JP2003230613A - 磁力伝導式水圧マッサージ機 - Google Patents

磁力伝導式水圧マッサージ機

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JP2003230613A
JP2003230613A JP2002031924A JP2002031924A JP2003230613A JP 2003230613 A JP2003230613 A JP 2003230613A JP 2002031924 A JP2002031924 A JP 2002031924A JP 2002031924 A JP2002031924 A JP 2002031924A JP 2003230613 A JP2003230613 A JP 2003230613A
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shaft
drive
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JP2002031924A
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Yasuyuki Takaiwa
康幸 高岩
Shuichi Take
修市 武
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Og Giken Co Ltd
Original Assignee
Og Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水漏れのしない磁力伝導式水圧マッサージ機
を提供すること。 【構成】 水圧マッサージ機1において、ノズル機構2
に設けた台車14を移動させる移動体軸15の一方端に
は従動用磁石37及び該従動用磁石37を支持した従動
用磁石支持体42が構成され、貯水槽13外側には、移
動用モーター16と、駆動軸39と、駆動用磁石40
と、該駆動用磁石40を支持した駆動用磁石支持体43
が構成され、移動用モーター16の回動力は、駆動用磁
石40と従動用磁石37との磁石相互の誘引作用により
駆動用磁石支持体43から従動用磁石支持体42へ伝達
されることを特徴とする磁力伝導式水圧マッサージ機で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臥姿勢の人体の頚部、
体幹及び下肢を、噴流水圧によりマッサージする磁力伝
導式水圧マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実用新案登録第30
79695号に、台車、移動モーター、モーター軸、駆
動プーリ、従動プーリ及び無端索体等からなる移動機構
により、貯水槽の底壁上を長手方向に台車を往復移動さ
せ、台車上に立設したノズルから噴流水圧を噴射して臥
姿勢の患者の頚部、体幹及び下肢をマッサージする水圧
マッサージ機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
台車の移動モーター軸が貯水槽の底壁を貫通して設置さ
れている為、長期間水圧マッサージ機を使用している
と、移動モーター軸と底壁との間をシールしている部材
が摩耗し、摩耗により生じた隙間から貯水槽内の水が漏
水し治療室の床が水浸しになり、或いは漏水により水圧
マッサージ機が故障してしまうといった問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決したも
ので水漏れのしない磁力伝導式水圧マッサージ機を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、水圧マッ
サージ機(1)において、ノズル機構(2)に設けた台
車(14)を移動させる移動体軸(15)の一方端には
従動用磁石(37)及び該従動用磁石(37)を支持し
た従動用磁石支持体(42)が構成され、貯水槽(1
3)外側には、移動用モーター(16)と、駆動軸(3
9)と、駆動用磁石(40)と、該駆動用磁石(40)
を支持した駆動用磁石支持体(43)が構成され、移動
用モーター(16)の回動力は、駆動用磁石(40)と
従動用磁石(37)との磁石相互の誘引作用により駆動
用磁石支持体(43)から従動用磁石支持体(42)へ
伝達されることを特徴とする磁力伝導式水圧マッサージ
機である。又は、水圧マッサージ機(1)において、ノ
