JP2003229398A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003229398A
JP2003229398A JP2002028638A JP2002028638A JP2003229398A JP 2003229398 A JP2003229398 A JP 2003229398A JP 2002028638 A JP2002028638 A JP 2002028638A JP 2002028638 A JP2002028638 A JP 2002028638A JP 2003229398 A JP2003229398 A JP 2003229398A
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Japan
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substrate
bearing
section
processing apparatus
gap
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JP2002028638A
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English (en)
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Akihiko Morita
彰彦 森田
Masaki Iwami
優樹 岩見
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成にて基板周辺へのパーティクル流
入を確実に防止することができる基板処理装置を提供す
る。 【解決手段】 基板Wを回転保持部10に保持して回転
させるとともに、その基板Wの上面(裏面)にリンス液
を吐出しつつ洗浄ブラシ40によってパーティクル等を
除去する。このときに、洗浄後のリンス液が基板Wの下
面側に回り込まないように、バックリンスノズル30か
ら基板Wの下面中心部近傍に向けて純水吐出を行う。バ
ックリンスノズル30は裏面スクラバーSSRに固設さ
れたものであるのに対して、回転保持部10はモータ2
0によって回転されるものであるため、両部材の隙間に
ベアリング35を設けるとともに、その隙間のベアリン
グ35よりも基板側に磁性流体シール50を設け、ベア
リング35から発生したパーティクルが基板Wの周辺に
流入するのを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に流
体を供給して洗浄処理等の所定の処理を行う基板処理装
置に関し、特に回転する部材の回転軸から流体を吐出す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶ディスプレイなどの製品
は、基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エ
ッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理などの一連の諸処
理を施すことにより製造されている。これらのうち洗浄
処理を行う装置として、基板を水平姿勢にて回転させつ
つその上面にブラシを近接または当接させてパーティク
ルを除去するいわゆるスピンスクラバーが広く使用され
ている。
【0003】図5は、従来のスピンスクラバーの要部構
成を示す図である。スピンスクラバーには、デバイス面
を上面にして該デバイス面をブラシにより洗浄する表面
スクラバーと、デバイス面を下面にして該デバイス面と
反対側の裏面をブラシにより洗浄する裏面スクラバーと
があり、図5の装置は裏面スクラバーである。裏面スク
ラバーでは、デバイス面を真空吸着することができない
ために必ず基板の端縁部を把持するいわゆるメカチャッ
クが採用される。基板Wは図外のメカチャックによりデ
バイス面がメカチャックプレート101とは離間した状
態で保持される。
【0004】メカチャックプレート101が回転するこ
とによって、それに保持された基板Wも回転する。基板
Wを回転させつつその上面(デバイス面とは反対側の裏
面)にリンス液(純水)を吐出してブラシを近接または
当接させることにより、裏面洗浄が行われる。このとき
に、洗浄後のリンス液が下面(デバイス面)に回り込ん
でデバイス面が汚染されるのを防止するために、バック
リンスノズル102からもリンス液としての純水を吐出
している。バックリンスノズル102は、メカチャック
プレート101の回転軸に沿ってメカチャックプレート
101に遊挿されており、回転する基板Wの下面中心部
近傍に純水を吐出する。バックリンスノズル102から
純水を吐出することによって、基板Wの下面に薄い水膜
を形成し、上面からのパーティクルを含む洗浄後リンス
