JP2003242089A - 放送受信装置および放送受信方法 - Google Patents

放送受信装置および放送受信方法

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JP2003242089A
JP2003242089A JP2002226687A JP2002226687A JP2003242089A JP 2003242089 A JP2003242089 A JP 2003242089A JP 2002226687 A JP2002226687 A JP 2002226687A JP 2002226687 A JP2002226687 A JP 2002226687A JP 2003242089 A JP2003242089 A JP 2003242089A
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JP2002226687A
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English (en)
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Masahiro Ooashi
雅弘 大蘆
Tomoko Aiso
倫子 相曽
Norio Sanada
紀男 眞田
Kinichi Motosaka
錦一 本坂
Hiromi Iida
裕美 飯田
Atsuo Fujita
敦生 藤田
Yukio Yagi
行雄 八木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージを閲覧する際に、放送メールと電
子メールとの種別に依存する種々の煩雑な操作を回避す
ることができる放送受信装置を提供する。 【解決手段】 受信した電子メールや放送メールを格納
する記録媒体403、放送メール本文に電子メールヘッ
ダーを付加するための付加プログラム402b、記録媒
体403に蓄積された放送メールおよび電子メールをモ
ニタ407に表示する表示プログラム402c等を備
え、CPU411は、それらのプログラムにしたがっ
て、放送メールを受信すると、放送メール本文を抜き出
し、放送メールに電子メールヘッダーを付加し、記録媒
体403に格納する。そして、記録媒体403に格納さ
れた放送メールと電子メール情報を読み出して同一画面
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の汎用コンピュータ、デジタル放送受信機、あ
るいはインターネットに接続可能なデジタル情報機器端
末等の電子メールを送受信することが可能で、かつ放送
メールを扱うことができる機器(以下、これらの機器を
「放送受信装置」と称す)および放送受信方法に関する
ものである。
【0001】
【従来の技術】近年の目覚しい技術進歩により、利用者
は、パーソナルコンピュータ等の情報機器端末を使用し
て第三者と電子メールのやり取りを行うことにより、容
易にコミュニケーションが行える環境にある。最近で
は、携帯情報端末(携帯電話等)にも電子メールを利用
できる環境が浸透しつつあり、効率的に情報交換が行え
る状況が整備されてきている。これらの電子メールの送
受信方法は、RFC822(名称:ARPA INTE
RNET テキストメッセージの形式に関する規格)で
規格化されており、電子メールの送受信先は、mats
ushita@hi−ho.co.jpというメールア
ドレスで識別されている。また、NTTドコモの携帯電
話では、09012345678@docomo.n
e.jpという電話番号を含むメールアドレスで識別さ
れている。
【0002】一方、放送メールの配信方法は、BSデジ
タル放送限定受信方式(ARIBSTD−B25)に記
述されており、メッセージ本文はEMM(Entitl
ement Management Message)
というセクション形式でMPEG2のストリームに多重
化して放送で送ることができる。このため、近年、放送
メールを受信する機能と、さらに電子メールを送受信す
る機能との2つの機能を備える放送受信装置が出現しつ
つある。このような放送受信装置によれば、デジタルテ
レビの視聴者は、この一台の放送受信装置で放送メール
を閲覧できるだけでなく、電子メールを送受信すること
ができ、メッセージ受信の多様化の恩恵を享受すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放送で
送信する放送メールのデータ構造と、双方向の通信回線
で送受信する電子メールのデータ構造とが異なるため、
異なる格納領域にメールを保存し、表示についても別々
の一覧で表示している。また、データ構造が異なるため
放送メールを別の放送受信装置に転送することができな
い。すなわち、放送メールにおいては、一方向の通信回
線による放送でありながら、特定の放送受信装置に限定
して受信できるようにする必要があるために、放送メー
ルには、EMMセクションヘッダーや、EMMメッセー
ジ本文の固定部、EMMメッセージ非暗号化ヘッダー等
に、電子メールには存在しないtable_idや、カ
ードID、有料事業体識別等のフィールドが含まれ、電
子メールとは異なるデータ構造となっている。また、放
送メールは、通常、放送受信装置(以下、単に「受信
機」とも記す。)に装着されるICカードのメモリなど
に格納され、電子メールとは異なる記憶領域に格納され
る。
【0004】これらの相違点により、放送メールと電子
メールとは、異なる画面で表示され、受信メールの一覧
等の表示形態や操作インタフェイスが異なっている。そ
のために、視聴者は、放送メールか電子メールかの種別
に応じて、種々の煩雑な操作をしなければならないとい
う第1の問題がある。また、放送局から放送メールを受
信するようなイベントが発生したり、バージョンアップ
された番組情報や予約番組を受信するようなイベントが
発生したりした場合、従来の放送受信装置では、これら
のイベントの発生および終了やイベントの内容を知るた
めには、その放送受信装置の設置場所にわざわざ出向か
なければならないという第2の問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の第1の問題
点を解決するものであり、メッセージを閲覧する際に、
放送メールと電子メールとの種別に依存する種々の煩雑
な操作を回避することができる放送受信装置を提供する
ことを第1の目的とする。また、本発明は、上記従来の
第2の問題点を解決するものであり、放送受信装置の設
置場所にわざわざ出向かなくてもイベントの発生および
終了やイベントの内容を知ることができる放送受信装置
を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の問題点を解決
するために、本発明に係る放送受信装置は、放送メール
を受信する放送メール受信手段と、前記放送メール受信
手段で受信された放送メールに電子メールヘッダーを付
加する電子メールヘッダー付加手段とを備えることを特
徴とする。また、上記第2の問題点を解決するために、
本発明に係る放送受信装置は、放送メールを受信する放
送メール受信手段と、前記放送メール受信手段で受信さ
れた放送メールに電子メールヘッダーを付加する電子メ
ールヘッダー付加手段と、双方向の通信回線を経由して
電子メールを送受信する電子メール送受信手段と、前記
放送メール受信手段が放送メールを受信した場合、当該
放送メールの本文に電子メールヘッダーを付加した放送
メールを前記電子メール送受信手段で送信することによ
り、放送メールを転送する放送メール転送手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】また、放送で通知されるイベントをトリガ
として電子メールを生成する電子メール生成手段と、双
方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電子
メール送受信手段と、前記電子メール生成手段で生成さ
れた電子メールを前記電子メール送受信手段で送信する
放送イベント送信手段とを備える構成としたり、放送受
信装置の状態変化をトリガとして電子メールを生成する
電子メール生成手段と、双方向の通信回線を経由して電
子メールを送受信する電子メール送受信手段と、前記電
子メール生成手段で生成された電子メールを前記電子メ
ール送受信手段で送信する状態変化送信手段とを備える
構成としてもよい。
【0008】なお、本発明は、上記放送受信装置が備え
る特徴的な構成要素(手段)をステップとするメール送
受信方法として実現したり、それらの手段としてコンピ
ュータを機能させるプログラムとして実現したり、その
プログラムを記録したCD−ROM等の記録媒体として
実現することもできる。そして、本発明に係るプログラ
ムは、インターネット等の伝送媒体を介して流通させる
こともできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る放送受信装置を備えたメール送受信システ
ムの全体構成を示す図である。同図に示されるメール送
受信システムは、第1の伝送媒体に接続される放送装置
101および放送受信装置103間で放送データや放送
