JP2003230233A - 受電装置の管理装置、受電装置の点検方法 - Google Patents

受電装置の管理装置、受電装置の点検方法

Info

Publication number
JP2003230233A
JP2003230233A JP2002022169A JP2002022169A JP2003230233A JP 2003230233 A JP2003230233 A JP 2003230233A JP 2002022169 A JP2002022169 A JP 2002022169A JP 2002022169 A JP2002022169 A JP 2002022169A JP 2003230233 A JP2003230233 A JP 2003230233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power receiving
receiving device
inspection
unit
reference value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002022169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3953823B2 (ja
Inventor
Yutaka Ono
豊 大野
Shinya Takagi
晋也 高木
Toshio Matsushima
敏雄 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Power and Building Facilities Inc
Original Assignee
NTT Power and Building Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Power and Building Facilities Inc filed Critical NTT Power and Building Facilities Inc
Priority to JP2002022169A priority Critical patent/JP3953823B2/ja
Publication of JP2003230233A publication Critical patent/JP2003230233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3953823B2 publication Critical patent/JP3953823B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受電装置の点検及び監視を安全かつ効率的に
行うことができる受電装置の管理装置を提供する。 【解決手段】 監視時においては、状態センサによって
受電装置内の遮断器の開閉時間を検出するとともに、変
圧器の温度を検出する。そして、開閉時間の検出結果と
基準値とを比較部によって比較し、比較結果に基づい
て、開閉時間の検出結果が基準値以上である場合に、通
知部によって警報を行う。また、変圧器の温度を検出し
た検出結果と、保守情報とに基づいて、変圧器の交換時
期を算出部によって算出する。さらに、点検時において
は、点検プロセス制御部によって遮断器、電磁切替開閉
器、電磁接触器等に対してスイッチ開閉制御を予め決め
られた点検順序に開閉制御を行い、開閉動作に異常があ
るか否かを検出し、受電装置の点検を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力会社から供
給される高圧の電力を入力とし、負荷が必要とする電圧
に変圧した後、負荷側に供給する受電装置に係り、特
に、受電装置の監視、点検を行うことができる受電装置
の管理装置、受電装置の点検方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術について図面を用いて説明す
る。図8は、従来における受電装置の構成を示す概略図
である。受電装置は、大きく分類して商用電力を負荷に
供給する商用電源供給系統と、商用電力の停電に備えた
非常用発電機からの非常用電源供給系統とがある。一部
の受電装置には、移動式発電装置を搭載した移動電源車
10から出力される電力の出力端子に接続するための端
子と、非常用発電機15から出力される電力の出力端子
に接続するための端子とを備えたエンジン用発電機盤2
0もある。また、商用電力の停電や復電を検出し、検出
結果に応じて商用電源供給系統と非常用電源供給系統と
の切り替えを行う監視制御装置30を備えている。
【0003】商用電力の供給ラインには、遮断器10
0、電圧変換用トランスを有する高圧変圧器盤110、
電磁切替開閉器120、電磁接触器130が設けられ
る。そして、電力会社からの高圧の交流電力は、引き込
みケーブル140を経由して受電装置の遮断器100に
入り、さらに高圧変圧器盤110の電圧変換用トランス
によって200Vに電圧が変圧された後、負荷に供給さ
れている。
【0004】電力は、各種負荷装置を高信頼で駆動させ
る観点から必須のエネルギーであり、このため受電装置
による電力の供給状況は、日常、先の監視制御装置30
によって監視されている。この監視制御装置30によっ
て、受電装置を運転している際に行われる日常の測定項
目としては、例えば、図9に示すように、高圧受電盤1
45や低圧切替盤項目150の各部の測定内容に従って
測定される。
【0005】一方、このような電力の供給状況の確認の
みならず、受電装置自体の正常性を確認するため、受電
装置の構成部品である、引き込みケーブル140、遮断
器100、高圧変圧器111、電磁切替開閉器120、
電磁接触器130等の部品も絶縁抵抗試験や接地抵抗試
験、計器校正、等のため、定期的(例えば、1年間隔)
に行われる点検として、例えば、法定点検作業等の定期
点検が実施されている。この定期点検作業は一般に、受
電装置に接続されている商用電力の供給を停止させて行
