JP2003244232A - Ｉｐパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法 - Google Patents
Ｉｐパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法Info
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- JP2003244232A JP2003244232A JP2002040144A JP2002040144A JP2003244232A JP 2003244232 A JP2003244232 A JP 2003244232A JP 2002040144 A JP2002040144 A JP 2002040144A JP 2002040144 A JP2002040144 A JP 2002040144A JP 2003244232 A JP2003244232 A JP 2003244232A
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- packet
- packet size
- network
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ＩＰネットワークのトラヒック量を動的に測定
し、その測定量に応じてＩＰネットワーク上を流れるＩ
Ｐパケットのサイズを動的に変更制御することにより、
ＩＰネットワークを使用して提供するサービスの品質向
上を図ることを可能とする、ＩＰパケット通信システ
ム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並
びにパケットサイズ制御方法を提供する。 【解決手段】マネジメント装置と複数のゲートウェイ装
置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰパケ
ット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置が前
記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデータの
送信要求を受信した際に、前記マネジメント装置から通
知指示されるパケットサイズに従って、前記ＩＰデータ
をＩＰパケットに構成して送信する、ことを特徴とす
る。
し、その測定量に応じてＩＰネットワーク上を流れるＩ
Ｐパケットのサイズを動的に変更制御することにより、
ＩＰネットワークを使用して提供するサービスの品質向
上を図ることを可能とする、ＩＰパケット通信システ
ム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並
びにパケットサイズ制御方法を提供する。 【解決手段】マネジメント装置と複数のゲートウェイ装
置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰパケ
ット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置が前
記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデータの
送信要求を受信した際に、前記マネジメント装置から通
知指示されるパケットサイズに従って、前記ＩＰデータ
をＩＰパケットに構成して送信する、ことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＰパケット通信
システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装
置、並びにパケットサイズ制御方法に関し、特に、ＩＰ
ネットワーク上を流れるＩＰパケットのサイズを動的に
変更制御することにより、ＩＰネットワークを使用して
提供するサービスの品質向上を図ることを可能とする、
ＩＰパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装
置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法
に関する。
システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装
置、並びにパケットサイズ制御方法に関し、特に、ＩＰ
ネットワーク上を流れるＩＰパケットのサイズを動的に
変更制御することにより、ＩＰネットワークを使用して
提供するサービスの品質向上を図ることを可能とする、
ＩＰパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装
置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃ
ｏｌ）ネットワーク上を流れるＩＰデータとしては、例
えば、電子メールの送受信に使用されるテキストデータ
や、ＶｏＩＰ（Ｖｏｉｃｅ ｏｖｅｒ Ｉｎｔｅｒｎｅ
ｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）サービスにて使用される音声符
号化データ、或いは、画像伝送サービスにおける画像符
号化データなど、様々な形式のデータが存在するが、こ
れらのＩＰデータは、通常、固定長のＩＰパケットとし
て構成されＩＰネットワーク上を伝送されるようになっ
ている。また、ＩＰネットワークを構成するＩＰ−ＧＷ
（Ｇａｔｅ Ｗａｙ）などの装置において、ＩＰパケッ
トのパケット長として複数のパケット長を備えている場
合であっても、装置の初期設定等により何れか１種類の
パケット長を選択して、その固定値により動作するのが
一般的となっている。
ｏｌ）ネットワーク上を流れるＩＰデータとしては、例
えば、電子メールの送受信に使用されるテキストデータ
や、ＶｏＩＰ（Ｖｏｉｃｅ ｏｖｅｒ Ｉｎｔｅｒｎｅ
ｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）サービスにて使用される音声符
号化データ、或いは、画像伝送サービスにおける画像符
号化データなど、様々な形式のデータが存在するが、こ
れらのＩＰデータは、通常、固定長のＩＰパケットとし
て構成されＩＰネットワーク上を伝送されるようになっ
ている。また、ＩＰネットワークを構成するＩＰ−ＧＷ
（Ｇａｔｅ Ｗａｙ）などの装置において、ＩＰパケッ
トのパケット長として複数のパケット長を備えている場
合であっても、装置の初期設定等により何れか１種類の
パケット長を選択して、その固定値により動作するのが
一般的となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のＩＰネ
ットワークにおいては、ＩＰネットワーク上を流れるＩ
Ｐデータ、特にユーザデータに関しては、その到達保証
が完全にはなされていないことが前提となっているた
め、ＩＰネットワーク内のトラヒック量が多くなると、
ＩＰパケットの遅延や、場合によってはＩＰパケットの
破棄が生ずることがあり、ＩＰパケットの遅延や破棄に
よって、ＩＰネットワークを使用して提供しているサー