メール等を一方向に伝送したり、第2の伝送媒体に接続
される放送受信装置103および携帯電話機110間で
電子メールを送受信したりするシステムであり、放送装
置101、第1の伝送媒体を形成する衛星102、放送
受信装置103、テレビ104、放送受信装置103付
属のリモコン106およびキーボード107、放送受信
装置103に搭載されている通信回線接続インタフェイ
ス108、第2の伝送媒体を形成するとともに電子メー
ル送受信経路としてのインターネット109並びにこの
インターネット109を介して電子メールを送受信可能
な携帯電話機110から構成される。
【0011】放送装置101は、放送局などのセンター
設備が整った専門機関に設けられ、映像や音声の放送デ
ータの他、放送メール(EMMメッセージおよびEMM
メールを含む。)や番組情報等の種々のデータを衛星1
02に向けて送信する。衛星102は、衛星放送を中継
している人口衛星である。放送衛星、通信衛星を意味す
る。放送受信装置103は、衛星102を経由して放送
装置101から送信された放送データを受信し、テレビ
104に表示する情報表示機能だけでなく、衛星102
を経由して放送装置101から送信された放送メールを
受信し、インターネット109経由で受信した電子メー
ルと合わせて同じ一覧に表示する受信メール一覧表示機
能を有する。
【0012】放送受信装置103が放送データを受信し
た場合、受信した放送データを解析し、必要に応じて映
像/音声データをテレビ104に表示する。データ放送
番組の際には、映像/音声データに同期したデータ放送
番組に展開する。ここで放送データに関する内容は、本
発明の趣旨とは関係しないため、以下、放送メールに主
眼をおいて説明する。放送受信装置103が放送メール
を受信した場合、受信した放送メールを解析しテキスト
データとし、インターネット109経由で受信した電子
メールと合わせて同じ一覧に表示する。さらに表示内容
に応じて、リモコン106の特定ボタンに所望の動作を
動的に割り当てる。
【0013】通信回線接続インタフェイス108は、視
聴者(操作者)105の要求に基づき、放送受信装置1
03とインターネット109との通信回路を確立した上
でインターネット109経由で電子メールを送受信す
る。ここで通信回線接続インタフェイス108は、モデ
ム、イーサネット(R)、無線を意味する。インターネ
ット109は、放送受信装置103と他の放送受信装置
(例えば、携帯電話機110)との間で行われる電子メ
ールのやり取りを不図示のメールサーバを介して通信さ
せる通信路である。携帯電話機110は、例えば、視聴
者105の所有物であって、視聴者105の外出時に携
帯され、電子メールを送受信する機能を有する。
【0014】図2(a)は、放送メールのデータ構造を
示す図である。放送メール本文201が、EMMのセク
ションとして送信される。なお、放送メールの不図示の
ヘッダーや、EMMメッセージ本体の固定部、EMMメ
ッセージ非暗号化ヘッダー等には、多数の放送メールの
中からフィルタリングして自分宛のEMM本体を識別す
るためのカードID番号や、当該メールを発信した有料
事業体識別等のフィールドが設けられている。
【0015】図2(b)は、電子メールのヘッダーを付
加した放送メールのデータ構造を示す図である。この放
送メールは、受信者(To)203、送信者(Fro
m)204、受信日時(Date)205、件名(Su
bject)206、放送メール識別子(「X−」と、
ユニークな識別子「BroadCastMail」とか
らなるX−BroadCastMail)207のフィ
ールドを含むヘッダー部202と、放送メール本文20
1とから構成される。
【0016】図3は、インターネット経由で送受信する
電子メールのデータ構造を示す図である。電子メールデ
ータは、受信者(To)303、送信者(From)3
04、受信日時(Date)305、件名(Subje
ct)306を含むヘッダー部302と、電子メール本
文301とから構成される。ヘッダー部302には、図
3で示される以外にも多数の表記内容(フィールド)が
あるが、本発明では関連する表記のみを説明する。
【0017】ここで、図2(b)に示されるヘッダー部
202の受信者(To)203のフィールドに付加され
る「matushita@hi−ho.co.jp」
は、視聴者105がこの放送受信装置103の記憶媒体
に作成したアカウント(フォルダ)において予め登録し
たメールアドレスを用いて設定される。また、送信者
(From)204のフィールドに付加される「bro
adcaster@bs.co.jp」は、図4に示さ
れる「有料事業体識別」のコードと、その有料事業体の
「メールアドレス」との対応関係を予め記憶する送信元
アドレス設定テーブル210に基づいて設定される。な
お、送信元アドレス設定テーブルを、有料事業体に割り
当てられた「チャンネルの番号」と、その「メールアド
レス」との対応関係を予め記憶するように送信元アドレ
ス設定テーブル210を構成してもよい。
【0018】また、受信日時(Date)205のフィ
ールドに付加される「2001/03/04 10:2
0」は、放送受信装置103が有する内部タイマーの計
時時刻に基づいて設定される。また、件名(Subje
ct)206のフィールドに付加される「センターから
のお知らせ。」は、放送メール本文201に基づいて設
定される。例えば、放送メール本文201中の一文が件
名206として設定される。
【0019】さらに、放送メール識別子(X−Broa
dCastMail)207のフィールドに付加される
「1」は、放送メールであることを表すフラグである。
したがって、電子メールのヘッダーを付加した放送メー
ルは、電子メールでは取り扱えない放送メールに固有の
カードID番号等が廃棄されており、通常の電子メール
と同様に取り扱うことができる。
【0020】図5は、放送受信装置103の詳細な構成
を示すブロック図である。なお、図5では放送受信装置
103の構成全体を示しているが、衛星放送の受信機能
については従来技術と同様であるため、本発明に関連す
る部分のみを説明する。従来の衛星放送の受信機能につ
いては、特開2000−358231号公報「データ送
受信システムおよびその方法」などを参照されたい。
【0021】この放送受信装置103と従来の衛星放送
受信装置の構成との相違点は、記録媒体403が装備さ
れている点と、ROM402に付加プログラム402
b、表示プログラム402c、通信プログラム402
d、格納プログラム402eが記録されている点であ
る。記録媒体403は、放送番組の録画情報や、放送メ
ールと電子メール情報等を記録するための媒体である。
ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等がこれに
相当する。
【0022】なお、記録媒体403の放送メールと電子
メール情報を記録するフォルダには、受信した電子メー
ルや放送メールを格納する受信トレイ4030などが設
けられている。また、この記録媒体403には、上記し
た送信元アドレス設定テーブル210が格納されてい
る。
【0023】ROM402に記録された付加プログラム
402bは、放送メールを解析し、放送メール本文に電
子メールヘッダーを付加するプログラムである。表示プ
ログラム402cは、視聴者105の表示要求に基づ
き、記録媒体403(受信トレイ4030)に蓄積され
た放送メールと電子メールをモニタ407に表示するプ
ログラムである。通信プログラム402dは、インター
ネット109経由で電子メールを送受信するプログラム
である。POP3(Post Office Prot
ocol3)、IMAP4(Internet Mes
sage Access Protocol 4)、S
MTP(Simple Mail TransferP
rotocol)等の公知のメール送受信プロトコルを
実現している。格納プログラム402eは、付加プログ
ラム402bによって電子メールヘッダーが付加された
放送メールおよび通信プログラム402dによって受信
された電子メールを記録媒体403(受信トレイ403
0)に格納するプログラムである。
【0024】なお、ROM402に記録されているプロ
グラム(402a〜402e)は、単独で機能するプロ
グラムであってもよいが、オペレーティングシステム
(OS)を前提として機能する体系であってもよい。
【0025】通信ボード408は、放送受信装置103
とインターネット109との通信回線接続インタフェイ
ス108である。
【0026】リモコン操作部409は、視聴者105が
入力したリモコン情報を受信し、従来のような放送番組
の選択や音量調整等のリモコン操作だけでなく、本発明
に関連するリモコンボタンの選択や、「通信サービス」
ボタンの受け付け情報等をマイクロコンピュータ410
に出力する。また、リモコン操作部409は、電子メー
ルを送信するような場合に、キーボード107から赤外
線で送信されたメール文等の入力を受け付ける。マイク
ロコンピュータ410は、リモコン操作部409からの
リモコン情報を解析し、必要に応じCPU411に対し
て所望の動作を命令する。
【0027】フラッシュメモリ412は、リモコン操作
部409から入力されたリモコン情報に基づき、番組視
