JP2003227828A - バイオチップを製造するための方法および装置 - Google Patents

バイオチップを製造するための方法および装置

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JP2003227828A
JP2003227828A JP2002189313A JP2002189313A JP2003227828A JP 2003227828 A JP2003227828 A JP 2003227828A JP 2002189313 A JP2002189313 A JP 2002189313A JP 2002189313 A JP2002189313 A JP 2002189313A JP 2003227828 A JP2003227828 A JP 2003227828A
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Sohan Kyu
創汎 邱
Shigo So
士豪 蘇
Kihei Ko
紀平 胡
Eiki Chin
英棋 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度の試薬がその上に配置されたバイオチ
ップを大量生産するための方法および装置を提供する。 【解決手段】 バイオチップを製造するための方法およ
び装置。したがって、本発明は基板からバイオチップを
製造するための装置を提供する。この装置は運搬装置
と、運搬装置の上の一連の分配位置に配置された一連の
ディスペンサとを備えている。運搬装置上に少なくとも
1つの基板が配置され、運搬装置は各基板を連続的に一
連のディスペンサの下に移動する。各々のディスペンサ
は、基板に面する複数のノズルを有する。各々のノズル
は、基板の所定の位置に所定の試薬を分配する。それに
より、複数の試薬は基板上の各分配位置に分配される。
一連のディスペンサの下を基板が連続的に移動すること
により、高密度の試薬がその上に分配されたバイオチッ
プが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオチップを製
造するための方法および装置に関する。さらに詳しく
は、高密度の試薬がその上に配置されたバイオチップを
大量生産するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化学
的および生物学的プロセスを使用する産業の進歩は、商
用または実験用の化学的または生物学的に活性な物質を
含む少量の液体を正確かつ自動的に分配する装置の必要
性を生み出した。分配される液体の量の正確さおよび精
密さは、所望の反応を生じさせ、かつ使用する物質の量
を最小にする両方の観点から重要である。複数の試薬が
上に配置された装置の一例としてバイオチップがある。
【0003】図12は、米国特許第6,001,309
号明細書にかかわるバイオチップを製造するためのシス
テムの概略工程図である。図12では、貯蔵サブシステ
ム300がラックのアレイとして示される。ラック内の
各集積貯蔵容器には、貯蔵用ウェルプレート302のア
レイが含まれる。マスタコントローラ304がシステム
を制御する。コンピュータの信号の下で、1つまたはそ
れ以上のプレート302が貯蔵領域300からつぎのス
テーション306に運搬される。ステーション306で
は、ロボットアーム308がサブシステムコントローラ
309の制御下にある。ロボットアーム308はマイク
ロピペットチップ(micropipette tip)310を使用し
て、数マイクロリットルの量の液体をプレート302か
ら、サブシステムコントローラ315の制御下にあるメ
ンテナンスおよび充填ステーション314に配置された
1つまたはそれ以上の適切な充填すべき噴射器312に
移す。再使用可能な噴射装置のために、メンテナンスお
よび充填ステーション314はメンテナンス用キャップ
316を有する。ホルダ318は噴射装置312を移送
バー320上に位置させ、それにより噴射装置312
は、サブシステムコントローラ323の制御下で試験ス
テーション322に移動する。噴射装置312が試験ス
テーションを通過すると、そののち移送バー320によ
って噴射位置334まで移動され、移送バー320およ
びホルダ312によって基板336の上に配置される。
これで噴射ディスペンサは、バイオチップを作製するた
めに液滴の噴射を開始する位置につく。
【0004】図13および図14は、米国特許第6,0
63,339号明細書に開示された別の従来の分配装置
を示す。分配装置108は、一般的に、アクチュエータ
によって作動する分配手段204を有する分配ヘッド1
28を備えている。分配ヘッド128はX−Yテーブル