液が回り込むのを防いでいるのである。
【0005】ところで、バックリンスノズル102は配
管を介して図外の純水供給部と連通接続されているた
め、回転することができず、裏面スクラバーに固定設置
されているものである。一方、メカチャックプレート1
01は基板Wを保持して回転するものである。そして、
バックリンスノズル102はメカチャックプレート10
1の中心の回転軸に遊挿されている。従って、通常、バ
ックリンスノズル102をメカチャックプレート101
に対して安定して保持するためのベアリング103が設
けられている。
【0006】ベアリング103からは当然に若干の発塵
があり、極度に高レベルの清浄度が要求される半導体等
の製造プロセス、特にスピンスクラバーの如き洗浄工程
においてはそのような発塵に起因したわずかなパーティ
クル汚染も許されない。このため、従来より、バックリ
ンスノズル102の頂上部にキャップ104を固設し、
キャップ104とメカチャックプレート101との隙間
を狭くかつ複雑なラビリンス構造とすることにより、ベ
アリング103からのパーティクルがメカチャックプレ
ート101よりも上側のウエハエリアに漏出しにくいよ
うにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定配
置されたキャップ104と回転するメカチャックプレー
ト101とは非接触であるため、必ずそれらの隙間から
のパーティクル漏出は起こりうる。この隙間を限りなく
狭くすればパーティクル漏出をかなり抑制することがで
きるものの、加工精度誤差に起因したキャップ104と
メカチャックプレート101との摺動が生じて、そこか
ら発塵するリスクが高まる。一方、キャップ104とメ
カチャックプレート101との隙間を大きくすれば、ベ
アリング103から発塵したパーティクルがその隙間を
通り抜けて、メカチャックプレート101よりも上側の
ウェハエリアに流出しやすくなる。
【0008】なお、ベアリング103を設けることな
く、極めて高い精度にて理想的にバックリンスノズル1
02およびメカチャックプレート101を設けることが
できれば、摺動による発塵は防ぐことができる。しか
し、このようにできた場合であっても、メカチャックプ
レート101が回転することによって周辺のパーティク
ルを吸い寄せ、そのパーティクルがメカチャックプレー
ト101とバックリンスノズル102との隙間を上昇し
てメカチャックプレート101よりも上側のウェハエリ
アに流出するという問題が生じる。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、簡易な構成にて基板周辺へのパーティクル流入
を確実に防止することができる基板処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、回転する基板に流体を供給して
所定の処理を行う基板処理装置において、基板を略水平
姿勢にて保持するとともに、略鉛直方向に沿った回転軸
を中心として回転自在に支持された保持部と、前記保持
部を回転させる下部回転手段と、前記回転軸に沿って前
記保持部に遊挿され、前記保持部に保持された基板の下
面に流体を吐出する下面側流体吐出部と、前記保持部と
前記下面側流体吐出部との隙間に設けられた第1磁性流
体シールと、を備える。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
にかかる基板処理装置において、前記隙間の一部に下部
ベアリングを設け、前記保持部と前記下面側流体吐出部
とを前記下部ベアリングを介して連結し、前記第1磁性
流体シールを前記下部ベアリングよりも前記保持部に保
持される基板側に設けている。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2のいずれかの発明にかかる基板処理装置におい
て、前記保持部に保持された基板の上面側から該基板に
近接して該基板の上面を雰囲気遮断するとともに、前記
回転軸を中心として回転自在に支持された雰囲気遮断部
と、前記雰囲気遮断部を回転させる上部回転手段と、前
記回転軸に沿って前記雰囲気遮断部に遊挿され、前記保
持部に保持された基板の上面に流体を吐出する上面側流
体吐出部と、前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部
との隙間に設けられた第2磁性流体シールと、をさらに
備える。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
にかかる基板処理装置において、前記雰囲気遮断部と前
記上面側流体吐出部との隙間の一部に上部ベアリングを
設け、前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部とを前
記上部ベアリングを介して連結し、前記第2磁性流体シ
ールを前記上部ベアリングよりも前記保持部に保持され
る基板側に設けている。
【0014】また、請求項5の発明は、基板に流体を供
給して所定の処理を行う基板処理装置において、基板を
略水平姿勢にて保持する保持部と、前記保持部に保持さ
れた基板の上面側から該基板に近接して該基板の上面を
雰囲気遮断するとともに、略鉛直方向に沿った回転軸を
中心として回転自在に支持された雰囲気遮断部と、前記
雰囲気遮断部を回転させる回転手段と、前記回転軸に沿
って前記雰囲気遮断部に遊挿され、前記保持部に保持さ
れた基板の上面に流体を吐出する上面側流体吐出部と、
前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部との隙間に設
けられた磁性流体シールと、を備える。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
にかかる基板処理装置において、前記雰囲気遮断部と前
記上面側流体吐出部との隙間の一部にベアリングを設
け、前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部とを前記
ベアリングを介して連結し、前記磁性流体シールを前記
ベアリングよりも前記保持部に保持される基板側に設け
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0017】<1.第1実施形態>まず、本発明にかか
る基板処理装置の一例である裏面スクラバーを組み込ん
だ洗浄装置1について簡単に説明する。図1は、洗浄装
置1の概略平面図である。この洗浄装置1は、基板の表
裏面に対して洗浄処理を行う装置である。洗浄装置1
は、インデクサIDと、2つの表面スクラバーSSと、
2つの裏面スクラバーSSRと、搬送ロボットTRとを
備えている。また、基板処理装置1は、図示を省略する
表裏面反転ユニットを備えている。
【0018】インデクサIDは、複数枚の基板を収納可
能なキャリア(図示省略)を載置するとともに移載ロボ
ットを備え、未処理基板を当該キャリアから搬送ロボッ
トTRに払い出すとともに処理済基板を搬送ロボットT
Rから受け取ってキャリアに格納する。なお、キャリア
の形態としては、収納基板を外気に曝すOC(open case
tte)であっても良いし、基板を密閉空間に収納するFO
UP(front opening unified pod)や、SMIF(Standa
rd Mechanical Inter Face)ポッドであっても良い。
【0019】表面スクラバーSSは、基板の表面(デバ
イス面)を上側に向けて水平面内にて基板を回転させつ
つその表面にリンス液(純水)を吐出して洗浄ブラシを
当接または近接させることによって表面洗浄処理を行
う。表面スクラバーSSは、基板の裏面(デバイス面と
は反対側の面)を真空吸着するいわゆるバキュームチャ
ックを採用している。
【0020】裏面スクラバーSSRは、基板の裏面を上
側に向けて水平面内にて基板を回転させつつその裏面に
リンス液(純水)を吐出して洗浄ブラシを当接または近
接させることによって裏面洗浄処理を行う。裏面スクラ
バーSSRについてはさらに後述する。
【0021】搬送ロボットTRは、テレスコピック型の
伸縮機構と2本の搬送アームとを備えている。また、搬
送ロボットTRは、搬送アームを水平面内にて回転駆動
させる回転駆動機構および進退移動させる進退機構も備
えている。これらの各種機構により搬送ロボットTR
は、搬送アームを3次元的に移動させることができる。
そして、基板を保持した搬送アームが3次元的に移動し
て表面スクラバーSS、裏面スクラバーSSRおよびイ
ンデクサIDの間で基板Wの受け渡しを行うことにより
それら各ユニットに対して基板を搬送して当該基板に種
々の処理を行わせることができる。
【0022】図2は、裏面スクラバーSSRの概略構成
を示す図である。既述したように、裏面スクラバーSS
Rは洗浄ブラシによって裏面洗浄処理を行う装置であ
り、主として回転保持部10と、モータ20と、バック
リンスノズル30と、カップ5と、洗浄ブラシ40とを
備えている。
【0023】回転保持部10は、回転ベース10aと回
転筒部10bとにより構成されている。回転ベース10
aは、基板Wの径よりも大きな径の円盤状部材であり、
中心部に円形の穴を有する。回転筒部10bは中空の筒
状部材であり、その上部は回転ベース10aに固設され
るとともに、その下部はモータ20に接続されている。
このような構成により、回転保持部10は鉛直方向に沿
った回転軸Xを中心として回転自在にモータ20に支持
されている。
【0024】回転ベース10aの上面には複数、例えば
6つのピン11が回転軸Xを中心とする円環状に立設さ
れている。ピン11は保持される基板Wの外周に沿って
配置されており、図示を省略する開閉機構によって基板
Wに対して開閉することができるようにされている。す
なわち、ピン11が基板Wの周縁に対して接離するよう
に構成されている。複数のピン11が基板Wの周縁部に
接して押圧することにより、当該基板Wは回転保持部1
0に水平姿勢にて保持される。一方、複数のピン11が
基板Wの周縁部から離間した開放姿勢をとることによ
り、回転保持部10から基板Wを取り出すことが出来る
とともに、回転保持部10に新たな基板Wを渡すことが
できる。
【0025】モータ20は中空の電動モータであり、回
転保持部10およびそれに保持された基板Wを回転軸X
を中心として回転させる。モータ20および回転保持部
10の中空部分(回転ベース10aの穴および回転筒部
10bの中空部分の双方を含む)には回転軸Xに沿って
バックリンスノズル30が遊挿されている。バックリン
スノズル30の基端部は処理液供給部31に連通接続さ
れ、その先端部は回転保持部10に保持された基板Wの
下面(デバイス面)中心部に向けて開口されている。処
理液供給部31から供給されたリンス液(ここでは純
水)はバックリンスノズル30を通過して基板Wの下面
中心部近傍に向けて吐出される。
【0026】カップ5は回転保持部10に対して相対的
に昇降自在とされており、基板Wの裏面洗浄処理を行う
ときには図2に示す如く回転保持部10に保持された基
板Wの周囲にカップ5が位置する。この状態において
は、回転する基板Wから飛散するリンス液がカップ5の
内壁面によって受け止められ、下方の排出口(図示省
略)へと導かれる。また、搬送ロボットTRが裏面スク
ラバーSSRに対して基板Wの搬出入を行うときには、
カップ5の上端よりも回転ベース10aが突き出た状態
となる。
【0027】洗浄ブラシ40はブラシアーム41の先端
に取り付けられている。ブラシアーム41は図外の駆動
機構によって昇降することと、水平面内にて揺動するこ
ととが可能とされている。基板Wの裏面洗浄処理を行う
ときには、基板Wを回転させつつ洗浄ブラシ40を基板
Wの裏面に当接または近接させた状態で、ブラシアーム
41を揺動させることによって、基板Wの裏面に付着し
たパーティクル等の汚染物質を除去する。
【0028】また、裏面スクラバーSSRには図示を省
略する純水吐出ノズルが設けられている。基板Wの裏面
洗浄処理を行うときに、該純水吐出ノズルは基板Wの上
面(裏面)に純水を吐出する。すなわち、基板Wの裏面
洗浄処理を行うときには、裏面を上側に向けた基板Wを
回転保持部10に保持して回転させるとともに、その基
板Wの上面(裏面)にリンス液として純水を吐出しつつ
洗浄ブラシ40によってパーティクル等を除去するので
ある。
【0029】このときに、洗浄に使用されてパーティク
ルを含んだリンス液が基板Wの下面側に回り込むおそれ
がある。裏面スクラバーSSRにおいては、基板Wの下
面がデバイス面であり、汚れたリンス液が基板Wの下面
側に回り込んでデバイス面が汚染されることは防止しな
ければならない。このため、基板Wの裏面洗浄処理を行
うときには、バックリンスノズル30から基板Wの下面
中心部近傍に向けて純水吐出を行い、基板Wの下面に薄
い水膜を形成して上面からのパーティクルを含む洗浄後
リンス液が回り込むのを防いでいる。
【0030】ここで、バックリンスノズル30は処理液
供給部31に連通接続されて裏面スクラバーSSRに固
設されたものであるのに対して、回転保持部10はモー
タ20によって回転されるものである。このため、バッ
クリンスノズル30と回転保持部10とは直接には接触
しないように配置構成されている。そして、バックリン
スノズル30と回転保持部10との隙間の一部にベアリ
ング35を設けるとともに、その隙間のベアリング35
よりも基板側に磁性流体シール50を設けるようにして
いる。
【0031】図3は、磁性流体シール50の近傍を拡大
した図である。バックリンスノズル30の外周面にはベ
アリングホルダー39が周着されている。ベアリングホ
ルダー39は強磁性体の金属(例えば、フェライト系ス
テンレス鋼や鉄基合金)で構成された筒状部材であり、
その中空部分をバックリンスノズル30が貫通してい
る。そして、ベアリングホルダー39はバックリンスノ
ズル30に対して滑らないように固定周着されている。
従って、ベアリングホルダー39と回転保持部10の回
転筒部10bとの間の筒状空間が回転保持部10とバッ
クリンスノズル30との隙間に相当する。
【0032】ベアリングホルダー39の外周面と回転筒
部10bの内周面とは円環状のベアリング35を介して
連結され、バックリンスノズル30を回転保持部10に
対して安定して保持している。すなわち、回転保持部1
0とバックリンスノズル30との隙間の一部にはベアリ
ング35が設けられ、回転保持部10とバックリンスノ
ズル30とはベアリング35を介して連結されているの
である。これにより、回転保持部10が基板Wを保持し
て回転するときにバックリンスノズル30との直接の摺
動による発塵を防止することができる。
【0033】回転保持部10とバックリンスノズル30
との隙間(厳密には、回転筒部10bとベアリングホル
ダー39との隙間)であって、ベアリング35よりも上
側、つまり回転保持部10に保持された基板W側に磁性
流体シール50が設けられている。磁性流体シール50
は、内径がベアリングホルダー39の外径よりも僅かに
大きい円環状の2枚の磁極片52の間に円環状の永久磁
石51を挟み込むとともに、ベアリングホルダー39の
外周面と磁極片52との間の隙間に磁性流体53を注入
して構成されている。磁性流体53は、強磁性体の固体
微粒子を液体中に高密度に分散させたコロイド溶液であ
る。
【0034】上述の如く、ベアリングホルダー39は強
磁性体の金属であり、永久磁石51が2枚の磁極片52
とベアリングホルダー39との間に磁力線を形成する。
そして、その磁力線によって磁性流体53が捉えられ、
磁極片52とベアリングホルダー39との隙間に保持さ
れる。磁性流体53は磁場に捉えられているため、回転
保持部10が高速で回転したとしても、磁極片52とベ
アリングホルダー39との隙間に磁性流体53が留ま
り、回転筒部10bとベアリングホルダー39との隙
間、すなわち回転保持部10とバックリンスノズル30
との隙間が閉塞されるのである。
【0035】以上のようにすれば磁性流体シール50を
設けるという簡易な構成により、回転保持部10が基板
Wを保持して高速で回転するときにベアリング35から
発塵しても、発生したパーティクルが磁性流体シール5
0よりも上方、すなわち回転保持部10に保持された基
板Wの周辺に流入することが確実に防止される。
【0036】また、磁性流体シール50によって基板W
周辺へのパーティクル流入が確実に防止されるため、回
転保持部10とバックリンスノズル30との隙間に十分
な余裕を持たせることができ、回転保持部10とバック
リンスノズル30との接触による発塵をより確実に防止
することができる。
【0037】なお、バックリンスノズル30の先端頂上
部にはキャップ38が設けられているが、これはベアリ
ング35から発塵したパーティクルの流入を防止するた
めのものではなく、主としてリンス液が磁性流体シール
50側に流入することを防止するためのものである。ま
た、磁性流体シール50によって基板W周辺へのパーテ
ィクル流入が確実に防止されるため、回転ベース10a
とキャップ38との隙間も従来のような複雑なラビリン
ス機構にする必要はなく、リンス液の流入を防止できる
程度に広いものとすることができる。
【0038】<2.第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態について説明する。第1実施形態では本発明に
かかる基板処理装置を裏面スクラバーとしていたが、第
2実施形態における本発明にかかる基板処理装置はベベ
ルエッチング装置である。ベベルエッチング装置は、基
板を水平面内にて回転させつつ下面側から所定の処理液
を供給するとともに上面側から窒素ガス等の不活性ガス
を供給し、該処理液の一部を基板表面の周縁部に回り込
ませてその周縁部のエッチング処理を行う装置である。
【0039】図4は、ベベルエッチング装置90の概略
構成を示す図である。図4において基板Wよりも下側の
構成は第1実施形態の裏面スクラバーSSRと同じであ
り、同一の部材については同一の符号を付してその説明
を省略する。よって、第1実施形態と同様に、回転保持
部10が基板Wを保持して高速で回転するときにベアリ
ング35から発塵しても、発生したパーティクルが磁性
流体シール50よりも上方、すなわち回転保持部10に
保持された基板Wの周辺に流入することが確実に防止さ
れる。但し、ベベルエッチング装置90では、処理液供
給部31から処理液としてエッチングのための薬液が供
給される。
【0040】ベベルエッチング装置90は、さらに雰囲
気遮断部60と、モータ70と、不活性ガスノズル80
とを備えている。雰囲気遮断部60は、雰囲気遮断板6
0aと回転筒部60bとにより構成されている。雰囲気
遮断板60aは、基板Wの径よりも大きな径の円盤状部
材であり、中心部に円形の穴を有する。回転筒部60b
は中空の筒状部材であり、その下部は雰囲気遮断板60
aに固設されるとともに、その上部はモータ70に接続
されている。このような構成により、雰囲気遮断部60
は鉛直方向に沿った回転軸Xを中心として回転自在にモ
ータ70に支持されている。
【0041】また、雰囲気遮断部60は、図示を省略す
る昇降機構によって昇降自在とされており、装置に対し
て基板Wを搬出入するときには上方に退避し、基板Wの
処理を行うときには回転保持部10に保持された基板W
の上面側から雰囲気遮断板60aが基板Wに近接してそ
の基板Wの上面の雰囲気遮断を行う。ここで、雰囲気遮
断とは、基板Wのエッチング処理を行っているときに、
基板Wの上面と装置外部雰囲気とを遮断することであ
る。
【0042】モータ70は中空の電動モータであり、雰
囲気遮断部60を回転軸Xを中心として回転させる。基
板Wのエッチング処理を行うときに、モータ70は下方
のモータ20と同期して雰囲気遮断部60を回転保持部
10と同じ回転速度にて回転させることもできるし、雰
囲気遮断部60を回転保持部10とは異なる回転数にて
回転させることもできる。
【0043】モータ70および雰囲気遮断部60の中空
部分(雰囲気遮断板60aの穴および回転筒部60bの
中空部分の双方を含む)には回転軸Xに沿ってガス供給
ノズル80が遊挿されている。ガス供給ノズル80の基
端部はガス供給部81に連通接続され、その先端部は回
転保持部10に保持された基板Wの上面(デバイス面)
中心部に向けて開口されている。ガス供給部81から供
給された不活性ガス(ここでは窒素ガス)はガス供給ノ
ズル80を通過して基板Wの上面中心部近傍に向けて吐
出される。また、ガス供給ノズル80の先端部にはキャ
ップ88が設けられている。
【0044】ガス供給ノズル80の外周面にはベアリン
グホルダー89が周着されている。ベアリングホルダー
89は強磁性体の金属で構成された筒状部材であり、そ
の中空部分をガス供給ノズル80が貫通している。そし
て、ベアリングホルダー89はガス供給ノズル80に対
して滑らないように固定周着されている。従って、ベア
リングホルダー89と雰囲気遮断部60の回転筒部60
bとの間の筒状空間が雰囲気遮断部60とガス供給ノズ
ル80との隙間に相当する。
【0045】ベアリングホルダー89の外周面と回転筒
部60bの内周面とは円環状のベアリング85を介して
連結され、ガス供給ノズル80を雰囲気遮断部60に対
して安定して保持している。すなわち、雰囲気遮断部6
0とガス供給ノズル80との隙間の一部にはベアリング
85が設けられ、雰囲気遮断部60とガス供給ノズル8
0とはベアリング85を介して連結されているのであ
る。これにより、雰囲気遮断部60が回転するときにガ
ス供給ノズル80との直接の摺動による発塵を防止する
ことができる。
【0046】雰囲気遮断部60とガス供給ノズル80と
の隙間(厳密には、回転筒部60bとベアリングホルダ
ー89との隙間)であって、ベアリング85よりも下
側、つまり回転保持部10に保持された基板W側に磁性
流体シール99が設けられている。磁性流体シール99
の構成は第1実施形態の磁性流体シール50と同じであ
る。すなわち、磁性流体シール99は磁力によって磁性
流体を拘束することにより、雰囲気遮断部60とガス供
給ノズル80との隙間を閉塞するのである。
【0047】第2実施形態のベベルエッチング装置90
においてエッチング処理を行うときには、回転保持部1
0に保持された基板Wに雰囲気遮断部60の雰囲気遮断
板60aを近接させた状態で、基板Wを回転させながら
基板Wの下面へ処理液を供給する。また、この際に、雰
囲気遮断部60を回転させつつガス供給ノズル80から
基板Wの上面に向かって不活性ガスを吹き出し、基板W
の上面と雰囲気遮断板60aとの間の空間へ不活性ガス
を導入してパージする。基板W上面と雰囲気遮断板60
aとの間に導入された不活性ガスは、基板Wの周縁部に
向かって流れ、基板Wの周縁から外に向かって吹き出
す。これにより、基板W上面の雰囲気遮断を確実なもの
としつつ、エッチング処理を進行させることができる。
【0048】処理時においては第1実施形態と同様に、
ベアリング35から発塵したパーティクルが回転保持部
10に保持された基板Wの周辺に流入することは磁性流
体シール50によって確実に防止される。一方、ガス供
給ノズル80もガス供給部81に連通接続されてベベル
エッチング装置90に固設されたものであるのに対し
て、雰囲気遮断部60はモータ70によって回転される
ものである。従って、ベアリング85によってガス供給
ノズル80と雰囲気遮断部60とは直接には接触しない
ように配置構成されるとともに、雰囲気遮断部60とガ
ス供給ノズル80との隙間であって、ベアリング85よ
りも下側に磁性流体シール99を設けている。
【0049】この磁性流体シール99を設けることによ
り、雰囲気遮断部60が高速で回転するときにベアリン
グ85から発塵しても、発生したパーティクルが磁性流
体シール99よりも下方、すなわち回転保持部10に保
持された基板Wの周辺に流入することが確実に防止され
る。特に、第2実施形態のベアリング85は処理対象の
基板Wよりも上方に設けられているものであるため、そ
れから発生したパーティクルはベアリング35から発生
したパーティクルよりもウェハエリアに流入しやすく、
これを磁性流体シール99によって確実に防止する効果
は大きい。
【0050】<3.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、この発明は上記の例に限定される
ものではない。例えば、第2実施形態においては、本発
明にかかる基板処理装置をベベルエッチング装置として
基板Wよりも上方のガス供給ノズル80から不活性ガス
を吹き出すようにしていたが、これを基板Wの上下のノ
ズルから洗浄液を吐出する表裏面洗浄装置としても良
い。このようにしても、装置に固定されたノズルに対し
て雰囲気遮断部が回転するため、ベアリングが必要とな
り、そのベアリングから発生したパーティクルがウェハ
エリアに流入することを磁性流体シールによって確実に
防止することができる。
【0051】また、第2実施形態においては、回転保持
部10に保持された基板Wの上下のそれぞれに磁性流体
シール99,50を設けるようにしていたが、基板Wの
上方つまり雰囲気遮断部60とガス供給ノズル80との
隙間にのみ磁性流体シール99を設けるようにしても良
い。
【0052】また、上記各実施形態においては、ベアリ
ング35を用いてバックリンスノズル30を保持するよ
うにしていたが、回転する回転保持部10にバックリン
スノズル30が接触しない高い精度にて装置を製作でき
るのであれば、ベアリング35は必ずしも必要ではな
い。但し、ベアリング35を設けない場合であっても、
回転保持部10が回転することによって周辺のパーティ
クルを吸い寄せ、そのパーティクルが回転保持部10と
バックリンスノズル30との隙間から上昇して基板Wの
周辺に流入することがあり得るため、回転保持部10と
バックリンスノズル30との隙間に磁性流体シール50
を設けることによって、ウェハエリアへのパーティクル
流入を確実に防止することができる。
【0053】すなわち、本発明にかかる技術は回転する
部材の回転軸に沿って固定配置されたノズルから基板に
流体を吐出する形態の装置であれば適用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、回転軸に沿って保持部に遊挿された下面側流
体吐出部と回転自在に支持された保持部との隙間に第1
磁性流体シールが設けられているため、保持部の回転に
よって当該隙間にパーティクルが生じたとしても簡易な
構成にて基板周辺へのパーティクル流入を確実に防止す
ることができる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、第1磁性
流体シールが下部ベアリングよりも保持部に保持される
基板側に設けられているため、下部ベアリングからパー
ティクルが生じたとしても簡易な構成にて基板周辺への
パーティクル流入を確実に防止することができる。
【0056】また、請求項3の発明によれば、回転軸に
沿って雰囲気遮断部に遊挿された上面側流体吐出部と回
転自在に支持された雰囲気遮断部との隙間に第2磁性流
体シールが設けられているため、雰囲気遮断部の回転に
よって当該隙間にパーティクルが生じたとしても簡易な
構成にて基板周辺へのパーティクル流入を確実に防止す
ることができる。
【0057】また、請求項4の発明によれば、第2磁性
流体シールが上部ベアリングよりも保持部に保持される
基板側に設けられているため、上部ベアリングからパー
ティクルが生じたとしても簡易な構成にて基板周辺への
パーティクル流入を確実に防止することができる。
【0058】また、請求項5の発明によれば、回転軸に
沿って雰囲気遮断部に遊挿された上面側流体吐出部と回
転自在に支持された雰囲気遮断部との隙間に磁性流体シ
ールが設けられているため、雰囲気遮断部の回転によっ
て当該隙間にパーティクルが生じたとしても簡易な構成
にて基板周辺へのパーティクル流入を確実に防止するこ
とができる。
【0059】また、請求項6の発明によれば、磁性流体
シールがベアリングよりも保持部に保持される基板側に
設けられているため、ベアリングからパーティクルが生
じたとしても簡易な構成にて基板周辺へのパーティクル
流入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる基板処理装置を組み込んだ洗浄
装置の概略平面図である。
【図2】図1の洗浄装置の裏面スクラバーの概略構成を
示す図である。
【図3】図2の裏面スクラバーの磁性流体シール近傍を
拡大した図である。
【図4】第2実施形態の基板処理装置であるベベルエッ
チング装置の概略構成を示す図である。
【図5】従来のスピンスクラバーの要部構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 回転保持部 20,70 モータ 30 バックリンスノズル 35,85 ベアリング 40 洗浄ブラシ 50,99 磁性流体シール 60 雰囲気遮断部 80 ガス供給ノズル SSR 裏面スクラバー W 基板 X 回転軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月8日(2002.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 優樹 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA02 AA03 AB23 AB27 AB34 AB47 BA02 BB24 BB88 BB90 CC01 CD31 3B201 AA02 AA03 AB23 AB27 AB34 AB47 BA02 BB24 BB88 BB90 BB93 CC01 CD36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する基板に流体を供給して所定の処
    理を行う基板処理装置であって、 基板を略水平姿勢にて保持するとともに、略鉛直方向に
    沿った回転軸を中心として回転自在に支持された保持部
    と、 前記保持部を回転させる下部回転手段と、 前記回転軸に沿って前記保持部に遊挿され、前記保持部
    に保持された基板の下面に流体を吐出する下面側流体吐
    出部と、 前記保持部と前記下面側流体吐出部との隙間に設けられ
    た第1磁性流体シールと、を備えることを特徴とする基
    板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記隙間の一部には下部ベアリングが設けられ、前記保
    持部と前記下面側流体吐出部とは前記下部ベアリングを
    介して連結され、 前記第1磁性流体シールは、前記下部ベアリングよりも
    前記保持部に保持される基板側に設けられていることを
    特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板処
    理装置において、 前記保持部に保持された基板の上面側から該基板に近接
    して該基板の上面を雰囲気遮断するとともに、前記回転
    軸を中心として回転自在に支持された雰囲気遮断部と、 前記雰囲気遮断部を回転させる上部回転手段と、 前記回転軸に沿って前記雰囲気遮断部に遊挿され、前記
    保持部に保持された基板の上面に流体を吐出する上面側
    流体吐出部と、 前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部との隙間に設
    けられた第2磁性流体シールと、をさらに備えることを
    特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板処理装置において、 前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部との隙間の一
    部には上部ベアリングが設けられ、前記雰囲気遮断部と
    前記上面側流体吐出部とは前記上部ベアリングを介して
    連結され、 前記第2磁性流体シールは、前記上部ベアリングよりも
    前記保持部に保持される基板側に設けられていることを
    特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板に流体を供給して所定の処理を行う
    基板処理装置であって、 基板を略水平姿勢にて保持する保持部と、 前記保持部に保持された基板の上面側から該基板に近接
    して該基板の上面を雰囲気遮断するとともに、略鉛直方
    向に沿った回転軸を中心として回転自在に支持された雰
    囲気遮断部と、 前記雰囲気遮断部を回転させる回転手段と、 前記回転軸に沿って前記雰囲気遮断部に遊挿され、前記
    保持部に保持された基板の上面に流体を吐出する上面側
    流体吐出部と、 前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部との隙間に設
    けられた磁性流体シールと、を備えることを特徴とする
    基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の基板処理装置において、 前記雰囲気遮断部と前記上面側流体吐出部との隙間の一
    部にはベアリングが設けられ、前記雰囲気遮断部と前記
    上面側流体吐出部とは前記ベアリングを介して連結さ
    れ、 前記磁性流体シールは、前記ベアリングよりも前記保持
    部に保持される基板側に設けられていることを特徴とす
    る基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20240039010A (ko) 2021-07-28 2024-03-26 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 기판 세정 장치 및 기판 세정 방법

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KR20240039010A (ko) 2021-07-28 2024-03-26 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 기판 세정 장치 및 기판 세정 방법

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