うものである。
【0006】定期点検作業の実施要領は、例えば、図1
0及び図11に示す手順に基づいて行われ、この作業で
試験される種種の項目は、例えば、図12に示す試験項
目がある。これらの試験項目のうち、電力の供給を停止
させて行う試験項目については、日常の監視では把握で
きない設備の状況を把握することが出来、受電装置の維
持の観点から重要なものである。
【0007】しかしながら、この定期点検は、電力が日
常供給されている施設内に作業者が立ち入って行うもの
であり、作業中において電力供給が停止されているとは
いえ、点検作業を安全に行うことが望まれている。ま
た、各構成部品の取り付け部の電力供給状態の確認等
が、人手によって行われているため、定期点検作業に関
わる作業者の人数も多数必要になっている。
【0008】ところで、近年、一つのビル等の建物に入
居している事務所のオーナーが複数になり、電力供給を
必要とする装置にも、サーバ等、常時無瞬断の電力供給
を要求するものもあり、定期点検作業の実施日時の選定
も年々難しくなっている。さらに、このような作業は、
稼働している負荷の数が少なくなる夜間を選んで行われ
るが、常時電力を必要とする負荷装置の増加により作業
時間も短時間であることが要求され、効率的な作業が望
まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける受電装置においては、定期点検作業に関して、人
手によって実施されていたので、点検を安全かつ効率的
に行うことが望まれている。また、従来の受電装置で
は、高圧電路の絶縁状態を確認するために、電力供給を
停止して絶縁抵抗試験が行われていた。このため、多く
の点検項目について点検を行うために、電力供給を停止
している時間が長くなってしまうという問題点があっ
た。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、受電装置の点検及び監視を安全
かつ効率的に行うことができる受電装置の管理装置を提
供することにある。また、本発明は、電力供給を停止し
ている時間を短縮して点検を行うことができる受電装置
の管理装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、受電装置内の電路を遮断する遮断器に設
けられ、該遮断器の開閉時間を検出する状態センサから
出力される検出結果を受信する受信手段と、前記遮断器
の開閉時間の基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記
受信手段が受信する検出結果と前記記憶手段に記憶され
る基準値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較
結果に基づいて、前記検出結果が前記基準値以上である
場合に、警報を行う通知手段と、を有することを特徴と
する。また、本発明は、上述の受電装置の管理装置にお
いて、前記遮断器と、電磁切替開閉器と、電磁接触器と
のうち、少なくとも1つについてスイッチ開閉制御を予
め決められた点検順序に基づいて行う点検プロセス制御
手段を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上述の受電装置の管理装
置において、前記遮断器の作動時または点検時における
開閉時間が前記状態センサによって検出された検出結果
の履歴を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報と前記基準
値記憶手段に記憶される基準値とに基づいて、前記遮断
器の開閉時間が前記基準値に到達する期間を算出する算
出手段と、前記算出手段が算出した結果を出力する出力
手段と、を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上述の受電装置の管理装
置において、受電装置内に設けられる変圧器の温度を検
出する状態センサから出力される検出結果を受信する受
信手段と、前記変圧器の温度と該温度において利用した
場合における前記変圧器の交換が必要となる時期とに関
する情報である保守情報を記憶する記憶手段と、前記受
信手段が受信する検出結果と、前記記憶手段に記憶され
る保守情報とに基づいて、前記変圧器の交換時期を算出
する算出手段と、を有することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、請求項2記載の受電管理
装置は、点検作業支援装置であり、請求項1、請求項
3、請求項4記載の受電管理装置は、監視制御装置であ
り、前記点検作業支援装置と前記監視制御装置とは、通
信回線を介して相互に接続可能とされていることを特徴
とする。
【0015】また、本発明は、請求項2から請求項5の
うちいずれかに記載の受電装置の管理装置を用いて実施
する受電装置の点検方法であって、前記点検プロセス制
御手段によってスイッチ開閉制御を行い、前記状態セン
サによって検出される検出結果と前記基準値とを比較
し、前記受電装置の点検を行うことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
受電装置の管理装置と受電装置を図面を参照して説明す
る。図1は、この発明の一実施形態による受電装置の構
成を示す概略ブロック図である。この図において、図8
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。状態センサ200は、受電装置内の各部の
動作状態を検出し、検出結果を後述する管理装置500
に出力する。動作状態の検出とは、具体的には、遮断器
100の開閉時間の検出、高圧電圧器盤110の高圧変
換器111(高圧を低圧に変換する電圧変換用トラン
ス)の巻き線の温度を検出する。また、状態センサ20
0は、地絡継電器160および過電流継電器170がそ
れぞれ検出する電流を読み取り、監視制御装置300に
出力する。なお、地絡継電器と過電流継電器について
は、定期点検作業支援装置からの試験信号の入力で試験