110に取り付けられ、分配ヘッド128およびテーブ
ル112を移動させるために作動する位置ステッパモー
タ123、124を含む。シリンジポンプ(syringe pu
mp)120は、第1の一方向逆止弁145を介して流体
貯留槽116に水力学的に連結される。シリンジポンプ
120は流体貯留槽116から流体130を汲み揚げ、
それを第2の逆止弁145を介して分配ヘッド128に
供給する。シリンジポンプ120は、シリンジ胴362
内でピストン118を延ばしたり収縮するためにシリン
ジポンプ駆動器142によって作動する。ピストン11
8が延びるときに、試薬130がシリンジ胴362から
供給管を介して分配ヘッド128内に強制的に流れ、そ
ののち、分配ヘッド128によって液滴の形で基板11
1上に射出される。コントローラ114は、ポンプ12
0、X−Yテーブル110、および分配ヘッド128の
作動を監督する。
【0005】図14は基板111の概略図を示す。基板
111は、直線距離当たりのアドレス指定可能なターゲ
ット領域706の数で所定の分解能をもつ行714と列
716に分割される。第1行に沿って第1直線走行73
0を実行した後、分配ヘッドは方向を逆転して、隣接す
る第2行に沿って第2走行734を実行する。そのよう
な二方向分配は、単方向分配操作に比較して、分配操作
を完了するまでに要する時間を有利に短縮する。
【0006】化学的および生物学的分析は急速に成長し
ている分野であるので、バイオチップの大量生産が要求
される。しかし、米国特許第6,001,309号明細
書に開示されたシステムは噴射装置を1つしか装備して
いないので、一度に1つのディスペンサを作動させるだ
けである。したがって、バイオチップの製造効率が低
い。
【0007】同様に、米国特許第6,063,339号
明細書から引用した方法では、1つの基板だけがテーブ
ル上に配置されるので、一度に1つのバイオチップしか
作製できない。したがって、この方法は大量生産には適
合しない。
【0008】前述した方法および装置の欠点に取り組む
ために、本発明は、高密度の試薬がその上に配置された
バイオチップを大量生産するための方法および装置を提
供する。
【0009】本発明の別の目的は、バイオチップを製造
する効率を高めることができる方法および装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は基板からバイオ
チップを製造するための装置を提供する。この装置は運
搬装置と、運搬装置の上の一連の分配位置に配置された
一連のディスペンサとを備えている。運搬装置上に少な
くとも1つの基板が配置され、運搬装置は各基板を連続
的に一連のディスペンサの下に移動させる。各々のディ
スペンサは、基板に面する複数のノズルを有する。各々
のノズルは、基板の所定の位置に所定の試薬を分配す
る。それにより、複数の試薬は基板上の各分配位置に分
配される。一連のディスペンサの下を基板が連続的に移
動することにより、高密度の試薬がその上に分配された
バイオチップが得られる。
【0011】第1の好ましい実施の形態では、運搬装置
は基板を第1軸に沿って直線的に移動させる。ディスペ
ンサは運搬装置の上に配置され、所定の距離だけ離され
ている。運搬装置は、バイオチップの作製中に基板が各
ディスペンサの下に順次配置されるように、各基板を第
1軸に沿って所定の距離だけ一歩刻みで(step-by-step
manner)移動させる。基板が各ディスペンサの下に配
置されると、その上に複数の試薬が分配される。
【0012】第2の好ましい実施の形態では、運搬装置
は基板を第1軸に沿って直線的に移動させる。ディスペ
ンサは、運搬装置の上に配置され、所定の距離だけ離さ
れた複数のグループに分割される。各グループは、第1
軸に対して垂直な第2軸に沿って直線的に配置された複
数のディスペンサを備えている。運搬装置は、バイオチ
ップの作製中に基板が各グループのディスペンサの下に
順次配置されるように、各基板を第1軸に沿って所定の
距離だけ一歩刻みで移動させる。基板が各グループのデ
ィスペンサの下に配置されると、駆動装置は、バイオチ
ップの作製中に各グループの各ディスペンサが基板の上
に順次配置されるように、そのグループのディスペンサ
を第2軸に沿って一歩刻みで移動させる。基板が各ディ
スペンサの下に配置されると、複数の試薬がその上に分
配される。
【0013】第3の好ましい実施の形態では、運搬装置
は円形経路を通って基板を回転させる。ディスペンサは
運搬装置の上に環状に配置され、所定の距離だけ離され
ている。運搬装置は、バイオチップの作製中に基板が各
ディスペンサの下に順次配置されるべく、当該基板が所
定の距離にわたる弧上を一歩刻みで移動するように各基
