JP2003208307A - ソースプログラム生成システム - Google Patents

ソースプログラム生成システム

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JP2003208307A JP2002007961A JP2002007961A JP2003208307A JP 2003208307 A JP2003208307 A JP 2003208307A JP 2002007961 A JP2002007961 A JP 2002007961A JP 2002007961 A JP2002007961 A JP 2002007961A JP 2003208307 A JP2003208307 A JP 2003208307A
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Masato Nishiguchi
真人 西口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表形式のプログラム仕様書から複雑な制御構
造のソースプログラムを生成することができるソースプ
ログラム生成システムを提供する。 【解決手段】 処理対象のデータに対する処理に関する
表形式のプログラム仕様書から対応するソースプログラ
ムを生成するソースプログラム生成システムであって、
複数列の条件部と処理部で構成された表形式のプログラ
ム仕様書を読み込む手段と、読み込んだプログラム仕様
書に記述された分岐制御用の日本語文を抽出し、その抽
出した分岐制御用の日本語文と予め設定されたソース生
成規則に基づき、前記分岐制御用の日本語文に対応する
分岐構造のソースプログラムを生成するソースプログラ
ム生成手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務プログラムの
開発において、プログラム仕様を表形式の仕様書を用い
て定義し、その定義情報からソースプログラムを生成す
るソース生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−286226号公報
(発明の名称:プログラム生成方法及びシステム)や、
特開平5−265725号公報(発明の名称:ソースプ
ログラム生成システム)に開示されているように、表形
式やマトリクス形式の仕様書の枠に定義されている日本
語文を入力することで、定義可能なソース生成規則を用
いて、ソースプログラムを生成するシステムがある。ま
た、特開平7−98650号公報(発明の名称:ソース
プログラム生成方法およびシステム)に開示されている
ように、単純な条件を表現する日本語文を箇条書きにす
るだけで複雑な条件式のソースプログラムを生成するシ
ステムがある。
【0003】これらのシステムの特徴は、日本語文に対
応するソースコードを定義することができることと、仕
様書を条件部と動作部に分割することによって制御構造
をソース生成規則で定義していることと、仕様書の枠に
入力される日本語文に対するソースコード及び制御構造
のソース生成規則を用いて変換処理を繰り返すことによ
ってソースプログラムを生成し、マトリクス仕様書や表
仕様書に定義された条件から選択文や反復文を用いた制
御構造のソースプログラムを生成することにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
技術で用いられているマトリクス仕様書からのソース生
成システムは、制御を単純な判定で分岐させることはで
きるが、表仕様書からのソース生成は、条件部に定義し
た条件から連続したIF文を生成するだけである。すな
わち、条件式の真偽によって何段階にも判定を分岐させ
るような複雑な制御構造のソースプログラムを生成する
ことはできない。このため、実際のソフトウェア開発で
要求される仕様書を簡単に定義することが困難であると
いう問題がある。
【0005】本発明の目的は、表形式のプログラム仕様
書から複雑な制御構造のソースプログラムを生成するこ
とができるソースプログラム生成システムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、処理対象のデータに対する処理に関する
表形式のプログラム仕様書から対応するソースプログラ
ムを生成するソースプログラム生成システムであって、
複数列の条件部と処理部で構成された表形式のプログラ
ム仕様書を読み込む手段と、読み込んだプログラム仕様
書に記述された分岐制御用の日本語文を抽出し、その抽
出した分岐制御用の日本語文と予め設定されたソース生
成規則に基づき、前記分岐制御用の日本語文に対応する
分岐構造のソースプログラムを生成するソースプログラ
ム生成手段とを備えることを特徴とする。また、前記の
分岐制御用の日本語文として表形式のプログラム仕様書
における記述位置によって定まる同じ分岐に属すること
を指定するものと、他の分岐に属することを指定するも
のがあり、前記ソースプログラム生成手段はこれらの日