可能な機能を有する。
【0017】開閉制御部210は、監視制御装置300
から出力されるスイッチ開閉制御信号に基づいて、遮断
器18、遮断器100、電磁切替開閉器120、電磁接
触器130のスイッチを開閉させる制御を行う。また、
開閉制御部210は、監視制御装置300からの指示に
基づいて、非常用発電機15の起動と停止をさせる制御
を行う。
【0018】次に、管理装置500について図2を用い
て説明する。図2は、管理装置500の構成を示す概略
ブロック図である。管理装置500は、監視制御装置3
00と、点検作業支援装置400とから構成される。監
視制御装置300の監視制御部310は、商用電力の供
給状況をモニタリングし、停電検出の際には、商用電力
から非常用電力に切り替えて、非常用発電機15を起動
させ、非常用発電機15からの電力を負荷に供給するよ
うに制御を行う。また、監視制御部310は、受電装置
内の部品に故障が発生したことを検出した場合に、故障
情報を通知部370によって監視センタ600に通知す
る。また、監視制御部310は、日常は、受電装置の状
態センサ200から出力される検出結果をデータ収集部
320によって受信し、経時的なデータとしてデータベ
ース部330蓄積する。
【0019】データ収集部320は、受電装置内の状態
センサ200から出力される検出結果を受信する。この
データ収集部320が上述の受信手段に相当する。
【0020】データベース部330は、状態センサ20
0から出力される検出結果に対する基準となる基準値を
記憶する。ここでは、図3(a)に示すように遮断器1
00の開閉時間の基準値(40ms)と、図3(b)に
示す高圧変換器111の巻き線温度とこの巻き線温度に
おいて高圧変換器111を使用した場合における高圧変
換器111の交換が必要となる時期(寿命時間)とに関
する情報である保守情報を記憶する。また、データベー
ス部330は、データ収集部320が受信する、受電装
置内の各部の作動時または点検時における検出結果の履
歴を履歴情報として記憶する。この履歴情報には、遮断
器100の作動時または点検時における開閉時間が検出
された検出結果の履歴が含まれる。
【0021】比較部360は、監視制御部310からの
指示に基づいて、データ収集部320が受信する遮断器
100の開閉時間の検出結果とデータベース部330に
記憶される開閉時間の基準値とを比較し、比較結果にお
いて、開閉時間の検出結果が基準値以上である場合に、
通知部370によって警報を行う。
【0022】算出部390は、データベース部330に
記憶される履歴情報と基準値とに基づいて、遮断器10
0の開閉時間が基準値に到達する期間を算出する。ま
た、算出部390は、データ収集部320が受信する検
出結果と、データベース部330に記憶される保守情報
とに基づいて、高圧変換器111の交換時期を算出す
る。
【0023】入出力制御部340は、定期点検プロセス
部420から出力される受電装置内の各部の動作を制御
するための制御信号を受電装置の開閉制御部210に出
力する。ここでは、定期点検プロセス部420から出力
されるスイッチ開閉制御信号をI/F部470とI/F
部380とを介して受信し、開閉制御部210に出力す
る。
【0024】データ処理部350は、監視制御装置30
0内の各部に対するデータ転送の処理を行う。I/F
(インタフェース)部380は、定期点検作業を実施す
る際に、定期点検作業支援装置400を接続する機能を
有し、この定期点検作業支援装置400を接続すること
によって、点検作業の制御機能が有効になる。また、監
視制御装置300が蓄積した受電装置各部の日常の状態
センサ200から出力される検出結果の読み出しや、デ
ータベース部330に記憶された受電装置内に設けられ
た各機器の基準値などの読み込みも可能になる。
【0025】次に、定期点検作業支援装置400につい
て説明する。この定期点検作業支援装置400は、定期
点検を行う際に、監視制御装置300に通信回線を介し
てI/F部420とI/F部380とを接続して使用さ
れる。そして、この接続後に定期点検作業支援装置40
0のプログラムを起動させることで監視制御装置300
が監視する日常監視モードから定期点検作業支援装置4
00が点検を行う点検モードに切り替わり、定期点検プ
ロセス部420によるスイッチ開閉制御機能によって各
スイッチの開閉制御が開始される。
【0026】この点検プロセス制御部420は、遮断器
100、遮断器18、電磁切替開閉器120、電磁接触
器130、非常用発電機15についてスイッチ開閉制御
および起動・停止制御を予め決められた点検順序に基づ
いて行う。この点検順序は、実施する定期点検の点検項
目に基づいて設定される。なお、各部品の特性は測定機
能によって求められ、測定されたデータはデータ蓄積部
450に蓄えられる。
【0027】操作・表示部410は、液晶表示装置やC
RT(Cathode Ray Tube)等の表示装
置と、キーボードやマウス等の入力装置とから構成され
る。この操作・表示部410は、タッチパネルであって
もよい。測定データ収集部430は、点検モードにおけ
る状態センサ200から出力された検出結果を監視制御
装置300からI/F部470を介して受信し、点検情
報としてデータ蓄積部450に記憶するとともに、劣化
判定処理部460に出力する。データ蓄積部450は、
点検情報のほかに、開閉時間の基準値を記憶する。デー
タ処理部440は、定期点検作業支援装置400内の各
部にデータを転送する制御を行う。劣化判定処理部46
0は、比較部360と算出部390との機能を有する。
遠隔試験機能部480は、地絡継電器160と過電流継
電器170に試験信号を送出することにより、地絡継電
器160と過電流継電器170の点検試験を行う。
【0028】次に、上述した構成における管理装置50
0の動作について説明する。この管理装置500の機能
としては、受電装置を常時監視する日常監視モードと受
電装置の定期点検を行うための点検モードとがある。以
下、この日常監視モードと点検モードについて説明す
