JP2003246532A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003246532A
JP2003246532A JP2002048280A JP2002048280A JP2003246532A JP 2003246532 A JP2003246532 A JP 2003246532A JP 2002048280 A JP2002048280 A JP 2002048280A JP 2002048280 A JP2002048280 A JP 2002048280A JP 2003246532 A JP2003246532 A JP 2003246532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被記録材の給送と排出を円滑に行い、かつ、
被記録材トレーがとり得る状態を安定して保持すること
が可能な記録装置を提供する。 【解決手段】 給紙装置2と、記録部26と、搬送ローラ1
9と、を備えた記録装置であって、被記録材載置面33が
略水平状態となり、直線的な被記録材の給排出経路を形
成する第1ポジションと、被記録材載置面33が傾斜状態
となる第2ポジションとをとり得る被記録材トレー90
と、各ポジションで前記被記録材トレー90と係合可能な
ハウジング50とを備え、被記録材トレー90は、上面が被
記録材載置面33をなし、移動用溝を介して全体として上
下に移動可能なトレー基部31と、被記録材載置面33上を
スライド移動し、側方に向かって突出して第2ポジショ
ンにおいてのみハウジング50側の被係合部と係合する係
合部を有するエッジガイド40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録材に記録を
行う記録装置に係り、より詳しくは、被記録材を掲載す
る被記録材トレーに特徴を有する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置の1つとしてインクジェットプ
リンタ(以下「プリンタ」という)がある。該プリンタ
は、その後方側に、傾斜姿勢で堆積保持されている被記
録材を下流側へと1枚ずつ給送する給紙装置と、該給紙
装置の下流側に設けられ、給送された被記録材に記録を
行う記録部と、被記録材を搬送する搬送ローラと、を備
えている。
【0003】そして、該プリンタは、前記給紙装置を使
用して、被記録材としての用紙を湾曲させながら前方側
へ給送し、前方側から略水平に排出する第1の給紙経路
と、このような湾曲した給紙経路を利用できない剛性記
録材をプリンタの前面から略水平に給送し、そして再び
プリンタの前面から略水平に排出する第2の給紙経路と
を備えている。
【0004】このようなプリンタなどの記録装置として
は、例えば、実用新案登録第2573656号公報に記
載された印字装置を挙げることができる。この印字装置
の紙受けは、支持受け部材が給排紙ローラと同じ高さと
なる状態と、紙受け部材が排紙受け面とほぼ同じ高さに
なる状態とを、切り換えてとることができるように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記印字装置
においては、紙受け部材がとり得る状態を保持する手段
が存在しないため、印字中の振動や、ちょっとした力が
該紙受け部材に加わることによって、とり得る状態が変
位してしまうことがあった。また、該紙受け部材を支持
する支持フレームは、印字装置本体に固設されており、
その動かし易さ、および設計上の自由度が低くなってい
た。
【0006】そこで本発明は、このような問題に鑑みな
されたものであって、その課題は、被記録材の給送と排
出を円滑に行い、かつ、被記録材トレーがとり得る状態
を安定して保持することが可能な記録装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の記録装置の発明は、被記録材の搬
送経路の上流側に設けられ、傾斜姿勢で堆積保持されて
いる被記録材を下流側へと1枚ずつ給送する給紙装置
と、該給紙装置の下流側に設けられ、給送された被記録
材に記録を行う記録部と、被記録材を搬送する搬送ロー
ラと、を備えた記録装置であって、前記給紙装置によっ
て給送不可能な剛性記録材を、略水平な被記録材載置面
上から前記記録部へ真っ直ぐに給送し、且つ、前記記録
部から前記被記録材載置面上へ真っ直ぐに排出する直線
的な、被記録材の給排出経路を形成可能な第1ポジショ
ンと、前記給紙装置によって給送可能な被記録材が排出
され、この被記録材をスタックする、前記第1ポジショ
ンより低く位置し、被記録材載置面が傾斜状態となる第
2ポジションとをとり得る被記録材トレーと、第1ポジ
ションと第2ポジションとで前記被記録材トレーと係合
可能なハウジングとを備え、前記被記録材トレーは、上
面が被記録材載置面をなし、移動用溝を介して全体とし
て上下に移動可能なトレー基部と、被記録材載置面上を
被記録材幅方向にスライド移動し、側方に向かって突出
して第2ポジションにおいてのみハウジング側の被係合
部と係合する係合部を有するエッジガイドとを備えてい
