JP2003229955A - 通話方法及び通話システム - Google Patents

通話方法及び通話システム

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JP2003229955A
JP2003229955A JP2002029087A JP2002029087A JP2003229955A JP 2003229955 A JP2003229955 A JP 2003229955A JP 2002029087 A JP2002029087 A JP 2002029087A JP 2002029087 A JP2002029087 A JP 2002029087A JP 2003229955 A JP2003229955 A JP 2003229955A
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JP2002029087A
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Juichi Nakai
寿一 中井
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを通じてVoIP通話を行う場
合に、予めサーバーに登録された送信端末及び受信端末
の認証を確認してから接続確立を行う通話方法を提供す
る。 【解決手段】 送信端末Bにおいて、予め認証登録され
た受信端末Aの電話番号を基にIPアドレスを検索し、
当該IPアドレスにサーバー3を通じて接続要求を促す
ステップと、接続要求を受けた受信端末Aが、送信端末
Bの電話番号を基に当該送信端末Bの認証登録を確認す
るステップと、受信端末Aが送信端末BのIPアドレス
を検索し、当該IPアドレスに接続してVoIP通話の
接続確立を図るステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明はネットワークを通じ
て通信端末間で接続確立を図ってVoIP(Voice
・over・IP)通話を行う通話方法及び通話システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信ネットワークの普及発展に伴
い、例えばISDN回線を利用してダイヤルアップ接続
によるインターネットの利用と回線交換接続による通話
とが併用できる環境が整備されてきている。
【0003】このような環境下で、インターネットのT
CP/IPの元で音声通信を行うVoIP(Voice
・over・IP)技術を用いたインターネット電話が
ある。インターネット電話は、遠距離通話や複数回通話
を行う場合、定額料金で利用できるため、回線交換接続
する場合に比べて安価に利用できる利点がある。代表例
をあげれば、インターネット網(若しくは専用回線網)
との常時接続若しくはダイヤルアップ接続を利用して送
信側通信端末(送信側パソコン等)からサーバ、ルータ
ーを通じて受信側通信端末(受信側パソコン等)へ接続
して音声データを通信するものである。
【0004】インターネットの接続形態としてはダイヤ
ルアップ接続が主流であり、ダイヤルアップ接続下で常
時利用できるものは少ない。したがって、受信側通信端
末がインターネット網にダイヤルアップ接続されていな
い状態では、送信側通信端末より電話機のようにダイヤ
ル(発呼)すれば接続(着呼)するわけではない。そこ
で、送信側通信端末によるダイヤルアップ接続時に通話
先の受信側通信端末の接続状態を確認して電話機による
回線交換接続かVoIP通話に自動的に切りかえる通話
方式が提案されている(特開2001−251440号
等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】送信側通信端末及び受
信側通信端末よりインターネットにダイヤルアップ接続
する場合に、インターネットサービスプロバイダー若し
くはその管理下にあるサーバー(アクセスサーバー)よ
りIPアドレスの割り当てをVoIP通話前に受ける必
要がある。そこでIPアドレスとユーザー名を予めサー
バー、ダイヤルアップルーター、TA(ターミナルアダ
プタ)などに登録しておく必要がある。
【0006】しかしながら、IPアドレスは、インター
ネットサービスプロバイダーに高価な利用料を支払って
専用のIPアドレスを確保した場合を除いて、ダイヤル
アップ接続を一旦中断して新たに接続確立するたびにラ