る。 A)日常監視モード 日常監視モードを実行する場合、監視制御装置300と
定期点検作業支援装置400とを接続しない状態におい
て利用する。まず、データ収集部320は、所定の時間
毎に受電装置内の状態センサ200から出力される高圧
変換器111の巻き線温度の検出結果を受信し、データ
ベース部330に出力し、履歴情報として記憶するとと
もに算出部390に出力する。算出部390は、データ
収集部320から送信される高圧変換器111の巻き線
温度の検出結果とデータベース部330に記憶された保
守情報(図3(b))に基づいて、高圧変換器111の
交換時期を算出し、算出結果を通知部370によって監
視センタ600に通知する。
【0029】この算出部390の算出としては、高圧変
換器111に流れる電流が増加し、巻き線温度が高くな
った場合おける温度の検出結果とその温度における時間
を計測し、図3(b)に示す保守情報に基づいて、標準
温度(例えば、120℃)に換算した際の時間に置き換
える。そして、標準温度で使用した際の暦上の寿命日数
から、換算した時間における日数を差し引き、残存寿命
を算出し、監視センタ600に通知する。これにより、
監視センタ600の作業員は、高圧変換器111の交換
時期や劣化状態を把握することができる。
【0030】一方、状態センサ200は、遮断器100
が作動した場合、この遮断器100の開閉時間を検出
し、データ収集部320に出力する。データ収集部32
0は、この開閉時間の検出結果をデータベース部330
に記憶するとともに、比較部360に出力する。比較部
360は、開閉時間の検出結果とデータベース部330
に記憶された基準値とを比較し、開閉時間の検出結果が
基準値以上である場合に、通知部370によって監視セ
ンタ600に警報を通知する。これにより、次回の定期
点検を行う前に遮断器100の保守が必要であることを
予め把握することができる。
【0031】B)点検モード 次に、定期点検を行う場合、定期点検作業支援装置40
0を監視制御装置300に接続し、点検作業支援装置4
00の電源を投入することにより、予め記憶されている
プログラムが起動し、点検モードに切り替わる。そし
て、点検モードに切り替わると、定期点検プロセス部4
20は、予め決められた予定の順序に基づいて、受電装
置内の遮断器100、遮断器18、電磁切替開閉器12
0、電磁接触器130、のスイッチを開閉させるための
制御信号と、非常用発電機15を起動および停止させる
ための制御信号とを監視制御装置300を介して受電装
置内の開閉制御部210に出力する。
【0032】測定データ収集部430は、定期点検プロ
セス部420の開閉制御によって遮断器100、遮断器
18、電磁切替開閉器120、電磁接触器130のスイ
ッチが動作した開閉時間の検出結果を取得し、データ蓄
積部450に記憶するとともに、劣化判定処理部460
に出力する。劣化判定処理部460は、データ蓄積部4
50に記憶された遮断器100、遮断器18、電磁切替
開閉器120、電磁接触器130の開閉時間の基準値
と、測定データ収集部430から出力された検出結果と
を順次比較し、比較結果が基準値以上である場合に、基
準値以上であった機器を操作・表示部410の画面上に
表示するとともに警報音を放音する。また、劣化判定処
理部460は、非常用発電機15の起動時における発電
量や起動と停止動作が正常に行われているか否かについ
て、測定データ収集部430を介して状態センサ200
から出力される検出結果と基準値との比較を行い、以上
がある場合に、警報を行う。このように、定期点検プロ
セス部420に予め点検項目に応じた点検順序で受電装
置内の各部の動作状況を点検するようにしたので、作業
員が受電装置の各部を操作することなく、また、作業員
がマニュアルなどを参照して各部の点検順序を確認する
ことなく定期点検を実施することができ、安全にかつ効
率的に点検を実施することができる。
【0033】次に、定期点検プロセス部420が行う点
検順序の他の実施形態について図4と図5のフローチャ
ートを用いて説明する。まず、定期点検プロセス部42
0は、商用電源からエンジン用発電器盤20側からの電
源供給へ切り替える点検を開始する。ここでは、高圧受
電盤の「遠方/手許」切替器を「遠方」から「手許」に
切り替える指示を操作・表示部410に表示する。この
表示に基づいて、点検作業員によって「遠方/手許」切
替器が「手許」側に切り替えが行われると(図4ステッ
プS101)、受電装置において、高圧受電盤から切り
替え信号を定期点検作業支援装置400に出力する(図
4ステップS201)。定期点検作業支援装置400
は、切り替え信号を確認すると、低圧切替盤の切り替え
器を「手許」側に切り替える指示を操作・表示部410
に表示する。そして、作業員により、この指示内容に基
づいて切り替えが行われた後、受電装置から低圧切替盤
から送信される(図4ステップS202)切り替え信号
を受信する。そして、非常用発電機15のエンジンの運
転を開始させる制御信号を送信し(図4ステップS30
3)、非常用発電機15が起動すると(図4ステップS
203)、エンジン用発電器盤の遮断器を投入させる制
御信号を送信し(図4ステップS304)、エンジン用
発電器盤の遮断器が投入された後(図4ステップS20
4)、低圧切替盤の切替開閉器をエンジン側に切り替え
る指示の制御信号を送出する(図4ステップS30
5)。そして、切替開閉器がエンジン側に切り替わると
(図4ステップS205)、低圧切替盤の電磁接触器の
投入指示を送信する(図4ステップS306)。そし
て、低圧切替盤の電磁接触器が投入されると、高圧受電
盤遮断器を開放させる制御信号を送出する(図4ステッ
プS307)。これにより、高圧受電盤の遮断器が開放
される(図4ステップS207)。
【0034】次に、定期点検作業支援装置400は、高
圧受電盤地絡方向継電器の「試験ボタン」を押下させる
指示を操作・表示部410に表示する。この指示に基づ
き、点検作業員が高圧受電盤地絡方向継電器の「試験ボ
タン」を押下することにより、柱上用負荷開閉器が開放
