JP2003232444A - ガスケット用積層板およびガスケット - Google Patents
ガスケット用積層板およびガスケットInfo
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- JP2003232444A JP2003232444A JP2002034029A JP2002034029A JP2003232444A JP 2003232444 A JP2003232444 A JP 2003232444A JP 2002034029 A JP2002034029 A JP 2002034029A JP 2002034029 A JP2002034029 A JP 2002034029A JP 2003232444 A JP2003232444 A JP 2003232444A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電界・磁界・電磁波のシールド特性を有する
ガスケットを提供する。 【解決手段】 ステンレスやSPCC鋼鈑などの金属材
製基板3の少なくとも一方の面に、EPDM・NBR・
CRなどを基材とし導電性カーボンブラックを配合した
導電性ゴム層2を接着により積層させる。
ガスケットを提供する。 【解決手段】 ステンレスやSPCC鋼鈑などの金属材
製基板3の少なくとも一方の面に、EPDM・NBR・
CRなどを基材とし導電性カーボンブラックを配合した
導電性ゴム層2を接着により積層させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスケットに関
し、特に、電磁波シールド機能を有する機器に好適に用
いられるガスケットに関するものである。
し、特に、電磁波シールド機能を有する機器に好適に用
いられるガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスケット用積層板とし
ては、たとえば、特許第3099828号公報、特許第
3094788号公報、特許第2980941号公報、
特許第2979156号公報、特許第2578086号
公報などに開示されたものが知られている。
ては、たとえば、特許第3099828号公報、特許第
3094788号公報、特許第2980941号公報、
特許第2979156号公報、特許第2578086号
公報などに開示されたものが知られている。
【0003】これらのガスケット用積層板は、いずれも
金属材製基板上にゴム層を設けた構成となっている。ゴ
ム層の存在により大きな圧縮復元性を有しているので、
エンボス加工などの特殊加工を要せず、単に所定の形状
に打ち抜くだけでシール性の良好なガスケットを得るこ
とができる。
金属材製基板上にゴム層を設けた構成となっている。ゴ
ム層の存在により大きな圧縮復元性を有しているので、
エンボス加工などの特殊加工を要せず、単に所定の形状
に打ち抜くだけでシール性の良好なガスケットを得るこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のガスケット用積層板では、ゴム層が絶縁性のゴ
ム材料で構成されており、ガスケットを装具する製品の
筐体と蓋部との電気的接続を阻害していた。
来技術のガスケット用積層板では、ゴム層が絶縁性のゴ
ム材料で構成されており、ガスケットを装具する製品の
筐体と蓋部との電気的接続を阻害していた。
【0005】そのため、製品の筐体および蓋部を導電性
のあるアルミニウムや鉄などの金属で構成し、内部から
発生する電界もしくは磁界(あるいは外部から侵入する
電界もしくは磁界)をシールドしようと意図した場合
に、上記ガスケットを装具する筐体と蓋部の隙間から電
界・磁界・電磁波が漏れてしまうという問題が生じてい
た。
のあるアルミニウムや鉄などの金属で構成し、内部から
発生する電界もしくは磁界(あるいは外部から侵入する
電界もしくは磁界)をシールドしようと意図した場合
に、上記ガスケットを装具する筐体と蓋部の隙間から電
界・磁界・電磁波が漏れてしまうという問題が生じてい
た。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、電界・磁界・電磁波
のシールド特性を有するガスケットを提供することにあ
る。
あって、その目的とするところは、電界・磁界・電磁波
のシールド特性を有するガスケットを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、金属材製基板の少なくとも一方の
面に導電性ゴム層を積層したことを特徴とする。
に本発明にあっては、金属材製基板の少なくとも一方の
面に導電性ゴム層を積層したことを特徴とする。
【0008】この構成の積層板から作製したガスケット
は導電性を有する。しかして、かかるガスケットを装具
した場合には、筐体と蓋部とが電気的に接続され接地さ