板を回転させる。基板が各ディスペンサの下に配置され
ると、複数の試薬がその上に分配される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明のマイクロディスペンサを詳述する。
【0015】第1の実施の形態 図1、図2、および図3は、本発明の第1の好ましい実
施の形態にかかわる基板430からバイオチップ440
を製造するための装置400を示す。装置400は運搬
装置410および一連のディスペンサ420を備えてい
る。
【0016】運搬装置410は台座411、複数の移送
装置412、複数の位置決め装置413、および複数の
保持器414を備えている。スロット4111が設けら
れた台座411は、基板430を受け入れて支持するた
めに使用される。各々の移送装置412はディスペンサ
420に対応し、カム4121およびロッド4122を
備えている。各々のカム4121は台座411に回転可
能に配置される。各々のロッド4122は一端において
カム4121に接続され、他端においてスロット411
1を介して基板430に当接する。ロッド4122は、
カム4121の回転によって基板430を、対応するデ
ィスペンサ420の下の位置から軸Xに沿って隣接する
ディスペンサの下の位置に移動させる。ディスペンサ4
20に対応する位置決め装置413は台座411に配置
され、基板430を台座411上の所定の位置に押し込
むために使用される。台座411上に配置された3個の
保持器414は、基板430に当接することによって対
応する位置決め装置と協働して、基板430を台座41
1上の所定の位置に配置させる。
【0017】ディスペンサ420は運搬器410の上に
配置され、軸Xに沿って所定の距離Gだけ離されてい
る。運搬装置410は、基板430が連続的に各ディス
ペンサ420の下に配置されるように、基板430を一
歩刻みで距離Gだけ移動させる。ディスペンサ420
は、図3に示すように、台座411上に配置された基板
430に面する複数のノズル421を備えている。各々
のノズル421は、基板430の所定の位置に所定の試
薬を分配することができる。したがって、1つのディス
ペンサ420は基板430上の異なる位置に複数の試薬
を分配する。一連の異なるディスペンサ420によって
基板430上に分配された複数の試薬は、図4〜7に示
されるように、試薬が重ならないように整列させること
が好ましいことが理解される。図4では、第1のディス
ペンサによって分配される複数の試薬が1と標記され
る。図5〜6では、第2および第3のディスペンサによ
って分配された連続的な複数の試薬が、2および3と標
記される。図7は、9つのディスペンサから複数の試薬
を受け取った後の完成したバイオチップの実施の形態を
示す。
【0018】複数の基板430を運搬装置410の台座
411上に順次受け入れて、同時に支持することができ
る。運搬装置410は、各基板430が連続的に各ディ
スペンサ420の下に移動するように、台座411上に
支持された各々の基板430を同時に距離Gだけ一歩刻
みで移動させる。ディスペンサ420の下で停止するた
びに、複数の試薬が基板430上に分配される。
【0019】装置400はさらに、ロボット450a、
450b、一連の検出装置460、およびコントローラ
470を備えている。ロボット450a、450bは基
板430を運搬装置410に載せたり取り出したりする
ことができる。一連のディスペンサ420にそれぞれ対
応する一連の検出装置460は、基板が対応するディス
ペンサの下に配置されているかどうかを検出する。検出
装置460は検出結果をコントローラ470へ出力す
る。コントローラ470は、検出装置460からの信号
に基づいてディスペンサ420の分配を制御する。
【0020】複数の基板を同時に処理することができる
ので、バイオチップを大量生産することができる。その
結果、バイオチップを製造する効率が著しく向上する。
【0021】本発明で開示する製法の記述は、ディスペ
ンサを備えた製造装置に基づいていることが理解され
る。したがって、本明細書では、試薬は分配によって基
板上に形成される。しかし、本発明の製法はそのような
方法に制限されない。たとえば、試薬はピンスポットな
ど接触によって基板上に形成することができる。
【0022】第2の実施の形態 図8は、本発明の第2の好ましい実施の形態を示す。基
板530からバイオチップ560を製造するための装置
500は、運搬装置510および複数のディスペンサ5
20、ステップモータ550、複数のセンサ540、お
よび駆動装置570を備えている。
【0023】運搬装置510は運搬ベルト511および
2つのローラ512を備えている。運搬ベルト511
は、少なくとも1つの基板530をその上に受けて支持
