JP2003235016A - データ処理装置 - Google Patents
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- G06T1/00—General purpose image data processing
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Abstract
じたデータ信号の歪みを検出し、検出された歪みを除去
するデータ処理装置を提供する。 【解決手段】データ信号から所定数の周波数帯域を生成
する変換手段と、少なくとも第1及び第2のテンプレー
ト信号を生成する手段と、第1及び第2のテンプレート
信号をそれぞれデータ信号の第1及び第2の周波数帯域
に埋め込む手段と、上記データ信号の第1及び第2の周
波数帯域から復元されたテンプレート信号のバージョン
間の相対的な周波数の変化に基づいてデータ信号に生じ
た歪みを検出する手段と、検出されたデータ信号の歪み
を除去する手段とを備える。
Description
を検出するデータ処理装置及びデータ処理方法に関す
る。さらに、本発明は、データ信号の歪みを修正するこ
とができるデータ処理装置及びデータ処理方法に関す
る。
ある。
ージョンから画像に埋め込まれているデータを検出及び
復元する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
信号を処理する際、データ信号に歪みが生じることがあ
る。例えば、データ信号を記録又は伝送する場合、デー
タ信号は、この記録又は伝送のための処理により歪むこ
とがある。さらに、雑音、フェージング、干渉等の自然
現象により、望ましくない外乱がデータ信号に導入され
ることもある。
装置では、互いに所定の関係を有する第1及び第2のテ
ンプレート信号をそれぞれデータ信号の第1及び第2の
周波数帯域に埋め込む。第1及び第2のテンプレート信
号は、データ信号の歪みにより、これらの第1及び第2
のテンプレート信号間の相対的な周波数に変化が生じる
ように、データ信号の第1及び第2の周波数帯域に埋め
込まれる。
成する周波数の全範囲の一部となる周波数の範囲を指
す。
も第1及び第2の周波数帯域に互いに所定の関係を有す
るテンプレート信号が埋め込まれたデータ信号の歪みを
検出する。このデータ処理装置は、データ信号の第1及
び第2の周波数帯域から復元されたテンプレート信号の
バージョン間の周波数の相対的な変化に基づいて、デー
タ信号の歪みを検出する検出プロセッサを備える。
波数帯域に挿入することにより、データ信号に生じた歪
みは、これらの異なる各周波数帯域におけるテンプレー
ト信号の周波数間の周波数の相対的な変化により判定す
ることができる。幾つかの具体例においては、各異なる
周波数帯域に挿入されるテンプレート信号は、同一の信
号であってもよい。また、テンプレート信号は、例えば
疑似ランダム雑音信号であってもよい。さらに、他の具
体例においては、複数の周波数帯域の1つにおけるテン
プレート信号は、データ信号における他の周波数帯域の
成分のバージョンから生成した信号であってもよい。テ
ンプレート信号は、互いに所定の関係を有する信号とさ
れ、これにより、周波数帯域から復元されたテンプレー
ト信号の周波数成分を比較することにより、テンプレー
ト信号の成分間の周波数の相対的な変化を判定すること
ができる。この変化は、データ信号に生じた歪みを示し
ている。
歪みを判定するために使用される(テンプレート)信号
と、歪みを判定すべきデータ信号とを区別するために用
いられる。すなわち、「テンプレート」という用語は、
基準、ガイド、トレーニング効果等の意味を含み、「テ
ンプレート」に代えてこれらの用語又は他の用語を用い
てもよい。
るために、周波数成分プロセッサは、データ信号を変換
領域に変換する。変換領域では、データ信号の周波数成
分が提供される。周波数成分プロセッサは、変換領域に
おいて、データ信号の第1及び第2の周波数帯域の周波
数成分を表すデータを生成してもよい。好ましい具体例
においては、この変換は、離散ウェーブレット変換であ
り、データ信号の周波数成分が提供される周波数帯域
は、ウェーブレット帯域である。
化を判定するために、検出プロセッサは、好ましくは、
第1及び第2の周波数帯域から復元されたテンプレート
信号のバージョンを表すデータを生成してもよい。第1
の周波数帯域から復元されたテンプレート信号の各バー
ジョンの信号サンプルは、第2の周波数帯域から復元さ
れた対応する各信号サンプルに乗算され、信号サンプル
積(product signalsample)が生成される。そして、
信号サンプル積は、周波数領域に変換され、各帯域にお
けるテンプレート信号の周波数の相対的な変化は、他の
信号サンプル積より大きな値を有する周波数領域におけ
る少なくとも1つの信号サンプル積から決定される。こ
れにより、後述するように、テンプレート信号の周波数
の相対的な変化を評価するための効率的な演算法が提供
される。
定すると、この歪みを表すデータを生成する。2次元信
号の具体例では、この信号は、垂直及び水平周波数成分
を含む。この場合、異なる周波数帯域は、水平及び垂直
周波数成分の異なる帯域の組合せにより構成される。2
次元信号の場合、検出プロセッサがテンプレート信号を
復元し、及びテンプレート信号を挿入するために実行す
る変換処理は、2次元ウェーブレット変換である。
なくとも第1及び第2の周波数帯域にテンプレート信号
が埋め込まれたデータ信号の歪みを検出する。このデー
タ処理装置は、データ信号の第1及び第2の周波数帯域
から復元されたテンプレート信号のバージョン間の周波
数の相対的な変化に基づいて、データ信号の歪みを検出
し、検出した歪みを表すデータを生成する検出プロセッ
サを備える。さらに、このデータ処理装置は、この歪み
を表すデータ及びデータ信号が供給され、データ信号に
生じた歪みを逆変換により除去する逆変換プロセッサを
備える。
成することにより、逆変換プロセッサは、データ信号か
ら歪みを除去することができる。例えば、歪みをデータ
信号に施された変換処理として近似的に表現できる場
合、この歪みに対応する変換パラメータは、変換の探検
から評価することができる。逆変換プロセッサは、歪み
を表すデータ及びデータ信号が供給され、歪みを逆変換
する。
タは、例えばビデオマテリアル等のマテリアルに埋め込
まれるデータであってもよい。埋め込まれるデータは、