れるので、筐体と蓋部の間の導電性を確保することがで
きる。これにより、筐体と蓋部の間から漏れる(または
侵入する)電界・磁界・電磁波を反射することができ、
高い電磁波シールド性を得ることが可能となる。
は導電性を有する。しかして、かかるガスケットを装具
した場合には、筐体と蓋部とが電気的に接続され接地さ
れるので、筐体と蓋部の間の導電性を確保することがで
きる。これにより、筐体と蓋部の間から漏れる(または
侵入する)電界・磁界・電磁波を反射することができ、
高い電磁波シールド性を得ることが可能となる。
【0009】前記導電性ゴム層は、導電性カーボンブラ
ックを含有していることが好適である。
ックを含有していることが好適である。
【0010】導電性カーボンブラックを配合することに
より、ゴム中にカーボンを主たる構造体とした導電網構
造が形成される。この導電網構造によりゴム層の導電性
を高めることができる。
より、ゴム中にカーボンを主たる構造体とした導電網構
造が形成される。この導電網構造によりゴム層の導電性
を高めることができる。
【0011】導電性カーボンブラックは小粒径でストラ
クチャーの高いものが好適であり、たとえばケッチェン
ブラックなどが好ましい。
クチャーの高いものが好適であり、たとえばケッチェン
ブラックなどが好ましい。
【0012】前記導電性ゴム層の体積抵抗率が0.1Ω
m以下であることが好適であり、望ましくは0.05Ω
m以下であるとよい。
m以下であることが好適であり、望ましくは0.05Ω
m以下であるとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の好適な
実施の形態を例示的に詳しく説明する。
実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0014】図1は、本実施の形態のガスケット用積層
板の構成を模式的に示した断面図である。同図(a)に
示すガスケット用積層板1は、金属材製基板3の一方の
面に導電性ゴム層2を積層したものであり、また、同図
(b)に示すガスケット用積層板1は、金属材製基板3
の両方の面に導電性ゴム層2を積層したものである。
板の構成を模式的に示した断面図である。同図(a)に
示すガスケット用積層板1は、金属材製基板3の一方の
面に導電性ゴム層2を積層したものであり、また、同図
(b)に示すガスケット用積層板1は、金属材製基板3
の両方の面に導電性ゴム層2を積層したものである。
【0015】金属材製基板3としては、ステンレスある
いはSPCC鋼鈑などの金属材料を用いることができ
る。
いはSPCC鋼鈑などの金属材料を用いることができ
る。
【0016】導電性ゴム層2は、EPDM,EPM,C
R,NBR,HNBR,FKM,IR,SBRなどのポ
リマーに、硫黄もしくはパーオキサイドなどの加硫剤,
加硫助剤,老化防止剤,補強材,粘着防止剤,混練補助
剤,可塑剤などの配合材を配合したベースに、さらに導
電性カーボンブラックを配合して作製されたゴムからな
る。
R,NBR,HNBR,FKM,IR,SBRなどのポ
リマーに、硫黄もしくはパーオキサイドなどの加硫剤,
加硫助剤,老化防止剤,補強材,粘着防止剤,混練補助
剤,可塑剤などの配合材を配合したベースに、さらに導
電性カーボンブラックを配合して作製されたゴムからな
る。
【0017】導電性カーボンブラックとしては、小粒子
径でストラクチャーの高いケッチェンブラックなどを用
いることが好ましい。ケッチェンブラックは分散性が悪
いので、導電性ゴムを混練する際にはケッチェンブラッ
クを何回かに分けて投入し、配合材がきちんと分散する
ように混練を行うことが望ましい。
径でストラクチャーの高いケッチェンブラックなどを用
いることが好ましい。ケッチェンブラックは分散性が悪
いので、導電性ゴムを混練する際にはケッチェンブラッ
クを何回かに分けて投入し、配合材がきちんと分散する
ように混練を行うことが望ましい。
【0018】このように導電性カーボンブラックを配合
することにより、ゴム中にカーボンを主たる構造体とし
た導電網構造が形成される。この導電網構造により導電
性ゴム層2の導電性を高めることができるのである。
することにより、ゴム中にカーボンを主たる構造体とし
た導電網構造が形成される。この導電網構造により導電
性ゴム層2の導電性を高めることができるのである。
【0019】導電性カーボンブラックの材料特性やその
配合比率などの諸条件によって導電網構造の形成状態ひ
いては導電性ゴム層2の導電性が変化することとなる
が、ここでは導電性ゴム層2が体積抵抗率0.1Ωm
(10Ωcm)以下、好ましくは0.05Ωm(5Ωc
m)以下の高導電性を有するように諸条件を設定する。
配合比率などの諸条件によって導電網構造の形成状態ひ
いては導電性ゴム層2の導電性が変化することとなる
が、ここでは導電性ゴム層2が体積抵抗率0.1Ωm