ることを特徴とする。
【0008】この特徴によれば、ユーザーがエッジガイ
ドを操作することにより、被記録材トレーのとり得るポ
ジションを変位させることができる。すなわち、該係合
部は、第2ポジションにおいてのみ、ハウジング側の被
係合部と係合可能となるように構成されているため、該
エッジガイドの係合部を被係合部と係合させることによ
り、被記録材トレーを第2ポジションに位置させること
ができる。
【0009】そして、被係合部と係合している係合部
を、エッジガイドをトレー基部の中央側に向けてスライ
ドさせることによって、その係合を解除させると、被記
録材トレーとハウジングとの係合は、移動用溝を介した
状態となる。この状態において、被記録材トレーを移動
用溝に沿って移動させることにより、第1ポジションへ
と移し替えることができる。すなわち、被記録材トレー
がとり得る、第1ポジションおよび第2ポジションと
を、エッジガイドを操作することにより、自由に移し替
えることが可能である。
【0010】また、請求項2に記載の記録装置の発明
は、請求項1において、前記トレー基部は、側方に向か
って突出した基部用固定軸を備え、該基部用固定軸は前
記ハウジング側の移動用溝と係合可能に構成されている
ことを特徴とする。
【0011】この特徴によれば、被記録材トレーのトレ
ー基部に、側方に向かって突出した基部用固定軸を備
え、該基部用固定軸と係合する移動用溝がハウジング側
に設けられているため、被記録材トレーのとり得る状態
を、側面側から基部用固定軸を確認することにより容易
に認識することができ、該被記録材トレーがとり得る状
態を誤認することがない。また、被記録材トレーおよび
ハウジングの設計、製造が容易である。
【0012】また、請求項3に記載の記録装置の発明
は、請求項1または請求項2において、前記エッジガイ
ドは、非使用時において、排出される被記録材の進行経
路より外側の位置までスライド可能に構成されているこ
とを特徴とする。
【0013】この特徴によれば、エッジガイドは、非使
用時において、排出される被記録材の進行経路より外側
の位置までスライド可能に構成されているため、例え
ば、被記録材トレーが第2ポジションに位置する際にお
いて、排出される被記録材が、被記録材トレーの被記録
材載置面にスタックされることを、なんら妨げることが
ない。
【0014】また、請求項4に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項3のいずれか一項において、被
記録材載置面の側端には、前記エッジガイドを収納可能
なエッジガイド収納部を備えた側端ガイドが形成されて
いることを特徴とする。
【0015】この特徴によれば、被記録材載置面の側端
には、前記エッジガイドを収納可能なエッジガイド収納
部を備えた側端ガイドが形成されているため、被記録材
載置面上にある被記録材の崩れを規制することできると
共に、エッジガイドを、当該エッジガイド収納部に収納
することによって、被記録材載置面を広く確保すること
が可能である。また、第2ポジションに位置する際に
は、エッジガイドが当該エッジガイド収納部に収納され
ることにより、排出される被記録材のスタックをなんら
妨げることがない。
【0016】また、請求項5に記載の記録装置の発明
は、請求項4において、前記側端ガイドの上面と、前記
エッジガイドの上面とが面一に構成されていることを特
徴とする。この特徴によれば、側端ガイドのエッジガイ
ド収納部に、エッジガイドを収納した際に、それらの上
面が面一となっているため、その構造がなめらかであ
る。
【0017】また、請求項6に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前
記移動用溝は、側面視略くの字型に形成されていること
を特徴とする。
【0018】この特徴によれば、前記移動用溝は、側面
視略くの字型に形成されているため、エッジガイドの係
合突起とハウジングの突起用穴との係合が解除されてい
る状態では、被記録材トレーを、該移動用溝に沿って、
移動させることができる。すなわち、被記録材トレー
を、くの字型の移動用溝に沿って上方に移動させること
により、第1ポジションをとることができ、また、この
移動用溝に沿って下方に移動させることにより、第2ポ
ジションをとることが可能である。つまり、ユーザー
が、被記録材に応じて、この移動用溝に沿って被記録材
トレーを移動させて、ポジションを容易に変位させるこ
とができる。
【0019】また、第1ポジションでは、第2ポジショ
ンと比し、被記録材トレーが全体として搬送ローラ側に
近づく必要があり、一方、第2ポジションでは、第1ポ
ジションと比し、被記録材トレーが全体として搬送ロー
ラから離れる必要があるが、本発明の如く、移動用溝が
側面視略「く」の字型であると、これらの要件を充分に
満たし、被記録材トレーとハウジングとの不必要な接触
を生じることがない。
【0020】また、請求項7に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項6のいずれか一項において、前