ズル機構(2)に設けた回動体(3)を回動させる回動
体軸(4)の一方端には第2従動用磁石(9)及び該第
2従動用磁石(9)を支持した第2従動用磁石支持体
(38)が構成され、貯水槽(13)外側には、回動用
モーター(5)と、第2駆動軸(6)と、第2駆動用磁
石(7)と、該第2駆動用磁石(7)を支持した第2駆
動用磁石支持体(26)とが構成され、回動用モーター
(5)の回動力が、第2駆動用磁石(7)と第2従動用
磁石(9)との磁石相互の誘引作用により第2駆動用磁
石支持体(26)から第2従動用磁石支持体(38)へ
伝達される。或いは、水圧マッサージ機(1)におい
て、貯水槽(13)の底壁(25)下方に第2移動用モ
ーター(57)を設け、該第2移動用モーター(57)
に第2台車(59)を移動させる第2移動体軸(58)
を設け、第2台車(59)内部に第2回動用モーター
(60)を設け、前記第2台車(59)の上面には、第
2回動用モーター(60)に連結する第3駆動軸(4
8)と、第3駆動用磁石(49)を保持した第3駆動用
磁石支持体(51)とが設けられ、貯水槽(13)の内
側壁(18b)に従動部支持軸(56)が懸け渡して設
けられ、該従動部支持軸(56)に第3従動軸(55)
が移動自在に吊設され、該第3従動軸(55)に、第3
従動用磁石(52)を保持した第3従動用磁石支持体
(54)と、ノズル(19)とが設けられ、第3駆動用
磁石(49)と第3従動用磁石(52)との磁石相互の
誘引作用により、移動する第2台車(59)に追従して
第3従動用磁石支持体(54)が移動すると共に、第2
回動用モーター(60)の回動力が第3従動軸(55)
へ伝達され、ノズル(19)が回動する。
【0006】
【作用】水圧マッサージ機1上で臥姿勢の患者の頚部、
体幹及び下肢に、人体支持シート17を介してノズル機
構2のノズル19から噴流水圧を付与し、マッサージを
施す。
【0007】ノズル機構2は、移動体軸15で台車14
を移動させることにより水圧マッサージ機1の長手方向
に往復移動し、更に台車14上に設けられた回動体3の
回動により水圧マッサージ機1の短手方向に移動する。
【0008】ノズル機構2に設けられる台車14の移動
作用について、移動用モーター16は、貯水槽13の外
側で駆動軸39、駆動用磁石40及び該駆動用磁石40
の駆動用磁石支持体43からなる駆動軸部41に連結さ
れる。前記移動用モーター16の動力が前記駆動軸部4
1に伝達され、駆動軸部41が回動を開始する。
【0009】従動軸63、従動用磁石37、及び該従動
用磁石37を支持した従動用磁石支持体42からなる従
動軸部36のうちの前記従動用磁石37は、貯水槽13
の側壁18を挟んで駆動軸部41の駆動用磁石40と磁
石相互の誘引作用をなしている。移動体軸15の従動軸
部36は、駆動軸部41の回動に追従して回動する。移
動体軸15は台車14に結合されており、前記移動体軸
15の回動により、台車14が水圧マッサージ機1の長
手方向に往復移動する。
【0010】ノズル機構2に設けた回動体3の回動作用
について、移動体軸15の回動と同様の磁石相互の誘引
作用により、回動体軸4の第2従動軸部12が第2駆動
軸部8の回動に追従して回動し、台車14上に設けた回
動体3を回動させる。
【0011】或いは、貯水槽13の底壁25下方に設け
られた第2移動用モーター57に第2移動体軸58が直
結され、該第2移動体軸58は第2台車59に結合され
ており、前記第2移動体軸58の回動により、第2台車
59は、水圧マッサージ機1の長手方向に往復移動す
る。
【0012】さらに、第2台車59内部の第2回動用モ
ーター60に直結された第3駆動軸48と、第3駆動用
磁石49及び第3駆動用磁石支持体51が、前記第2回
動用モーター60により回動する。
【0013】貯水槽13の内側壁18bに懸け渡して設
けられた従動部支持軸56は、これに吊設される第3従
動軸55を移動自在に支持する。第3従動軸55は、そ
の下部に設けられる第3従動用磁石52、第3従動用磁
石支持体54及びノズル19を回動自在とする。第3従
動用磁石52は、貯水槽13の底壁25を挟んで第3駆
動用磁石49を誘引している。
【0014】従って、前記第3従動用磁石支持体54
は、第2台車59の水圧マッサージ機1の長手方向への
往復移動に追従して移動すると共に、第3駆動用磁石支
持体51の回動に追従して回動する。
【0015】
【実施例】図1に本発明の第1実施例を示す。第1実施
例は、水圧マッサージ機1の内部に水を収容する貯水槽
13、該貯水槽13から水を吸水する吸水口21、吸収
