JP2003213609A - 舗装体 - Google Patents

舗装体

Info

Publication number
JP2003213609A
JP2003213609A JP2002009883A JP2002009883A JP2003213609A JP 2003213609 A JP2003213609 A JP 2003213609A JP 2002009883 A JP2002009883 A JP 2002009883A JP 2002009883 A JP2002009883 A JP 2002009883A JP 2003213609 A JP2003213609 A JP 2003213609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pavement
aggregate
mixture
aggregates
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002009883A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Mizobuchi
優 溝渕
Masaru Yotsutsuji
勝 四辻
Toshiaki Ichihara
利昭 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Corp Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hodo Co Ltd filed Critical Nippon Hodo Co Ltd
Priority to JP2002009883A priority Critical patent/JP2003213609A/ja
Publication of JP2003213609A publication Critical patent/JP2003213609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートアイランド現象に対し効果をもつ車道
として適する舗装体を経済的に築造する。 【解決手段】 骨材、フィラー及びバインダーを必須成
分とする舗装用混合物を使用して築造する舗装体におい
て、骨材及び/又はフィラーを選択的に使用する。具体
的には、骨材及び/又はフィラーの一部又は全部として
天然骨材、明色骨材以外の人工骨材、無機酸化物顔料、
酸化コバルト系顔料及び赤外線非吸収性顔料のうちから
選択される1種又は2種以上の材料を配合した舗装用混
合物を使用する。これによって、波長が0.65μm〜
2.5μmである赤外線に対する反射率が30%以上と
なる舗装体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は舗装体に関し、特に
舗装体のヒートアイランド現象を効果的に抑制してなる
舗装体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヒートアイランド現象への対策と
して、微細な連続空隙を有する舗装材を用いて舗装体を
築造し、その微細空隙に保水させた水分が蒸発すること
によって生じる潜熱を利用して、舗装体温度および周辺
温度を下げる方法が試みられている。このような舗装は
保水性舗装と呼ばれ、以下のようなものが検討されてい
る。すなわち、保水性を有するセラミックタイルやセ
ラミックブロックを用いた舗装、保水機能を付与した
半たわみ性舗装等である。しかし、これらの保水性舗装
には以下のような欠点があるため、現時点ではまだ試験
的施工の段階にあり実用化には至っていない。
【0003】まず、保水性舗装がその機能を十分に発揮
するためには水分の供給が不可欠である。したがって、
降雨による給水が困難な場合には適当な給水方法を検討
する必要がある。次に、強度的な条件を考慮すると、セ
ラミックタイルやセラミックブロックでは歩道等、半た
わみ性舗装では駐車帯等とその適用範囲が限られてい
る。したがって、現状では車道への適用は困難である。
【0004】また、供用開始当初は保水機能が十分に発
揮されて、舗装体および周辺の温度上昇を抑制する効果
があるが、通行車両や降雨などの影響により舗装体表面
の微細空隙が目詰まりをおこすと、保水機能が失われて
温度上昇を抑制する効果が低減する。すなわち、長期的
な機能維持の面で問題がある。更に、前記のように保水
機能が失われた場合には維持、修繕により機能回復を図
ることになるが、ライフサイクルコストを考慮すれば効