するために使用される。ローラ512はステップモータ
550に電気的に接続され、運搬ベルト511を第1軸
Xに沿って移動させる。
【0024】この実施の形態では、ディスペンサ520
は、第1軸Xに沿って所定の距離Gだけ離された複数の
グループ521に分割される。各々のグループは、駆動
装置570に電気的に接続され、第1軸Xに対して垂直
な第2軸Yに沿って移動可能に配置された複数のディス
ペンサ520を備えている。
【0025】運搬装置510のローラ512に電気的に
接続されたステップモータ550は、運搬装置510の
運搬ベルト511を所定の距離Gだけ移動させる。ステ
ップモータ550に電気的に接続されたセンサ540
は、基板530の位置を検出し、かつディスペンサグル
ープ521に対応する位置に基板を停止させるために設
けることができる。いずれの場合も、基板530は、各
基板が各ディスペンサグループ521の下に順次配置さ
れるように、第1軸Xに沿って一歩刻みで前進する。
【0026】基板530がディスペンサグループ521
の下に配置されると、駆動装置570は、各ディスペン
サが基板530の上に順次配置されるように、そのディ
スペンサグループ521を第2軸に沿って一歩刻みで移
動させる。ディスペンサ520が基板530の上に配置
されると、その上に複数の試薬が分配される。
【0027】複数の基板530を運搬装置510上に順
次受け入れて、同時に支持することができる。運搬装置
510は、各基板が連続的に各ディスペンサグループ5
21の下に移動するように、各々の基板530を一歩刻
みで距離Gだけ同時に移動させる。ディスペンサグルー
プ521の下で停止するたびに、ディスペンサグループ
521内の各ディスペンサ520は、基板530上に複
数の試薬を分配する。
【0028】複数の基板を同時に処理することができる
ので、バイオチップを大量生産することができる。その
結果、バイオチップを製造する効率が著しく向上する。
【0029】基板530を運搬装置510に載せたり取
り出したりするために、ロボットを使用できることが理
解される。また、センサ540は検出結果をコントロー
ラ(図示せず)へ出力することができる。そのようなコ
ントローラは、センサ540からの信号に基づき、ディ
スペンサ520の分配を制御することができる。
【0030】第3の実施の形態 図9は、本発明にかかわる基板630からバイオチップ
650を製造するための装置600の第3の実施の形態
を示す。装置600は運搬装置610および複数のディ
スペンサ620、ステップモータ660、および複数の
センサ640を備えている。
【0031】運搬装置610はロータ611およびプラ
ットフォーム612を備えている。ロータ611は、ス
テップモータ660の起動によってプラットフォーム6
12を回転させることができるように、ステップモータ
660に電気的に接続される。ロータ611の周囲に配
置されたプラットフォーム612は、基板630を受け
入れて支持するために使用される。プラットフォーム6
12は円形であり、ディスペンサ620は環状に配置さ
れ、所定の距離Gだけ離されている。運搬装置610
は、バイオチップの作製中に基板が各ディスペンサ62
0の下に順次配置されるべく、当該基板が所定の距離に
わたる弧上を一歩刻みで移動するように各基板630を
回転させる。基板630が各ディスペンサ620の下に
配置されると、複数の試薬がその上に分配される。
【0032】複数の基板630を運搬装置610上に順
次受け入れて、同時に支持することができる。運搬装置
610は、各基板が連続的に各ディスペンサ620の下
に移動するように、各々の基板630を距離Gだけ一歩
刻みで同時に移動させる。ディスペンサ620の下で停
止するたびに、基板630上に複数の試薬を分配する。
複数の基板を同時に処理することができるので、バイオ
チップが大量生産される。その結果、バイオチップを製
造する効率が著しく向上する。
【0033】基板630を運搬装置610に載せたり取
り出したりするために、ロボットを使用できることが理
解される。また、センサ640は検出結果をコントロー
ラ(図示せず)へ出力することができる。そのようなコ
ントローラは、センサ640からの信号に基づき、ディ
スペンサ620の分配を制御することができる。
【0034】第4の実施の形態 図10および図11は、本発明の第4の好ましい実施の
形態にかかわる基板730からバイオチップ740を製
造するための装置400を示す。装置700は運搬装置
710および一連のディスペンサ720を備えている。
【0035】運搬装置710は台座711、複数の移送
装置712、複数の位置決め装置713、複数の保持器
714、および複数の取付手段である取付具715を備
えている。スロット7111が設けられた台座711
