JP2003207146A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JP2003207146A
JP2003207146A JP2002042376A JP2002042376A JP2003207146A JP 2003207146 A JP2003207146 A JP 2003207146A JP 2002042376 A JP2002042376 A JP 2002042376A JP 2002042376 A JP2002042376 A JP 2002042376A JP 2003207146 A JP2003207146 A JP 2003207146A
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electric heating
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air conditioning
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Takuo Ikeda
宅穂 池田
Minoru Sugimura
稔 杉村
Yoshiro Katsura
芳郎 勝樂
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

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  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露とコールドドラフトが防止出来、遠赤外
線と室内の空気の流れを最適化することで、快適で目立
たなくコンパクトに温熱環境を実現できる空調システム
を提供する。 【解決手段】 面発熱体を備えたカーテンとこれを収容
するカーテンボックス内に電動ファンを内蔵し、カーテ
ンからの遠赤外線とカーテンにより暖められた空気を部
屋全体に強制対流させることの相乗効果で均一で快適な
室内環境を得て、カーテンと窓の間の電動ファンによる
強制対流により結露も防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物室内に居住す
る人体にとって快適性に優れる空調システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本でも高気密高断熱性に優れた
住宅が開発されるようになり、省エネルギーにて暖房・
冷房が可能になりつつある。現在最も普及している空調
方式は空気の顕熱調整を主たる目的としたエアコン方式
であり、室内の温度を均一に保つために高速の吹き出し
をしているが、人体に高速気流があたる際の不快感が問
題となっている。また、気流の届かない箇所での気温の
不均一性、冬場の窓面冷却によるコールドドラフト及び
結露、室内上下での不快な温度差等については頻繁に指
摘されている通りである。
【0003】このエアコン技術の問題点である室内気流
及び気温の分布を無くするための空調技術は、近年模索
されているところであり、天井・床の面を加熱・冷却す
る輻射方式(対流を発生させない)や様々な室内気流制
御技術が提案されている。天井や床を用いる輻射空調技
術は、空気を媒体とせず、壁面と人体間を行き交う遠赤
外線(電磁波)を媒体とするために、不快感の問題から
は解放されるが、一般に天井裏や床下に水や空気を流す
ために、スタート時の適切な熱環境の設定に長時間を要
すること、天井裏や床下の施工コストが大きいこと等が
課題となっている。
【0004】また、人間に対して強い気流が当たらない
ように室内気流を制御する技術としては、センサーで人
間の居る位置を検知してエアコンからの吹き出し気流を
人間に当たらないように制御する技術(三菱電機技報V
ol.68,No.5(1994),p45)や人間の
居る室内下部を避けて天井面を這うように天井付着噴流
を形成して吹き出し口と反対側壁下部から空気を流出さ
せる技術(空気調和・衛生工学会学術講演会講演論文集
(1991),p369)がある。センサー方式の前者
技術では、エアコンの近くの狭い空間に対しては有効で
あるが、部屋が広い場合や多人数が居る場合には有効な
効果が得られないのが課題である。
【0005】天井付着噴流方式は、窓面と反対側の壁上
に設置された室内機の吹き出し口から天井面と平行方向
に調整空気を吹き出し、窓壁面側に設置したカーテンあ
るいはロールブラインドの下から窓面との間を通して天