した水を加圧する循環ポンプ20、加圧された水を吐出
する吐出口22、貯水槽13内にあり該貯水槽13の長
手方向に往復移動し、又は短手方向に回動するノズル機
構2等からなる。ノズル機構2は、ノズル19、底壁2
5に載置した台車14、該台車14上に設けた回動体3
から構成される。吸水口21と吐出口22は、貯水槽1
3の底壁25に設けられ、循環ポンプ20を介して連通
されている。
【0016】前記ノズル機構2における台車14の移動
について説明する。移動用モーター16は、水圧マッサ
ージ機1の内側壁に固定される。駆動軸部41におい
て、駆動軸39の一端は貯水槽13の外側で移動用モー
ター16と連結し、他端は、貯水槽13の外側壁18a
の凹部外周縁18aaの面に対し一定の空隙を有し近設
した駆動用磁石40を支持する駆動用磁石支持体43と
連結している。前記駆動軸部41は駆動軸39にて回動
自在に設けられ、前記移動用モーター16の動力を得て
回動を開始する。
【0017】移動体軸15の従動軸部36において、従
動軸63の一端は、貯水槽13の内側壁18bの凹部内
周縁18bbの面に対し一定の空隙を有し近設した従動
用磁石37を支持する従動用磁石支持体42と連結して
いる。従動用磁石37には、駆動用磁石40と対極のも
のを使用し、防錆の為、防水ケース10を被設する。
【0018】駆動軸部41の駆動用磁石40と従動軸部
36の従動用磁石37は、側壁18を挟んで磁石相互の
誘引作用をなしており、駆動軸部41が回動すると従動
軸部36が追従して回動する。従って、移動体軸15の
駆動軸39と従動軸63は側壁18を貫通した同一軸の
ように一体的に回動する。
【0019】移動体軸15は、台車14に設けられる雌
螺子27に螺合される。台車14は下部に車輪73が設
けられており、移動体軸15の回動により、貯水槽13
の長手方向に往復移動する。
【0020】次に、ノズル機構2における回動体3の回
動作用について説明する。回動用モーター5は、水圧マ
ッサージ機1の内側壁に固定され、第2駆動軸部8と連
結している。前記第2駆動軸部8と第2従動軸部12の
構成は、前述した駆動軸部41と従動軸部36の構成と
同様であるから説明を省略する。
【0021】図5に示すように、第2従動軸11は、前
記回動体3を貫通している。貯水槽13の底壁25に台
車14が載置される。前記回動体3は、台車14の上部
に立設される第2従動軸11の支持板23と、該支持板
23に噛合い状態で回動自在に設置されている2個の歯
車24とからなる。
【0022】さらに、前記第2従動軸11は、歯車24
の一方を貫通しており、第2従動軸11の左方向又は右
方向への僅かの回転を繰り返すという回動により回動体
3が貯水槽13の短手方向に回動する。回動体3の回転
方向は、第2駆動軸6の回動を制御する回動制御機構に
より制御され、回動体3は左又は右へ傾く態様を繰り返
す。
【0023】台車14の内部には、水の管路71が連通
して設けられ、該管路71先端にはノズル19が取付け
られ、該ノズル19は歯車24にそれぞれ取着されてい
る。
【0024】貯水槽13内の水は、吸水口21から吸水
され、循環ポンプ20により加圧され、吐出口22から
可撓なホース44で台車14に導かれ、台車14内部の
管路を経由し、ノズル19から人体支持シート17を介
して臥姿勢の患者に噴射される。
【0025】図2に本発明の第2実施例を示す。第2実
施例は、ノズル機構2における台車14を貯水槽13の
長手方向に往復移動させる他の実施例である。貯水槽1
3の底壁25の前方下部(図2中、右方部)に台車14
の移動用モーター16を取着し、底壁25に駆動プーリ
28を回動させるプーリ軸29を垂設する。
【0026】前記プーリ軸29は、実施例1の移動体軸
15と同様に駆動軸部41と従動軸部36から構成され
るので当該軸の説明を省略する。第2実施例では、従動
軸部36のプーリ軸29の上方先端に駆動プーリ28を
軸着する。さらに貯水槽13の底壁25の後方(図2
中、左方部)に第2プーリ軸46を垂設し、該プーリ軸
46に従動プーリ30を取着する。
【0027】駆動プーリ28と従動プーリ30に無端ベ
ルト31を巻回し、張設する。前記無端ベルト31は台
車14の適宜箇所に止着具32で止着する。
【0028】台車14は駆動プーリ28、従動プーリ3
0の回動に伴い、止着された無端ベルト31に引っ張ら
れ、貯水槽13の長手方向に往復移動する。
【0029】図3に本発明の第3実施例を示す。第3実
施例は、貯水槽13の底壁25の前方下部に取着した只
