JP2003233370A - 楽器支持具、楽器装具用保持具、専用係止部付楽器、楽器支持具用クランプ台、楽器支持具用敷物及び楽器支持具用椅子 - Google Patents

楽器支持具、楽器装具用保持具、専用係止部付楽器、楽器支持具用クランプ台、楽器支持具用敷物及び楽器支持具用椅子

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JP2003233370A
JP2003233370A JP2002034985A JP2002034985A JP2003233370A JP 2003233370 A JP2003233370 A JP 2003233370A JP 2002034985 A JP2002034985 A JP 2002034985A JP 2002034985 A JP2002034985 A JP 2002034985A JP 2003233370 A JP2003233370 A JP 2003233370A
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support
locking
chair
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Toshihiko Uchida
俊彦 内田
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10GREPRESENTATION OF MUSIC; RECORDING MUSIC IN NOTATION FORM; ACCESSORIES FOR MUSIC OR MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. SUPPORTS
    • G10G5/00Supports for musical instruments
    • G10G5/005Supports for musical instruments while playing, e.g. cord, strap or harness

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Abstract

(57)【要約】 【課題】体の負担にならずに理想的な演奏姿勢をとるこ
とができるとともに、楽器を動かすことによって楽器が
脱落しやすいという不安なしに楽器の動きをある程度の
範囲で自在にコントロールできるように支持することに
よって快適な弾きやすさを得ることができる楽器支持具
を得るにある。 【解決手段】椅子や床に立てられる楽器支持具本体と、
この楽器支持具本体の上方に設けられた、支持される楽
器に備えてある楽器側係止部を係止するフックや、抜け
止め付フックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、抜
け止め付穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッパ
ー付ワイヤーや、切れ込みの入った帯などからなる支持
具側係止部とで楽器支持具を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏時に体で保持
される楽器において、演奏する際の奏者の楽器を保持す
るための体の負担を軽減し、理想的な演奏姿勢を得るた
めに使用する楽器支持具と、この楽器支持具を使用する
ための係止部を得るために必要に応じて楽器に取り付け
られる楽器装具用保持具と、該楽器支持具を使用するた
めの専用の係止部を備えた専用係止部付楽器、椅子や台
に取り付け該楽器支持具を保持することができる楽器支
持具用クランプ台、椅子や床の上に敷かれ該楽器支持具
を保持することができる楽器支持具用敷物、該楽器支持
具を保持することができる楽器支持具用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人間工学に基づいた道具や器具の
開発の流れにあって楽器演奏の分野においても奏者の体
の筋、骨格系障害の防止や、さらなる演奏性の向上のた
めの楽器の保持方法への新しい提案が望まれている。
【0003】従来、演奏時に体で保持される楽器におい
て、演奏時に両手を自由にするためや、体で保持しにく
い形状や、大きさや、重さの楽器のために肩からストラ
ップを吊り下げて楽器を保持する方法がある。
【0004】また、従来のギターの支持具においては、
例えば実開平5−38693号公報で開示されている支
持具がある。該支持具の構成は、床板と、この床板に直
立した、長さを調節可能な支柱と、この支柱上方に設け
られた上部に吸盤を有する台板と、この台板と前記支柱
が二軸からなる自在継ぎ手によって連結されることから
なっている。そして前記支持具を使用するにあたって
は、奏者の足の間もしくは、足の外側に立てられ、ギタ
ーを前記吸盤で固定し、支柱の長さを変化させることに
よってギターの高さを調節する。また、ギターの傾斜角
度も二軸からなる自在継ぎ手によって調節できるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の肩から吊り下げ
るストラップは肩に負担が掛かるとゆう欠点があった。
【0006】また、実開平5−38693号公報で開示
されているギター支持具については次に列挙する欠点が
ある。
【0007】(1)吸盤によるギターの固定は、ギター
に動きが加わる場合や、重いエレクトリックギターなど
重量のあるギターの場合、特に脱落の危険がある。
【0008】(2)吸盤によるギターの取り付けは、着
脱を繰り返すことによる劣化が著しく長期に亘ってギタ
ーとの良好な係合性を維持することができない。
【0009】(3)吸盤によるギターの取り付けは、瞬
間的な操作でスムーズに剥がすことができない。
【0010】(4)ギターに吸盤の取り付けが可能な位
置の範囲は、ギターの形状、重量バランス及びギターの
指板上の高音部での奏法上の手の動きを阻害しないこと
などの条件によって限定されるのであるが、またさらに
支持具を立てることのできる場所も奏者の足の位置によ
って限定される。また、支柱は構造上、直立しているた
め、この支柱の立ち上がる垂線上にギターの吸盤取り付
け位置がくることになり、例えば座った演奏姿勢の場
合、奏者の腿の真上にこのギターの吸盤取り付け位置を
もってくることはできない、したがって、奏者がとりう
る演奏姿勢に対する上記の限定的な要因のために奏者
は、奏者自身にとって必ずしも理想的な演奏姿勢を得る
ことができない。
【0011】(5)自在継ぎ手によって構造が複雑にな
りコスト高になる。
【0012】(6)平らな床板を有するため、椅子の座
面が曲面になっている場合は、この座面に安定して立て
るのは困難である。
【0013】(7)各部位の構成上、第三者から見て使
用時の楽器支持具の露出部分が多く、その分だけ奏者と
楽器の外観を損なってしまう。
【0014】さらに本発明においては、従来のギター支
持具で問題とされなかった次の点を問題としている。そ
れは、奏者が従来のギター支持具を用いることによって
ギターを保持する位置を完全に固定してしまうために、
あるいはギターとギター支持具の係合部の脱落の不安か
ら、奏者の方に多少なりとも体の動きに楽器を追従させ
て体を動かしたいという欲求がある場合でも固定的な演
奏姿勢を強いられる結果となっている点である。これま
でこの点が問題とされなかったのは、ギターの演奏にお
いてギター支持具の使用が必須のものではなく、奏者が
ギターを動かす自在性を優先する場合にはストラップに
よってギターを保持するか、あるいは座っての演奏であ
れば補助的な器具を何も用いなくても演奏することがで
き、またそれが本来の伝統的な演奏スタイルであるため
であろう。
【0015】本発明は以上のような従来の欠点及び実状
に鑑み、体の負担にならずに理想的な演奏姿勢をとるこ
とができるとともに、楽器を動かすことによって楽器が
脱落しやすいという不安なしに楽器の動きをある程度の
範囲で自在にコントロールできるように支持することに
よって快適な弾きやすさを得ることができ、かつ楽器の
着脱が瞬間的な操作でできるとともに、その操作を繰り
返しても長期的に確実に係止することができ、かつ構造
をシンプルにすることにより安価に製造することがで
き、さらにできるだけ楽器の背後に隠れるなど外観上、
第三者が見ても目障りにならずに使用することができる
楽器支持具を提供することを目的としている。
【0016】また、本発明は前記楽器支持具を使用する
ための係止手段を持たない楽器に係止部を備えるため
に、楽器を傷つけることなく容易に取り外しのできる楽
器装具用保持具を提供することを目的としている。
【0017】また、本発明は前記楽器支持具を使用する
ための係止部を備えた専用係止部付楽器を提供すること
を目的としている。
【0018】また、本発明は前記楽器支持具を保持する
ための保持部を備えた、椅子や台に容易に着脱できる楽
器支持具用クランプ台を提供することを目的としてい
る。
【0019】また、本発明は椅子の座面の上や、床の上