井裏に還流させるものであり、天井裏の施工費等コスト
が高くなる点が課題である。また、吹き出しのある室内
機が設置されている壁面と反対側に吸い込み口があるた
めに、暖房時は室内機設置壁近傍の床面が加熱不足にな
る。特に、居住域への対流が非常に弱いため、居室内で
の上下温度差(足元と頭部での温度差)が大きくなるこ
とが問題になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
課題を解決し、輻射熱の活用と室内空気の流れを最適化
することによって、コールドドラフトと窓の結露の解消
と最小限の気流により快適な温熱環境を実現できる経済
的な空調システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1による空調シス
テムは、熱源となる電熱カーテンを窓の上部に設けたカ
ーテンボックスから吊り下げて設置し、前記カーテンボ
ックス内に電熱カーテンと窓の間に空気流を生じさせる
ように電動ファンを内蔵させ、前記電熱カーテンにより
加熱された空気と、前記電熱カーテンから輻射される遠
赤外線の双方により室内を暖房する。
【0008】請求項2による空調システムは、熱源とな
る電熱カーテンを窓の上部に設けたカーテンボックスか
ら吊り下げて設置し、前記電熱カーテンと窓又は窓の下
の壁の間に空気流を生じさせるように電動ファンを内蔵
させ、前記電熱カーテンにより加熱された空気と、前記
電熱カーテンから輻射される遠赤外線の双方により室内
を暖房する。
【0009】請求項3による空調システムは、電動ファ
ンを汎用型のルームエアコンとし電熱カーテンと汎用型
のルームエアコンを制御する制御器を設けそれぞれの電
力消費割合を居住者の好みにより調整する。
【0010】請求項4による空調システムは、電熱カー
テンにトルマリン粉末を付加する。
【0011】請求項5による空調システムは、電熱カー
テンに海藻灰化物粉末を付加する。
【0012】請求項6による空調システムは、電熱カー
テンにフィトンチッドを付加する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、図2はこの発明による空調
システムを示す構成図である。図において、1は建物の
窓、2は建物の床、10は炭素微粒子を発熱体とするカ
ーボン面ヒーター、ニクロム線等による電熱線などをカ
ーテン生地に取り付けた電熱カーテン、11は遠赤外線
による輻射熱、17はマイナスイオン、18はフィトン
チッド、20は電熱カーテンをカーテンレール等で吊り
下げ支持しているカーテンボックス、30はカーテンボ
ックス内に設けられた貫流ファン、シロッコファン等に
よる電動ファン、31は吸い込み流、32、33は吹き
出し流、35は床面に設置されたサーキュレータ、36
は吹き出し流であり吸い込み流は図示しない側面等から
行っている。40は貫流ファンを内蔵するヒートポンプ
方式の一般的な汎用型のルームエアコンの室内機であり
室外機は図示を省略している。50は電気カーペット等
による床暖房装置、51は遠赤外線による輻射熱、60
は太陽光発電システム、61は太陽電池パネル、62は
太陽光、63は発電された電流を空調システムに供給す
る電線である。
【0014】次に図1の動作を説明する。まず、太陽光
発電システム60又は図示しない商用電源からの電力に
より電熱カーテン10を発熱させ、カーテンボックス2
0内の電動ファン30で下向きの吹き出し流32、33
を生じさせる。このうち吹き出し流33により電熱カー
テンの発熱を均一化させ窓1に結露、コールドドラフト
を生じさせなくしている。結露、コールドドラフトの発
生条件は一律ではないので、電熱カーテン10の発熱量
と吹き出し流33により、結露、コールドドラフトの発
生させない最低条件を満たした上での暖房の必要量を手
動又は図示しない制御装置でで電力調節する。電熱カー
テン10は暖房器具としては面積が大きいため比較的低
温の40℃〜80℃で十分な暖房効果が得られ、より低
温の方が遠赤外線の波長が長くなり人体に浸透しやすく
なるので室内の窓の近くでは暖房能力を電熱カーテン1
0からの遠赤外線による輻射熱11を主力にし、吹き出
し流32は必要最小限なので、縁側でのひなたぼっこの
ように気流を殆ど感じなく喉に優しい体の心から暖まる
ような暖房が得られる。太陽光発電システム60により
晴天時は新たなランニングコストを発生させずに常時空
調システムに通電しておけるので省エネにも役立つ。
【0015】次に図2は床用サーキュレータ35とホッ
