JP2003210058A - ミルキングシステムにおける搾乳時間計測装置 - Google Patents

ミルキングシステムにおける搾乳時間計測装置

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milk pump
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豊 宮脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空ポンプとミルクポンプを使用したミルキ
ングシステムにおいて、ミルクポンプによる搾乳時間を
正確に測定する。 【解決手段】 真空ポンプの動作時間tを計数すると共
に、真空ポンプの動作中のミルクポンプの動作時間Tを
計数しておき、真空ポンプの動作がオフする毎に真空ポ
ンプとミルクポンプの動作時間をメモリに記憶してお
く。搾乳時間を集計する際は、メモリから読み出した真
空ポンプとミルクポンプの動作時間のうち、真空ポンプ
の動作時間で前洗浄時間と後洗浄時間とを判定し、前洗
浄時間と後洗浄時間に対応するミルクポンプの動作時間
を除いた時間を集計する。搾乳量はこの搾乳時間の集計
値に所定の係数を掛けて求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミルキングシステム
における搾乳時間計測装置に関し、特に、複数頭の搾乳
牛から同時に搾乳を行うことができるミルキングシステ
ムにおいて正確に搾乳時間を計測することができる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数頭、例えば60頭程度の搾乳
牛から搾乳を行うミルキングシステムにおいては、真空
ポンプによって作られた負圧を負圧ラインを通じて各搾
乳機に供給し、この負圧で各搾乳機に搾乳動作させてい
た。そして、各搾乳機によって搾り出されたミルクはミ
ルクラインを通じて一旦受乳ジャーに貯め、これをパル
ス信号によって断続動作するミルクポンプによって吸い
出してバルクタンクに貯蔵していた。
【0003】このようなミルキングシステムでは、搾乳
牛は牛群検定によってデータが取られ、搾乳牛の搾乳能
力が評価される。搾乳牛の搾乳能力は一般に、一搾乳期
の搾乳量、所定期間内における搾乳量、生涯搾乳量等に
よって評価されるが、その搾乳データの取り方は様々で
あるのが実態である。搾乳牛の搾乳量の正確なデータを
取るためには、365日搾乳牛に密着してデータを収集
する必要があるが、このデータの収集方法は労力的、経
済的に困難である。
【0004】そこで、近年、マイクロチップを乳牛に埋
め込んで乳牛の個体識別を行い、搾乳量を把握する方法
が提案されているが、この方法は第三者(検定員)のチ
ェックが入らないと収集したデータが正確かどうかが把
握できない。このため、実際にデータが取られる場合
は、1ケ月に1回、朝晩2回の搾乳を検定員の立会いの
下に行い、牛乳サンプルも同時に採取しておき、そのデ
ータを用いて乳牛の搾乳能力を推定するようになってい
る。ところが、農家の側からすると、検定員の立会いの
下での搾乳は、搾乳の作業性を低下させる要因となって
おり、好ましいものではなかった。
【0005】このため、搾乳時間を正確に把握すること
によって、月1回、朝晩2回の検定員の立会いを1回に
減らす方法であるAT法が確立された。AT法は、ある
月に朝の搾乳を検定員の立会いのもとに行った時は、翌
月は夜の搾乳を検定員の立会いのもとに行うというよう
に、月変わりで検定員が朝晩交互に搾乳時の立会いを行
う方法である。このAT法は、乳量計を用いたデータ記
録システムがあって初めて可能なものとなった。
【0006】このAT法では、乳量計を真空ポンプとミ
ルクポンプの電源にそれぞれ接続しておき、真空ポンプ
のオンオフのタイミングを1つのインタバルとして、こ
のインタバル中のミルクポンプの動作時間を1秒単位で
計測し、この計測時間から搾乳量を計算によって求めて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来法では、搾乳時にミルクポンプの動作時間のみ
を1秒単位で記録していたために誤差が大きく、また、
ミルキングシステムにおいて搾乳の前後に行われるミル
クラインの洗浄時間におけるミルクポンプの動作時間も
搾乳時間として計測していたために、実際の搾乳時間を
正確に把握することは困難であるという問題点があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、従来のAT法において
