JP2003209703A - 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム

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JP2003209703A
JP2003209703A JP2002005084A JP2002005084A JP2003209703A JP 2003209703 A JP2003209703 A JP 2003209703A JP 2002005084 A JP2002005084 A JP 2002005084A JP 2002005084 A JP2002005084 A JP 2002005084A JP 2003209703 A JP2003209703 A JP 2003209703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最終出力に使用するプリンタに対応した色見
本帳を得ることを目的とする。 【解決手段】 色見本セット選択部301は、一又は複
数の色見本セットから任意の色見本セットを色見本セッ
ト選択部301にて選択する。色見本印刷部303は、
選択された色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応
じて変換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本
セットの画像情報を生成した後、画像情報をプリンタ3
05に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色見本セットを出
力するための画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及
びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷分野において、デザイナが色
指定を行うために各インク会社から印刷用の色見本帳が
発売されている。例えば、DIC、PANTONE、TOYO、ANPA、
FOCOLTONE、TRUMATCH等の色見本帳がある。色見本帳に
は、多数色の色見本パッチが印刷されており、各色パッ
チには、番号が付記されている。色の並び順、パッチ番
号は各社ごとに異なっており、特に決まりはない。デザ
イナは印刷における色指定を行う場合、この番号を指定
することにより所望の色の印刷物を得ることができる。
例えば、PANTONでレモンイエロー色を指定する場合、
「PANTONE 102C」などのように指定を行う。
【0003】このように従来、最終出力物は印刷物であ
ったため、デザイナは、市販されている色見本帳の色番
号を色指定紙上に指定して製版工程に渡せばよかった。
そのため、デザイナは、色を選択する場合、市販の色見
本の中から選択する方法に慣れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、レーザビームプ
リンタ(LBP)やインクジェットプリンタ(IJP)の画質
と印刷スピードが大幅に向上し、ランニングコストが低
下したため、少量部数の印刷の場合、従来の印刷機を用
いずにLBPやIJPを用いて印刷物を作成することが多く見
受けられるようになってきた。その場合、デザイナは、
最終出力であるLBPやIJPの出力の色を予想しながらコン
ピュータ上でデザインを行う。
【0005】また、前述のように、デザイナは市販の色
見本の中から色を選択する方法に慣れている。しかし、
市販の色見本帳は従来の印刷システムに対応しており、
印刷における色再現範囲を網羅しているが、LBPやIJPの
色再現範囲には対応していない。図12に、ある色見本
帳の色再現範囲と、あるLBPが表現できる色再現範囲を
示す。x-y座標系において、101は色見本帳の色再現範
囲、すなわち印刷の色再現範囲、102はLBPの印刷の色再
現範囲を示す。
【0006】また、図13には、ある色見本帳の色再現
範囲と、あるIJPが表現できる色再現範囲を示す。201は
色見本帳の色再現範囲、202はIJPの印刷の色再現範囲を
示す。ある領域に関しては、印刷の色再現範囲の方が広
いが、ある領域に関しては、LBPやIJPの色再現範囲が広
いことが分かる。このように、市販の色見本帳から色を
選んでも、LBPやIJPでは表現できない色があるという問
題があった。また、逆に、LBPやIJPで表現できる色が市
販の色見本帳には存在しない場合もあり、色見本帳から
はそのような色を選択できないという問題もあった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、最終出力に使用するプリンタに対応した色見
本帳を得ることができるような画像処理装置、画像処理
方法、記録媒体及びプログラムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像処理装置は、一又は複数の色
見本セットから任意の色見本セットを選択する選択手段
と、前記選択手段により選択される色見本セットの色情
報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情
報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当
該生成された画像情報を前記印刷装置に出力する画像生
成手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記画像生成手段は、前記
変換後の色情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に対
して出力することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記画像生成手段は、前記
色見本セットの色情報の変換先となる色空間を任意に設