トカーペット等による床暖房装置50を付加したもの
で、部屋が広い場合に均一の暖房を実現するものであ
る。部屋が広い場合に熱源から離れると強力な吹き出し
流32が必要になるが、暖房された一般的には乾燥状態
の暖気が強く人に当たると乾燥肌となったり、喉、目を
痛め、風邪を引きやすくなったりする。そこで電熱カー
テン10及び暖気から離れた位置である室内の中央から
窓の反対側のエリアは床暖房装置50を熱源とし暖気の
空気流である吹き出し流32は必要最小限とすること
で、乾燥肌、喉、目を痛め、風邪を引きやすくすること
のない空調システムを得ている。
【0016】次に図3はマイナスイオンと遠赤外線を効
率よく発生させる電熱カーテンを用いた構成図である。
13は電熱カーテンを発熱させる面ヒータ、14はトル
マリンを0.1μm〜50μm径に破砕したトルマリン
粉末、15は海藻を400〜600℃で2〜6時間焼成
した白色灰化物をPH5〜14で水抽出し、分離した残
渣を黒色焼成することによって製造した遠赤外線発生体
を0.1μm〜50μm径に破砕した海藻灰化物粉末、
16はこれらを固着させるバインダである。18はカテ
キン、ヒノキチオール等を含むヒノキ、ヒバ、松、ユー
カリ、柑橘類等の樹木から例えばアルコール抽出の方法
により抽出されたフィトンチッドであり、主としてテル
ペノイドに属する化合物を含み、アルカロイド、樹脂、
有機酸、タンニン酸などの複合体として存在し、図示し
ない電動ファン30、サーキュレータ35、室内機40
に内蔵のフィルタにも付加されていて、抗菌、消臭、森
林浴効果がある。また効果の持続性を望む場合にはフィ
トンチッドを尿素ホルマリン樹脂によりマイクロカプセ
ル化し樹脂バインダにより被付着物に付加すればよい。
遠赤外線発生体である海藻灰化物粉末15は、その海藻
原料を特に特定するものではなく、褐藻類、緑藻類、紅
藻類のいずれであってもよく、たとえばワカメ、アラ
メ、コンブ、ホンダワラ、アスコフィルム、ヒジキ、ツ
ノマタ、キリンサイ、レッソニアなどが挙げられる。こ
れらは、乾燥させて水分3〜5%として用いることが好
ましい。このような材料を灰化するには、たとえばハン
ター白度が30以上となるように焼成する。このように
ハンター白度が30以上に焼成すれば、異臭のないもの
が得られる。そのような焼成条件としては、処理する海
藻乾燥品重量にも依るが、例えば400〜600℃で2
〜6時間が好ましい。使用する焼成機としては、電気
炉、燃焼炉、ばい煎機などであってよい。水抽出に用い
る抽出溶媒として、例えば脱イオン水、蒸留水、水道
水、有機酸または無機酸などの酸性水その他の水性溶媒
が挙げられる。また、水抽出溶媒量は特に限定されない
が、例えば灰化物1部につき4〜20部であってよい。
抽出法としては、通常行われる浸漬法などであってよ
く、10〜40℃で1〜24時間、攪拌を伴って行なう
ことが望ましい。このような抽出が進行すると、抽出液
は、そのミネラル成分のためアルカリ性が強くなるが、
抽出液のPHは5〜14、好ましくは5〜8の範囲に設
定する。PHが5より小さいとCa、Mg、Fe、Zn
などのミネラルが過剰に抽出されるからである。上記P
Hの調整は、前述の有機酸、無機酸などを適宜添加する
ことにより行なうことができる。抽出液と残渣を分離す
るには、濾過、遠心分離などの公知の手法を採用する。
そして、得られた残渣は、乾燥して粉砕することにより
粉末化することが望ましい。粉末は、200メッシュを
通過する粒径程度のものであれば、表面積が充分に大き
くなって効率良く遠赤外線を放射するようになり好まし
いものとなる。また、このような残渣を再度400〜6
00℃、好ましくは580℃程度に再度加熱焼成して、
黒色化すればより遠赤外線の放射率が高く好ましいもの
が得られる。
【0017】この海藻灰化物粉末15は、多種類の元素
を海水から取り込んでいると考えられる海藻を原料とし
ており、そのような元素の種類の多様性によって比較的
広い波長域で、室温から運転時にかけての電熱カーテン
10の表面温度である17〜80℃といった低温の状態
でも放射率や放射強度が理想的に高い遠赤外線放射体に
なると考えられる。さらにトルマリン粉末14からは室
温から電熱カーテン10の表面温度でマイナスイオン1
7を発生させる。もちろんマイナスイオン17の総量は
高い温度の方が効率よく発生するのであるが、遠赤外線
でトルマリン粉末14が活性化されるのでマイナスイオ
ン17がより効率よく発生される。
【0018】ワカメの芽株を天火で乾燥して水分12%
となるまで乾燥し、この乾燥物1kgを電気炉に入れて