ンダムに割り当てられる。このため、IPアドレスを検
索して希望する相手先に通話しようとしても、通話先の
IPアドレスが変わっていれば間違った相手とダイヤル
アップ接続されることが繰り返されることになる。特
に、相手先の受信端末がダイヤルアップ接続されていな
い場合には回線交換接続を行って電話機による呼出しを
行うため、多数の間違い電話が頻繁にかかるおそれがあ
った。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、ネットワークを通じてVoIP通話を行う場合
に、予めサーバーに登録された送信端末及び受信端末の
認証を確認してから接続確立を行う通話方法及び通話シ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、ネットワークを
通じて通信端末間で接続確立を図ってVoIP(Voi
ce・over・IP)通話を行う通話方法において、
各通信端末よりネットワークを通じてサーバーに接続
し、各通信端末の電話番号及び端末IDを暗号化してサ
ーバーへ送信し、サーバーで復号化して認証登録するス
テップと、サーバーから認証登録された通信端末の電話
番号へ公衆電話回線を通じて電話をかけて、当該通信端
末よりサーバーへ認証登録されたデータの入力を促して
認証確認するステップと、各通信端末よりサーバーへ接
続し、IPアドレスが割り当てられる度に当該IPアド
レスを前記サーバーに登録し、当該通信端末の電話番号
及び端末IDを暗号化して前記サーバーへ送信して予め
認証登録された通信端末であることを確認するIPアド
レス登録ステップと、送信端末において、受信端末の電
話番号を基に当該受信端末のIPアドレスを検索し、当
該IPアドレスにサーバーを通じて接続要求を促すステ
ップと、接続要求を受けた受信端末が、送信端末の電話
番号を基に当該送信端末の認証登録を確認するステップ
と、受信端末において、送信端末のIPアドレスを検索
し、当該IPアドレスに接続してVoIP通話の接続確
立を図るステップとを含むことを特徴とする。
【0009】ネットワークを通じて通信端末間で接続確
立を図ってVoIP(Voice・over・IP)通
話を行う通話システムにおいて、予め各通信端末とサー
バーとで共通鍵を共有し、各通信端末で生成された端末
側公開鍵、電話番号、端末IDが前記共通鍵を用いて暗
号化されてサーバーに送信され、前記サーバーに各通信
端末毎に端末側公開鍵、電話番号、IPアドレス、端末
ID、登録日、有効期限(支払期限)が認証登録されて
おり、送信端末において、受信端末の電話番号を基にし
て当該受信端末のIPアドレス、受信端末側公開鍵及び
有効期限を確認し、受信端末のIPアドレスへサーバー
を通じて受信端末側公開鍵を用いて暗号化された送信端
末の電話番号を送信して接続要求を行い、接続要求され
た受信端末は暗号化された送信端末の電話番号を復号化
し、当該送信端末のIPアドレス、送信端末側公開鍵及
び有効期限を確認した後、送信端末のIPアドレスへ接
続してVoIP通話の接続確立が図られることを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。図1は通信端末のサ
ーバーへの認証登録からVoIP通話の接続確立するま
でのシーケンスを示す説明図、図2及び図3は通信端末
間のダイヤルアップ接続によるVoIP通話動作を示す
フローチャート、図4は通話システムの概略説明図であ
る。
【0011】先ず、通話システムの概略構成について図
4を参照して説明する。1はインターネット接続業者が
管理するインターネット網である。パーソナルコンピュ
ータ、携帯電話などの通信端末A,B(以下、単に「端
末A」、「B」という)は、公衆回線網2を通じてイン
ターネット網1と接続されている。端末Aと端末Bとは
電話による公衆回線接続とインターネット接続とを交互
に若しくはISDN回線などを利用して同時に利用でき
るようになっている。3はサーバーであり、インターネ
ット接続業者若しくはその管理下に配置され、端末A,
Bと主としてダイヤルアップ接続(若しくは常時接続)
によりデータの送受信を行う。端末A,Bは公衆回線網
2とDSU(デジタルサービスユニット)、TA(ター
ミナルアダプタ)、ダイヤルアップルータなどを介して
接続されている。ネットワークとしては、インターネッ
トが代表例であるが、会員制の専用回線網であっても良
い。
【0012】本実施の態様では、端末A,B間でインタ