一つの移動用モーター16を設け、該移動用モーター1
6の動力を底壁25に垂設した第3プーリ軸47へ伝達
し、台車14の移動と回動体3の回動を第3プーリ軸4
7で作動させ、水圧マッサージを行なう。
【0030】台車14の貯水槽13の長手方向への往復
移動は実施例2と同様の機構であり、又回動体軸4によ
る回動体3の短手方向への回動は実施例1と同様の機構
であるが、一つの移動用モーター16の動力により前記
台車14の移動と回動体3の回動を併行作動させて行な
う点で実施例1、2とは異なる。底壁25に垂設した第
3プーリ軸47を上方に延長し、該第3プーリ軸47の
先端に駆動かさ歯車33を設け、該駆動かさ歯車33と
従動かさ歯車34を噛合状態に設置する。
【0031】回動体3を回動させる回動体軸4は、貯水
槽13の長手方向に設けられ、中間部に従動かさ歯車3
4を貫通し、両端部は貯水槽13の内側壁18bに取着
された軸受け45により回動自在に支持される。
【0032】図4に本発明の第4実施例を示す。第4実
施例は、台車14上に円板35を回動自在に取着し、該
円板35上にノズル19を立設する。さらに、円板35
周縁には第2実施例において駆動プーリ28と従動プー
リ30に巻回した無端ベルト31と同様の無端ベルト3
1を掛け回す。駆動軸部41及び従動軸部36に係る構
成は第2実施例と同様である。
【0033】円板35は底壁25に垂設したプーリ軸2
9の回動により、駆動プーリ28、従動プーリ30の回
動に伴って台車14上で回動する。台車14の貯水槽1
3の長手方向への往復移動は、実施例1と同様に移動体
軸15により行なう。
【0034】従って、第4実施例を利用すると、台車1
4を貯水槽13の長手方向へ往復移動させながら、同時
に台車14上の円板35を回転させ、該円板35上に立
設したノズル19から噴流水圧を人体支持シート17に
向かって噴射し、患者の頚部、体幹及び下肢をマッサー
ジできる。
【0035】図6に本発明の第5実施例を示す。貯水槽
13の底壁25下方に第2移動用モーター57を設け、
該第2移動用モーター57に第2移動体軸58を直結す
る。第2移動体軸58は、第2台車59に設けられる雌
螺子27に螺合される。第2台車59は第2移動体軸5
8の回動により、貯水槽13の底壁25下方において水
圧マッサージ機1の長手方向に往復移動する。
【0036】前記第2台車59の内部に第2回動用モー
ター60を設ける。第3駆動軸部50において、第3駆
動軸48を第2台車59上面に対して垂直に設ける。第
3駆動軸48の下端は、第2台車59の内部で第2回動
用モーター60に取着され、上端には第3駆動用磁石4
9を保持した第3駆動用磁石支持体51が取着される。
【0037】貯水槽13の内側において、従動部支持軸
56を貯水槽13の長手方向に向け、その両端部を、貯
水槽13の内側壁18bに懸け渡して固着する。前記従
動部支持軸56に、第3従動軸55を軸長方向へ移動自
在に吊設する。第3従動軸55の下部は回動自在に構成
される。第3従動軸55の下部には、第3従動用磁石支
持体54及び第3従動用磁石52からなる第3従動軸部
53が取着される。さらに、第3従動用磁石支持体54
の上方にはノズル盤61及びノズル19が設けられる。
【0038】第3駆動用磁石49と第3従動用磁石52
とは磁力相互の誘引作用を有しており、第3従動軸部5
3は、第2台車59の移動に追従して、水圧マッサージ
機1の長手方向に往復移動すると共に、第2回動用モー
ター60の動力を得た第3駆動軸部50の回動に追従し
て回動する。図6中、62は第3従動軸55に回動自在
に軸着されたホース接続具である。尚、第3従動軸55
及びノズル盤61には、ホース44の水が流通する水路
72が設けられる。
【0039】図7に第6実施例を示す。貯水槽13の底
壁25下部において、水圧マッサージ機1の長手方向の
両内側壁付近に支持フレーム64を設け、該支持フレー
ム64の下部に横移動用車輪66を転動自在に取着す
る。支持フレーム64の一方側上部に第2移動用モータ
ー57を取着し、下部に横移動用モーター65を取着す
る。支持フレーム64の他方側下部にも横移動用モータ
ー65を取着する。
【0040】第2移動体軸58は中間部で第2台車59
に設けられた雌螺子27に螺合され、該第2移動体軸5
8の一端は第2移動用モーター57に連結され、他端は
支持フレーム64の上部に軸止される。図7中、68は
第2移動用モーター57及び横移動用モーター65の作
動を制御するコントローラー、67はコントローラー6