ビスの品質が著しく劣化してしまう場合がある、という
欠点を有している。例えば、ＶｏＩＰサービスなどでは
音声品質の劣化がみられ、動画像サービスでは画質の乱
れなどが生じてしまう場合がある。
ットワークにおいては、ＩＰネットワーク上を流れるＩ
Ｐデータ、特にユーザデータに関しては、その到達保証
が完全にはなされていないことが前提となっているた
め、ＩＰネットワーク内のトラヒック量が多くなると、
ＩＰパケットの遅延や、場合によってはＩＰパケットの
破棄が生ずることがあり、ＩＰパケットの遅延や破棄に
よって、ＩＰネットワークを使用して提供しているサー
ビスの品質が著しく劣化してしまう場合がある、という
欠点を有している。例えば、ＶｏＩＰサービスなどでは
音声品質の劣化がみられ、動画像サービスでは画質の乱
れなどが生じてしまう場合がある。
【０００４】トラヒック量が多くなった場合であって
も、ＩＰネットワークのサービス品質を劣化させない１
つの方策として、その時のＩＰパケットのサイズを小さ
くすることによって、ＩＰパケットの遅延や破棄による
被害を最小限に抑えることが考えられるが、従来のＩＰ
ネットワークにおいては、ＩＰデータの到達保証がなさ
れないという前提により、ＩＰ−ＧＷなどＩＰデータを
送受信する装置において、ＩＰパケットのサイズを動的
に変更する機能を備えていないことが通例となってお
り、また、ＩＰネットワーク内を流れるトラヒック量を
動的に測定し、その測定量に応じてＩＰパケットのサイ
ズ変更指示を実施する機能を有したマネジメント装置も
設置されないのが通例となっている。
も、ＩＰネットワークのサービス品質を劣化させない１
つの方策として、その時のＩＰパケットのサイズを小さ
くすることによって、ＩＰパケットの遅延や破棄による
被害を最小限に抑えることが考えられるが、従来のＩＰ
ネットワークにおいては、ＩＰデータの到達保証がなさ
れないという前提により、ＩＰ−ＧＷなどＩＰデータを
送受信する装置において、ＩＰパケットのサイズを動的
に変更する機能を備えていないことが通例となってお
り、また、ＩＰネットワーク内を流れるトラヒック量を
動的に測定し、その測定量に応じてＩＰパケットのサイ
ズ変更指示を実施する機能を有したマネジメント装置も
設置されないのが通例となっている。
【０００５】本発明は上述した事情を改善するために成
されたものであり、本発明の目的は、ＩＰネットワーク
のトラヒック量を動的に測定し、その測定量に応じてＩ
Ｐネットワーク上を流れるＩＰパケットのサイズを動的
に変更制御することにより、ＩＰネットワークを使用し
て提供するサービスの品質向上を図ることを可能とす
る、ＩＰパケット通信システム、及びそのゲートウェイ
装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方
法を提供することにある。
されたものであり、本発明の目的は、ＩＰネットワーク
のトラヒック量を動的に測定し、その測定量に応じてＩ
Ｐネットワーク上を流れるＩＰパケットのサイズを動的
に変更制御することにより、ＩＰネットワークを使用し
て提供するサービスの品質向上を図ることを可能とす
る、ＩＰパケット通信システム、及びそのゲートウェイ
装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方
法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
ＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）ネットワ
ークに接続され、ＩＰパケット最適サイズ設定手段を備
えたマネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適
サイズ設定手段は、前記ＩＰネットワークのトラヒック
を計測すると共に前記ＩＰネットワークに送信するＩＰ
データの属性を収集して、前記ＩＰデータをＩＰパケッ
トに構成して送信する際にＩＰパケットの遅延或いは破
棄が減少するようなパケットサイズを決定し、該パケッ
トサイズを前記ＩＰネットワークに接続されるゲートウ
ェイ装置に対して通知指示する、ことを特徴とするマネ
ジメント装置である。
ＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）ネットワ
ークに接続され、ＩＰパケット最適サイズ設定手段を備
えたマネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適
サイズ設定手段は、前記ＩＰネットワークのトラヒック
を計測すると共に前記ＩＰネットワークに送信するＩＰ
データの属性を収集して、前記ＩＰデータをＩＰパケッ
トに構成して送信する際にＩＰパケットの遅延或いは破
棄が減少するようなパケットサイズを決定し、該パケッ
トサイズを前記ＩＰネットワークに接続されるゲートウ
ェイ装置に対して通知指示する、ことを特徴とするマネ
ジメント装置である。
【０００７】請求項２に係る発明は、ＩＰネットワーク
に接続され、ＩＰパケット最適サイズ設定手段を備えた
マネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適サイ
ズ設定手段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰ
ネットワークに接続されるゲートウェイ装置からＩＰデ
ータの送信要求及び前記ＩＰデータの属性と送信元アド
レスと宛先アドレスとを受信すると、前記送信元アドレ
スと前記宛先アドレスとの間のＩＰネットワークのトラ
ヒックを測定し、測定したトラヒックと前記ＩＰデータ
の属性とからＩＰパケットのパケットサイズを決定し、
決定したパケットサイズをパケットサイズ変更指示とし
て前記ゲートウェイ装置と前記宛先アドレスで示される
端末を管理するゲートウェイ装置に通知する、ことを特
徴とするマネジメント装置である。
に接続され、ＩＰパケット最適サイズ設定手段を備えた
マネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適サイ
ズ設定手段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰ
ネットワークに接続されるゲートウェイ装置からＩＰデ
ータの送信要求及び前記ＩＰデータの属性と送信元アド
レスと宛先アドレスとを受信すると、前記送信元アドレ
スと前記宛先アドレスとの間のＩＰネットワークのトラ
ヒックを測定し、測定したトラヒックと前記ＩＰデータ
の属性とからＩＰパケットのパケットサイズを決定し、
決定したパケットサイズをパケットサイズ変更指示とし
て前記ゲートウェイ装置と前記宛先アドレスで示される
端末を管理するゲートウェイ装置に通知する、ことを特
徴とするマネジメント装置である。
【０００８】請求項３に係る発明は、請求項２に記載の
マネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適サイ
ズ設定手段は、前記送信元アドレスと前記宛先アドレス
との間のＩＰネットワークのトラヒックを測定するトラ
ヒック量測定手段と、測定したトラヒックと前記ＩＰデ
ータの属性とに応じてＩＰパケットのパケットサイズを
