JP2003234490A - 基板上に補強膜を形成するための方法と装置および太陽電池 - Google Patents
基板上に補強膜を形成するための方法と装置および太陽電池Info
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Abstract
低減させ、その基板を利用する製品の信頼性を低下させ
ることなく製造コストを低減させる。 【解決手段】 本発明の一つの態様では、基板(1)上
の所定領域に補強膜を形成する方法は、その所定領域の
外側に第1の液状物質で第1の膜(2)を形成し、基板
(1)に対しては濡れ性がよくかつ第1の膜(2)に対
しては濡れ性が悪い第2の液状物質で補強膜となる第2
の膜(3)を第1の膜(2)の内側の領域に形成する工
程を含んでいる。本発明の他の態様では、基板上の所定
領域に補強膜を形成する方法は、その所定領域に第3の
液状物質で第3の膜を形成し、基板に対しては濡れ性が
悪くかつ第3の膜に対しては濡れ性がよい第4の液状物
質で補強膜となる第4の膜を第3の膜の全領域上に形成
する工程を含んでいる。
Description
板上に補強膜パターンを形成する技術に関し、特に、良
好な精度で補強膜パターンを形成するための方法と装置
およびその補強膜パターンが形成された半導体太陽電池
に関するものである。
シリコン基板は、内周刃スライサ、外周刃スライサまた
はワイヤーソーなどを用いて、単結晶または多結晶のシ
リコンインゴットから300〜350μm程度の厚さに
切出される。太陽電池セルの製造においては、光電変換
を生じさせるpn接合をシリコン基板内に形成し、その
基板内への光の入射を増大させる反射防止膜や光電変換
電流を効率良く取出すための電極などが形成される。
コネクタを太陽電池セル間に接続し、数十枚の太陽電池
セルを含む太陽電池モジュールが製造される。太陽電池
モジュールにおいては、アレイ状に配列された数十枚の
太陽電池セルの表側にガラス板が透明樹脂で接合されて
いて、その裏側には絶縁フィルムや防湿フィルムなどが
付与されており、太陽電池セル回路の両端から外部に電
流を取り出すための端子が引出されている。
ジュールのコスト低減を図るには、そのコストの大きい
部分を占めるシリコン基板を薄くして、高価なシリコン
材料の使用量を削減する必要がある。しかし、シリコン
基板を薄くすれば、太陽電池セルおよびモジュールの製
造工程中で太陽電池セルの割れが多くなって生産歩留が
低下し、必ずしもコスト低減に繋がらない。また、太陽
電池セルを薄くすれば、完成品の太陽電池モジュールの
使用中に受ける温度サイクルなどによって太陽電池セル
の割れが発生しやすくなり、そのモジュールの品質や信
頼性の低下が懸念される。したがって、量産される従来
の太陽電池セルのシリコン基板は300〜350μm程
度の厚さが一般的である。
されるシリコンウエハを薄くすれば、シリコン基板、太
陽電池セル、さらには太陽電池モジュールの製造工程中
で、そのシリコン基板のエッジ部において目に見えない
小さな亀裂、傷、欠けなどが生じやすくなり、それらの
欠陥を起点に大きなひびや割れに発展する確率が大きく
なる。製造工程中のシリコン基板の割れは、基板材料の
損失、割れた基板の取替え、割れた破片を製造装置から
取り除くための追加的作業の必要性などを生じさせ、太
陽電池セルやモジュールのコストを上昇させる原因とな
る。特に、太陽電池モジュールの製造中に太陽電池セル
基板(ウエハ)が割れた場合、そのモジュール全体が不
良品となり、損失が大きくなる。また、完成直後の太陽
電池モジュールに異常がなくても、太陽電池セル基板が
薄ければ、そのモジュール使用中の温度サイクルなどに
よってセルに割れが発生しやすくなる懸念がある。
み、本発明は、太陽電池セルに用いられる半導体基板を
薄くしても太陽電池セルやモジュールの製造工程におけ
るセル割れを低減することによって、太陽電池セルやモ
ジュールの信頼性を低下させることなく製造コストを下
げることを目的としている。さらに、本発明は、太陽電
池セル用半導体基板に限られずに、薄くて割れやすいあ
らゆる基板の取り扱い中の割れを低減することによっ
て、それらの基板を利用する製品の信頼性を低下させる
ことなく製造コストを下げることをも目的としている。
れば、基板上の所定領域に補強膜を形成する方法は、そ
の所定領域の外側に第1の液状物質で第1の膜を形成す
る工程と、基板に対しては濡れ性がよくかつ第1の膜に
対しては濡れ性が悪い第2の液状物質で補強膜となる第
2の膜を第1の膜の内側の領域に形成する工程とを含む