実施されている乳量計を用いた搾乳量の測定における課
題を解消し、ミルキングシステムにおける実際の搾乳時
間を正確に把握することにより、正確な搾乳量を計測す
ることができる搾乳時間計測装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のミルキングシステムにおける搾乳時間計測装置は、
真空ポンプによって作られた負圧を真空ラインを通じて
供給して各搾乳機に搾乳動作させ、各搾乳機によって搾
り出されたミルクをミルクラインを通じて一旦受乳ジャ
ーに貯め、これを断続動作するミルクポンプによって吸
い出してバルクタンクに貯蔵するミルキングシステムで
あって、搾乳動作の前後にそれぞれミルキングシステム
を洗浄する洗浄動作が行われるミルキングシステムにお
ける、実際の搾乳時間を計測する装置であって、真空ポ
ンプのオン時刻とオフ時刻とをそれぞれ記録する真空ポ
ンプの動作状態検出手段と、ミルクポンプのオン時刻と
オフ時刻とをそれぞれ記録するミルクポンプの動作状態
検出手段と、真空ポンプの動作状態とミルクポンプの動
作状態とに応じて、ミルキングシステムの搾乳経路が洗
浄動作中か、或いはミルキングシステムが搾乳動作中か
を判定する搾乳状態判定手段と、ミルキングシステムが
搾乳動作中と判定された時の、ミルクポンプの動作時間
を集計してミルクポンプの搾乳時間とするミルクポンプ
の搾乳動作時間の検出手段と、ミルクポンプの搾乳動作
時間の集計値から、ミルキングシステムの実際の搾乳時
間を算出する搾乳時間算出手段とを備えることを特徴と
している。
【0010】この構成において、搾乳状態判定手段は、
真空ポンプの動作時間の長さに応じてミルキングシステ
ムが洗浄中か搾乳中かを判断することができる。
【0011】また、更に、真空ポンプとミルクポンプの
動作、非動作を管理し、システムにおける搾乳開始と搾
乳終了を制御する制御装置がシステムに設けられている
場合には、制御装置からの搾乳開始信号と搾乳終了信号
が前記ミルクポンプの搾乳動作時間の検出手段に入力さ
れており、このミルクポンプの搾乳動作時間の検出手段
は、搾乳開始信号の入力から搾乳終了信号の入力までの
間のミルクポンプの動作時間を前記ミルクポンプの搾乳
時間として検出することができる。
【0012】以上の構成において、ミルクポンプの搾乳
動作時間の検出手段の計測時間のサンプリング精度は、
1秒以下であることが好ましく、サンプリング精度を1
00分の1秒とすると、コストと精度の両立を図ること
ができる。
【0013】また、以上の構成に、搾乳状態判定手段に
よってミルキングシステムの洗浄中と判断された時に、
洗浄中における前記ミルクポンプの動作時間を、搾乳前
の前洗浄時間と搾乳後の後洗浄時間とに分けて集計する
洗浄動作時間の検出手段と、ミルクポンプの前洗浄時
間、搾乳動作時間、及び後洗浄時間を、集計順に記憶す
るミルクポンプの動作記録手段と、ミルクポンプの動作
記録手段に記録されたデータを、表示器に表示、或いは
印刷機によって印刷させるために出力するデータ出力手
段とを更に設けても良い。
【0014】そして、この構成に真空ポンプの動作状態
検出手段の記録値と、ミルクポンプの動作状態検出手段
の記録値とから、ミルクポンプの搾乳動作中における最
初の動作開始時刻と、最後の動作終了時刻とを、データ
出力可能に記録するミルクポンプの動作記録手段を更に
設けることも可能である。
【0015】本発明のミルキングシステムにおける搾乳
時間計測装置によれば、ミルキングシステムにおける実
際の搾乳中の真空ポンプの動作時間内において、パルス
信号で断続動作するミルクポンプの実際の搾乳時間が集
計され、この集計された搾乳時間によって搾乳量が算出
されるので、ミルキングシステムにおける搾乳量を正確
に計測することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1はミルキングシステムにおける本発明
の一実施例の搾乳時間計測装置の構成を示すものであ
る。ミルキングシステムは、乳牛8を複数頭収容できる
牛舎内に設備されており、牛舎内には真空ポンプ1によ
って作られた負圧を供給する真空ライン2と、乳牛8か
ら搾乳されたミルクを集めるミルクライン4が設けられ
ている。牛舎内の搾乳場所には搾乳器3があり、この搾
乳器3はフレキシブルな真空ライン枝管2Aで真空ライ
ン2に接続されていると共に、ミルクライン枝管4Aで
ミルクライン4に接続されている。
【0018】搾乳器3は、搾乳場所に集められた乳牛8