本語文を参照して分岐のネスト構造を判断することを特
徴とする。さらに、前記ソースプログラム生成手段がプ
ログラム仕様書における分岐のネスト構造からソースプ
ログラムを生成する際に、プログラムの制御構造に応じ
てソースプログラムの生成規則を定義した表仕様情報を
備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明を図面に示す実施形態
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明を適用した
ソースプログラム生成システムの実施形態を示すブロッ
ク図である。図1において、本発明に係るソースプログ
ラム生成システム101は、あるデータに対する操作の
仕様として、複数列の条件部と処理部で構成されている
表仕様書が格納されている表仕様データ102を解析
し、メモリ中に表仕様データ103として書込む表仕様
データ解析部103を備えている。また、条件部及び処
理部の列に関する生成規則が定義された表様式情報10
5を解析し、各列の関連と生成規則をメモリ中に表様式
情報107として書込む表様式情報解析部106を備え
ている。
【0008】また、表仕様書で使用される日本語文に対
応するソースコードが定義された表ソース生成規則10
8の情報を解析し、メモリ中に表ソース生成規則110
として書込む表ソース生成規則解析部109を備えてい
る。また、表仕様書の処理対象であるデータ項目やまた
表仕様書上で参照される他のデータ項目の情報が格納さ
れているデータ項目情報111を解析し、メモリ中にデ
ータ項目情報113として書込むデータ項目情報解析部
112を備えている。また、表仕様データ104と表様
式情報107と表ソース生成規則110とデータ項目情
報113を用いて分岐構造を解析しながら最終的なソー
スプログラムである表ソースプログラム115を生成す
るソース展開部114を備えている。
【0009】図2は、表様式情報解析部106によって
解析された表様式情報107の例である。ここで示す表
様式情報107は、生成規則の名前を示す枠記号201
と、生成規則の展開を示す枠定義202から構成され
る。ここで、図2の例で示されている5つの枠記号につ
いて説明する。まず、符号203で示す「@OPERATION」
は、表様式情報107の先頭を示す枠開始記号であり、
その枠定義は生成規則が「@COND」から展開されること
を示している。次の符号204〜206で示す「@CON
D」、「@COND2」、「@COND3」までの枠定義は、条件部
の生成規則を定義している。図2では3列の条件部を持
つ表様式情報を示しているが、目的に応じて「@COND4」
や「@COND4」を定義することによって、任意列数の条件
部を持つ表仕様書を利用することが可能である。次の符
号の214で示す「@CONTENT」は処理部の生成規則を定
義している。図2では、条件部以外には処理部を1つだ
け(「@CONTENT」)持つ表様式情報を示しているが、コ
メント欄用や特殊な制御命令などを定義する列のために
任意の名前の枠記号を追加することが可能である。
【0010】次に、条件部の枠定義中の記号について説
明する。図2の表様式情報107の条件部は、3段階に
ネストされるIF文のソースコードを生成するためのも
のであり、それぞれの枠記号が1つのIF文の生成規則
に対応している。符号207で示す「&COND」や符号2
08の「&COND2」、符号209の「&COND3」、符号21
0の「&CONTENT」は、表仕様書に入力される日本語文に
対応する置換記号であり、ソース展開部114によって
日本語文から展開されたソースコードと置き換えられ
る。符号211の「@COND2」や符号212の「@COND
3」、符号213の「@CONTENT」のような枠定義中に使
用されている枠記号は、次の展開記号を示している。す
なわち、符号204の「@COND」のTHEN句の処理文は、
符号205の「@COND2」の展開結果であり、符号205
の「@COND2」のTHEN句の処理文は、符号206の「@CON
D3」の展開結果であり、符号206の「@COND3」のTHEN
句の処理文は、符号214の「@CONTENT」の展開結果で
あることを示している。
【0011】一方、符号215の「@COND2#EXCEPTION」
や符号216の「@COND3#EXCEPTION」、符号217の
「@CONTENT#EXCEPTION」のように、枠記号の後ろに「#E
XCEPT」が付加されているものは、ELSE句用の展開記号
を示している。すなわち、ソース展開部114は分岐構
造を解析することによって、THEN句として展開するか、
またはELSE句として展開するかを判断し、いずれかの枠
記号の位置にソースコードを展開する。このように枠定
義202に次の展開先を示す枠記号201をTHEN句用と
ELSE句用に分類して記述することで表仕様書に入力され
た情報の分岐構造に応じた生成規則を定義することがで
きる。
【0012】図3は、表ソース生成規則解析部109に