定することを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記一又は複数の色見本セ
ットは、市販されている色見本セットであることを特徴
とする。
【0012】また、請求項5記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記画像生成手段は、前記
市販されている色見本セットと同じ順番で前記色見本セ
ットに含まれる一又は複数の色パッチを示す画像情報を
生成することを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記色パッチの画像情報の
順番を指定する指定手段を有し、前記画像生成手段は、
前記指定手段により指定される順番で前記色見本セット
に含まれる一又は複数の色パッチを示す画像情報を生成
することを特徴とする。
【0014】また、請求項7記載の画像処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記印刷装置が再現可能な
色範囲を示す色範囲情報に基づき、前記色見本セットに
含まれる一又は複数の色パッチ夫々につき前記印刷装置
にて再現可能であるか否かを判断する判断手段と、前記
判断手段による判断結果を表示する表示手段とを有する
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の画像処理装置は、請
求項1又は2記載の発明において、前記画像生成手段に
より生成される前記画像情報の印刷結果と、前記選択手
段により選択される前記色見本セットとの色差を算出す
る第1色差算出手段を有し、前記画像生成手段は、前記
第1色差算出手段により算出された色差情報を更に含む
画像情報を前記印刷装置に出力することを特徴とする。
【0016】また、請求項9記載の画像処理装置は、請
求項1、2、8の何れか1項に記載の発明において、前
記画像生成手段により生成される画像情報を表示する表
示手段と、前記表示手段により表示される画像と前記画
像情報の印刷結果との色差を算出する第2色差算出手段
とを有し、前記画像生成手段は、前記第2色差算出手段
により算出された色差情報を更に含む画像情報を前記印
刷装置に出力することを特徴とする。
【0017】また、請求項10記載の画像処理装置は、
請求項1記載の発明において、前記印刷装置が再現可能
な色再現範囲と、前記選択手段により選択される前記色
見本セットの色再現範囲とを比較する比較手段と、前記
見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再現範
囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り当て
手段とを有し、前記画像生成手段は、前記パッチ割り当
て手段により割り当てられる前記色パッチを更に追加し
た画像情報を前記印刷装置に出力することを特徴とす
る。
【0018】また、請求項11記載の画像処理方法は、
一又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選
択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択さ
れる色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変
換し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セット
の画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印
刷装置に出力する第1画像生成ステップとを有すること
を特徴とする。
【0019】また、請求項12記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記第1画像生成ステ
ップでは、前記変換後の色情報を更に含む画像情報を前
記印刷装置に対して出力することを特徴とする。
【0020】また、請求項13記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記第1画像生成ステ
ップでは、前記色見本セットの色情報の変換先となる色
空間を任意に設定することを特徴とする。
【0021】また、請求項14記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記一又は複数の色見
本セットは、市販されている色見本セットであることを
特徴とする。
【0022】また、請求項15記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記第1画像生成ステ
ップでは、前記市販されている色見本セットと同じ順番
で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチを
示す画像情報を生成することを特徴とする。
【0023】また、請求項16記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記色パッチの画像情
報の順番を指定する指定ステップを有し、前記第1画像
生成ステップでは、前記指定ステップにより指定される
順番で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッ
チを示す画像情報を生成することを特徴とする。
【0024】また、請求項17記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記印刷装置が再現可
能な色範囲を示す色範囲情報に基づき、前記色見本セッ
トに含まれる一又は複数の色パッチ夫々につき前記印刷
装置にて再現可能であるか否かを判断する判断ステップ
と、前記判断ステップによる判断結果を表示手段にて表
示する表示ステップとを有することを特徴とする。
【0025】また、請求項18記載の画像処理方法は、