記被記録材トレーは、後方に向かって突出する角度規制
部が設けられ、該角度規制部の対向した位置の前記ハウ
ジングに設けられた当接部と係合することにより、第2
ポジションにおける被記録材載置面の傾斜角度を設定す
ることができるように構成されていることを特徴とす
る。
【0021】この特徴によれば、角度規制部と当接部と
が係合することにより、第2ポジションにおいて、被記
録材トレーが所定の位置に固定されて、被記録材載置面
が規定された傾斜角度をとることができる。すなわち、
被記録材トレーの被記録材載置面を、記録部側から排出
される被記録材を下に落としたり、他の構成部材に引っ
かかったりすることなく、確実に、スタックする傾斜角
度に設定することが可能である。また、第2ポジション
を安定した状態として維持することができる。
【0022】また、請求項8に記載の記録装置の発明
は、請求項7において、前記角度規制部は、前記エッジ
ガイドに備えられていることを特徴とする。この特徴に
よれば、角度規制部は、前記エッジガイドが備えている
ため、当該エッジガイドの形成の際に、当該角度規制部
をも形成することが可能であり、その設計、製造が簡易
である。
【0023】また、請求項9に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項8のいずれか一項において、第
1ポジションにおいて、前記ハウジングは、前記被記録
材トレーをその位置に係止する係止手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0024】この特徴によれば、第1ポジションにおい
て、前記被記録材トレーをその位置に係止する係止手段
を備えているため、不用意に位置ずれせず、安定した状
態として第1ポジションを保持することができる。
【0025】また、請求項10に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項9のいずれか一項において、前
記被記録材トレーのポジションを変位させる際に、該被
記録材トレーの上流側をガイドするガイド部材が設けら
れていることを特徴とする。
【0026】この特徴によれば、前記被記録材トレーの
ポジションを変位させる際に、該被記録材トレーの上流
側をガイドするガイド部材が設けられているため、被記
録材トレーのポジションの変位を確実に、かつ容易に実
行することができる。
【0027】また、請求項11に記載の記録装置の発明
は、請求項1から請求項10のいずれか一項において、
前記被記録材トレーは上方に回動し、被記録材載置面が
略垂直状態となる第3ポジションをとり得る構成である
ことを特徴とする。
【0028】この特徴によれば、前記被記録材トレーは
上方に回動し、被記録材載置面が略垂直状態となる第3
ポジションをとり得る構成であるため、例えば、当該記
録装置の非使用時において、当該被記録材トレーを第3
ポジションに位置させることにより、記録装置全体とし
ての載置面積を減少させることができ、また、何らかの
原因で被記録材トレーに外力が加わることによる、破損
等の不都合を生じる虞を減らすことができる。
【0029】また、請求項12に記載の被記録材トレー
の発明は、請求項1から請求項11のいずれか一項に記
載されている被記録材トレーである。この特徴によれ
ば、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の作
用効果と同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態におけ
る記録装置としてのインクジェットプリンタ(以下「プ
リンタ」という)100の構成について説明する。ここ
で、図1は、本実施形態のプリンタ100の概略斜視図
であり、図2は、同プリンタ100の側断面図であっ
て、第1の給紙経路を使用した状態であり、図3は、
同プリンタ100の側断面図であって、第2の給紙経路
を使用した状態である。
【0031】なお、ここでは、給紙装置2を用いて湾曲
姿勢で給紙可能な被記録材を「用紙P」と、湾曲姿勢で
給排紙不可能な被記録材を「剛性記録材G」とし、さら
に、これらを合わせて「被記録材」とする場合がある。
【0032】プリンタ100は、後方側に給紙装置2を
備え、該給紙装置2によって用紙Pを傾斜姿勢で堆積保
持し、1枚ずつ給紙ローラ14によって湾曲させながら
前方側へ給送し、前方側から略水平に排出する第1の給
紙経路と、このような湾曲した給紙経路を利用できな
い剛性記録材Gをプリンタ100の前面から略水平に給
送し、そして再びプリンタ100の前面から略水平に排
出する第2の給紙経路とを備えている。
【0033】以下では、第1の給紙経路を使用した給
紙動作について、図2を参照しつつ説明する。プリンタ
100は、前述したように、装置本体3の後方側(上流
側、図3において右手側)に給紙装置2を、前方側(下
流側、図3において左手側)に被記録材トレー90を備
え、用紙Pを給紙装置2によって後方側から給送し、前
方側の被記録材排出口6から被記録材トレー90に向け
て排出する構成をとっている。
【0034】給紙装置2は、ホッパ16を備え、該ホッ