500℃で3時間焼成した。この時の灰化物のハンター
白度は32.1であった。この灰化物1重量部に4重量
部の蒸留水を加えると共に塩酸でPHを7.0に調整し
て、25℃で1時間振とうした後、No.1濾紙で濾過
して残渣を分取した。得られた残渣は、さらに自然乾燥
した後、580℃で5〜8分焼成して黒色化し、粉砕機
にて粉砕した後、標準篩200メッシュを通過させて整
粒し、粉末状の遠赤外線放射体を得た。
【0019】ここで、得られた遠赤外線放射体の放射強
度および黒体の放射強度をフーリエ変換型赤外線分光光
度計(FTIR)で測定した。測定条件は、黒体および
実施例を35℃に保ち、両者の波長4.0〜24.0μ
mの放射スペクトルを測定して、両者の放射強度を求め
た。なお、放射強度は、(W×sr−1×cm−3)×
10(式中、W×sr−1×cm−2は放射輝度を表わ
す)として求めると、35℃という低温の条件にもかか
わらず、波長4.0〜24.0μmの遠赤外線の放射率
がほぼ90%以上であり、平均93%であるという好結
果を得られる。
【0020】図4はこの発明の一般的な電熱カーテンの
構造図、図5は電熱ロールカーテンの構造図、図6は電
熱バーチカルカーテンの構造図である。図4〜図6にお
いて、1は建物の窓、2は建物の床、10a、10b,
10cは炭素微粒子を発熱体とするカーボン面ヒータ
ー、ニクロム線等による電熱線などをカーテン生地に取
り付けた電熱カーテン、12a、12b、12cはカー
テン生地を閉じた場合に電圧のかかる部分同士が接しな
い配置に設けられた電極である。これらの電熱カーテン
10a、10b、10cを図1〜図3の空調システムに
組み合わせて使用すればよい。
【0021】特に図2では床用のサーキュレータ35と
床暖房装置50を付加したもので、部屋が広い場合にも
できるだけ暖気の強制対流に頼らず遠赤外線の豊富な輻
射熱で人体により快適な暖房環境が得られる。
【0022】本発明の空調装置では、コールドドラフト
と窓の結露を防止し窓面全体に設けた電熱カーテン10
と例えば電熱カーペット等の床暖房装置50の遠赤外線
による輻射熱11、51を主体として暖房したので、汎
用型のルームエアコン(上部吸い込み、下部吹き出し)
で生じるような気流が室内の人間に直接強く当たること
はなく、気流感の少ない快適な室内環境が得られた。本
発明の空調装置は、室内全域を温度差を少なく制御し、
人体に直接あたる温風をなくし、不快感の無い快適な空
調を達成するものである。また、発明の構成はこれらに
限られたものでなく、暖房の対象とする部屋の大きさ、
窓の大きさ、位置、窓と部屋の温度差などにより適宜暖
房手段が組み合わせ選択されるべきもので、その構成に
よりそれぞれ効果を発揮する。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された請求項1の空調
システムは、熱源となる電熱カーテンを窓の上部に設け
たカーテンボックスから吊り下げて設置し、前記カーテ
ンボックス内に電熱カーテンと窓の間に空気流を生じさ
せるように電動ファンを内蔵させ、前記電熱カーテンに
より加熱された空気と、前記電熱カーテンから輻射され
る遠赤外線の双方により室内を暖房するので、コールド
ドラフトと窓の結露を防止し快適な室内温熱の不均一性
の問題からも解放された空調システムが得られる。
【0024】請求項2の空調システムは、熱源となる電
熱カーテンを窓の上部に設けたカーテンボックスから吊
り下げて設置し、前記電熱カーテンと窓又は窓の下の壁
の間に空気流を生じさせるように電動ファンを内蔵さ
せ、前記電熱カーテンにより加熱された空気と、前記電
熱カーテンから輻射される遠赤外線の双方により室内を
暖房するので、コールドドラフトと窓の結露を防止し快
適な室内温熱の不均一性の問題からも解放された空調シ
ステムが得られる。
【0025】請求項3の空調システムは、電動ファンを
汎用型のルームエアコンとし電熱カーテンと汎用型のル
ームエアコンを制御する制御器を設けそれぞれの電力消
費割合を居住者の好みにより調整すること居住者の好み
に合わせた空調システムが得られる。
【0026】請求項4の空調システムは、電熱カーテン
にトルマリン粉末を付加し電気加熱によりトルマリンを
活性化させマイナスイオンを発生させたので、電熱カー
テンの大面積から均一的なマイナスイオンを効果的発生
させられる空調システムが得られる。
【0027】請求項5の空調システムは、電熱カーテン
に海藻灰化物粉末を付加したので、電熱カーテンの低い