ことを特徴としている。
物質を供給することが好ましい。また、通常は、第2の
膜が第1の膜より厚く形成される。第1の液状物質とし
てはインクまたは塗料が用いられ、第2の液状物質とし
ては紫外線硬化型塗料が用いられ得る。
領域に補強膜を形成する方法は、その所定領域に第3の
液状物質で第3の膜を形成する工程と、基板に対しては
濡れ性が悪くかつ第3の膜に対しては濡れ性がよい第4
の液状物質で補強膜となる第4の膜を第3の膜の全領域
上に形成する工程とを含むことを特徴としている。
物質を供給することが好ましい。第3の膜はスクリーン
印刷により形成され得る。
0.1mm以上の厚さに形成される。また、基板は半導
体からなり得る。
の所定領域に補強膜を形成する装置は、その所定領域の
外側に第1の液状物質で第1の膜を印刷する印刷装置
と、基板に対しては濡れ性がよくかつ第1の膜に対して
は濡れ性が悪い第2の液状物質で補強膜となる第2の膜
を第1の膜の内側の領域に形成する吐出装置とを含むこ
とを特徴としている。
の所定領域に補強膜を形成する装置は、その所定領域に
第3の液状物質で第3の膜を形成する印刷装置と、基板
に対しては濡れ性が悪くかつ第3の膜に対しては濡れ性
がよい第4の液状物質で補強膜となる第4の膜を形成す
る吐出装置とを含んでいることを特徴としている。
池が上述の補強膜形成方法によって補強された半導体基
板を含むことを特徴としている。
すい基板を機械的に補強するために、基板の一主面上に
UV液(紫外線硬化型樹脂液)などの塗布によって、所
定のパターンで補強膜を形成することを考えた。塗布方
法としては、使用する塗料の粘度、膜厚、基板の表面状
態、描きたい塗布パターンなどに適した塗布条件を選定
し、直接的に基板表面上に塗料をノズルから吐出し塗布
パターンを描くディスペンス塗布方法またはスクリーン
印刷法などが考えられる。
ば、従来の塗布方法であるノズル吐出方法では正確な塗
布パターンを描くことが困難であることが判明した。こ
のことは、補強膜がその機能を発揮するためには少なく
とも0.1mm以上の厚さを必要とすることと関連す
る。すなわち、基板表面に対する補強用塗料の濡れ性が
良好な場合、ノズル吐出方法で所望の塗布パターンを描
こうとしても、比較的厚い塗膜の周縁部がその良好な濡
れ性によって大きく広がり、所望のパターンからはみ出
してしまうことが多い。また、スクリーン印刷方法では
微細な網目を通して塗料が基板面上に付与されるので、
所望の塗布パターンを0.1mm以上の均一な厚膜で形
成することが容易ではない。そこで、本発明者らはさら
に調査を進めて、以下のような本発明の実施形態を考え
出した。
な平面図で示している。この実施形態は、薄くて割れや
すい基板1の表面に対して補強膜用のUV塗料3の濡れ
性が良好な場合である。
基板1に対する補強膜用UV塗料3の濡れ性を低下させ
る塗料を用いて、補強膜用UV塗料3の塗布パターン外
周に沿って線引きを行ない、塗布パターン枠2を描く。
その後、図1(A)に示されているように塗布パターン
枠2内に補強膜用UV塗料3を吐出すれば、図1(B)
に示されているように塗布パターン枠2内のみにおいて
そのUV塗料3が広がる。なぜならば、補強膜用UV塗
料3は塗布パターン枠2に対してほとんど濡れることが
できないので、基板1面上でその塗布パターン枠2の内
周部で止まるからである。補強膜用UV塗料3の吐出量
は、所望の膜厚に必要な量にあらかじめ調整しておくこ
とができる。
る補強膜用UV塗料3の濡れ性を低下させるだけの機能
を発揮すればよいので、その厚さは非常に薄くてもよ
い。したがって、塗布パターン枠2の線を形成した後
に、その線幅が広がる問題を生じることはない。なお、
塗布パターン枠2は線状の枠である必要性はなく、その
枠の外側全面に濡れ性を低下させる塗料を塗布してもよ
いことは言うまでもない。
布パターン枠2を形成することなく補強膜用UV塗料3
を基板1上に吐出すれば、図2(B)に示されているよ
うに濡れ性の良好な補強膜用UV塗料3が所望の補強膜
パターンをはみ出して不規則に広がる。
的な平面図で示している。この実施形態は、薄くて割れ
やすい基板4の表面に対して補強膜用のUV塗料6の濡
れ性が低い場合である。
基板4に対する補強膜用UV塗料6の濡れ性を向上させ
る塗料5を用いて、形成されるべき補強膜用UV塗料6
の塗布パターンと同じパターンを形成する。この塗料5
のパターンは補強膜用UV塗料6の濡れ性を向上させる
ように機能するだけでよいので、きわめて薄い数十μm
程度の厚さを有していれば十分である。したがって、濡