請求項11又は12記載の発明において、前記第1画像
生成ステップにより生成される前記画像情報の印刷結果
と、前記選択手段により選択される前記色見本セットと
の色差を算出する第1色差算出ステップと、前記第1色
差算出ステップにより算出された色差情報を更に含む画
像情報を前記印刷装置に出力する第2画像生成ステップ
とを有することを特徴とする。
【0026】また、請求項19記載の画像処理方法は、
請求項11、12、18の何れか1項に記載の発明にお
いて、前記第1画像生成手段により生成される画像情報
を表示手段にて表示する表示ステップと、前記表示ステ
ップにより表示される画像と前記画像情報の印刷結果と
の色差を算出する第2色差算出ステップと、前記第2色
差算出ステップにより算出された色差情報を更に含む画
像情報を前記印刷装置に出力する第3画像生成ステップ
とを有することを特徴とする。
【0027】また、請求項20記載の画像処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記印刷装置が再現可
能な色再現範囲と、前記選択手段により選択される前記
色見本セットの色再現範囲とを比較する比較ステップ
と、前記見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の
色再現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ
割り当てステップと、前記パッチ割り当てステップによ
り割り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報
を前記印刷装置に出力する第4画像生成ステップとを有
することを特徴とする。
【0028】また、請求項21記載の記録媒体は、請求
項1〜10の何れか1項に記載の各手段としてコンピュ
ータを機能させるためのプログラムを記録したことを特
徴とする。
【0029】また、請求項22記載の記録媒体は、請求
項11〜20の何れか1項に記載の画像処理方法の処理
ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0030】また、請求項23記載のプログラムは、請
求項1〜10の何れか1項に記載の各手段としてコンピ
ュータを機能させることを特徴とする。
【0031】さらに、請求項24記載のプログラムは、
請求項11〜20の何れか1項に記載の画像処理方法の
処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施形態>まず、本発明の第1の形態形態につ
いて説明を行う。図1は本発明の第1の実施形態に係る
画像処理装置の構成を示したブロック図である。301
は、色見本セット選択部である。DIC、PANTONEなど複数
の色見本セットの中から任意のセットを選択することが
できる。図2は、その具体的なGUIの例であり、ユーザ
はプルダウンのリストメニューの中から一つを選択でき
る。本発明の画像処理装置に色見本が1種類しかない場
合は、図2のダイアログにおいて選択不可能な状態にな
る。もしくは、図2のダイアログを表示しない。もしく
は、色見本セット選択部301がなくても良い。
【0033】302は色見本データベース格納部で、図2
で選択可能な色見本のそれぞれに対するデータが記憶さ
れている。図3は、データベースの内容の一例を示す図
である。1行目は色見本のセット名が記載されている。
この例はPANTONEのデータベースである。2行目はコメ
ント行である。3行目から各パッチに対応する色度座標
がLab値とデザイナの作業色空間であるRGB値で記載され
ている。パッチと色度座標が1対1で対応する。
【0034】例えば、パッチ番号100Cに対する絶対色空
間のLab値はLab=(80.0, 20.5, 32.6)で、RGB値は、RGB=
(240,240,11)である。この各パッチに対するLab値は、
あらかじめパッチを測色することにより求めておく。ま
た、RGB値はLab値からの一般的な変換式により求まる。
本実施形態においては、絶対色空間としてLab値を使用
しているが、Labの代わりに他の色空間を使用すること
も可能である。例えば、XYZ、YCbCr、YUV、HSV、LHS、R
GBなどの色空間がある。また、同様に色見本印刷部303
における作業用の色空間もRGBに限定されるものではな
く、任意の色空間を設定することができる。
【0035】303は色見本印刷部で、色見本セット選択
部301で選択された色見本セットの色パッチを市販の色
見本帳の順番にレイアウトした画像を生成する他、後述
する実施形態に応じた画像を生成し、305のプリンタへ
出力する。その際、色見本データベース格納部302と後
述の機器情報格納部304の情報を参照することにより、
実際の色見本帳との色差の小さい出力を得ることができ
る。304は機器情報格納部で、305のプリンタの出力特性
が格納されている。具体的には、入力のLabに対して出
力がRGBの3次元ルックアップテーブル(LUT)が格納さ
れている。尚、本発明では、プリンタ305を画像処理装
置の内部構成又は外部構成とするかは特に限定されな
い。
【0036】プリンタ305はRGB値を受け取り内部でCMYK
に変換し印刷を行う。一連の色変換の流れを説明する
と、色見本データベースにおいて各パッチはLabで規定
されている。そのLab値は機器情報格納部304に格納され
ているLUTでRGBに変換され、プリンタへ送られる。その
RGB値は、プリンタ内部でCMYKに変換され印刷される。
図4に出力例を示す。PANTONEの色パッチ、対応する番
号、作業に使用するRGB値が横並びで記載されている。
【0037】このように、色見本データベースは、Lab
のようなデバイスに依存しない色空間で定義することに
より、どのようなプリンタを接続して出力しても、機器
に対応したLUTを用いることで、プリンタの色再現可能
な色域の範囲においては、同一の色再現を得ることがで