ーネットを通じて、公衆回線接続による通話とサーバー
3を通じたダイヤルアップ接続によるVoIP(Voi
ce・over・IP)通話を行う通話方法及び通話シ
ステムについて説明する。端末はA,Bのほかに更に複
数想定されるが、説明上端末A,B間で接続確立をして
VoIP通話を行う場合について説明する。
【0013】本通話システムでは端末A,B間の認証確
認する方法として、公開鍵暗号方式(公開鍵/秘密鍵使
用)と秘密鍵暗号方式(共通鍵使用)とを併用して認証
確認を行うようになっている。公開鍵暗号方式は、公開
鍵で暗号化したデータを秘密鍵で復号化する方式、若し
くは秘密鍵で暗号化したデータを公開鍵で復号化する方
式であり、秘密鍵暗号方式は、データの暗号化及び復号
化を同一の共通鍵で行う方式である。本通話システムに
おいては、端末A,Bとサーバー3とは通信する毎に共
通鍵を共有し、この共通鍵は通信毎に変えるものとす
る。端末A,B間で通話が確立している間だけ、その共
通鍵が使えるものとする。次回通信するときは、新たに
共通鍵を生成するものとする。端末A,Bで生成された
端末側公開鍵、電話番号、端末IDが共通鍵を用いて暗
号化されてサーバー3に送信され、サーバー3に端末
A,B毎に端末側公開鍵、電話番号、IPアドレス、端
末ID、登録日、有効期限(支払期限)が認証登録され
ている。以下、端末Bを送信端末B、端末Aを受信端末
AとしてVoIP通話を行う場合の通話システムの概要
について説明する。
【0014】送信端末Bにおいて、受信端末Aの電話番
号を基にして当該受信端末AのIPアドレス、受信端末
A側公開鍵及び有効期限(支払期限)を確認する。そし
て、サーバー3を通じて受信端末AのIPアドレスへ受
信端末A側公開鍵を用いて暗号化された送信端末Bの電
話番号を送信して接続要求を行う。接続要求された受信
端末Aは暗号化された送信端末Bの電話番号を受信端末
A側秘密鍵を用いて復号化し、当該送信端末BのIPア
ドレス、送信端末B側公開鍵及び有効期限(支払期限)
を確認した後、送信端末BのIPアドレスへサーバーを
通じてダイヤルアップ接続してVoIP通話の接続確立
が図られる。本通話システムでは、端末A,Bよりイン
ターネットに接続するたびにサーバー3により割り当て
られるIPアドレスが変わることから、端末A,Bより
サーバー3へダイヤルアップ接続し、IPアドレスが割
り当てられる度に当該IPアドレスがサーバー3に登録
され、端末A,Bの電話番号及び端末IDが暗号化され
てサーバー3へ送信されてからVoIP通話の接続確立
動作が行なわれる。
【0015】以下、通話方法について具体的に説明す
る。図1に示す端末A,Bのサーバー3への認証登録か
らVoIP通話の接続確立するまでのシーケンスにした
がって、図2及び図3の端末A,B間のダイヤルアップ
接続によるVoIP(Voice・over・IP)通
話動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0016】先ず、図1において、端末A,Bより最寄
のインターネット接続業者(ISP)を通じてインター
ネットに接続して端末A,Bの電話番号及び端末IDを
暗号化してサーバー3へ送信し、サーバー3で復号化し
て認証登録する(図2、S1〜S3参照)。この認証登
録する手順を具体的に説明する。端末A,Bよりインタ
ーネット接続してサーバー3に接続した際に、サーバー
3で生成されたサーバー側公開鍵が端末A,Bへ受け渡
される。端末A,Bではサーバー側公開鍵を用いて端末
A,Bで生成した共通鍵を暗号化して再度サーバー3へ
送信する。これにより、端末A,Bとサーバー3とで共
通鍵を共有する。次に、端末A,Bで端末側公開鍵及び
端末側秘密鍵を各々生成し、当該端末A,Bの電話番
号、端末側公開鍵及び端末IDを共通鍵で暗号化してサ
ーバー3へ送信する。端末IDは、端末A,B毎にラン
ダムに生成された固有のID番号(例えば製造番号等)
である。サーバー3は、端末A,Bより送信された電話
番号、端末側公開鍵及び端末IDを共通鍵で復号化し、
端末A,B毎に端末公開鍵、電話番号、IPアドレス、
端末ID、登録日、有効期限(支払期限)を登録管理す
る。
【0017】次に、サーバー3から認証登録された端末
A,Bの電話番号へ公衆電話回線を通じて電話をかけ
て、サーバー3で自動生成したデータの入力を促して認
証確認行う。即ち、サーバー3から登録された端末A,
Bの電話番号へ公衆回線接続して音声で指示されたデー