される(図4ステップS208)。そして、柱上用負荷
開閉器が開放されたことが点検作業員によって確認さ
れ、操作・表示部410の「OK」ボタンが押下される
と、保安用具を着用し、検電器で第1次DS(断路器)
1次側の無線圧を確認させるための指示を操作・表示部
410に表示する(図4ステップS104)。そして、
第1DS一次側に設置器具を取り付ける指示、高圧受電
盤の遮断器の操作により残留電荷を放電させる指示、高
圧受電盤第1DSを開放する指示を順次操作・表示部4
10に表示する(図4ステップS105、S106、S
107)。この操作・表示部410における指示内容の
切り替わりは、作業員が指示内容に応じて作業を行った
後、「OK」ボタンを押下することにより切り替わる。
【0035】そして、高圧受電盤の第1DSが開放され
たことを検出すると(図4ステップS209)、定期点
検作業支援装置400は、過電流継電器試験を開始させ
る制御信号を送出する(図4ステップS308)。そし
て、過電流継電器試験が受電装置において開始された
後、終了すると、地絡方向継電器試験を開始させる制御
信号を送出する(図4ステップS309)。そして、受
電装置において、地絡方向継電器試験を開始された後
(図4ステップS211)、終了すると、コンデンサ容
量試験を実施させる指示、接地金具の取り外し指示、絶
縁抵抗試験(高圧回路)を実施させる指示、高圧受電盤
の点検・清掃を実施させる指示を、作業員によって「O
K」ボタンがクリックされる毎に順次操作・表示部41
0に表示する(図4ステップS108、S109、S1
10、図5S111)。
【0036】次に、高圧受電盤の点検・清掃が終了する
と(図5ステップS310)、低圧切替盤の電磁接触器
を開放させる指示の制御信号を送出し(図5ステップS
311)、電磁接触器が開放されると(図5ステップS
212)エンジン用発電器盤の遮断器を開放させる制御
信号を送出する(図5ステップS312)。そして、エ
ンジン用発電器盤の遮断器が開放された後(図5ステッ
プS213)、非常用発電機15を停止させる制御信号
を送出する(図5ステップS313)。これにより、非
常用発電機15の運転が停止する(図5ステップS21
4)。
【0037】そして、接地抵抗試験の実施、低圧回路の
絶縁抵抗試験の実施、低圧回路の点検・清掃を実施させ
る指示を、点検作業員が「OK」ボタンを押下する毎に
順次操作・表示部410に表示する(図5ステップS1
12、S113、S114)。低圧回路の点検・清掃が
完了し、「OK」ボタンが押下されると(図5ステップ
S314)、状態センサ200からの出力に基づき、低
圧切替盤の電磁接触器の開放確認がなされると(図5ス
テップS315)、低圧切替盤の電磁切替開閉器を「商
用電源」側に切り替える制御信号を送出する(図5ステ
ップS316)。そして、低圧切替盤の電磁切替開閉器
が「商用電源側」に切り替わると(図5ステップS21
5)、状態センサ200からの出力に基づき、高圧受電
盤の遮断器の開放確認を行い(図5ステップS31
7)、遮断器が開放されている場合、接地金具の取り外
しの実施、柱上負荷開閉器の投入操作を実施させる指示
を、点検作業員が「OK」ボタンを押下する毎に順次操
作・表示部410に表示する(図5ステップS115、
S116)。
【0038】次に、柱上負荷開閉器の投入された後に
「OK」ボタンが押下されると、高圧受電盤遮断器を投
入させる制御信号を送出する(図5ステップS31
8)。そして、状態センサ200からの出力に基づき、
高圧受電盤の遮断器が投入が検出されると、低圧切替盤
の電磁接触器を投入させる制御信号を送出し(図5ステ
ップS319)、低圧切替盤の電磁接触器が投入される
(図5ステップS217)。この低圧切替盤の電磁接触
器が投入されたことを状態センサ200からの出力に基
づいて確認すると、点検を終了する。
【0039】このようにして、点検順序に従って受電装
置内の点検を定期点検作業支援装置400が行うととも
に、点検作業員が行う作業内容を点検作業員に指示す
る。これにより、点検作業員に対し、所定の点検手順に
従って点検させることができ、点検順序を間違えてしま
うことを低減させ、安全に点検作業を実施することが可
能である。また、点検手順を点検作業員に順次指示する
ことにより、点検作業者は、マニュアルなどを参照する
ことなく、点検作業の効率よく実施することができる。
【0040】なお、点検作業支援装置400が行う点検
作業と点検作業員が行う作業内容を分類した場合におけ
る一例を図6、図7に示す。この図に示すように、点検
作業支援装置400が行う点検作業内容は、「○」の記
号によって示されている。スイッチの切替制御や、非常
用発電機15の起動と停止等については、点検作業支援
装置400によって実施される。
【0041】以上説明した実施形態においては、受電装
置の多くのスイッチの開閉動作が自動化されているが、
一部の構成部品については手動により切替を行い、点検
を実施している。この手動によってスイッチの切替を行
う点検項目については、図4、図5に示すフローチャー
トに示すように、手動による回路の切り替え状況の点検
結果を管理装置500に出力し、この出力信号を管理装
置500において、操作・表示部410に表示させ、表
示された測定結果を確認しつつ、順次点検項目を表示
し、試験手順を進行させる様にプログラムを組み立てる
ことも可能である。これにより、点検作業員は、管理装
置500から指示される点検順序に従って点検を行うこ
とにより、予め決められた点検項目について効率よく点
検することができる。継電器については、自動試験機能
が設けられ、この点検プロセスの進行の中で自動的に試
験が行われ、測定データの収集が行なわれる。
【0042】なお、以上説明した実施形態において、状
態センサ200は、遮断器100と高圧変換器111に
設けた場合について説明したが、この状態センサ200
は、受電装置の電力供給状態を把握することができるも
のであれば、遮断器100以外の機器に設けるようにし
てもよく、例えば、遮断器100のコイルの断線の有無