きる。この結果、ユーザは使用するプリンタに対応した
色見本帳を作成することができるので、それを使用しデ
ザイン作業を精度良く、効率的に行うことができる。
【0038】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。第1の実施形態において
は、色見本のパッチの出力順は、市販の色見本帳と同じ
順であった。本実施形態においては、出力順を選択でき
る出力順選択手段を設けることにより、ユーザは任意の
順に並んだパッチを得ることが可能になる。
【0039】図5に出力順を選択するためのダイアログ
を示す。ユーザは任意の色の並び順を選択できる。例え
ば、RGBを選んだとする。図6にユーザがRGBを選択した
場合の出力例を示す。この例では、パッチはRがしだい
に小さな値になるような順でパッチが並んでいる。つま
り、パッチは明るい赤から暗い赤へ順に並んでいる。デ
ザイナがRGBを作業色空間として使う場合、このようにR
GBごとに値が増減するような並びの方が所望の色を選択
しやすい場合もある。そのような場合に、この機能は有
効でデザイナの作業効率を向上する。
【0040】<第3の実施形態>次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。第1の実施形態において、
図1の304は機器情報格納部で、305のプリンタの出力特
性が格納されている。具体的には、入力のLabに対して
出力がRGBの3次元ルックアップテーブル(LUT)が格納
されている。本実施形態においては、LUTに加えて、プ
リンタ305の色再現範囲の情報も機器情報格納部304に格
納しておく。図12や図13に示すような頂点情報をab
座標系で機器情報格納部304に記録することにより色再
現範囲を表現できる。
【0041】色見本印刷部303では、色見本のデータベ
ースに記載されている各パッチのLab値とab平面で表現
された前記、色再現範囲を比較することにより、各パッ
チがプリンタの色再現範囲内かどうかを判断することが
できる。色再現範囲内であれば、そのまま印刷し、色再
現範囲外であれば、その色は印刷不可能であることが分
かるように表示する。図7は、その一例で、プリンタで
出力されたPANTONE 101Cの色パッチにハッチングが施さ
れており、プリンタの色再現範囲外の色であることが分
かる。
【0042】本実施形態では色パッチ部分で色再現範囲
内かどうかを表現したが、色パッチの隣に文字や記号で
表現することも可能である。または、色再現範囲外の色
パッチは、パッチの並びから省いてしまい、印刷しない
という方法も可能である。この場合、パッチ番号が、例
えば100C、102Cと不連続になるので101Cは色再現範囲外
だということが分かる。
【0043】<第4の実施形態>次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。図12、図13で示したよ
うに、プリンタへの入力の色再現範囲と出力(プリント
アウト)の色再現範囲は異なる。そのため、出力の色再
現範囲に収まるように入力側の空間を圧縮するというこ
とが行われる。一般的に、大きく分けて、圧縮の方法に
は3種類ある。
【0044】第1の方法は、カラリメトリックと呼ば
れ、色差最小を目的とした圧縮方法である。第1の実施
形態〜第3の実施形態に対応する方法で、プリンタの色
再現範囲内だけをできるだけ正確な色で再現し、プリン
タの色再現範囲外の色を色再現範囲の外周に貼り付けて
しまう方法である。この方法が、市販の色見本帳と自分
で作成した色見本帳の色差が最小となる方法である。
【0045】第2の方法は、パーセプチャルと呼ばれ、
写真など諧調性を重視することを目的とした圧縮方法で
ある。この方法は、できるだけ諧調性を重視した圧縮方
式で、色再現範囲外の圧縮の程度に応じて色再現範囲内
も連続してなめらかに圧縮を行う。従って、色再現範囲
内であっても、市販の色見本帳との色差が発生する。第
3の方法は、サチュレーションと呼ばれ、グラフやチャ
ートを印刷する場合に用いられ、彩度を重視することを
目的とした圧縮方法である。この方法は、赤、青、緑、
シアン、マゼンタ、イエローなどの原色がなるべく鮮や
かに再現されるように圧縮を行う。
【0046】本実施形態においては、このように、色圧
縮の種類を選択可能な場合への対応例を示す。図8に色
見本印刷手段303内に用意された圧縮方法選択手段のGUI
の例を示す。ユーザは「カラリメトリック」、「パーセ
プチャル」、「サチュレーション」の中から任意に圧縮
の方法を選択できる。機器情報格納部304には、上記3
種類の圧縮方法に対応したLUTが格納されている。
【0047】前述のとおり、パーセプチャルとサチュレ
ーションに関しては、色再現範囲外はもちろんのこと、
色再現範囲内においても、市販の色見本帳の色とは色差
が発生する。色差の算出方法については後述する。機器
情報格納部304にはLabからRGBへのLUTが格納されてい
る。このLUTは、絶対的な色空間であるLabからプリンタ
固有のRGB空間へ変換するためのもので、色再現範囲の
圧縮を行うために使用する。
【0048】また、機器情報格納部304には、上記LUTか
ら得られるRGB値と最終プリントから測色したLab値の関
係を表すLUTが格納されている。従って、パッチのLab値
が、LUTによりRGBに変換され、そのRGB値がどのようなL
ab値で最終的にプリントされるかが計算上求まる。パッ
チのLab値をL1、a1、b1、最終プリントのLab値をL2、a
2、b2とすると、色差ΔEは、下記の式1により算出され
る。 ΔE=((L2−L1)2+(a2−a1)2+(b2−b1)21/2・・・(式1 ) 出力するパッチごとに、ΔEを付記することにより、市
販の色見本帳との色差が分かるので、便利である。例え
ば、オフセット印刷などの印刷物との色の違いをあらか
じめ予測することが可能となる。図9に色見本帳の出力
例を示す。
【0049】<第5の実施形態>次に、本発明の第5の
