JP2003204371A - 解析器センサ - Google Patents

解析器センサ

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JP2003204371A
JP2003204371A JP2002250450A JP2002250450A JP2003204371A JP 2003204371 A JP2003204371 A JP 2003204371A JP 2002250450 A JP2002250450 A JP 2002250450A JP 2002250450 A JP2002250450 A JP 2002250450A JP 2003204371 A JP2003204371 A JP 2003204371A
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Phil Douglas
ダグラス フィル
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    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/07Non contact-making probes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体を通る信号波形のサンプルを信号解析用
に供し得る解折器センサを提供すること。 【解決手段】 1対の導体の信号波形の検出装置である
解析器センサが提供される。この検出装置は、終端イン
ピーダンスに接続されていて、前記導体の信号を関連す
る終端インピーダンスへ容量結合するために、前記導体
に隣接配置されるようにした容量結合器を有している。
本発明は、さらに、前記終端インピーダンスにおける信
号にそれぞれ応答して、これら信号の増幅差をそれらの
第1と第2の出力点にそれぞれ提供するための第1と第
2の緩衝増幅器を有している。さらに、本発明は、線に
より前記緩衝増幅器に接続されて、これら緩衝増幅器か
ら離れた場所でこれら緩衝増幅器に電力を供給するバッ
テリ電源を備えたユーティリティ・モジュールを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子信号解析器の
分野に関し、特に、ネットワーク信号の存在及び伝送プ
ロトコルを検出する非接触型の信号解析器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子的な音声、ビデオ及びデータ信号を
公衆電話交換網(PSTN)、インターネット、及び私
的なローカル・エリア・ネットワーク(LAN)及び広
域ネットワーク(WAN)のような通信ネットワークを
介して伝送することは公知である。ネットワーク通信の
媒体は、同軸ケーブル、撚り線対、または光ファイバ・
ケーブルのような有線またはセルラすなわち無線周波数
(RF)送信のような無線であってもよい。設置された
ネットワークの大部分は有線であり、最も一般的な形式
の有線は、シールドのない撚り線対の銅線である。
【0003】動作において、ネットワークは、異なるユ
ーザによる同時共有アクセスを行い、信号は、例えば、
これらの信号がネットワークの周波数帯域幅のそれぞれ
の異なる区分で同時に送信されるPSTNではしばしば
共にデジタル形及びアナログ形の両方で出現する。更
に、コンピュータ、電話機及びビデオ表示装置のような
互いに異なるネットワーク・デジタル装置は、異なる信
号帯域幅(1秒あたりのビット)要件を有している。そ
れらは、ダウンロード・データ量がアップロード命令を
はるかに越えるインターネット通信またはデータ検索動
作の場合のように、互いに異なる送受信信号帯域幅さえ
有してもよい。これは、PSTNサービス・プロバイダ
が、インターネット通信用に使用する非対称型デジタル
加入者回線(ADSL)や統合サービスデジタル通信網
(ISDN)のような互いに異なるデジタル伝送プロト
コルを使用することにより便宜を受ける。要するに、単
一の導体対は、全二重交換信号を数個各々が異なる周波
数帯域区分で、異なるデジタル信号帯域幅で、そして恐
らく、アナログ・デジタルの組合せフォーマットで、同
時に伝送してもよい。
【0004】LAN以外のネットワークは、ネットワー
ク通信外の通信を提供するよう相互接続されている。こ
の相互接続は、インターネットプロトコル(IP)ネッ
トワーク用のブリッジ及び(または)ルータの使用によ
り、及びPSTN用の地方局及び中央局の電話交換機に
