMPU10の内
蔵メモリ(揮発性メモリ)に保持する。
【0030】次に、MPU10はステップS18で装着
された光ディスクから、その光ディスクの製品情報(メ
ーカーID等)を読み出す。ところで、不揮発性メモリ
12には、光ディスクの製品情報に応じた最適ライトレ
ベルと最適比率DW/DPとの対応テーブルが予め設定
されており、MPU10はステップS20で光ディスク
の製品情報を用いて対応テーブルを参照して最適ライト
レベルと最適比率DW/DPとを得、この最適ライトレ
ベルと最適比率DW/DPでパワードテーブルを参照し
て実際の記録に用いるライトレベル指示データとパワー
ドレベル指示データを得る。
【0031】これによって、装着された光ディスク(C
D−R)の記録特性に応じた最適のライトレベルとこれ
に対する最適のパワードレベル設定して、この光ディス
クの記録を行うことが可能となり、再生ジッタの悪化を
防止することができる。
【0032】また、全ての実測ライトレベル毎に、対応
するライトレベル指示データ(DWに相当)を求め、更
に、全ての実測ライトレベル毎に、ライトレベルとリー
ドレベルの差DWに対するパワードレベルとライトレベ
ルの差DPの比率DW/DPを例えば10〜15パーセ
ントの間で段階的に変化させて設定し、全ての比率DW
/DP毎に対応するパワードレベル指示データ(DPに
相当)を求めてパワードテーブルを作成しているため、
環境温度の変化やレーザダイオード24,フロントモニ
タ26等の経年変化があっても、各実測ライトレベル及
び実際の各パワードレベルを得るためのライトレベル指
示データ及びパワードレベル指示データを高精度に取得
することができ、高精度の光レベル制御を行うことがで
きる。
【0033】なお、CD−RWの記録を行う光ディスク
装置の光レベル制御装置については、図3,図6におけ
るリードレベルをバイアスレベルと読み替え、ライトレ
ベルをイレーズレベルと読み替え、パワードレベルをラ
イトレベルと読み替えることにより、全く同様にして、
装着された光ディスク(CD−RW)の記録特性に応じ
た最適のイレーズレベルとこれに対する最適のライトレ
ベルを設定して、この光ディスクの記録を行うことが可
能となり、再生ジッタの悪化を防止することができる。
【0034】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
第2レベルであるライトレベルと第1レベルであるリー
ドレベルの差に対する第3レベルであるパワードレベル
とライトレベルの差の比率、または、第2レベルである
イレーズレベルと第1レベルであるバイアスレベルに対
する第3レベルであるライトレベルとイレーズレベルの
差の比率を最適値に設定でき、再生ジッタの悪化を防止
することができる。
【0035】請求項2に記載の発明は、製品情報に応じ
た最適第2レベルと最適比率を簡単かつ短時間で決定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】追記型光ディスクの記録時の光強度波形を示す
図である。
【図2】書き換え可能型光ディスクの記録時の光強度波
形を示す図である。
【図3】本発明の光レベル制御装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【図4】レーザダイオードドライバの入力電圧・出力電
流特性図である。
【図5】レーザダイオードの入力電流・出力光強度特性
図である。
【図6】MPUが実行するパワードレベル設定処理の一
実施例のフローチャートである。
【図7】レーザダイオードドライバの端子bの電圧の変
化を示す図である。
【符号の説明】
10 MPU 12 不揮発性メモリ 14,18,20 D/A変換器 16 レーザダイオードドライバ 21 A/D変換器 22 端子 24 レーザダイオード 26 フロントモニタ 28,30,38,40 スイッチ 32,42 可変電流源 34,44 演算増幅器 35,45 コンデンサ 36,46 pnpトランジスタ Q1〜Q3 npnトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB05 CC01 EE11 KK03 5D119 AA12 BA01 BB02 BB04 HA20 HA45 5D789 AA12 BA01 BB02 BB04 HA20 HA45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる第1レベルより高い第2レベ
    ルと前記第2レベルより高い第3レベルからなる光強度
    のレーザ光を光ディスクに照射して記録を行う際に前記
    第1,第2,第3レベルの制御を行う光レベル制御装置
    であって、 第2レベルを段階的に設定して全ての第2レベル毎に第
    2レベルと第1レベルの差と、前記第2レベルと第1レ
    ベルの差に対する前記第3レベルと第2レベルの差の比
    率を段階的に変化させたときの全ての比率に対応する第
    3レベルと第2レベルの差を設定したテーブルを作成す
    るテーブル作成手段と、 記録を行う光ディスクから読み出した製品情報に応じて
    当該光ディスクに最適第2レベルと最適比率を決定する
    最適値決定手段と、 前記最適第2レベルと最適比率を用いて前記テーブルか
    ら第2レベルと第1レベルの差及び第3レベルと第2レ
    ベルの差を取得して光レベル制御に使用する取得手段と
    を有することを特徴とする光レベル制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光レベル制御装置におい
    て、 前記最適値決定手段は、予め各種光ディスクの製品情報
    に応じた最適第2レベルと最適比率が予め設定されてい
    る対応テーブルを有し、記録を行う光ディスクから読み
    出した製品情報を用いて前記対応テーブルから前記製品
    情報に応じた最適第2レベルと最適比率を決定すること
    を特徴とする光レベル制御装置。
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