の乳房8Aに複数個ある各乳頭に取り付けられ、真空ラ
イン枝管2Aから供給される負圧によって乳房8Aから
ミルクを吸引する搾乳動作を行う。各搾乳機3によって
搾り出されたミルクは、ミルクライン枝管4Aからミル
クライン4を通って一旦受乳ジャー5に貯められる。こ
の受乳ジャー5の容量は30リットル程度である。受乳
ジャー5に貯められたミルクは、断続動作するミルクポ
ンプ6によって吸い出されて容量の大きなバルクタンク
7に貯蔵される。
【0019】真空ポンプ1とミルクポンプ6は、制御装
置9からの信号によって動作制御される。ミルクポンプ
6は一般に制御装置9からのバルス信号によって断続的
に動作する。また、制御装置9には、図示はしないが、
搾乳器3の搾乳動作を制御するパルセータ制御装置が含
まれている。パルセータは、搾乳器3の搾乳動作を人間
が乳牛から乳を搾る断続的な動作に近づけるためのもの
であり、搾乳器3に吸入と休止の搾乳動作を行わせるも
のである。
【0020】一方、この実施例では、この制御装置9か
ら真空ポンプ1への信号ライン9Aおよび制御装置9か
らミルクポンプ6への信号ライン9Bを流れる信号を検
出することにより、ミルクキングシステムにおける全体
の搾乳時間を計測する搾乳時間計測装置10が設けられ
ている。
【0021】図2は以上のように構成されたミルキング
システムにおける真空ポンプ1、ミルクポンプ6、制御
装置9、および搾乳時間計測装置10の一実施例の電気
的な構成を示すものである。制御装置9の電源線は通
常、電圧200V〜240Vの三相交流であり、制御装
置9から真空ポンプ1とミルクポンプ6への電源線2
1,26を流れる電圧は、12Vから24Vの直流、ま
たは100V〜240Vの交流である。この実施例で
は、制御装置9から真空ポンプ1とミルクポンプ6への
電源線21,26の電圧を変化させることにより、真空
ポンプ1とミルクポンプ6が駆動される。従って、この
実施例では、電源線21,26を引込線22,27によ
って分岐し、リレーやフォトカプラ等を介在させ、絶縁
させて搾乳時間計測装置10に取り込むようになってい
る。この実施例では、電源線21,26の電圧変化を引
込線22,27を介して搾乳時間計測装置10が検出す
ることにより、真空ポンプ1とミルクポンプ6の駆動状
態を知ることができる。
【0022】図3は図1のように構成されたミルキング
システムにおける真空ポンプ1、ミルクポンプ6、制御
装置9、および搾乳時間計測装置10の別の実施例の電
気的な構成を示すものである。この実施例でも、制御装
置9から真空ポンプ1とミルクポンプ6への電源線2
1,26の電圧を変化させることにより、真空ポンプ1
とミルクポンプ6が駆動される。一方、この実施例が図
2に示した実施例と異なっている点は、制御装置9から
真空ポンプ1とミルクポンプ6への電源線21,26を
流れる電流の値を搾乳時間計測装置10に取り込む点で
ある。このため、この実施例では、制御装置9から真空
ポンプ1とミルクポンプ6への電源線21,26に、コ
イル等の電流検出器23,28が設けられている。この
実施例では、電源線21,26の電流変化を電流検出器
23,28を介して搾乳時間計測装置10が計測するこ
とにより、真空ポンプ1とミルクポンプ6の駆動状態を
知ることができる。この実施例の方法は、図2の実施例
のように電源線21,26を分岐する必要がないので、
搾乳時間計測装置10の接続が容易である。
【0023】図4は図1のように構成されたミルキング
システムにおける真空ポンプ1、ミルクポンプ6、制御
装置9、および搾乳時間計測装置10の更に別の実施例
の電気的な構成を示すものである。この実施例では、制
御装置9から真空ポンプ1とミルクポンプ6への電源線
21,26の電圧は変化せず、制御装置9から真空ポン
プ1とミルクポンプ6には別に搾乳開始/終了を指示す
る信号線24,25が接続されている。そして、真空ポ
ンプ1とミルクポンプ6には、この信号線24,25を
流れる信号によって真空ポンプ1とミルクポンプ6の動
作と停止を行わせる電子回路(図示せず)が内蔵されて
いる。このため、この実施例では、制御装置9から真空
ポンプ1とミルクポンプ6への信号線24,25が分岐
されており、分岐された信号線24A,25Aがそれぞ
れ搾乳時間計測装置10に入力されている。
【0024】なお、前述の3つの実施例の回路におい
て、搾乳時間計測装置10の電源は、制御装置9の電源
と共用させても良いが、電池等を内蔵させて自己電源と
することもできる。
【0025】図5は図2から図5に示した搾乳時間計測
装置10の内部構成の一例を示すものである。搾乳時間