パ16に用紙Pを傾斜姿勢で複数枚堆積保持している。
ホッパ16は、その上流側に回動支点(図示せず)を備
え、該回動支点を中心に回動することにより、側面視略
D形の給紙ローラ14に向けて離間及び圧接動作を行う
ことができるように構成されている。堆積保持されてい
る用紙Pは、ホッパ16の給紙ローラ14に向けての圧
接動作によって押し上げられ、用紙Pの最上位のものが
給紙ローラ14と圧接する。この状態において、給紙ロ
ーラ14が回動することにより該用紙Pが下流側へと給
紙されるようになっている。
【0035】給紙ローラ14から下流の下方には、板状
体の用紙ガイド15がほぼ水平に設けられ、給紙装置2
から給紙された用紙Pの先端が該用紙ガイド15に当接
し、なめらかに、湾曲されて下流側へと案内される。
【0036】用紙ガイド15より下流には図示しない駆
動手段によって回転駆動する搬送駆動ローラ19aと、
該搬送駆動ローラ19aに当接して従動回転する搬送従
動ローラ19bとから構成されている搬送ローラ19が
配設されており、用紙Pは、該搬送ローラ19によって
狭圧されて、下流側に搬送されるようになっている。
【0037】搬送従動ローラ19bは、搬送従動ローラ
ホルダ18の下流側において軸支され、当該搬送従動ロ
ーラホルダ18は、回動軸18aを中心に回動可能に設
けられ、かつ、ねじりコイルバネ(図示せず)によっ
て、搬送従動ローラ19bが常に搬送駆動ローラ19a
に圧接する方向に回動付勢されている。
【0038】さらに下流側には、用紙に記録を行う記録
部26が構成されている。該記録部26は、プラテン2
8及び記録ヘッド部13が、上下に対向するように配設
されている。該プラテン28は、主走査方向に長く構成
されており、記録部26に搬送されてきた用紙を下側か
ら支持することができるようになっている。記録ヘッド
部13は、キャリッジ10の底部に設けられ、該キャリ
ッジ10は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸12
によってガイドされながら主走査方向に往復移動するこ
とができる。また、キャリッジ10は、例えばイエロ
ー、マゼンダ、シアン、ブラック等のインクカートリッ
ジ11を備えており、フルカラー印刷を実行することが
できるように構成されている。
【0039】記録部26より下流側はプリンタ100の
排紙部となっていて、図示しない駆動手段によって回転
駆動される排紙駆動ローラと20aと、該排紙駆動ロー
ラ20aに軽く圧接することによって従動回転する排紙
従動ローラ20bとからなる排紙ローラ20を備えてい
る。そして、記録部26で印刷が行われた用紙Pは、排
紙ローラ20に狭圧されつつ、排紙駆動ローラ20aが
回転(正転)することにより排出される。
【0040】排紙従動ローラ20bは、その外周に複数
の歯を有する歯付きローラであり、排紙従動ローラホル
ダ23によって自由回転可能に軸支されている。該排紙
従動ローラホルダ23は、主走査方向に長い板状体から
なり、用紙Pの排紙経路を側視して記録ヘッド部13の
下流近傍から下流に向かって略水平に延びる排紙従フレ
ーム25に固設されている。そして、該排紙従フレーム
25は同様に主走査方向に長く、かつ記録ヘッド部13
の下流近傍から下流に向かって略水平に延びる板状体か
らなる排紙主フレーム24に、コイルバネ27によって
上から圧接するような状態で取り付けられている。
【0041】排紙従動ローラ20bの上流には排紙補助
ローラ22が設けられ、用紙Pは、該排紙補助ローラ2
2によってやや下方に押しつけられるようになってい
る。また、搬送従動ローラ19bは、搬送駆動ローラ1
9aよりその軸芯位置がやや下流側に配設されていて、
更に、排紙従動ローラ20bは、排紙駆動ローラ20a
よりその軸芯位置がやや上流側に配設されている。この
ような構成によって、用紙Pは、搬送ローラ19と排紙
ローラ20との間において、僅かに下に凸となる湾曲状
態となり、記録ヘッド部13に対向する位置にある用紙
Pはプラテン28に押しつけられ、これにより用紙Pの
浮き上がりが防止され、正常に印刷が実行されるように
なっている。
【0042】なお、排紙補助ローラ22は、排紙従動ロ
ーラ20bと同様に歯付きローラから構成されており、
排紙補助ローラホルダ21に軸支されている。また、該
排紙補助ローラホルダ21は、前述した排紙従動ローラ
ホルダ23と同様に排紙従フレーム25に固設されてい
る。
【0043】排紙補助ローラ22の上流側であって、記
録ヘッド部13の下流近傍には、規制ローラ29が配置
されている。該規制ローラ29は、排紙従動ローラ20
b及び排紙補助ローラ22と同様に歯付きローラから構
成されており、記録ヘッド部13近傍において用紙Pの
浮き上がりを規制する役割を果たしている。すなわち、
記録ヘッド部13からインクが用紙Pに向けて吐出さ
れ、該インクが用紙Pに吸収されることによって用紙P
が主走査方向に波打つ現象が発生するが、このような現
象が記録ヘッド部13の近傍で発生すると、用紙Pの印
刷面が記録ヘッド部13に接触し、いわゆるヘッドこす