れ性改善用塗料5のパターンが形成された後に広がると
いう問題を生じることはない。
濡れ性改善用塗料5上に補強膜用UV塗料6を吐出すれ
ば、図3(B)に示されているように濡れ性改善用塗料
5上のみにおいて補強膜用UV塗料6が広がる。なぜな
らば、補強膜用UV塗料6は濡れ性改善用塗料5に対し
ては良好に濡れるが基板4に対しては濡れ性が低いの
で、基板4面上でその濡れ性改善用塗料5の領域を超え
て広がることが困難だからである。補強膜用UV塗料6
の吐出量は、所望の膜厚に必要な量にあらかじめ調整し
ておくことができる。
れ性を向上させる濡れ性改善用塗料5を形成することな
く補強膜用UV塗料6を基板4上に吐出すれば、図4
(B)に示されているように濡れ性の低い補強膜用UV
塗料6が所望の補強膜パターンの領域全体に広がること
ができない。
に対する補強膜用UV塗料の濡れ性を基板上の領域に依
存して制御することにより、補強膜用UV塗料の塗布パ
ターンを0.1mm以上の安定した膜厚で正確に描くこ
とが可能になる。
実施形態を説明するための模式的な平面図である。図5
(A)においては太陽電池セルの受光面側である表面が
示されており、図5(B)においてはそのセルの裏面が
示されている。このような太陽電池セルは、一般に12
5mm×125mmの面積と300μmの厚さを有して
いる。そのような太陽電池セルの薄い半導体基板を補強
するために好ましい補強膜パターン56のストライプ幅
は約10mmであり、その厚さは0.1mmから0.3
mmの範囲内にあることが好ましく、0.2mm以上で
あることがより好ましい。補強膜パターン56に関する
これらの好ましい数値は、本発明者らが太陽電池セルお
よび太陽電池モジュールの製造工程において試験的に補
強したセルを流し、製造歩留りが向上しかつ補強材料の
使用量が少なくなる最適値を求めた結果である。
p型シリコンウェハ51の受光面側にn型ドーピングを
行なってから反射防止膜52を形成し、その上にバスバ
ー電極53とグリッド電極54を形成する。ウエハ51
の裏面側には、そのほぼ全領域上に裏面電極55が形成
される。そして、本発明においては、裏面電極55上
に、さらに補強膜パターン56が形成される。
装置の一例を模式的な平面図で示している。図6におい
ては、太陽電池セルである基板1に対して良好な濡れ性
を有する補強膜パターンを描く場合が示されている。
板1は、供給アーム8によって回転テーブル9上のポジ
ション10に供給される。基板1がポジション10に供
給されれば回転テーブル9が回転し、基板1が線引きポ
ジション11に移動させられる。線引きポジション11
においては、駆動装置12に装着されたIJP(インク
ジェットプリンタ)13が塗布パターン枠2を線引きす
る。この塗布パターン枠2を線引きする液材は、基板1
に対する補強膜用塗料の濡れ性を低下させるものであ
る。なお、駆動装置12は固定アームに対して直交する
ように装着された可動アームを有し、IJPはその可動
アームに装着されている。そして、可動アームは固定ア
ームにそって移動可能で、IJPは可動アームにそって
移動可能である。
テーブル9が再び回転することによって、基板1は補強
膜用塗料の吐出ポジション14に移動させられる。塗料
吐出ポジション14においては、駆動装置15が塗料吐
出ノズル16を移動させ、補強膜用UV塗料3が塗布パ
ターン枠2内に吐出される。なお、ここでの駆動装置1
5と吐出ノズル16との関係は、前述の駆動装置12と
IJP13との関係と同様である。
対して良好な濡れ性を有しているので、基板1上で短時
間で広がり始める。しかし、補強膜用UV塗料3の濡れ
性は塗布パターン枠2によって低下させられるので、そ
の補強膜用UV塗料3の広がりはパターン枠の線2を超
えることなく停止する。そして、塗布パターン枠2内の
みにおいて補強膜用UV塗料3が広がり、0.1mm以
上の安定した膜厚で正確な補強膜パターンを描くことが
できる。
び回転し、基板1が排出ポジション17に移動させられ
る。基板1が排出ポジション17に移されれば、その基
板1は排出アーム18によって後工程ポジション19に
払出されて、後工程に送られる。
装置の他の例を模式的な平面図で示している。図7にお
いては、太陽電池セルである基板4に対して低い濡れ性
を有する補強膜パターンを描く場合が示されている。
板4は、供給アーム8によって回転テーブル9上のポジ
ション10に供給される。基板4がポジション10に供
給されればテーブル9が回転し、基板4は供排ポジショ
ン20に移動させられる。供排ポジション20に移され
た基板4は、供排アーム21によってスクリーン印刷機