マテリアルのコンテンツを識別するメタデータであって
もよい。他の具体例においては、データは、マテリアル
を識別し、マテリアルの所有者がマテリアルに関する知
的所有権を主張するために使用される固有の又は実質的
に固有の識別子であってもよい。
れているデータを復元するための技術に適用することが
できる。マテリアルが例えば何らかの原因で歪みが生じ
たビデオマテリアルである場合、この歪みにより、埋め
込まれているデータが正しく復元される可能性が低下す
る。例えば、映画館で上映されている映画をビデオカメ
ラを用いて録画することにより、映画の海賊版が作成さ
れる。ビデオカメラにより映画を撮影することにより、
ビデオカメラとスクリーンの相対的な位置関係によっ
て、録画されたデータ信号に歪みが生じる。この歪みに
より、データ信号に埋め込まれているデータを正しく復
元する可能性が低下し、例えば、映像の所有権者が自ら
の所有権及び知的所有権を正当に主張することができな
くなることがある。
る周波数帯域のそれぞれにテンプレート信号が挿入され
ている歪んだ画像を表す画像データが供給され、画像の
歪みを除去する。この画像処理装置は、画像に適用さ
れ、画像に生じた歪みを表す変換のパラメータを表すデ
ータを生成するデータプロセッサを備える。さらに、画
像処理装置は、これらのパラメータに基づいた歪みを表
す変換処理に対する逆変換処理を実行する逆変換プロセ
ッサを備える。
歪みを表すとみなすことができる変換は、アフィン変換
等の線形変換であり、パラメータデータは、少なくとも
4つのパラメータを表す。アフィン変換の詳細について
は、文献[2]に開示されている。
プレート信号は、画像をウェーブレット変換し、少なく
とも1つのウェーブレット帯域にテンプレートを信号を
挿入することにより、画像に挿入される。この場合、デ
ータ処理装置の周波数プロセッサは、供給された画像を
ウェーブレット変換し、テンプレート信号を復元する。
求の範囲に定義されている。
データベアリング信号(data-bearing signal)におけ
る歪みを検出する手法を開示する。さらに、本発明の具
体例では、このような歪みを修正することもできる。
データの歪みを検出し、この歪みを修正する具体例を用
いて本発明を説明する。本発明の特定の用途は、例え
ば、マテリアルの所有権を検出及び/又は保護するため
にマテリアルにデータを埋め込むウォータマーク処理の
分野である。
画又はビデオマテリアルを録画することにより、映画又
はビデオマテリアルの海賊版(不正なコピー:pirate
copies)が作成されてしまうことがある。海賊版を作成
しようとする者(以下、侵害者という。)は、例えば図
1に示すように、映画館に入り、映写機2からスクリー
ン1に映写された映画を録画する。ここで、通常、侵害
者Pは、スクリーン1に対して正面ではない角度を有す
る位置に座るため、ビデオカメラCに録画される画像
I’は、元の画像Iに対して歪んでいる。
た場合、録画された画像I’を再生すると歪みが生じ
る。多くの画像システムにおいて、画像Iを録画するカ
メラのシーンに対する位置の結果、録画された画像I’
に歪みが生じることがある。すなわち、カメラの位置
は、シーンの見かけ上の幾何学的寸法を変更してしまう
ことがある。このような歪みは、画像に導入される不自
然な遠近感(perspectiveirregularities)と表現する
こともできる。
アフィン変換(Affine transform)(文献[2])と
して表現できる。このアフィン変換のパラメータを判定
し、判定したパラメータに基づいてアフィン変換の逆の
処理を行うことにより、画像においてアフィン変換とし
て表現される範囲の歪みを修正することができる。
ン変換の程度(degree)検出する。これにより、アフィ
ン変換により表される歪みを修正できる。この結果、画
像に埋め込まれているはずのデータをより正しく復元す
ることができる。
フィン歪みを検出及び判定するために、歪みを検出すべ
きデータ信号の周波数帯域とは異なる周波数帯域に所定
のテンプレート信号を挿入する。また、一具体例におい
ては、所定のテンプレート信号は、各帯域毎に異なるも
のであってもよく、この場合、テンプレート信号が互い
に所定の関係を有するようにする。後述するように、所
定の関係とは、テンプレート信号の周波数成分間の周波
数の相対的な変化を検出できる関係をいう。
が検出及び修正されるデータ信号の時間と振幅の関係を
示すグラフである。データ信号は、例えばオーディオ信
号であってもよく、オーディオ信号は適切な変換処理に
より変換領域に変換され、変換領域において高い周波数
帯域と低い周波数帯域とが区別され、個々に表現され
る。このような変換としては、例えばウェーブレット変
換、又はデータ信号が時間的に離散的にサンプリングさ
れたデジタル信号である場合は、離散ウェーブレット変
換(Discrete Wavelet Transform:DWT)等があ
る。ウェーブレット変換の結果、変換領域においてH帯
域とL帯域の成分が分離される。
にテンプレート信号TSが付加される。好ましい具体例
においては、このテンプレート信号TSとして、例えば
疑似ランダムビットシーケンス(Pseudo-Random Bit
Sequence:PRBS)から生成される疑似ランダム雑音
信号を用いる。各ウェーブレット帯域にテンプレート信
号TSが付加されたウェーブレット変換領域の信号は、
逆変換T−1により時間領域に変換される。テンプレー
ト信号TSは、例えば文献[1]に説明され、及び後述
するように、テンプレート信号TSをウェーブレット変
換領域に埋め込むことにより、ウェーブレット変換領域
に付加される。
TSとして使用することにより、テンプレート信号TS
が検出されてしまうことが防止され、或いは少なくとも
テンプレート信号TSが検出されてしまう可能性が低減
される。例えば、データ信号がオーディオ信号である場
合、テンプレート信号TSとして非雑音信号を用いるよ
り、疑似ランダム信号を用いた方が、聴取者がテンプレ
ート信号TSを知覚してしまう可能性を低減できる。
bearing signal:以下、データ信号ともいう。)が歪
むことにより、各帯域に付加されているテンプレート信
号の相対的周波数がそれぞれ異なる変化を呈するという
現象を利用する。すなわち、データベアリング信号が歪
んだ後、テンプレート信号の各周波数における周波数成
分の違いを測定し、相対的な歪みを示す情報(indicati
on)を得る。
に対する歪み検出処理について、図3を用いて説明す