計測装置10には入出力回路11、中央処理回路(CP
U)12、読み書きメモリ(RAM)13、及び読み出
し専用メモリ(ROM)14があり、相互にバス15で
接続されている。入出力回路11には、図2に示した実
施例では電圧信号が入力され、図3に示した実施例では
電流信号が入力され、図4に示した実施例では搾乳開始
/終了信号が入力される。入出力回路11に入力された
真空ポンプ1とミルクポンプ6の動作状況を示すデータ
は、一旦RAM13に記憶され、ROM14に記憶され
たプログラムに基づいて、CPU12がRAM13のデ
ータを処理して搾乳時間を計算する。CPU12によっ
て計算された搾乳時間のデータは、一旦RAM13に記
憶された後に、入出力回路11を通じて外部に出力され
る。
【0026】以上のように構成された搾乳時間計測装置
10の本発明における計測動作を図6を用いて説明す
る。図6(a) はミルキングシステムにおける真空ポンプ
1の動作状況を示しており、(b) はミルキングシステム
におけるミルクポンプ6の動作状況を示している。一般
に、ミルキングシステムにおいて乳牛の搾乳を行う場合
には、搾乳の前後にミルクラインの洗浄が行われる。
【0027】図6(a) に符号Aで示す期間がミルクライ
ンの前洗浄と呼ばれる期間であり、搾乳を行う前に、ミ
ルクラインが5〜10分の間だけ洗浄される。前洗浄期
間Aでは、図1に示した搾乳器3から洗浄水が吸入さ
れ、ミルクライン2を経て授乳ジャー5に集められる。
そして、授乳ジャー5に集められた洗浄水は、図6(b)
に示すようにミルクポンプ6を動作させてバルクタンク
7以外の場所に排出される。
【0028】この前洗浄が終了すると、図1で説明した
搾乳器3が乳牛8の乳房8Aに取り付けられ、搾乳が開
始される。この期間を図6(a) に符号Bで示す。1頭の
乳牛から搾乳を行う時間は5〜6分であるが、乳牛は交
代させて引続き搾乳が行われるので、搾乳期間Bは一般
に1時間から2時間である。この搾乳期間Bにおいて
は、前述のように搾乳器3によって吸い出されたミルク
はミルクライン2を経て授乳ジャー5に一旦集められ、
断続的に動作するミルクポンプ6によって、ミルクがバ
ルクタンク7に送られる。
【0029】本発明では、真空ポンプ1のオン期間にお
いて、ミルクポンプ6が最初に動作を開始した時刻T1
と、ミルクポンプ6が搾乳動作を終了した時刻T2を検
出することも可能である。
【0030】搾乳期間Bが終了すると、ミルクライン2
を洗浄する後洗浄が行われる。この後洗浄は図6(a) に
符号Cで示される。後洗浄期間Cにおいても、図1に示
した搾乳器3から洗浄水が吸入され、ミルクライン2を
経て授乳ジャー5に集められる。そして、授乳ジャー5
に集められた洗浄水は、図6(b) に示すようにミルクポ
ンプ6を動作させてバルクタンク7以外の場所に排出さ
れる。この後洗浄期間Cはおよそ30分〜40分であ
る。
【0031】以上のような真空ポンプ1とミルクポンプ
6の動作に対して、本発明における搾乳時間計測装置1
0は、真空ポンプ1が動作すると、真空ポンプ1の動作
時間tを計数すると共に、真空ポンプ1の動作中におけ
るミルクポンプ6の動作時間Tを計数する。真空ポンプ
1の動作時間tとミルクポンプ6の動作時間Tは、搾乳
時間計測装置10の内部に設定されたカウンタで行うこ
とができる。
【0032】真空ポンプ1の動作中におけるミルクポン
プ6の動作は図6(b) に示すように断続的であるので、
ミルクポンプ6の動作時間Tは図6(c) に示すように断
続的に上昇する。そして、本発明では、真空ポンプ1の
動作が中断した時には、搾乳時間計測装置10はそれま
でに計数した真空ポンプ1の動作時間tとミルクポンプ
6の動作時間Tとを関係付けて一旦RAM13に記憶
し、それぞれのカウンタの計数値をクリアする。
【0033】そして、再度真空ポンプ1が動作すると、
真空ポンプ1の動作時間と真空ポンプ1の動作中におけ
るミルクポンプ6の動作時間を同様にカウンタで計数す
る。そして、真空ポンプ1の動作が中断した時には、搾
乳時間計測装置10はそれまでに計数した真空ポンプ1
の動作時間tとミルクポンプ6の動作時間Tとを関係付
けて再度RAM13に記憶し、カウンタの計数値をクリ
アする。搾乳時間計測装置10はこの動作を終日繰り返
す。
【0034】搾乳時間計測装置10は真空ポンプ1の動
作時間tの長さからミルクポンプ6の動作時間Tがミル
クライン2を洗浄した時間であるのか、実際に搾乳した
時間であるのかを判定し、RAM13に記憶したミルク
ポンプ6の動作時間の中から、実際にミルクポンプ6が