れを生じることがある。従って、規制ローラ29によっ
て、用紙Pが浮き上がることを規制し、前述のヘッドこ
すれを防止するようになっている。
【0044】そして、印刷の行われた用紙Pは、搬送ロ
ーラ20を正転させることによって排出され、後述する
第2ポジションに位置する被記録材トレー90の被記録
材載置面33上にスタックするようになっている。以上
がプリンタ100における第1の給紙経路における全
体概略である。
【0045】また、第2の給紙経路を使用した場合に
ついても、図3を参照しつつ概説する。まず、剛性記録
材Gをプリンタ前面側から記録部26に向けて、略水平
に真っ直ぐに給送し、且つ、記録部26から真っ直ぐに
排出する直線的な、被記録材の給排出経路である第2の
給送経路を形成させるため、後述するように被記録材
トレー90を、第1ポジションに位置させる。
【0046】すなわち、上述した第1の給送経路を使
用した際には、プリンタ前面側は用紙Pが排出され、被
記録材排出口6が構成されていたが、第2の給送経路
を形成させた際には、プリンタ前面側は、剛性記録材G
を給送し、且つ排出する被記録材給排出口6を構成する
こととなる。
【0047】そして、第1ポジションに位置する被記録
材トレー90の被記録材載置面33上に剛性記録材Gを
保持して、搬送ローラ20を逆転回転させる。これによ
り、剛性記録材Gは上述した記録部26へと給送され
て、印刷が行われるものである。そして、印刷をし終わ
った後に、搬送ローラ20が正転して、再び被記録材載
置面33上に排出される。
【0048】排紙従フレーム25は、上流側端部を回動
支点として回動可能になっていて、回動することによっ
て下流側が排紙主フレーム24から浮き上がり、これに
よって、排紙従フレーム25に設けられた排紙従動ロー
ラ20bと、排紙補助ローラ22と、規制ローラ29と
が上方に退避するように構成されている。
【0049】このような構成により、剛性記録材Gが搬
送ローラ20に圧接された際には、排紙従動ローラ20
b、排紙補助ローラ22、及び規制ローラ29が上方に
退避して、剛性記録材Gが厚みのあるもの、例えばCD
等であっても、これらのローラに設けられている歯によ
って、該剛性記録材Gに不具合を生じることがないよう
になっている。
【0050】すなわち、剛性記録材Gは、厚みを有して
いる被記録材であり、この剛性記録材Gの上面に、排紙
従動ローラ20bと、排紙補助ローラ22と、規制ロー
ラ29とが点接触する。このとき、該剛性記録材GがC
Dであると、該CDの印刷面の下側に形成されている記
録面に作用して、データを破壊する虞がある。しかし、
上述したように、排紙従動ローラ20bと、排紙補助ロ
ーラ22と、規制ローラ29とが上方に退避可能に構成
されているため、このような不具合を生じることがな
い。
【0051】なお、剛性記録材Gは剛性であるため、上
述した用紙Pと異なり、搬送ローラ19と排紙ローラ2
0との間において、僅かに下に凸となる湾曲状態となる
ことはない。
【0052】次に、図4から図11を参照しつつ、被記
録材トレー90およびハウジング50の構成と作用効果
について説明する。ここで、図4から図6は、第1ポジ
ションにおける図面であって、詳しくは、図4は、被記
録材トレーおよびハウジングの斜め上側から視た要部斜
視図であり、図5は、図4と異なる斜め上方から視た要
部斜視図であり、図6は、下側から視た要部斜視図であ
る。また、図7および図8は、第2ポジションにおける
図面であって、詳しくは、図7は、図4と同じ斜め上側
から視た要部斜視図であり、図8は、図5と同じ上側か
ら視た要部斜視図である。そして、図9は、ハウジング
の要部斜視図であり、図10は、エッジガイドの拡大斜
視図であり、図11は、被記録材トレーの一部部材を省
略した要部斜視図である。
【0053】まず、被記録材トレー90、および該被記
録材トレー90と係合するハウジング50について説明
する。被記録材トレー90は、その上面が被記録材載置
面33となるトレー基部31と、該トレー基部31の上
流側の側面に突出して、ハウジング50側の移動用溝5
1と係合可能な基部用固定軸32を有している。さら
に、被記録材載置面33上を被記録材幅方向に移動可能
に構成されていて、側方に向かって突出して、後述する
第2ポジションにおいてのみハウジング50側の被係合
部としての突起用穴52と係合する、係合部としての係
合突起41を有するエッジガイド40とを備えている。
【0054】また、被記録材載置面33の側端には、側
端ガイド34が形成されていて、後述する各ポジション
において、被記録材の側端を適宜ガイドし、またはスタ
ックした被記録材の崩れを規制することができるように
なっている。そして、エッジガイド40の配設箇所に
は、エッジガイド収納部35が形成されており、非使用
時には、エッジガイド40を収納して、被記録材の搬送
を妨げることがないように構成されている。すなわち、
当該側端ガイド34およびエッジガイド収納部35に収
納した状態のエッジガイド40は、被記録材の進行経路
より外側に位置することにより、被記録材の進行を邪魔
することがない。なお、該側端ガイド34の上面と、該