に敷かれ、その上に奏者自身の体重を掛けることのでき
る、前記楽器支持具を保持するための保持部を備えた楽
器支持具用敷物を提供することを目的としている。
【0020】また、本発明は前記楽器支持具を保持する
ための保持部を備えた楽器支持具用椅子を提供すること
を目的としている。
【0021】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のような構成をしている。
【0023】請求項1に係わる発明によれば、椅子や床
に立てられる楽器支持具本体と、この楽器支持具本体の
上方に設けられた、支持される楽器に備えてある楽器側
係止部を係止するフックや、抜け止め付フックや、突起
や、抜け止め付突起や、穴や、抜け止め付穴や、リング
や、ストッパー付紐や、ストッパー付ワイヤーや、切れ
込みの入った帯などからなる支持具側係止部とからなる
楽器支持具。
【0024】請求項3に係わる発明によれば、請求項
1、2いずれか記載の発明において、前記楽器支持具本
体の下部が突起状や棒状などに形成され、椅子や床との
接触部分にゴムや樹脂などの滑りにくい弾性体からなる
滑り止め部を有することからなる楽器支持具。
【0025】請求項4に係わる発明によれば、請求項1
ないし3のいずれか記載の発明において、使用時に前記
楽器支持具本体が、奏者が様々な演奏姿勢をとる際にこ
の奏者の体の妨げとならないように、かつ該奏者の奏法
上の手の動きを妨げないように、かつ第三者から見て前
記支持具側係止部に係止される楽器の背後に隠れるよう
に棒状や、板状などの曲がり部分を有するように形成さ
れていることからなる楽器支持具。
【0026】また、本発明は次のような構成をしてい
る。請求項8に係わる発明によれば、ギター胴体の背面
に着脱可能に取り付けられ、請求項1ないし7のいずれ
か記載の発明の楽器支持具の支持具側係止部を係止する
フックや、抜け止め付フックや、突起や、抜け止め付突
起や、穴や、抜け止め付穴や、リングや、ストッパー付
紐や、ストッパー付ワイヤーや、切れ込みの入った帯な
どからなる保持具側係止部を備えた、取り付けられるギ
ター胴体背面のネックヒール付近で交差し一体化された
二組のクランプとからなる楽器装具用保持具本体と、こ
の楽器装具用保持具本体の二組のクランプのそれぞれの
前記ギター胴体のくびれ部分側の一端を前記ギター胴体
のくびれ部分の両側一方ずつにそれぞれ掛ける際にその
間に挟まれるクランプ連結当てブロックと、前記楽器装
具用保持具本体の二組のクランプのそれぞれもう一方の
一端を前記ギター胴体と前記ネックヒール部の接する境
目部分の両側に掛ける際にその間に挟まれるクランプ当
てブロックと、前記ギター胴体のくびれ部分の両側に前
記クランプ連結当てブロックを介して掛け渡される補助
クランプとからなる楽器装具用保持具。
【0027】また、本発明は次のような構成をしてい
る。請求項11に係わる発明によれば、請求項1ないし
7のいずれか記載の発明の楽器支持具の支持具側係止部
を係止するフックや、抜け止め付フックや、突起や、抜
け止め付突起や、穴や、抜け止め付穴や、リングや、ス
トッパー付紐や、ストッパー付ワイヤーや、切れ込みの
入った帯などからなる専用の楽器側係止部を有する楽器
からなる専用係止部付楽器。
【0028】また、本発明は次のような構成をしてい
る。請求項12に係わる発明によれば、椅子や台に取り
付けられる締め付け機構を有するクランプベース部と、
このクランプベース部と一体化され、請求項8を除く請
求項1ないし9のいずれか記載の発明の楽器支持具の楽
器支持具本体下部と接続される穴や突起を有する保持部
とからなる楽器支持具用クランプ台。
【0029】また、本発明は次のような構成をしてい
る。請求項13に係わる発明によれば、椅子や床の上に
敷かれ、その上に奏者自身の体重を掛けることによって
その位置が保持されるゴムや、樹脂や、繊維や、フェル
トや、革や、ビニールや、金属などからなるシート状に
形成されたベース部と、このベース部に取り付けられ
た、請求項8を除く請求項1ないし9のいずれか記載の
発明の楽器支持具の下部と接続される穴や突起を有する
保持部とからなる楽器支持具用敷物。
【0030】また、本発明は次のような構成をしてい
る。請求項15に係わる発明によれば、請求項8を除く
請求項1ないし請求項9のいずれか記載の発明の楽器支
持具の下部を接続する穴や、突起を設けた座部を有する
椅子からなる楽器支持具用椅子。
【0031】上記のように構成された楽器支持具は、係
止箇所自体が脱落の危険なく支持する楽器の動きの支点
となることができるとともに、その最下端も支持する楽
器の動きの支点となることができ、かつ該支持する楽器
の重量を受けることができることから該支持する楽器に
奏者の体との接触面から掛けられる力によって該支持す
る楽器の動きを奏者がある程度、回転させたり、傾けた
りして自在にコントロールできるように支持することが
できる。また、上記の係止手段を採用することにより、
瞬間的な操作で着脱することができ、長期に亘って確実
な係止性を維持できる。また、曲がり部を有することか
ら、奏者が様々な演奏姿勢をとる際に奏者の体の妨げに
ならないように前記楽器支持具を椅子や床に立てること
が可能になるとともに奏者の奏法上の手の動きを妨げな
いようにすることもでき、かつ第三者が奏者を見た時に
できるだけ楽器本体と奏者の体の背後に隠れるようにす
ることができる。
【0032】上記のように構成された楽器装具用保持具
は、前記楽器支持具を使用するための係止部を備えてい
ないギターに取り付けられることによって前記楽器支持
具を使用できるようにすることができる。
【0033】上記のように構成された専用係止部付楽器
は、楽器側係止部を設けていることによって前記楽器支
持具を使用することができる。
【0034】上記のように構成された楽器支持具用クラ
ンプ台は、支持する楽器側係止部と楽器支持具の立って
いる位置の位置関係から前記支持する楽器の重量バラン
スが不安定な位置で係止せざるえない場合においても、
前記楽器支持具との接続箇所が回転自在な状態で、前記
楽器支持具が倒れたり立っている位置がずれたりしない
ように前記楽器支持具を使用できるようにすることがで
きる。
【0035】上記のように構成された楽器支持具用敷物
は、奏者の座る椅子の座面が多少、曲面を有していて
も、また支持する楽器側係止部と楽器支持具の立ってい
る位置の位置関係から前記支持する楽器の重量バランス
が不安定な位置で係止せざる得ない場合においても、前
記楽器支持具との接続箇所が回動自在な状態で、前記楽
器支持具が倒れたり立っている位置がずれたりしないよ
うに前記楽器支持具を使用できるようにすることができ
る。
【0036】上記のように構成された楽器支持具用椅子
は、支持する楽器側係止部と楽器支持具の立っている位
置の位置関係から前記支持する楽器の重量バランスが不
安定な位置で係止せざるえない場合においても、前記楽
器支持具との接続箇所が回動自在な状態で、前記楽器支
持具が倒れたり立っている位置がずれたりしないように
前記楽器支持具を使用できるようにすることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により、
本発明を詳細に説明する。
【0038】図1ないし図4の本発明の楽器支持具第1
の実施例において、1は本発明の楽器支持具で、この楽
器支持具1は例えば図2ないし図4に示されているよう
にエレクトリックベース7を座っての演奏する時に使用
することができ、楽器支持具本体2とその下端に取り付
けられた滑り止め部5とで構成されている。
【0039】前記楽器支持具本体2の形状は図1に示さ
れているように下端から直立部分、弧状の曲がり部分、
この曲がりの向きにほぼ直角に折り曲げられたアーム部
4、アーム部4の先端の係止部フック3とからなり、例
えば金属製の管材等で形成されている。
【0040】また、前記係止部フック3は図2ないし図
4に示されているように、奏者の肩からストラップを下
げて楽器を吊り下げるために必要なストラップとの係止
部として前記エレクトリックベース7に備えられている
ストラップボタン8を引っ掛けられるように形成されて
いる。
【0041】また、前記アーム部4は前記エレクトリッ
クベース7の胴体の側面部に位置している前記ストラッ
プボタン8を係止するためにほぼ直角に折り曲げられる
ように形成されている。
【0042】また、前記弧状の曲がり部分は、前記奏者
10の奏法上、前記エレクトリックベースの指板上の高
音部での左手の動きを妨げないように、かつ第三者が前
記奏者10を見た時に前記エレクトリックベース7と前
記奏者10の間にできるだけ楽器支持具本体が隠れるよ
うに形成され、また、本来ストラップボタンの取り付け
られている位置というものは、ストラップボタンと奏者
の肩から下げられたストラップとが係止された時に楽器
と奏者の位置関係が良好になるように決められているた
め、ストラップの使用時に奏者を正面から見た場合、奏
者の左肩の真下にストラップボタンが位置することにな
り、前記楽器支持具1の使用時にも、前記ストラップボ