搾乳した時間だけを抽出して集計する。
【0035】なお、この場合、搾乳時間計測装置10
は、実際にミルクポンプ6が搾乳した時間だけを抽出し
て集計すると共に、前洗浄期間Aにおけるミルクポンプ
6の動作時間(前洗浄時間)と、後洗浄期間Cおけるミ
ルクポンプ6の動作時間(後洗浄時間)も集計すること
ができる。そして、搾乳時間計測装置10は、集計した
前洗浄時間、実際の搾乳時間、及び後洗浄時間のデータ
を出力して表示器に表示、或いは、印刷装置を用いて記
録用紙に印刷することができる。こうすることにより、
ミルクラインにおいて前洗浄、実際の搾乳、及び後洗浄
が正しく行われたかを後に判断することができる。
【0036】図6(c) に示す例では、前洗浄期間Aと後
洗浄期間Cが除かれ、搾乳期間Bにおけるミルクポンプ
6の動作時間Xが実際の搾乳時間として抽出される。こ
の搾乳時間Xにミルクポンプ6の吐出性能に基づいた係
数を乗算すれば、その日にミルキングシステムで搾乳さ
れた実際のミルクの量を知ることができる。
【0037】これに対して、従来は、図6(d) に示すよ
うに、真空ポンプ1が動作している時のミルクポンプ6
の動作時間Tを全て計数してミルクポンプ6の動作時間
Yを求め、これを搾乳時間としていた。即ち、ミルキン
グシステムにおいて搾乳の前後に行われるミルクライン
の洗浄時間におけるミルクポンプの動作時間も搾乳時間
として計測していた。このため、従来のミルクポンプ6
の動作時間Yは、本発明におけるミルクポンプ6の動作
時間Xに比べて長くなっており、搾乳量を正確に把握す
ることは困難であった。
【0038】以上のように動作する搾乳時間計測装置1
0の動作手順の一例を、図7から図9に示すフローチャ
ートを用いて説明する。
【0039】ミルキングシステムが稼働すると、搾乳時
間計測装置10により真空ポンプ1とミルクポンプ6の
動作時間の測定が開始される。なお、測定が開始される
と、初期ルーチンにおいて真空ポンプ1の動作時間とミ
ルクポンプ6の動作時間は0にリセットされる。また、
この測定は所定周期、例えば、100分の1秒周期で実
行される。
【0040】ミルキングシステムが動作を開始すると、
まずステップ701において真空ポンプ1がオンか否か
が判定される。真空ポンプ1がオンの場合はステップ7
02に進み、真空ポンプ1の動作時間がカウンタtによ
って計数される。即ち、カウンタtの計数値が1だけイ
ンクリメントされる。
【0041】ステップ702が終了すると、ステップ7
03においてミルクポンプ6がオンしているか否かが判
定される。そして、ミルクポンプ6がオンしていない時
はこのままこのルーチンを終了し、オンしている時はス
テップ704に進み、ステップ704ではミルクポンプ
6の動作時間がカウンタTによって計数される、即ち、
カウンタTの計数値が1だけインクリメントされる。ス
テップ704が終了するとこのルーチンを終了する。
【0042】一方、ステップ701で真空ポンプ1がオ
ンでないと判定された時はステップ705に進み、前回
実行されたルーチンでは真空ポンプ1がオンであったか
否かが判定される。即ち、今回のステップ705が真空
ポンプ1がオフになった後の最初のステップかどうかが
判定される。ステップ705で前回も真空ポンプ1がオ
フであったと判定された時はこのままこのルーチンを終
了するが、前回は真空ポンプ1がオンであったと判定さ
れた時はステップ706に進む。
【0043】ステップ706では真空ポンプ1の動作時
間カウンタtの計数値とミルクポンプ6の動作時間カウ
ンタTの計数値とを関連付けて搾乳時間計測装置10の
RAM13に記憶すると共に、今回の記憶が今回の処理
における何回目の記憶かという記憶番号も同時に記憶す
る。このステップ706の処理が終了すると、ステップ
707において、真空ポンプ1の動作時間カウンタtの
計数値と、ミルクポンプ6の動作時間カウンタTの計数
値とを共にリセットして0にしてこのルーチンを終了す
る。
【0044】このようにして、搾乳時間計測装置10に
より、真空ポンプ1がオンしている期間毎の真空ポンプ
1とミルクポンプ6の動作時間が、それぞれ動作時間カ
ウンタt,Tを用いて計数されてRAM13に記憶され
る。そして、ミルキングシステムの一日の稼働が終了す
ると、搾乳時間計測装置10により図8に示す手順で搾
乳時間から搾乳量が測定される。
【0045】搾乳時間の計数を行う時には、まずステッ
プ801においてRAM13から読み出す真空ポンプ1
とミルクポンプ6の動作時間の記憶番号iが1に設定さ