よって解析された表ソース生成規則110の例である。
表ソース生成規則110は、表仕様書上で表現される日
本語文301と、日本語文301に対応して表ソースプ
ログラム上で表現されるソースコード302から構成さ
れる。符号303で示す「同上」と符号305で示す
「上記以外」は、分岐制御用の日本語文であり、これら
の日本語文に対応するソースコードの「#SAME」304
と「#EXCEPT」306は、ソース展開部114が分岐構
造を解析する際に検出する特殊な文字列である。また、
符号307で示す「無条件」も特殊な日本語文であり、
この日本語文に対応するソースコードの「#NOSTATEMEN
T」308は、条件部に条件がないこと示している。図
3に示すその他の日本語文「ゼロの時」、「数値の時」な
どは、表仕様書の条件部や処理部で使用するためのもの
であり、ユーザは日本語文とソースコードを自由に追加
・変更することができる。なお、日本語文中の「□」に
は、表仕様書を定義する際に任意のデータ項目を指定す
ることができる。ソース展開時には、「□」に指定され
たデータ項目は、対をなすソースコードの「$1」や「$
2」に対応して、データ項目の英語名に置き換えられ
る。これは表ソース生成規則110の再利用性を向上さ
せるためのものである。また、ソースコード中の「&ITE
M」は、処理対象のデータ項目の英語名に置き換えられ
る。
【0013】図4は、データ項目情報解析部112によ
って解析されたデータ項目情報113の例である。デー
タ項目情報113は、データ項目の表仕様書上での表現
である日本語名401と、ソースプログラム上での表現
である英語名402から主に構成される。
【0014】図5は、表仕様データ解析部103によっ
て解析された表仕様データ104の例である。この例
は、2つの条件部と処理部を持つ表様式の場合のもので
ある。図6及び図7と図8は、ソース展開部114の処
理の流れを表わすフローチャートである。ソース展開部
114の処理は、表仕様データ104を参照して分岐構
造を解析する判定処理と、表様式情報107を参照して
ソースコードを展開する処理に分類される。図6と図7
は、分岐構造を解析する判定処理のフローチャートであ
り、図8はソース展開処理のフローチャートである。
【0015】以下、それぞれのフローチャートについて
詳細に説明する。分岐構造を解析する判定処理は、分岐
のネスト構造を解析するという性質から、処理の流れ
は、再帰的なものになっている。図6と図7では、この
再帰呼び出しの処理を「枠記号展開ルーチン呼び出し」
と表現している。図6のフローチャートは、その再帰的
な処理の初回の呼び出しを示したもので、呼び出しに必
要な情報を取得及び設定している。まず、ステップ60
1の解析開始枠記号の取得処理では、表様式情報107
の中から203「@OPERATION」を検索し、表様式情報1
07の先頭を示す枠記号を取得する。この枠記号は、再
帰的な処理の初回に解析される枠記号であり、枠記号展
開ルーチン呼び出しのパラメータに指定される。次のス
テップ602の枠記号展開ルーチン呼び出し処理は、前
述のように再帰的な処理の呼び出しである。パラメータ
には、ステップ601の解析開始枠記号の取得処理で得
た枠記号と、表仕様データ104の行の中で解析を行う
行の範囲を示すための開始位置と終了位置を指定する。
【0016】初回の呼び出しでは、全ての行を解析の範
囲とするため、1行目と最終行を指定している。このよ
うに初回に解析する枠記号と、解析の範囲を表仕様デー
タ104の全範囲とすることによって、後述する再帰的
なソース展開処理によって、最終的には、表仕様データ
104全体の分岐構造を分析した結果得られるプログラ
ムコードを取得することができる。
【0017】図7のフローチャートは、再帰的な分岐構
造解析とソース展開を行う枠記号展開ルーチンの処理を
示している。この処理のアルゴリズムの特徴は、図5で
示したような表仕様データ104の各列の日本語文が、
分岐構造におけるTHEN側とELSE側のどちらに分類される
かを再帰的に判定して、それに応じてソースを展開して
いることである。ソースの展開には、図2に符号207
で示した「&COND」や符号208で示した「&COND2」な
どを置き換える枠の置換記号に関する処理と、符号21
1で示した「@COND2」や符号212で示した「@COND3」
などの枠記号の展開に関する2種類がある。分類の判定
は、図3に示した分岐制御用の日本語文301を用いて
行われる。
【0018】次に、処理の詳細について説明する。ま
ず、ステップ701における初期設定処理では、範囲基
準位置702と分岐フラグ703を初期化している。範
囲基準位置702は、1つのTHENまたはELSEの範囲を特
定する際に、一時的に記録しておく範囲の開始位置であ
る。一方、分岐フラグ703は、現在範囲を特定してい
るのが、THEMまたはELSEのどちらであるかを示してい
る。次のステップ704における枠の置換記号の展開処
理では、表仕様データ104でパラメータの枠記号と開