タン8と前記係止部フック3と前記奏者10の左肩の位
置関係がストラップの使用時と同様になるのが望まし
く、したがって前記係止部フック3の位置を前記楽器支
持具1が立てられる椅子の座面上の位置の垂直上よりも
前記奏者10の左肩の真下の方まで延長されるように形
成されている。
【0043】また、前記滑り止め部5は、例えばゴム等
の滑りにくく接触面を傷つけない弾性体の材料からな
り、前記楽器支持具本体2の管の内側に差し込み部6が
差し込まれ取り付けられる。
【0044】上記のように構成された楽器支持具1は、
奏者10の座る椅子9の座面上や床の上に立てられ、ス
トラップボタン8を係止部フック3に引っ掛けて、奏者
10の左腕をエレクトリックベース7の胴体の上に軽く
のせることによってエレクトリックベース7を奏者10
が安定して保持することができ、使用することができ
る。この楽器支持具1を使用時、奏者10はエレクトリ
ックベース7を保持しつつ、ストラップボタンと係止部
フック3の係止箇所と、この楽器支持具1と椅子9ある
いは床との接触箇所を支点としてある程度の範囲で回転
させたり、傾けたりして動かすことができ、かつその動
きを自在にコントロールできる状態にある。
【0045】ストラップボタン8と係止部フック3の着
脱は引っ掛けたり、はずしたりすることによって瞬間的
に容易に行うことができる。
【0046】なお、上記の本発明の楽器支持具第1の実
施例では、楽器支持具本体2の材を金属製の管として、
該楽器支持具本体2の下端の管の内側に滑り止め部5の
差し込み部6を差し込んで取り付けるように図示した
が、本発明はこれに限らず、楽器支持具本体2の材にグ
ラスファイバーや、プラスティックや、硬質樹脂や、木
や、金属などをを用いてソリッドな棒状や、板状や、管
状に形成しても良く、また、滑り止めの取り付けにおい
てもスクリュー止めや、ボルト止めや、接着剤や、両面
接着テープ等の接着具や、該楽器支持具1の外側に滑り
止め部を差し込むなどの方法によってされても良い。
【0047】また、前記楽器支持具本体2の表面には、
楽器と前記楽器支持具本体2が接触して相互に傷がつい
たり、ノイズが発生したりしないように必要に応じてゴ
ムや樹脂等の弾性体材が取り付けられても良い。
【0048】また、前記楽器支持具本体2は必要に応じ
て、図1ないし図4において図示されたよりも全長を長
くして床に立てるように形成しても良い。
【0049】また、前記楽器支持具1の構成を持った楽
器支持具を使用することができる楽器は図示されたエレ
クトリックベースに限らず、エレクトリックギターや、
アコースティックギター等のネックを有する撥弦楽器の
内、楽器の胴体側面に係止部フック3によって係止可能
な係止部を備えた撥弦楽器に使用することができる。
【0050】次に図5ないし図34に示す本発明の異な
る実施例につき説明する。なお、これらの本発明の異な
る実施例の説明に当たって、前記本発明の楽器支持具第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0051】図5または図6の本発明の楽器支持具第2
の実施例において、前記本発明の楽器支持具第1の実施
例と主に異なる点は、楽器支持具本体12の弧状の曲が
り部分の弧の向きに沿った方向に係止部穴13が形成さ
れているとともに、前記楽器支持具本体12の先端部に
切り込み部16とねじ部17とチャックソケット15か
らなるチャック式の締め付けによって前記係止部穴13
を備えた伸縮アーム部が伸縮可能に接続されている点
で、このように形成された楽器支持具11は、例えば図
示されているアコースティックギター20のように胴体
背面部に係止部を備えたネックを有する撥弦楽器を支持
することができるとともに、奏者10に対して支持する
楽器の位置を水平方向に調節することができ、さらには
前記支持する楽器の係止部を前記係止部穴13に引っ掛
けたりはずしたりすることにより、瞬間的に容易に着脱
することができる。
【0052】図7の本発明の楽器支持具第3の実施例に
おいて、前記本発明の楽器支持具第2の実施例と主に異
なる点は、楽器支持具本体22の先端部に、伸縮アーム
部24を伸縮可能に締め付け固定するための手締めボル
ト30が取り付けられているとともに、係止部の抜け止
めのために前記伸縮アーム部24に形成された穴28に
スプリング27とつまみ26の付いた押し棒25が仕込
まれている点で、このように形成された楽器支持具本体
22と伸縮アーム部24と係止部抜け止め付穴23を用
いた楽器支持具21にしても前記本発明の楽器支持具第
2の実施例と同様な作用効果が得られるとともに、係止
部の着脱は前記つまみ26を左右にスライドさせること
によって行うことができる。
【0053】図8の本発明の楽器支持具第4の実施例に
おいて、本発明の楽器支持具第2の実施例と異なる点
は、楽器支持具本体32の先端部に、伸縮アーム部34
を伸縮可能に締め付け固定するための二本の手締めボル
ト30がスライドするスライド用開口部36が形成され
ているとともに、前記伸縮アーム部34には前記手締め
ボルト30のための雌ねじが二箇所設けられ、さらには
前記伸縮アーム部34の開口部37に取り付けられた、
切れ込み35が形成された革材や、合成革材や、ビニー
ル材等などからなる係止部帯33を形成している点で、
このように形成された楽器支持具本体32と伸縮アーム
部34と係止部帯33を用いた楽器支持具31にしても
本発明の楽器支持具第2の実施例と同様な作用効果が得
られる。
【0054】図9,図10,図11の本発明の楽器支持
具第5の実施例において、前記本発明の楽器支持具第1
の実施例と主に異なる点は、楽器支持具本体42の下部
に形成された溝44に補助アーム本体39の突起40が
はめられ、前記補助アーム本体39と一体化されたバン
ド43と手締めボルト30によって前記楽器支持具本体
42に締め付け固定される補助アーム38を設けている
とともに、前記楽器支持具本体42の下部にチャック式
の締め付けによって着脱可能に延長支柱45が接続固定
される点で、このように構成された楽器支持具41は例
えばエレクトリックベース7を支持する場合、エレクト
リックベース7の胴体を載せた補助アーム38を上下さ
せることによって前記エレクトリックベース7の傾斜角
度を調節し、この傾斜角度を保持したまま立って演奏す
ることができる。また、延長支柱を取り外せば座っての
演奏に使用することができる。
【0055】図12,図13,図14,図16,図17
の本発明の楽器装具用保持具第1の実施例において、4
7は本発明の楽器支持具用の楽器装具用保持具で、楽器
装具用保持具47は、ストラップボタンが備わっていな
いアコースティックギター等の楽器に取り付けることに
よって、楽器支持具の係止部に対応する係止部を設ける
ためのものである。
【0056】前記楽器装具用保持具47の構成は図12
からよりよく理解されるように、支持具側係止部を係止
するための選択的に係止可能な四箇所の引っ掛けられる
凹部が形成された係止部穴49を備えた楽器装具用保持
具本体48と、この楽器装具用保持具本体48の二箇所
の雌ねじ部54側端部に一個ずつ差し込まれたエルボ5
1と、この二個のエルボ51のボルト差し込み口53か
ら一本ずつ差し込まれ、前記雌ねじ部54にねじこまれ
たボルト52と、雌ねじ部54側の端部にエルボ51と
ボルト52が前記楽器装具用保持具本体48の雌ねじ側
端部と同様に接続されたL型バー50と、このL型バー
50の前記エルボ51と前記楽器装具用保持具本体48
に接続された前記エルボ51のそれぞれの端部が差し込
まれた差し込み穴56を有する連結当てブロック55
と、前記L型バーの前記エルボ51が接続されていない
方の側の端部と前記楽器装具用保持具本体48に接続さ
れたもう一方の前記エルボ51の端部が差し込まれた差
し込み穴56を有するもう一個の連結当てブロック55
と、前記楽器装具用保持具本体48の二個の前記エルボ
51が接続されない側のほぼ直角に折り曲げられた二箇
所の端部がそれぞれ差し込まれた差し込み穴56を有す
る二個の当てブロック57とからなる。
【0057】前記楽器装具用保持具本体48と前記L型
バー50と前記エルボ51と前記ボルト52は金属材で
形成されるが、できるだけ軽量であることが望ましく、
例えばグラスファイバー等の軽量な材料を用いても良
い。前記連結当てブロック55と前記当てブロック57
は、楽器に傷がつかないように樹脂によって形成される
が、これに限らずゴム等の弾性体からなる材や、金属
や、グラスファイバー等で形成し、その表面にゴムや、
樹脂や、ビニールや、コルクや、革などを固着させたも
のでも良い。
【0058】前記楽器装具用保持具47の各部材は、で
きるだけ目立たないように、取り付けられる楽器と同系
色に仕上げられるのが望ましい。
【0059】上記のように構成された楽器装具用保持具
47は図13からよりよく理解されるように、例えばク
ラシックギター58の胴体背面部59に取り付けられ
る。取り付け方法は当てブロック57が前記胴体背面部
59とネックヒール部60の境目に、連結当てブロック
55が胴体くびれ部61にそれぞれくるように前記楽器