率的な工法とはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第一
に、水分の供給を行わなくとも、温度上昇を抑制するこ
とが可能な舗装体を提供することである。第二に、車道
への適用が可能な上記舗装体を提供することである。第
三に、通常のアスファルト舗装と同程度の期間、その機
能を維持することが可能な上記舗装体を提供することで
ある。第四に、ライフサイクルコストの点でも、通常の
アスファルト舗装と同程度の費用対効果が得られるよう
な上記舗装体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は骨材、フィラー
及びバインダーを必須成分とする舗装用混合物を使用し
て築造してなる舗装体において、骨材及び/又はフィラ
ーの選択によって波長が0.65μm〜2.5μmの赤
外線に対する反射率を30%以上としてなることを特徴
とする舗装体である。本発明の好ましい1の態様では、
骨材及び/又はフィラーの選択をそれらの一部又は全部
として天然骨材、明色骨材以外の人工骨材、無機酸化物
顔料、酸化コバルト系顔料及び赤外線非吸収性顔料から
なる群から選択される1種又は2種以上の材料を用いる
ことによって行う。本発明の好ましい1の態様では、上
記の舗装用混合物に断熱材料を配合する。本発明の好ま
しい1の態様では、舗装体の表面に赤外線非吸収性材料
を塗布又は充填する。本発明の好ましい1の態様では、
上記の舗装用混合物が舗装体の最上層を構成し、その下
層に保水性又は貯水性のある舗装体混合物からなる層が
存在する層構成をもつ。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理について説明
する(図1)。 (1)一般的な熱平衡の場合 アスファルト舗装表面に太陽光が直射した場合の放射エ
ネルギーは、大気への放射、大気への対流・伝導および
アスファルト舗装・路盤等への伝導の3つの過程を経て
大気中へ散逸される。ここで、太陽放射エネルギーをG
(W/m2 )、アスファルト舗装表面の熱吸収率をα
(%)、Gに占める赤外線エネルギーの割合をβ(%)
とすれば、以下に示すアスファルト舗装表面における熱
平衡の関係式が成り立つ。 G×α×β=(A)+(B)+(C) ・・・(式1) ここに、A:大気への放射による熱量(W/m2 )、
B:大気への対流・伝導による熱量(W/m2 )、C:
アスファルト舗装・路盤等への伝導による熱量(W/m
2 )である。Aについてはステファン・ボルツマンの法
則を、Bについては熱流束論を、Cについてはフーリエ
の法則をそれぞれ適用すると、(式1)は以下のとおり
となる。 958×0.86×0.44 ={0.94×5.669×10-8×(T0 4−306.54 )} +{8.513×(T0 −306.5)1.3333}+77.7 ∴T0 =317.7K(=44.6℃) ここに、T0 :舗装体の表面温度(℃)である。以上の
解析結果より、赤外線を遮蔽または反射した場合としな
かった場合との舗装体の表面温度の差は、57.2℃−
44.6℃=12.6℃である(表1)。したがって、
解析的には赤外線エネルギーを遮蔽または反射すること
によって、舗装体の表面温度の上昇を12.6℃程度低
減できるということがいえる。
【0008】(2)水の蒸発がある場合 次に、アスファルト舗装の表面に散水した場合の、水の
蒸発熱によるアスファルト舗装表面の温度低減効果につ
いて検討する。水の蒸発による単位時間および単位面積
当たりの熱の散逸量をD(W/m2 )とすれば、水の蒸
発がある場合の熱平衡式は以下のようになる。 G×β=(A)+(B)+(C)+(D) ・・・(式2) ここで、 D=水の蒸発熱(cal/g)×水の蒸発量(cm3 /m2 )×水の密度(g /cm3 )×蒸発割合(%)/蒸発時間(sec) =(540×4.187)×6000×1×0.8/(12×60×60) =251.2(W/m2 ) Aについてはステファン・ボルツマンの法則を、Bにつ
いては熱流束論を、Cについてはフーリエの法則を、D
については上記の結果をそれぞれ適用すると、(式2)
は以下のとおりとなる。 958×0.86 ={0.94×5.669×10-8×(T0 4−306.54 )}+ {8.513×(T0 −306.5)1.3333}+77.7+251.2 ∴T0 =323.8K(=50.7℃) ここに、T0 :舗装体の表面温度(℃)である。以上の
解析結果より、舗装体表面へ散水した場合としなかった
場合との舗装体の表面温度の差は、57.2℃−50.
7℃=6.5℃である。したがって、解析的には舗装体
表面への散水によって、舗装体の表面温度の上昇を6.