は、取付具715をその上に配置するために使用され
る。各々の移送装置712はディスペンサ720に対応
し、カム7121およびロッド7122を備えている。
各々のカム7121は台座711に回転可能に配置され
る。各々のロッド7122は一端においてカム7121
に接続され、他端においてスロット7111を通して取
付具715に当接する。ロッド7122は、カム712
1の回転によって取付具715を、対応するディスペン
サ720の下の位置から軸Xに沿って隣接するディスペ
ンサの下の位置に移動させる。ディスペンサ720に対
応する位置決め装置713は台座711に配置され、取
付具715を台座711上の所定の位置に押し込むため
に使用される。台座711上に配置された3個の保持器
714は、基板730に当接することによって対応する
位置決め装置と協働して、取付具715を台座711上
の所定の位置に配置させる。台座711上に配置された
各々の取付具715は、基板730を受け入れて支持す
るために使用される。
【0036】ディスペンサ720は運搬装置710の上
に配置され、軸Xに沿って所定の距離Gだけ離される。
運搬装置710は、取付具715上に配置された基板7
30が連続的に各ディスペンサ720の下に配置される
ように、取付具715を一歩刻みで距離Gだけ移動させ
る。ディスペンサ720は、取付具715上に配置され
た基板730に面する、第1の実施の形態の場合と同じ
複数のノズル(図示せず)を備えている。各々のノズル
は、基板730の所定の位置に所定の試薬を分配するこ
とができる。したがって、1つのディスペンサ720が
基板730の様々な位置に複数の試薬を分配する。一連
の異なるディスペンサ720によって基板730上に分
配される複数の試薬は、試薬が重ならないように整列さ
せることが好ましいことが理解される。
【0037】複数の基板730を運搬装置710の異な
る台座711上に順次受け入れ、同時に支持することが
できる。運搬装置710は、各基板が各ディスペンサ7
20の下に連続的に移動するように、取付具715上に
支持された各々の基板730を一歩刻みで距離Gだけ同
時に移動させる。ディスペンサ720の下で停止するた
びに、複数の試薬が基板730上に分配される。
【0038】装置はさらにロボット750a、750
b、一連の検出装置760、およびコントローラ770
を備えている。ロボット750a、750bは基板73
0を運搬装置710に載せたり取り出すことができる。
一連のディスペンサ720にそれぞれ対応する一連の検
出装置760は、対応するディスペンサの下に基板73
0が配置されているかどうかを検出する。検出装置76
0は検出結果をコントローラ770へ出力する。コント
ローラ770は、検出装置760からの信号に基づき、
ディスペンサの分配を制御する。
【0039】複数の基板を同時に処理することができる
ので、バイオチップを大量生産することができる。その
結果、バイオチップを製造する効率が著しく向上する。
【0040】加えて、本実施の形態では基板が取付具に
よって支持されるので、運搬中の破損が防止される。
【0041】本発明を好ましい実施の形態に関連して詳
しく示し記載したが、本発明の精神および範囲から逸脱
することなく、様々な変化や変形を施すことができるこ
とを当業者は容易に理解するであろう。特許請求の範囲
は、開示した実施の形態、これらの代替物、およびその
すべての均等物を含むものと解釈される。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、高密度の試薬がその上
に配置されたバイオチップを大量生産するための方法お
よび装置を提供することができる。
【0043】また、本発明によれば、バイオチップを製
造する効率を高めることができる方法および装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバイオチップ製造装置の第1の実施の
形態を示す概略図である。
【図2】図1のA部分の拡大図である。
【図3】本発明にかかわるディスペンサの底面図であ
る。
【図4】本発明の方法にかかわる複数の試薬が配置され
る基板の連続的な工程図である。
【図5】本発明の方法にかかわる複数の試薬が配置され
る基板の連続的な工程図である。
【図6】本発明の方法にかかわる複数の試薬が配置され
る基板の連続的な工程図である。
【図7】本発明の方法にかかわる複数の試薬が配置され
る基板の連続的な工程図である。
【図8】本発明のバイオチップ製造装置の第2の実施の
形態を示す概略図である。
【図9】本発明のバイオチップ製造装置の第3の実施の
形態を示す概略図である。
【図10】本発明のバイオチップ製造装置の第4の実施
の形態を示す概略図である。