決定し、決定したパケットサイズをパケットサイズ変更
指示として前記ゲートウェイ装置に通知するパケットサ
イズ変更指示手段と、パケットサイズの決定にあたりパ
ケットサイズの変更を行うか否かの判定基準となるトラ
ヒック量の閾値を記憶するトラヒック閾値記憶手段と、
から構成されることを特徴とする。
マネジメント装置であって、前記ＩＰパケット最適サイ
ズ設定手段は、前記送信元アドレスと前記宛先アドレス
との間のＩＰネットワークのトラヒックを測定するトラ
ヒック量測定手段と、測定したトラヒックと前記ＩＰデ
ータの属性とに応じてＩＰパケットのパケットサイズを
決定し、決定したパケットサイズをパケットサイズ変更
指示として前記ゲートウェイ装置に通知するパケットサ
イズ変更指示手段と、パケットサイズの決定にあたりパ
ケットサイズの変更を行うか否かの判定基準となるトラ
ヒック量の閾値を記憶するトラヒック閾値記憶手段と、
から構成されることを特徴とする。
【０００９】請求項４に係る発明は、ＩＰネットワーク
に接続され、ＩＰパケットサイズ変更手段を備えたゲー
トウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変更手
段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰネットワ
ークに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信
すると、前記ＩＰネットワークに接続されるマネジメン
ト装置から通知指示されるパケットサイズに従って、前
記ＩＰデータをＩＰパケットに構成して送信する、こと
を特徴とするゲートウェイ装置である。
に接続され、ＩＰパケットサイズ変更手段を備えたゲー
トウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変更手
段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰネットワ
ークに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信
すると、前記ＩＰネットワークに接続されるマネジメン
ト装置から通知指示されるパケットサイズに従って、前
記ＩＰデータをＩＰパケットに構成して送信する、こと
を特徴とするゲートウェイ装置である。
【００１０】請求項５に係る発明は、ＩＰネットワーク
に接続され、ＩＰパケットサイズ変更手段を備えたゲー
トウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変更手
段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰネットワ
ークに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信
すると、ＩＰデータの送信要求及び該ＩＰデータの属性
と送信元アドレスと宛先アドレスとを前記ＩＰネットワ
ークに接続されるマネジメント装置に通知し、前記マネ
ジメント装置からパケットサイズ変更指示を受信する
と、前記ＩＰデータを該パケットサイズ変更指示に応じ
たパケットサイズのＩＰパケットに構成して前記宛先ア
ドレスを有する端末に送信する、ことを特徴とするゲー
トウェイ装置である。
に接続され、ＩＰパケットサイズ変更手段を備えたゲー
トウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変更手
段は、前記ＩＰネットワークを介して前記ＩＰネットワ
ークに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信
すると、ＩＰデータの送信要求及び該ＩＰデータの属性
と送信元アドレスと宛先アドレスとを前記ＩＰネットワ
ークに接続されるマネジメント装置に通知し、前記マネ
ジメント装置からパケットサイズ変更指示を受信する
と、前記ＩＰデータを該パケットサイズ変更指示に応じ
たパケットサイズのＩＰパケットに構成して前記宛先ア
ドレスを有する端末に送信する、ことを特徴とするゲー
トウェイ装置である。
【００１１】請求項６に係る発明は、請求項５に記載の
ゲートウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変
更手段は、前記ＩＰデータの符号化／復号化を行ってＩ
Ｐパケットを構成し該ＩＰパケットを送受信するＩＰパ
ケット送受信手段と、自ゲートウェイ装置が送受信する
ＩＰパケットを前記マネジメント装置からのパケットサ
イズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケットに
構成するよう前記ＩＰパケット送受信手段に指示するパ
ケットサイズ動的変更手段と、パケットサイズの基準値
を記憶するパケットサイズ基準値記憶手段と、から構成
されることを特徴とする。
ゲートウェイ装置であって、前記ＩＰパケットサイズ変
更手段は、前記ＩＰデータの符号化／復号化を行ってＩ
Ｐパケットを構成し該ＩＰパケットを送受信するＩＰパ
ケット送受信手段と、自ゲートウェイ装置が送受信する
ＩＰパケットを前記マネジメント装置からのパケットサ
イズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケットに
構成するよう前記ＩＰパケット送受信手段に指示するパ
ケットサイズ動的変更手段と、パケットサイズの基準値
を記憶するパケットサイズ基準値記憶手段と、から構成
されることを特徴とする。
【００１２】請求項７に係る発明は、請求項１から請求
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信した際に、前記マネジメント装置か
ら通知指示されるパケットサイズに従って、前記ＩＰデ
ータをＩＰパケットに構成して送信する、ことを特徴と
するＩＰパケット通信システムである。
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信した際に、前記マネジメント装置か
ら通知指示されるパケットサイズに従って、前記ＩＰデ
ータをＩＰパケットに構成して送信する、ことを特徴と
するＩＰパケット通信システムである。
【００１３】請求項８に係る発明は、請求項１から請求
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信すると、ＩＰデータの送信要求及び
該ＩＰデータの属性と送信元アドレスと宛先アドレスと
を前記マネジメント装置に通知し、前記マネジメント装
置は前記送信元アドレスと前記宛先アドレスとの間のＩ
Ｐネットワークのトラヒックを測定し、測定したトラヒ
ックと前記ＩＰデータの属性とからＩＰパケットのパケ
ットサイズを決定し、決定したパケットサイズをパケッ
トサイズ変更指示として前記ゲートウェイ装置と前記宛
先アドレスで示される端末を管理するゲートウェイ装置
に通知し、前記パケットサイズ変更指示を受信した前記
ゲートウェイ装置は、前記ＩＰデータを該パケットサイ
ズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケットに構