より提供される。この相互接続ネットワークの信号トラ
フィックの全ては、これらの交換局の地点を通して流れ
る。性能の傾向を決定するために、ネットワーク信号の
トラフィックを監視し、または故障を隔離して修理する
ことが必要であるので、トラフィックパターンを決定す
るために異なる場所でネットワーク信号のトラフィック
をサンプリングすることは、IPネットワークの技術者
と電話技術者の両方にとって必要であるばかりでなく、
品質制御のために送信した信号の波形特性を解析するこ
とも必要である。この品質監視には、特定のデジタル信
号プロトコルの伝送忠実度を検査することが含まれる。
【0005】従来技術は、ネットワーク信号の存在及び
伝送プロトコルを決定する種々の形式の信号解析器を開
示している。これらの解析器がネットワーク信号にアク
セスする方法は、種々ある。あるものは、そのセンサが
有限の絶縁体に尖ったプローブを突き刺すことにより導
体対と物理的電気的な接触を行なうという点で侵入的で
ある。電話ネットワーク技術者により使用されるこれら
の形式の一つは、導体線に係合してこれに物理的な接触
を行なう多数の固定物取り付けプローブを有するという
点で、「針のむしろ“bed of nails”」と
呼ばれている。この物理的接触により、オーディオ信号
の伝送の場合に可聴音としてネットワークユーザに明ら
かとなり、または、デジタル信号伝送を遮断し終了する
に充分な雑音干渉をもたらすことになる可能性のある信
号雑音が発生される。可聴干渉は、厄介なものであるか
もしれないが、デジタル伝送の終了及びその結果として
生じるデータの紛失は、更に大きな結果を有することに
なる可能性がある。
【0006】また、導体対からの送信信号を誘導結合し
て、物理的な接続から生じる問題を回避する従来の非接
触センサも存在する。しかし、この誘導結合のセンサ
は、欠点も有している。1つの欠点は、その制限された
信号感度である。これらは、高電流信号を検出する場合
に使用するに適当であるが、ネットワーク信号と電話信
号の場合のように低電力信号の検出においては、使用が
限定される電流検出装置である。別の欠点は、ピックア
ップ・インダクタ(すなわちコイル)により信号流に発
生された逆起電力(emf)である。これは、線上に雑
音として現れて、その信号を破壊し、またはその波形を
歪ませる可能性を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それ故、撚り線対の導
体で送信された信号波形の高忠実度のサンプルを信号解
析用に獲得し得る信号センサが必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
撚り線対のネットワーク信号の高忠実度波形サンプルを
信号解析器に提供し得る解析器センサを提供することで
ある。本発明の他の目的は、撚り線対の導体に接続する
場合に使用が容易であるという更なる特徴をもつこのよ
うな高忠実度解析器センサを提供することである。本発
明の更に他の目的は、撚り線対の導体に対し高度の完全
接続を達成し得る能力を備えたこのような解析器センサ
を提供することである。本発明の更に他の目的は、携帯
使用が可能なこのような解析器センサを提供することで
ある。
【0009】本発明の第1の態様によれば、解析器セン
サは、1対の導体の信号波形を検出して、第1と第2の
信号波形の差の増幅を行う。更に本発明によれば、本発
明は、第1と第2の容量結合器を有し、この各々は、関
連する終端インピーダンスに接続されていて、前記2つ
の導体のうちの関連導体からの信号波形のそれぞれ第1
と第2のサンプル信号を関連の終端インピーダンスに容
量結合するために、その関連導体に隣接配置されるよう
にしてある。更に本発明によれば、本発明は、第1と第
2の容量結合器の終端インピーダンスにおける第1と第
2のサンプル信号にそれぞれ応答して、それぞれ第1と
第2のサンプル信号の増幅差をその第1と第2の出力に
提供する第1と第2の緩衝増幅器を有している。更に、
本発明によれば、本発明は、緩衝増幅器から離れた場所
の緩衝増幅器に電力を供給する線によって緩衝増幅器に
接続されたバッテリ電源を有するユーティリティ・モジ
ュールを有している。
【0010】本発明の第2の態様によれば、解析器セン
サは、第1と第2の容量結合器を有し、この各々は終端
インピーダンスに接続されて、前記2つの導体のうちの
関連導体から関連の終端インピーダンスに信号波形のそ
れぞれ第1と第2のサンプル信号を容量結合するため
に、その関連導体に隣接配置されるようにしてある。更