れ、搾乳時間の集計値TTがリセットされて0にされ
る。そして、次のステップ802において、最初に記憶
された真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値とミルク
ポンプ6の動作時間カウンタTの値がRAM13から読
み出される。
【0046】次のステップ803は記憶番号iに相当す
る真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値とミルクポン
プ6の動作時間カウンタTの値がRAM13にあったか
否かを判定するものである。最初にステップ803に進
んで来た時にはi=1であるので、ステップ803の判
定はYESとなり、ステップ804に進む。ステップ8
04では、真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値が、
図6(a) で説明した前洗浄期間Aを示すものかどうかが
判定される。前洗浄期間Aは5〜10分であるので、こ
こでは十分余裕を持たせて真空ポンプ1の動作時間カウ
ンタtの値が閾値の15分以上か否かが判定される。
【0047】真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値が
閾値の15分未満である時には、前洗浄であると判定し
てステップ807に進み、RAM13から読み出す真空
ポンプ1とミルクポンプ6の動作時間の記憶番号iを1
だけ増加させてステップ802に戻る。一方、真空ポン
プ1の動作時間カウンタtの値が閾値の15分以上であ
る時にはステップ805に進む。ステップ805では、
真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値が、図6(a) で
説明した後洗浄期間Cを示すものかどうかが判定され
る。後洗浄期間Cは30〜40分であるので、ここでは
十分余裕を持たせて真空ポンプ1の動作時間カウンタt
の値が閾値の50分以上か否かが判定される。
【0048】真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値が
閾値の50分未満である時には、後洗浄であると判定し
てステップ807に進み、RAM13から読み出す真空
ポンプ1とミルクポンプ6の動作時間の記憶番号iを1
だけ増加させてステップ802に戻る。一方、真空ポン
プ1の動作時間カウンタtの値が閾値の50分以上であ
る時にはステップ806に進む。ステップ806では、
ミルクポンプ6の動作時間カウンタTの値を搾乳時間の
集計値TTに加算する。そして、ステップ807に進
み、RAM13から読み出す真空ポンプ1とミルクポン
プ6の動作時間の記憶番号iを1だけ増加させてステッ
プ802に戻る。
【0049】このようにして、この実施例では、RAM
13から読み出された真空ポンプ1の動作時間カウンタ
tの値のうち、50分を越える場合だけが搾乳時間と見
なされて集計が行われる。そして、ステップ803にお
いてRAM13から読み出されるべき真空ポンプ1の動
作カウンタtの値とミルクポンプ6の動作カウンタTの
値の組がもうないと判定された場合にステップ808に
進む。ステップ808では搾乳時間の集計値TTに所定
の計数Kが乗算されて搾乳量Mの値が算出される。この
搾乳量Mの値は当日の実際の搾乳量Mとして日付と共に
RAM13に記憶される。従って、搾乳時間計測装置1
0のRAM13から搾乳時間を読み出すことにより、ミ
ルキングシステムの日々の搾乳量Mを知ることができ
る。
【0050】なお、真空ポンプ1の動作時間カウンタt
の値が50分を越えない前洗浄期間や後洗浄期間におい
ても、ミルクポンプ6の動作時間カウンタTの値を集計
して前洗浄時間や後洗浄時間を算出することも可能であ
る。
【0051】図9は図8で説明した搾乳量の測定手順の
変形例を示すものである。この変形例では、1日の搾乳
において、何らかの原因でミルキングシステムが一旦停
止され、前洗浄や後洗浄を行うことなく搾乳が継続され
たが、図6(b) で説明した搾乳期間Bが15分未満であ
った場合や、15分よりは長いが50分未満であった場
合でも、その時のミルクポンプ6の動作時間を搾乳時間
として集計する点が前述の実施例と異なる。
【0052】このため、図9で示す変形例では、ステッ
プ804でNOとなった後にステップ901とステップ
902が追加され、ステップ805でNOとなった後に
ステップ903が追加されている点が異なる。その他の
ステップは図8で説明した手順におけるステップと同じ
であるので、同じステップには同じステップ番号を付し