実施形態について説明する。本実施形態においては、作
成した色見本から選択した色をモニタ上に表示した場合
に、モニタに表示される色と作成した色見本帳の色差を
色見本帳上に表示する例を示す。
【0050】ユーザは作成した色見本帳から任意の色を
選択する。各色パッチには、ユーザがコンピュータ上で
作業する色空間に対応した座標値が記載されているの
で、ユーザはその値を使って、デザインを行うことがで
きる。デザインの過程はコンピュータに接続されている
モニタ上で確認することができるので、この時点で作成
した色見本とモニタ上の色の違いを確認できるが、色見
本で色を選択する際に、あらかじめモニタとの色差が分
かっていると、より便利であり、効率良く色の選択を行
うことができる。
【0051】次に、本実施形態の実現方法について説明
する。機器情報格納部304には、モニタの機器特性を示
すLUTが格納されている。入力はLabで、出力もLabのLUT
である。色見本データベース格納部302に格納されてい
る、ある色パッチの値をL1、a1、b1、モニタに表示され
る色をL3、a3、b3とするとL1、a1、b1をモニタの機器特
性を示すLUTを通すことによりL3、a3、b3が得られる。
また、第4の実施形態で求めたように、出力する色見本
帳のL2、a2、b2が求まる。従って、上記式1と同様に、
モニタに表示される色と色見本帳との色差ΔEは、下記
の式2より算出される。 ΔE=((L3−L2)2+(a3−a2)2+(b3−b2)21/2・・・(式2 ) 色見本印刷部303は、各色パッチの近傍に求めた色差ΔE
を付記する。図9に、モニタと色見本帳との色差を付記
した例を示す。
【0052】<第6の実施形態>次に、本発明の第6の
実施形態について説明する。図13を用いて説明したと
おり、インクジェットプリンタの色再現範囲202は、市
販の色見本帳の色再現範囲201以外の領域を持つ。網掛
けした部分がその領域である。言い換えれば、インクジ
ェットプリンタは市販の色見本帳のパッチでは表現でき
ない色を表現できるということである。
【0053】本実施形態においては、市販の色見本には
ないが、プリンタでは表現可能な領域に対して新たにパ
ッチを割り当て、プリンタ独自の色見本を印刷する例に
ついて説明する。図1において、色見本データベース格
納手段302には市販の色見本帳の色再現範囲(色域)の
情報が格納されている。また、機器情報格納手段304に
は接続されているプリンタの色再現範囲の情報が格納さ
れている。
【0054】色見本印刷部303には、色見本の色再現範
囲とプリンタ305の色再現範囲を比較する色再現範囲比
較手段があり、領域判定を行い図13に示す網掛け部分
を検出する。また、色見本印刷部303には、パッチ割り
当て手段があり、図13に示す網掛け部分から均等に色
を抜き出し、それぞれに新たなパッチ番号を割り当て
る。そして、その他の色見本と同様にレイアウトを行い
プリンタ305で印刷を行う。図11に出力の印刷結果を
示す。各パッチ番号の先頭には*をつけて、市販の色見
本番号と区別がつくようにしている。
【0055】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、プリンタの色再現範囲を有効に利用することにより
市販の色見本にない色を作成した色見本帳に加えること
が可能となる。
【0056】<その他の実施形態>本発明は、上記のよ
うな複数の機器(例えば、コンピュータ、インターフェ
ース機器、モニタ、プリンタ)から構成されるシステム
に適用しても、それらの機能を有する単体の装置に適用
してもよい。
【0057】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、達成
されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態
の機能を実現することになり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0058】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】以上の実施形態によれば、自分が使用して
いるプリンタで、市販されている色見本セットに対応し
た色見本セットを作成することができる。また、作成し
た色見本セットには、各色パッチに対応する色座標が併
記されているので、デザイナは、その色座標を使って、
デザイン作業を効率良く行うことができる。また、前記
色座標の色空間は、デザイナが任意に選択できるので、
デザイナが作業を行う色空間に合わせて選択できる。
【0061】また、上記実施形態によれば、市販されて
いる色見本セットと同じ順番でカラーパッチを印刷する
ことができるので、作業効率が上がる。また、市販の色
見本の色と比較する場合に、配列が同じなので比較しや
すい。また、色見本セットと同じ順番か、もしくは作業
者の作業色空間の座標の増減の組み合わせ順で印刷する
かを選択できるので、使用目的に応じて、作業効率の良
い色パッチの配置を選択できる。
【0062】また、上記実施形態によれば、印刷された
各色パッチごとにプリンタの色再現範囲内であるかどう
かが分かるように表示するので、どの色がプリンタで再
現できるかできないかが一目で判断できる。また、ユー
ザは、色見本帳を印刷する場合、色域の圧縮方法を選択
でき、印刷された各色パッチと市販の色パッチとの色差
が印刷されたパッチに併記されるので、色域の圧縮方法
を変えた場合、市販の色見本帳と印刷した色見本帳の色
差を確認しながらデザイン作業を行える。
【0063】また、上記実施形態によれば、色域の圧縮
方法を選択することができ、印刷された各色パッチとモ
ニタに表示される色との色差を各色パッチに併記するの
で、印刷した色見本帳とモニタの色差を確認しながらデ
ザイン作業を行える。また、市販の色見本帳では表現で
きない色に対して、新たに色見本パッチ番号を割り当て