【図11】図10のB部分の拡大図である。
【図12】バイオチップを製造するための従来のシステ
ムの概略工程図である。
【図13】従来の別の分配装置を示す簡略化された概略
図である。
【図14】図13の装置によって基板上に複数の試薬を
堆積する方法を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陳 英棋 台湾新竹縣關西鎮正義路123号 Fターム(参考) 2G058 CC09 CC11 CD04 CD12 CF06 CF09 CF17 CF22 EA04 EA11 EB01 ED02 ED05 ED19 ED35 GE03 4B029 AA07 BB20 CC03 CC08 FA12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの基板から少なくとも1
    つのバイオチップを製造するための装置であって、前記
    基板を一連の受入位置に移動させるための運搬装置と、
    前記運搬装置の前記一連の受入位置に相対する一連の分
    配位置に配置された一連のディスペンサであって、各々
    の前記ディスペンサが複数のノズルを有し、各々の前記
    ノズルが前記基板の所定の位置に所定の試薬を分配する
    ディスペンサとからなり前記基板が対応する受入位置に
    配置されたときに、前記一連のディスペンサの中の各デ
    ィスペンサが複数の試薬を前記基板上に分配する装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスペンサが、前記基板の移動に
    よって規定される第1軸に沿って所定の距離だけ離され
    ており、前記運搬装置が前記基板を所定の距離だけ一歩
    刻みで移動させる請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 異なるディスペンサから分配される試薬
    が重ならないように前記一連のディスペンサが整列され
    てなる請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記運搬装置が、前記基板を受け入れて
    支持するための台座と、前記基板を前記一連の分配位置
    のうちの1つの位置から前記分配位置のうちのつぎの位
    置に移動させるために、前記台座に配置された複数の移
    送装置とを備えてなる請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記運搬装置が、前記一連の分配位置に
    対応する、前記台座上に配置された複数の位置決め装置
    と、前記複数の位置決め装置に対応する、前記台座上に
    配置された複数の保持器とをさらに備え、各々の前記位
    置決め装置が前記基板を分配位置に対応する所定の位置
    に押し込み、前記保持器が前記基板を前記所定の位置に
    保持する請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記台座にスロットが設けられ、各々の
    前記移送装置が、前記台座に回転可能に配置されたカム
    と、前記基板を移動させるために前記スロットを介して
    延長するロッドとを備え、前記ロッドが一端において前
    記カムに接続され、他端において前記基板に当接し、か
    つ前記ロッドが前記カムの回転によって前記基板を移動
    させる請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記運搬装置が、前記基板を受け入れて
    支持するための複数の取付手段と、上部に前記取付手段
    を配置するための台座と、前記取付手段を前記一連の分
    配位置のうちの1つの位置から前記一連の分配位置のう
    ちのつぎの位置に移動させるために、前記台座に配置さ
    れた複数の移送装置とを備えてなる請求項3記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記運搬装置が、前記一連の分配位置に
    対応する、前記台座上に配置された複数の位置決め装置
    と、前記複数の位置決め装置に対応する、前記台座上に
    配置された複数の保持器とをさらに備え、各々の前記位
    置決め装置が前記取付手段を分配位置に対応する所定の
    位置に押し込み、前記保持器が前記取付手段を前記所定
    の位置に保持する請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記台座にスロットが設けられ、各々の
    前記移送装置が、前記台座に回転可能に配置されたカム