5℃程度低減できるということがいえる。以上より、赤
外線を遮蔽または反射することによって舗装体の表面温
度の上昇を低減することが可能であり、散水を行うこと
によって更に温度低減効果が大きくなるということが原
理的に証明される。
【0009】本発明の舗装体は、石油アスファルト、改
質アスファルト、天然アスファルト、石油樹脂、エポキ
シ樹脂等のバインダーと、砕石、砂利、鉄鋼スラグ、
砂、人工骨材、繊維、ゴム、木屑等の骨材と、フィラー
とで構成される舗装用混合物からなり、骨材及び/又は
フィラーを選択的に配合することによって赤外線に対す
る反射率を30%以上とするものであり、具体的には、
骨材及び/又はフィラーの一部又は全部として天然骨
材、明色骨材以外の人工骨材、無機酸化物顔料、酸化コ
バルト系顔料および赤外線非吸収性顔料のうちから選択
される1種または2種以上の材料を配合することによ
り、舗装用混合物の種類や舗装体の色(例えば、白色や
黒色)に拘わらずに舗装体の表面温度の上昇を5℃以
上、好ましくは10℃以上低減できるという効果を示
す。ここでいう舗装用混合物には、密粒度アスファルト
混合物、開粒度アスファルト混合物、粗粒度アスファル
ト混合物、砕石マスチック混合物などあらゆる種類の混
合物が含まれる。また、舗装体の表面に赤外線非吸収性
顔料等を塗布または充填することにより、更に温度低減
効果を高めることが可能である。
【0010】本発明において用いる天然骨材には、チャ
ート、珪石等の石英質骨材等がある。明色骨材以外の人
工骨材としては、人工砂、硬質骨材、着色骨材等があ
る。無機酸化物顔料には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
鉄、酸化クロム、パールマイカ(合成雲母)、酸化コバ
ルト等がある。酸化コバルト系顔料には、酸化コバル
ト:酸化アルミニウム:酸化クロム系の緑色顔料、酸化
チタン:酸化コバルト:酸化ニッケル:酸化亜鉛系の緑
色顔料、酸化コバルト:酸化アルミニウム系の青色顔料
等の無機酸化物焼成顔料がある。赤外線非吸収性顔料に
は、クロモファインブラックA−1103等の黒色顔料
がある。これらの顔料は赤外線反射性が優れており、特
に、酸化コバルト、酸化鉄、酸化クロム等は近赤外領域
において大きな反射特性を有する。通常、以上の材料は
中実の粒状体または粉末であるが、その粒径は特に限定
されない。
【0011】本発明の好ましい1態様において用いる断
熱材料としては、グラスウール、ロックウール、牛毛等
の繊維質材料、泡ガラス、ポリスチレンフォーム、硬質
ウレタンフォーム等の発泡質材料、ケイ酸カルシウム、
ケイ藻土、保温剤、パーライト(真珠岩)等の粉末質材
料、アルミ箔積層、ハニカム等の積層質材料等がある。
【0012】
【実施例】本発明の効果を確認するための試験について
説明する。チャート、珪石等を使用して配合を行い、表
2に示すA〜Eの5種類の試料を用意した。ここで、チ
ャートとは石英質で肌理が細かく極めて固い褐色の堆積
岩である。また、珪石とは主として石英の粒から成り緻
密で硬質な白色または灰色の堆積岩である。これらの試
料のうち、試料A及び試料Cは排水性舗装用アスファル
ト混合物(以下、「排水性舗装用混合物」と称する)で
あり、試料B、試料D及び試料Eは砕石マスチックアス
ファルト混合物(以下、「砕石マスチック混合物」と称
する)である。また、比較例として表2に示すチャート
や珪石を多く含まない試料F:砕石マスチック混合物、
試料G:排水性舗装用混合物、試料H:明色舗装用アス
ファルト混合物(以下、「明色舗装用混合物」と称す
る)を用意した。
【0013】(1)供試体の作成 まず、ベースとなる排水性舗装用混合物をホイールトラ
ッキング試験用型枠内に、仕上がり厚が3cmとなるよ
うに敷きならし、ローラコンパクタで締固めを行った。
次に、表2に示すような配合で混合した試料をホイール
トラッキング試験用型枠内の排水性舗装用混合物上に投
入し、仕上がり厚が2cmとなるように敷きならし、ロ
ーラコンパクタで締固めを行った。このようにして作成
した供試体の温度が十分に低下した後、型枠を外して供
試体を取り出した。供試体全体の寸法は図2に示すとお
り、縦30cm×横30cm×厚さ5cmである。温度
測定用の熱電対は、供試体中央部の表面に小孔を開けて
熱電対の先端を入れ、リード線をガムテープで固定し
た。
【0014】(2)測定装置 赤外線照射による供試体の温度上昇測定(以下、「昇温
測定」と称する)は、図3に示すような測定装置を製作
して行った。まず合板を使用して直方体形のボックスを
作製し、底板は取り外すことができる構造とした。ボッ
クスの内側全面には、断熱材としてスレート板を貼りつ
けた。ボックスの内側上面の中央部には、赤外線照射用
ランプを取り付けてAC電源へ接続した。熱電対は一端
を供試体の中央部に設置し、他端はリード線を介して温
度計測装置へ接続した。測定装置内の温度測定は、供試
体上面から高さ6cm、測定装置の内側面から10cm
突き出した位置に熱電対を設置して行った。なお、熱電
対に直接光が当たらないように覆いをつけた。
【0015】(3)供試体の昇温測定手順 底板上面の中央部に供試体を設置し、この供試体の上面
中央部に熱電対の一端を取り付け、他端を温度計測装置
へ接続した。供試体を設置した底板にボックスを被せ、
この測定装置を室温20℃に設定した恒温室内に設置し
た。測定装置内の温度が一定になった時点で温度計測装
置を測定状態とし、赤外線照射用ランプを点灯して昇温
測定を開始した。この時、赤外線照射用ランプと供試体
上面との間隔は21cmとした。
【0016】(4)昇温測定の実施 表2の試料A〜E及び比較例の試料F〜Hを用いて供試
体を作製し、測定装置内に設置して(3)の手順で昇温
測定を行った。各供試体の昇温測定は、15分毎に行っ
た。以上の測定結果を表3および図4に示す。温度上昇
が最も小さかったものは供試体B(砕石マスチック混合
物)で、比較例F(砕石マスチック混合物)との昇温測
定結果の差は実験開始から3時間経過した時点で61.