タを端末A,Bの入力画面を通じて入力を促す。
【0018】次に、端末A,Bより各々サーバー3へダ
イヤルアップ接続し、IPアドレスが割り当てられる度
に当該IPアドレスをサーバー3に登録し、当該端末
A,Bの電話番号及び端末IDを暗号化してサーバー3
へ送信して予め認証登録された通信端末であることを確
認する(IPアドレス登録ステップ)。
【0019】具体的には、IPアドレス登録ステップに
おいて、端末A,BよりIPアドレスをサーバー3に登
録する際に、サーバー3よりサーバー側公開鍵とハッシ
ュキーとが端末A,Bに受け渡される。そして、端末
A,Bにおいてハッシュキーによりハッシュ化された端
末IDと電話番号をサーバー側公開鍵で暗号化してサー
バー3へ送信する。また、サーバー3には予め端末A,
Bの端末IDと電話番号が登録されていることから、サ
ーバー3でこの端末IDと電話番号をハッシュキーによ
りハッシュ化されたデータと各端末A,Bより送信され
たデータと比較して認証登録された端末A,Bであるこ
とを確認する。このとき、端末A,Bからのダイヤルア
ップ接続が中断されてIPアドレスが変更されても、或
いは転居により電話番号が変わったとしても、不変情報
である端末IDにより認証登録された本人確認を行うこ
とができる。
【0020】次に、図1において、送信端末Bより受信
端末Aの電話番号に電話をかける(図3、S11参
照)。そして、送信端末Bのデータベース内で受信端末
Aの電話番号を基に受信側IPアドレスを検索し(図
3、S12〜S15参照)、当該IPアドレスに直接送
信端末Bが受信端末Aと話す接続要求を促す(図3、S
16参照)。
【0021】具体的には、受信端末Aの電話番号から当
該受信端末AのIPアドレス、受信端末側公開鍵を送信
端末Bのデータベースより検索する(図3、S12参
照)。検索しても見つからない場合にはサーバー3に問
い合わせる(図3、S13参照)。受信端末AのIPア
ドレス、受信端末側公開鍵が確認できたら、受信端末A
側の回線使用有効期限内か否かを確認し(図3、S14
参照)、有効期限を過ぎている場合に、再度サーバー3
に問い合わせる(図3、S15参照)。サーバー3は、
送信端末Bの問い合わせに応じて送信端末側公開鍵で暗
号化して受信端末AのIPアドレス及び受信端末側公開
鍵を送信し、回線使用有効期限を再確認する。また、送
信端末Bから受信端末Aの電話番号を基にしてサーバー
3に照会したが確認できない場合(図3、S13参
照)、若しくは回線使用有効期限を過ぎておりサーバー
3のデータベースにも確認できない場合、ダイヤルアッ
プ接続回線より公衆回線接続に切り換えて受信端末Aへ
電話をかける(図3、S20参照)。
【0022】次に、図1において、接続要求を受けた受
信端末Aは、送信端末Bが受信端末Aの公開鍵で暗号化
した確認データを受け取る。この確認データには、送信
端末Bの電話番号、受信端末Aの電話番号及び送信端末
Bの公開鍵が含まれる。受信端末Aは、受け取った確認
データを自分の秘密鍵で復号化し、自局の電話番号と相
手局(送信局)の電話番号を取り出す。この時点で、受
信端末Aは、取り出した自局の電話番号が間違っている
場合には、相手(送信端末B)が間違って自分と通信し
ようとしていないかを確認する。その結果を送信端末B
の公開鍵で暗号化して送信端末Bへ返信する(図3、S
22、S23参照)。
【0023】送信端末Bは、受信端末Aからの回答によ
りIPアドレス違いを確認すると、送信端末B内の受信
端末Aに関するデータを消去し、サーバー3に再度受信
端末の電話番号を基に受信端末AのIPアドレス及び受
信端末側公開鍵を照会する(図3、S17〜S19)。
この照会動作を複数回(N回)繰り返し行う。このサー
バー3への照会動作を複数回行うのは、受信端末Aが、
サーバー3へのダイヤルアップ接続を一旦中断して再度
接続を行っている場合には、IPアドレスが変更されて
いる可能性が高いためである。また、本通話システムで
は、IPアドレスが変わるたびにサーバー3へ当該アド
レスが電話番号と共に登録されているので、IPアドレ
スを複数回検索することで希望する相手のIPアドレス
に接続できる可能性が高い。尚、送信端末Bから受信端
末Aの電話番号を基にしてサーバー3に照会したが確認
できない場合(図3、S13参照)には、ダイヤルアッ
プ接続回線より公衆回線接続に切り換えて受信端末Aへ
電話をかけることになる(図3、S20参照)。
【0024】また、接続要求を受けた受信端末Aが、送
