JP2003216978A - 顔特徴を表す三角パッチの生成装置および生成方法ならびに顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

顔特徴を表す三角パッチの生成装置および生成方法ならびに顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003216978A
JP2003216978A JP2002014806A JP2002014806A JP2003216978A JP 2003216978 A JP2003216978 A JP 2003216978A JP 2002014806 A JP2002014806 A JP 2002014806A JP 2002014806 A JP2002014806 A JP 2002014806A JP 2003216978 A JP2003216978 A JP 2003216978A
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triangular
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Naoya Ishikawa
猶也 石川
Yamato Koshimizu
大和 輿水
Takayuki Fujiwara
孝幸 藤原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/20Finite element generation, e.g. wire-frame surface description, tesselation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/168Feature extraction; Face representation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、似顔絵を生成する場合に、目の
傾き、口の湾曲等に関して誇張することができるように
なる顔特徴を表す三角パッチの生成装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 顔特徴を表す三角パッチの生成装置にお
いて、顔の三次元形状データに基づいて、顔の特徴点を
抽出し、抽出した特徴点を用いて、複数の三角パッチを
生成する三角パッチ生成手段、および顔の画像データに
基づいて、顔内の所用箇所の特徴点を抽出し、抽出した
特徴点に基づいて三角パッチを補正する補正手段を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顔特徴を表す三
角パッチの生成装置、顔特徴を表す三角パッチの生成方
法および顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
【0003】本願の発明者は、デジタルカメラで撮像し
た顔画像から三次元の顔形状データを生成し、三次元の
顔形状データから特徴点を抽出し、特徴点をデフォルメ
して三次元の似顔絵を生成する方法を開発している。
【0004】まず、360度の円周状に配置された複数
のデジタルカメラを有する三次元形状測定装置を用い
て、被験者の頭部(顔)を全周にわたって撮像する。つ
まり、360度の円周状に配置した複数のデジタルカメ
ラの中心に被験者を位置させる。三次元形状測定装置
は、通常撮影と光照射撮影とから、頭部全周囲の色彩と
凹凸情報とを取り込み、シルエット(輪郭)法とアクテ
ィブ多眼ステレオ法(パターン光照射)のハイブリッド
法により、三次元形状データを生成する。
【0005】顔の三次元データ(XYZ座標値)から、
目、鼻、口といった特徴点を自動的に抽出し、それらの
特徴点を用いた三角パッチを生成する。そして、この三
角パッチをもとに三次元の似顔絵を生成する。
【0006】つまり、予め複数の被験者のデータから平
均顔の三角パッチを生成しておく。これをSとする。個
別の顔の三角パッチPから平均顔の三角パッチSを引算
すると、その人の個性的に部位が抽出される。その個性
的な部位に誇張率bを掛けて、個性を際立たせ、もとの
顔のデータPに重ね合わせると、デフォルメされた似顔
絵Qができる(式(1))。
【0007】Q=P+b(P−S) …(1)
【0008】ところで、顔の特徴点は、顔の三次元形状
データのみに基づいて抽出していた。このため、特徴点
を用いて目(この例では左目)の領域において生成され
た三角パッチは、図7(a)に示すように、目を覆うよ
うに三角パッチが生成されている。また、特徴点を用い
て口領域において生成された三角パッチは、図8(a)
に示すように、口の上側部分および下側部分を覆うよう
に三角パッチが生成されている。
【0009】このため、似顔絵を生成する場合に、目の
傾き、口の湾曲等に関して誇張することはできなかっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、似顔絵を