0℃−51.5℃=9.5℃であった。したがって、本
発明の舗装用混合物を舗装体に使用することにより、舗
装体表面の温度上昇を10℃程度低減できるということ
が実験により確認できた。また、供試体A〜Eはいずれ
も比較例H(明色舗装用混合物)と同程度の温度上昇で
ある。このことから、本発明の舗装用混合物を適用する
ことにより、黒色の舗装用混合物を使用した舗装体であ
っても、白色で光線反射率の大きい明色舗装用混合物を
使用した舗装体と同様な温度上昇抑制効果があることが
分かる。
【0017】(5)赤外線反射率の測定 表2の試料A〜E及び比較例の試料F〜Hを用いて作製
した供試体について、赤外線反射率の測定を行った。測
定には英弘精機(株)製の長短波放射計MR−40を使
用した。測定結果は表4に示すとおりである。また、赤
外線反射率と(4)実施例における3時間経過した時点
での供試体表面の温度上昇との関係を図5に示す。測定
結果より、チャートや珪石など石英質を多く含む骨材を
使用した混合物(供試体A〜E)では、赤外線反射率が
30%以上である。これに対して、チャートや珪石など
を多く含まない骨材を使用した混合物(比較例F、G)
では、赤外線反射率が20%以下である。また、赤外線
反射率と供試体表面の温度上昇との間には図5から分か
るとおり比例関係がある。一方、(4)における3時間
経過した時点での供試体表面の温度上昇については、供
試体A〜Eでは比較例F、Gよりも約6〜12℃小さく
なっている。このことから、供試体に配合したチャート
や珪石など石英質を多く含む骨材が赤外線を反射するこ
とにより、供試体の温度上昇が抑制されたということが
できる。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】
【発明の効果】第一に、従来技術である保水性舗装では
水の供給などのメンテナンスが必要であるが、本発明で
はメンテナンスが不要である点で優れている。第二に、
従来技術である保水性舗装では舗装材としてセラミック
タイルやセラミックブロックを使用するため、強度が弱
く車道に適用することができない。一方、本発明では通
常のアスファルト混合物をベースとした舗装材を使用す
るため、塑性変形に対する抵抗性が大きく車道に適用す
ることができる。第三に、従来技術である保水性舗装で
は舗装体表面の微細空隙が目詰まりをおこすことによ
り、保水機能が失われて温度上昇を抑制することができ
なくなる。一方、本発明では従来技術と比較して舗装体
の寿命が長くライフサイクルコストが低減するととも
に、補修工事の頻度が減少することにより沿道環境の保
全につながる。第四に、本発明によれば舗装体の温度上
昇を抑制することができ、都市空間のヒートアイランド
現象を軽減して沿道環境を改善することができる。第五
に、本発明によれば舗装体の温度上昇を抑制することが
でき、耐流動性が改善されて高粘度改質アスファルトを
使用せずに済むために、舗装体の築造に要する費用が少
なくて済む。また、アスファルト混合物の混合温度を低
くできるために、二酸化炭素の発生量を減少させて地球
温暖化を抑制することができる。第六に、本発明によれ
ば比較的安価な骨材を使用した舗装用混合物により、比
較的高価な明色舗装用混合物を使用した舗装体と同程度
の温度上昇抑制効果を有する舗装体を築造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における熱平衡の状態を表す模式図。
【図2】実施例で使用した供試体の寸法図。
【図3】実施例で使用した測定装置の正面図。
【図4】実施例の測定結果を表すグラフ。
【図5】赤外線反射率と表面温度との関係を表すグラ
フ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 利昭 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 Fターム(参考) 2D051 AA01 AA05 AD01 AF01 AG01 AH01 EA01 EA06 EB04 EB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材、フィラー及びバインダーを必須成
    分とする舗装用混合物を使用して築造してなる舗装体に
    おいて、骨材及び/又はフィラーの選択によって波長が
    0.65μm〜2.5μmの赤外線に対する反射率を3
    0%以上としてなることを特徴とする舗装体。
  2. 【請求項2】 骨材及び/又はフィラーの選択をそれら
    の一部又は全部として天然骨材、明色骨材以外の人工骨
    材、無機酸化物顔料、酸化コバルト系顔料及び赤外線非
    吸収性顔料からなる群から選択される1種又は2種以上
    の材料を用いることによって行う請求項1に記載の舗装
    体。
  3. 【請求項3】 舗装用混合物に断熱材料が配合されてい
    る請求項1又は2に記載の舗装体。
  4. 【請求項4】 舗装体の表面に赤外線非吸収性材料が塗
    布又は充填されている請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の舗装体。
  5. 【請求項5】 下層に保水性又は貯水性のある舗装用混
    合物からなる層を設けてなる請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の舗装体。
JP2002009883A 2002-01-18 2002-01-18 舗装体 Pending JP2003213609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009883A JP2003213609A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 舗装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009883A JP2003213609A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 舗装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003213609A true JP2003213609A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27647770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002009883A Pending JP2003213609A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 舗装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003213609A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005124026A1 (ja) * 2004-06-16 2005-12-29 Bundesanstalt Fur Materialforschung Und-Prufung 舗装道路