    と、前記取付手段を移動させるために前記スロットを介
    して延びるロッドとを備え、前記ロッドが、一端におい
    て前記カムに接続され、他端において前記取付手段に当
    接し、かつ前記ロッドが前記カムの回転によって前記取
    付手段を移動させる請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記運搬装置を前記所定の距離だけ移
    動させるために、前記運搬装置に電気的に接続されたス
    テップモータと、前記ステップモータに電気的に接続さ
    れ、前記基板の位置を検出するための少なくとも1つの
    センサであって、それにより前記運搬装置とともに移動
    する基板の移動がセンサの検出に依存するように構成さ
    れたセンサとをさらに備えてなる請求項3記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記運搬装置が、上部に基板を受け入
    れて支持するための運搬ベルトと、前記運搬ベルトを移
    動させるために、前記ステップモータに電気的に接続さ
    れた2つのローラとを備えてなる請求項10記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ディスペンサが前記第1軸上で前
    記所定の距離にある複数のグループに分割され、各グル
    ープの前記ディスペンサが前記第1軸に対して垂直な第
    2軸上を移動する請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記運搬装置が、前記ステップモータ
    に電気的に接続されたロータと、上部に前記基板を配置
    するために、前記ロータ上に配置されたプラットフォー
    ムとを備えてなる請求項10記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記プラットフォームが円形であり、
    前記ディスペンサが環状に配置される請求項13記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの基板から少なくとも
    1つのバイオチップを製造するための方法であって、前
    記基板を運搬装置上に受け入れる工程と、一連の分配位
    置に対応する一連の受入位置に前記基板を運搬する工程
    と、各分配位置で前記基板に一連の複数の試薬を分配す
    る工程とを備えた方法。
  16. 【請求項16】 前記一連の受入位置が直線的に配置さ
    れる請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記一連の受入位置が環状に配置され
    る請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記一連の複数の試薬が重ならない請
    求項15記載の方法。
  19. 【請求項19】 複数の基板が前記運搬装置上に同時に
    受け入れられ、前記複数の基板の各々が一歩刻みで前記
    一連の受入位置に運搬される請求項15記載の方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの基板から少なくとも
    1つのバイオチップを製造するための方法であって、 前記基板を運搬装置上に受け入れる工程と、 一連の形成位置に対応する一連の受入位置に前記基板を
    運搬する工程と、 各形成位置で前記基板に一連の複数の試薬を形成する工
    程とを備えた方法。
  21. 【請求項21】 前記一連の受入位置が直線的に配置さ
    れる請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記一連の受入位置が環状に配置され
    る請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記一連の複数の試薬が重ならない請
    求項20記載の方法。
  24. 【請求項24】 複数の基板が前記運搬装置上に同時に
    受け入れられ、前記複数の基板の各々が一歩刻みで前記
    一連の受入位置に運搬される請求項20記載の方法。
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JP2006010690A (ja) * 2004-06-21 2006-01-12 F Hoffmann La Roche Ag 結合能力をもった試薬担体を製造する方法および装置

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