装具用保持具47がセットされ、この時、前記当てブロ
ック57と前記連結当てブロック55のそれぞれのつば
62によって前記楽器装具用保持具47の金属材からな
る部位が直接、前記クラシックギター58に接触しない
ようにし、ボルト52を締めることによって固定され
る。
【0060】上記のように取り付けられた楽器装具用保
持具47は、例えば図13に図示されている楽器支持具
63や、図16に図示されている楽器支持具75などの
ような係止部突起65を有する楽器支持具によって係止
でき支持されることができる。
【0061】図13ないし図16の本発明の楽器支持具
第6の実施例において前記本発明の楽器支持具第1の実
施例と主に異なる点は、楽器支持具本体64の上部を傾
斜した直線状に形成するとともに、先端部に楽器側係止
部突起65を形成し、かつ下端に滑り止めが取り付けら
れてない点で、このように形成された楽器支持具本体6
4を用いた楽器支持具63は図14に示されている延長
支柱67や、図15または図16に示されている楽器支
持具用敷物69や、図18に示されている楽器支持具用
クランプ台77や、図25に示されている楽器支持具用
敷物119や、図27に示されている楽器支持具用敷物
123や、図29に示されている楽器支持具用椅子13
5などに接続されて立てられ、例えば図13に示されて
いる係止部穴49のように引っ掛けられる凹部を形成し
た係止部を備えた楽器を係止し、支持することができ、
かつ係止部の着脱も、引っ掛けたりはずしたりすること
により瞬間的に容易に行うことができる。
【0062】図14の本発明の楽器支持具第7の実施例
において前記本発明の楽器支持具第6の実施例と主に異
なる点は、楽器支持具本体64の下部にS字に曲げられ
たように形成された延長支柱67が接続された点で、こ
のように構成された楽器支持具66は床に立てられ、例
えば楽器装具用保持具を取り付けたクラシックギター5
8を支持することができる。
【0063】なお、延長支柱本体68には必要に応じて
高さを調節するための伸縮部を設けても良い。
【0064】図15および図16の本発明の楽器支持具
用敷物第1の実施例において、69は本発明の楽器支持
具用敷物で、この楽器支持具用敷物69は突起付ボルト
74が貫通する穴71が五箇所設けられ、例えば幅40
0mm、奥行き350mm、厚み3mmのゴム材で形成
されたベース部70と、このベースの穴71と雌ねじ7
3の中心が一致するようにそれぞれ五箇所に固着された
角ナット72と、この角ナット72の上面から楽器支持
具の下部が差し込まれる円柱の突起が突き出るように選
択的に一箇所の前記角ナット72に取り付けられる一本
の突起付ボルト74とで構成されている。
【0065】上記のように構成された楽器支持具用敷物
69は、例えば図16に示されているように、五箇所の
角ナット72の内、前列中央の角ナット72に突起付ボ
ルト74が取り付けられ、椅子9の上に敷かれ、次に奏
者10が、前記楽器支持具用敷物69の上に座り、次に
クラシックギター58に取り付けられた楽器装具用保持
具47を係止し、支持する楽器支持具63の管状の下端
を前記突起付ボルト74の突起に差し込み接続させるこ
とによって前記楽器支持具63を立てて使用することが
できる。
【0066】なお、前記角ナット72は必要に応じて何
箇所設けても良く、例えば必要な位置に一箇所設けるだ
けでもよい。
【0067】また、本実施例では角ナット72と突起付
ボルト74を用いて楽器支持具63を接続する構成を図
示したが、本発明はこれに限らず、前記角ナット72の
用いられる位置に前記楽器支持具63の下端を差し込む
ことのできる内径の穴を設けた保持部を形成し、この保
持部に前記楽器支持具63の下端を接続させるように構
成しても良い。
【0068】また本実施例では接続される楽器支持具と
して楽器支持具63を図示したが、本発明ではこれに限
らず、滑り止め部5を取り外した楽器支持具で接続部が
適合すれば使用することができるとともに、必要に応じ
て五箇所の前記角ナット72の中から接続できる位置を
選択できる。
【0069】図17、図18の本発明の楽器支持具第8
の実施例において、前記本発明の楽器支持具第7の実施
例と主に異なる点は、楽器支持具本体76がS字に曲げ
られたように形成され、該楽器支持具本体76の立ち上
がる下部の位置が奏者10の両腿の外側にくるように前
記楽器支持具本体76の下端が楽器支持具用クランプ台
77によって保持される点で、このように形成された楽
器支持具75は、奏者10がスカートをはいている場合
など何らかの理由で腿と腿の間に楽器支持具を立てるこ
とを避ける場合にそれを避けることができ使用できる。
【0070】図17、図18の本発明の楽器支持具用ク
ランプ台の実施例において、77は本発明の楽器支持具
用クランプ台で、この楽器支持具用クランプ台77は、
L型に折り曲げられた板状に金属材等で形成され座金8
4と締め付けボルト83が取り付けられたクランプベー
ス部80と、このクランプベース部80に四本のスクリ
ュー81によって取り付けられる保持ブロックA面86
と、スクリュー81のための四つの予備穴を有する保持
ブロックC面88と他の三面からなる立方体に金属材等
で形成された保持ブロック78とで構成されている。
【0071】なお、前記楽器支持具用クランプ台77と
椅子9との接触面には椅子を傷つけないようにフェルト
や、コルクや、ゴムや、樹脂などを取り付けても良い。
【0072】上記のように構成された楽器支持具用クラ
ンプ台77は、椅子9の脚部に取り付けられ、差し込み
穴79に楽器支持具本体76の下端を差し込むことによ
って立たせることができ、前記楽器支持具本体76との
接続箇所が回動自在な状態で前記楽器支持具75が倒れ
たり、立っている位置がずれたりしないように前記楽器
支持具75を使用することができる。
【0073】なお、本実施例では保持ブロック78に穴
の差し込み穴79を設けたものについて記述したが、本
発明はこれに限らず、図18の中で図示されているよう
に保持ブロックC面88に楽器支持具本体76の下端を
差し込むことのできる突起部85を設け、保持ブロック
B面87をクランプベース部80に取り付けた楽器支持
具用クランプ台89を椅子9の座部を支える桟に取り付
け使用しても良い。
【0074】また、楽器支持具用クランプ台77,89
は必要に応じて椅子の脚や、桟や、座面の縁などに取り
付け手も良く、いずれの場合も保持ブロックC面88が
上面となるように保持ブロック78をクランプベース部
80にスクリュー81によって取り付けられる。
【0075】また、楽器支持具用クランプ台77、89
は楽器支持具75に限らずそれぞれの接続部の形状が対
応する楽器支持具であれば使用しても良い。
【0076】また、楽器支持具用クランプ台77、89
は必要に応じて丸棒状の脚に固定できるように保持ブロ
ック78と座金84の形状をその脚に対応するように形
成したり、クランプベース部80を用いないでボルト付
のバンドやホースバンドを形成したりして締め付け部と
して構成しても良い。
【0077】図19の本発明の楽器装具用保持具第2の
実施例において前記本発明の楽器装具用保持具第1の実
施例と主に異なる点は、楽器支持具本体91に楽器支持
具との係止部としてストラップボタン8が取り付けられ
ている点で、このように形成された楽器装具用保持具は
係止部フック3や係止部穴13などのストラップボタン
8を係止することが可能な係止部を有する楽器支持具に
よって支持されることができる。
【0078】図20、図21の本発明の専用係止部付楽
器第1の実施例において95は本発明の専用係止部付楽
器で、この専用係止部付楽器95は、例えば220mm
の間隔で形成された二つの係止部突起65を有する楽器
支持具92によって係止され、支持されることができる
エレクトリックベースであって、構成の詳細は次のよう
になる。
【0079】半径110mmの円弧上に楽器支持具92
の上側係止部突起65がスライドできるように一つの開
口部として連なった係止凹部1A97と係止凹部1B9
9と係止凹部1C101と係止凹部1D103が9度の
間隔に配列されるように金属板で形成された係止部穴9
4と、前記楽器支持具92の下側係止部突起65がスラ
イドできるように一つの開口部として連なった半径11
0mmの円弧上に係止凹部2A98と係止凹部2B10
0と係止凹部2C102と係止凹部2D104が9度の
間隔に配列されるように金属板で形成された係止部穴1
07とを、前記専用係止部付楽器エレクトリックベース
95のほぼ重心に位置する胴体背部106の表面上に本
実施例における説明のために仮定的に図示された中心点
96を中心にして前記専用係止部付楽器エレクトリック
ベース95の長手方向の中心線から時計回りに51度の
半径110mmの円弧上に前記係止凹部1A97、78
度のところに前記係止凹部1D103が位置するように
前記係止部94を、261度のところに前記係止凹部2
A98、288度のところに前記係止凹部2Dが位置す
るように前記係止部107を、それぞれ前記係止部突起
65を引っ掛けるためのつば部分が入り込むための溝1
05を前記専用係止部付楽器エレクトリックベース95