信端末Bの電話番号を受信端末側秘密鍵で復号化できた
場合には、該復号化された送信端末Bの電話番号を基に
IPアドレス及び送信端末側公開鍵を受信端末Aのデー
タベースより検索し、見つからない場合或いは送られて
きた送信端末Bの公開鍵がデータベース内に登録されて
いた公開鍵と異なる場合にサーバー3に問い合わせる
(図3、S25、S26)。サーバー3は、受信端末A
及び送信端末Bが有効期限内である場合、受信端末Aの
問い合わせに応じて受信端末側公開鍵で暗号化して送信
端末BのIPアドレス及び送信端末側公開鍵を送信する
(図3、S27参照)。また、サーバー3は、受信端末
A及び送信端末Bの有効期限が過ぎている場合には接続
拒否を行い、その旨を端末A,Bに返信する(図3、S
28参照)。受信端末Aはサーバー3より送信されたデ
ータを受信すると受信端末側秘密鍵で復号化して確認す
る。この場合、仮に送信端末Bが、サーバー3へのダイ
ヤルアップ接続を一旦中断して再度接続を行っている場
合にはIPアドレスが変更されているが、予めIPアド
レスが変わるたびにサーバー3へ当該アドレスが電話番
号と共に登録されているので、IPアドレスを検索する
ことで接続要求している送信側のIPアドレスに接続で
きる可能性が高い。
【0025】次に、受信端末Aが送信端末BのIPアド
レスにダイヤルアップ接続すると、受信端末Aの電話の
ベルを鳴らしてVoIP通話の接続確立を図る(図3、
S29参照)。尚、VoIP通話確立後の送信端末Bと
受信端末A間の通話データ(音声データ)のパケット交
換は、各通信端末で生成された共通鍵を用いた暗号化/
復号化により行う。
【0026】本発明に係る通話方法及び通話システムに
よれば、VoIP通話を行う場合に各端末A,Bよりサ
ーバー3へ予め認証登録を行うと共にダイヤルアップ接
続に応じてIPアドレスデータを電話番号や不変情報で
ある端末IDと共に登録されているので、仮にダイヤル
アップ接続が中断されてIPアドレスが変更されても、
或いは転居により電話番号が変わったとしても、端末I
Dにより認証登録された本人確認を行うことができるの
で、送信端末Bよりダイヤルアップ接続により偶然に接
続確立された相手と通話することを繰り返すことはな
く、希望する受信端末のみと可能な範囲で確実に接続確
立を行ってVoIP通話を行うことができる。よって、
インターネットの接続料金のみで、遠距離通話や通話頻
度の高い利用形態の場合に通話料金が安価になるうえ
に、接続信頼性を高めることができる。また、各端末
A、Bとサーバー3との認証確認やIPアドレスの登録
には、公開鍵暗号方式と秘密鍵暗号方式を併用してデー
タ交換が行なわれるので、セキュリティは確立されてお
り、通話システムの安全性、確実性を保証できる。
【0027】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した各実施例に限定される
のものではなく、各端末とインタネット網1との接続
は、ダイヤルアップ接続により接続確立する場合につい
て説明したが、送信端末及び受信端末の一方又は双方が
常時接続している場合にも適用可能である。また、ネッ
トワークはインターネット網1に限らず会員制の専用回
線網であっても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で
多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る通話方法及び通話システム
を用いると、通信端末間でVoIP通話を行う場合に各
通信端末よりサーバーへ予め認証登録を行うと共にネッ
トワークへの接続に応じてIPアドレスデータを電話番
号や不変情報である端末IDと共に登録されているの
で、仮にダイヤルアップ接続が中断されてIPアドレス
が変更されても、或いは転居により電話番号が変わった
としても、端末IDにより認証登録された本人確認を行
うことができるので、送信端末よりダイヤルアップ接続
により偶然に接続確立された受信端末と通話することを
繰り返すことはなく、希望する受信端末のみと可能な範
囲で確実に接続確立を行ってVoIP通話を行うことが
できる。よって、ネットワークへの接続料金のみで、遠
距離通話や通話頻度の高い利用形態の場合に通話料金が
安価になるうえに、接続信頼性を高めることができる。
また、各通信端末とサーバーとの認証確認やIPアドレ
スの登録には、公開鍵暗号方式と秘密鍵暗号方式を併用