る。この具体例では、図3に示すように、データ信号D
_SIG’を再びウェーブレット変換領域に変換し、H
帯域及びL帯域のテンプレート信号を検出及び復元でき
るようにする。データ信号D_SIG’の歪みを判定す
るために、テンプレート信号の各周波数成分の違いを測
定する。
は、各帯域のテンプレート信号の各サンプルを乗算し、
これにより生成されたサンプルの積を周波数領域に変換
する手法がある。図3に示す具体例では、乗算器Mによ
り、各帯域のテンプレート信号からの信号サンプルをそ
れぞれ乗算し、この積を示す信号に対し、高速フーリエ
変換(Fast Fourier Transform:FFT)を施してい
る。
+B)に比例する。したがって、時間領域におけるテンプ
レート信号の積を周波数領域に変換することにより、異
なる周波数(difference frequency)に比例する成分
を有する信号が生成される。このFFT処理により、図
3に示すように、出力信号FPL,Hが出力される。周
波数領域において最も大きな振幅FP^L,Hを有する
出力信号の信号サンプルは、データ信号に生じた歪みを
示している。
号を2次元画像に埋め込むデータプロセッサの構成を示
すブロック図である。また、図4に示すデータプロセッ
サの各要素の働きを図5に示す。
には、画像Iを表す信号が入力される。この画像Iを表
す信号は、まず、変換プロセッサ20に供給される。変
換プロセッサ20は、画像Iを表す信号に対し、離散ウ
ェーブレット変換処理を施し、垂直周波数V及び水平周
波数Hに関して定義された4つの帯域からなるレベル1
のウェーブレット変換画像I_WTを生成する(図
5)。すなわち、変換プロセッサ20は、4つの帯域l
H1lV1,hH1lV1,lH1hV1,hH1hV
1からなる1次ウェーブレット変換データを生成する。
離散ウェーブレット変換された画像は、結合器30に供
給される。結合器30には、疑似ランダム雑音発生器4
0から疑似ランダム雑音信号も供給されている。疑似ラ
ンダム雑音発生器40が発生する疑似ランダム雑音信号
は、疑似ランダムビットシーケンス(Pseudo Random
Bit Sequence:PRBS)から生成される。PRBS
から雑音に類する性質を有する信号が生成されるが、こ
の信号は予め定められた信号であり、したがって、受信
機側において予測可能な信号である。この具体例におい
ては、疑似ランダム雑音信号は、テンプレート信号PN
_TSとして使用される。結合器30は、疑似ランダム
雑音信号であるテンプレート信号PN_TSをウェーブ
レット変換画像I_WTの3つの帯域hH1lV1,l
H1hV1,hH 1hV1に結合し、図5に示すよう
に、疑似ランダム雑音信号であるテンプレート信号PN
_TSを含むウェーブレット変換画像I_WT’のバー
ジョンを生成する。逆変換プロセッサ50は、このウェ
ーブレット変換画像I_WT’が供給され、ウェーブレ
ット変換画像I_WT’に対し、逆ウェーブレット変換
処理を施し、3つの帯域にテンプレート信号PN_TS
が導入された画像I’のバージョンを再生する。
N_TS内の対応するビットの符号に応じて、帯域内の
対応するウェーブレット係数に係数αを加算又は減算す
ることにより、各帯域に導入される。ビデオマテリアル
等のデータ信号にデータをどのように埋め込むかについ
ては、後に説明する。
ように、疑似ランダム雑音信号をテンプレート信号とし
て使用することにより、処理された画像I’からテンプ
レート信号の存在が検出される可能性を低減することが
できる。
信号は、低い水平周波数及び低い垂直周波数を有する周
波数帯域lH1lV1には付加されていない。これは、
この帯域が画像の低い周波数成分を含んでいるためであ
る。画像の低い周波数成分は、画像の高い周波数成分よ
りも視覚的に知覚されやすい。したがって、この周波数
帯域lH1lV1に雑音を付加すると、画像I’の時間
領域のバージョンにおいて、雑音が顕著になってしまう
虞がある。
信号の周波数の相対的なシフトによりデータ信号の歪み
を推定するための数学的分析について説明する。
ンプリング周波数fsの離散サンプルSxに対して定義
された周波数f1及び位相pのコサイン波について考察
する。
り、fsで離散サンプリングされるとf1と同じ値が得
られる異なる周波数である。以下に示すように、全ての
f1について、最大1つの固有のエイリアス周波数f2
が存在する。 |f2|<|fs/2|
を使用した場合、周波数は、通常、次のような式で表す
ことができる。
イリアス周波数のファミリを有する。すなわち、全ての
整数s,tについて、 f2x=f1x+sfsx、fsy=f1y+tfsy である。さらに、以下に示すように、最大1対の固有の
エイリアス周波数f2x,f2yが存在する。 |f2x|<fsx/2 及び |f2y|<fsy/2 2次元の具体例においては、周波数成分x,yの符号
(sign)の変化が周波数に影響するため、これらの符号
を監視することが重要である。
動作について説明する。
ベル1のウェーブレット変換信号は、2つの帯域H、L
から構成される。周波数が低い帯域Lは、例えば、入力
信号に対し、fs/4での低域通過フィルタリング処理
を施し、フィルタリングされた信号を2のファクタ(fa
ctor of two)によってサブサンプリングすることに
より生成される。周波数が高い帯域Hは、高域通過フィ
ルタリング処理の後、2のファクタ(by two)によっ
てサブサンプリングすることにより生成される。
対する、周波数f、位相pを有する低域通過ウェーブレ
ットフィルタの動作は、以下の通りである。 Sx=exp(kfx+p)+exp-(kfx+p) ここで、|f|<fs /4 低域通過フィルタは、データ信号のコンテンツに影響を
与えるべきではない。2のファクタによるサブサンプリ
ングにより、サンプリング周波数が倍になる。Tx=S
2x (2のファクタによるサブサンプリング) Tx=exp(2kfx+p)+exp-(2kfx+p) |2f|<fs/2の条件では、エイリアスは観察され
ない。したがって、離散ウェーブレット変換の低域は周
波数fを写す(map)。 DWTL(f,p)=(2f,p) |f|<fs/4 ここで、画像の高い周波数成分に対する高域通過ウェー
ブレットフィルタの動作は以下の通りである。 Sx=exp(kfx+p)+exp-(kfx+p) ここで、fs/4<f<fs/2 fs/4での高域通過フィルタリングは、この周波数に
影響を与えるべきではない。2のファクタによるサブサ