に本発明によれば、本発明は、第1と第2の容量結合器
の終端インピーダンスの第1と第2のサンプル信号にそ
れぞれ応答してその第1と第2の出力に第1と第2の条
件付け信号を提供する第1と第2の緩衝増幅器を有して
いる。更に本発明によれば、本発明は、第1と第2の条
件付け信号にそれぞれ応答してその第3と第4の出力点
に、それぞれ第1と第2の条件付け信号の増幅差を提供
する第1と第2の入力部を有する第3と第4の緩衝増幅
器を備えている。
【0011】本発明の第3の態様によれば、解析器セン
サは、容量結合器と緩衝増幅器を収容するハウジングを
有している。これらの容量結合器は、オペレータにより
1本以上の導体に近接して配置されるようにしてある。
更に本発明によれば、ハウジングは、その表面に容量結
合器が各々合う凹部を有している。更に本発明によれ
ば、ハウジングは、関連の容量結合器と各導体を合わせ
た状態で保持するクランプ装置を有している。
【0012】本発明の第4の態様によれば、解析器セン
サのバッテリ電源は、電力を緩衝増幅器に供給する電圧
源を有している。更に本発明によれば、このバッテリ電
源は、電圧源に接続されて、この電圧源における低電圧
を測定しこれに応答するようにした調整器を有してい
る。更に本発明によれば、バッテリ電源は、更に、電圧
源における低電圧の存在を示す調整器に接続された表示
器を有する。本発明の以上及び他の目的、特徴及び利点
は、添付図面に示した本発明の最良の実施の形態の以下
の詳細な説明を考慮すれば更に明らかとなろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図1で、本発明の解析器センサ2
0は、撚り線対22の信号用の導体24、26を介して
伝送された差デジタル信号プロトコルを非侵襲式でサン
プリングするとともに、信号解析器28(仮想線で示
す)に送る前に広帯域信号条件付き回路を介してそのサ
ンプリング波形を正確に再生する容量センサを使用す
る。サンプリングされた信号プロトコルは、約28KH
zから約772KHzまで動作するT−1信号、約25
KHzから約1100KHzまでの範囲の周波数で動作
するADSLプロトコル信号、約100KHzまでの周
波数のISDN信号、及び約28KHzから約1.02
4KHzまでの周波数範囲で動作するE1プロトコル信
号(T−1のヨーロッパ形)を有している。このサンプ
リング信号の集合周波数範囲は、25KHzから110
0KHzまでである。信号解析器28自体は、Fluk
e Model635信号解析器のような公知の種類ま
たはネットワーク信号送信を解析して信号品質及び(ま
たは)ネットワーク性能を決定する当業者に公知の多く
の市販の信号解析器の内の1つである。
【0014】最良形態の実施例で、完全な解析器センサ
20は、2つのモジュール、すなわち、プローブ30と
ユーティリティ・モジュール32を有している。プロー
ブ30は、有線の信号をサンプリングし、それらを条件
付け、それらを増幅し、それらを線34でユーティリテ
ィ・モジュール32に供給する。ユーティリティ・モジ
ュール32は、プローブ30の出力信号を信号解析器に
送り、調整されたバッテリ電力をユーティリティ・モジ
ュール自体及びプローブ30に供給する。更に、ユーテ
ィリティ・モジュール32は、バッテリ222とプロー
ブ30の状態の表示器をオペレータに提供する。この2
つのモジュールの実施例は、センサ・プローブの重量を
最小にし、このプローブの重量は、導体対22に対する
重量荷重を最小にする。これにより、バッテリ222
は、プローブ内の回路から離れた場所にあるプローブ内
の回路に電力を供給する線によりプローブ内の回路に接
続することができる。しかし、この2つのモジュールの
実施例は、ユーザにとってはオプションであり、全解析
器センサ20は、単一のモジュール内に収容してもよ
い。
【0015】図2〜図5に関して記載するが、プローブ
30は、プローブの信号条件付け回路の入力点における
差信号波形を複製するために、各導体24、26で送信
されるコモン・モード信号を容量結合する。プローブ3
0は、この容量結合を導体24、26の関連する方に近
接配置された時にコンデンサを形成する導電板の使用に
より行なう。容量結合は、導体の物理的完全性を侵害せ
ず、信号送信を破壊せず、送信信号波形を歪ませないと
いう点で非侵襲性のものである。導電板は、インピーダ
ンスで終端され、このインピーダンスを通るコンデンサ
の信号電流の流れで、該導体の送信信号の尺度を変えた
複製である電圧信号が提供される。
【0016】好適な実施例では、解析器センサ20の導
