JP2003233386A - 音声合成方法、音声合成装置および音声合成プログラム - Google Patents

音声合成方法、音声合成装置および音声合成プログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載容量の限られた携帯電子機器等におい
て、大規模の音声データベースを利用する場合と同様の
高品質な音声合成を可能にする。 【解決手段】 端末側に小規模のローカル音声データベ
ース120を用意し、テキスト情報で示される音韻列と
音律情報に従って音声素片データを選択する。そして、
このローカル音声データベース120から選択された音
声素片データが予め定めた適合度を満足するかどうか判
定し、満足する場合には、該音声素片データをそのまま
選択する。一方、満足しない場合には、ネットワーク2
を介して遠隔地の大規模・大容量音声データベース5か
ら、適切な音声素片データをダウンロードする。このよ
うにして、ローカル音声データベース120から選択さ
れた音声素片データあるいは遠隔地の音声データベース
5からダウンロードされた音声素片データを用いて音声
を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力テキストで示
される音韻列と韻律情報に対応して、音声データベース
から適切な音声片データを選択して順に接続することに
より音声を合成する音声合成方法および装置、並びにそ
のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の音声合成技術においては、近
年、大容量な記憶装置の使用コストの低下に伴って、数
十分から数時間に及ぶ音声データをそのまま大容量の記
憶装置に蓄積して、入力されたテキストで示される音韻
列及び韻律情報に応じて最適の音声素片を選択し、それ
を適切に変形し接続することで、高品質な音声を合成す
る音声合成装置も提案されている(例えば、特許276
1552号)。
【0003】このような音声合成装置では、入力テキス
トに対して高品質な合成音声を出力することが可能であ
るが、大容量の音声データとそれを格納する記憶装置が
必要なため、搭載容量の限られた小型の携帯用電子機器
(例えば、携帯情報端末(PDA)や携帯電話等)に搭
載するのは困難である。
【0004】また、クライアント・サーバ方式により、
クライアントからサーバへテキストデータを送信し、サ
ーバ側に装備した大容量のデータベースを利用して音声
合成して、音声信号をクライアント側が受信する方式も
あるが、その場合は送受信のために時間が掛かり、特に
現状のインタネット等では合成音声の送信には問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、搭載容量の限られた携帯電子機器等においても大容
量の音声データベースを利用するのと同様な高品質な音
声合成の実現を可能とすることにある。また、本発明の
第2の目的は、携帯電子機器等でクライアント・サーバ
方式によりサーバ側で音声合成し、音声信号を送受信す
る場合よりも、格段に応答時間を短縮することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、端末側に小規
模・小容量のローカル音声データベースを用意し、テキ
スト情報で示される音韻列と音律情報に従って該ローカ
ル音声データベースから音声素片データを選択する。そ
して、このローカル音声データベースから選択された音
声素片データが予め定めた適合度を満足するかどうか判
定し、満足する場合には、該音声素片データをそのまま
選択する。一方、ローカル音声データベースから音声素
片データが選択されないか、選択されても適合度を満足
しない場合には、ネットワークを介して遠隔地の大規模
・大容量の音声データベースから、前記音韻列と韻律情
報に従って適切な音声素片データをダウンロードする。
このようにして、前記ローカル音声データベースから選
択された音声素片データあるいは前記遠隔地の音声デー
タベースからダウンロードされた音声素片データを用い
て音声を合成する。これにより、端末側に大規模・大容
量の音声データベースを搭載しなくても、高品質な音声
合成が可能になる。
【0007】また、本発明では、遠隔地の音声データベ
ースからダウンロードした音声素片データを、ローカル
音声データベースに追記して保持するか、該ローカル音
声データベースとは別の音声素片データ用キャッシュメ
モリに保持し、以後、このダウンロードした音声素片デ
ータを端末側で選択できるようにする。これにより、音
声合成の応答時間の短縮も可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。まず、図1に本発明の音
声合成装置を利用したシステム全体の概念図を示す。図
1において、ユーザ端末1はPDA、携帯電子、PHS
などの総称である。該ユーザ端末1には、小規模・小容
量のローカル音声データベース120を内蔵した音声合
成装置(例えば音声合成モジュール)100が搭載され
ている。一方、センタ3側には大規模・大容量の音声デ
ータベース5が設置されている。ユーザは、受信メー
ル、その他、テキスト情報を音声で聴く場合、音声合成
装置100を利用する。音声合成装置100は、テキス