の検出、進相コンデンサの表面温度、電磁切替開閉器1
20の切替動作時間の検出、非常用発電機15の発電量
の検出を行うようにしてもよく、図9に示す高圧受電盤
140内の計器用変圧器の受電電圧、変流器の負荷電
流、複合継電器の電力や負荷力率、低圧切替盤の電圧、
変流器の負荷電流、低圧配線の漏れ電流などの検出を行
うようにしてもよい。また、巻き線温度を検出する対象
となる変圧器は、高圧変換器111以外の機器に設ける
ようにしてもよい。この場合、各部の検出結果と比較す
る基準となる基準値を予めデータベース部330に記憶
しておき、この基準値と比較し、異常の有無を検出す
る。
【0043】また、監視制御装置300と受電装置との
間における検出結果やスイッチ開閉制御信号等の送受信
については、公衆回線や専用線、インターネットなどの
ネットワークを利用することにより、受電装置から離れ
た遠隔地において受電装置を関しおよび点検を行うこと
が可能である。
【0044】また、以上説明した実施形態においては、
受電装置及び管理装置500を定期点検を行う場合に適
用する場合について説明したが、例えば、図4、図5に
示す点検手順及び図6、図7に示す点検作業内容を、法
的点検の点検項目に基づいて決定し、点検作業を行うよ
うにしてもよい。また、上述した実施形態においては、
監視制御装置300と定期点検作業支援装置400とを
接続可能に構成したので、定期点検を実施する際に試験
を行う監視制御装置300が設置されている場所に持ち
込んで接続することにより、点検対象の受電装置の点検
を行うことができ、これにより、受電装置毎に定期点検
作業支援装置400を設ける必要がない。従って、受電
装置または監視制御装置300のコストが増大してしま
うことを防ぐことが可能となる。
【0045】また、上述した実施形態において、監視制
御装置300と定期点検作業支援装置400とが異なる
筐体内に設けられている場合について説明したが、監視
制御装置300と定期点検作業支援装置400とを同一
筐体内に設けるようにしてもよい。また、定期点検作業
支援装置400を監視制御装置300を介さずに、直接
受電装置に接続するようにしてもよい。
【0046】また、図2における監視制御装置300の
監視制御装置310、比較部360、通知部370、算
出部390の機能を実現するプログラムと図2における
定期点検作業支援装置400の定期点検プロセス部42
0、劣化判定処理部460、操作・表示部410の機能
を実現するためのプログラムとのうち、少なくとも一方
をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシス
テムに読み込ませ、実行することにより受電装置の管理
を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシス
テム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むも
のとする。
【0047】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時
間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持し
ているものも含むものとする。また上記プログラムは、
前述した機能の一部を実現するためのものであっても良
く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすで
に記録されているプログラムとの組み合わせで実現でき
るものであっても良い。
【0048】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受電装置内の遮断器に設けられ、遮断器の開閉時間
を検出する状態センサから出力される検出結果を受信
し、検出結果と遮断器の開閉時間の基準値とを比較し、
比較結果に基づいて、検出結果が基準値以上である場合
に、警報を行うようにしたので、受電装置の点検及び監
視を安全かつ効率的に行うことができる効果が得られ
る。また、受電装置の点検を効率的に行うことができる
ので、点検を行う作業員の人数を削減することができ
る。また、本発明によれば、スイッチ開閉制御を予め決
められた点検順序に基づいて行うようにしたので、受電
装置の点検を効率よく行うことができ、また、受電装置
の点検作業順序に関して高い知識を有しなくとも点検作
業を実行することが可能となる。
【0050】また、本発明によれば、遮断器の作動時ま
たは点検時における開閉時間が状態センサによって検出
された検出結果の履歴を履歴情報として記憶しておき、
この履歴情報と基準値とに基づいて、遮断器の開閉時間
が基準値に到達する期間を算出するようにしたので、遮
断器の劣化状態を検出し、保守を行う時期を予め把握す
ることができ、これにより、遮断器の不具合が発生して
しまう前に事前に交換することが可能となり、受電装置
の安全性を維持することができる効果が得られる。
【0051】また、本発明は、受電装置内に設けられる
変圧器の温度を検出する状態センサから出力される検出
結果を受信し、受信した検出結果と、変圧器の温度とこ
の温度において利用した場合における変圧器の交換が必
要となる時期とに関する情報である保守情報とに基づい
て、変圧器の交換時期を算出するようにしたので、受電
装置の変圧器の劣化状態を検出し、交換時期を予め把握
することができ、これにより、変圧器の不具合が発生し
てしまう前に交換することが可能となり、変圧器の故障
による電力の供給停止という事態を未然に防止すること
が出来る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による受電装置の構成
を示す概略ブロック図である。
【図2】 管理装置500の構成を示す概略ブロック図
である。
【図3】 データベース部330に記憶される情報につ
いて説明するための図面である。