の胴体背部に形成した上に取り付けることによって構成
される。
【0080】上記のように構成された専用係止部付楽器
エレクトリックベース95は、係止凹部1A97と係止
凹部2A98、あるいは係止凹部1B99と係止凹部2
B100、あるいは係止凹部1C101と係止凹部2C
102、あるいは係止凹部1D103と係止凹部2D1
04のいずれかの組み合わせで楽器支持具92によって
係止され支持されることによって、床に対しての楽器の
傾斜角度を四段階、選択的に選んで支持されることがで
き、かつ立った姿勢での演奏においても安定した保持を
可能にすることができる。
【0081】なお、本実施例ではエレクトリックベース
に係止部94と107を設け、楽器支持具92によって
支持される専用係止部付楽器エレクトリックベース95
について記述、図示したが、本発明はこれに限らず、寸
法や角度を変更して他の形状のエレクトリックベース
や、エレクトリックギター等の楽器などに用いるように
構成しても良い。
【0082】また、二つの係止部65によって係止され
る二つの係止凹部の組み合わせは何通りにできるように
構成しても良く、係止凹部を用いずに、ストラップボタ
ンや吊り金具を用いることができるように構成しても良
い。
【0083】図20、図21の本発明の楽器支持具第9
の実施例において、前記本発明の楽器支持具第5の実施
例と主に異なる点は、楽器支持具本体93が直管状で、
二つの係止部突起65を220mmの間隔で二箇所に有
するように形成されている点で、このように構成された
楽器支持具92は、例えば専用係止部付楽器エレクトリ
ックベース95を、床と滑り止め部5の接触面を支点と
してある程度の範囲で回動させたり、傾斜させたりして
動かすことができ、その動きを自在にコントロールでき
る状態で支持することができる。
【0084】なお、本実施例では専用係止部付楽器エレ
クトリックベース95の二箇所の係止凹部を係止する構
成の楽器支持具92を図示したが、本発明はこれに限ら
ず、前記楽器支持具本体93の上側係止部65を設けず
に下側係止部65から上方を楽器支持具本体2のように
弧状にし、その先端に係止部フック3を有するアーム部
4を形成して、前記専用係止部付楽器エレクトリックベ
ース95のストラップボタン8と係止部穴107を係止
できるように構成しても良い。
【0085】また、前記専用係止部付楽器エレクトリッ
クベース95に限らず他の形状のエレクトリックベース
やエレクトリックギター等に使用できるように、寸法を
変更する、あるいは前記楽器支持具本体93の二つの係
止部の間隔を伸縮可能にするためにスライド部を設け固
定できるようにするなどして構成してもよい。
【0086】図22の本発明の専用係止部付楽器第2の
実施例において、前記本発明の専用係止部付楽器第1の
実施例と主に異なる点は、例えばクラシックギターなど
のストラップボタン8を備えていないアコースティック
ギターに楽器側係止部としてピン状に金属材あるいは木
材で形成された係止部突起108を胴体背面部59のネ
ックヒール部60寄りに取り付けた点で、このように構
成された専用係止部付楽器110は、支持具側係止部が
前記係止部108に対応する係止部を備えた楽器支持具
によって係止され支持されることができる。
【0087】また、図22に示されているように前記係
止部突起108は、例えばリングとスクリューが一体化
された係止部穴109などを取り付けても良く、取り付
ける場所も、例えば前記専用係止部付楽器の側面部11
1の前記ネックヒール部60よりに取り付けられても良
い。
【0088】図23,図24の本発明の専用係止部付楽
器第3の実施例において、前記本発明の専用係止部付楽
器第2の実施例と主に異なる点は、例えばファゴットな
ど楽器の重心により上方に楽器側係止部を備えていない
管楽器に、この管楽器の重心より上方に係止部穴116
を形成した点で、このように形成された専用係止部付楽
器112のファゴットは、例えば楽器支持具114によ
って支持されることができる。
【0089】また、係止部穴116は、必要に応じてフ
ックや突起などの形状に形成されてもよい。
【0090】図23,図24の本発明の楽器支持具第1
0の実施例において、前記本発明の楽器支持具第1の実
施例と主に異なる点は楽器支持具本体115が、椅子9
の座面から奏者10の腿の上まで立ち上げられた直立部
分の上で奏者10の右側へ向かってほぼ直角になるよう
に円弧状に折り曲げられ、前記奏者10の腿の上を専用
係止部付楽器ファゴット112の上まで水平部分が横切
り、前記専用係止部付楽器ファゴット112が構えられ
る傾斜に沿うように円弧状に折り曲げられ、左手の奏法
上の操作を阻害しないように弧状に前記専用係止部付楽
器ファゴット112の係止部穴116まで伸びた傾斜部
分の先端に係止部フック3が、前記専用係止部付楽器フ
ァゴット112に対してほぼ直角方向に形成されている
点で、このように形成された楽器支持具114は専用係
止部付楽器ファゴット112に用いられる場合、楽器の
重心バランスを保った上で楽器の重量を受けることがで
き、前記本発明の楽器支持具第1の実施例と同様な作用
効果が得られる。
【0091】図25,図26の本発明の楽器支持具用敷
物第2の実施例において、前記本発明の楽器支持具用敷
物第1の実施例と主に異なる点は、例えば横幅150m
m、奥行き60mm、厚み2mmの金属板に形成された
ベース部120に楽器支持具1117の円柱の下部を差
し込む穴が形成された金属製の保持部121を取り付け
た点で、このように構成された楽器支持具用敷物119
は、楽器支持具117の下端を前記保持部121に差し
込むことによって、前記楽器支持具117を回動自在な
状態で保持することができるとともに、椅子9の座面と
奏者10の腿に挟まれることによって位置がずれないよ
うにすることができ、かつ必要に応じて設置する位置を
移動することができる。
【0092】なお、保持部121の穴に差し込める楽器
支持具であれば前記楽器支持具117に限らず用いるこ
とができる。
【0093】また、保持部121は管状の下端を有する
楽器支持具を接続できる突起状に形成されてもよい。
【0094】図25,図26の本発明の楽器支持具第1
1の実施例において前記本発明の楽器支持具第1の実施
例と主に異なる点は、サックス等の管楽器のストラップ
用の吊り金具113を係止するために楽器支持具本体1
18の弧状の曲がり部の先端に曲がりの向きにほぼ直角
の方向にフックが形成されている点で、このように形成
された楽器支持具117は、前記楽器支持具本体118
の下端が前記楽器支持具用敷物119の保持部121に
差し込まれ、接続される。
【0095】なお、前記楽器支持具117は前記楽器支
持具本体118の下端に滑り止め部5を取り付けること
によって、サックス等の管楽器を支持する楽器支持具と
して前記本発明の楽器支持具第1の実施例と同様の作用
効果が得られるようにしても良い。
【0096】図27,図28の本発明の楽器支持具用敷
物第3の実施例において、前記本発明の楽器支持具用敷
物第1の実施例と主に異なる点は、例えば幅400m
m、奥行き330mmで柔軟性があり、滑りにくいゴム
材等で形成されたベース部124の上に差し込み穴12
8を有する木材等で形成された五つの保持部127を五
箇所に選択的に用いることができるように取り付けら
れ、この五つの保持部127が取り付けられていない前
記ベース部124上の残りの部分にこの保持部127と
同じ厚みになるようにウレタンフォーム材等で形成され
たクッション部125を取り付け、前記保持部127と
前記ウレタンフォーム材の上を覆うように差し込み部1
28の穴が開けられた、例えば合成革等で形成された張
り地126を張ってある点で、このように構成された楽
器支持具用敷物123は、椅子9の上に敷かれ奏者10
が快適に座ることができ、楽器支持具129の下端を差
し込み穴128に差し込むことによって、前記楽器支持
具129の位置が動かないように、かつ回動自在な状態
で保持することができる。
【0097】なお、前記楽器支持具用敷物123は差し
込み穴128に対応する楽器支持具であれば前記楽器支
持具129に限らず用いることができる。
【0098】図27、図28の本発明の楽器支持具第1
2の実施例において、前記本発明の楽器支持具第11の
実施例と主に異なる点は、楽器支持具本体130の下端
が立ち上がる位置の垂直上よりもさらに前方に係止部フ
ック3が位置するように前記楽器支持具本体130が弧
状に曲げられ形成されている点で、このように形成され
た楽器支持具129は、楽器支持具用敷物123の差し
込み穴128に差し込まれ接続されることによって立て
られ、前記楽器支持具本体130の下端が立ち上がる位
置の垂直上よりもさらに前方でファゴット131の係止
部穴113を係止することができる。
【0099】なお、前記楽器支持具129は前記楽器支
持具用敷物123に限らず、前記楽器支持具用クランプ
台77や、前記楽器支持具用敷物69や、前記楽器支持
具用敷物119などに接続することができる。
【0100】図29の本発明の楽器支持具用椅子の実施
例において、135は楽器支持具用椅子で、この楽器支