ンプリングにより、サンプリング周波数が倍になる。 Tx =exp(2kfx+p)+exp-(2kfx+p) なお、fs/2<|2f|<fsの場合、観察される周
波数は、エイリアス2f−fsとなる。 |2f-fs|<fs/2 したがって、離散ウェーブレット変換の高域は、正の周
波数fを写す。 DWTH(f,p)=(2f-fs,p) fs/4<f<fs/2 同様に、負のfに対しては以下のようになる。 DWTH(f,p)=(2f+fs,p) fs/4<-f<fs/2 なお、正の高域ウェーブレット周波数は、負の画像周波
数に対応している。また、1次元信号については、ウェ
ーブレット周波数の符号は、実質的な影響を有さない。
一方、2次元信号については、水平周波数成分及び垂直
周波数成分の符号は、信号波形に影響を与える。
相当する関数を以下のように表すことができる。 IDWTL(f,p)=(f/2,p) |f|<fs/4 図4及び図5に示す具体例において、変換プロセッサ2
0により実行される2次元離散ウェーブレット変換は、
画素の列に対する1次元変換を施し、続いてこれにより
得られる行に対する1次元変換を施すことにより実行さ
れる。これにより、図5に示すように、lH1lV1,
hH1lV1,lH1hV1,hH1hV1のラベルが
付された4つの帯域が生成される。
像等のデータ信号に適用することにより、以下の式に示
すように、2次元離散ウェーブレット変換を行うことが
できる。 Snm=exp(kxfxn+kyfym+p)+exp-(kxfxn+kyfym+
p) DWTLL(fx,fy,p)=(DWTL(fx),DWTL(fy),p) DWTHL(fx,fy,p)=(DWTH(fx),DWTL(fy),p) DWTLH(fx,fy,p)=(DWTL(fx),DWTH(fy),p) DWTHH(fx,fy,p)=(DWTH(fx),DWTH(fy),p) 次の式は、ウェーブレット変換領域におけるテンプレー
ト信号に対する逆ウェーブレット変換の効果を表してい
る。 IDWTLL(fx,fy,p)=(IDWTL(fx),IDWTL(fy),p) IDWTHL(fx,fy,p)=(IDWTH(fx),IDWTL(fy),p) IDWTLH(fx,fy,p)=(IDWTL(fx),IDWTH(fy),p) IDWTHH(fx,fy,p)=(IDWTH(fx),IDWTH(fy),p)
る。この具体例では、画像は、例えば、図1に示すよう
な、不正コピーを目的として映画をカムコーダにより録
画した場合のビデオ信号の一部である。このように記録
された画像Iに埋め込まれたデータを復元できる可能性
を高めるために、データプロセッサは、歪んだ画像を分
析し、歪みを示すパラメータを推定する。このパラメー
タは、特に、画像のアフィン変換を表すパラメータであ
ってもよい。
するデータプロセッサの構成を図6に示す。図6に示す
ように、歪んだ画像を表す信号は、変換検出プロセッサ
110に入力される。変換検出プロセッサ110は、画
像の歪みを表す変換パラメータを判定する。画像と変換
検出プロセッサ110により判定された変換パラメータ
は、それぞれ第1及び第2の入力チャンネル112、1
14を介して、逆変換プロセッサ120に供給される。
逆変換プロセッサ120は、変換検出プロセッサ110
により生成された変換パラメータを用いて、変換パラメ
ータにより表される画像Iの歪みを修正する。この逆変
換プロセッサ120により修正された歪みのない画像
は、復元プロセッサ130に供給される。
を特定するために画像に埋め込まれているデータを復元
する。画像に埋め込まれたデータの復元については、後
に詳細に説明する。
された変換を表すパラメータを検出及び生成する。変換
検出プロセッサ110の詳細な構成を図7に示し、再生
された画像に対する対応する効果を図8に示す。なお、
包括的に言えば、2次元信号に対する処理は、図3を用
いて上述した1次元信号における歪みを検出する処理と
実質的に対応している。
ば図1に示すように映写された映画をカムコーダにより
捕捉及び録画して得られた元の画像から復元されるもの
であってもよい。画像信号は、映写スクリーンに対する
カムコーダの位置関係に基づいて画像に施された変換処
理として表現される歪みを修正するように処理される。
0内の変換プロセッサ200に供給される。変換プロセ
ッサ200は、離散ウェーブレット変換処理により画像
をウェーブレット変換領域に変換する。この具体例にお
いては、図8に示すように、レベル1の変換データが生
成される。図8に示すように、画像I’は、図5に示す
ウェーブレット変換表現に対応するウェーブレット変換
領域のウェーブレット変換画像I_WT”に変換され
る。変換プロセッサ200は、このウェーブレット変換
画像I_WT”を検出プロセッサ215に供給する。検
出プロセッサ215は、乗算プロセッサ(product for
ming processor)210と、フーリエ変換プロセッサ
220と、変換パラメータプロセッサ230とを備え
る。
に、この具体例では、乗算プロセッサ210は、ウェー
ブレット変換画像の3つの帯域のうちの2つの帯域に付
加されているテンプレート信号の各信号サンプルを乗算
する。なお、テンプレート信号は、3つの帯域に埋め込
まれているので、これらの3つの帯域から2つの帯域を
選んで、その2つの帯域の信号サンプルを乗算する場
合、乗算の組合せは3通りある。そこで、図8に示すよ
うに、乗算プロセッサ210は、それぞれウェーブレッ
ト変換画像I_WT”の3つの帯域のうちの1つの値域
のサンプルが入力される2つの入力端子を備える3つの
乗算器210.1、210.2、210.3を備える。
各乗算器210.1、210.2、210.3は、それ
ぞれの入力端子に供給される2つの帯域のテンプレート
信号における対応するサンプルを乗算する。これによ
り、乗算プロセッサ210は、3つの帯域の可能な組合
せに基づく3つの信号サンプル積(product signal s
amples)を算出する。信号サンプル積は、フーリエ変換
プロセッサ220に供給される。フーリエ変換プロセッ
サ220は、離散フーリエ変換を行い、信号サンプル積
の周波数領域における表現を生成する。
示すように、フーリエ変換器220.1、220.2、
220.3を備え、各フーリエ変換器220.1、22
0.2、220.3は、各帯域からのテンプレート信号
の信号サンプルをそれぞれ乗算することにより生成され
た垂直及び水平信号サンプル積に対して2次元フーリエ