成して前記宛先アドレスを有する端末に送信する、こと
を特徴とするＩＰパケット通信システムである。
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムであって、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信すると、ＩＰデータの送信要求及び
該ＩＰデータの属性と送信元アドレスと宛先アドレスと
を前記マネジメント装置に通知し、前記マネジメント装
置は前記送信元アドレスと前記宛先アドレスとの間のＩ
Ｐネットワークのトラヒックを測定し、測定したトラヒ
ックと前記ＩＰデータの属性とからＩＰパケットのパケ
ットサイズを決定し、決定したパケットサイズをパケッ
トサイズ変更指示として前記ゲートウェイ装置と前記宛
先アドレスで示される端末を管理するゲートウェイ装置
に通知し、前記パケットサイズ変更指示を受信した前記
ゲートウェイ装置は、前記ＩＰデータを該パケットサイ
ズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケットに構
成して前記宛先アドレスを有する端末に送信する、こと
を特徴とするＩＰパケット通信システムである。
【００１４】請求項９に係る発明は、請求項１から請求
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムにおいて、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信するステップと、前記ゲートウェイ
装置がＩＰデータの送信要求及び該ＩＰデータの属性と
送信元アドレスと宛先アドレスとを前記マネジメント装
置に通知するステップと、前記マネジメント装置が前記
送信元アドレスと前記宛先アドレスとの間のＩＰネット
ワークのトラヒックを測定し、測定したトラヒックと前
記ＩＰデータの属性とからＩＰパケットのパケットサイ
ズを決定し、決定したパケットサイズをパケットサイズ
変更指示として前記ゲートウェイ装置と前記宛先アドレ
スで示される端末を管理するゲートウェイ装置に通知す
るステップと、前記パケットサイズ変更指示を受信した
前記ゲートウェイ装置が、前記ＩＰデータを該パケット
サイズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケット
に構成して前記宛先アドレスを有する端末に送信するス
テップと、を有することを特徴とするパケットサイズ制
御方法である。
項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求項
４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウェ
イ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩＰ
パケット通信システムにおいて、前記ゲートウェイ装置
が前記ＩＰネットワークに接続される端末からＩＰデー
タの送信要求を受信するステップと、前記ゲートウェイ
装置がＩＰデータの送信要求及び該ＩＰデータの属性と
送信元アドレスと宛先アドレスとを前記マネジメント装
置に通知するステップと、前記マネジメント装置が前記
送信元アドレスと前記宛先アドレスとの間のＩＰネット
ワークのトラヒックを測定し、測定したトラヒックと前
記ＩＰデータの属性とからＩＰパケットのパケットサイ
ズを決定し、決定したパケットサイズをパケットサイズ
変更指示として前記ゲートウェイ装置と前記宛先アドレ
スで示される端末を管理するゲートウェイ装置に通知す
るステップと、前記パケットサイズ変更指示を受信した
前記ゲートウェイ装置が、前記ＩＰデータを該パケット
サイズ変更指示に応じたパケットサイズのＩＰパケット
に構成して前記宛先アドレスを有する端末に送信するス
テップと、を有することを特徴とするパケットサイズ制
御方法である。
【００１５】請求項１０に係る発明は、請求項１から請
求項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求
項４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウ
ェイ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩ
Ｐパケット通信システムにおいて、前記ゲートウェイ装
置にてデータ送信要求が発生すると（Ｓ３０）、前記ゲ
ートウェイ装置はデータ送信要求有りの旨及び送信元ア
ドレスと宛先アドレスを前記マネジメント装置に通知
し、前記マネジメント装置は、通知された前記送信元ア
ドレスと前記宛先アドレスから両者を接続しているＩＰ
ネットワークを流れる現時点のトラヒックを測定し（Ｓ
３１）、その測定値と予め設定されているトラヒック閾
値とを比較し（Ｓ３２）、測定値がトラヒック閾値を上
回ればパケットサイズを「ショート（短い）」に設定
（Ｓ３３）、測定値がトラヒック閾値を下回れば「ロン
グ（長い）」に設定（Ｓ３４）、測定値とトラヒック閾
値が同一であれば「変更なし」（Ｓ３５）と判断し、そ
の設定値をパケットサイズ変更指示として前記ゲートウ
ェイ装置と前記宛先アドレスで示される端末を管理する
ゲートウェイ装置に対して指示し、前記ゲートウェイ装
置が前記マネジメント装置から前記パケットサイズ変更
指示（Ｓ４０）を受信すると、前記ゲートウェイ装置は
前記パケットサイズ変更指示の内容分析を行い（Ｓ４
１）、パケットサイズ変更指示で指示されている指示値
と、前記ゲートウェイ装置に現時点で設定されているパ
ケットサイズの現状値とを比較し（Ｓ４２）、指示値が
現状値を下回ればパケットサイズを「ショート」として
小さくし（Ｓ４３）、指示値が現状値を上回ればパケッ
トサイズを「ロング」として大きくし（Ｓ４４）、指示
値と現状値が同一であればパケットサイズは「変更な
し」（Ｓ４５）と判断し、得られたパケットサイズを自
ゲートウェイ装置に設定し、前記ゲートウェイ装置は得
られたパケットサイズにより前記ＩＰネットワークに接
続される端末が送信するＩＰデータをＩＰパケットに構
成して送信する、ことを特徴とするパケットサイズ制御
方法である。
求項３の何れか１項に記載のマネジメント装置と、請求
項４から請求項６の何れか１項に記載の複数のゲートウ
ェイ装置とが、ＩＰネットワークで相互に接続されたＩ
Ｐパケット通信システムにおいて、前記ゲートウェイ装
置にてデータ送信要求が発生すると（Ｓ３０）、前記ゲ
ートウェイ装置はデータ送信要求有りの旨及び送信元ア
ドレスと宛先アドレスを前記マネジメント装置に通知
し、前記マネジメント装置は、通知された前記送信元ア
ドレスと前記宛先アドレスから両者を接続しているＩＰ
ネットワークを流れる現時点のトラヒックを測定し（Ｓ
３１）、その測定値と予め設定されているトラヒック閾
値とを比較し（Ｓ３２）、測定値がトラヒック閾値を上
回ればパケットサイズを「ショート（短い）」に設定
（Ｓ３３）、測定値がトラヒック閾値を下回れば「ロン
グ（長い）」に設定（Ｓ３４）、測定値とトラヒック閾
値が同一であれば「変更なし」（Ｓ３５）と判断し、そ
の設定値をパケットサイズ変更指示として前記ゲートウ