て印刷することができるので、色の選択の幅が広がる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、選択される色見本セットにつき印刷装置の特
性に応じた色情報の変換を施し、変換後の色情報に基づ
いて画像情報を生成し当該印刷装置に出力するように構
成したので、所望の色見本セットを印刷装置に対応した
色で得ることが可能になり、デザイン作業の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】印刷する色見本の種類を選択するためのGUIの
一例を示す図である。
【図3】色見本のデータベースの内容を示す図である。
【図4】印刷した色見本の一例を示す図である。
【図5】印刷する色パッチの並び順を選択するためのGU
Iの一例を示す図である。
【図6】印刷する色パッチの並び順がRGBの場合の出力
例を示す図である。
【図7】色パッチがプリンタの色再現範囲外の色である
ことが分かるように表示した一例を示す図である。
【図8】色圧縮の方法を選択するためのGUIの一例を示
す図である。
【図9】市販の色見本帳との色差を表示した一例を示す
図である。
【図10】モニタとの色差を表示した一例を示す図であ
る。
【図11】市販の色見本の色再現範囲外の色域に対する
色見本を出力した例を示す図である。
【図12】市販の色見本帳と、あるプリンタの色再現範
囲を示す図である。
【図13】市販の色見本帳と、あるプリンタの色再現範
囲を示す図である。
【符号の説明】
301 色見本セット選択部 302 色見本データベース格納部 303 色見本印刷部 304 機器情報格納部 305 プリンタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月20日(2002.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、請求項2記載の画像処理方法は、一
又は複数の色見本セットから任意の色見本セットを選択
する選択ステップと、前記選択ステップにより選択され
る色見本セットの色情報を印刷装置の特性に応じて変換
し、当該変換後の色情報に基づいて前記色見本セットの
画像情報を生成し、当該生成された画像情報を前記印刷
装置に出力する第1画像生成ステップとを有することを
特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、請求項3記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記第1画像生成ステップ
では、前記変換後の色情報を更に含む画像情報を前記印
刷装置に対して出力することを特徴とする。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、請求項4記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記第1画像生成ステップ
では、前記色見本セットの色情報の変換先となる色空間
を任意に設定することを特徴とする。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、請求項5記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記一又は複数の色見本セ
ットは、市販されている色見本セットであることを特徴
とする。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、請求項6記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記第1画像生成ステップ
では、前記市販されている色見本セットと同じ順番で前
記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチを示す
画像情報を生成することを特徴とする。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、請求項7記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記色パッチの画像情報の
順番を指定する指定ステップを有し、前記第1画像生成
ステップでは、前記指定ステップにより指定される順番
で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチを
示す画像情報を生成することを特徴とする。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、請求項8記載の画像処理方法は、請
求項2記載の発明において、前記印刷装置が再現可能な
色範囲を示す色範囲情報に基づき、前記色見本セットに
含まれる一又は複数の色パッチ夫々につき前記印刷装置
にて再現可能であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップによる判断結果を表示手段にて表示す
る表示ステップとを有することを特徴とする。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、請求項9記載の画像処理方法は、請
求項2又は3記載の発明において、前記第1画像生成ス
テップにより生成される前記画像情報の印刷結果と、前
記選択手段により選択される前記色見本セットとの色差
を算出する第1色差算出ステップと、前記第1色差算出
ステップにより算出された色差情報を更に含む画像情報
を前記印刷装置に出力する第2画像生成ステップとを有
することを特徴とする。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、請求項10記載の画像処理方法は、
請求項2、3、9の何れか1項に記載の発明において、
前記第1画像生成手段により生成される画像情報を表示
手段にて表示する表示ステップと、前記表示ステップに
より表示される画像と前記画像情報の印刷結果との色差