聴予約や番組録画予約等の必要な情報を記憶している。
ここで、視聴予約または録画予約に必要な情報とは、o
riginal_network_id、transp
ort_stream_id、service_id、
event_idの情報と、これらの情報から特定され
るEIT(EventInformation Tab
le)情報(番組開始時間、継続時間等)である。
【0028】CPU411は、マイクロコンピュータ4
10およびROM402に記録されているプログラムの
指示に従い実際に各構成要素を制御する。また、番組視
聴予約や番組録画予約などに必要な情報を取得した場
合、これらをフラッシュメモリ412に書き込む。さら
に、フラッシュメモリ412に書き込まれた内容に応じ
て、番組視聴予約の場合には起動時刻になると自動的に
放送番組を受信しモニタ407に表示したり、番組録画
予約の場合には起動時刻になると自動的に放送番組の録
画を行い記録媒体403に記録したりする。
【0029】次いで、CPU411が実行する電子メー
ルヘッダー付加処理について図6に示すフローチャート
を用いて説明する。TSデコーダ401においてMPE
Gストリームを受信すると(S501)、CPU411
は、受信プログラム402aにより受信したMPEGス
トリームがEMMであるかどうかを判定する(S50
2)。EMMでない場合(S502でNO)、MPEG
ストリームは音声デコーダ404または映像デコーダ4
05により処理され(S503)、スピーカ406また
はモニタ407に出力される(S504)。EMMであ
る場合(S502でYES)、CPU411は、EMM
セクションを受信して放送メール本文を抜き出し(S5
05)、付加プログラム402bにより放送メールに電
子メールヘッダーを付加する(S506)。そして、C
PU411は、格納プログラム402eにより、電子メ
ールヘッダーが付加された放送メールを記録媒体403
(受信トレイ4030)に格納する(S507)。
【0030】次に、CPU411が実行する電子メール
受信処理について図7に示すフローチャートを用いて説
明する。電子メール受信処理においては、CPU411
は、通信プログラム402dにより通信ボード408を
介して電子メールを受信した後(S601)、格納プロ
グラム402eにより記録媒体403(受信トレイ40
30)に電子メールを格納する(S602)。これによ
り、放送メールと電子メールとは、同じ記録媒体403
(受信トレイ4030)に格納される。なお、通信プロ
グラム402dにはPGP(Pretty Good
Privacy)やZIP、UNZIP等のプログラム
も含まれており、この通信プログラム402dにより、
暗号化されたメッセージを含む電子メールや、画像、音
声、プログラム等を圧縮して添付された電子メールを受
信することも可能である。
【0031】次いで、CPU411が実行する受信メー
ル一覧表示処理について、図8に示すフローチャートを
用いて説明する。この受信メール一覧表示処理は、前記
の電子メールヘッダー付加処理および電子メール受信処
理により記録媒体403に格納された放送メールと電子
メール情報を同一画面に表示する処理である。視聴者1
05による受信メール一覧表示要求(S701)がリモ
コン106からリモコン操作部409に与えられると、
CPU411は、表示プログラム402cにより記録媒
体403(受信トレイ4030)からメール情報を抽出
し(S702)、メール情報ごとに電子メールヘッダー
部の放送メール識別子207の有無により放送メールか
どうかの判定を行う(S703)。
【0032】放送メールである場合(S703でYE
S)、CPU411は、返信できない設定を行う(S7
04)等の操作表示内容変更処理を施す。これは放送メ
ールが片方向通信であるため必要となる処理である。そ
して、モニタ407に放送メールと電子メールを同一の
一覧画面に表示する(S705、図9(b)参照)。な
お、返信とは、受信したメールに対するメッセージをこ
のメールの送信元のメールアドレスに送ることをいう。
放送メールでない場合(S703でNO)、CPU41
1は、上記返信できない設定等の操作表示内容変更処理
を行うことなく、モニタ407に放送メールと電子メー
ルを同一の一覧画面に表示する(S705、図9(a)
参照)。なお、視聴者105は、リモコン106に割り
当てられた「メール」ボタンを押下したり、テレビ10
4に表示されるメニュー画面からリモコン106の上下
左右キーを操作した上でメールを選択することにより受
信メール一覧表示要求を行ってもよい。
【0033】図9はステップ705の処理によりモニタ
に表示される受信メール一覧表示画面を示す図である。
特に、図9(a)は、放送メールと電子メールを同一の
一覧表示画面に表示し、その一覧において電子メールに
カーソルがある場合の受信メール一覧表示画面である。
図9(b)は、放送メールと電子メールを同一の一覧表
示画面に表示し、その一覧において放送メールにカーソ
ルがある場合の受信メール一覧表示画面である。
【0034】受信メール一覧表示画面は、受信メール一
覧表示ウィンドウ801と、プレビューウィンドウ80
2と、メール操作項目803または806から構成され
る。受信メール一覧表示ウィンドウ801は、電子メー
ル804と放送メール805を同一画面に表示するウィ
ンドウである。なお、この受信メール一覧表示ウィンド
ウ801中に示される「黒で塗りつぶされた□」は既読
を、「□」は未読を、カーソルは視聴者105が現在選
択しているメールを、それぞれ示している。プレビュー
ウィンドウ802は、着目対象を示すカーソルを当てた
電子メール804あるいは放送メール805のプレビュ
ーを表示するウィンドウである。
【0035】メール操作項目803は、受信メール一覧
表示ウィンドウ801に表示されたメールの内、電子メ
ールにカーソルがある場合に表示される操作項目であ
る。このメール操作項目803には、電子メールを新規
に作成する際に操作される「新しいメール」項目、受信
した電子メールに対して返信メールを作成する際に操作
される「返信」項目、受信した電子メールを第三者(第
三のメールアドレスを含む)に転送する際に操作される
「転送」項目、受信したメール(電子メールおよび放送
メール)を削除するための「削除」項目等が設けられ
る。
【0036】メール操作項目806は、受信メール一覧
表示ウィンドウ801に表示されたメールの内、放送メ
ールにカーソルがある場合表示される操作項目であり、
返信項目をグレイとし(図中では、白抜き反転で図示し
ている。)、そのメールの送信元に対して返信できない
ように設定されている。視聴者105は、テレビ104
に表示されるメール操作項目803または806をリモ
コン106の上下左右キーを操作した上で所望の箇所で
決定キーを押すことにより選択することにより、所望の
動作を行うことができる。
【0037】なお、メール操作項目803または806
は、メール送受信の際のメニュー画面としてテレビ10
4に表示しているが、リモコン106の「メニュー」ボ
タンを押下することにより、そのときに必要な項目だけ
をポップアップして表示するようにしてもよい。さら
に、受信メール一覧表示ウィンドウ801に表示された
受信メールを選択することにより、プレビューウィンド
ウ802とは別に、メール本文を表示するウィンドウを
表示してもよい。
【0038】また、本発明では、視聴者105がリモコ
ン106を操作して放送受信装置103を操作する場合
を記述しているが、キーボード107を操作することに
よっても同様に実施することができる。また、本発明で
は、テレビ放送として衛星放送を記述しているが、地上
波放送、ケーブルテレビ、インターネット放送でも同様
に実施することができる。
【0039】以上のように、実施の形態1に係る発明に
よれば、放送メール本文に電子メールのヘッダーを付加
しているので、この放送メールを電子メールと同じ取り
扱いをすることができる。この結果、放送メールを電子
メールと同じ記憶媒体に格納したり、一覧表示したりす
ることができる。したがって、メッセージを閲覧する際
に、従来必要であった放送メールと電子メールとの種別
に依存する種々の煩雑な操作を回避することができ、メ
ール閲覧についての操作性を大幅に向上させることがで
きる。
【0040】なお、上記実施形態1においては、放送メ
ールを受信した場合、常時、図4に示される送信元アド
レス設定テーブル210を用いて送信元アドレス(Fr
om欄)を設定したが、放送メール(EMM)に放送局
情報(サービスチャンネルID、例えば、「BS10
1」)が埋め込まれている場合には、この放送局情報を
放送メールのヘッダーに付加し、放送局情報が埋め込ま
れていない場合にだけ、送信元アドレス設定テーブル2
10を用いて送信元アドレスを設定するようにしてもよ
い。これにより、From欄に設定された放送局が使用
する正確なサービスチャンネル(編成チャンネル、周波
数チャンネル)の名称ごとに放送メールをまとめて表示
したりすることができる。
【0041】また、本実施の形態1では、宛先、件名の
他には放送メールのヘッダーに放送メールであることを
示す識別子だけを付加したが、さらに、放送メール(E
MM)にそのメールの重要度を示す重要度情報(例え