(10Ωcm)以下、好ましくは0.05Ωm(5Ωc
m)以下の高導電性を有するように諸条件を設定する。
【0020】そして導電性ゴムを金属材製基板3表面に
接着してガスケット用積層板1を作製する。このときの
接着剤は、通常使用される各ポリマー用接着剤でよい
が、導電性のある接着剤を使用するとなおよい。
接着してガスケット用積層板1を作製する。このときの
接着剤は、通常使用される各ポリマー用接着剤でよい
が、導電性のある接着剤を使用するとなおよい。
【0021】以上述べた構成のガスケット用積層板1
は、その全体が高導電性を備えることになる。したがっ
てガスケット用積層板1から作製したガスケットもその
全体が高導電性を備えるものとなる。
は、その全体が高導電性を備えることになる。したがっ
てガスケット用積層板1から作製したガスケットもその
全体が高導電性を備えるものとなる。
【0022】しかして、かかるガスケットを装具した製
品にあっては、筐体と蓋部とが電気的に接続され接地さ
れるので、筐体と蓋部の間の導電性を確保することがで
きる。これにより、筐体と蓋部の間から漏れる(または
侵入する)電界・磁界・電磁波を反射することができ、
高い電磁波シールド性を得ることが可能となる。
品にあっては、筐体と蓋部とが電気的に接続され接地さ
れるので、筐体と蓋部の間の導電性を確保することがで
きる。これにより、筐体と蓋部の間から漏れる(または
侵入する)電界・磁界・電磁波を反射することができ、
高い電磁波シールド性を得ることが可能となる。
【0023】また、ゴム層を備えているので、防水性お
よび防油性に優れ、高いシール性能を発揮することも可
能である。
よび防油性に優れ、高いシール性能を発揮することも可
能である。
【0024】
【実施例】以下、上記実施の形態に基づく一実施例につ
いて説明する。また、この実施例と従来構成に基づく比
較例との比較試験の結果を示す。
いて説明する。また、この実施例と従来構成に基づく比
較例との比較試験の結果を示す。
【0025】(積層ガスケット用ゴムの作製)10イン
チロールを使用して、JSR社製EPDMポリマーEP
33 100phrに、ケッチェンブラック 50ph
r、PW380 30phr、ステアリン酸 1ph
r、ZnO 10phr、サンタイトS 1phr、老
防2242phr、加硫促進材TT 1.5phr、C
Z 1.5phr、硫黄 1phrを配合したゴムを混
練し、1mm厚シートにシート出しした。その際、ケッ
チェンブラックは分散性が悪いため何回かに分けて投入
し、配合材がきちんと分散しているように混練を行っ
た。
チロールを使用して、JSR社製EPDMポリマーEP
33 100phrに、ケッチェンブラック 50ph
r、PW380 30phr、ステアリン酸 1ph
r、ZnO 10phr、サンタイトS 1phr、老
防2242phr、加硫促進材TT 1.5phr、C
Z 1.5phr、硫黄 1phrを配合したゴムを混
練し、1mm厚シートにシート出しした。その際、ケッ
チェンブラックは分散性が悪いため何回かに分けて投入
し、配合材がきちんと分散しているように混練を行っ
た。
【0026】(ゴム糊の作製)生地を1mm厚、3mm
角に切り分け、体積百分率で25%になるようにアセト
ンとトルエンの混合液に溶解させた。混合液中のアセト
ンとトルエンの割合は1:1とした。
角に切り分け、体積百分率で25%になるようにアセト
ンとトルエンの混合液に溶解させた。混合液中のアセト
ンとトルエンの割合は1:1とした。
【0027】(ガスケット用積層材およびガスケットの
作製)樹脂系接着剤を塗って180℃・3分間で焼き付
けた0.25mm厚SPCC鋼鈑の両面に、0.4mm
厚となるようにコーティングナイフでゴム糊を塗布し、
120℃オーブン内で30分間溶剤を揮発させた。溶剤
が揮発してゴム層の厚みが0.1mmであることを確認
した後、SUS板の間に挟みヒートプレスで180℃・
6分間加硫した。その後、150℃で3時間2次加硫を
行った。
作製)樹脂系接着剤を塗って180℃・3分間で焼き付
けた0.25mm厚SPCC鋼鈑の両面に、0.4mm
厚となるようにコーティングナイフでゴム糊を塗布し、
120℃オーブン内で30分間溶剤を揮発させた。溶剤
が揮発してゴム層の厚みが0.1mmであることを確認
した後、SUS板の間に挟みヒートプレスで180℃・
6分間加硫した。その後、150℃で3時間2次加硫を
行った。
【0028】このように成形したゴム金属板積層板(ガ
スケット用積層板)を外径135mm、内径114mm
のドーナツ状に切り抜き、ガスケットを作製した。
スケット用積層板)を外径135mm、内径114mm
のドーナツ状に切り抜き、ガスケットを作製した。
【0029】(比較例)上記実施例の構成において、ケ
ッチェンブラックの代わりにMTカーボンを配合したも
のを比較例として作製した。なお、MTカーボンは一般