を算出する第2色差算出ステップと、前記第2色差算出
ステップにより算出された色差情報を更に含む画像情報
を前記印刷装置に出力する第3画像生成ステップとを有
することを特徴とする。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、請求項11記載の画像処理方法は、
請求項2記載の発明において、前記印刷装置が再現可能
な色再現範囲と、前記選択手段により選択される前記色
見本セットの色再現範囲とを比較する比較ステップと、
前記見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再
現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り
当てステップと、前記パッチ割り当てステップにより割
り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前
記印刷装置に出力する第4画像生成ステップとを有する
ことを特徴とする。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、請求項12記載の記録媒体は、請求
項2〜11の何れか1項に記載の画像処理方法の処理ス
テップをコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したことを特徴とする。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらに、請求項13に記載のプログラム
は、請求項2〜11の何れか1項に記載の画像処理方法
の処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z 5C079 Fターム(参考) 2C087 AA15 AA16 AB05 AC07 AC08 BD31 BD40 2C262 AB11 BA01 BA17 BC11 BC13 BC19 CA07 CA10 EA12 EA13 FA12 FA13 FA14 5B021 AA02 CC05 LL05 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH07 CH08 5C077 LL19 MM27 MP08 PP32 PP33 PP36 PP37 PQ12 PQ23 SS06 TT02 5C079 HB01 HB03 HB08 HB12 LB02 MA04 MA10 MA11 MA17 NA03 NA15 PA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一又は複数の色見本セットから任意の色
    見本セットを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択される色見本セットの色情報を
    印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情報に
    基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当該生
    成された画像情報を前記印刷装置に出力する画像生成手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像生成手段は、前記変換後の色情
    報を更に含む画像情報を前記印刷装置に対して出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像生成手段は、前記色見本セット
    の色情報の変換先となる色空間を任意に設定することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記一又は複数の色見本セットは、市販
    されている色見本セットであることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成手段は、前記市販されてい
    る色見本セットと同じ順番で前記色見本セットに含まれ
    る一又は複数の色パッチを示す画像情報を生成すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記色パッチの画像情報の順番を指定す
    る指定手段を有し、 前記画像生成手段は、前記指定手段により指定される順
    番で前記色見本セットに含まれる一又は複数の色パッチ
    を示す画像情報を生成することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷装置が再現可能な色範囲を示す
    色範囲情報に基づき、前記色見本セットに含まれる一又
    は複数の色パッチ夫々につき前記印刷装置にて再現可能
    であるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果を表示する表示手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像生成手段により生成される前記
    画像情報の印刷結果と、前記選択手段により選択される
    前記色見本セットとの色差を算出する第1色差算出手段
    を有し、 前記画像生成手段は、前記第1色差算出手段により算出
    された色差情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に出
    力することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記画像生成手段により生成される画像
    情報を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示される画像と前記画像情報の印
    刷結果との色差を算出する第2色差算出手段とを有し、 前記画像生成手段は、前記第2色差算出手段により算出