発熱温度でも効率よく健康によい遠赤外線を発生させる
効果がある。
【0028】請求項6の空調システムは、電熱カーテン
にフィトンチッドを付加したので抗菌消臭作用により電
熱カーテン上に細菌が繁殖しにくくにおいの少ない又森
林浴効果が得られる空調システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例に係る空調システムの全体
を示す概略図である。
【図2】 この発明の実施例に係るカーテンボックス付
近の要部詳細図である。
【図3】 この発明の実施例に係る空調システムを運転
した場合の状態を示す動作説明図である。
【図4】 この発明の実施例に係る一般的なカーテンの
構造図である。
【図5】 この発明の実施例に係るロールカーテンの構
造図である。
【図6】 この発明の実施例に係るバーチカルカーテン
の構造図である。
【符号の説明】
10 電熱カーテン 11 輻射熱 12a、12b、12c 電極 13 面ヒータ 14 トルマリン粉末 15 海藻灰化物粉末 16 バインダ 17 マイナスイオン 18 フィトンチッド 20 カーテンボックス 30 電動ファン 31 吸い込み流 32、33、36 吹き出し流 35 サーキュレータ 40 室内機 50 床暖房装置 51 輻射熱 60 太陽光発電システム 61 太陽電池パネル 62 太陽光 63 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 宅穂 大阪府豊中市蛍池南町3丁目2番17号 (72)発明者 杉村 稔 大阪府大阪市都島区中野町5丁目13番3− 405号 (72)発明者 勝樂 芳郎 兵庫県伊丹市御願塚6丁目9番2号 グレ イス92−101号 Fターム(参考) 3L072 AA01 AA04 AB02 AC02 AD02 AD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調システムにおいて、熱源となる電熱
    カーテンを窓の上部に設けたカーテンボックスから吊り
    下げて設置し、前記カーテンボックス内に電熱カーテン
    と窓の間に空気流を生じさせるように電動ファンを内蔵
    させ、前記電熱カーテンにより加熱された空気と、前記
    電熱カーテンから輻射される遠赤外線の双方により室内
    を暖房することを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 空調システムにおいて、熱源となる電熱
    カーテンを窓の上部に設けたカーテンボックスから吊り
    下げて設置し、前記電熱カーテンと窓又は窓の下の壁の
    間に空気流を生じさせるように電動ファンを内蔵させ、
    前記電熱カーテンにより加熱された空気と、前記電熱カ
    ーテンから輻射される遠赤外線の双方により室内を暖房
    することを特徴とする空調システム。
  3. 【請求項3】 前記電動ファンを汎用型のルームエアコ
    ンとし電熱カーテンと汎用型のルームエアコンを制御す
    る制御器を設けそれぞれの電力消費割合を居住者の好み
    により調整することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の空調システム。
  4. 【請求項4】 前記電熱カーテンにトルマリン粉末を付
    加したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の空調システム。
  5. 【請求項5】 前記電熱カーテンに海藻灰化物粉末を付
    加したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の空調システム。
  6. 【請求項6】 前記電熱カーテンにフィトンチッドを付
    加したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項5のい
    ずれかに記載の空調システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072445A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Suminoe Textile Co Ltd 発熱カーテン
JPWO2021064850A1 (ja) * 2019-10-01 2021-04-08

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