JP2003216603A - 通信端末、及び、プログラム - Google Patents

通信端末、及び、プログラム

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JP2003216603A
JP2003216603A JP2002010419A JP2002010419A JP2003216603A JP 2003216603 A JP2003216603 A JP 2003216603A JP 2002010419 A JP2002010419 A JP 2002010419A JP 2002010419 A JP2002010419 A JP 2002010419A JP 2003216603 A JP2003216603 A JP 2003216603A
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kana
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Naoya Noguchi
直哉 野口
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、メール等の文書入力行える
通信端末、及びプログラムにおいて、誤って入力された
漢字を容易に変更できるようにすることである。 【解決手段】 入力された読み文字(ひらがな)データ
を、文節毎に分けてRAM16の所定メモリエリア内に
記憶し、各文節毎に漢字かな混じり変換を行うが、この
読み文字データは、全文節の変換が確定されるまでRA
M16内の所定メモリエリア内に記憶されたまま保持さ
れるので、一旦確定された前文節の漢字かな混じり文字
を、次文節の消去又は変換のやり直しをすることなく、
他の漢字かな混じり文字に再変換することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール等の文書入
力行える通信端末、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、漢字やかな文字を用いて作成され
たメールを送受信可能な携帯電話等の通信端末が普及し
ている。従来の漢字かな混じり文字を入力する場合、ま
ず、読み文字(ひらがな)が入力され、各文節毎に漢字
かな混じり文字の候補がリスト表示され、そのリスト表
示された文字候補の中から好適な文字列が選択される。
ここで、図4を参照して、従来の通信端末における漢字
かな混じり文字の変換処理を説明する。
【0003】まず、メール作成アプリケーションが起動
され、表示画面は文字入力が可能な状態となっていると
する。まず、読み文字“あかいはな”がユーザにより入
力されると、通信端末のCPUは、表示画面に“あかい
はな”と表示する(ステップS41)。この際、CPU
は、当該入力された読み文字“あかいはな”を文節に分
け、各文節毎に内蔵メモリに記憶する。すなわち、“あ
かいはな”を“あかい”と“はな”の2文節に分け、各
文節毎に内蔵メモリに記憶する。
【0004】次いでCPUは、漢字かな混じり文字に変
換する旨の指示が入力されると、1文節目“あかい”の
表示部分を反転表示し(ステップS42)、更に同指示
が入力されると、内蔵メモリに格納された辞書ファイル
を参照して“あかい”と読む漢字かな混じり文字候補の
リストを表示する(ステップS43)。ここでは、“あ
かい”と読む漢字かな混じり文字として、“赤い”、
“紅い”がリスト表示されている。
【0005】次いでCPUは、上記文字リストの中から
“紅い”が一旦選択されたなら、1文節目の“あかい”
が“紅い”に確定し、メモリに記憶した“あかい”の文
節を消去する。次いで2文節目の“はな”の表示部分を
反転表示する(ステップS44)。この後、上記処理を
繰り返すことにより、読み文字“あかいはな”を漢字か
な混じり文字に変換していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記漢字かな
混じり文字候補のリストの中から不適切な文字を選択し
確定してしまった場合、この不適切な文字に代えて適切
な文字に置き換えるためには、当該不適切な文字を消去
して、読み文字を再入力し、その後、改めて漢字かな混
じり文字に変換させて適切な文字に確定しなければなら
ず、不便であった。たとえば、図4のステップS44に
示すように、一旦確定された“紅い”を“赤い”に変更
しようとした場合、まず“はな”を消去し、次に“紅