ば、Priority)が埋め込まれている場合、放送
メールのヘッダーにこの重要度情報を設定する欄(例え
ば、X−MailPriority)を設け、この欄に
重要度を設定するようにしてもよい。この場合にはヘッ
ダーに設定された重要度情報を使って、その放送メール
を目立ちやすくでき、時間がない場合に、膨大な数のメ
ール閲覧の対象の中から重要度の高いものだけに絞り込
んだり、閲覧するメールと、閲覧しなくてもよいメール
に区別したりすることができる。すなわち、上記のよう
に放送局情報や、重要度情報を放送メールのヘッダーに
付加する場合、図6に示されるステップS506に代え
て、図10に示される電子メールヘッダーの付加処理
(S5061〜S5065)が実行される。
【0042】この電子メールヘッダーの付加処理は、放
送メール本文を抜き出した後(S505)実行され、先
ず、放送メール(EMM)に放送局情報があるか否か、
すなわち、埋め込まれているか否か判断する(S506
1)。放送局情報が埋め込まれている場合(S5061
でYES)、埋め込まれていた放送局情報を読み出して
放送メールのヘッダー(From欄および放送メールで
あることを示すX−broadCastMailの欄)
に格納する(S5062)。一方、放送局情報が埋め込
まれていなかった場合(S5061でNO)、図4に示
される送信元アドレス設定テーブル210を用いてヘッ
ダーのFrom欄に便宜的に付けられた送信元アドレス
を、X−broadCastMailの欄に放送メール
であることを表す識別子「1」を格納する(S506
3)。
【0043】これらにヘッダーに対する識別子の格納が
終わると、放送メール(EMM)に重要度情報があるか
否か、すなわち、放送メールに重要度情報が埋め込まれ
ているか否か判断する(S5064)。重要度情報が埋
め込まれている場合(S5064でYES)、重要度情
報をヘッダー(X−MailPriorityの欄)に
格納する(S5065)。なお、この実施の形態では、
最も高い「1」〜最も低い「3」の3段階で重要度が設
定されるように構成されている。一方、重要度情報が埋
め込まれていなかった場合(S5064でNO)、X−
MailPriorityの欄を設けずに、ヘッダーの
付加処理を終了する。このようにして、ヘッダーが付加
された放送メールは、記録媒体に蓄積される(S50
7)。
【0044】図11は、上記処理(S5061〜S50
65)により作成された放送メールのデータ構造の一例
を示す図である。この放送メールは、受信者(To:m
atsushta@hi−ho.co.jp)203、
送信者(From:BS101)204、受信日時(D
ate:2002/04/21 10:20)205、
件名(Subject:ベスト16を当てよう!)20
6、放送メール識別子(X−BroadCastMai
l:BS101)207および重要度情報(X−Mai
lPriority:1)208からなるヘッダー部2
02と、放送メール本文201(2002 …)とから
構成される。したがって、電メールのヘッダーが付加さ
れた放送メールは、通常の電子メールと同様に取り扱う
ことができる。また、上記のように重要度情報が付加さ
れた放送メールを表示する場合、図8に示されるステッ
プS704とステップS705との間に、図12に示さ
れる放送メールの表示色設定処理(S7041〜S70
46)が実行される。
【0045】この表示色設定処理は、上記した返信不可
の設定(S704)の後実行され、先ず、放送メールの
ヘッダーに重要度情報の欄(X−MailPriori
ty)があるか否か判断する(S7041)。重要度情
報の欄がある場合(S7041でYES)、その欄にセ
ットされた重要度が何かを判断する(S7042)。重
要度が「1」の場合、受信メール一覧表示ウィンドウ8
01で一覧表示される放送メールの表示色に赤をセット
する(S7043)。重要度が「2」の場合、一覧表示
される放送メールの表示色に緑をセットする(S704
4)。重要度が「3」の場合、一覧表示される放送メー
ルの表示色に青をセットする(S7045)。一方、重
要度情報の欄がない場合(S7041でNO)、一覧表
示される放送メールの表示色に黒をセットする(S70
46)。このようにして、表示色が設定された放送メー
ルは、モニタに表示される(S705)。図13は、上
記処理(S7041〜S7046)によりモニタに表示
される受信メール一覧表示画面を示す図である。
【0046】受信メール一覧表示画面の受信メール一覧
表示ウィンドウ801に一覧表示される放送メール80
5中、ごきげんTVの欄のメールについては重要度が設
定されていない。このため、ごきげんTVの欄の文字が
黒で表示される。また、191chの欄のメールについ
ては重要度が「3」に設定されている。このため、19
1chの欄の文字が青で表示される。これに対して、B
S101の欄のメールについては重要度が「1」に設定
されている。このため、BS101の欄の文字が赤で表
示される。これら表示色「黒」、「青」、「赤」の内で
は、赤が一番目立つ。このため、視聴者105がBS1
01の欄にカーソルを合わせる確立が高くなる。したが
って、BS101の欄にカーソルを合わせた状態でプレ
ビューウィンドウ802に表示されるメール本文が読ま
れたり、プレビューウィンドウ802にカーソルを移動
した後メール本文が読まれたりする確立も高くなる。な
お、この変形例では重要度に応じて表示色を変えるよう
にしたが、重要度に応じて表示される文字サイズを変え
るように設定(例えば、重要度が「1」の場合は20ポ
イント、「2」の場合は15ポイント、「3」の場合は
10ポイント、重要度の指定無しの場合は8ポイント)
してもよい。
【0047】(実施の形態2)次いで、本発明の実施の
形態2に係る放送受信装置を説明する。なお、この実施
の形態2に係る放送受信装置を含むメール送受信システ
ムの全体構成は実施の形態1の図1と同一である。その
ため、システムの全体構成の図示を省略し、図1の番号
を用いて本発明を説明する。
【0048】図14は、実施の形態2に係る放送受信装
置103の詳細な構成を示すブロック図である。同図に
示される放送受信装置103は、ROM902に予約プ
ログラム902fと生成プログラム902gを記録して
いる点で実施の形態1と異なる。
【0049】なお、図中に示されるTSデコーダ90
1、ROM902に格納される受信プログラム902
a、付加プログラム902b、表示プログラム902
c、通信プログラム902dおよび格納プログラム90
2e、記録媒体903、音声デコーダ914、映像デコ
ーダ915、スピーカ916、モニタ917、通信ボー
ド904、リモコン操作部905、マイクロコンピュー
タ910、CPU911並びにフラッシュメモリ912
については、図5に示される放送受信装置103のTS
デコーダ401、ROM402に格納される受信プログ
ラム402a、付加プログラム402b、表示プログラ
ム402c、通信プログラム402dおよび格納プログ
ラム402e、記録媒体403、音声デコーダ404、
映像デコーダ405、スピーカ406、モニタ407、
通信ボード408、リモコン操作部409、マイクロコ
ンピュータ410、CPU411並びにフラッシュメモ
リ412と、それぞれ対応し、同機能であるので、これ
らの説明を省略する。
【0050】予約プログラム902fは、番組情報メモ
リ906に蓄積されたEIT(Event Infor
mation Table)データに基づき通常の放送
またはデータ放送を受信し、その受信情報を記録媒体9
03に蓄積する状況をその開始から終了まで監視するプ
ログラムである。生成プログラム902gは、予約プロ
グラム902fによる通常の放送またはデータ放送の蓄
積開始や終了の他、放送メールの受信等、種々のイベン
トの発生に応じて電子メールを生成するプログラムであ
る。この生成プログラム902gの実行の際には、記録
媒体903に格納された放送イベント送信処理テーブル
400が使用される。
【0051】図15は、記録媒体903に格納された放
送イベント送信処理テーブル400の詳細を示す図であ
る。放送イベント送信処理テーブル400は、放送イベ
ント通知をトリガとする場合(トリガの原因が放送局側
にある場合)と、受信機(放送受信装置103)の状態
変化をトリガーとする場合とに大きく分けられており、
それぞれについて、視聴者105の要望に応じて予め設
定される「トリガの種類」、「送信物」、「暗号/圧縮
の要否」、「送信(転送)先」、「添付物」をそれぞれ
格納するフィールドを備えている。
【0052】受信した放送メールを携帯電話機110で
も閲覧したい場合、視聴者105は、放送イベント通知
をトリガとする場合について、予め、「トリガの種類」
のフィールドに例えば放送メールの受信を設定し、「送
信物」のフィールドに放送メール、すなわち受信情報自
体を設定し、「送信先」のフィールドに自己の携帯電話
のメールアドレス09012345678@docom
o.ne.jpを設定しておけばよい。また、EITデ
ータの更新があった場合や、データダウンロードがあっ
た場合、緊急情報を受信した場合などの放送イベント通
知をトリガとする場合についても、これらのトリガの要
因となったイベントの種類や、そのイベントの内容(受