持具用椅子135は楽器支持具本体139の下端が差し
込まれる五つの差し込み穴137を選択的に用いること
ができるように配置され形成された、例えば幅380m
m、奥行き380mmの座面136を有する高さ400
mmに木材等で形成され構成されている。
【0101】このように構成された楽器支持具用椅子1
35は差し込み穴137に楽器支持具138の下端を差
し込み、接続することによって楽器支持具138を回動
自在な状態で保持することができる。
【0102】図29の本発明の楽器支持具第13の実施
例において、前記本発明の楽器支持具第6の実施例と主
に異なる点は、係止部穴140が楽器側係止部であるス
トラップボタン8や、突起からなる係止部を引っ掛け係
止する凹部を一つの開口部の中に四つ形成し選択的に用
いることができるように構成されている点で、このよう
に構成された楽器支持具138は、前記ストラップボタ
ン8や、突起からなる係止部を胴体背面部に備えたネッ
クを有する撥弦楽器を支持することができる。
【0103】図30,図31の本発明の楽器支持具第1
4の実施例において、前記本発明の楽器支持具第1の実
施例と主に異なる点は、滑り止め部5を下端に取り付け
直管状に形成されたスライド支柱B144と、このスラ
イド支柱B144がスライドするように差し込まれ、こ
のスライド部分の長さを固定するための手締めボルト3
0が下端部に取り付けられ直管状に形成されたスライド
支柱A143と、このスライド支柱A143がスライド
するように差し込まれ、このスライド部分の長さを固定
するための手締めボルト30が下端部に取り付けられ直
管状に形成された楽器支持具本体142と、この楽器支
持具本体142の上端がほぼ直角に折り曲げられるよう
に形成されたアーム部146と、このアーム部146の
先端に形成された係止部抜け止め付フック145とから
構成されている点で、このように構成された楽器支持具
141はアコーディオン147に備えられているショル
ダーストラップ用吊り金具148を前記係止部抜け止め
付フック145で係止することによって奏者10が座る
椅子9の座面に立てて前記アコーディオン147を支持
することができ、この場合において前記本発明の楽器支
持具第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0104】なお、前記楽器支持具141は、スライド
支柱A143とスライド支柱B144を伸ばして床に立
て、奏者10が立って演奏することもできる。
【0105】図32の本発明の楽器支持具第15の実施
例において、前記本発明の楽器支持具第1の実施例と主
に異なる点は、楽器支持具本体150の先端部に形成さ
れた穴154に座金152と座金153によって取り付
けられる抜け止め機構を備えた突起155を金属材等か
らなる楽器支持具本体150の板状の先端部に形成され
た穴154に取り付けた点で、このように構成された楽
器支持具149はアコースティックギター20の胴体背
面部18に取り付けられているストラップボタン159
の差し込み穴157に差し込み、ボール156が引っ掛
かり溝158にはまることでロックされ回動自在な状態
で固定され、はずす際にはプッシュボタン151を押す
ことで前記ボール156が引っ込み、瞬間的な操作で引
き抜くことができる。
【0106】図33の本発明の楽器支持具第16の実施
例において、前記本発明の楽器支持具第10の実施例と
主に異なる点は、楽器支持具本体162の先端部が板状
に形成されているとともに穴164が形成され、さらに
は前記穴164にリングが取り付けられることによって
係止部リング163を構成している点で、このように構
成された楽器支持具161は係止部フック165を備え
た専用係止部付楽器ファゴット112の前記係止部フッ
ク165を係止し支持することができる。
【0107】図34の本発明の楽器支持具第17の実施
例において、前記本発明の楽器支持具第16の実施例と
主に異なる点は、楽器支持具本体167の先端部にL型
の切り込み部168が形成され、この切込み部の最深部
にパッキン169で被覆されたひもを挟み、前記切込み
部168を締め付け、前記紐が固定されることによって
係止部紐170を構成している点で、このように構成さ
れた楽器支持具166は、係止部フック165を備えた
専用係止部付楽器112のファゴットの前記係止部フッ
ク165を係止し支持することができる。
【0108】なお、前記係止部紐170は紐を用いずに
ワイヤーを用いても良い。
【0109】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0110】(1)椅子や床に立てられる楽器支持具本
体と、この楽器支持具本体の上方に設けられた、支持さ
れる楽器に備えてある楽器側係止部を係止するフック
や、抜け止め付フックや、突起や、抜け止め付突起や、
穴や、抜け止め付穴や、リングや、ストッパー付紐や、
ストッパー付ワイヤーや、切れ込みの入った帯などから
なる支持具側係止部とからなり、使用時には、奏者が前
記支持具側係止部に係止される楽器を、その係止箇所を
前記係止される楽器の動きの支点にしてある程度の範囲
で動かすことができ、かつその動きを自在にコントロー
ルすることを可能な状態に支持することができる。した
がって固定的な演奏姿勢を強いられずに体に負担の少な
いリラックスした快適な演奏性を得ることができる。
【0111】(2)前記(1)によって係止手段は引っ
掛けるだけである、あるいは引っ掛けに加えてワンタッ
チの操作による抜け止め機構を付属していることによっ
て楽器の着脱が瞬間的な操作でできる。
【0112】(3)前記(1)によって劣化しにくい係
止部を用いていることから着脱操作を繰り返しても長期
的に確実な係止ができる。
【0113】(4)請求項2は前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られるとともに、ストラップボタンや、ス
トラップのための吊り金具を備えた楽器であれば、既存
の状態のまま何も手を加えることなしに楽器支持具を使
用することができる。
【0114】(5)請求項3は前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られるとともに、楽器支持具自体もある程
度の範囲で回転させたり傾けたりできることから、動き
の自由度をさらに高めることができる。
【0115】(6)請求項4は前記(1)〜(3)およ
び(5)と同様な効果が得られるとともに、楽器支持具
本体が支持する楽器の形状や、演奏姿勢に応じた曲がり
部分を形成することによって、楽器支持具を用いての奏
者がとりうる演奏姿勢の範囲を拡げることができる。
【0116】(7)前記(6)によって奏者の奏法上の
手の動きを妨げない状態で使用することができるので演
奏性を向上させることができる。
【0117】(8)前記(6)によって第三者が奏者を
見たときにできるだけ楽器本体と奏者の体の間に楽器支
持具を隠れるようにすることができる。したがって楽器
支持具の使用によって視覚的にあまり不利にならないよ
うにすることができる。
【0118】(9)請求項5は前記(1)〜(3)およ
び(5)〜(8)と同様な効果が得られるとともに、楽
器支持具本体が立ち上げられる位置に対しての係止部の
位置を水平方向、あるいは傾斜方向へ調節できることに
よって楽器支持具をもちいての奏者がとりうる演奏姿勢
の範囲をさらに拡げることができる。
【0119】(10)請求項6は前記(1)〜(3)お
よび(5)〜(9)と同様な効果が得られるとともに、
補助アームによって楽器本体がサポートされることによ
り、たっての演奏においても楽器を安定して保持するこ
とができる。
【0120】(11)請求項7は前記(1)〜(3)お
よび(5)〜(10)と同様な効果が得られるととも
に、座って演奏するために設計された楽器支持具におい
ても延長支柱を接続することによって立っての演奏に用
いることができる。
【0121】(12)請求項8はストラップボタンを備
えていないアコースティックギターにおいても楽器装具
用保持具をギターに取り付けることによって楽器支持具
を使用することができる。したがって、ストラップボタ
ンを新たに取り付けるために楽器に穴を開けるなど加工
することなく、楽器支持具の使用を可能にすることがで
きる。
【0122】(13)請求項9は楽器と支持具の係止箇
所が二箇所になることによって楽器が保持される角度を
一定に保つことができるとともに、楽器支持具が楽器の
重量バランスを保った状態で楽器の重量を受け、立てら
れることによって、楽器の動きのある程度の自在性をも
得ることができる。したがって、快適な演奏性を得るこ
とができる。
【0123】(14)請求項10は楽器が二箇所以上の
楽器側係止部を備えることによって請求項9の楽器支持
具をしようすることができ、前記(13)の効果を得る
ことができる。
【0124】(15)請求項11は楽器に専用の係止部
を備えることによって楽器支持具を使用することができ
る。したがって、新たに楽器支持具の使用を前提とした
楽器の設計を可能にすることができる。