てその説明を省略する。
【0053】図8の実施例では、ステップ804におい
て真空ポンプ1の動作時間カウンタtの値が閾値の15
分未満である時には、前洗浄であると判定してステップ
807に進んでいた。一方、図9の変形例では、ステッ
プ804において真空ポンプ1の動作時間カウンタtの
値が閾値の15分未満である時にはステップ901に進
み、今回の記憶番号iが1か否かが判定される。そし
て、i=1と判定された時は、前洗浄であると判定して
ステップ807に進むが、i=1でないと判定された時
はステップ902に進み、この時のミルクポンプ6の動
作時間カウンタTの値を搾乳時間の集計値TTに加算し
てステップ807に進む。この処理により、前洗浄が終
了した後の15分未満の短い時間も搾乳時間の一部と見
なされて搾乳時間に組み込まれる。
【0054】同様に、ステップ805において真空ポン
プ1の動作時間カウンタtの値が閾値の50分未満であ
る時にはステップ903に進み、今回の記憶番号iが最
終番号か否かが判定される。そして、iが最終番号と判
定された時は後洗浄であると判定してステップ807に
進むが、iが最終番号でないと判定された時はステップ
806に進み、この時のミルクポンプ6の動作時間カウ
ンタTの値を搾乳時間の集計値TTに加算してステップ
807に進む。この処理により、前洗浄が終了した後の
50分未満の短い時間も搾乳期間の一部と見なされて搾
乳時間に組み込まれる。
【0055】図9で説明した搾乳時間計測装置10の制
御手順により、搾乳時間がより正確に求められるように
なる。
【0056】なお、図1で説明した搾乳時間計測装置1
0は、ミルキングシステムに予め組み込んで固定するこ
ともできるが、図3の実施例に示したように、既存のミ
ルキングシステムに後付けで組み込めるようにしておけ
ば、搾乳時間計測装置10はデータロガーのように携帯
型の装置として構成することもできる。
【0057】なお、以上の実施例では、乳牛からミルク
を搾乳するミルキングシステムについて説明したが、本
発明は特に乳牛からミルクを搾乳するミルキングシステ
ムに限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のミルキン
グシステムにおける搾乳時間計測装置によれば、ミルキ
ングシステムにおいて洗浄中と搾乳中の区別がなされ、
実際の搾乳中の真空ポンプの動作時間内において、パル
ス信号で断続動作するミルクポンプの搾乳時間が集計さ
れ、この集計された搾乳時間によって搾乳量が算出され
るので、ミルキングシステムにおける搾乳量を正確に計
測することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミルキングシステムにおける本発明の一実施例
の搾乳時間計測装置の構成を示す構成図である。
【図2】図1のミルキングシステムにおける真空ポン
プ、ミルクポンプ、制御装置、および搾乳時間計測装置
の電気的な接続例を示す回路図である。
【図3】図1のミルキングシステムにおける真空ポン
プ、ミルクポンプ、制御装置、および搾乳時間計測装置
の別の電気的な接続例を示す回路図である。
【図4】図3は図1のように構成されたミルキングシス
テムにおける真空ポンプ1、ミルクポンプ6、制御装置
9、および搾乳時間計測装置10の電気的な更に別の接
続例を示すものである。
【図5】図2から図5に示した搾乳時間計測装置の内部
構成の一例を示す図である。
【図6】(a) は真空ポンプのオンオフ動作を示す動作波
形図、(b) はミルクポンプのオンオフ動作を示す動作波
形図、(c) は本発明におけるミルクポンプの動作時間の
集計値を示す線図、(d) は従来のミルクポンプの動作時
間の集計値を示す線図である。
【図7】本発明における真空ポンプとミルクポンプの動
作時間の測定方法の一実施例を説明するフローチャート
である。
【図8】本発明における搾乳時間の測定手順の一実施例
を説明するフローチャートである。
【図9】本発明における搾乳時間の測定手順の変形実施
例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…真空ポンプ 2…真空ライン 3…搾乳器 4…ミルクライン 5…授乳ジャー 6…ミルクポンプ 7…バルクタンク 9…制御装置 10…搾乳時間計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 辰也 東京都中央区京橋1−19−8 大野ビル 社団法人家畜改良事業団内 (72)発明者 後藤 秀幸 東京都中央区京橋1−19−8 大野ビル 社団法人家畜改良事業団内 (72)発明者 小曽根 一四郎 群馬県前橋市元総社町2063−2 (72)発明者 宮脇 豊 東京都世田谷区赤堤3−10−4