エッジガイド40の上面とが、面一となるように構成さ
れている。
【0055】ハウジング50は、被記録材トレー90の
側端と対向する箇所に、基部用固定軸32と係合する移
動用溝51が形成されている。該移動用溝51は、側面
視略「く」の字型に形成されており、基部用固定軸32
がこの溝に沿って、移動することができるようになって
いる。このような構成により、被記録材トレー90の位
置を変位させて、後述する各ポジションをとることがで
きるようになっている。
【0056】ここで、被記録材トレー90のとり得るポ
ジションについて説明する。ここでは説明の便宜上、被
記録材載置面33が傾斜状態となる、第2ポジションに
ついて説明し、その後ポジションを変位させて、第1ポ
ジションについて説明する。
【0057】図7および図8は、被記録材トレー90が
第2ポジションに位置する状態を示している。この第2
ポジションは、上述した給紙装置2を用いて、第1の給
紙経路を使用して、用紙Pを給送し、その後記録部2
6で記録が行われた用紙Pを、スタックする排紙トレー
としての機能を発現可能な状態である。
【0058】この第2ポジションにおいては、被記録材
トレー90の上流側、すなわち排紙ローラ20側が下方
に位置することにより、被記録材載置面33が傾斜姿勢
となるようになっている。より具体的には、基部用固定
軸32が、移動用溝51を第2ポジションにおける位置
8に位置するまで、下方に移動する。そして、エッジガ
イド40が、エッジガイド収納部35に収納されること
により、エッジガイド40の係合突起41がトレー基部
31から突出して、突起用穴52にはめ込まれて、被記
録材トレー90の位置が固定される。
【0059】また、本実施形態では、エッジガイド40
の後方側に設けられている角度規制部42が、当接部5
3と係合することにより、被記録材載置面33の傾斜角
度を所定の角度に設定して、その角度で保持することが
できるようになっている。本実施形態では、第2ポジシ
ョンにおいて、被記録材載置面33の傾斜角度が10度
となるように構成されている。
【0060】次に、第2ポジションから第1ポジション
に変位させる手順について説明する。まず、エッジガイ
ド40を、トレー基部31の中央側にスライドさせて、
係合突起41と突起用穴52との係合を解除し、該係合
突起41をトレー基部31内に収納する。この状態、す
なわち係合突起41がトレー基部31から突出していな
い状態においては、被記録材トレー90は、基部用固定
軸32が移動用溝51に係合しているのみであるので、
被記録材トレー90の位置を自由に変位させることがで
きる。
【0061】そして、トレー基部31を前方(下流側)
に引きつつ、該基部用固定軸32を移動用溝51に沿っ
て上方に移動させて、位置7に位置させる。この際、被
記録材トレー90の上流側の対向する位置に形成されて
いるガイド部材としてのガイド板55によって、被記録
材トレー90の上流側がガイドされ、被記録材トレー9
0が第1ポジションまで移動し易くなっている。
【0062】また、基部用固定軸32が位置7に位置す
ることにより、被記録材トレー90をその位置に係止す
る係止手段としての係止部54が、トレー基部31を下
から支えて、第2ポジションの状態を安定なものとする
ことができるようになっている。なお、トレー基部31
の所定の箇所に係止部54の一部が係合するように、例
えば、トレー基部に凹部を設けておき、該凹部に係止部
54の凸部が係合するように、形成することもできる。
【0063】さらに、第1ポジションから第2ポジショ
ンに移し替える手順についても概説する。被記録材トレ
ー90を上方に持ち上げることにより、トレー基部31
と係止部54との係合状態を解除する。この状態におい
て、被記録材トレー90を、移動用溝51に沿って下方
に移動させる。さらに、該被記録材トレー90を、角度
規制部42が、当接部53と係合するまで移動させつ
つ、傾け、これらが係合したらエッジガイド40を外側
にスライドさせて、該エッジガイド40の係合突起41
を突起用穴52にはめ込めて、位置を固定する。
【0064】上述したように、被記録材トレー90がと
り得る、第1ポジションおよび第2ポジションとを、エ
ッジガイド40を操作することにより、自由に移し替え
ることが可能である。
【0065】なお、当該被記録材トレー90は、基部用
固定軸32を回動中心にして、上方に回動させることに
より、被記録材載置面33が略垂直状態となる、第3ポ
ジションをとることも可能である。すなわち、図1にお
いて、被記録材トレー90の装置本体3側に配設されて
いる基部用固定軸32を中心に、被記録材トレー90を
装置本体3側に回動させて、被記録材載置面33が略垂
直となる状態である。この第3ポジションに位置する際
においては、例えば、プリンタ100の非使用時に、当
該プリンタ100の載置面積を減少させることできると
ともに、該被記録材トレー90は、いわゆる収納状態で
あるから、何らかの原因で被記録材トレー90に外力が
加わることによる、破損等の不都合を生じる虞を減らす
ことができる。
【0066】また、被記録材載置面33には、被記録材