始位置が示す欄のソースコードを表ソース生成規則11
0とデータ項目情報113を用いて生成し、図2の符号
207で示した「&COND」や符号208で示した「&COND
2」など枠置換記号とソースコードを置き換える。
【0019】続くステップ705以降の繰り返し処理で
は、現在位置がパラメータで指定されている開始位置か
ら終了位置までの間、分岐構造の判定処理を各行につい
て繰り返す。まず、ステップ706において現在位置の
日本語文が「無条件」、「同上」、「上記以外」、「そ
の他」のいずれであるかを判定し、現在位置の日本語文
に対応するソースコード302を表ソース生成規則11
0から参照することで、分岐制御用のソースコード「#S
AME」304、「#EXCEPT」306、「#NOSTATEMENT」3
08、及びその他の日本語文に対応するソースコードの
いずれに該当するかを判定する。そして、その判定結果
に応じて、「無条件」707と「同上」708、「上記
以外」709、「その他」710の4種類に処理の流れ
を振り分けている。日本語文が「無条件」に該当する場
合には、ステップ711において次の枠記号の展開処理
を行い、さらにステップ712で範囲基準位置の設定を
行う。
【0020】ステップ711の次の枠記号の展開及びス
テップ713における次の枠記号の展開とステップ71
6における次の枠記号の展開、ステップ718における
次の枠記号の展開は全く同じ処理である。この処理は、
判定処理によって1つのTHENまたはELSEの範囲が確定し
た時に、同じ範囲で次にネストされている枠記号につい
て枠記号展開ルーチンからソースコードを取得し、THEN
側またはELSE側として展開する。これらの詳細は図9を
用いて説明する。
【0021】ステップ712における範囲基準位置の設
定処理では、次のTHENまたはELSEの範囲の開始位置を再
設定している。したがって、ステップ706における現
在位置の日本語文が「無条件」707の場合には、強制
的に次の枠記号の展開を行う。次に、現在位置の日本語
文が「同上」708の場合には、何も行わない。すなわ
ち、範囲の特定を継続する。
【0022】一方、現在位置の日本語文が「上記以外」
709の場合には、ステップ713において次の枠記号
の展開を行った後に、ステップ714で次の範囲の開始
位置再設定と分岐フラグをELSEに設定している。すなわ
ち、「上記以外」709が現れるまでは、分岐フラグは
THENでありTHEN側の範囲であるが、「上記以外」709
が現れることによって、現在位置までをTHEN側と特定
し、それ以降をELSE側として解析を開始する。
【0023】また、現在位置の日本語文が「その他」7
10の場合には、ステップ715において「現在位置≠
範囲基準位置」かを判定し、現在位置が範囲基準位置と
異なる場合のみステップ716で次の枠記号の展開とス
テップ717次の範囲の開始位置再設定と分岐フラグを
THENに設定している。すなわち、枠記号展開ルーチン呼
び出しが呼び出された直後の1回目の繰り返し時のみ、
現在位置が範囲基準位置と等しくなるので、この時以外
は制御用の日本語文以外の場合には、強制的に次の枠記
号の展開を行う。
【0024】このように4種類の判定によって表仕様デ
ータ104の開始位置から終了位置までの間でのTHENと
ELSEの切り替え位置を検出することができる。また、ス
テップ718における次の枠記号の展開処理では、ステ
ップ705の繰り返し処理が終了することによって確定
する範囲のためのものである。
【0025】図8のフローチャートは、図7のフローチ
ャートの説明で簡略的に説明した次の枠記号の展開を示
している。この処理は、図7で説明した判定処理などに
よって確定したTHENまたはELSEの範囲で、現在の枠から
ネストされている次の枠記号について再帰的に展開す
る。展開によって得られたその範囲のソースコードは、
分岐フラグによって展開位置をTHENの位置またはELSEの
位置に展開する。まず、ステップ801における範囲の
チェック処理では、範囲基準位置が現在位置より小さい
かをチェックすることで、開始位置が無条件である場合
などで範囲異常になることを防止している。
【0026】続くステップ802の枠記号展開ルーチン
呼び出し処理では、図7の枠記号展開ルーチンを呼び出
す。その時のパラメータは、表様式情報107の現在の
枠記号に対応する枠定義の中から検出できる他の枠記
号、確定した範囲の開始位置を示す範囲基準位置と、範
囲を確定した時の1つ前の位置である。呼び出された枠
記号展開ルーチンからは、パラメータで指定された枠記
号の列において指定の範囲のソースコードを取得でき
る。続くステップ803では、枠記号展開ルーチンから
得られたソースコードの展開位置を分岐フラグによって
判定している。分岐フラグがTHENの場合には、ステップ
804の「次の枠記号」位置に展開によってTHENの位
置、すなわち図2の符号211で示した「@COND2」や符
号212の「@COND3」、符号213の「@CONTENT」など