い”も消去して、読み文字“あかいはな”を再入力し、
その後、改めて“あかいはな”を漢字かな混じり文字に
変換させて“赤い花”に確定しなければならなかった。
【0007】本発明の課題は、メール等の文書入力行え
る通信端末、及びプログラムにおいて、誤って入力され
た漢字を容易に変更できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、漢字かな混じり文字と読み文字とを関連
付ける辞書データをメモリに格納し、該辞書データに基
づいて漢字かな混じり文字を用いた文書データを作成可
能な通信端末において、入力された読み文字データを文
節に分ける文節分手段と、前記入力された読み文字デー
タを前記文節毎に記憶する記憶手段と、前記辞書データ
を参照して、前記記憶された読み文字データのうちで指
定された文節の読み文字データを漢字かな混じり文字デ
ータに変換する変換制御手段と、前記記憶手段により記
憶された読み文字データの全文節が、前記変換制御手段
により変換された漢字かな混じり文字データに確定され
るまで、当該読み文字データの全文節の記憶を保持させ
る記憶制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】更に、前記変換制御手段は、前記記憶手段
に記憶された読み文字データの複数文節を漢字かな混じ
り文字データに変換したが該読み文字データの全文節の
変換が未だ確定されてない場合、当該漢字かな混じり文
字データに変換後の複数文節のうち、指定された文節だ
けを新たな漢字かな混じり文字データに再変換し、該指
定された文節以外の文節の漢字かな混じり文字データを
保持するのが好ましい。
【0010】また、本発明は、通信端末を制御するコン
ピュータに、入力された読み文字データを文節に分ける
機能と、前記入力された読み文字データを前記文節毎に
記憶手段に記憶する機能と、漢字かな混じり文字と読み
文字とを関連付ける辞書データを参照して、前記記憶さ
れた読み文字データのうちで指定された文節の読み文字
データを漢字かな混じり文字データに変換する機能と、
前記記憶された読み文字データの全文節が前記変換され
た漢字かな混じり文字データに確定されるまで、当該読
み文字データの全文節の記憶を保持する機能と、を実現
させることを特徴とする。
【0011】更に、通信端末を制御するコンピュータ
に、前記記憶された読み文字データの複数文節が漢字か
な混じり文字データに変換されたが、該読み文字データ
の全文節の変換が未だ確定されてない場合、当該漢字か
な混じり文字データに変換後の複数文節のうち、指定さ
れた文節だけを新たな漢字かな混じり文字データに再変
換し、該指定された文節以外の文節の漢字かな混じり文
字データを保持する機能を更に実現させるのが好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の実施の形態における携帯電話機100(通信端末)
について詳細に説明する。
【0013】まず、携帯電話100の外部構成を説明す
る。図1(a)は、携帯電話100の表示操作面を示す
図であり、図1(b)は、図1(a)に示す筐体10a
の表示操作面と反対側の表面を示す図である。
【0014】図1(a)、図1(b)に示すように、携
帯電話100は、筐体10aと筐体10bとが、蝶番部
Aを介して屈曲自在に接続されている。すなわち、携帯
電話100は、蝶番部Aを境にして折り畳み可能であ
り、折り畳まれた際(使用中でない場合)には、筐体1
0a、10bの各表示操作面が互いに対向するように筐
体10aと筐体10bとが重なる。
【0015】図1(a)に示すように、筐体10aの表
示操作面には、キーパッド17、及びマイク20等が配
設され、筐体10bの表示操作面には、受話スピーカ1
8、LCD19aが配設されている。また、キーパッド
17は、カーソルキー17a、SETキー171a、オ
ンフックキー17b、オフフックキー17c、テンキー
17d、クリアキー17e等を有する。また、図1
(b)に示すように、筐体10aの表示操作面と反対側
の表面には、LED19bが配設されている。
【0016】カーソルキー17aは、SETキー171
aの押下によりLCD19aにリスト形式で表示された
携帯電話100の備える各種機能を指定する為のキーで
ある。上記カーソルキー17aのキー操作により指定さ
れた機能に対しSETキー171aが押下されると、当
該機能の実行指示がCPU14に出力される。また、S
ETキー171aは、メール作成用画面等に読み文字が