8を制御するリモートスイッチである。第2移動用モー
ター57の動力により第2移動体軸58が回動し、第2
台車59が水圧マッサージ機1の長手方向に往復移動す
る。該移動に併せて横移動用モーター65の動力によ
り、第2台車59と第2移動体軸58と支持フレーム6
4とが一体的に水圧マッサージ機1の短手方向に往復移
動する。
【0041】貯水槽13の内側において、第3従動軸部
53は、第3従動用磁石支持体54に転動自在に取着さ
れたキャスター69の転動作用と、第3駆動用磁石49
と第3従動用磁石52の磁石相互の誘引作用とにより、
第2台車59の縦横移動に追従して、貯水槽13内を自
由に移動できるよう設計されている。従って、第6実施
例を利用するとリモートスイッチ67の操作により、ノ
ズル19を貯水槽13内の任意の位置に移動できる。
【0042】本発明の駆動用磁石40、第2駆動用磁石
7、第3駆動用磁石49には永久磁石を用いるが、該永
久磁石の代わりに、電源とブラシと電磁石等からなる電
磁石方式を用いてもよい。又、駆動軸部41と従動軸部
36、第2駆動軸部8と第2従動軸部12の間に位置す
る貯水槽13の側壁18又は底壁25の形状は、図1乃
至4に示した凹部形状の態様に限定されるものではな
く、図8に示すように平面形状であってもよく、又本発
明が実施できるよう任意に変更してもよい。図8中、7
0は回動する磁石を覆うカバーである。
【0043】
【発明の効果】本発明は、水圧マッサージ機1におい
て、駆動用磁石40と従動用磁石37の磁石相互の誘引
作用により、又は第2駆動用磁石7と第2従動用磁石9
の磁石相互の誘引作用により、回動用モーター5又は移
動用モーター16の動力を駆動軸部41から従動軸部3
6へ、又は第2駆動軸部8から第2従動軸部12へ伝達
し、駆動軸部41と従動軸部36とを一体的に回動さ
せ、又は第2駆動軸部8と第2従動軸部12とを一体的
に回動させるものである。
【0044】上記構成によれば、回動体軸4又は移動体
軸15を貯水槽13の側壁18又は底壁25に貫通させ
ることなく設置できる。従って、回動体軸4と側壁18
とに関係するシール部材が不要であり、又、移動体軸1
5と、側壁18又は底壁25に関係するシール部材が不
要であり、好都合である。さらに長期間の水圧マッサー
ジ機1の使用によっても、水漏れが起こらず、好都合で
ある。また、従来技術のようにシール部材が摩耗し、摩
耗により生じた隙間から貯水槽13内の水が漏水し治療
室の床が水浸しになり、或いは漏水により水圧マッサー
ジ機1が故障してしまうといったことは、本発明では起
こらず、好都合である。或いは、従来技術のものでは、
シール部材が摩耗し、又は水漏れにより他の部材が錆付
く為、これらの部材を交換する必要があった。本発明で
は水漏れが起こらず、駆動用磁石40、従動用磁石3
7、第2駆動用磁石7及び第2従動用磁石9は、極めて
長寿命であり交換の必要性はほとんどない為、耐久性が
向上し、好都合である。
【0045】さらに、従来技術においては、回動体軸又
は移動体軸を、貯水槽の側壁又は底壁に貫通させるの
で、回動体軸又は移動体軸は、駆動軸と従動軸、或いは
第2駆動軸と第2従動軸以外に、前記両軸(例えば、駆
動軸と従動軸)を結合する連結用軸が必要であり、これ
ら3本の軸(例えば、駆動軸、従動軸及び連結用軸)を
組立て、同心調整しなければならなかったが、本発明で
は回動体軸4又は移動体軸15は、駆動軸39と従動軸
63、又は第2駆動軸6と第2従動軸11の2本の軸
(例えば、駆動軸39と従動軸63)から構成されしか
も2本の軸が分離している為、従来技術と比較して、組
立、同心調整が極めて容易であり、好都合である。
【0046】本発明は、貯水槽13の底壁25下方で移
動体軸15により貯水槽13の長手方向に往復移動する
第2台車59に追従して、第3駆動用磁石49と第3従
動用磁石52との磁石相互の誘引作用により底壁25上
部に設けた第3従動軸部53が移動すると共に、第2台
車59内部に設けた第2回動用モーター60の回動力
が、第3駆動軸部50から第3従動軸部53へ伝達さ
れ、ノズル19が回動するものである。上記構成によれ
ば、水漏れせず、耐久性が優れるという利点がある上
に、貯水槽13内部においてノズル機構2の構成部品数
を少なくでき、故障も少なくでき、好都合である。又、
貯水槽13内に第2台車59を設ける必要がないので、
ノズル機構2の高さを低く設計できる。それ故に貯水槽
13の容量をコンパクトにでき、使用水量を節減でき、