の位置にソースコードを展開する。
【0027】一方、分岐フラグがELSEの場合には、ステ
ップ805の「ELSE句用次の枠記号」位置に展開する処
理によってELSEの位置、すなわち枠記号に「#EXCEPTIO
N」を付加したELSE句用の展開記号である「@COND2#EXCE
PTION」215や「@COND3#EXCEPTION」212の位置に
ソースコードを展開する。
【0028】図9(a),(b)は、図5の表仕様デー
タ104をソース展開部114によって処理した結果を
示している。901は、分岐構造の解析処理によって、
図5の表仕様データ104の各欄が、どのような順番で
THENまたはELSEのどちらに判定されたかを矢印とその中
の番号によって示している。符号902で示すTHENの範
囲や符号903で示すELSEの範囲で補足しているよう
に、白い矢印は、THEN側として判定され、黒色の矢印は
ELSE側として判定されている。このように、「同上」が
ある間は範囲が継続していると判定され、上記以外があ
ると範囲が反転するという簡単な判定処理によって、条
件分岐のネスト構造を分析することができる。
【0029】図9(b)に示す904は、ソース展開部
114が図9のように判定した表仕様データから最終的
なソースコードを生成した結果であり、THENとELSEによ
る複雑なネスト構造を持つIF文を生成していることが
分かる。また、ソースコードの左側の矢印は、ソースコ
ードの各部分と表の矢印の対応を示しており、白い矢印
がTHEN側として判定された部分のソースコード、黒色の
矢印がELSE側として判定された部分のソースコードを示
し、矢印内の丸印数字は図9(a)の数字と対応してい
る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表形式の仕様書に分岐制御用の日本語文を含
め、かつ分岐用のソース生成のルールを定義することに
よって、分かりやすい表形式のフォーマットで複雑な分
岐構造の仕様書から対応するソースコードを生成するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略構成を示すシステム
構成図である。
【図2】表様式情報の例を示す説明図である。
【図3】表ソース生成規則の例を示す説明図である。
【図4】データ項目情報の例を示す説明図である、
【図5】表仕様データの例を示す説明図である。
【図6】ソース展開処理における初回のサブルーチン呼
び出しの詳細を示すフローチャートである。
【図7】ソース展開処理の詳細を示すフローチャートで
ある
【図8】ソース展開処理で次の枠記号の展開を行う処理
の詳細を示すフローチャートである
【図9】図5の表仕様データの場合にソース展開処理で
判定される分岐のネスト構造の範囲と生成されるソース
コードの例を示す説明図である。
【符号の説明】
101…ソースプログラム生成システム、102…表仕
様データ、103…表仕様データ解析部、104…表仕
様データ、105…表様式情報、106…表様式情報解
析部、107…表様式情報、108…表ソース生成規
則、109…表ソース生成規則解析部、110…表ソー
ス生成規則、111…データ項目情報、112…データ
項目情報解析部、113…データ項目情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象のデータに対する処理に関する
    表形式のプログラム仕様書から対応するソースプログラ
    ムを生成するソースプログラム生成システムであって、 複数列の条件部と処理部で構成された表形式のプログラ
    ム仕様書を読み込む手段と、 読み込んだプログラム仕様書に記述された分岐制御用の
    日本語文を抽出し、その抽出した分岐制御用の日本語文
    と予め設定されたソース生成規則に基づき、前記分岐制
    御用の日本語文に対応する分岐構造のソースプログラム
    を生成するソースプログラム生成手段とを備えることを
    特徴とするソースプログラム生成システム。
  2. 【請求項2】 前記の分岐制御用の日本語文として表形
    式のプログラム仕様書における記述位置によって定まる
    同じ分岐に属することを指定するものと、他の分岐に属
    することを指定するものがあり、前記ソースプログラム
    生成手段はこれらの日本語文を参照して分岐のネスト構
    造を判断することを特徴とする請求項1に記載のソース
    プログラム生成システム。
  3. 【請求項3】 前記ソースプログラム生成手段がプログ
    ラム仕様書における分岐のネスト構造からソースプログ
    ラムを生成する際に、プログラムの制御構造に応じてソ
    ースプログラムの生成規則を定義した表仕様情報を備え
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のソースプ
    ログラム生成システム。
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