    された色差情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に出
    力することを特徴とする請求項1、2、8の何れか1項
    に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記印刷装置が再現可能な色再現範囲
    と、前記選択手段により選択される前記色見本セットの
    色再現範囲とを比較する比較手段と、 前記見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再
    現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り
    当て手段とを有し、 前記画像生成手段は、前記パッチ割り当て手段により割
    り当てられる前記色パッチを更に追加した画像情報を前
    記印刷装置に出力することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  11. 【請求項11】 一又は複数の色見本セットから任意の
    色見本セットを選択する選択ステップと、 前記選択ステップにより選択される色見本セットの色情
    報を印刷装置の特性に応じて変換し、当該変換後の色情
    報に基づいて前記色見本セットの画像情報を生成し、当
    該生成された画像情報を前記印刷装置に出力する第1画
    像生成ステップとを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1画像生成ステップでは、前記
    変換後の色情報を更に含む画像情報を前記印刷装置に対
    して出力することを特徴とする請求項11記載の画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1画像生成ステップでは、前記
    色見本セットの色情報の変換先となる色空間を任意に設
    定することを特徴とする請求項11記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記一又は複数の色見本セットは、市
    販されている色見本セットであることを特徴とする請求
    項11記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第1画像生成ステップでは、前記
    市販されている色見本セットと同じ順番で前記色見本セ
    ットに含まれる一又は複数の色パッチを示す画像情報を
    生成することを特徴とする請求項11記載の画像処理方
    法。
  16. 【請求項16】 前記色パッチの画像情報の順番を指定
    する指定ステップを有し、 前記第1画像生成ステップでは、前記指定ステップによ
    り指定される順番で前記色見本セットに含まれる一又は
    複数の色パッチを示す画像情報を生成することを特徴と
    する請求項11記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記印刷装置が再現可能な色範囲を示
    す色範囲情報に基づき、前記色見本セットに含まれる一
    又は複数の色パッチ夫々につき前記印刷装置にて再現可
    能であるか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップによる判断結果を表示手段にて表示す
    る表示ステップとを有することを特徴とする請求項11
    記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記第1画像生成ステップにより生成
    される前記画像情報の印刷結果と、前記選択手段により
    選択される前記色見本セットとの色差を算出する第1色
    差算出ステップと、 前記第1色差算出ステップにより算出された色差情報を
    更に含む画像情報を前記印刷装置に出力する第2画像生
    成ステップとを有することを特徴とする請求項11又は
    12記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第1画像生成手段により生成され
    る画像情報を表示手段にて表示する表示ステップと、 前記表示ステップにより表示される画像と前記画像情報
    の印刷結果との色差を算出する第2色差算出ステップ
    と、 前記第2色差算出ステップにより算出された色差情報を
    更に含む画像情報を前記印刷装置に出力する第3画像生
    成ステップとを有することを特徴とする請求項11、1
    2、18の何れか1項に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記印刷装置が再現可能な色再現範囲
    と、前記選択手段により選択される前記色見本セットの
    色再現範囲とを比較する比較ステップと、 前記見本セットの色再現範囲を除く前記印刷装置の色再
    現範囲に対し、新たな色パッチを割り当てるパッチ割り
    当てステップと、 前記パッチ割り当てステップにより割り当てられる前記
    色パッチを更に追加した画像情報を前記印刷装置に出力
    する第4画像生成ステップとを有することを特徴とする
    請求項11記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項11〜20の何れか1項に記載
    の画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項11〜20の何れか1項に記載
    の画像処理方法の処理ステップをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
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