【0125】(16)請求項12は支持する楽器側係止
部と楽器支持具を立てる位置の位置関係のために前記支
持する楽器の重量バランスが不安定になる位置で係止せ
ざる得ない場合においても楽器支持具用クランプ台を用
いることによって安定した楽器の保持を可能にすること
ができる。
【0126】(17)請求項13は楽器支持具と接続さ
れることによって前記(17)と同様な効果が得られ
る。
【0127】(18)請求項14は楽器支持具と接続さ
れることによって前記(17)と同様な効果が得られ
る。
【0128】(19)請求項15は楽器支持具と接続さ
れることによって前記(17)と同様な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の楽器支持具第1の実施例を示す斜視
図。
【図2】本発明の楽器支持具第1の実施例と楽器との係
止部を示す斜視図。
【図3】本発明の楽器支持具第1の実施例と楽器、奏
者、椅子を示す正面図。
【図4】本発明の楽器支持具第1の実施例と楽器、奏
者、椅子を示す斜視図。
【図5】本発明の楽器支持具第2の実施例と楽器との係
止部を示す平面図。
【図6】本発明の楽器支持具第2の実施例と楽器、奏
者、椅子を示す斜視図。
【図7】本発明の楽器支持具第3の実施例と楽器との係
止部を示す斜視図。
【図8】本発明の楽器支持具第4の実施例と楽器との係
止部を示す斜視図。
【図9】本発明の楽器支持具第5の実施例を示す斜視
図。
【図10】本発明の楽器支持具第5の実施例の補助アー
ム部38と延長支柱45の接続部を示す斜視図。
【図11】本発明の楽器支持具第5の実施例と楽器、奏
者を示す正面図。
【図12】本発明の楽器装具用保持具第1の実施例を示
す斜視図。
【図13】本発明の楽器装具用保持具第1の実施例と楽
器支持具第6の実施例、楽器を示す斜視図。
【図14】本発明の楽器装具用保持具第1の実施例と楽
器支持具第7の実施例、楽器、奏者を示す正面図。
【図15】本発明の楽器支持具用敷物第1の実施例と楽
器支持具第6の実施例を示す斜視図。
【図16】本発明の楽器支持具用敷物第1の実施例と楽
器支持具第6の実施例と楽器装具用保持具第1の実施
例、楽器、奏者を示す正面図。
【図17】本発明の楽器支持具第8の実施例と楽器支持
具用クランプ台の実施例と楽器装具用保持具第1の実施
例、楽器、奏者を示す正面図。
【図18】本発明の楽器支持具用クランプ台の実施例と
楽器支持具第8の実施例接続部と椅子を示す斜視図。
【図19】本発明の楽器装具用保持具第2の実施例と楽
器を示す斜視図。
【図20】本発明の専用係止部付楽器第1の実施例と楽
器支持具第9の実施例を示す平面図。
【図21】本発明の専用係止部付楽器第1の実施例と楽
器支持具第9の実施例を示す側面図。
【図22】本発明の専用係止部付楽器第2の実施例を示
す斜視図。
【図23】本発明の専用係止部付楽器第3の実施例と楽
器支持具第10の実施例を示す斜視図。
【図24】本発明の専用係止部付楽器第3の実施例と楽
器支持具第10の実施例、楽器、奏者を示す斜視図。
【図25】本発明の楽器支持具用敷物第2の実施例と楽
器支持具第11の実施例を示す斜視図。
【図26】本発明の楽器支持具用敷物第2の実施例と楽
器支持具第11の実施例、楽器、奏者を示す斜視図。
【図27】本発明の楽器支持具用敷物第3の実施例と楽
器支持具第12の実施例を示す斜視図。
【図28】本発明の楽器支持具用敷物第3の実施例と楽
器支持具第12の実施例、楽器、奏者を示す斜視図。
【図29】本発明の楽器支持具用椅子の実施例と楽器支
持具第13の実施例を示す斜視図。
【図30】本発明の楽器支持具第14の実施例と楽器を
示す側面図。
【図31】本発明の楽器支持具第14の実施例と楽器、
奏者、椅子を示す正面図。
【図32】本発明の楽器支持具第15の実施例と楽器と
の係止部を示す斜視図。
【図33】本発明の楽器支持具第16の実施例と楽器と
の係止部を示す斜視図。
【図34】本発明の楽器支持具第17の実施例と楽器と
の係止部を示す斜視図。
【符号の説明】
1楽器支持具 2楽器支持具本体 3係止部フック 4アーム部 5滑り止め部 6差し込み部 7エレクトリックベース 8ストラップボタン 9椅子 10奏者 11楽器支持具 12楽器支持具本体 13係止部穴 14伸縮アーム部 15チャックソケット 16切れ込み部 17ねじ部 18胴体背面部 19ネックヒール部 20アコースティックギター 21楽器支持具 22楽器支持具本体 23係止部抜け止め付穴 24伸縮アーム部 25押し棒 26つまみ 27スプリング 28穴 29スライド用切れ込み 30手締めボルト 31楽器支持具 32楽器支持具本体 33係止部帯 34伸縮アーム部 35切込み 36スライド用開口部 37開口部 38補助アーム 39補助アーム本体 40突起 41楽器支持具 42楽器支持具本体 43バンド 44溝 45延長支柱 46延長支柱本体 47楽器装具用保持具 48楽器装具用保持具本体 49係止部穴 50L型バー 51エルボ 52ボルト 53ボルト差し込み口 54雌ねじ部 55連結当てブロック 56差し込み穴 57当てブロック 58クラシックギター 59胴体背面部 60ネックヒール部 61胴体くびれ部 62つば 63楽器支持具 64楽器支持具本体 65係止部突起 66楽器支持具 67延長支柱 68延長支柱本体 69楽器支持具用敷物 70ベース部 71穴 72角ナット 73雌ねじ 74突起付ボルト 75楽器支持具 76楽器支持具本体 77楽器支持具用クランプ台 78保持ブロック 79差し込み穴 80クランプベース部 81スクリュー 82予備穴 83締め付けボルト 84座金 85突起部 86保持ブロックA面 87保持ブロックB面 88保持ブロックC面 89楽器支持具用クランプ台 90楽器装具用保持具 91楽器装具用保持具本体 92楽器支持具 93楽器支持具本体 94係止部穴 95専用係止部付楽器エレクトリックベース 96中心点 97係止凹部1A 98係止凹部2A 99係止凹部1B 100係止凹部2B 101係止凹部1C 102係止凹部2C 103係止凹部1D 104係止凹部2D 105溝 106胴体背部 107係止部穴 108係止部突起 109係止部穴 110専用係止部付楽器アコースティックギター 111側面部 112専用係止部付楽器ファゴット 113ストラップ用吊り金具 114楽器支持具 115楽器支持具本体 116係止部穴 117楽器支持具 118楽器支持具本体 119楽器支持具用敷物 120ベース部 121保持部 122サックス 123楽器支持具用敷物 124ベース部 125クッション部 126張り地 127保持ブロック 128差し込み穴 129楽器支持具 130楽器支持具本体 131ファゴット 135楽器支持具用椅子 136座部 137差し込み穴 138楽器支持具 139楽器支持具本体 140係止部穴 141楽器支持具 142楽器支持具本体 143スライド支柱A 144スライド支柱B 145係止部抜け止め付フック 146アーム部 147アコーディオン 148ショルダーストラップ用吊り金具 149楽器支持具 150楽器支持具本体 151プッシュボタン 152座金 153座金 154穴 155突起 156ボール 157差し込み穴 158引っ掛かり溝 159ストラップボタン 160スクリュー 161楽器支持具 162楽器支持具本体 163係止部リング 164穴 165係止部フック 166楽器支持具 167楽器支持具本体 168切込み部 169パッキン 170係止部紐

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子や床に立てられる楽器支持具本体と、
    この楽器支持具本体の上方に設けられた、支持される楽
    器に備えてある楽器側係止部を係止するフックや、抜け
    止め付フックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、抜
    け止め付穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッパ
    ー付ワイヤーや、切れ込みの入った帯などからなる支持
    具側係止部とからなり、使用時には、奏者が前記支持具
    側係止部に係止される楽器を、その係止箇所を前記係止
    される楽器の動きの支点にしてある程度の範囲で動かす
    ことができ、かつその動きを自在にコントロールするこ
    とを可能な状態に支持するようにしてなることを特徴と
    する楽器支持具。
  2. 【請求項2】椅子や床に立てられる楽器支持具本体と、
    この楽器支持具本体の上方に設けられた、支持される楽
    器に備えてある、奏者が肩から下げるストラップを取り
    付けるためのストラップボタンや吊り金具などの係止部
    を係止するフックや、抜け止め付フックや、突起や、抜
    け止め付突起や、穴や、抜け止め付穴や、リングや、ス
    トッパー付紐や、ストッパー付ワイヤーや、切れ込みの
    入った帯などからなる支持具側係止部とからなり、使用
    時には、奏者が前記支持具側係止部に係止される楽器