の搬送方向に延びるリブ(図示せず)を設けることがで
きる場合もある。該リブは、例えば、被記録材の幅方向
に所定の間隔で配設することにより、被記録材載置面3
3上を滑走する被記録材との摩擦を軽減することができ
るものである。
【0067】また、本発明の被記録材トレー90は、以
下の点においても優れている。従来、被記録材としてボ
ード紙や、CD−RをセットしたCDRトレーなどの剛
性の高いもの(剛性記録材G)を用いた際には、給紙装
置2によって給送することが不可能である。そのため、
この剛性記録材Gをプリンタ前面から記録部へと手差し
給送する為の給紙トレーと、記録が行われて排紙される
剛性記録材Gを受ける為の排紙トレーとを兼用する専用
の剛性記録材用給排紙トレーを、記録が行われて排紙さ
れる被記録材を受ける為の排紙トレーの上部に取り付け
る必要があった。
【0068】しかし、本発明の被記録材トレー90は、
給紙装置2によって給送不可能な剛性記録材Gを、略水
平な被記録材載置面33上から記録部26へ真っ直ぐに
給送し、且つ、記録部26から被記録材載置面33上へ
真っ直ぐに排出する直線的な、被記録材の給排紙経路を
形成可能な第1ポジションと、給紙装置2によって給送
可能な被記録材が排出され、この被記録材をスタックす
る、前記第1ポジションより低く位置し、被記録材載置
面33が傾斜状態となる第2ポジションとをとり得るた
め、従来、剛性記録材Gに記録を行う際に使用していた
剛性記録材用給排紙トレーを必要としない。
【0069】すなわち、本発明の被記録材トレー90
は、第1ポジションに位置させることにより、従来剛性
記録材G用給排紙トレーが有していた機能を達成させる
ことができる。また、当該被記録材トレー90は、第2
ポジションに位置させることにより、従来排紙トレーが
有していた機能を達成させることができる。つまり、当
該被記録材トレー90は、ポジションを変位させること
により、従来の給紙トレーと排紙トレーとの機能を兼用
することが可能である。
【0070】そして、従来の剛性記録材用給排紙トレー
を取り付ける、手間のかかる作業をなくすることがで
き、簡易である。また、剛性記録材用給排紙トレーを保
存しておく必要もなく、この保存のために要していたス
ペースが不要となる。さらに、剛性記録材用給排紙トレ
ーを付属品として提供する必要がなくなるため、コスト
の低減を図ることも可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装
置、特に被記録材を掲載する被記録材トレーに特徴を有
する記録装置によれば、ユーザーがエッジガイドを操作
することにより、被記録材トレーのポジションを変位さ
せることができる。すなわち、エッジガイドの係合部と
しての係合突起は、第2ポジションにおいてのみ、ハウ
ジング側の被係合部としての突起用穴と係合可能となる
ように構成されているため、係合突起を突起用穴と係合
させることにより、被記録材トレーを第2ポジションに
位置させることができる。
【0072】そして、突起用穴と係合している係合突起
を、エッジガイドをトレー基部の中央側に向けてスライ
ドさせることによって、その係合を解除させると、被記
録材トレーとハウジングとの係合は、基部用固定軸と移
動用溝との間のみとなる。この状態において、被記録材
トレーを移動用溝に沿って移動させることにより、第1
ポジションへと移し替えることができる。すなわち、被
記録材トレーがとり得る、第1ポジションおよび第2ポ
ジションとを、エッジガイドを操作することにより、自
由に移し替えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のインクジェットプリンタ100の
概略斜視図である。
【図2】同プリンタ100の側断面図であって、第1の
給紙経路を使用した状態である。
【図3】同プリンタ100の側断面図であって、第2の
給紙経路を使用した状態である。
【図4】被記録材トレーおよびハウジングの斜め上側か
ら視た要部斜視図である。
【図5】図4と異なる斜め上方から視た要部斜視図であ
る。
【図6】下側から視た要部斜視図である。
【図7】図4と同じ斜め上側から視た要部斜視図であ
る。
【図8】図5と同じ上側から視た要部斜視図である。
【図9】ハウジングの要部斜視図である。
【図10】エッジガイドの拡大斜視図である。
【図11】被記録材トレーの一部部材を省略した要部斜
視図である。
【符号の説明】
2 給紙装置 3 装置本体 6 被記録材排出口、被記録材給排出口 7 第1ポジションにおける基部用固定軸の位置 8 第2ポジションにおける基部用固定軸の位置 10 キャリッジ 11 インクカートリッジ 12 キャリッジガイド軸 13 記録ヘッド部 14 給紙ローラ 15 用紙ガイド 16 ホッパ 18 搬送従動ローラホルダ 18a 回転軸 19 搬送ローラ 19a 搬送駆動ローラ 19b 搬送従動ローラ 20 排紙ローラ 20a 排紙駆動ローラ 20b 排紙従動ローラ 21 排紙補助ローラホルダ 22 排紙補助ローラ 23 排紙従動ローラホルダ 24 排紙主フレーム 25 排紙従フレーム 26 記録部 27 コイルバネ 28 プラテン 29 規制ローラ 31 トレー基部 32 基部用固定軸 33 被記録材載置面 34 側端ガイド 35 エッジガイド収納部 40 エッジガイド 41 係合突起 42 角度規制部 50 ハウジング 51 移動用溝 52 突起用穴 53 当接部 54 係止部 55 ガイド板 90 被記録材トレー 100 プリンタ P 用紙 G 剛性記録材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材の搬送経路の上流側に設けら