生成する場合に、目の傾きや口の湾曲等に関して誇張す
ることができるようになる顔特徴を表す三角パッチの生
成装置および生成方法ならびに顔特徴を表す三角パッチ
の生成処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、顔特徴を表す三角パッチの生成装置において、顔の
三次元形状データに基づいて、顔の特徴点を抽出し、抽
出した特徴点を用いて、複数の三角パッチを生成する三
角パッチ生成手段、および顔の画像データに基づいて、
顔内の所用箇所の特徴点を抽出し、抽出した特徴点に基
づいて三角パッチを補正する補正手段を備えていること
を特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成装置において、補正手
段は、顔部分の画像データに基づいて、目の左右端部を
それぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づい
て、目領域の三角パッチを補正するものであることを特
徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成装置において、補正手
段は、顔部分の画像データに基づいて、上唇の上側の輪
郭の左右中央および下唇の下側の輪郭の左右中央をそれ
ぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づいて、
口領域の三角パッチを補正するものであることを特徴と
する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成装置において、補正手
段は、顔部分の画像データに基づいて、目の左右端部を
それぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づい
て、目領域の三角パッチを補正する手段および顔部分の
画像データに基づいて、上唇の上側の輪郭の左右中央お
よび下唇の下側の輪郭の左右中央をそれぞれ特徴点とし
て抽出し、抽出した特徴点に基づいて、口領域の三角パ
ッチを補正する手段を備えていることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、顔特徴を表す三
角パッチの生成方法において、顔の三次元形状データに
基づいて、顔の特徴点を抽出し、抽出した特徴点を用い
て、複数の三角パッチを生成する三角パッチ生成ステッ
プ、および顔の画像データに基づいて、顔内の所用箇所
の特徴点を抽出し、抽出した特徴点に基づいて三角パッ
チを補正する補正ステップを備えていることを特徴とす
る。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成方法において、補正ス
テップは、顔部分の画像データに基づいて、目の左右端
部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基
づいて、目領域の三角パッチを補正するものであること
を特徴とする。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成方法において、補正ス
テップは、顔部分の画像データに基づいて、上唇の上側
の輪郭の左右中央および下唇の下側の輪郭の左右中央を
それぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づい
て、口領域の三角パッチを補正するものであることを特
徴とする。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項5に記載
の顔特徴を表す三角パッチの生成方法において、補正ス
テップは、顔部分の画像データに基づいて、目の左右端
部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基
づいて、目領域の三角パッチを補正するステップおよび
顔部分の画像データに基づいて、上唇の上側の輪郭の左
右中央および下唇の下側の輪郭の左右中央をそれぞれ特
徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づいて、口領域
の三角パッチを補正するステップを備えていることを特
徴とする。
【0019】請求項9に記載の発明は、顔特徴を表す三
角パッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、顔の三次元形状デー
タに基づいて、顔の特徴点を抽出し、抽出した特徴点を
用いて、複数の三角パッチを生成する三角パッチ生成ス
テップ、および顔の画像データに基づいて、顔内の所用
箇所の特徴点を抽出し、抽出した特徴点に基づいて三角
パッチを補正する補正ステップを実行するための顔特徴
を表す三角パッチの生成処理プログラムを記録している
ことを特徴とする。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