してデータ交換が行なわれるので、セキュリティは確立
されており、通話システムの安全性、確実性を保証でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信端末のサーバーへの認証登録からVoIP
通話の接続確立するまでのシーケンスを示す説明図であ
る。
【図2】通信端末間のダイヤルアップ接続によるVoI
P通話動作を示すフローチャートである。
【図3】通信端末間のダイヤルアップ接続によるVoI
P通話動作を示すフローチャートである。
【図4】通話システムの概略説明図である。
【符号の説明】
A、B 端末 1 インターネット網 2 公衆回線網 3 サーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J104 AA07 KA02 KA05 PA01 5K030 GA11 GA15 GA19 HC02 HC04 JA07 LD19 5K051 AA04 BB01 CC00 FF07 HH15 HH17 JJ04 JJ13 5K101 KK05 LL00 MM06 MM07 NN21 PP03 RR05 SS08 UU19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて通信端末間で接続
    確立を図ってVoIP(Voice・over・IP)
    通話を行う通話方法において、 各通信端末よりネットワークを通じてサーバーに接続
    し、各通信端末の電話番号及び端末IDを暗号化してサ
    ーバーへ送信し、サーバーで復号化して認証登録するス
    テップと、 前記サーバーから認証登録された通信端末の電話番号へ
    公衆電話回線を通じて電話をかけて、当該通信端末より
    認証登録されたデータの入力を促してサーバーで認証確
    認するステップと、 各通信端末よりサーバーへ接続し、IPアドレスが割り
    当てられる度に当該IPアドレスを前記サーバーに登録
    し、当該通信端末の電話番号及び端末IDを暗号化して
    前記サーバーへ送信して予め認証登録された通信端末で
    あることを確認するIPアドレス登録ステップと、 送信端末において、受信端末の電話番号を基に当該受信
    端末のIPアドレスを検索し、当該IPアドレスにサー
    バーを通じて接続要求を促すステップと、 接続要求を受けた受信端末が、送信端末の電話番号を基
    に当該送信端末の認証登録を確認するステップと、 前記受信端末において送信端末のIPアドレスを検索
    し、当該IPアドレスに接続してVoIP通話の接続確
    立を図るステップとを含むことを特徴とする通話方法。
  2. 【請求項2】 認証登録するステップにおいて、各通信
    端末よりネットワークを通じてサーバーに接続した際
    に、サーバーで生成されたサーバー側公開鍵が受け渡さ
    れ、該サーバー側公開鍵を用いて各通信端末で生成した
    共通鍵を暗号化してサーバーへ送信するステップと、 各通信端末で端末側公開鍵及び端末側秘密鍵を生成し、
    当該通信端末の電話番号、端末側公開鍵及び端末IDを
    前記共通鍵で暗号化してサーバーへ送信するステップ
    と、 前記サーバーは、送信された電話番号、端末側公開鍵及
    び端末IDを前記共通鍵で復号化し、各通信端末毎に当
    該通信端末で生成された公開鍵、電話番号、IPアドレ
    ス、端末ID、登録日、有効期限(支払期限)を登録管
    理するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載
    の通話方法。
  3. 【請求項3】 前記各通信端末からサーバーへの認証確
    認は、該サーバーから登録された各通信端末の電話番号
    へ公衆回線接続して音声で指示されたデータを各通信端
    末の入力画面を通じて入力を促すことを特徴とする請求
    項1記載の通話方法。
  4. 【請求項4】 IPアドレス登録ステップにおいて、各
    通信端末よりIPアドレスをサーバーに登録する際に、
    サーバーよりサーバー側公開鍵とハッシュキーとが受け
    渡されて、ハッシュキーによりハッシュ化された端末I
    Dと電話番号をサーバー側公開鍵で暗号化してサーバー
    へ送信し、該サーバーに登録されている端末IDと電話
    番号をハッシュキーによりハッシュ化されたデータと比