ェイ装置と前記宛先アドレスで示される端末を管理する
ゲートウェイ装置に対して指示し、前記ゲートウェイ装
置が前記マネジメント装置から前記パケットサイズ変更
指示（Ｓ４０）を受信すると、前記ゲートウェイ装置は
前記パケットサイズ変更指示の内容分析を行い（Ｓ４
１）、パケットサイズ変更指示で指示されている指示値
と、前記ゲートウェイ装置に現時点で設定されているパ
ケットサイズの現状値とを比較し（Ｓ４２）、指示値が
現状値を下回ればパケットサイズを「ショート」として
小さくし（Ｓ４３）、指示値が現状値を上回ればパケッ
トサイズを「ロング」として大きくし（Ｓ４４）、指示
値と現状値が同一であればパケットサイズは「変更な
し」（Ｓ４５）と判断し、得られたパケットサイズを自
ゲートウェイ装置に設定し、前記ゲートウェイ装置は得
られたパケットサイズにより前記ＩＰネットワークに接
続される端末が送信するＩＰデータをＩＰパケットに構
成して送信する、ことを特徴とするパケットサイズ制御
方法である。
【００１６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１７】図１は、本発明のＩＰパケット通信システ
ムの一実施形態を示すブロック図である。
ムの一実施形態を示すブロック図である。
【００１８】図１に示す本実施の形態は、テキストや音
声或いは画像などのＩＰデータを送受信する複数の端末
３（３−１、３−２、３−３、３−４、３−８、３−
９）と、端末３が送受信するＩＰデータの符号化／復号
化を行いＩＰパケットとして送受信を行う複数のＩＰ−
ＧＷ（Ｇａｔｅ Ｗａｙ）２（２−１、２−２、２−
８）と、ＩＰ−ＧＷ２が行う符号化／復号化の際のＩＰ
パケットのパケットサイズ変更指示を行うマネジメント
装置１と、から構成されており、マネジメント装置１と
ＩＰ−ＧＷ２−１、２−２とはセグメント４−１を介し
て接続され、セグメント４−１はＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅ
ｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）ネットワーク５に接続されてお
り、ＩＰネットワーク５の先には更に他のセグメント４
−２が接続されている。セグメント４−２にはＩＰ−Ｇ
Ｗ２−８が接続され、ＩＰ−ＧＷ２−８には端末３−
８、３−９が接続される構成となっている。
声或いは画像などのＩＰデータを送受信する複数の端末
３（３−１、３−２、３−３、３−４、３−８、３−
９）と、端末３が送受信するＩＰデータの符号化／復号
化を行いＩＰパケットとして送受信を行う複数のＩＰ−
ＧＷ（Ｇａｔｅ Ｗａｙ）２（２−１、２−２、２−
８）と、ＩＰ−ＧＷ２が行う符号化／復号化の際のＩＰ
パケットのパケットサイズ変更指示を行うマネジメント
装置１と、から構成されており、マネジメント装置１と
ＩＰ−ＧＷ２−１、２−２とはセグメント４−１を介し
て接続され、セグメント４−１はＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅ
ｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）ネットワーク５に接続されてお
り、ＩＰネットワーク５の先には更に他のセグメント４
−２が接続されている。セグメント４−２にはＩＰ−Ｇ
Ｗ２−８が接続され、ＩＰ−ＧＷ２−８には端末３−
８、３−９が接続される構成となっている。
【００１９】マネジメント装置１は、ＩＰネットワーク
５或いはセグメント４で構成されるネットワーク内を流
れるＩＰパケットの流量測定を行うトラヒック量測定手
段と、測定したトラヒック量に応じてＩＰパケットのパ
ケットサイズの変更指示をＩＰ−ＧＷ２に対して実施す
るパケットサイズ変更指示手段を備え、更に、パケット
サイズの変更を行うか否かの判定基準となるトラヒック
量の閾値を記憶するトラヒック閾値記憶手段を備えてい
る。
５或いはセグメント４で構成されるネットワーク内を流
れるＩＰパケットの流量測定を行うトラヒック量測定手
段と、測定したトラヒック量に応じてＩＰパケットのパ
ケットサイズの変更指示をＩＰ−ＧＷ２に対して実施す
るパケットサイズ変更指示手段を備え、更に、パケット
サイズの変更を行うか否かの判定基準となるトラヒック
量の閾値を記憶するトラヒック閾値記憶手段を備えてい
る。
【００２０】ＩＰ−ＧＷ２は、ＩＰデータの符号化／復
号化を行ってＩＰパケットを送受信するＩＰパケット送
受信手段と、自身が送受信するＩＰパケットのパケット
サイズを、マネジメント装置１からのパケットサイズの
変更指示に応じて、動的に変更してＩＰパケット送受信
手段に指示するパケットサイズ動的変更手段を備え、更
に、パケットサイズの基準値を記憶するパケットサイズ
基準値記憶手段を備えている。
号化を行ってＩＰパケットを送受信するＩＰパケット送
受信手段と、自身が送受信するＩＰパケットのパケット
サイズを、マネジメント装置１からのパケットサイズの
変更指示に応じて、動的に変更してＩＰパケット送受信
手段に指示するパケットサイズ動的変更手段を備え、更
に、パケットサイズの基準値を記憶するパケットサイズ
基準値記憶手段を備えている。
【００２１】次に、図２、図３を参照して、図１に示し
た本実施形態の動作について説明する。
た本実施形態の動作について説明する。
【００２２】前提として、図１の端末３−１から端末３
−９に対してＩＰデータの送信要求が発生したものとす
る。
−９に対してＩＰデータの送信要求が発生したものとす
る。
【００２３】ＩＰデータを送信する端末３−１からデー
タ送信要求をＩＰ−ＧＷ２−１が受信すると、ＩＰ−Ｇ
Ｗ２−１はマネジメント装置１に対してデータ送信要求
有りの旨及び送信元アドレス情報と宛先アドレス情報
（すなわち、端末３−１と端末３−９のアドレス情報）
を通知する。マネジメント装置１ではデータ送信要求元
のアドレス（すなわち、端末３−１のアドレス）及び宛
先アドレスから、両者を接続しているＩＰネットワーク
５を流れている現時点のトラヒック量を把握し、使用す
るＩＰパケットのパケットサイズを求め、そのパケット
サイズ値を発着両側のＩＰ−ＧＷ２（すなわち、ＩＰ−
ＧＷ２−１とＩＰ−ＧＷ２−８）に対して指示する。
タ送信要求をＩＰ−ＧＷ２−１が受信すると、ＩＰ−Ｇ
Ｗ２−１はマネジメント装置１に対してデータ送信要求
有りの旨及び送信元アドレス情報と宛先アドレス情報
（すなわち、端末３−１と端末３−９のアドレス情報）
を通知する。マネジメント装置１ではデータ送信要求元
のアドレス（すなわち、端末３−１のアドレス）及び宛
先アドレスから、両者を接続しているＩＰネットワーク
５を流れている現時点のトラヒック量を把握し、使用す
るＩＰパケットのパケットサイズを求め、そのパケット
サイズ値を発着両側のＩＰ−ＧＷ２（すなわち、ＩＰ−
ＧＷ２−１とＩＰ−ＧＷ２−８）に対して指示する。
【００２４】以下、図２を参照して、マネジメント装置
１の動作原理について説明する。
１の動作原理について説明する。
【００２５】図２は、マネジメント装置の動作原理を示
す図である。
す図である。
【００２６】ＩＰ−ＧＷ２−１にてデータ送信要求が発
生すると（図２のＳ３０）、ＩＰ−ＧＷ２−１はデータ