ト情報を入力し、その音韻列と韻律情報に従ってローカ
ル音声データベース120から音声素片データを選択し
て音声を合成する。この音声合成の実行中に、センタ3
から、音声素片データのダウンロードが必要になった場
合、ネットワーク2を介して、ユーザ端末1をセンタ3
に接続する。ユーザ端末1とセンタ3の間をネットワー
ク2を介して接続する方法として、例えばネットワーク
2としてインターネットを利用するのであれば、携帯電
話やPHSのパケット通信網を利用した接続方法があ
り、ネットワーク2としてLANを利用するのであれば
無線LANを利用した接続方法などがある。ユーザ端末
1は、必要な音声素片データのリクエストをセンタ3側
の受付けサーバ4に送信する。受付けサーバ4は、LA
Nで接続された大容量データベース5を利用して音声素
片データの検索を行い、検索した最適な音声素片データ
をリクエスト元であるユーザ端末1に送信する。ユーザ
端末1の音声合成装置100は、受信した音声素片デー
タを利用して音声合成を実行する。
【0009】なお、図1では、受付けサーバ4と大容量
データベース5は別となっているが、同一の機器で構成
してもよい。その場合、LANは特に必要はない。
【0010】次に、本発明にかかる音声合成装置および
音声合成方法の二、三の実施例について詳しく説明す
る。
【0011】〔実施例1〕図2は本発明の音声合成装置
の第1の実施例を示す構成図である。図2において、音
声合成装置100は、テキスト解析部101、韻律生成
部102、音声素片選択部103、適合度判定部10
4、合成部105、データ送受信制御部106、音声素
片記憶制御部107、テキスト解析辞書110及びロー
カル音声データベース120から構成される。なお、図
2では、入力されたテキスト情報、それに対応する音韻
列および韻律情報、音声素片データ等を一時的に記憶す
るメモリ(作業用メモリ)は省略してある。また、音声
合成装置100が、PDAや携帯電話等に搭載して利用
される場合、PDAや携帯電話等の本来の通信機能がデ
ータ送受信制御部106を兼ねることになる。
【0012】図3に、センタ3側の大容量音声デーベー
ス5と音声合成装置100内のローカル音声データベー
ス120の構成例を示す。図1のセンタ3側の大容量音
声データベース5とローカル音声データベース120の
相違は、蓄積するデータ量だけである。例えば、センタ
3側の大容量音声データベース5に蓄積されている音声
素片データ中の基本的なもののみを音声合成装置100
内のローカル音声データベース120が保持するように
する。あるいは、例えば国語辞書内の見出語中の音韻連
接の統計をとり、出現頻度が高いもの(例えば上位10
00程度)をローカル音声データベース120が保持す
るようにする。なお、音韻連接の出現頻度に関しては、
例えば特開平1−44498号公報に詳しく記載されて
いる。
【0013】図4は、図2の実施例1に対応する本発明
の音声合成方法のフローチャートの一例である。以下、
図4に従って図2の実施例1の動作を説明する。
【0014】テキスト情報が入力されると(ステップ1
001)、テキスト解析部101でテキスト解析を行
い、音韻列とアクセントを決定する(ステップ100
2)。具体的には、テキスト解析部102では、テキス
ト解析辞書110を参照して、テキスト情報について係
り受けや品詞解析などの形態素解析、漢字かな変換、ア
クセント処理を行い、音韻列(音韻記号列)とアクセン
トを決定する。
【0015】次に、音韻列とアクセントに基づいて、韻
律生成部102により、韻律情報を決定する。音韻情報
にはピッチパタン(平均F0、F0の傾斜等)、各音素
毎の時間長パタン、振幅パタン等が含まれる。韻律生成
部102では、良く知られているように、所定の生成規
則やテーブル等を参照して必要な韻律情報を生成する。
【0016】次に、音声素片選択部103において、音
韻列と韻律情報に従って、ローカル音声データベース1
20から最適な音声素片データを選択し(ステップ10
03)、適合度判定部104にて、この選択された音声
素片データの適合度を求め、予め定めた閾値を満足する
かどうかを判定する(ステップ1004)。
【0017】音声素片データの適合度は、例えば、次の
ようにして求める。ローカル音声データベース120は
図3に示す構成として、韻律情報(目標)の前音韻環境
をP 、後音韻環境をS、平均F0をFA、F0傾
斜をFS、時間長をDとし、選択された音声素片デ
ータの前音韻環境をP、後音韻環境をS、平均F0
をFA、F0傾斜をFS、時間長をD、音韻a、
bの異なり度合いを求める関数をDP(a、b)とする
と、適合度は、 適合度=α×DP(P,P)+α×DP(S,S) +αfa×|FA−FA|DP(S,S) +αfs×|FS−FS|+α×|D−D| …(1) と表わすことができる。ここで、α,α,αfs
αfs,αは適当な重み関数である。また、DP
(a,b)の1例は、音韻a,bの平均的なスペクトル
(ベクトル)をSP,SPとしたときDP(a,b)
=|SP−SP|のような関数である。
【0018】適合度判定部104では、例えば、上記
(1)式により適合度を計算し、該適合度が、予め定め
た閾値より小さい場合、ローカル音声データベース12
0から選択された音声素片データを適合と判断して、該
音声素片データを最終的に選択する。一方、ローカル音
声データベース120から音声素片データが選択されな
いか、あるいは、選択されても適合度が閾値以上の場合
には、不適合と判断する、この不適合と判断された場
合、適合度判定部104はデータ送受信制御部106を
起動し、音韻列と韻律情報を渡す。
【0019】データ送受信制御部106は、まず、ネッ
トワーク2を介してセンタ3に接続し(ステップ100
8)、次に、音韻列と韻律情報をセンタ3に送信して、
音声素片データの選択を依頼し(ステップ1009)、
センタ3にて大容量音声データベース5を用いて選択さ
れた音声素片データ及びその付属情報をネットワーク2
を介して受信する(ステップ1010)。データ送受信
制御部106では、このセンタ2から受信(ダウンロー
ド)した音声素片データを適合度判定部104に送り、
適合度判定部104では、この音声素片データを最終的
に選択する。
【0020】さらに、データ送受信制御部106は、セ
ンタ2から受信(ダウンロード)した音声素片データ及
びその付属情報を音声素片記憶制御部107に送る。音
声素片記憶制御部107では、この音声素片データ及び
その付属情報をローカル音声データベース120に追加
して記憶する(ステップ1011)。
【0021】次に、音韻列に対応した全ての音声素片デ
ータが選択されたかを判定し(ステップ1005)、全
ての音声素片が選択されない場合は、ステップ1003
から処理を繰り返す。この時、音声素片選択部103で
は、ローカル音声データベース120に新たに追記され
た音声素片データがあれば、それを含めて最適な音声素
片データを選択することが可能になる。
【0022】ステップ1005で全ての音声素片データ
が選択されたと判定された場合、合成部105におい
て、全ての音声素片データを韻律情報に応じて韻律変形
し、韻律変形された音声素片データをそれぞれ接続する
ことにより音声を合成する(ステップ1007)。これ
は従来と同様であるので(例えば、特許第276155
2号)、具体的な説明は省略する。
【0023】〔実施例2〕図5に本発明の音声合成装置
の第2の実施例を示す。図5において、図2の構成と異
なる点は、音声素片キヤッシュメモリ130を追加し、
音声素片記憶制御部107にて、センタ3から受信(ダ
ウンロード)された音声素片データとその付属情報を該
音声素片キヤッシュメモリ120に蓄積するようにした
ことである。したがって、音声素片選択部103では、
以後、ローカル音声データベース120及び音声素片キ
ヤッシュメモリ130の両方を使用して最適な音声素片
データを選択することができる。
【0024】本実施例2は、例えばローカル音声データ
ベース120がROMで実装されて、新たな音声素片デ
ータを追加できない場合に有効である。なお、音声素片
キヤッシュメモリ130のデータは、装置の主電源をオ
フする毎に消去するか(使用のたびに消去する)、ある
いは、補助電源等の使用で、主電源をオフしても消去し
ないようにするか、いずれでもよい。
【0025】図5の実施例2に対応する本発明の音声合
成方法のフローチャートは、基本的に図4と同様である
ので省略する。相違点は、図4のステップ1011にお
いて、実施例1ではセンタ2から受信した音声素片デー
タの記憶先がローカル音声データベース120であった
のが、実施例2では音声素片キヤッシュメモリ130に
なるだけである。
【0026】図6は、本発明の音声合成装置をコンピュ
ータ上に構築する場合の概念的な構成を示すブロック図
である。図6において、音声合成装置100は、プログ
ラムに基づき処理を実行するとともに各構成要素を制御
するCPU210、プログラム及び途中の処理結果等を
格納するメモリ220、音声素片データ及び辞書、その
他のファイル等を格納するデータ蓄積装置230、ネッ
トワークを介してホストとデータを送受信するためのデ
ータ送受信制御手段240(図2、図5のデータ送受信
側制御部100)などを具備する。また、必要に応じ
て、音声素片キャッシュメモリ250を付加してもよ
い。特に小型の携帯機器においては、データ蓄積装置2
30は書き換え可能な磁気ディスク等ではなくROMで
実装されることがあり、その場合は、音声素片キャッシ
ュメモリ250が必須となる。
【0027】なお、図2や図5で示した装置における各
部の一部もしくは全部の処理機能をコンピュータのプロ
グラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用い
て実行して本発明を実現することができること(図
6)、あるいは、図4で示したような処理手順をコンピ
ュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピ
ュータに実行させることができることは言うまでもな
い。また、コンピュータでその処理機能を実現するため
のプログラム、あるいは、コンピュータにその処理手順
を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが
読み取り可能な記録媒体、例えば、FDや、MO、RO
M、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディス
クなどに記録して、保存したり、提供したりすることが
できるとともに、インターネット等のネットワークを通
してそのプログラムを配布したりすることが可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によれば、必要に応じてネ
ットワークを介してホスト側の大容量の音声データベー
スにアクセスすることで、搭載容量の限定された端末側
に小容量のローカル音声データベースを搭載しても高品
質な音声合成が可能になる。また、端末側に、ネットワ
ークを介してホストからダウンロードした音声素片デー
タを保存するためのメモリ領域を用意することで、応答
時間の短縮も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声合成装置を使用したシステム全体
の概念図である。
【図2】本発明による音声合成装置の第1の実施例の構
成図である。
【図3】音声データベースの構成例を示す図である。
【図4】本発明による音声合成方法のフローチャート例
である。
【図5】本発明による音声合成装置の第2の実施例の構
成図である。
【図6】本発明による音声合成装置をコンピュータで実
現する場合の構成図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末 2 ネットワーク 3 センタ 4 受付けサーバ 5 大容量音声データベース 100 音声合成装置 101 テキスト解析部 102 韻律生成部 103 音声素片選択部 104 適合度判定部 105 合成部 106 データ送受信制御部 107 音声素片記憶制御部 110 テキスト解析辞書 120 ローカル音声データベース 130 音声素片キヤッシュメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト情報で示される音韻列と韻律情
    報に対応して、音声データベースから音声素片データを
    選択して音声を合成する音声合成方法において、 前記音韻列と韻律情報に従って小規模のローカル音声デ
    ータベースから音声素片データを選択し、 前記ローカル音声データベースから選択された音声素片
    データが予め定めた適合度を満足するかどうか判定し、 前記適合度を満足する場合には、前記ローカル音声デー
    タベースから選択された音声素片データをそのまま選択
    し、 前記適合度を満足しない場合には、ネットワークを介し
    て遠隔地の音声データベースから、前記音韻列と韻律情
    報に従って適切な音声素片データをダウンロードし、 前記ローカル音声データベースから選択された音声素片
    データあるいは前記遠隔地の音声データベースからダウ
    ンロードされた音声素片データを用いて音声を合成す
    る、 ことを特徴とする音声合成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声合成方法において、
    前記遠隔地の音声データベースからダウンロードされた
    音声素片データを、前記ローカル音声データベースに保
    存し、以後、前記保存された音声素片データを選択でき
    るようにしたことを特徴とする音声合成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の音声合成方法において、
    前記遠隔地の音声データベースからダウンロードされた
    音声素片データを、前記ローカル音声データベースとは
    別の音声素片データ用キャッシュメモリに保存し、以
    後、前記ローカル音声データベースと前記音声素片デー
    タ用キャッシュメモリを用いて音声素片データを選択す
    ることを特徴とする音声合成方法。
  4. 【請求項4】 テキスト情報で示される音韻列と韻律情
    報に対応して、音声データベースから音声素片データを
    選択して音声を合成する音声合成装置において、 小規模の音声素片データを記憶するローカル音声データ
    ベースと、 前記音韻列と韻律情報に従って前記ローカル音声データ
    ベースから音声素片データを選択する手段と、 前記ローカル音声データベースから選択された音声素片
    データが予め定めた適合度を満足するかどうか判定する
    手段と、 前記適合度を満足する場合には、前記ローカル音声デー
    タベースから選択された音声素片データをそのまま選択
    する手段と、 前記適合度を満足しない場合には、ネットワークを介し
    て遠隔地の音声データベースから、前記音韻列と韻律情
    報に従って適切な音声素片データをダウンロードする手
    段と、 前記ローカル音声データベースから選択された音声素片
    データあるいは前記遠隔地の音声データベースからダウ
    ンロードされた音声素片データを用いて音声を合成する
    手段と、 を有することを特徴とする音声合成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3に記載の音声合成方法を
    コンピュータで実行するための音声合成プログラム。
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