更に給排水時間も短時間に高能率にでき、好都合であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の回動体の側面図である。
【図6】本発明の第5実施例の断面図である。
【図7】本発明の第6実施例の断面図である。
【図8】本発明の第1実施例の側壁を平面形状とした図
である。
【符号の説明】
1 水圧マッサージ機 2 ノズル機構 3 回動体 4 回動体軸 5 回動用モーター 6 第2駆動軸 7 第2駆動用磁石 9 第2従動用磁石 13 貯水槽 14 台車 15 移動体軸 16 移動用モーター 18b内側壁 19 ノズル 25 底壁 26 第2駆動用磁石支持体 37 従動用磁石 38 第2従動用磁石支持体 39 駆動軸 40 駆動用磁石 42 従動用磁石支持体 43 駆動用磁石支持体 48 第3駆動軸 49 第3駆動用磁石 51 第3駆動用磁石支持体 52 第3従動用磁石 54 第3従動用磁石支持体 55 第3従動軸 56 従動部支持軸 57 第2移動用モーター 58 第2移動体軸 59 第2台車 60 第2回動用モーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水圧マッサージ機(1)において、ノズ
    ル機構(2)に設けた台車(14)を移動させる移動体
    軸(15)の一方端には従動用磁石(37)及び該従動
    用磁石(37)を支持した従動用磁石支持体(42)が
    構成され、 貯水槽(13)外側には、移動用モーター(16)と、
    駆動軸(39)と、駆動用磁石(40)と、該駆動用磁
    石(40)を支持した駆動用磁石支持体(43)が構成
    され、 移動用モーター(16)の回動力は、駆動用磁石(4
    0)と従動用磁石(37)との磁石相互の誘引作用によ
    り駆動用磁石支持体(43)から従動用磁石支持体(4
    2)へ伝達されることを特徴とする磁力伝導式水圧マッ
    サージ機。
  2. 【請求項2】 水圧マッサージ機(1)において、ノズ
    ル機構(2)に設けた回動体(3)を回動させる回動体
    軸(4)の一方端には第2従動用磁石(9)及び該第2
    従動用磁石(9)を支持した第2従動用磁石支持体(3
    8)が構成され、 貯水槽(13)外側には、回動用モーター(5)と、第
    2駆動軸(6)と、第2駆動用磁石(7)と、該第2駆
    動用磁石(7)を支持した第2駆動用磁石支持体(2
    6)とが構成され、 回動用モーター(5)の回動力が、第2駆動用磁石
    (7)と第2従動用磁石(9)との磁石相互の誘引作用
    により第2駆動用磁石支持体(26)から第2従動用磁
    石支持体(38)へ伝達されることを特徴とする請求項
    1記載の磁力伝導式水圧マッサージ機。
  3. 【請求項3】 水圧マッサージ機(1)において、貯水
    槽(13)の底壁(25)下方に第2移動用モーター
    (57)を設け、該第2移動用モーター(57)に第2
    台車(59)を移動させる第2移動体軸(58)を設
    け、 第2台車(59)内部に第2回動用モーター(60)を
    設け、前記第2台車(59)の上面には、第2回動用モ
    ーター(60)に連結する第3駆動軸(48)と、第3
    駆動用磁石(49)を保持した第3駆動用磁石支持体
    (51)とが設けられ、 貯水槽(13)の内側壁(18b)に従動部支持軸(5
    6)が懸け渡して設けられ、該従動部支持軸(56)に
    第3従動軸(55)が移動自在に吊設され、該第3従動
    軸(55)に、第3従動用磁石(52)を保持した第3
    従動用磁石支持体(54)と、ノズル(19)とが設け
    られ、 第3駆動用磁石(49)と第3従動用磁石(52)との
    磁石相互の誘引作用により、移動する第2台車(59)
    に追従して第3従動用磁石支持体(54)が移動すると
    共に、第2回動用モーター(60)の回動力が第3従動
    軸(55)へ伝達され、ノズル(19)が回動すること
    を特徴とする磁力伝導式水圧マッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101897645A (zh) * 2010-08-06 2010-12-01 林学金 带有磁力驱动的转动按摩装置
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