送信要求有りの旨及び送信元アドレス情報と宛先アドレ
ス情報をマネジメント装置１に通知する。マネジメント
装置１は、通知された送信元と宛先のアドレスから両者
を接続しているＩＰネットワーク５を流れる現時点のト
ラヒックをトラヒック量測定手段によって測定し（Ｓ３
１）、次に、パケットサイズ変更指示手段によって、そ
の測定値と予めトラヒック閾値記憶手段１０に設定され
ているトラヒック閾値とを比較し（Ｓ３２）、測定値が
トラヒック閾値を上回ればパケットサイズを「ショート
（短い）」に設定（Ｓ３３）、下回れば「ロング（長
い）」に設定（Ｓ３４）、同一であれば「変更なし」
（Ｓ３５）と判断し、その設定値をパケットサイズ変更
指示としてＩＰ−ＧＷ２−１とＩＰ−ＧＷ２−８に対し
て指示する。
生すると（図２のＳ３０）、ＩＰ−ＧＷ２−１はデータ
送信要求有りの旨及び送信元アドレス情報と宛先アドレ
ス情報をマネジメント装置１に通知する。マネジメント
装置１は、通知された送信元と宛先のアドレスから両者
を接続しているＩＰネットワーク５を流れる現時点のト
ラヒックをトラヒック量測定手段によって測定し（Ｓ３
１）、次に、パケットサイズ変更指示手段によって、そ
の測定値と予めトラヒック閾値記憶手段１０に設定され
ているトラヒック閾値とを比較し（Ｓ３２）、測定値が
トラヒック閾値を上回ればパケットサイズを「ショート
（短い）」に設定（Ｓ３３）、下回れば「ロング（長
い）」に設定（Ｓ３４）、同一であれば「変更なし」
（Ｓ３５）と判断し、その設定値をパケットサイズ変更
指示としてＩＰ−ＧＷ２−１とＩＰ−ＧＷ２−８に対し
て指示する。
【００２７】なお、本実施形態においては、パケットサ
イズの設定値を求めるにあたり、今送信しようとしてい
るＩＰデータの属性も加味して設定値を求めるものとす
る。例えば、ＩＰデータの属性がテキストデータである
場合には、該ＩＰデータには多少の送信遅延が許される
ものと判断し、長いパケットサイズにて送信することを
認め、ＩＰデータの属性が音声符号化データである場合
には、音声品質の劣化が少なくなるよう短いパケットサ
イズにて送信するようにする。そして、求めた設定値は
具体的な数値（例えば、４０ミリ秒のＩＰデータを１つ
のパケットとせよ、等）にてＩＰ−ＧＷ２に対して指示
するものとする。
イズの設定値を求めるにあたり、今送信しようとしてい
るＩＰデータの属性も加味して設定値を求めるものとす
る。例えば、ＩＰデータの属性がテキストデータである
場合には、該ＩＰデータには多少の送信遅延が許される
ものと判断し、長いパケットサイズにて送信することを
認め、ＩＰデータの属性が音声符号化データである場合
には、音声品質の劣化が少なくなるよう短いパケットサ
イズにて送信するようにする。そして、求めた設定値は
具体的な数値（例えば、４０ミリ秒のＩＰデータを１つ
のパケットとせよ、等）にてＩＰ−ＧＷ２に対して指示
するものとする。
【００２８】次に、図３を参照して、ＩＰ−ＧＷ２の動
作原理について説明する。
作原理について説明する。
【００２９】図３は、ＩＰ−ＧＷの動作原理を示す図で
ある。
ある。
【００３０】ＩＰ−ＧＷ２（２−１と２−８）がマネジ
メント装置１からパケットサイズ変更指示（図３のＳ４
０）を受信すると、パケットサイズ動的変更手段はパケ
ットサイズ変更指示の内容分析を行い（Ｓ４１）、パケ
ットサイズ変更指示で指示されている指示値と、ＩＰ−
ＧＷ２に現時点で設定されているパケットサイズの現状
値とを比較し（Ｓ４２）、指示値が現状値を下回ればパ
ケットサイズを「ショート」として小さくし（Ｓ４
３）、指示値が現状値を上回ればパケットサイズを「ロ
ング」として大きくし（Ｓ４４）、指示値と現状値が同
一であればパケットサイズは「変更なし」（Ｓ４５）と
判断し、得られたパケットサイズを自ＩＰ−ＧＷ２の符
号化／復号化装置を備えるＩＰパケット送受信手段に設
定する。そして、ＩＰ−ＧＷ２−１は得られたパケット
サイズにより端末３−１が送信するＩＰデータをＩＰパ
ケットに構成して、ＩＰ−ＧＷ２−８に対して送信し、
ＩＰ−ＧＷ２−８は受信したＩＰパケットを端末３−９
に送出する。なお、ＩＰ−ＧＷ２の起動時には、パケッ
トサイズの現状値として、予め保守者等がパケットサイ
ズ基準値記憶手段２０に設定しておいたパケットサイズ
基準値を使用するものとする。
メント装置１からパケットサイズ変更指示（図３のＳ４
０）を受信すると、パケットサイズ動的変更手段はパケ
ットサイズ変更指示の内容分析を行い（Ｓ４１）、パケ
ットサイズ変更指示で指示されている指示値と、ＩＰ−
ＧＷ２に現時点で設定されているパケットサイズの現状
値とを比較し（Ｓ４２）、指示値が現状値を下回ればパ
ケットサイズを「ショート」として小さくし（Ｓ４
３）、指示値が現状値を上回ればパケットサイズを「ロ
ング」として大きくし（Ｓ４４）、指示値と現状値が同
一であればパケットサイズは「変更なし」（Ｓ４５）と
判断し、得られたパケットサイズを自ＩＰ−ＧＷ２の符
号化／復号化装置を備えるＩＰパケット送受信手段に設
定する。そして、ＩＰ−ＧＷ２−１は得られたパケット
サイズにより端末３−１が送信するＩＰデータをＩＰパ
ケットに構成して、ＩＰ−ＧＷ２−８に対して送信し、
ＩＰ−ＧＷ２−８は受信したＩＰパケットを端末３−９
に送出する。なお、ＩＰ−ＧＷ２の起動時には、パケッ
トサイズの現状値として、予め保守者等がパケットサイ
ズ基準値記憶手段２０に設定しておいたパケットサイズ
基準値を使用するものとする。
【００３１】以上、端末３−１からＩＰネットワーク５
を介して端末３−９へＩＰデータを送信する場合を一例
として、本実施形態の動作を説明した。
を介して端末３−９へＩＰデータを送信する場合を一例
として、本実施形態の動作を説明した。
【００３２】端末３−１から同一セグメント４−１に属
する端末３−４への送信の場合には、図２のＳ３１で説
明したマネジメント装置１によるトラヒックの測定を、
該当セグメント（すなわち、セグメント４−１）のトラ
ヒック測定とすることにより、前例の場合と全く同様の
動作となるものであるため、これ以上の説明を省略する
ものとする。
する端末３−４への送信の場合には、図２のＳ３１で説
明したマネジメント装置１によるトラヒックの測定を、
該当セグメント（すなわち、セグメント４−１）のトラ
ヒック測定とすることにより、前例の場合と全く同様の
動作となるものであるため、これ以上の説明を省略する
ものとする。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のＩＰパケ
ット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジ
メント装置、並びにパケットサイズ制御方法は、ＩＰデ
ータの送受信が行われる該当のＩＰネットワーク或いは
該当のセグメントのトラヒック量に応じて、トラヒック
が多い場合にはＩＰパケットのパケットサイズを小さく
して送受信を行うことができるので、ＩＰパケットの遅
延や破棄が発生した場合であっても、提供しているサー
ビス（例えばＶｏＩＰや画像サービス）の品質劣化を最
小限にとどめることが出来、ＩＰネットワークを使用し
たサービスの品質向上を図ることが可能となる、という
効果を有している。