入力された後に押下されると、入力された読み文字を漢
字かな混じり文字に変換する旨の指示信号をCPU14
に出力する。
【0017】オンフックキー17bは、通話中の通信を
終了する旨の指示信号をCPU14に出力する為のキー
である。また、このオンフックキー17bは、携帯電話
100の電源スイッチとしての機能も有する。すなわ
ち、携帯電話100の電源がオフ状態の場合、ユーザ
は、このキーを長く押下することにより携帯電話100
の電源をオン状態とし、携帯電話100の動作中にこの
キーを長く押下することにより電源をオフにする。
【0018】オフフックキー17cは、着信が検知され
た際に通信開始を指示する指示信号をCPU14に出力
する為のキーである。ユーザは、着信が報知された際、
オフフックキー17cを押下して通話を開始する。
【0019】テンキー17dは、主に電話番号等を入力
する為のキーである。また、このテンキー17dは、文
字入力キーとしての機能も併せ持っており、ユーザは、
メールの作成時にこのテンキー17dを操作することに
よりメール送信用テキストの作成を行う。更に、テンキ
ー17dは、オフフックキー17cとしての機能も備え
る。着信が検知された際、ユーザは、このテンキー17
dのうち何れかのキーを押下することにより、着信処理
を指示する指示信号をCPU14に出力する。
【0020】クリアキー17eは、LCD19a上に表
示された入力文字データを消去したり、一段前の操作に
戻る等の指示をCPU14に送信するキーである。
【0021】受話スピーカ18は、通話時において、呼
び出し音等の通信音や、通信相手の音声等を出力する。
【0022】LCD(Liquid Crystal Display)19a
は、CPU14から供給される各種表示情報を表示す
る。例えば、待受画面に加え、携帯電話100が備える
各種機能の選択をユーザに促す為のメニュー画面、後述
する未処理イベント表示機能の設定画面(図3参照)
や、メール編集画面、或いは、着信を報知する為の着信
画面や、着信メールの表示画面等である。着信用LED
(Light Emitting Diode)19bは、着信がCPU14
により検知された際、点滅してこの旨をユーザに報知す
る。
【0023】マイク20は、入力された音声を電気的ア
ナログ信号に変換する。ユーザは、通信先に送信する自
身の音声をこのマイク20を介して入力する。
【0024】次に、携帯電話100の内部構成を詳細に
説明する。図2は、携帯電話100の内部構成を示す概
略ブロック図である。図2に示すように、携帯電話10
0は、アンテナ11、RF部12、MODEM13、C
PU14(文節分手段、変換制御手段、記憶制御手
段)、EEPROM15、RAM16(記憶手段)、キ
ーパッド17、受話スピーカ18、表示部19、マイク
20等を備えて構成される。
【0025】アンテナ11は、基地局から送信された無
線信号を受信すると共に、携帯電話100のRF部12
から出力される信号を基地局に向け発信する。
【0026】RF部12は、増幅器、変調器、及び復調
器を具備し、アンテナ11で受信した受信信号をこの増
幅器で増幅し、復調器で復調してMODEM13に出力
する。また、MODEM13から供給された送信信号を
この変調器で変調し、増幅器で増幅してアンテナ11に
供給する。
【0027】MODEM13は、RF部12から供給さ
れた受信信号のフレーム処理およびデコード処理等を行
うと共に、RF部12に供給する送信信号のエンコード
処理およびフレーム処理等を行う。
【0028】CPU14は、キーパット17の備える各
種操作キーの押下による押下信号に応じて、通話アプリ
ケーション、メール作成アプリケーション、未処理イベ
ント表示等の各種アプリケーションを実行する。このア
プリケーションは、EEPROM15に格納されたも
の、あるいは、公衆回線を介して外部のサーバからダウ
ンロードしたものであって、一時的にRAM16内の所
定メモリ領域に格納されたものでも良い。
【0029】CPU14は、着信があるか否かを監視
し、着信を検知した場合、着信用LED21を点灯、或
いは点滅させる。また、CPU14は、実行中のアプリ
ケーションに係る各種表示情報を、LCD20に表示さ
せる。
【0030】CPU14は、オンフックキー17bの押
下により通話中の通信を終了する旨の指示信号が入力さ
れると、通話終了処理(基地局に対する通話終了要求の
送信等)を実行し、通話アプリケーションを終了する。
またCPU14は、着信があった場合、オフフックキー
17cの押下により通信開始を指示する指示信号が入力
されると、通話アプリケーションを起動する。
【0031】CPU14は、SETキー171aの押下
により携帯電話100が備える各種機能をリスト表示す
る旨の指示信号が入力されると、当該リストをLCD1
9aに表示する。上記リストには、通話、メール編集
等、携帯電話100が有する各種機能項目が表示されて
いる。
【0032】CPU14は、カーソルキー17aのキー
操作により上記リストの中から指定された機能に対しS
ETキー171aが押下されると、当該機能を実行する
アプリケーションを起動する。
【0033】CPU14は、メール作成用アプリケーシ
ョン等、テキスト入力を行うアプリケーションの起動中
に、テンキー17d等のキー操作により読み文字が入力
されると、当該入力された読み文字をLCD19aに表
示すると共に、当該読み文字データを文節毎に分けて、
後述RAM16内の所定エリア内に記憶する。この際、
当該RAM16の所定メモリエリア内に記憶された各文
節の読み文字データは全文節の変換が確定されるまで保
持される。CPU14は、テンキー17d等のキー操作
により読み文字が入力された後、SETキー171aが
押下されて漢字かな混じり文字変換指示が入力される
と、第1文節の表示個所を反転表示させ、その後、更に
同指示が入力されると、後述するEEPROM15に格
納された辞書ファイルを参照して、この第1文節の読み
に対応する漢字かな混じり文字候補をLCD19aにリ
スト表示する。このリスト表示された漢字かな混じり文
字候補の中から所定候補が選択されている際にSETキ
ー171aが押下されると、当該漢字かな混じり文字が
第1文節に確定される。CPU14は、第1文節が確定
されると、第2文節の表示個所を反転表示させて、上記
第1文節の場合と同様の処理を行うが、この際、クリア
キー17eが押下されて前文節(すなわち、この場合、
第1文節)に対する漢字かな混じり文字への変換のやり
直しを指示する信号が入力されると、前文節(この場
合、第1文節)の読みをLCD19aに再度反転表示さ
せ、この文節に対する漢字かな混じり文字への変換を再
度行う。CPU14は、入力された読み文字の全ての文
節において漢字かな混じり文字への変換が終了すると、
RAM16の所定メモリエリア内に記憶された各文節の
読み文字データを消去する。
【0034】EEPROM(Electrically Erasable an
d Programmable ROM)15は、フラッシュメモリ(Flas
h memory)であって、携帯電話100の各種動作を制御
する主制御プログラム、携帯電話100の有する各種ア
プリケーション用プログラム等(例えば、通話アプリケ
ーション、メール作成アプリケーション、未処理イベン
ト表示等のアプリケーション用プログラム)を格納す
る。
【0035】RAM16は、CPU14により読み出さ
れた所定実行プログラムや、そのプログラムの実行に係
る各種データを一時的に格納するワークエリアを形成す
る。RAM16は、特に、未処理イベントのカテゴリー
名リストを記憶すると共に、各カテゴリーに含まれる未
処理イベント名リストを記憶するワークエリアを形成す
る。
【0036】RAM16は、また、電話番号やメールア
ドレス、或いは送信メールのテキストデータ等を複数記
憶するメモリエリアや、外部サーバからダウンロードし
た各種データや、受信メールのテキストデータ、或いは
その添付画像データ等を複数記録する為のメモリエリア
を備える。
【0037】キーパッド17は、カーソルキー17a、
オンフックキー17b、オフフックキー17c、テンキ
ー17d、クリアキー17e等を備え、表示部19は、
LCD19a、着信用LED19b等を備える(これら
キーパッド17、表示部19が備える各部の詳細は、上
記説明を参照)。
【0038】次に、図3を参照して携帯電話100の動
作を説明する。図3は、携帯電話100による漢字かな
混じり文字変換処理を説明するフローチャートである。
ここでは、一例として、読み文字“あかいはな”を漢字
かな混じり文字に変換する場合を説明するが、入力され
る読み文字は、これに限らない。
【0039】まず、メール作成用アプリケーションが起
動され、LCD19aの表示画面は文字入力が可能な状
態となっているとする。まず、読み文字“あかいはな”
がテンキー17dのキー操作により入力されると、CP
U14は、LCD19aの表示画面に“あかいはな”と
表示する(ステップS31)。この際、CPU14は、
当該入力された読み文字“あかいはな”を“あかい”と
“はな”の2文節に分け、各文節毎にRAM16の所定
メモリエリア内に記憶する。この際、当該RAM16の
所定メモリエリア内に記憶された各文節の読み文字デー
タは全文節の変換が確定されるまで保持される。
【0040】次いでCPU14は、テンキー17d等の
キー操作により読み文字“あかいはな”が入力された
後、カーソルキー17aが押下されて漢字かな混じり文
字変換指示が入力されると、第1文節“あかい”の表示
個所を反転表示させ(ステップS32)、その後、更に
同指示が入力されると、後述するEEPROM15に格
納された辞書ファイルを参照して、この第1文節“あか
い”の読みに対応する漢字かな混じり文字候補をLCD
19aにリスト表示する(ステップS33)。このリス
ト表示された漢字かな混じり文字候補の中から所定候補
が選択されている際にSETキー171aが押下される
と、当該漢字かな混じり文字が第1文節に確定される。
【0041】CPU14は、第1文節“あかい”が、例
えば“紅い”に変換されると、第2文節“はな”の表示
個所を反転表示させ(ステップS34)、第2文節“は
な”に対して上記第1文節“あかい”を変換する場合と
同様の変換処理を行うが、この際、クリアキー17eが
押下されて第1文節“あかい”に対する漢字かな混じり
文字への変換のやり直しを指示する信号が入力される
と、第2文節“はな”の反転表示をやめて第1文節の読
み“あかい”をLCD19aに再度反転表示させる(ス
テップS35)。CPU14は、この間、第2文節を未
変換状態の“はな”のまま表示しておき、第1文節の変
換確定を待機する。その後、ステップS33に移行し
て、第1文節“あかい”に対する漢字かな混じり文字へ
の変換を再度行う。なお、入力された読み文字が、例え
ば、“あかいはなすき”の場合、この読み文字は“あか
い”、“はな”、及び“すき”の3文節に分けられてR
AM16の所定メモリエリア内に記憶される。この際、
第1文節“あかい”と第2文節“はな”とが、それぞれ
“紅い”と“花”とに変換確定された後に第3文節“す
き”の変換中に(この時、第3文節“すき”は反転表示
中)、第1文節“紅い”を他の文字に変換し直す場合、
CPU14は、第3文節“すき”の反転表示をやめて、
第1文節の読み文字“あかい”をLCD19aに再度反
転表示させる。この時CPU14は、第2文節を変換後
の“花”のまま表示すると共に、第3文節を未変換状態
の“すき”のまま表示する。すなわち、一旦変換された
文節(例えば、上記第1文節“紅い”と第2文節
“花”)のうち、指定された文節(例えば、上記第1文
節“紅い”)の変換をやり直す場合、CPU14は、当
該指定された文節に対してだけ読み文字を反転表示し、
この指定された文節以外の他の文節(例えば、上記第2
文節“花”と第3文節“すき”)に対しては変換後のま
ま又は未変換のまま表示する。
【0042】CPU14は、入力された読み文字の全て
の文節において漢字かな混じり文字への変換が終了する
と、RAM16の所定メモリエリア内に記憶された各文
節“あかい”と“はな”の読み文字データを消去する。
【0043】なお、漢字かな混じり文字への再変換は、
前文節に限るものではなく、ユーザにより任意に指定さ
れた文節において行うことができる。
【0044】以上説明したように、本発明を適用した携
帯電話機100は、入力された読み文字(ひらがな)デ
ータを、文節毎に分けてRAM16の所定メモリエリア
内に記憶し、各文節毎に漢字かな混じり変換を行うが、
この読み文字データは、全文節の変換が確定されるまで
RAM16内の所定メモリエリア内に記憶されたまま保
持されるので、一旦確定された前文節の漢字かな混じり
文字を他の漢字かな混じり文字に次文節の文字を消去す
ることなく再変換することが可能となる。更に、当該修
正文節の次の文節の変換をやり直す必要もなくなる。
【0045】従って、漢字かな混じり文字候補のリスト
の中から不適切な文字を選択し確定してしまった場合、
この不適切な文字に代えて適切な文字に置き換えること
が容易にできるので、漢字を用いたメール等のテキスト
入力が行い易く、便利である。
【0046】なお、本実施の形態における記述は、本発
明に係る通信端末の一例を示すものであり、これに限定
されるものではない。本実施の形態の携帯電話100の
細部構成、及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、メール等の文書入力が
容易に行える通信端末、及びプログラムにおいて、誤っ
て入力された漢字が容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明を適用した携帯電話機100
の表示操作面を示す図であり、(b)は、(a)に示す
筐体10aの表示操作面と反対側の表面を示す図であ
る。
【図2】本発明を適用した携帯電話機100の内部構成
を示す概略ブロック図である。
【図3】携帯電話100による漢字かな混じり文字変換
処理を説明するフローチャートである。
【図4】従来の通信端末による漢字かな混じり文字変換
処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯電話 10a、10b 筐体 11 アンテナ 12 RF回路 13 MODEM 14 CPU 15 EEPROM 16 RAM 17 キーパッド 17a カーソルキー 171a SETキー 17b オンフックキー 17c オフフックキー 17d テンキー 17e クリアキー 18 受話スピーカ 19 表示部 19a LCD 19b 着信用LED 20 マイク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漢字かな混じり文字と読み文字とを関連付
    ける辞書データをメモリに格納し、該辞書データに基づ
    いて漢字かな混じり文字を用いた文書データを作成可能
    な通信端末において、 入力された読み文字データを文節に分ける文節分手段
    と、 前記入力された読み文字データを前記文節毎に記憶する
    記憶手段と、 前記辞書データを参照して、前記記憶された読み文字デ
    ータのうちで指定された文節の読み文字データを漢字か
    な混じり文字データに変換する変換制御手段と、 前記記憶手段により記憶された読み文字データの全文節
    が、前記変換制御手段により変換された漢字かな混じり
    文字データに確定されるまで、当該読み文字データの全
    文節の記憶を保持させる記憶制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】前記変換制御手段は、 前記記憶手段により記憶された読み文字データの複数文
    節を漢字かな混じり文字データに変換したが該読み文字
    データの全文節の変換が未だ確定されてない場合、当該
    漢字かな混じり文字データに変換後の複数文節のうち、
    指定された文節だけを新たな漢字かな混じり文字データ
    に再変換し、該指定された文節以外の文節の漢字かな混
    じり文字データを保持することを特徴とする請求項1記
    載の通信端末。
  3. 【請求項3】通信端末を制御するコンピュータに、 入力された読み文字データを文節に分ける機能と、 前記入力された読み文字データを前記文節毎に記憶手段
    に記憶する機能と、 漢字かな混じり文字と読み文字とを関連付ける辞書デー
    タを参照して、前記記憶された読み文字データのうちで
    指定された文節の読み文字データを漢字かな混じり文字
    データに変換する機能と、 前記記憶された読み文字データの全文節が前記変換され
    た漢字かな混じり文字データに確定されるまで、当該読
    み文字データの全文節の記憶を保持する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  4. 【請求項4】通信端末を制御するコンピュータに、 前記記憶された読み文字データの複数文節が漢字かな混
    じり文字データに変換されたが、該読み文字データの全
    文節の変換が未だ確定されてない場合、当該漢字かな混
    じり文字データに変換後の複数文節のうち、指定された
    文節だけを新たな漢字かな混じり文字データに再変換
    し、該指定された文節以外の文節の漢字かな混じり文字
    データを保持する機能を更に実現させる請求項3記載の
    プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9465517B2 (en) 2011-05-24 2016-10-11 Mitsubishi Electric Corporation Character input device and car navigation device equipped with character input device

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