信情報)を携帯電話機110でも知りたいとき、「トリ
ガの種類」、「送信物」、「送信先」のフィールドに所
望の内容を適宜設定しておけばよい。また、「暗号/圧
縮の要否」のフィールドに要/要の設定をしておけば送
信物(新規メールの本文や、受信情報自体)をZIPで
圧縮したり、PGPにより予め保持している送り先の公
開鍵で暗号化したりすることができる。さらに、「添付
物」のフィールドに添付したいファイル(受信情報)を
指定しておけば、新規メールに指定されたファイルを添
付することもできる。
【0053】また、放送局側の故障(例えば、放送設備
の故障、中継回線(通信衛星を含む)の故障等)の結
果、視聴できなくなったことを携帯電話機110でも知
りたい場合、視聴者105は、放送イベント通知をトリ
ガとする場合について、予め、「トリガの種類」のフィ
ールドに放送局側の故障を設定し、「送信物」のフィー
ルドに新規メール(放送局側の故障で、視聴できない
よ)を設定し、「送信先」のフィールドに自己の携帯電
話のメールアドレス09012345678@doco
mo.ne.jpを設定しておけばよい。なお、例え
ば、豪雨減衰が生じた場合、階調変調により視聴可能と
なるが、この豪雨減衰が生じた場合もこれをトリガとし
て新規メール(豪雨減衰で録画画質が落ちたよ等)を通
知するように設定してもよい。
【0054】また、受信機の状態変化をトリガとする場
合について、録画予約した番組の録画が完了したこと
や、録画した番組を携帯電話機110で視聴したい場
合、視聴者105は、予め、「トリガの種類」のフィー
ルドに例えば予約番組の録画完了を設定し、「送信物」
のフィールドに新規メール(メール本文:予約番組の録
画が完了したよ)、「送信先」のフィールドに自己の携
帯電話のメールアドレスを設定し、「添付物」のフィー
ルドに録画データを設定しておけばよい。
【0055】また、データダウンロードが完了した場合
や、デジタル放送受信不能(受信機の故障)の場合など
の受信機の状態変化をトリガとする場合についても、こ
れらのトリガの要因となったイベントの種類や、そのイ
ベントの内容(受信情報、受信機の故障)を携帯電話機
110で知ったり、視聴したい場合には、「トリガの種
類」、「送信物」、「送信先」のフィールドに所望の内
容を適宜設定しておけばよい。なお、「暗号/圧縮の要
否」や、「添付物」については、放送イベント通知をト
リガとする場合と同様である。また、通常通りメール送
信する場合には、「送信先」のフィールドにユーザの指
示を設定しておけばよい。この場合には、視聴者105
が作成したメールは、メール送信ボタンの押下により、
この視聴者105が指示した宛先に送られることにな
る。
【0056】次いで、CPU911が実行する放送メー
ル転送処理について図16に示すフローチャートを用い
て説明する。TSデコーダ901においてMPEGスト
リームを受信すると(S1001)、CPU911は、
受信プログラム902aにより受信したMPEGストリ
ームがEMMであるかどうかを判定する(S100
2)。EMMである場合、EMMセクションを受信して
放送メール本文を抜き出し(S1003)、付加プログ
ラム902bにより放送メールに電子メールヘッダーを
付加する(S1004)。そして、CPU911は、予
め視聴者105から転送要求がなされているか否か判断
する(S1005)。この判断は、図15に示される放
送イベント送信処理テーブル400を参照して、「トリ
ガの種類」のフィールドに「放送メールの受信」が設定
されているか否かで決定される。なお、転送とは、受信
したメールのメッセージをその送信元および宛先以外の
宛先に送ることをいう。
【0057】予め視聴者105から転送要求がなされて
いた場合(S1005でYES)、生成プログラム90
2gにより、電子メールヘッダーが付加された放送メー
ルをメール本文とし、放送イベント送信処理テーブル4
00で予め登録しておいたメールアドレス(09012
345678@docomo.ne.jp)を受信者
(To)に設定し直した電子メールを作成し(S100
6)、通信プログラム902dにより通信ボード904
から電子メールとして送信する(S1007)。したが
って、実施の形態2に係る放送受信装置103によれ
ば、放送受信装置103の設置場所にわざわざ出向かな
くても、外出先において携帯電話機110で放送メール
が送られてきたことを知ることができ、しかも放送メー
ルを閲覧することができる。なお、通信ボード904か
ら送信された電子メールと同一内容の電子メールは、記
録媒体903に設けられた送信済みトレイ4031に格
納され、履歴の閲覧に供せられる。
【0058】転送要求がなされていない場合(S100
5でNO)、電子メールヘッダーが付加された放送メー
ルを記録媒体903(受信トレイ4030)に蓄積する
(S1008)。これにより、実施の形態1の場合と同
様に放送メールを電子メールと供に一覧表示させて閲覧
することもできる。なお、放送メールの転送要求は、リ
モコン106に割り当てられた「転送」ボタンを押下し
たり、リモコン106の上下左右キーを操作した上で所
望の箇所で決定キーを押下したりする方法で予め設定し
てもよいし、テレビ104に表示されるメニュー画面か
ら転送を選択する方法で予め設定してもよい。
【0059】次に、CPU911が実行する放送イベン
ト送信処理について説明する。この放送イベント送信処
理には、放送イベント送信処理テーブル400で分けら
れているように、放送イベント通知をトリガとする場合
と、受信機の状態変化をトリガとする場合がある。先
ず、放送イベント通知をトリガとする場合の放送イベン
ト送信処理について、図17に示すフローチャートを用
いて説明する。なお、放送イベント通知をトリガとする
場合の内、放送メールの転送処理については上述したの
で、ここでは、これ以外の場合(例えば、EITデータ
の更新等)について説明する。
【0060】通常、EITデータは、TSデコーダ90
1において受信され(S1101)、番組情報メモリ9
06に蓄積されている。蓄積の際には、CPU911
は、受信したEITデータが番組情報メモリ906に既
に蓄積されているEITデータの更新データであるかど
うかを判定する(S1102)。このEITデータの更
新は、例えばスポーツ番組においてその番組が延長され
たような場合に行われ、更新データであるかどうかは、
例えばEITデータのバージョンナンバーに基づいて判
断される。
【0061】EITデータの更新データである場合(S
1102でYES)、CPU911は、放送イベント送
信処理テーブル400を参照し、生成プログラム902
gによりEIT更新データに基づきメール本文(番組情
報が変わったよ)を生成し、予め登録しておいたメール
アドレス(09012345678@docomo.n
e.jp)を受信者(To)に設定した電子メールを作
成し(S1103)、通信プログラム902dにより通
信ボード904から電子メールとして送信する(S11
04)。
【0062】したがって、実施の形態2に係る放送受信
装置103によれば、放送受信装置103の設置場所に
わざわざ出向かなくても、外出先において携帯電話機1
10でEITデータの変更があったことを知ることがで
きる。なお、この電子メールと同一内容の電子メール
は、放送メールの転送の場合と同様に、記録媒体903
に設けられた送信済みトレイ4031に格納され、履歴
の閲覧に供せられる。
【0063】また、放送イベント通知をEITデータの
更新の場合について説明しているが、放送イベント通知
は、データダウンロードであってもよく、緊急情報の受
信、放送局側の故障等であってもよい。この場合には、
ステップS1101,S1102の内容を放送イベント
送信処理テーブル400に合わせて変更すればよい。こ
の場合においても、放送受信装置103の設置場所にわ
ざわざ出向かなくても、外出先において携帯電話機11
0でデータダウンロードがあったことや、緊急情報があ
ったことを知ることができ、ダウンロードデータや緊急
情報を視聴することができる。
【0064】次いで、受信機の状態変化をトリガとする
場合の放送イベント送信処理について、図18に示すフ
ローチャートを用いて説明する。TSデコーダ901
は、予約プログラム902fの監視のもと、番組情報メ
モリ906に蓄積されているEITデータに基づきMP
EGストリームを受信し(S1201)、番組ストリー
ムは記録媒体903に蓄積される。
【0065】ここで予約プログラム902fにより受信
機が蓄積終了状態(予約番組の録画完了)であると判断
されると(S1202でYES)、CPU911は、次
に、放送イベント送信処理テーブル400を参照し、視
聴者105により記録媒体903に蓄積した番組ストリ
ームを添付する設定がなされているかどうかを判定する
(S1203)。
【0066】添付する設定がなされている場合(S12
03でYES)、生成プログラム902gにより受信機
の状態変化に基づいてメール本文(予約番組の録画が完
了したよ)を生成し、予め登録しておいたメールアドレ
ス(09012345678@docomo.ne.j
p)を受信者(To)に設定し、蓄積された番組ストリ
ームをMIME(Multipurpose Inte
rnet MailExtention)でエンコード