    較して認証登録された通信端末であることを確認するこ
    とを特徴とする請求項1記載の通話方法。
  5. 【請求項5】 送信端末から受信端末へ接続要求するス
    テップにおいて、受信端末の電話番号から当該受信端末
    のIPアドレス、受信端末側公開鍵を当該送信端末で検
    索して見つからない場合若しくは回線使用有効期限を過
    ぎている場合に、サーバーに問い合わせるステップと、 前記サーバーは、送信端末の問い合わせに応じて送信端
    末側公開鍵で暗号化して受信端末のIPアドレス及び受
    信端末側公開鍵を送信し、回線使用有効期限を再確認す
    るステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の通
    話方法。
  6. 【請求項6】 送信端末から受信端末の電話番号を基に
    して受信端末側公開鍵を検索したが確認できない場合
    に、ネットワーク接続回線より公衆回線接続に切り換え
    て受信端末へ電話をかけるステップを含むことを特徴と
    した請求項5記載の通話方法。
  7. 【請求項7】 受信端末において接続要求があった送信
    端末の認証登録を確認するステップにおいて、前記受信
    端末のIPアドレスに送信された当該受信端末側公開鍵
    で暗号化された送信端末側電話番号を受信端末側秘密鍵
    で復号化し、復号化できない場合にIPアドレスが違う
    旨をサーバーへ返信するステップと、 前記送信端末は、サーバーからの回答によりIPアドレ
    ス違いを確認すると、当該サーバーに再度受信端末の電
    話番号を基に受信端末のIPアドレス及び受信端末側公
    開鍵を照会するステップとを含むことを特徴とする請求
    項1記載の通話方法。
  8. 【請求項8】 受信端末において、復号化された送信端
    末の電話番号を基に当該送信端末のIPアドレス及び送
    信端末側公開鍵を検索し、見つからない場合にサーバー
    に問い合わせるステップと、 前記サーバーは、前記送信端末が回線使用有効期限内で
    ある場合に限り、受信端末の問い合わせに応じて受信端
    末側公開鍵で暗号化して送信端末のIPアドレス及び送
    信端末側公開鍵を送信するステップと、 前記送信端末のIPアドレスに接続してVoIP通話の
    接続確立を図るステップとを含むことを特徴とする請求
    項7記載の通話方法。
  9. 【請求項9】 VoIP通話確立後の送受信端末間のパ
    ケット交換は、各通信端末で生成された共通鍵を用いた
    暗号化/復号化により行うことを特徴とする請求項1記
    載の通話方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを通じて通信端末間で接
    続確立を図ってVoIP(Voice・over・I
    P)通話を行う通話システムにおいて、 予め各通信端末とサーバーとで共通鍵を共有し、各通信
    端末で生成された端末側公開鍵、電話番号、端末IDが
    前記共通鍵を用いて暗号化されてサーバーに送信され、
    前記サーバーに各通信端末毎に端末側公開鍵、電話番
    号、IPアドレス、端末ID、登録日、有効期限(支払
    期限)が認証登録されており、 送信端末において、受信端末の電話番号を基にして当該
    受信端末のIPアドレス、受信端末側公開鍵及び有効期
    限を確認し、前記受信端末のIPアドレスへサーバーを
    通じて受信端末側公開鍵を用いて暗号化された送信端末
    の電話番号を送信して接続要求を行い、前記接続要求さ
    れた受信端末は暗号化された前記送信端末の電話番号を
    復号化し、当該送信端末のIPアドレス、送信端末側公
    開鍵及び有効期限を確認した後、前記送信端末のIPア
    ドレスへ接続してVoIP通話の接続確立が図られるこ
    とを特徴とする通話システム。
  11. 【請求項11】 各通信端末よりサーバーへ接続し、I
    Pアドレスが割り当てられる度に当該IPアドレスがサ
    ーバーに登録され、当該通信端末の電話番号及び端末I
    Dが暗号化されて前記サーバーへ送信されることを特徴
    とする請求項10記載の通話システム。
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