的にゴムによく利用されるカーボンであるため比較例と
して用いた。MTカーボンはケッチェンブラックよりも
粒径が大きく、2次粒子(ストラクチャー)を作らない
という材料特性を有している。
ッチェンブラックの代わりにMTカーボンを配合したも
のを比較例として作製した。なお、MTカーボンは一般
的にゴムによく利用されるカーボンであるため比較例と
して用いた。MTカーボンはケッチェンブラックよりも
粒径が大きく、2次粒子(ストラクチャー)を作らない
という材料特性を有している。
【0030】(測定試験)測定は電波暗室内、エミッシ
ョン試験法で行った。
ョン試験法で行った。
【0031】図2および図3に示すように、電磁波シー
ルドボックスの筐体6内に磁界の発信源となるループ型
発信アンテナ7を設置し、ゴム金属板積層板で作製した
ドーナツ型ガスケット5を電磁波シールドボックスの筐
体6と蓋部4の間にセットした。
ルドボックスの筐体6内に磁界の発信源となるループ型
発信アンテナ7を設置し、ゴム金属板積層板で作製した
ドーナツ型ガスケット5を電磁波シールドボックスの筐
体6と蓋部4の間にセットした。
【0032】この電磁波シールドボックスとループ型受
信アンテナ8とを電波暗室(幅4m×奥行7m×高さ3
m)内に設置した後、ループ型発信アンテナ7から電波
を放射し、ループ型受信アンテナ8およびスペクトラム
アナライザ9で電波強度の測定を行った。測定は0.0
1MHz〜10MHzの範囲で行った。
信アンテナ8とを電波暗室(幅4m×奥行7m×高さ3
m)内に設置した後、ループ型発信アンテナ7から電波
を放射し、ループ型受信アンテナ8およびスペクトラム
アナライザ9で電波強度の測定を行った。測定は0.0
1MHz〜10MHzの範囲で行った。
【0033】実施例および比較例についての測定結果を
図4のグラフに示す。グラフの横軸は測定電波の周波数
(MHz)を、縦軸は遮蔽効果(dB)を示し、実線の
グラフが実施例に係るガスケットの測定結果を、破線の
グラフが比較例に係るガスケットの測定結果を示してい
る。
図4のグラフに示す。グラフの横軸は測定電波の周波数
(MHz)を、縦軸は遮蔽効果(dB)を示し、実線の
グラフが実施例に係るガスケットの測定結果を、破線の
グラフが比較例に係るガスケットの測定結果を示してい
る。
【0034】グラフに示されるように、測定周波数帯域
の全域にわたり電波の遮蔽効果が改善されていることが
わかる。比較例との比較において、約1.5dBの遮蔽
効果の向上が確認された。これは約20%ほどのシール
ド性向上に相当する。
の全域にわたり電波の遮蔽効果が改善されていることが
わかる。比較例との比較において、約1.5dBの遮蔽
効果の向上が確認された。これは約20%ほどのシール
ド性向上に相当する。
【0035】なお、0.01MHz付近および10MH
z付近において遮蔽効果の相違が顕著に現れていないの
は、低周波数帯域ではアンテナの発信および受信特性が
下がるため、測定試験に用いた機材では正確に測定でき
なかったこと、一方、高周波数帯域では共振が起こって
しまったため、特性が正確に測定できなかったことが原
因であると考えられる。
z付近において遮蔽効果の相違が顕著に現れていないの
は、低周波数帯域ではアンテナの発信および受信特性が
下がるため、測定試験に用いた機材では正確に測定でき
なかったこと、一方、高周波数帯域では共振が起こって
しまったため、特性が正確に測定できなかったことが原
因であると考えられる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電界・磁界・電磁波のシールド特性をガスケットに持た
せることができ、高い電磁波シールド効果を得ることが
できる。
電界・磁界・電磁波のシールド特性をガスケットに持た
せることができ、高い電磁波シールド効果を得ることが
できる。
【図1】本発明の実施の形態に係るガスケット用積層板
の構成を模式的に示した断面図である。
の構成を模式的に示した断面図である。
【図2】本発明の実施例に係るガスケットを備えた電磁
波シールドボックスの構成を模式的に示した斜視図であ
る。
波シールドボックスの構成を模式的に示した斜視図であ
る。
【図3】測定試験の様子を示す模式図である。
【図4】測定試験の結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 ガスケット用積層板
2 導電性ゴム層
3 金属材製基板
4 蓋部
5 ガスケット
6 筐体
7 ループ型発信アンテナ
8 ループ型受信アンテナ
9 スペクトラムアナライザ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山田 武司
神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号
エヌオーケー株式会社内
(72)発明者 久保田 靖博
神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号
エヌオーケー株式会社内
(72)発明者 百武 秀治
神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号
エヌオーケー株式会社内
Fターム(参考) 3J040 BA01 EA15 EA17 EA46 FA01
FA05 FA11 HA12
4F100 AA37B AA37H AB01A AB03
AK75 AN00B BA02 CA21B
JD08 JG01B JG04B YY00B
5E321 AA03 BB21 BB33 CC16 GG05
Claims (6)
- 【請求項1】金属材製基板の少なくとも一方の面に導電
性ゴム層を積層したことを特徴とするガスケット用積層
板。 - 【請求項2】前記導電性ゴム層は、導電性カーボンブラ
ックを含有していることを特徴とする請求項1に記載の
ガスケット用積層板。 - 【請求項3】前記導電性ゴム層の体積抵抗率が、0.1
Ωm以下であることを特徴とする請求項1または2に記
載のガスケット用積層板。 - 【請求項4】前記導電性ゴム層の体積抵抗率が、0.0
5Ωm以下であることを特徴とする請求項1または2に
記載のガスケット用積層板。 - 【請求項5】金属材製基板の少なくとも一方の面に導電
性ゴム層を積層したことを特徴とするガスケット。 - 【請求項6】前記導電性ゴム層は、導電性カーボンブラ
ックを含有していることを特徴とする請求項5に記載の
ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034029A JP2003232444A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | ガスケット用積層板およびガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034029A JP2003232444A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | ガスケット用積層板およびガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003232444A true JP2003232444A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27776653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002034029A Pending JP2003232444A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | ガスケット用積層板およびガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003232444A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009049194A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Nok Corp | ガスケット |
JP2011023511A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nok Corp | 電磁波シールド性フッ素ゴム−金属積層板 |
CN102016939A (zh) * | 2008-03-26 | 2011-04-13 | 米利波尔有限公司 | 用于工艺壳体的天线垫圈 |
KR101135085B1 (ko) * | 2011-07-19 | 2012-04-16 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 조립식 경량 컨테이너 |
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CN110920178A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-03-27 | 中国航发北京航空材料研究院 | 一种变刚度导电复合材料及其制备方法 |
JP7488715B2 (ja) | 2020-08-04 | 2024-05-22 | マクセル株式会社 | 金属-ゴム複合部材及びその製造方法 |
-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002034029A patent/JP2003232444A/ja active Pending
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