ット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジ
メント装置、並びにパケットサイズ制御方法は、ＩＰデ
ータの送受信が行われる該当のＩＰネットワーク或いは
該当のセグメントのトラヒック量に応じて、トラヒック
が多い場合にはＩＰパケットのパケットサイズを小さく
して送受信を行うことができるので、ＩＰパケットの遅
延や破棄が発生した場合であっても、提供しているサー
ビス（例えばＶｏＩＰや画像サービス）の品質劣化を最
小限にとどめることが出来、ＩＰネットワークを使用し
たサービスの品質向上を図ることが可能となる、という
効果を有している。
【００３４】また、トラヒックが少ない場合には、ＩＰ
パケットのパケットサイズを大きくしても遅延や破棄が
発生しないため、ＩＰ−ＧＷにて扱うパケット数が減少
し、その結果ＩＰ−ＧＷの処理負荷を低減することが出
来るので、ＩＰ−ＧＷの処理効率を向上することが可能
となる、という効果を有している。
パケットのパケットサイズを大きくしても遅延や破棄が
発生しないため、ＩＰ−ＧＷにて扱うパケット数が減少
し、その結果ＩＰ−ＧＷの処理負荷を低減することが出
来るので、ＩＰ−ＧＷの処理効率を向上することが可能
となる、という効果を有している。
【図１】本発明のＩＰパケットサイズの動的変更制御方
式の一実施形態を示すブロック図である。
式の一実施形態を示すブロック図である。
【図２】マネジメント装置の動作原理を示す図である。
【図３】ＩＰ−ＧＷの動作原理を示す図である。
１ マネジメント装置
１０ トラヒック閾値記憶手段
２ ＩＰ−ＧＷ
２０ パケットサイズ基準値記憶手段
３ 端末
４ セグメント
５ ＩＰネットワーク
Claims (10)
- 【請求項１】 ＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃ
ｏｌ）ネットワークに接続され、ＩＰパケット最適サイ
ズ設定手段を備えたマネジメント装置であって、前記Ｉ
Ｐパケット最適サイズ設定手段は、前記ＩＰネットワー
クのトラヒックを計測すると共に前記ＩＰネットワーク
に送信するＩＰデータの属性を収集して、前記ＩＰデー
タをＩＰパケットに構成して送信する際にＩＰパケット
の遅延或いは破棄が減少するようなパケットサイズを決
定し、該パケットサイズを前記ＩＰネットワークに接続
されるゲートウェイ装置に対して通知指示する、ことを
特徴とするマネジメント装置。 - 【請求項２】 ＩＰネットワークに接続され、ＩＰパケ
ット最適サイズ設定手段を備えたマネジメント装置であ
って、前記ＩＰパケット最適サイズ設定手段は、前記Ｉ
Ｐネットワークを介して前記ＩＰネットワークに接続さ
れるゲートウェイ装置からＩＰデータの送信要求及び前
記ＩＰデータの属性と送信元アドレスと宛先アドレスと
を受信すると、前記送信元アドレスと前記宛先アドレス
との間のＩＰネットワークのトラヒックを測定し、測定
したトラヒックと前記ＩＰデータの属性とからＩＰパケ
ットのパケットサイズを決定し、決定したパケットサイ
ズをパケットサイズ変更指示として前記ゲートウェイ装
置と前記宛先アドレスで示される端末を管理するゲート
ウェイ装置に通知する、ことを特徴とするマネジメント
装置。 - 【請求項３】 前記ＩＰパケット最適サイズ設定手段
は、前記送信元アドレスと前記宛先アドレスとの間のＩ
Ｐネットワークのトラヒックを測定するトラヒック量測
定手段と、測定したトラヒックと前記ＩＰデータの属性
とに応じてＩＰパケットのパケットサイズを決定し、決
定したパケットサイズをパケットサイズ変更指示として
前記ゲートウェイ装置に通知するパケットサイズ変更指
示手段と、パケットサイズの決定にあたりパケットサイ
ズの変更を行うか否かの判定基準となるトラヒック量の
閾値を記憶するトラヒック閾値記憶手段と、から構成さ
れることを特徴とする請求項２に記載のマネジメント装
置。 - 【請求項４】 ＩＰネットワークに接続され、ＩＰパケ
ットサイズ変更手段を備えたゲートウェイ装置であっ
て、前記ＩＰパケットサイズ変更手段は、前記ＩＰネッ
トワークを介して前記ＩＰネットワークに接続される端
末からＩＰデータの送信要求を受信すると、前記ＩＰネ
ットワークに接続されるマネジメント装置から通知指示
されるパケットサイズに従って、前記ＩＰデータをＩＰ
パケットに構成して送信する、ことを特徴とするゲート
ウェイ装置。 - 【請求項５】 ＩＰネットワークに接続され、ＩＰパケ
ットサイズ変更手段を備えたゲートウェイ装置であっ
て、前記ＩＰパケットサイズ変更手段は、前記ＩＰネッ
トワークを介して前記ＩＰネットワークに接続される端
末からＩＰデータの送信要求を受信すると、ＩＰデータ
の送信要求及び該ＩＰデータの属性と送信元アドレスと
宛先アドレスとを前記ＩＰネットワークに接続されるマ
ネジメント装置に通知し、前記マネジメント装置からパ
ケットサイズ変更指示を受信すると、前記ＩＰデータを
該パケットサイズ変更指示に応じたパケットサイズのＩ
Ｐパケットに構成して前記宛先アドレスを有する端末に
送信する、ことを特徴とするゲートウェイ装置。 - 【請求項６】 前記ＩＰパケットサイズ変更手段は、前
記ＩＰデータの符号化／復号化を行ってＩＰパケットを
構成し該ＩＰパケットを送受信するＩＰパケット送受信
手段と、自ゲートウェイ装置が送受信するＩＰパケット
を前記マネジメント装置からのパケットサイズ変更指示
に応じたパケットサイズのＩＰパケットに構成するよう
前記ＩＰパケット送受信手段に指示するパケットサイズ
動的変更手段と、パケットサイズの基準値を記憶するパ
ケットサイズ基準値記憶手段と、から構成されることを
特徴とする請求項５に記載のゲートウェイ装置。 - 【請求項７】 請求項１から請求項３の何れか１項に記
載のマネジメント装置と、請求項４から請求項６の何れ
か１項に記載の複数のゲートウェイ装置とが、ＩＰネッ
トワークで相互に接続されたＩＰパケット通信システム
であって、前記ゲートウェイ装置が前記ＩＰネットワー
クに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信し
た際に、前記マネジメント装置から通知指示されるパケ
ットサイズに従って、前記ＩＰデータをＩＰパケットに
構成して送信する、ことを特徴とするＩＰパケット通信
システム。 - 【請求項８】 請求項１から請求項３の何れか１項に記
載のマネジメント装置と、請求項４から請求項６の何れ
か１項に記載の複数のゲートウェイ装置とが、ＩＰネッ
トワークで相互に接続されたＩＰパケット通信システム
であって、前記ゲートウェイ装置が前記ＩＰネットワー
クに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信す
ると、ＩＰデータの送信要求及び該ＩＰデータの属性と
送信元アドレスと宛先アドレスとを前記マネジメント装
置に通知し、前記マネジメント装置は前記送信元アドレ
スと前記宛先アドレスとの間のＩＰネットワークのトラ
ヒックを測定し、測定したトラヒックと前記ＩＰデータ
の属性とからＩＰパケットのパケットサイズを決定し、
決定したパケットサイズをパケットサイズ変更指示とし
て前記ゲートウェイ装置と前記宛先アドレスで示される