して添付した電子メールを作成し(S1205)、通信
プログラム902dにより通信ボード904から電子メ
ールとして送信する(S1206)。したがって、実施
の形態2に係る放送受信装置103によれば、放送受信
装置103の設置場所にわざわざ出向かなくても、外出
先において携帯電話機110で予約番組の録画が完了し
たことを知り、電子メールに添付された録画データを視
聴することができる。
【0067】添付する設定がなされていない場合(S1
203でNO)、生成プログラム902gにより受信機
の状態変化に基づいてメール本文を生成し、予め登録し
ておいたメールアドレスを受信者に設定した電子メール
だけ作成し(S1204)、通信プログラム902dに
より通信ボード904から電子メールとして送信する
(S1206)。したがって、実施の形態2に係る放送
受信装置103によれば、放送受信装置103の設置場
所にわざわざ出向かなくても、外出先において携帯電話
機110で予約番組の録画が完了したことを知ることが
できる。なお、ステップS1206や、ステップS12
04で作成された電子メールと同一内容の電子メール
は、放送メールの転送の場合と同様に、記録媒体903
に設けられた送信済みトレイ4031に格納され、履歴
の閲覧に供せられる。
【0068】なお、データを添付するかどうかの設定
は、リモコン106に割り当てられた「添付設定」ボタ
ンを押下したり、リモコン106の上下左右キーを操作
した上で所望の箇所で決定キーを押下したりする方法で
予め設定してもよく、テレビ104に表示されるメニュ
ー画面からデータ添付を選択する方法で予め設定しても
よい。また、受信機の状態変化は予約番組の録画終了と
して説明しているが、データダウンロードの完了であっ
てもよく、デジタル放送受信不能などの受信機の故障
(デジタル放送の受信不能、HDDのマウント失敗によ
る予約録画不能等)であってもよい。この場合において
も、放送受信装置103の設置場所にわざわざ出向かな
くても、外出先において携帯電話機110でデータダウ
ンロードの完了や、デジタル放送の受信不能、HDDの
マウントの失敗によって予約録画できなかったこと等、
受信機の故障があったことを知ることができる。
【0069】さらに、添付データは、バイナリデータを
圧縮ソフトウェアで圧縮したものをエンコードしてもよ
い。また、PGPにより予め保持している送り先の公開
鍵で暗号化してもよい。ここで、ダウンロードするデー
タは、ゲーム等のソフトウェアでもよいし、画像デー
タ、音楽データ、BML(Broadcast Mar
kup Language)等で記述された放送のイン
タラクティブコンテンツであってもよい。その他の動作
については、実施の形態1と同様である。
【0070】したがって、実施の形態2に係る放送受信
装置103によれば、放送受信装置103の設置場所に
わざわざ出向かなくても、外出先において携帯電話機1
10でデータダウンロードの完了等を知ったり、ダウン
ロードデータを視聴したりすることができる。なお、視
聴者105による送信済みメール一覧表示要求がリモコ
ン106からリモコン操作部409に与えられると、C
PU411は、記録媒体403(送信済みトレイ403
1)からメール情報を抽出し、図19に示される送信済
みメール一覧500をモニタに表示させる。これによ
り、視聴者105は、送信したメールの履歴と同時に放
送イベントの履歴を一見して知ることができる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る放送受信装置は、放送メールを受信する放送メー
ル受信手段と、前記放送メール受信手段で受信された放
送メールに電子メールヘッダーを付加する電子メールヘ
ッダー付加手段とを備えることを特徴とする。このた
め、この放送メールを電子メールと同じ取り扱いをする
ことができる。この結果、放送メールを電子メールと同
じ記憶媒体に格納したり、一覧表示したりすることがで
きる。したがって、メッセージを閲覧する際に、従来必
要であった放送メールと電子メールとの種別に依存する
種々の煩雑な操作を回避することができ、メール閲覧に
ついての操作性を大幅に向上させることができる。
【0072】また、上記第2の問題点を解決するため
に、本発明に係る放送受信装置は、放送メールを受信す
る放送メール受信手段と、前記放送メール受信手段で受
信された放送メールに電子メールヘッダーを付加する電
子メールヘッダー付加手段と、双方向の通信回線を経由
して電子メールを送受信する電子メール送受信手段と、
前記放送メール受信手段が放送メールを受信した場合、
当該放送メールの本文に電子メールヘッダーを付加した
放送メールを前記電子メール送受信手段で送信すること
により、放送メールを転送する放送メール転送手段とを
備えることを特徴とする。したがって、放送受信装置の
設置場所にわざわざ出向かなくても、放送メールの転送
先で放送メールが送られてきたことを知ることができ、
しかも放送メールを閲覧することができる。
【0073】また、放送で通知されるイベントをトリガ
として電子メールを生成する電子メール生成手段と、双
方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電子
メール送受信手段と、前記電子メール生成手段で生成さ
れた電子メールを前記電子メール送受信手段で送信する
放送イベント送信手段とを備える構成としたり、放送受
信装置の状態変化をトリガとして電子メールを生成する
電子メール生成手段と、双方向の通信回線を経由して電
子メールを送受信する電子メール送受信手段と、前記電
子メール生成手段で生成された電子メールを前記電子メ
ール送受信手段で送信する状態変化送信手段とを備える
構成としてもよい。したがって、放送受信装置の設置場
所にわざわざ出向かなくても、電子メールの転送先で放
送で通知されるイベントや放送受信装置の状態変化を知
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送受信装置が用いられるメール
送受信システムの全体構成を示す図である。
【図2】図2(a)は、放送メールのデータ構成を示す
図であり、図2(b)は電子メールヘッダーを付加した
放送メールのデータ構成を示す図である。
【図3】電子メールのデータ構造を示す図である。
【図4】送信元アドレス設定テーブルの構成例を示す図
である。
【図5】図1に示される放送受信装置の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図6】図5に示されるCPUが実行する電子メールヘ
ッダー付加処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】図5に示されるCPUが実行する電子メール受
信処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】図5に示されるCPUが実行する受信メール一
覧表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】図9(a)は電子メールにカーソルがある場合
の受信メール一覧表示画面を示す図であり、図9(b)
は放送メールにカーソルがある場合の受信メール一覧表
示画面を示す図である。
【図10】放送メールに電子メールヘッダーを付加する
処理の変形例を示すフローチャートである。
【図11】図10に示される処理により作成された放送
メールのデータ構造の一例を示す図である。
【図12】放送メールの表示色設定処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】受信メール一覧表示画面を示す図である。
【図14】実施の形態2に係る放送受信装置の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図15】図14に示される放送イベント送信処理テー
ブル400の構成例を示す図である。
【図16】図14に示されるCPUが実行する放送メー
ル転送処理の動作を示すフローチャートである。
【図17】図14に示されるCPUが実行する放送イベ
ント通知をトリガとする場合の放送イベント送信処理の
動作を示すフローチャートである。
【図18】図14に示されるCPUが実行する受信機の
状態変化をトリガとする場合の放送イベント送信処理の
動作を示すフローチャートである。
【図19】放送イベント送信処理の履歴(送信済みメー
ル)を一覧表示画面で示す図である。
【符号の説明】