変換を実行する。
出された周波数領域の信号228は、一対の点に対応す
る、水平周波数及び垂直周波数のある値におけるピーク
を有する。この一対の点は、2次元周波数領域において
Xで表され、この一対の点は、水平周波数及び垂直周波
数座標を示し、この座標は画像に生じた歪みを表してい
る。
は、変換パラメータプロセッサ230に供給される。変
換パラメータプロセッサ230は、フーリエ変換プロセ
ッサ220により生成された信号サンプルのピークに対
応する水平周波数及び垂直周波数の値からアフィン変換
パラメータを推定する。なお、ここで、周波数座標の各
対を組み合わせて使用することにより、アフィン変換パ
ラメータの推定値の精度を高めることができる。
ィン変換パラメータを2×2の行列として表現すること
により、2次元周波数信号サンプル値から2次元アフィ
ン変換のパラメータの推定値を算出する。
メータを推定する変換パラメータプロセッサ230の動
作について、図9A、図9B及び図9Cを用いて説明す
る。図9Aは、帯域hV1lH1×hV1hH1(HL
×LH)から2次元周波数領域のサンプル積について、
信号サンプルの値の水平周波数及び垂直周波数の値をX
1及びX2の符号が付されたピーク値により示してい
る。
ン変換パラメータを推定する方法について説明する。2
次元アフィン変換は、通常、2×2の行列として表現す
ることができる。変換結果を変換座標で表現すると以下
のようになる。
座標を表し、a、b及びc、dは、アフィン変換に対応
する4つのパラメータを表す。
する追加的なベクトルを変換処理に含ませてもよい。 [uv]T=Mf[xy]T+[oxfoyf]T ここで、oxf、oyfは、元の画素に対する画素のシ
フトを表す追加的ベクトルを表している。行列が正則行
列である場合、逆変換のための他の行列及びベクトルが
存在する。 [xy]T=Mi[uv]T+[oxioyi]T ここで
又は画素に生じた歪みを表すアフィン変換を逆変換する
ためのアフィン変換パラメータを表している。
1つとみなすことができる2次元コサイン波に対する上
述の変換の効果を検討する。
波を異なる周波数のコサイン波に写す。
変換 以下に示すウェーブレット帯域の1つの周波数成分につ
いて考察する。 fx,fy,p、0<fx<fsx/2、0<fy<fsy/2 上述のように、画像の歪みを表すアフィン変換パラメー
タは、アフィン変換が周波数成分をそれぞれ異なる度合
いで変化させるという特徴を利用している。したがっ
て、テンプレート信号は、そのテンプレート信号が含ま
れているウェーブレット帯域に応じて変化し、この変化
の差分は、帯域の初期の周波数からは独立している。
ウェーブレット変換により変換されたとする。これは以
下のようにして表すことができる。 DWTLL(AFFINEM(IDWTLL(fx,fy,p))) この関数は、以下のように展開される。
なる。
に類似している。したがって、包括的なウェーブレット
帯域BBに対する包括的な1つの表現を用いることがで
きる。すなわち、DWTにより変換された周波数成分信
号は以下のように表される。 DWTBB(AFFINEM(IDWTBB(fx,fy,p))) =((CX+DX
BB),(CY+DY BB),C P+Dp BB) ここで、
ェーブレット変換領域において、アフィン変換の効果
は、2次元周波数fx、fyの周波数成分信号の値によ
り、個別に除去(resolved)することができる。
より歪んだ画像は、上述のウェーブレット領域の3つの
帯域における周波数を有する。
ット帯域のサンプルと、他のウェーブレット帯域の対応
するサンプルとをそれぞれ乗算して算出されたウェーブ
レット帯域の積について考察する。 HLxLH=HL x LH HHxLH=HH x LH HLxHH=HL x HH 変換画像(transformed image)のウェーブレット帯域
は、以下のような周波数を含んでいる。 HL; CX+DX HL,CY+DY HL,CP LH; CX+DX LH,CY+DY LH,CP HH; CX+DX HH,CY+DY HH,CP 積は、sin(A)sin(B)=sin(A+B)+sin(A-B)の定理を用いて
以下のように表される。 HLxLH; DX HL-DX LH,DY HL-DY LH,DP HL-D
P LH HHxLH; DX HH-DX LH,DY HH-DY LH,DP HH-D
P LH HLxHH; DX HL-DX HH,DY HL-DY HH ,DP HL-
DP HH これらを展開すると以下のようになる。
に同じ周波数を設け、逆ウェーブレット変換を行い、ア
フィン変換(transform)及び/又はトランスレーショ
ン(translation)を行い、ウェーブレット変換を行
い、上述の積を算出することにより、アフィン変換に依
存する周波数を得ることができる。この周波数成分は、
テンプレート信号の実際の周波数と、変換処理が施され
た画像の位相及びシフト量からは独立している。
周波数ピーク値の具体例を示している。図9Aに示すグ
ラフの横軸は、フーリエ変換領域における0からfsh
の水平周波数、すなわち水平方向のサンプリング周波数
を示している。一方、図9Aに示すグラフの縦軸は、フ
ーリエ変換領域における0からfsvの垂直周波数、す
なわち垂直方向のサンプリング周波数を示している。し
たがって、各軸の中点は、それぞれ水平サンプリング周
波数及び垂直サンプリング周波数の1/2であるfsh
/2、fsv/2を示している。したがって、水平及び
垂直周波数成分の両方の周波数値は、水平及び垂直サン
プリング周波数の半分の周波数の両側にエイリアシング
する(alias)。このため、ピーク値を表す点X1は、
点X2の垂直及び水平サンプリング周波数の半分に対応
する値を反映している。したがって、点の対X1、X2
は、帯域の対の積HLxLHの2次元周波数変換領域に現れ
る。同様に、図9B及び図9Cに示す他の2つの帯域の
対の積における2次元周波数のピーク値は、垂直及び水
平サンプリング周波数の半分の周波数の両側の値として
対になっている。
のピーク値X1、X2は、画像の歪みを表すアフィン変
換のパラメータに対応する水平及び垂直次元の座標に対
応している。HL×LH帯域の対の積については、2次
元周波数ピーク値は、上述の式に基づき、fv=d−b
−1,fh=1−a+cに対応する。一方、図9B及び
図9Cに示す他の帯域の積HHxLH、HLxHHにおける水平及
び垂直周波数ピーク値は、上述の式に基づき、それぞ