    を、その係止箇所を前記係止される楽器の動きの支点に
    してある程度の範囲で動かすことができ、かつその動き
    を自在にコントロールすることを可能な状態に支持する
    ようにしてなることを特徴とする楽器支持具。
  3. 【請求項3】請求項1、2いずれか記載の発明におい
    て、前記楽器支持具本体の下部が突起状や棒状などに形
    成され、椅子や床との接触部分にゴムや樹脂などの滑り
    にくい弾性体からなる滑り止め部を有し、使用時には、
    奏者が前記支持具側係止部に係止される楽器の動きに連
    動させて、前期滑り止め部を支点としてある程度の範囲
    で回転したり、傾けたりすることを可能な状態に支持す
    るようにしてなることを特徴とする楽器支持具。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか記載の発明に
    おいて、使用時に前記楽器支持具本体が、奏者が様々な
    演奏姿勢をとる際にこの奏者の体の妨げとならないよう
    に、かつ該奏者の奏法上の手の動きを妨げないように、
    かつ第三者から見て前記支持具側係止部に係止される楽
    器の背後に隠れるように棒状や、板状などの曲がり部分
    を有するように形成されていることを特徴とする楽器支
    持具。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか記載の発明に
    おいて、前記楽器支持具本体の上部に水平方向あるいは
    斜め方向へ伸縮可能な接続手段によって固定される、前
    記支持具側係止部を有する伸縮アーム部を設けることを
    特徴とする楽器支持具。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか記載の発明に
    おいて、前記楽器支持具本体より奏者の前方方向へ突出
    するように形成され、着脱可能、かつ取り付け位置調節
    可能に前記楽器支持具本体に固定される補助アームを設
    けることを特徴とする楽器支持具。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか記載の発明に
    おいて、前記楽器支持具本体の下部に着脱可能に固定さ
    れ、椅子や床に立てられる延長支柱を設けることを特徴
    とする楽器支持具。
  8. 【請求項8】ギター胴体の背面に着脱可能に取り付けら
    れ、請求項1ないし7のいずれか記載の発明の楽器支持
    具の支持具側係止部を係止するフックや、抜け止め付フ
    ックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、抜け止め付
    穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッパー付ワイ
    ヤーや、切れ込みの入った帯などからなる保持具側係止
    部を備えた、取り付けられるギター胴体背面のネックヒ
    ール付近で交差し一体化された二組のクランプとからな
    る楽器装具用保持具本体と、この楽器装具用保持具本体
    の二組のクランプのそれぞれの前記ギター胴体のくびれ
    部分側の一端を前記ギター胴体のくびれ部分の両側一方
    ずつにそれぞれ掛ける際にその間に挟まれるクランプ連
    結当てブロックと、前記楽器装具用保持具本体の二組の
    クランプのそれぞれもう一方の一端を前記ギター胴体と
    前記ネックヒール部の接する境目部分の両側に掛ける際
    にその間に挟まれるクランプ当てブロックと、前記ギタ
    ー胴体のくびれ部分の両側に前記クランプ連結当てブロ
    ックを介して掛け渡される補助クランプとからなること
    を特徴とする楽器装具用保持具。
  9. 【請求項9】椅子や床に立てられる接触部分にゴムや樹
    脂などの滑りにくい弾性体からなる滑り止め部を有し、
    下部が突起状や棒状などに形成された楽器支持具本体
    と、この楽器支持具本体の上方に一箇所、その下方に一
    箇所設けられた、支持される楽器に備えてある楽器側係
    止部の内の二箇所の係止部を係止するフックや、抜け止
    め付フックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、抜け
    止め付穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッパー
    付ワイヤーや、切れ込みの入った帯などからなる支持具
    側係止部とからなり、使用時には、奏者が前記支持具側
    係止部に係止される楽器を、前記滑り止め部を前記係止
    される楽器の動きの支点にしてある程度の範囲で回転し
    たり、傾けたりすることができ、かつその動きを自在に
    コントロールすることを可能な状態に支持するようにし
    てなることを特徴とする楽器支持具。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の発明の楽器支持具の二
    箇所の支持具側係止部を係止するフックや、抜け止め付
    フックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、抜け止め
    付穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッパー付ワ
    イヤーや、切れ込みの入った帯などからなる二箇所以上
    の楽器側専用係止部、あるいは該楽器側専用係止部と請
    求項2に記載のストラップボタンや、吊り金具などの楽
    器側係止部を組み合わせた楽器側係止部を有する楽器か
    らなることを特徴とする専用係止部付楽器。
  11. 【請求項11】請求項1ないし7のいずれか記載の発明
    の楽器支持具の支持具側係止部を係止するフックや、抜
    け止め付フックや、突起や、抜け止め付突起や、穴や、
    抜け止め付穴や、リングや、ストッパー付紐や、ストッ
    パー付ワイヤーや、切れ込みの入った帯などからなる専
    用の楽器側係止部を有する楽器からなることを特徴とす
    る専用係止部付楽器。
  12. 【請求項12】椅子や台に取り付けられる締め付け機構
    を有するクランプベース部と、このクランプベース部と
    一体化され、請求項8を除く請求項1ないし9のいずれ
    か記載の発明の楽器支持具の楽器支持具本体の下部と接
    続される穴や突起を有する保持部とからなることを特徴
    とする楽器支持具用クランプ台。
  13. 【請求項13】椅子や床の上に敷かれ、その上に奏者自
    身の体重を掛けることによってその位置が保持されるゴ
    ムや、樹脂や、繊維や、フェルトや、革や、ビニール
    や、金属などからなるシート状に形成されたベース部
    と、このベース部に取り付けられた、請求項8を除く請
    求項1ないし9のいずれか記載の発明の楽器支持具の下
    部と接続される穴や突起を有する保持部とからなること
    を特徴とする楽器支持具用敷物。
  14. 【請求項14】椅子や床の上に敷かれ、その上に奏者自
    身の体重を掛けることによってその位置が保持されるゴ
    ムや、樹脂や、繊維や、フェルトや、皮や、ビニール
    や、金属などからなるシート状に形成されたベース部
    と、このベース部に取り付けられた、請求項8を除く請
    求項1ないし9のいずれか記載の発明の楽器支持具の下
    部と接続される穴や突起を有する保持部と、前記ベース
    部の上に固着されたクッション体とからなることを特徴
    とする楽器支持具用敷物。
  15. 【請求項15】請求項8を除く請求項1ないし請求項9
    のいずれか記載の発明の楽器支持具の下部を接続する穴
    や、突起を設けた座部を有する椅子からなることを特徴
    とする楽器支持具用椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008033003A1 (en) * 2006-09-15 2008-03-20 Jonas Shileika Musical instrument holder
LT5512B (lt) 2006-09-15 2008-08-25 Jonas ŠILEIKA Muzikos instrumento laikiklis
WO2020176051A3 (en) * 2019-02-25 2020-09-24 Yasar Universitesi Trofimov system- bassoon weight reducing and balancing
CN111710320A (zh) * 2020-06-03 2020-09-25 华东交通大学 一种管乐训练辅助设备及其辅助方法

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