【図4】 定期点検プロセス部420が行う点検順序に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図5】 定期点検プロセス部420が行う点検順序に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図6】 点検作業支援装置400が行う点検作業と点
検作業員が行う作業内容を分類した場合における一例を
示す図面である。
【図7】 点検作業支援装置400が行う点検作業と点
検作業員が行う作業内容を分類した場合における一例を
示す図面である。
【図8】 従来技術における受電装置の構成を示す概略
図である。
【図9】 受電装置の日常の測定項目の一例を示す図面
である。
【図10】 定期点検作業の実施要領を示す図面であ
る。
【図11】 定期点検作業の実施要領を示す図面であ
る。
【図12】 定期点検作業の実施要領における試験項目
を示す図面である。
【符号の説明】
200 状態センサ 210 開閉制
御部 300 監視制御装置 310 監視制
御部 320 データ収集部 330 データ
ベース部 340 入出力制御部 360 比較部 370 通知部 400 点検作
業支援装置 410 操作・表示部 420 定期点
検プロセス部 430 測定データ収集部 450 データ
蓄積部 460 劣化判定処理部 500 管理装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 敏雄 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 Fターム(参考) 5G064 AA04 AC09 AC10 BA02 BA09 CA12 CB08 CB17 CB18 DA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電装置内の電路を遮断する遮断器に設
    けられ、該遮断器の開閉時間を検出する状態センサから
    出力される検出結果を受信する受信手段と、 前記遮断器の開閉時間の基準値を記憶する基準値記憶手
    段と、 前記受信手段が受信する検出結果と前記記憶手段に記憶
    される基準値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記検出結果が前
    記基準値以上である場合に、警報を行う通知手段と、 を有することを特徴とする受電装置の管理装置。
  2. 【請求項2】 前記遮断器と、電磁切替開閉器と、電磁
    接触器とのうち、少なくとも1つについてスイッチ開閉
    制御を予め決められた点検順序に基づいて行う点検プロ
    セス制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    受電装置の管理装置。
  3. 【請求項3】 前記遮断器の作動時または点検時におけ
    る開閉時間が前記状態センサによって検出された検出結
    果の履歴を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段
    と、 前記履歴情報記憶手段に記憶される履歴情報と前記基準
    値記憶手段に記憶される基準値とに基づいて、前記遮断
    器の開閉時間が前記基準値に到達する期間を算出する算
    出手段と、 前記算出手段が算出した結果を出力する出力手段と、 を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の受電装置の管理装置。
  4. 【請求項4】 受電装置内に設けられる変圧器の温度を
    検出する状態センサから出力される検出結果を受信する
    受信手段と、 前記変圧器の温度と該温度において利用した場合におけ
    る前記変圧器の交換が必要となる時期とに関する情報で
    ある保守情報を記憶する記憶手段と、 前記受信手段が受信する検出結果と、前記記憶手段に記
    憶される保守情報とに基づいて、前記変圧器の交換時期
    を算出する算出手段と、 を有することを特徴とする受電装置の管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の受電管理装置は、点検作
    業支援装置であり、請求項1、請求項3、請求項4記載
    の受電管理装置は、監視制御装置であり、前記点検作業
    支援装置と前記監視制御装置とは、通信回線を介して相
    互に接続可能とされていることを特徴とする受電装置の
    管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5のうちいずれかに
    記載の受電装置の管理装置を用いて実施する受電装置の
    点検方法であって、 前記点検プロセス制御手段によってスイッチ開閉制御を
    行い、 前記状態センサによって検出される検出結果と前記基準
    値とを比較し、 前記受電装置の点検を行うことを特徴とする受電装置の
    点検方法。
JP2002022169A 2002-01-30 2002-01-30 受電装置の管理システム、受電装置の管理装置、受電装置の点検方法 Expired - Fee Related JP3953823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022169A JP3953823B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 受電装置の管理システム、受電装置の管理装置、受電装置の点検方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022169A JP3953823B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 受電装置の管理システム、受電装置の管理装置、受電装置の点検方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003230233A true JP2003230233A (ja) 2003-08-15