補正ステップは、顔部分の画像データに基づいて、目の
左右端部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴
点に基づいて、目領域の三角パッチを補正するものであ
ることを特徴とする。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載の顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
補正ステップは、顔部分の画像データに基づいて、上唇
の上側の輪郭の左右中央および下唇の下側の輪郭の左右
中央をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に
基づいて、口領域の三角パッチを補正するものであるこ
とを特徴とする。
【0022】請求項12に記載の発明は、請求項9に記
載の顔特徴を表す三角パッチの生成処理プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
補正ステップは、顔部分の画像データに基づいて、目の
左右端部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴
点に基づいて、目領域の三角パッチを補正するステップ
および顔部分の画像データに基づいて、上唇の上側の輪
郭の左右中央および下唇の下側の輪郭の左右中央をそれ
ぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づいて、
口領域の三角パッチを補正するステップを備えているこ
とを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0024】〔1〕三次元似顔絵生成装置の全体構成の
説明
【0025】図1は、三次元似顔絵生成装置の構成を示
している。
【0026】三次元似顔絵生成装置は、パーソナルコン
ピュータによって実現される。パーソナルコンピュータ
10には、ディスプレイ(モニタ)21、マウス22お
よびキーボード23が接続されている。パーソナルコン
ピュータ10は、CPU11、メモリ12、ハードディ
スク13、CD−ROMのようなリムーバブルディスク
のドライブ(ディスクドライブ)14を備えている。
【0027】ハードディスク13には、OS(オペレー
ティングシステム)等の他、三次元似顔絵生成処理プロ
グラムが格納されている。三次元似顔絵生成処理プログ
ラムは、それが格納されたCD−ROM20を用いて、
ハードディスク13にインストールされる。また、ハー
ドディスク13には、平均顔を生成するための複数の人
物の頭部全周囲のポリゴンデータ(以下、平均顔作成用
のポリゴンデータという)およびそれらのポリゴンデー
タの各ポリゴン毎のカラー画像データと、作成しようと
する似顔絵の元となる人物の頭部全周囲のポリゴンデー
タ(以下、入力顔のポリゴンデータという)およびその
ポリゴンデータの各ポリゴン毎のカラー画像データとが
予め格納されているものとする。この実施の形態では、
ポリゴンデータしとては、3頂点のポリゴンデータが用
いられている。
【0028】人物の頭部全周囲のポリゴンデータ(NF
Fデータ)およびポリゴン毎のカラー画像データは、3
60度の円周状に配置された複数のデジタルカメラを備
えた三次元形状測定装置によって生成される。つまり、
360度の円周状に配置した複数のデジタルカメラの中
心に被験者を位置させる。三次元形状計測装置は、通常
撮影と光照射撮影とから頭部全周囲の撮像データを取り
込み、取り込んだ撮像データに基づいて、ポリゴンデー
タおよびポリゴン毎のカラー画像データを生成する。
【0029】〔2〕三次元似顔絵生成処理プログラムに
基づく三次元似顔絵生成処理手順の説明。
【0030】三次元似顔絵生成処理には、事前処理とし
て行われる平均顔生成処理と、似顔絵生成処理とがあ
る。
【0031】〔2−1〕平均顔生成処理についての説明
【0032】図2は、平均顔生成処理手順を示してい
る。
【0033】(i )ハードディスク13に格納されてい
る複数の人物に対する平均顔作成用のポリゴンデータの
うちから、1人の人物に対する平均顔作成用のポリゴン
データを読み出す(ステップ1)。
【0034】(ii)読み出した平均顔作成用のポリゴン
データをシステムの座標系に変換する(ステップ2)。
【0035】システムの座標系は、図3に示すように、
両耳を通るほぼ鉛直な平面をXY平面とし、鼻頂点から
XY平面への垂線をZ軸とし、Z軸とXY平面との交点
を原点とし、XY平面内において原点を通りかつ顔の左
右方向にのびた軸をX軸、XY平面内において原点を通
りかつ顔の上下方向にのびた軸をY軸として定義されて
いる。
【0036】三次元形状測定装置から得られるポリゴン
データの座標系(三次元形状測定装置の座標系)につい
て説明する。360度の円周状に配置された複数のデジ
タルカメラの中心を通る鉛直線がY軸に設定されてい
る。また、Y軸に直角な方向に、X軸およびZ軸が設定
されている。三次元形状測定装置で人を撮像する際に
は、360度の円周状に配置した複数のデジタルカメラ
の中心に人を位置させるとともに、その人の顔がZ軸の
+方向を向くようにその人の顔の向きを調整する。な
お、原点の高さ位置は、撮像時において、ほぼ人の顔の
高さ中央がくるような位置に、設定されている。
【0037】ポリゴンデータをシステムの座標系に変換
する手順について説明する。
【0038】まず、図4に示すように、頭部軸に相当
する直線Loを求める。この直線Loは、三次元形状測
定装置の座標系での任意の複数のXZ平面で分割した三
次元形状データの重心を点列とし、これらの重心の点列
との距離の総和が最も小さくなる直線として求められ
る。
【0039】そして、求めた直線LoをY軸とするため
の変換を、ポリコンデータに対して行う。この変換は、
直線LoをY軸とするための回転移動および平行移動と
により行われる。なお、システム座標系の原点等の未知
のパラメータは、三次元形状測定装置の座標系に合わせ
る。
【0040】次に、上記で変換されたポリゴンデー
タを、三次元形状測定装置の座標系でのX軸を中心にし
た回転移動およびZ軸を中心にした回転移動を組み合わ
せて回転移動させ、全ての頂点データからで定義した
Y軸への最小距離の合計が最も小さくなるような位置を
求める。
【0041】この位置でのY軸がシステム座標系のY軸
となる。ここで行われる変換は、X軸を中心にした回転
移動およびZ軸を中心にした回転移動となる。
【0042】三次元形状計測装置の座標系のZ軸方向
がシステム座標系のZ軸と同じであると仮定して、Z軸
方向への値が最大となる点を鼻頂点とする。そして、
で定義したシステム座標系のY軸と鼻頂点からこのY軸
への垂線との交点が、システム座標系の原点Oとなるよ
うに、で変換されたポリゴンデータを変換する。この
変換は、Yの値(y座標)の平行移動により行われる。
【0043】上記、およびの変換により、三次元
形状測定装置の座標系のポリゴンデータがシステムの座
標系のポリゴンデータに変換される。なお、Y軸を法線
ベクトルにもち、かつ原点Oを通るXY平面が求まる。
【0044】以下のステップにおいて、ポリゴンデータ
とは、システムの座標系に変換された後のデータを指
す。
【0045】(iii) 次に、平均顔作成用のポリゴンデ
ータに基づいて、顔の正面側の距離画像(デプスマッ
プ)と顔の背面側の距離画像(デプスマップ)とを生成
する(ステップ3)。
【0046】顔の正面側の距離画像は、平均顔作成用の
ポリゴンデータの頂点データ(x,y,z)のうちのz
>0のデータから生成されるzを距離値とした画像であ
る。顔の背面側の距離画像は、平均顔作成用のポリゴン
データの頂点データのうちのz<0のデータから生成さ
れるzを距離値とした画像である。
【0047】(iv)次に、顔の正面側の距離画像と顔の
背面側の距離画像とに基づいて、複数の特徴点を抽出
し、特徴点を頂点とする複数の三角パッチを生成する
(ステップ4)。
【0048】この実施の形態では、顔の正面側からは、
図5に示すように34個の特徴点が抽出され、顔の背面
側からは、図6に示すように、10個の特徴点が抽出さ
れる。特徴点が図5および図6に示すような点である場
合には、三角パッチは図5および図6に示すようにな
る。この例では、82面の三角パッチが生成される。
【0049】以下、特徴点の抽出方法について説明す
る。
【0050】まず、顔の正面側の距離画像で最も距離値
が高い箇所を鼻頂点P30として抽出する。
【0051】鼻頂点P30から上下方向に走査して、局
所的な極点を抽出する。鼻頂点P30より上側において
は、鼻の落ちた箇所yu1と、額yu2(P26)の2点を
抽出する。鼻頂点P30より下側においては、鼻の落ち
た箇所yb1(P32)と、口の凹凸の4点yb2、yb3
b4、yb5の計5点を抽出する。これらのY軸に沿った
特徴点を用いて、鼻領域、目領域および口領域を抽出す
る。
【0052】鼻領域は次のようにして求められる。鼻頂
点P30から左右方向に距離値勾配を走査して、閾値処
理により鼻領域の左端および右端の位置を決める。極点
u1と鼻頂点P30との中点yu0.5(P28)を鼻領域
の上端位置とし、極点yb1(P32)を鼻領域の下端位
置とする。つまり、点P31、点P27、点P29およ
び点P33を頂点とする四角形領域が鼻領域と定義さ
れ、鼻領域にP27〜P33の特徴点が配置される。
【0053】目領域は次のようにして求められる。極点
u2を目領域の上端位置とし、上記中点yu0.5を目領域
の下端位置とする。そして、これらの2点それぞれから
顔の左右方向に距離値勾配を走査して、閾値処理により
目領域の上端および下端それぞれに対する左端および右
端の位置を決める。つまり、点P22、点P24、点P
10および点P12を頂点とする四角形領域が目領域と
定義される。さらに、特徴点P22とP24との中点を
特徴点P23として設定するとともに、特徴点P10と
P12との中点を特徴点P11として設定する。これに
より、目領域にP10、P11、P12、P22、P2
3、P24、P26の特徴点が配置される。
【0054】口領域は次のようにして求められる。極点
b2を口領域の上端位置とし、極点yb5を口領域の下端
位置とする。そして、これらの2点それぞれから顔の左
右方向に距離値勾配を走査して、閾値処理により目領域
の上端および下端それぞれに対する左端および右端の位
置を決める。つまり、点P36、点P34、点P35お
よび点P38を頂点とする四角形領域が目領域と定義さ
れ、口領域にP34〜P38の特徴点が配置される。
【0055】次に、鼻頂点から放射状に距離値勾配を走
査して閾値処理を行うことにより、顎の特徴点を抽出す
る。この例では、鼻頂点を原点としてX軸(原点からの
走査方向:±x)、Y軸(−y)、y=x(−x)、y
=−x(+x)、y=2x(−x)、y=−2x(+
x)、y=x/2(−x)、y=−x/2(+x)を走
査(括弧内の走査方向)することにより、顎の特徴点P
13〜P21を抽出する。
【0056】また、鼻頂点を原点としてY軸(−y)の
方向に距離値勾配を走査して閾値処理を行うことによ
り、喉の特徴点P5を抽出する。
【0057】また、鼻頂点を原点としてY軸(+y)、
y=2x(+x)、y=−2x(−x)の方向に距離値
勾配を走査して閾値処理を行うことにより、頭部の特徴
点P8、P9、P25を抽出する。
【0058】また、鼻頂点を原点としてy=x(+
x)、y=−x(−x)の方向に距離値勾配を走査して
閾値処理を行うことにより、前髪の左の特徴点P2およ
び前髪の右の特徴点P0を抽出する。
【0059】顔の背面側の特徴点について説明する。点
P39は、額の特徴点P26と、xy座標が同じ点とな
る。また、点P40は、鼻の頂点P30と、xy座標が
同じ点となる。点P3、P7は、点P40を原点とし
て、背面側の距離画像の距離値勾配を左右方向に走査し
て、閾値処理を行うことにより、抽出する。
【0060】点P41は、点P20と点P14の中点を
yの値として配置される。点P4、P6は、点P15と
点P19の中点となるyの値から、左右方向に距離値勾
配を走査して、閾値処理を行うことにより、抽出する。
【0061】点P1、点P42、点P43は、点P40
からそれぞれ、Y軸(−y)、y=−2x(−x)、y
=2x(+x)へ距離値勾配を走査して閾値処理するこ
とにより抽出される。
【0062】正面側の三角パッチと背面側の三角パッチ
とは、所定の特徴点どうしを結ぶことによって結合せし
められる。
【0063】(v )次に、三角パッチの修正処理を行う
(ステップ5)。
【0064】上記ステップ4によって生成された三角パ
ッチでは、図7(a)に示すように、目を覆うように三
角パッチが生成されている。また、図8(a)に示すよ
うに、口の上側部分および下側部分を覆うように三角パ
ッチが生成されている。
【0065】このため、似顔絵において、目の傾き、口
の湾曲等に関して誇張することはできなかった。そこ
で、ステップ5では、目の傾き、口の湾曲等に関して誇
張できるように、図7(b)、図8(b)に示すよう
に、目および口の領域に対する三角パッチを修正する。
以下、この修正処理について説明する。
【0066】まず、ハードディスク13から現在処理し
ている人物に対応するカラー画像データ(ポリゴン内の
三次元カラー画像データ)を読み出す。そして、読み出
した三次元カラー画像データのうち、顔の正面側のデー
タを展開して、2次元カラー画像データを生成する。こ
の2次元カラー画像データを元に、目および口の領域に
対応する三角パッチをより細かく設定する。
【0067】まず、目領域に対応する三角パッチの修正
処理について説明する。2次元カラー画像データに基づ
いて、左目の輪郭を抽出する。抽出した左目の輪郭のう
ち、最も左右の端にある点を特徴点PLa、PLbとし
て設定する。そして、図7(b)に示すように、特徴点
P29、P26、P10、P12、PLa、PLbを用
いて、左目領域に6個の三角パッチを生成する。したが
って、左目領域の三角パッチは3から6に増加する。こ
れにより、システムにつり目、たれ目などを認識させる
ことが可能となる。
【0068】なお、特徴点P11は削除される。したが
って、左目領域において特徴点の数は、1個増加する。
特徴点P11が削除されるため、この特徴点P11とP
10とP2とを頂点とする三角パッチは、P12とP1
0とP2とを頂点とする三角パッチに変更せしめられ
る。右目についても同様な処理を行って、三角パッチを
変更する。
【0069】口領域に対応する三角パッチの変更処理に
ついて説明する。2次元カラー画像データに基づいて、
口の輪郭を抽出する。この際、肌色領域と口の赤成分の
差を利用して口の輪郭を抽出する。上唇と下唇の輪郭の
それぞれ中央を、特徴点PMa、PMbとして設定す
る。そして、図8(b)に示すように、特徴点P36、
P34、P31、P33、P35、P38、PMa、P
Mbを用いて、口領域に8個の三角パッチを生成する。
したがって、口領域の三角パッチは6から8に増加す
る。これにより、口の左右の大きさだけでなく、口の縦
の大きさ(唇の厚さ)、口の湾曲を含めた口の形状をシ
テスムに認識させることが可能となる。
【0070】なお、特徴点P32およびP37は削除さ
れる。このため、口領域において特徴点の数は変化しな
い。特徴点P32およびP37は削除されるため、図5
において、P32とP30を結ぶ線およびP37とP1
7を結ぶ線は無くなる。したがって、口領域内において
三角パッチは2個増加するが、口領域の外側において、
三角パッチの数が2個減少することになる。
【0071】ステップ5の修正処理によって、顔の正面
側の特徴点数は2個増えて36となり、顔の背面側の特
徴点数は変化なしで10のままとなり、三角パッチの個
数は6個増えて88となる。
【0072】(vi)ハードディスク13に格納されてい
る全て平均顔作成用のポリゴンデータに対して上記ステ
ップ1〜5の処理が行われるまで、上記ステップ1〜5
の処理を繰り返すことにより、複数の平均顔作成用のポ
リゴンデータに対して三角パッチを生成する(ステップ
6)。
【0073】(vii )このようにして、複数の顔に対す
る三角パッチが生成されると、生成された複数の顔に対
する三角パッチに基づいて、平均顔の三角パッチを生成
する(ステップ7)。
【0074】つまり、各三角パッチの頂点(特徴点)の
座標(x,y,z)の平均値を次式(2)に基づいて算
出する。そして、得られた各三角パッチの頂点の座標
(x,y,z)の平均値から得られる点を平均顔の特徴
点として、平均顔の三角パッチ(平均距離画像)を生成
する。
【0075】
【数1】
【0076】上記式(2)において、 m(m=1,2
…88)は三角パッチを示し、j(j=1,2,3)は
三角パッチの頂点を表す。
【0077】x(m,j) (k) 、y(m,j) (k) およびz
(m,j) (k) は、それぞれ平均顔作成用の複数の顔の各三
角パッチの頂点のx座標、y座標およびz座標を示して
いる。なお、k=1,2,…Nである。
【0078】x(m,j) (S) 、y(m,j) (S) およびz
(m,j) (S) は、それぞれ平均顔の各三角パッチの頂点の
x座標、y座標およびz座標を示している。
【0079】このようにして得られた平均顔の三角パッ
チは、平均顔の三角パッチとしてハードディスク13に
格納される。
【0080】〔2−2〕似顔絵生成処理についての説明
【0081】図9は、似顔絵生成処理手順を示してい
る。
【0082】(i )ハードディスク13に格納されてい
る入力顔のポリゴンデータを読み出す(ステップ1
1)。
【0083】(ii)読み出した入力顔のポリゴンデータ
をシステムの座標系に変換する(ステップ12)。この
処理は、図2のステップ2の処理と同様であるのでその
説明を省略する。
【0084】(iii) 次に、入力顔のポリゴンデータに
基づいて、顔の正面側の距離画像と顔の背面側の距離画
像とを生成する(ステップ13)。この処理は、図2の
ステップ3の処理と同様であるのでその説明を省略す
る。
【0085】(iv)次に、顔の正面側の距離画像と顔の
背面側の距離画像とに基づいて、複数の特徴点を抽出
し、特徴点を頂点とする複数の三角パッチを生成する
(ステップ14)。この処理は、図2のステップ4の処
理と同様であるのでその説明を省略する。
【0086】(v )次に、三角パッチの修正処理を行う
(ステップ15)。この処理は、図2のステップ5の処
理と同様であるのでその説明を省略する。
【0087】(vi) 次に、入力顔の三角パッチと平均顔
の三角パッチと誇張率bに基づいて似顔絵の三角パッチ
を生成する(ステップ16)。
【0088】似顔絵の三角パッチは、次式(3)に基づ
いて算出する。
【0089】
【数2】
【0090】上記式(3)において、m(m=1,2…
88)は三角パッチを示し、j(j=1,2,3)は三
角パッチの頂点を表す。また、bは誇張率を示す。
【0091】x(m,j) (Q) 、y(m,j) (Q) およびz
(m,j) (Q) は、それぞれ似顔絵の各三角パッチの頂点の
x座標、y座標およびz座標を示している。
【0092】x(m,j) (P) 、y(m,j) (P) およびz
(m,j) (P) は、それぞれ入力顔の各三角パッチの頂点の
x座標、y座標およびz座標を示している。
【0093】x(m,j) (S) 、y(m,j) (S) およびz
(m,j) (S) は、それぞれ平均顔の各三角パッチの頂点の
x座標、y座標およびz座標を示している。
【0094】(vii)次に、似顔絵の三角パッチに基づい
て、入力顔の各ポリゴンデータの頂点データを変形する
ことにより、似顔絵に対するポリゴンデータを生成する
(ステップ17)。
【0095】図10(a)は、入力顔の三角パッチとポ
リゴンデータの頂点とを示し、図10(b)は、似顔絵
の三角パッチと変形後のポリゴンデータの頂点とを示し
ている。
【0096】図10において、F、F’はポリゴンデー
タの頂点を示し、T1 、T2 、T3とT1 ’、T2 ’、
3 ’とは三角パッチT、T’の頂点を示している。
【0097】Iは、原点0とFとを通る直線と三角パッ
チT(T1 、T2 、T3 )との交点を示している。I’
は、原点0とF’とを通る直線と三角パッチT’
(T1 ’、T2 ’、T3 ’)との交点を示している。
【0098】入力顔の三角パッチ内において、次式
(4)が成立する。
【0099】
【数3】
【0100】また、直線OFと直線OIとは、次式
(5)で表される。
【0101】
【数4】
【0102】T1 、T2 、T3 、Fは既知なので、パラ
メータα、β、γが求まる。したがって、任意のポリゴ
ンデータの頂点Fと対応する三角パッチTがα、β、γ
という3つのパラメータによって関係付けされる。
【0103】似顔絵の三角パッチ内においては次式
(6)が成立するので、次式(6)からOとF’とを通
る直線と三角パッチT’(T1 ’、T2 ’、T3 ’)と
の交点I’が求められる。
【0104】
【数5】
【0105】また、次式(7)に基づいて、変形後の
F’が求まる。
【0106】
【数6】
【0107】これをポリゴンの各頂点に対して計算し
て、似顔絵を生成する。
【0108】
【発明の効果】この発明によれば、似顔絵を生成する場
合に、目の傾き、口の湾曲等に関して誇張することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、似顔絵生成装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】図2は、平均顔生成処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】図3は、システムの座標系を示す模式図であ
る。
【図4】図4は、システムの座標系のY軸の推定方法を
説明するための模式図である。
【図5】図5は、顔の正面側に設定される特徴点と三角
パッチを示す模式図である。
【図6】図6は、顔の背面側に設定される特徴点と三角
パッチを示す模式図である。
【図7】図7は、目領域の三角パッチの修正方法を説明
するための模式図である。
【図8】図8は、口領域の三角パッチの修正方法を説明
するための模式図である。
【図9】図9は、似顔絵生成処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】図10は、似顔絵の三角パッチに基づいて、
入力顔の各ポリゴンデータの頂点データを変形する方法
を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 11 CPU 12 メモリ 13 ハードディスク 14 ディスクドライブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 孝幸 愛知県名古屋市守山区瀬古2−305−5− 805 Fターム(参考) 5B050 AA10 BA07 BA09 BA12 CA07 DA04 DA10 EA06 EA19 EA27 EA28 FA02 FA09 5B057 AA20 CA01 CA08 CA12 CA16 CB13 CB17 CC03 CD14 CE15 DA08 DA17 DB02 DB06 DB09 DC05 DC16 DC25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔の三次元形状データに基づいて、顔の
    特徴点を抽出し、抽出した特徴点を用いて、複数の三角
    パッチを生成する三角パッチ生成手段、および顔の画像
    データに基づいて、顔内の所用箇所の特徴点を抽出し、
    抽出した特徴点に基づいて三角パッチを補正する補正手
    段、 を備えている顔特徴を表す三角パッチの生成装置。
  2. 【請求項2】 補正手段は、顔部分の画像データに基づ
    いて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽
    出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを補正す
    るものである請求項1に記載の顔特徴を表す三角パッチ
    の生成装置。
  3. 【請求項3】 補正手段は、顔部分の画像データに基づ
    いて、上唇の上側の輪郭の左右中央および下唇の下側の
    輪郭の左右中央をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出し
    た特徴点に基づいて、口領域の三角パッチを補正するも
    のである請求項1に記載の顔特徴を表す三角パッチの生
    成装置。
  4. 【請求項4】 補正手段は、顔部分の画像データに基づ
    いて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出し、抽
    出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを補正す
    る手段および顔部分の画像データに基づいて、上唇の上
    側の輪郭の左右中央および下唇の下側の輪郭の左右中央
    をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した特徴点に基づ
    いて、口領域の三角パッチを補正する手段を備えている
    請求項1に記載の顔特徴を表す三角パッチの生成装置。
  5. 【請求項5】 顔の三次元形状データに基づいて、顔の
    特徴点を抽出し、抽出した特徴点を用いて、複数の三角
    パッチを生成する三角パッチ生成ステップ、および顔の
    画像データに基づいて、顔内の所用箇所の特徴点を抽出
    し、抽出した特徴点に基づいて三角パッチを補正する補
    正ステップ、 を備えている顔特徴を表す三角パッチの生成方法。
  6. 【請求項6】 補正ステップは、顔部分の画像データに
    基づいて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出
    し、抽出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを
    補正するものである請求項5に記載の顔特徴を表す三角
    パッチの生成方法。
  7. 【請求項7】 補正ステップは、顔部分の画像データに
    基づいて、上唇の上側の輪郭の左右中央および下唇の下
    側の輪郭の左右中央をそれぞれ特徴点として抽出し、抽
    出した特徴点に基づいて、口領域の三角パッチを補正す
    るものである請求項5に記載の顔特徴を表す三角パッチ
    の生成装置。
  8. 【請求項8】 補正ステップは、顔部分の画像データに
    基づいて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出
    し、抽出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを
    補正するステップおよび顔部分の画像データに基づい
    て、上唇の上側の輪郭の左右中央および下唇の下側の輪
    郭の左右中央をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した
    特徴点に基づいて、口領域の三角パッチを補正するステ
    ップを備えている請求項5に記載の顔特徴を表す三角パ
    ッチの生成装置。
  9. 【請求項9】 顔特徴を表す三角パッチの生成処理プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    であって、 顔の三次元形状データに基づいて、顔の特徴点を抽出
    し、抽出した特徴点を用いて、複数の三角パッチを生成
    する三角パッチ生成ステップ、および顔の画像データに
    基づいて、顔内の所用箇所の特徴点を抽出し、抽出した
    特徴点に基づいて三角パッチを補正する補正ステップ、 を実行するための顔特徴を表す三角パッチの生成処理プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 補正ステップは、顔部分の画像データ
    に基づいて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出
    し、抽出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを
    補正するものである、請求項9に記載の顔特徴を表す三
    角パッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 補正ステップは、顔部分の画像データ
    に基づいて、上唇の上側の輪郭の左右中央および下唇の
    下側の輪郭の左右中央をそれぞれ特徴点として抽出し、
    抽出した特徴点に基づいて、口領域の三角パッチを補正
    するものである、請求項9に記載の顔特徴を表す三角パ
    ッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 補正ステップは、顔部分の画像データ
    に基づいて、目の左右端部をそれぞれ特徴点として抽出
    し、抽出した特徴点に基づいて、目領域の三角パッチを
    補正するステップおよび顔部分の画像データに基づい
    て、上唇の上側の輪郭の左右中央および下唇の下側の輪
    郭の左右中央をそれぞれ特徴点として抽出し、抽出した
    特徴点に基づいて、口領域の三角パッチを補正するステ
    ップを備えている、請求項9に記載の顔特徴を表す三角
    パッチの生成処理プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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