22へ供給される。スクリーン印刷機22においては、
基板4上に形成されるべき補強膜用UV塗料6のパター
ンと同じパターンで、濡れ性改善用塗料5が数十μm程
度の薄い厚さで印刷される。
1によってスクリーン印刷機22から排出されて供排ポ
ジション20に戻される。基板4がスクリーン印刷機2
2から供排ポジション20に戻されれば、再びテーブル
9が回転し、基板4は塗料吐出ポジション14に移動さ
せれる。
装置15によって塗料吐出ノズル16が移動し、濡れ性
改善用塗料5の領域上に補強膜用UV塗料6が吐出され
る。吐出された補強膜用UV塗料6は、濡れ性改善用塗
料5上で素早く広がり始める。しかし、補強膜用UV塗
料6は濡れ性改善用塗料5上では良好な濡れ性を有して
いるが、基板4に対しては低い濡れ性しか有していな
い。したがって、濡れ性改善用塗料5上だけで補強膜用
UV塗料6は広がり、その補強膜用UV塗料6は0.1
mm以上の安定した膜厚で正確な塗布パターンを描くこ
とができる。
び回転し、基板4が排出ポジション17に移動させられ
る。基板1が排出ポジション17に移されれば、その基
板4は排出アーム18によって後工程ポジション19に
払出されて、後工程に送られる。
ト印刷またはスクリーン印刷によって形成したパターン
枠と補強膜用塗料との間の濡れ性の悪さを利用して補強
膜用厚膜パターンを形成する場合には、パターン枠用の
第1の液状物質が乾燥して硬化した後に、補強膜用厚膜
を形成するための第2の液状物質を供給することが好ま
しい。このようにパターン枠の硬化前と硬化後の濡れ性
の違いを利用すれば、パターン枠用の第1の液状物質と
して速乾性インクまたは一般的な熱硬化性樹脂なども用
いることができる。
ン印刷によって形成した濡れ性改善用薄膜パターンを利
用して濡れ性の悪い補強膜用厚膜を形成する場合には、
濡れ性改善用の第3の液状物質が硬化しないうちに補強
膜用厚膜を形成するための第4の液状物質を供給するこ
とが好ましい。すなわち、第3の液状物質が硬化しない
状態ではその第3の液状物質と第4の液状物質との間の
濡れ性がより良好であり、第3液状物質が乾燥して硬化
した後は第4の液状物質との濡れ性が低下するからであ
る。
液状物質の厚膜を形成する場合には、第3の液状物質と
第4の液状物質は同一の材料、たとえば組成がほとんど
同じ紫外線硬化型塗料であることが好ましい。そうする
ことによって、第3の液状物質の薄膜と第4の液状物質
の厚膜との間の密着性が向上し、特に第4の液状物質に
よる厚膜を薄い基板の機械的強度を高める補強材料とし
て用いるような場合により効果的になる。なお、第4の
液状物質は所望の膜厚を得るのに適した粘度を持つよう
に調整することができる。
パターンは種々に変更することができ、たとえば間隔を
あけて複数のパターン枠を形成してそれらの枠内に補強
膜用厚膜を形成したり、濡れ性改善用薄膜の複数を間隔
をあけて形成し、それらの薄膜上に補強膜用厚膜を形成
するなどの種々の変更が可能である。
割れやすい基板の取り扱い中の割れを低減することによ
って、その基板を利用する製品の信頼性を低下させるこ
となく製造コストを下げることができる。特に、太陽電
池セルに用いられる半導体基板を薄くしても太陽電池セ
ルやモジュールの製造工程におけるセル割れを低減する
ことができ、太陽電池セルやモジュールの信頼性を低下
させることなく製造コストを下げることができる。
成方法を説明するための模式平面図である。
するための模式的平面図である。
方法を示す模式平面図である。
するための模式的平面図である。
を示す模式的平面図である。
装置を示す模式的平面図である。
膜形成装置を示す模式的平面図である。
枠、3 基板1に対して良好な濡れ性を有する補強膜用
UV塗料、4 基板、5 濡れ性改善用塗料、6 基板
4に対して低い濡れ性を有する補強膜用UV塗料、7
供給ポジション、8 供給アーム、9 回転テーブル、
10 ポジション、11 線引きポジション、12 駆
動装置、13 インクジェットプリンタ、14 塗料吐
出ポジション、15 駆動装置、16 塗料吐出ノズ
ル、17 塗料吐出ポジション、18 排出アーム、1
9 後工程ポジション、20 供排ポジション、21
供排アーム、22 スクリーン印刷機、51 太陽電池
セル基板、52 反射防止膜、53 バスバー電極、5
4 グリッド電極、55 裏面電極、56 補強膜パタ
ーン。
Claims (12)
- 【請求項1】 基板上の所定領域に補強膜を形成する方
法であって、 前記所定領域の外側に第1の液状物質で第1の膜を形成