れ、fv=−b,fh=1−a及びfv=d−1,fh
=cに対応する。したがって、3組の帯域の対の積にお
ける各水平及び垂直周波数ピーク点の値を測定すること
により、上述の式の解を求め、アフィン変換のパラメー
タa,b,c,dを算出することができる。この演算
は、様々な手法で実行することができる。一具体例にお
いては、パラメータa,b,c,dを全ての可能な値に
亘って及び各値の組に対して変化させ、2次元周波数点
に対応する水平及び垂直周波数値を3組の帯域の対の積
に加算する。そして、合計値が最大となるパラメータの
値を画像の歪みを表すアフィン変換パラメータと決定す
る。
す逆変換プロセッサ120は、アフィン変換の逆処理を
行い、元の画像を復元する。このため、復元プロセッサ
130が画像に埋め込まれているデータを正しく復元で
きる可能性が高くなる。
この歪みの修正の両方に適用することができる。さら
に、本発明は、マテリアルに埋め込まれたデータをより
正確に復元する装置にも適用することができる。例え
ば、マテリアルがビデオマテリアルであり、このマテリ
アルが何らかの原因で歪んでいる場合、この歪みによ
り、マテリアルに埋め込まれたデータが正しく復元され
る可能性が低くなる。
る映画をビデオカメラで録画することにより、映画の海
賊版が作成されてしまうことがある。ビデオカメラを用
いて映画を録画すると、ビデオカメラと映画のスクリー
ンとの位置関係に応じて、録画された映画に歪みが生じ
る。この歪みにより、映画に埋め込まれているデータを
正しく復元できる可能性が低くなる。
うに、例えばビデオマテリアルに埋め込まれたものであ
ってもよい。埋め込まれたデータは、マテリアルのコン
テンツを識別するためのメタデータであってもよい。他
の具体例においては、埋め込まれたデータは、マテリア
ルを識別し、マテリアルの所有者がマテリアルに関する
知的所有権を主張するために使用される固有の又は実質
的に固有の識別子であってもよい。
は、周波数帯域にアクセスできる形式を既に有するデー
タであってもよい。この具体例では、データ信号の第1
及び第2の周波数帯域から復元されたテンプレート信号
のバージョン間の周波数の相対的な変化に基づいてデー
タ信号の歪みを識別する検出プロセッサを設けることが
できる。
からデータを復元する方法について説明する。この技術
の詳細については、文献[1]に開示されている。
似ランダムシーケンス発生器、変調器、ウェーブレット
変換器、結合器及び逆ウェーブレット変換器を備える。
ンダムビットシーケンス(PseudoRandom Bit Sequenc
e:PRBS)を生成し、変調器に供給する。変調器
は、埋め込むべきペイロードデータにより各PRBSを
変調する。好ましい具体例においては、PRBSの各ビ
ットの値をバイポーラ(1を+1とし、0を−1とす
る)で表現し、PRBSにおけるこれらの各ビットを、
ペイロードデータの対応するビットが0のときは極性を
反転させ、ペイロードデータの対応するビットが1のと
きは極性をそのままにすることによりPRBSを変調す
る。そして、変調PRBSは、周波数領域においてマテ
リアルに埋め込まれる。ウェブレット変換器は、画像を
ウェーブレット領域に変換する。結合器は、変調PRB
Sの各ビット値に応じて、変調PRBSの各ビットに±
1により換算された係数αを加算することにより、画像
にペイロードデータを埋め込む。ウェーブレット領域画
像の所定の領域の各係数は、以下の式に基づいて符号化
される。 X’i=Xi+αnWn ここで、Xiはi番目のウェーブレット係数を表し、α
nはn番目のPRBSの強度(strength)を表し、Wn
はバイポーラの形で埋め込むべきペイロードデータのn
番目のビットを表す。したがって、画像は空間領域から
ウェーブレット変換領域に変換され、結合器は、適用強
度αに応じて、ウェーブレット変換領域の画像にPRB
S変調データを付加し、この後、画像は逆ウェーブレッ
ト変換される。
スペクトル拡散信号を効果的に形成する。変調PRBS
がスペクトル拡散信号であるため、画像に埋め込まれる
データの強さが低減される。変調PRBSが付加された
変換領域の画像内のデータとPRBSのコピーとを相互
相関(cross-correlating)することにより、所謂相関
コーディングゲイン(correlation coding gain)と
呼ばれる相関出力信号が生成され、この相関出力信号に
より、変調データビットを検出及び判定することができ
る。このような方法により、画像に付加されるデータの
強度を低減することができ、したがって、空間領域の画
像において、埋め込まれた画像が知覚されないようにす
ることができる。また、スペクトル拡散信号を用いるこ
とにより、データは、変換領域におけるより多数のデー
タシンボルに亘って拡散されるため、画像のロバストネ
スを向上させることができる。
するために、ウェーブレット変換器は、ウォータマーク
が埋め込まれた画像を変換領域に変換する。次に、ウェ
ーブレット帯域から、結合器によりPRBS変調データ
が付加されたウェーブレット係数を読み出す。そして、
これらのウェーブレット係数は、データを埋め込むため
に使用された対応するPRBSにより相関される。この
相関処理は、通常、X nをn番目のウェーブレット係数
とし、Rnを疑似ランダムシーケンス発生器により生成
されたPRBSのn番目のビットビットとして、以下の
式で表すことができる。
bedder)においてビットを表現するために使用された符
号に対応する埋め込まれたデータのビット値を示してい
る。
込む手法と同様の手法により、テンプレート信号をデー
タ信号に埋め込み及びデータ信号からテンプレート信号
を検出することができる。
の実施の形態に基づいて様々な具体例を想到することが
できる。特に、本発明は、時間に対する振幅として表さ
れる1次元データ信号のみではなく、例えば画像又は他
のマテリアルを表す2次元信号にも適用することができ
る。
9.6号、0029858.8号、0029863.8
号、0029865.3号、0029866.1号、0
029867.9.号 [2]ウェブサイトwww.dai.ed.ac.uk/HIPR2/affine.ht
m「アフィン変換(Affine Transformation)」
画の海賊版が作成される状況を説明する図である。
テンプレート信号に対する歪みの作用を説明する図であ
る。
を周波数領域に変換することにより生成された周波数領
域のサンプルの大きさを視覚的に示す図である。