103 放送受信装置 104 テレビ 106 リモコン 107 キーボード 108 通信回線接続インタフェイス 201 放送メール本文 202,302 ヘッダー部 203,303 受信者 204,304 送信者 205,305 受信日時 206,306 件名 207 放送メール識別子 210 送信元アドレス設定テーブル 301 電子メール本文 400 放送イベント送信処理テーブル 401,901 TSデコーダ 402,902 ROM 402a,902a 受信プログラム 402b,902b 付加プログラム 402c,902c 表示プログラム 402d,902d 通信プログラム 402e,902e 格納プログラム 403,903 記録媒体 404,914 音声デコーダ 405,915 映像デコーダ 406,916 スピーカ 407,917 モニタ 408,904 通信ボード 409,905 リモコン操作部 410,910 マイクロコンピュータ 411,911 CPU 412,912 フラッシュメモリ 902f 予約プログラム 902g 生成プログラム 906 番組情報メモリ 801 受信メール一覧表示ウィンドウ 802 プレビューウィンドウ 803,806 メール操作項目 804 電子メール 805 放送メール 4030 受信トレイ 4031 送信済みトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 眞田 紀男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 本坂 錦一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 飯田 裕美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤田 敦生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 八木 行雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送メールを受信する放送メール受信手
    段と、 前記放送メール受信手段で受信された放送メールに電子
    メールヘッダーを付加する電子メールヘッダー付加手段
    とを備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記電子メールヘッダー付加手段は、付
    加する電子メールヘッダー中に、放送メールであること
    を識別する放送メール識別子を含ませることを特徴とす
    る請求項1記載の放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記放送受信装置は、さらに、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信手段と、 前記電子メールヘッダー付加手段で電子メールヘッダー
    が付加された放送メールと前記電子メール送受信手段で
    受信された電子メールとを格納するメール格納手段と、 前記メール格納手段に格納された放送メールと電子メー
    ルとを一覧表示する受信メール一覧表示手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信メール一覧表示手段は、 選択されたメールの電子メールヘッダーを解析するヘッ
    ダー解析手段と、 前記ヘッダー解析手段による解析で前記放送メール識別
    子により選択されたメールが放送メールと判断した場合
    に、所定の操作項目を切り替える操作項目切替手段とを
    備えることを特徴とする請求項3記載の放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記操作項目切替手段は、放送メールを
    返信できないことを示す表示に切り替えることを特徴と
    する請求項4記載の放送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記電子メールヘッダー付加手段は、前
    記放送メール受信手段が受信した放送メール中に当該放
    送メールの送信元を示す放送局情報が含まれていると、
    当該放送局情報を前記放送メール識別子中に含ませ、放
    送局情報が含まれていないと予め定められた放送メール
    識別子を含ませることを特徴とする請求項2記載の放送
    受信装置。
  7. 【請求項7】 前記電子メールヘッダー付加手段は、前
    記放送メール受信手段が受信した放送メール中に当該放
    送メールの重要度を示す重要度情報が含まれていると、
    付加する電子メールヘッダー中に、重要度情報を含ませ
    ることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記放送受信装置は、さらに、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信手段と、 前記電子メールヘッダー付加手段で電子メールヘッダー
    が付加された放送メールと前記電子メール送受信手段で
    受信された電子メールとを格納するメール格納手段と、 前記メール格納手段に格納された放送メールと電子メー
    ルとを一覧表示する受信メール一覧表示手段とを備え、 前記受信メール一覧表示手段は、 一覧表示するメールの電子メールヘッダーを解析するヘ
    ッダー解析部と、 前記ヘッダー解析部による解析で得られた重要度情報に
    応じて一覧表示されるメールの表示態様を設定する表示
    態様設定部とを有することを特徴とする請求項7記載の
    放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記表示態様設定部は、一覧表示する放
    送メールを重要度に応じた表示色に設定することを特徴
    とする請求項8記載の放送受信装置。
  10. 【請求項10】 前記表示態様設定部は、一覧表示する
    放送メールを重要度に応じた文字サイズに設定すること
    を特徴とする請求項8記載の放送受信装置。
  11. 【請求項11】 前記放送受信装置は、さらに、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信手段と、 前記放送メール受信手段が放送メールを受信した場合、
    当該放送メールの本文に電子メールヘッダーを付加した
    放送メールを前記電子メール送受信手段で送信すること
    により、放送メールを転送する放送メール転送手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  12. 【請求項12】 前記放送メール転送手段は、予め登録
    された転送先アドレスにしたがって放送メールを転送す
    ることを特徴とする請求項11記載の放送受信装置。
  13. 【請求項13】 前記放送メール転送手段は、放送メー
    ル本文を圧縮した後に転送することを特徴とする請求項
    11記載の放送受信装置。
  14. 【請求項14】 前記放送メール転送手段は、放送メー
    ル本文を暗号化した後に転送することを特徴とする請求
    項11に記載の放送受信装置。
  15. 【請求項15】 前記放送受信装置は、さらに、 前記電子メール転送手段により送信された放送メール
    と、操作者による操作に基づいて前記電子メール送信手
    段により送信された電子メールとを一覧表示する送信メ
    ール一覧表示手段を備えることを特徴とする請求項11
    に記載の放送受信装置。
  16. 【請求項16】 前記放送メール受信手段は、前記放送
    メールを衛星放送、地上波放送、インターネット放送ま
    たはケーブルテレビ放送で受信することを特徴とする請
    求項1に記載の放送受信装置。
  17. 【請求項17】 前記電子メール送受信手段は、前記電
    子メールをモデム、イーサネット(R)または無線で送
    受信することを特徴とする請求項3に記載の放送受信装
    置。
  18. 【請求項18】 放送で通知されるイベントをトリガと
    して電子メールを生成する電子メール生成手段と、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信手段と、 前記電子メール生成手段で生成された電子メールを前記
    電子メール送受信手段で送信する放送イベント送信手段
    とを備えることを特徴とする放送受信装置。
  19. 【請求項19】 前記放送で通知されるイベントは、番
    組情報の更新であることを特徴とする請求項18記載の
    放送受信装置。
  20. 【請求項20】 前記放送で通知されるイベントは、デ
    ータダウンロードであることを特徴とする請求項18記
    載の放送受信装置。
  21. 【請求項21】 前記放送で通知されるイベントは、緊
    急情報の受信であることを特徴とする請求項18記載の
    放送受信装置。
  22. 【請求項22】 前記放送で通知されるイベントは、放
    送通知側の故障であることを特徴とする請求項18記載
    の放送受信装置。
  23. 【請求項23】 前記電子メール生成手段は、予め登録
    された送信先アドレスを前記電子メールの送信先アドレ
    スとして対応づけるアドレス管理部を持つことを特徴と
    する請求項18記載の放送受信装置。
  24. 【請求項24】 前記電子メール生成手段は、放送を受
    信したことにより得られたデータを添付した電子メール
    または当該データをメール本文とする電子メールを生成
    することを特徴とする請求項18記載の放送受信装置。
  25. 【請求項25】 前記電子メール生成手段は、メール本
    文または添付するデータを圧縮する圧縮部を持つことを
    特徴とする請求項18記載の放送受信装置。