端末を管理するゲートウェイ装置に通知し、前記パケッ
トサイズ変更指示を受信した前記ゲートウェイ装置は、
前記ＩＰデータを該パケットサイズ変更指示に応じたパ
ケットサイズのＩＰパケットに構成して前記宛先アドレ
スを有する端末に送信する、ことを特徴とするＩＰパケ
ット通信システム。 - 【請求項９】 請求項１から請求項３の何れか１項に記
載のマネジメント装置と、請求項４から請求項６の何れ
か１項に記載の複数のゲートウェイ装置とが、ＩＰネッ
トワークで相互に接続されたＩＰパケット通信システム
において、前記ゲートウェイ装置が前記ＩＰネットワー
クに接続される端末からＩＰデータの送信要求を受信す
るステップと、前記ゲートウェイ装置がＩＰデータの送
信要求及び該ＩＰデータの属性と送信元アドレスと宛先
アドレスとを前記マネジメント装置に通知するステップ
と、前記マネジメント装置が前記送信元アドレスと前記
宛先アドレスとの間のＩＰネットワークのトラヒックを
測定し、測定したトラヒックと前記ＩＰデータの属性と
からＩＰパケットのパケットサイズを決定し、決定した
パケットサイズをパケットサイズ変更指示として前記ゲ
ートウェイ装置と前記宛先アドレスで示される端末を管
理するゲートウェイ装置に通知するステップと、前記パ
ケットサイズ変更指示を受信した前記ゲートウェイ装置
が、前記ＩＰデータを該パケットサイズ変更指示に応じ
たパケットサイズのＩＰパケットに構成して前記宛先ア
ドレスを有する端末に送信するステップと、を有するこ
とを特徴とするパケットサイズ制御方法。 - 【請求項１０】 請求項１から請求項３の何れか１項に
記載のマネジメント装置と、請求項４から請求項６の何
れか１項に記載の複数のゲートウェイ装置とが、ＩＰネ
ットワークで相互に接続されたＩＰパケット通信システ
ムにおいて、前記ゲートウェイ装置にてデータ送信要求
が発生すると（Ｓ３０）、前記ゲートウェイ装置はデー
タ送信要求有りの旨及び送信元アドレスと宛先アドレス
を前記マネジメント装置に通知し、前記マネジメント装
置は、通知された前記送信元アドレスと前記宛先アドレ
スから両者を接続しているＩＰネットワークを流れる現
時点のトラヒックを測定し（Ｓ３１）、その測定値と予
め設定されているトラヒック閾値とを比較し（Ｓ３
２）、測定値がトラヒック閾値を上回ればパケットサイ
ズを「ショート（短い）」に設定（Ｓ３３）、測定値が
トラヒック閾値を下回れば「ロング（長い）」に設定
（Ｓ３４）、測定値とトラヒック閾値が同一であれば
「変更なし」（Ｓ３５）と判断し、その設定値をパケッ
トサイズ変更指示として前記ゲートウェイ装置と前記宛
先アドレスで示される端末を管理するゲートウェイ装置
に対して指示し、前記ゲートウェイ装置が前記マネジメ
ント装置から前記パケットサイズ変更指示（Ｓ４０）を
受信すると、前記ゲートウェイ装置は前記パケットサイ
ズ変更指示の内容分析を行い（Ｓ４１）、パケットサイ
ズ変更指示で指示されている指示値と、前記ゲートウェ
イ装置に現時点で設定されているパケットサイズの現状
値とを比較し（Ｓ４２）、指示値が現状値を下回ればパ
ケットサイズを「ショート」として小さくし（Ｓ４
３）、指示値が現状値を上回ればパケットサイズを「ロ
ング」として大きくし（Ｓ４４）、指示値と現状値が同
一であればパケットサイズは「変更なし」（Ｓ４５）と
判断し、得られたパケットサイズを自ゲートウェイ装置
に設定し、前記ゲートウェイ装置は得られたパケットサ
イズにより前記ＩＰネットワークに接続される端末が送
信するＩＰデータをＩＰパケットに構成して送信する、
ことを特徴とするパケットサイズ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002040144A JP2003244232A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | Ｉｐパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002040144A JP2003244232A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | Ｉｐパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003244232A true JP2003244232A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27780971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002040144A Withdrawn JP2003244232A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | Ｉｐパケット通信システム、及びそのゲートウェイ装置、マネジメント装置、並びにパケットサイズ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003244232A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006310994A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 無線ｌａｎ接続装置およびパケット長制御方法 |
| JP2007027812A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像ストリーム処理装置、集積回路装置、及び方法 |
| JP2009529255A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | マクマスター ユニバーシティー | 適応型音声パケット化 |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040144A patent/JP2003244232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006310994A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 無線ｌａｎ接続装置およびパケット長制御方法 |
| JP2007027812A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像ストリーム処理装置、集積回路装置、及び方法 |
| JP2009529255A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | マクマスター ユニバーシティー | 適応型音声パケット化 |
| US8451728B2 (en) | 2006-03-08 | 2013-05-28 | Mcmaster University | Adaptive voice packetization |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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