信号を挿入するデータ処理装置の構成を示す図である。
像に対する処理を説明する図である。
構成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
る画像に対する処理を説明する図である。
レート信号の積を周波数領域に変換し、得られる水平及
び垂直周波数領域のサンプルを2次元的に示す図であ
る。
波数領域のサンプルを2次元的に示す図である。
波数領域のサンプルを2次元的に示す図である。
Claims (46)
- 【請求項1】 少なくとも第1及び第2の周波数帯域に
互いに所定の関係を有するテンプレート信号が埋め込ま
れたデータ信号の歪みを検出するデータ処理装置におい
て、 上記データ信号の第1及び第2の周波数帯域から復元さ
れたテンプレート信号のバージョン間の周波数の相対的
な変化に基づいて、該データ信号の歪みを検出する検出
プロセッサを備えるデータ処理装置。 - 【請求項2】 上記データ信号の周波数成分が提供され
る変換領域に上記データ信号を変換することにより、上
記データ信号の第1及び第2の周波数帯域の周波数成分
を表すデータを生成する周波数成分プロセッサを備える
請求項1記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 上記変換は、離散ウェーブレット変換で
あり、上記データ信号の周波数成分が提供される周波数
帯域は、ウェーブレット帯域であることを特徴とする請
求項2記載のデータ処理装置。 - 【請求項4】 上記検出プロセッサは、 上記第1及び第2の周波数帯域から復元されたテンプレ
ート信号のバージョンを表すデータを生成し、 上記第1及び第2の周波数帯域からのテンプレート信号
を周波数領域に変換し、 上記第1及び第2の周波数帯域からのテンプレート信号
の周波数領域のバージョンの比較によって上記周波数の
相対的な変化を判定することを特徴とする請求項1乃至
3いずれか1項記載のデータ処理装置。 - 【請求項5】 上記検出プロセッサは、 上記第1及び第2の周波数帯域から復元されたテンプレ
ート信号のバージョンを表すデータを生成し、 上記第1の周波数帯域から復元されたテンプレート信号
のサンプルと、上記第2の周波数帯域から復元されたテ
ンプレート信号の対応するサンプルとを乗算して信号サ
ンプル積を生成し、 上記信号サンプル積を周波数領域に変換し、 上記周波数領域の信号サンプル積のうち、他の信号サン
プル積より大きな値を有する少なくとも1つの信号サン
プル積から上記周波数の相対的な変化を決定することを
特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のデータ処
理装置。 - 【請求項6】 上記検出プロセッサは、上記検出された
歪みを表すパラメータデータを生成することを特徴とす
る請求項1乃至5いずれか1項記載のデータ処理装置。 - 【請求項7】 上記データ信号は、垂直周波数成分及び
水平周波数成分を有する2次元データ信号であり、上記
第1及び第2の周波数帯域は、該垂直周波数成分及び水
平周波数成分の異なる帯域の組合せを含むことを特徴と
する請求項1乃至6いずれか1項記載のデータ処理装
置。 - 【請求項8】 上記離散ウェーブレット変換は、2次元
離散ウェーブレット変換であることを特徴とする請求項
7記載のデータ処理装置。 - 【請求項9】 上記変換プロセッサは、上記2次元デー
タ信号の複数の周波数帯域を提供し、上記検出プロセッ
サは、 少なくとも2つの周波数帯域から復元されたテンプレー
ト信号のバージョンを表すデータを生成し、 上記複数の周波数帯域の1つからのテンプレート信号の
サンプルに少なくとも2つの他の周波数帯域からの対応
するテンプレート信号のサンプルを乗算し、上記復元さ
れたテンプレート信号の各対応するサンプルについて複
数の信号サンプル積を生成し、 上記信号サンプル積の各バージョンをフーリエ変換し、 最も大きな値を有する信号サンプル積の周波数領域サン
プルから上記周波数の相対的な変化を判定することを特
徴とする請求項7又は8記載のデータ処理装置。 - 【請求項10】 上記第1及び第2の周波数帯域に埋め
込まれる各テンプレート信号は、同一の信号であること
を特徴とする請求項1乃至9いずれか1項記載のデータ
処理装置。 - 【請求項11】 上記テンプレート信号は、疑似ランダ
ム雑音信号であることを特徴とする請求項1乃至10い
ずれか1項記載のデータ処理装置。 - 【請求項12】 上記複数の周波数帯域のうちの1つの
周波数帯域のテンプレート信号は、他の周波数帯域から
のデータ信号のバージョンから生成されることを特徴と
する請求項1乃至9いずれか1項記載のデータ処理装
置。 - 【請求項13】 上記パラメータデータは、上記画像に
適用され、該画像に生じた歪みを表す変換のパラメータ
を表していることを特徴とする請求項6乃至12いずれ
か1項記載のデータ処理装置。 - 【請求項14】 上記変換の各パラメータデータは、2
次元周波数表現に基づく上記テンプレート信号の周波数
の変化を示す、2次元座標における値間の関係から判定
されることを特徴とする請求項13記載のデータ処理装
置。 - 【請求項15】 上記歪みを表す変換は、アフィン変換
であり、上記パラメータデータは、少なくとも4つのパ
ラメータを表すことを特徴とする請求項13又は14記
載のデータ処理装置。 - 【請求項16】 上記アフィン変換は、af、bf、c
f、dfをアフィン変換パラメータとし、x,yを元の
画素の座標の値とし、u,vを変換された画素の座標と
し、ウェーブレット帯域の積HLxLHについては、fh=
1−a−c,f v=d−b−1とし、ウェーブレット帯
域の積HHxLHについては、fh=1−a,fv=−bと
し、ウェーブレット帯域の積HLxHHについては、fh=
c,hv=d−1として、以下の式で表されることを特
徴とする請求項15記載のデータ処理装置。 【数1】 - 【請求項17】 データ信号の歪みを修正するデータ処
理装置において、 請求項6乃至16いずれか1項記載のデータプロセッサ
と、 上記データ信号の変換に基づく上記歪みを表すパラメー
タデータが供給され、上記データ信号の歪みを逆変換す
る逆変換プロセッサとを備えるデータ処理装置。 - 【請求項18】 マテリアルに埋め込まれているデータ
を検出するデータ処理装置において、 請求項6乃至16いずれか1項記載のデータプロセッサ
と、 上記データ信号の変換に基づく上記歪みを表すパラメー
タデータが供給され、上記データ信号の歪みを逆変換す