する工程と、 前記基板に対しては濡れ性がよくかつ前記第1の膜に対
しては濡れ性が悪い第2の液状物質で補強膜となる第2
の膜を前記第1の膜の内側の前記所定領域に形成する工
程とを含むことを特徴とする補強膜形成方法。 - 【請求項2】 前記第1の膜が硬化した後に前記第2の
液状物質を供給することを特徴とする請求項1に記載の
補強膜形成方法。 - 【請求項3】 前記第2の膜は前記第1の膜より厚く形
成されることを特徴とする請求項1または3に記載の補
強膜形成方法。 - 【請求項4】 前記第1液状物質はインクまたは塗料で
あり、前記第2の液状物質は紫外線硬化型塗料であるこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載の
補強膜形成方法。 - 【請求項5】 基板上の所定領域に補強膜を形成する方
法であって、 前記所定領域に第3の液状物質で第3の膜を形成する工
程と、 前記基板に対しては濡れ性が悪くかつ前記第3の膜に対
しては濡れ性がよい第4の液状物質で補強膜となる第4
の膜を前記第3の膜の全領域上に形成する工程とを含む
ことを特徴とする補強膜形成方法。 - 【請求項6】 前記第3の膜が硬化する前に前記第4の
液状物質を供給することを特徴とする請求項5に記載の
補強膜形成方法。 - 【請求項7】 前記第3の膜はスクリーン印刷により形
成されることを特徴とする請求項5または6に記載の補
強膜形成方法。 - 【請求項8】 前記補強膜は0.1mm以上の厚さに形
成されることを特徴とする請求項1から7のいずれかの
項に記載の補強膜形成方法。 - 【請求項9】 前記基板は半導体からなることを特徴と
する請求項1から8のいずれかの項に記載の補強膜形成
方法。 - 【請求項10】 基板上の所定領域に補強膜を形成する
装置であって、 前記所定領域の外側に第1の液状物質で第1の膜を印刷
する印刷装置と、前記基板に対しては濡れ性がよくかつ
前記第1の膜に対しては濡れ性が悪い第2の液状物質で
補強膜となる第2の膜を前記第1の膜の内側の前記所定
領域に形成する吐出装置とを含むことを特徴とする補強
膜形成装置。 - 【請求項11】 基板上の所定領域に補強膜を形成する
装置であって、 前記所定領域に第3の液状物質で第3の膜を形成する印
刷装置と、 前記基板に対しては濡れ性が悪くかつ前記第3の膜に対
しては濡れ性がよい第4の液状物質で補強膜となる第4
の膜を形成する吐出装置とを含むことを特徴とする補強
膜形成装置。 - 【請求項12】 請求項9に記載の補強膜形成方法によ
って補強された半導体基板を含むことを特徴とする太陽
電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002032769A JP3910075B2 (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | 太陽電池用基板上に補強膜を形成する方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003234490A true JP2003234490A (ja) | 2003-08-22 |
JP3910075B2 JP3910075B2 (ja) | 2007-04-25 |
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JP (1) | JP3910075B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009054748A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール、太陽電池、及びこれらの製造方法 |
WO2014196089A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社エヌ・ピー・シー | 太陽電池セルの移載装置及び移載方法 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032769A patent/JP3910075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2014196089A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社エヌ・ピー・シー | 太陽電池セルの移載装置及び移載方法 |
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