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプによって作られた負圧を真空
    ラインを通じて供給して各搾乳機に搾乳動作させ、各搾
    乳機によって搾り出されたミルクをミルクラインを通じ
    て一旦受乳ジャーに貯め、これを断続動作するミルクポ
    ンプによって吸い出してバルクタンクに貯蔵するミルキ
    ングシステムであって、搾乳動作の前後にそれぞれミル
    キングシステムを洗浄する洗浄動作が行われるミルキン
    グシステムにおける、実際の搾乳時間を計測する装置で
    あって、 前記真空ポンプのオン時刻とオフ時刻とをそれぞれ記録
    する真空ポンプの動作状態検出手段と、 前記ミルクポンプのオン時刻とオフ時刻とをそれぞれ記
    録するミルクポンプの動作状態検出手段と、 前記真空ポンプの動作状態と前記ミルクポンプの動作状
    態とに応じて、前記ミルキングシステムの搾乳経路が洗
    浄動作中か、或いは前記ミルキングシステムが搾乳動作
    中かを判定する搾乳状態判定手段と、 前記ミルキングシステムが搾乳動作中と判定された時
    の、前記ミルクポンプの動作時間を集計して前記ミルク
    ポンプの搾乳時間とするミルクポンプの搾乳動作時間の
    検出手段と、 前記ミルクポンプの搾乳動作時間の集計値から、前記ミ
    ルキングシステムの実際の搾乳時間を算出する搾乳時間
    算出手段とを備えることを特徴とするミルキングシステ
    ムにおける搾乳時間計測装置。
  2. 【請求項2】 前記搾乳状態判定手段が、前記真空ポン
    プの動作時間の長さに応じて、前記ミルキングシステム
    が洗浄中か搾乳中かを判断することを特徴とする請求項
    1に記載の搾乳時間計測装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記真空ポンプと前記ミルクポン
    プの動作、非動作を管理し、前記システムにおける搾乳
    開始と搾乳終了を制御する制御装置が前記システムに設
    けられており、 前記制御装置からの搾乳開始信号と搾乳終了信号が前記
    ミルクポンプの搾乳動作時間の検出手段に入力されてお
    り、 このミルクポンプの搾乳動作時間の検出手段は、前記搾
    乳開始信号の入力から前記搾乳終了信号の入力までの間
    の前記ミルクポンプの動作時間を前記ミルクポンプの搾
    乳時間として検出することを特徴とする請求項1に記載
    の搾乳時間計測装置。
  4. 【請求項4】 前記ミルクポンプの搾乳動作時間の検出
    手段の検出時間のサンプリング精度が1秒以下であるこ
    とを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の搾
    乳時間計測装置。
  5. 【請求項5】 前記サンプリング精度が100分の1秒
    であることを特徴とする請求項4に記載の搾乳時間計測
    装置。
  6. 【請求項6】 前記搾乳状態判定手段によって前記ミル
    キングシステムの洗浄中と判断された時に、洗浄中にお
    ける前記ミルクポンプの動作時間を、搾乳前の前洗浄時
    間と搾乳後の後洗浄時間とに分けて集計する洗浄動作時
    間の検出手段と、 前記ミルクポンプの前洗浄時間、搾乳動作時間、及び後
    洗浄時間を、集計順に記憶するミルクポンプの動作記録
    手段と、 前記ミルクポンプの動作記録手段に記録されたデータ
    を、表示器に表示、或いは印刷機によって印刷させるた
    めに出力するデータ出力手段と、を更に備えることを特
    徴とする請求項2に記載の搾乳時間計測装置。
  7. 【請求項7】 前記真空ポンプの動作状態検出手段の記
    録値と、前記ミルクポンプの動作状態検出手段の記録値
    とから、前記ミルクポンプの搾乳動作中における最初の
    動作開始時刻と、最後の動作終了時刻とを、データ出力
    可能に記録するミルクポンプの動作記録手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の搾乳時間計測装
    置。
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