    れ、傾斜姿勢で堆積保持されている被記録材を下流側へ
    と1枚ずつ給送する給紙装置と、該給紙装置の下流側に
    設けられ、給送された被記録材に記録を行う記録部と、
    被記録材を搬送する搬送ローラと、を備えた記録装置で
    あって、 前記給紙装置によって給送不可能な剛性記録材を、略水
    平な被記録材載置面上から前記記録部へ真っ直ぐに給送
    し、且つ、前記記録部から前記被記録材載置面上へ真っ
    直ぐに排出する直線的な、被記録材の給排出経路を形成
    可能な第1ポジションと、前記給紙装置によって給送可
    能な被記録材が排出され、この被記録材をスタックす
    る、前記第1ポジションより低く位置し、被記録材載置
    面が傾斜状態となる第2ポジションと、をとり得る被記
    録材トレーと、 第1ポジションと第2ポジションとで前記被記録材トレ
    ーと係合可能なハウジングとを備え、 前記被記録材トレーは、上面が被記録材載置面をなし、
    移動用溝を介して全体として上下に移動可能なトレー基
    部と、 被記録材載置面上を被記録材幅方向にスライド移動し、
    側方に向かって突出して第2ポジションにおいてのみハ
    ウジング側の被係合部と係合する係合部を有するエッジ
    ガイドとを備えていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記トレー基部は、
    側方に向かって突出した基部用固定軸を備え、該基部用
    固定軸は前記ハウジング側の移動用溝と係合可能に構成
    されていることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    エッジガイドは、非使用時において、排出される被記録
    材の進行経路より外側の位置までスライド可能に構成さ
    れていることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか一項に
    おいて、被記録材載置面の側端には、前記エッジガイド
    を収納可能なエッジガイド収納部を備えた側端ガイドが
    形成されていることを特徴とする記録装置
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記側端ガイドの上
    面と、前記エッジガイドの上面とが面一に構成されてい
    ることを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか一項に
    おいて、前記移動用溝は、側面視略くの字型に形成され
    ていることを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか一項に
    おいて、前記被記録材トレーは、後方に向かって突出す
    る角度規制部が設けられ、該角度規制部の対向した位置
    の前記ハウジングに設けられた当接部と係合することに
    より、第2ポジションにおける被記録材載置面の傾斜角
    度を設定することができるように構成されていることを
    特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記角度規制部は、
    前記エッジガイドに備えられていることを特徴とする記
    録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか一項に
    おいて、第1ポジションにおいて、前記ハウジングは、
    前記被記録材トレーをその位置に係止する係止手段を備
    えていることを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか一項
    において、前記被記録材トレーのポジションを変位させ
    る際に、該被記録材トレーの上流側をガイドするガイド
    部材が設けられていることを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれか一
    項において、前記被記録材トレーは上方に回動し、被記
    録材載置面が略垂直状態となる第3ポジションをとり得
    る構成であることを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか一
    項に記載されている被記録材トレー。
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