JP3953823B2 JP3953823B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=27745224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002022169A Expired - Fee Related JP3953823B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 受電装置の管理システム、受電装置の管理装置、受電装置の点検方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3953823B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023740A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 三菱電機株式会社 受配電監視システム
JP2015159654A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 三菱電機株式会社 電力設備監視制御装置および電力設備監視制御システム
CN105186700A (zh) * 2015-11-03 2015-12-23 国网上海市电力公司 楼宇用电安全监测系统
JP2018085796A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 富士電機機器制御株式会社 保護継電器の試験支援方法、及び保護継電器
JP2019144111A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 長谷川電機工業株式会社 情報処理システム、および端末装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023740A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 三菱電機株式会社 受配電監視システム
JP2015159654A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 三菱電機株式会社 電力設備監視制御装置および電力設備監視制御システム
CN105186700A (zh) * 2015-11-03 2015-12-23 国网上海市电力公司 楼宇用电安全监测系统
JP2018085796A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 富士電機機器制御株式会社 保護継電器の試験支援方法、及び保護継電器
JP2019144111A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 長谷川電機工業株式会社 情報処理システム、および端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3953823B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2622473C2 (ru) Способ и устройство обслуживания электрической установки
US5859596A (en) Switchyard equipment monitoring system and communications network therefor
EA030501B1 (ru) Способ и устройство дистанционной проверки угольной шахты на утечку
KR102145266B1 (ko) 전력계통 모니터링 시스템 및 그 방법
KR20140073043A (ko) 변전설비 감시를 위한 스마트 단말기의 앱 서비스 시스템
KR100763881B1 (ko) 차단기 동작시간 측정용 디지털 진단방법
KR101497010B1 (ko) 직류전원계통 운전상태 원격감시시스템
CN107179487B (zh) 开关柜局部放电监测装置和方法
KR101088795B1 (ko) 스카다 rtu 시스템의 결선 오류 검출 장치 및 방법
JP2003230233A (ja) 受電装置の管理装置、受電装置の点検方法
JP2008306851A (ja) 非常用電源設備管理システム、非常用電源設備管理方法、非常用電源設備管理プログラム
CN214622949U (zh) 一种适用于具有电子控制板的直流断路器的测试装置
CN112504353A (zh) 高压断路器及其状态监控装置
CN111555441A (zh) 一种自动转换开关电器及自动转换开关电器系统
KR101227537B1 (ko) 중성선 복구 기능이 구비된 분배전반
JP5431392B2 (ja) 保護継電器診断装置
KR100911734B1 (ko) 차단기 트립회로 이상 감시장치
JP2009141621A (ja) 開閉器遠隔制御装置の試験器
KR20080010175A (ko) 무정전 전원 장치를 위한 배터리 감시 시스템 및 방법
CN112510838A (zh) 基于油泥处理场站的低压配电系统
CN110954845A (zh) Ct二次回路多点接地故障在线监测系统及方法
KR20140122484A (ko) 배전 감시진단보호 시스템
KR102514237B1 (ko) 누전차단부 내장형 스위치
CN216699504U (zh) 一种电流互感器二次回路端子温度保护系统
KR100419910B1 (ko) 배선계통의 스파크 감지기와 그에 연동된 누전차단기 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070425

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees