JP2003213987A - シリンダー錠機構 - Google Patents

シリンダー錠機構

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JP2003213987A
JP2003213987A JP2002008502A JP2002008502A JP2003213987A JP 2003213987 A JP2003213987 A JP 2003213987A JP 2002008502 A JP2002008502 A JP 2002008502A JP 2002008502 A JP2002008502 A JP 2002008502A JP 2003213987 A JP2003213987 A JP 2003213987A
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JP
Japan
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cylinder
key
cylinder body
tumbler
lock mechanism
Prior art date
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Pending
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JP2002008502A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Usugi
一弘 宇杉
Etsuaki Okamoto
悦明 岡本
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NIKKOO KK
Nikko Corp
Original Assignee
NIKKOO KK
Nikko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリンダー錠機構を備えた備品などの家具の使
用者が変わる場合などに、シリンダー錠の付け替えを容
易に、かつ、安価にできるようにする。 【構成】外端に鍵穴2を具えたシリンダー本体1の周面
に多段に設けたばねの嵌合溝46と挿入孔に、コイルば
ね5と番手用タンブラー片3bとストッパー用タンブラ
ー片3aを嵌め込み、シリンダー本体1をシリンダーケ
ース12に嵌装して、鍵穴から差し込まれるキー14の操作
によりシリンダー本体をシリンダーケース内で回転し得
るようにしたシリンダー錠機構において、シリンダー本
体1の最内端に位置するストッパー用タンブラー片3a
に、鍵穴から挿入される比較的に長尺の第2のキー16と
係合する番手部17を設けて、この第2のキー16の挿入に
よって、各タンブラー片3とコイルばね5と共にシリン
ダー本体1をシリンダーケース12内から抜き出せるよう
にしたシリンダー錠機構である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、主として屋内で使用さ
れる机とかロッカーのような家具の施錠機構として用い
られるようにしたシリンダー錠機構に関し、例えば備品
として設置されている当該家具の使用者が変わる場合な
どに、シリンダー錠機構を簡単に付け替えられるように
したことを特長とするものである。 【0002】 【従来の技術】従来から用いられているシリンダー錠機
構は、施錠状態では番手用の各タンブラー片がシリンダ
ー本体の周面の外に位置するの内周の掛止溝に嵌合して
いて、回転を阻止された状態のもとで嵌装されていて、
所定のキーを挿入すると、各番手用のタンブラー片がそ
れぞれ掛止溝との係合を脱して、シリンダー本体の回転
が許容されるように構成されている。なお、通常使用の
上記キーの挿入の際は、シリンダー本体の最内端に位置
するストッパー用タンブラー片にはキーとの係合部がな
く、かつ、キー側にも凹凸で形成される番手部がないこ
とから、キーの挿入、抜脱に関係なくタンブラー片の一
端をシリンダーケースの内周面の掛止溝に嵌合させた状
態を保ち、それによってシリンダー本体を抜け止めする
ストッパーとして機能している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を備
えたシリンダー錠機構は、前記のように屋内に設置され
ている机とかロッカーなどの備え付けの備品の場合、そ
れまでの使用者が他の部署に変わる時などに、後からの
使用者にキーを渡してその家具の使用が継続されるよう
にすることが一般に行われているが、例えば、前の使用
者が予備のキーを持っていた場合には、妄りに開錠され
るおそれがある。そうかといって、使用者が変わるごと
にその備品に付いているシリンダー錠機構をすべて新し
く付け替えようとすれば、経費と手間が嵩み過ぎるとい
う経済的な事情を生ずる。特に、私的に使われる机とか
ロッカーを多数備えた大規模な事業所にあっては、上記
のような家具の使用継続が大きな問題となっているのが
現状である。このようなことから、本発明が解決しよう
とする課題は、備え付けの備品などに付設されているシ
リンダー錠機構の付け替えが容易に、かつ、安価にでき
て、その上に安心して継続使用をできるようにした新し
いシリンダー錠機構を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、外端に
鍵穴を具えたシリンダー本体の側面に、軸線方向に適宜
の間隔をあけて、それぞればねの挿入孔を具えた嵌合溝
を多段に設け、各挿入孔と嵌合溝とにコイルばねととも
に番手用タンブラー片とストッパー用タンブラー片を嵌
め込み、このシリンダー本体をシリンダーケース内に嵌
装して、上記鍵穴から差し込まれるキーの操作によって
シリンダー本体をシリンダーケース内で回転し得るよう
にしたシリンダー錠機構において、シリンダー本体の最
内端に位置する前記ストッパー用タンブラー片に、鍵穴
から挿入される比較的に長尺の第2のキーと係合する番
手部を設けて、この第2のキーの挿入によって、前記各
タンブラー片とコイルばねと共にシリンダー本体をシリ
ンダーケース内から抜き出せるようにしたことを特徴と
するシリンダー錠機構を提供するものである。 【0005】上記のように構成した本発明シリンダー錠
機構は、全備品に統一した規格のシリンダー錠機構を付
設しておくと、移動などによって使用する机とかロッカ
ーが変わる場合に、それまで使用していたキーと共に、
シリンダーケースからシリンダー本体を抜き取り、新し
く変わった備品のシリンダーケース内に差し込むことに
よってシリンダー錠機構を一新することができる。した
がって、付け替えの手間と経費を大幅に削減した施錠機
構の付け替えが可能になる。そして、新しい備品に付け
替えた施錠機構のキーは、新しく変わった使用者が以前
から使っていたものをそのまま使うことになるので、妄
りに他人に開錠される心配もなく、今までどおりに施錠
の信頼性を持つことができ、安心した使用の継続ができ
る。 【0006】 【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は、本発明の実施例の分解斜視図、図2(a)
(b)(c)は、キーを挿入する前のシリンダーケース
内における各タンブラー片の位置を示す縦断面図、図3
(a)(b)(c)は、キーを挿入した状態を説明する
縦断面図、図4は、シリンダー本体の平面図、図5は、
シリンダーケースとシリンダー本体との嵌合状態を示す
縦断面図である。 【0007】図において、1は、外端(図示左端)に鍵
穴2を具え、直径方向に対向する図示上下の両側面に、
タンブラー片3の嵌合溝4と、その一端に開口するコイ
ルばね5の挿入孔6をそれぞれ設けたシリンダー本体で
ある。 【0008】この実施例において、タンブラー片3は、
鍵穴2から一番奥に当たる嵌合溝4に嵌合するストッパ
ー用タンブラー片3aと、その手前側に配置される上下
6枚の番手用タンブラー片3bとからなる。各タンブラ
ー片3は、それぞれ一方の側面にばね受け7を、他方の
側面に掛止部8を突設し、中央にキー14を挿通させる
窓孔9を具え、図2、3に示すように、コイルばね5と
ともに嵌合溝4内に嵌装される。 【0009】嵌合溝4は、シリンダー本体1の軸線と直
交して、かつ、軸線方向に適宜の間隔をあけて、両側面
で交互に多段に(一方の面では4段に、他方の面では3
段に)設けられ、図2に示すように、一方の内側面に設
けたばね受部10にコイルばね5の内端を支承し、他方
の内側面に具えた突出部11にタンブラー片3の掛止部
8を当接させて、シリンダー本体1の周面外に突出させ
た各タンブラー片3の外端を、シリンダーケース12の
内面に軸線に沿って設けた掛止溝13に嵌合させて、図
2および図5に示すようにシリンダー錠機構Sの施錠状
態を保持する。 【0010】図5に示すようにして施錠状態にあるシリ
ンダー錠機構Sに、所定のキー(通常使用のキー)14
が挿入されると、該キー14の上下の縁に設けた凹凸
(図示省略)にしたがって、各番手用タンブラー片3b
は、窓孔9の一方の縁に形成した番手部15を介して嵌
合溝4内で上昇または下降して、シリンダーケース12
内面の掛止溝13から脱出し、シリンダー本体1の回転
が可能になって、キー14の回転操作により開錠できる
ようになる。なお、上述の通常使用のキー14は挿入部
分が短く、上記開錠操作時には最内端のストッパー用タ
ンブラー片3aには届かないように形成されているの
で、通常のシリンダー錠機構の場合と同様に該タンブラ
ー片3aのストッパー機能には影響しない。 【0011】次いで、図5に示すように施錠状態にある
シリンダー錠機構Sに、同図中にキー14に重ねて虚線
で示す比較的に長尺の第2のキー16が挿入されると、
該キー16は、先端部分に形成した凹凸部分16’をス
トッパー用タンブラー片3aの窓孔9の一方の縁に形成
した番手部17に係合させて、図3の(c)に示すよう
に該タンブラー片3aを押し下げ、シリンダーケース1
2内面の掛止溝13から脱出させる。したがって、この
第2のキー16を開錠位置において手前側に引けば、シ
リンダーケース12内からシリンダー本体1と共に、そ
の内部に嵌装されている各タンブラー片3とコイルばね
5を一体に引き出すことができる。 【0012】なお、第2のキー16は、先端部分16’
の手前側に通常使用のキー14と同じ凹凸を付している
ので該キー16の挿入、抜脱が支障なくできることはい
うまでもない。また、上記のようにしてシリンダーケー
ス12内からシリンダー本体1を抜き出すときは、適宜
の筒状体(図示省略)をシリンダー本体1の外周に被せ
ながらシリンダーケース12から抜き出すようにするこ
とによって、コイルばね5に付勢されるタンブラー片3
の脱出を防止することが望ましい。また、そのようにシ
リンダー本体1をカバーすることによって、新しいシリ
ンダー錠機構に差し替える場合の付け替えの手間が省け
る。 【0013】図中、18は、シリンダー本体1の内端面
に突出して図示省略の開錠レバーを嵌合する角軸であ
る。なお、本発明の実施に際して、シリンダー本体1に
嵌装するタンブラー片の形状とかその配置数、コイルば
ね5の挿入位置などは、実施例に示す態様に限られるも
のではなく、本発明の要旨に沿って適宜に設計変更でき
ることはいうまでもない。 【0014】 【発明の効果】前記のように構成され上記のように用い
られるようにした本発明によれば、事業所内の移動など
によって使用する机とかロッカーが変わる場合に、それ
まで使用していたキーと共に、シリンダーケースからシ
リンダー本体を抜き取り、新しく変わった備品のシリン
ダーケース内に差し込むことによってシリンダー錠機構
を一新することができるので、施錠機構の付け替えの手
間と経費を大幅に削減できる。また、新しく使うことに
なった備品に使用するキーは、使用者が以前から使って
いたものをそのまま使うことになるので、他人に開錠さ
れる心配がなく、施錠の信頼性が保持され、安心した使
用の交代とか継続ができるなど、きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、実施例の分解斜視図 【図2】図2(a)(b)(c)は、キーを挿入する前
のシリンダーケース内における各タンブラー片の位置を
示す縦断面図 【図3】図3(a)(b)(c)は、キーを挿入した状
態を説明する縦断面図 【図4】図4は、シリンダー本体の平面図 【図5】図5は、シリンダーケースとシリンダー本体と
の嵌合状態を示す縦断面図である。 【符号の説明】 S シリンダー錠機構 1 シリンダー本体 2 鍵穴 3 タンブラー片 (3a ストッパー用タンブラー
片、3b 番手用タンブラー片) 4 嵌合溝 5 コイルばね 6 挿入孔 7 ばね受け 8 掛止部 9 窓孔 10 ばね受部 11 突出部 12 シリンダーケース 13 掛止溝 14 通常使用のキー 15 番手部 16 第2のキー (16’ 先端部分) 17 番手部 18 角軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外端に鍵穴を具えたシリンダー本体の側
    面に、軸線方向に適宜の間隔をあけて、それぞればねの
    挿入孔を具えた嵌合溝を多段に設け、各挿入孔と嵌合溝
    とにコイルばねとともに番手用タンブラー片とストッパ
    ー用タンブラー片を嵌め込み、このシリンダー本体をシ
    リンダーケース内に嵌装して、上記鍵穴から差し込まれ
    るキーの操作によってシリンダー本体をシリンダーケー
    ス内で回転し得るようにしたシリンダー錠機構におい
    て、シリンダー本体の最内端に位置する前記ストッパー
    用タンブラー片に、鍵穴から挿入される比較的に長尺の
    第2のキーと係合する番手部を設けて、この第2のキー
    の挿入によって、前記各タンブラー片とコイルばねと共
    にシリンダー本体をシリンダーケース内から抜き出せる
    ようにしたことを特徴とするシリンダー錠機構。
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