  26. 【請求項26】 前記電子メール生成手段は、メール本
    文または添付するデータを暗号化する暗号化部を持つこ
    とを特徴とする請求項18記載の放送受信装置。
  27. 【請求項27】 前記放送受信装置は、さらに、 前記放送イベント送信手段により送信された電子メール
    と、操作者による操作に基づいて前記電子メール送信手
    段により送信された電子メールとを一覧表示する送信メ
    ール一覧表示手段を備えることを特徴とする請求項18
    記載の放送受信装置。
  28. 【請求項28】 前記放送は、衛星放送、地上波放送、
    インターネット放送またはケーブルテレビ放送であるこ
    とを特徴とする請求項18記載の放送受信装置。
  29. 【請求項29】 前記電子メール送受信手段は、前記電
    子メールをモデム、イーサネット(R)または無線で送
    受信することを特徴とする請求項18記載の放送受信装
    置。
  30. 【請求項30】 当該放送受信装置の状態変化をトリガ
    として電子メールを生成する電子メール生成手段と、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信手段と、 前記電子メール生成手段で生成された電子メールを前記
    電子メール送受信手段で送信する状態変化送信手段とを
    備えることを特徴とする放送受信装置。
  31. 【請求項31】 前記当該放送受信装置の状態変化は、
    予約番組の録画終了であることを特徴とする請求項30
    記載の放送受信装置。
  32. 【請求項32】 前記当該放送受信装置の状態変化は、
    データダウンロードの完了であることを特徴とする請求
    項30記載の放送受信装置。
  33. 【請求項33】 前記データダウンロードにおけるダウ
    ンロードデータは、ゲームソフトウェアまたは画像デー
    タまたは音楽データまたは放送インタラクティブコンテ
    ンツであることを特徴とする請求項32記載の放送受信
    装置。
  34. 【請求項34】 前記当該放送受信装置の状態変化は、
    当該放送受信装置の故障であることを特徴とする請求項
    30記載の放送受信装置。
  35. 【請求項35】 前記電子メール生成手段は、予め登録
    された送信先アドレスを前記電子メールの送信先アドレ
    スとして対応づけるアドレス管理部を持つことを特徴と
    する請求項30項に記載の放送受信装置。
  36. 【請求項36】 前記電子メール生成手段は、放送を受
    信したことにより得られたデータを添付した電子メール
    または当該データをメール本文とする電子メールを生成
    することを特徴とする請求項30記載の放送受信装置。
  37. 【請求項37】 前記電子メール生成手段は、メール本
    文または添付するデータを圧縮する圧縮部を持つことを
    特徴とする請求項30記載の放送受信装置。
  38. 【請求項38】 前記電子メール生成手段は、メール本
    文または添付するデータを暗号化する暗号化部を持つこ
    とを特徴とする請求項30記載の放送受信装置。
  39. 【請求項39】 前記放送受信装置は、さらに、 前記状態変化送信手段により送信された電子メールと、
    操作者による操作に基づいて前記電子メール送信手段に
    より送信された電子メールとを一覧表示する送信メール
    一覧表示手段を備えることを特徴とする請求項30記載
    の放送受信装置。
  40. 【請求項40】 前記放送受信装置が受信する放送は、
    衛星放送、地上波放送、インターネット放送またはケー
    ブルテレビ放送であることを特徴とする請求項30記載
    の放送受信装置。
  41. 【請求項41】 前記電子メール送受信手段は、前記電
    子メールをモデム、イーサネット(R)または無線で送
    受信することを特徴とする請求項30記載の放送受信装
    置。
  42. 【請求項42】 放送メールを受信する放送メール受信
    ステップと、 前記放送メールに電子メールヘッダーを付加する電子メ
    ールヘッダー付加ステップとを含むことを特徴とする放
    送受信方法。
  43. 【請求項43】 前記電子メールヘッダー付加ステップ
    は、付加する電子メールヘッダー中に、放送メールであ
    ることを識別する放送メール識別子を含ませることを特
    徴とする請求項42記載の放送受信方法。
  44. 【請求項44】 前記放送受信方法において、さらに、 双方向通信回線を経由して電子メールを送受信する電子
    メール送受信ステップと、 前記電子メール送受信ステップで電子メールヘッダーが
    付加された放送メールと前記電子メールをメール格納手
    段に格納するメール格納ステップと、 前記メール格納手段に格納された放送メールと電子メー
    ルとを一覧表示する受信メール一覧表示ステップとを含
    むことを特徴とする請求項43記載の放送受信方法。
  45. 【請求項45】 前記受信メール一覧表示ステップは、 選択されたメールの電子メールヘッダーを解析するヘッ
    ダー解析ステップと、 前記ヘッダー解析ステップによる解析で前記放送メール
    識別子により選択されたメールが放送メールと判断した
    場合に、所定の操作項目を切り替える操作項目切替ステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項44記載の放送受
    信方法。
  46. 【請求項46】 前記操作項目切替ステップは、放送メ
    ールを返信できないことを示す表示に切り替えることを
    特徴とする請求項45記載の放送受信方法。
  47. 【請求項47】 前記電子メールヘッダ付加ステップ
    は、前記放送メール受信ステップで受信した放送メール
    中に当該放送メールの送信元を示す放送局情報が含まれ
    ていると、当該放送局情報を前記放送メール識別子中に
    含ませ、放送局情報が含まれていないと、予め定められ
    た放送メール識別子を含ませることを特徴とする請求項
    43記載の放送受信方法。
  48. 【請求項48】 前記電子メールヘッダ付加ステップ
    は、前記放送メール受信ステップで受信した放送メール
    中に当該放送メールの重要度を示す重要度情報が含まれ
    ていると、付加する電子メールヘッダー中に、重要度情
    報を含ませることを特徴とする請求項42記載の放送受
    信方法。
  49. 【請求項49】 前記放送受信方法において、さらに、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信ステップと、 前記放送メール受信ステップで放送メールを受信した場
    合、当該放送メールの本文に電子メールヘッダーを付加
    した放送メールを前記電子メール送受信ステップで送信
    することにより、放送メールを転送する放送メール転送
    ステップとを含むことを特徴とする請求項42記載の放
    送受信方法。
  50. 【請求項50】 放送で通知されるイベントをトリガと
    して電子メールを生成する電子メール生成ステップと、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信ステップと、 前記電子メール生成ステップで生成された電子メールを
    前記電子メール送受信ステップで送信する放送イベント
    送信ステップとを含むことを特徴とする放送受信方法。
  51. 【請求項51】 当該放送受信装置の状態変化をトリガ
    として電子メールを生成する電子メール生成ステップ
    と、 双方向の通信回線を経由して電子メールを送受信する電
    子メール送受信ステップと、 前記電子メール生成ステップで生成された電子メールを
    前記電子メール送受信ステップで送信する状態変化送信
    ステップとを含むことを特徴とする放送受信方法。
  52. 【請求項52】 放送受信装置に用いられるプログラム
    であって、 前記放送受信装置は、放送メールを受信する放送メール
    受信手段、および前記放送メール受信手段で受信された
    放送メールに電子メールヘッダーを付加する電子メール
    ヘッダー付加手段を備え、 コンピュータを前記放送受信装置が備える各手段として
    機能させるプログラム。
  53. 【請求項53】 放送受信装置に用いられるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記放送受信装置は、放送メールを受信する放送メール
    受信手段、および前記放送メール受信手段で受信された
    放送メールに電子メールヘッダーを付加する電子メール
    ヘッダー付加手段を備え、 コンピュータを前記放送受信装置が備える各手段として
    機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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