る逆変換プロセッサと、 上記マテリアルから上記埋め込まれているデータを復元
するデータ検出器とを備えるデータ処理装置。 - 【請求項19】 上記埋め込まれているデータは、上記
マテリアルの所有権者を識別するデータであることを特
徴とする請求項18記載のデータ処理装置。 - 【請求項20】 上記埋め込まれているデータは、UM
ID又はその一部であることを特徴とする請求項18記
載のデータ処理装置。 - 【請求項21】 上記埋め込まれているデータは、上記
データ信号のコンテンツを記述するメタデータであるこ
とを特徴とする請求項18記載のデータ処理装置。 - 【請求項22】 少なくとも第1及び第2の周波数帯域
のそれぞれにテンプレート信号が挿入されている歪んだ
画像を表す画像データが供給され、該画像の歪みを除去
する画像処理装置において、 上記パラメータデータが、上記画像に適用され、該画像
に生じた歪みを表す変換のパラメータを表す請求項6乃
至16いずれか1項記載のデータプロセッサと、 上記パラメータに基づいた歪みを表す変換処理に対する
逆変換処理を実行する逆変換プロセッサとを備える画像
処理装置。 - 【請求項23】 少なくとも第1及び第2のテンプレー
ト信号をデータ信号の第1及び第2の周波数帯域に埋め
込む際に、上記第1及び第2のテンプレート信号は、互
いに所定の関係を有し、上記データ信号の歪みにより上
記第1及び第2のテンプレート信号間の周波数が相対的
に相異するように、上記第1及び第2のテンプレート信
号を上記データ信号に埋め込むデータ処理装置。 - 【請求項24】 上記第1及び第2の周波数帯域に埋め
込まれる各テンプレート信号は同一の信号であることを
特徴とする請求項23記載のデータ処理装置。 - 【請求項25】 上記テンプレート信号は、所定の雑音
信号であることを特徴とする請求項23又は24記載の
データ処理装置。 - 【請求項26】 上記所定の雑音信号は、疑似ランダム
ビットシーケンスであることを特徴とする請求項25記
載のデータ処理装置。 - 【請求項27】 上記テンプレート信号は、周波数帯域
の1つからの周波数成分信号に由来することを特徴とす
る請求項23又は24記載のデータ処理装置。 - 【請求項28】 上記データ信号を、上記テンプレート
信号が埋め込まれる周波数帯域を提供する変換領域に変
換する変換プロセッサを備える請求項23乃至27いず
れか1項記載のデータ処理装置。 - 【請求項29】 請求項23乃至28いずれか1項記載
のデータ処理装置によってテンプレート信号が埋め込ま
れたデータ信号。 - 【請求項30】 請求項29記載のデータ信号が記録さ
れた記録媒体。 - 【請求項31】 少なくとも第1及び第2の周波数帯域
に互いに所定の関係を有するテンプレート信号が埋め込
まれたデータ信号の歪みを検出するデータ処理方法にお
いて、 上記データ信号の異なる周波数帯域の第1及び第2の周
波数成分を表すデータを生成するステップと、 復元された上記テンプレート信号間の周波数の相対的な
変化に基づいて、上記データ信号の歪みを検出するステ
ップとを有するデータ処理方法。 - 【請求項32】 上記データ信号を、該データ信号の周
波数成分を提供する変換領域に変換するステップを有す
る請求項31記載のデータ処理方法。 - 【請求項33】 上記変換は、離散ウェーブレット変換
であり、上記データ信号の周波数成分が提供される周波
数帯域は、ウェーブレット帯域であることを特徴とする
請求項31又は32記載のデータ処理方法。 - 【請求項34】 上記周波数の相対的な変化は、 上記第1及び第2の周波数帯域から復元されたテンプレ
ート信号のバージョンを表すデータを生成し、 上記第1の周波数帯域からのテンプレート信号のサンプ
ルに第2の周波数帯域からの対応するテンプレート信号
のサンプルを乗算して信号サンプル積を生成し、 上記信号サンプル積を周波数領域に変換し、 より大きな値を有する少なくとも1つの信号サンプル積
の周波数領域サンプルから上記周波数の相対的な変化を
判定することにより、判定されることを特徴とする請求
項31乃至33いずれか1項記載のデータ処理方法。 - 【請求項35】 上記検出プロセッサは、上記検出され
た歪みを表すパラメータデータを生成することを特徴と
する請求項31乃至34いずれか1項記載のデータ処理
方法。 - 【請求項36】 データ信号の第1及び第2の周波数帯
域から復元されたテンプレート信号のバージョン間の周
波数の相対的な変化に基づいて、該データ信号の歪みを
検出する検出プロセッサ。 - 【請求項37】 上記データ信号は、画像信号であるこ
とを特徴とする請求項36記載の検出プロセッサ。 - 【請求項38】 上記データ信号は、ウェーブレット変
換信号の形式で供給されることを特徴とする請求項36
又は37記載のデータプロセッサ。 - 【請求項39】 上記データ信号に生じた歪みを表す変
換のパラメータデータを生成することを特徴とする請求
項36乃至38いずれか1項記載のデータプロセッサ。 - 【請求項40】 上記データ信号に生じた歪みを表す変
換に対応する逆変換を実行することを特徴とする請求項
39記載のデータプロセッサ。 - 【請求項41】 上記データ信号は、画像を表し、上記
歪みを表す変換は、アフィン変換であることを特徴とす
る請求項36乃至40いずれか1項記載のデータプロセ
ッサ。 - 【請求項42】 データプロセッサによりロードされ
て、該データプロセッサを請求項1乃至21及び請求項
23乃至28いずれか1項記載のデータ処理装置、請求
項22記載の画像処理装置又は請求項36乃至41いず
れか1項記載のデータプロセッサとして動作させるコン
ピュータプログラム。 - 【請求項43】 データプロセッサにロードされて、該
データプロセッサに請求項31乃至35いずれか1項記
載のデータ処理方法を実行させるコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項44】 請求項42又は43記載のコンピュー
タプログラムを表す情報が記録されたコンピュータによ
り読取可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製
品。 - 【請求項45】 添付の図面を用いて以下に説明するデ
ータ処理装置。 - 【請求項46】 添付の図面を用いて以下に説明するデ
ータ処理方法。
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