JP2011047122A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Takeji Hotta 舗装体
JP2014015822A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nagasaki Kogyo Kk 竹繊維を使った安全・快適な舗装材
KR101471837B1 (ko) * 2013-03-18 2014-12-10 주식회사 세일매트릭스 다기능성 도로포장 도포재 및 이를 이용한 도로 포장공법
JP2020157937A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 住友理工株式会社 内装部品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005124026A1 (ja) * 2004-06-16 2005-12-29 Bundesanstalt Fur Materialforschung Und-Prufung 舗装道路
JP2011047122A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Takeji Hotta 舗装体
JP2014015822A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nagasaki Kogyo Kk 竹繊維を使った安全・快適な舗装材
KR101471837B1 (ko) * 2013-03-18 2014-12-10 주식회사 세일매트릭스 다기능성 도로포장 도포재 및 이를 이용한 도로 포장공법
JP2020157937A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 住友理工株式会社 内装部品
JP7258624B2 (ja) 2019-03-27 2023-04-17 住友理工株式会社 内装部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sha et al. Solar heating reflective coating layer (SHRCL) to cool the asphalt pavement surface
Xu et al. Potential strategies to mitigate the heat island impacts of highway pavement on megacities with considerations of energy uses
Pomerantz et al. Examples of cooler reflective streets for urban heat-island mitigation: Portland cement concrete and chip seals
JP4546328B2 (ja) 舗装体及びその製造方法
CN104684857B (zh) 具有分区的结构的玻璃粒料
Jiang et al. Experimental study on materials composition design and mixture performance of water-retentive asphalt concrete
Wang et al. Study on cooling effect and pavement performance of thermal-resistant asphalt mixture
CN103482924B (zh) 一种保水降温路面材料及其应用
Liu et al. Preparation of a heat insulation bonding layer for roads and its heat insulation effect
JP2003213609A (ja) 舗装体
JPWO2005124026A1 (ja) 舗装道路
Gong et al. A systematic review on the strategies of reducing asphalt pavement temperature
Wang et al. Preparation and evaluation of durability of color antiskid pavement particles subjected to different treatments
Peng et al. Semi-flexible pavement with glass for alleviating the heat island effect
Hanson Construction and performance of an ultrathin bonded hot-mix asphalt wearing course
Fan et al. Effects of load and environment on the durability and anti-skid performance of road heat-reflective coating
Seifeddine et al. Review on thermal behavior of cool pavements
JP4837933B2 (ja) 昇温抑制骨材
JP4363839B2 (ja) 遮熱性舗装及びその舗設方法
WO2003046286A1 (fr) Revetement supprimant la chaleur solaire
JP3168268B2 (ja) セラミックス焼結体を用いた有孔表層
KR102476788B1 (ko) 차열성이 개선된 재귀반사 기능을 갖는 경관 포장재와 그 제조방법 및 이를 이용한 경관도로 포장방법
Sagar et al. Design of Cool & Reflective Pavements for Reduction in Air Temperature at Day Time & Better Visibility of Road at Night
Chen et al. Effectiveness of solar heat reflective coatings in reducing asphalt concrete temperature
JP2004224638A (ja) 塗布材及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070618

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070905

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071011

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071102