電板は、プローブ30の位置決めを容易にするように、
導体の断面積よりも一層大きな表面積を提供する。しか
し、当業者に理解されるように、容量結合を提供する導
体と合わされるのは導電板の平面図表面のみである。個
々の導電板及びそれに関連する導体により形成される結
合容量の値は、導電板と合う導体線の断面積により制限
され、22〜24AWG(米国電線規格)の大きさの線
の場合には、1ピコファラット(1×10-12ファラッ
ト)よりも大体小さい。従って、一定の用途のために必
要と考えられる場合、センサの導体板は、大きさを縮小
し、それ自体非平面導体としてもよい。
【0017】更に、解析器センサ20の好適な実施例で
は、センサプローブは、ハウジング38を有し、このハ
ウジング38は、プローブの導電板と信号条件付け回路
を、ABS樹脂のような公知の種類の電気的な非導電材
料からなることが好ましい収容体内の収容する。ハウジ
ング38は、撚り線対の導体の信号を検出する場合に使
用すると非常に効果的となる幾つかの特徴を有してい
る。その特徴には、テーパをなす(バレル)前面チップ
40が含まれる。これは、電話機規格では、1延フィー
ト(30.5cm)あたり数100個の撚りを持つ可能
性のある撚り線対22の堅固巻回導体24、26の間に
容易に挿入可能である。ハウジング38は、バレル40
挿入の場合、図2に示したようにプローブの2つの導電
板のうちの関連する方に対して、各個々の導体を捕獲し
て、物理的に適所に保持するクランプ装置42、44を
も有している。
【0018】図7は、クランプ装置42、44が開放状
態にあり、これにより、各クランプ装置に関連した凹部
46、48を露出しているプローブ・ハウジング38の
バレル部分を示す。凹部46、48は、各々クランプ装
置42、44に関連したスタッブ54、56に接続する
クランプ・ピボット・マウンティング50、52により
形成されている。バレル40が挿入されてクランプ装置
42,44が開放位置にある時には、導体24,26
は、それぞれのスタッブ54、56上をすべり凹部に落
ち着く。クランプ装置を閉じると、導体24,26はそ
の凹部46,48に捕獲され、バレル表面にぴったりと
位置決めされる。
【0019】これにより、導体24、26(図1)に対
しプローブ30の安定した物理的結合が確保されるが、
プローブの導電板とこれに関連する導体の銅線との間に
はほぼ一定の間隙も提供される。知られるように、この
間隙は、結合容量値を確立し、この結合容量値は、導電
板間の距離に逆比例して増加する。従って、本プローブ
のハウジング設計は、ほぼ再現性を有した実質最小な距
離を提供し、これにより実質的に再現性があって一貫し
た結合容量値が提供される。
【0020】図示の最良の実施例では、クランプ装置4
2、44の移動可能なはさみ口58、60は、スプリン
グ荷重を受けている。これらは、凹部46、48に対向
した端部62、64(図1)に加えられた力で開き、こ
の力が除去された時に、スプリングで閉じる。しかし、
種々の他の形式及び形状のクランプを、当業者により特
定の用途の場合に適当と考えられる時には使用してもよ
い。例えば、はさみ口58、60は、開放位置または閉
成位置のいずれかにおいて双安定動作を行なうように機
械的に加重をかけてもよい。この場合には、オペレータ
は、ピィボット・マウンティングの両側ではさみ口に対
して単に圧力を加えることによって状態を変更すること
ができる。
【0021】図2〜図4は、3つの異なる軸に沿って得
たプローブの平面図である。図は、倍率正しくは描かれ
ていない。図2は、ハウジング38のバレル部分40と
表面に取り付けたクランプ装置42、44並びにユーテ
ィリティ・モジュール32(図1)へのプローブの接続
線34を備えたハウジング38の側面図である。また、
プローブ30の内部要素の近接配置の理解を容易にする
ために、センサの導電板66、68(点線で表示)は、
ハウジング38内に配置してある。これらの導電板は、
絶縁材料のスペーサ70(視認区別可能なように斜め線
で示した)により分離されている。また、プローブ30
の内部回路板72とそれに取り付けた要素も示してあ
る。
【0022】示されているように、導電板66、68の
表面積の少なくとも一部は、クランプ装置42、44の
凹部46、48内に位置決めされている。断面の導体2
4、26で示されるように、導電板面積は、ほぼ導体の
直径より大きく、凹部46、48を十分越えハウジング
38の長さ(図2)と幅(図3)の一部に沿って十分伸
張している。
【0023】図3は、図2の線3−3に沿って得た平面
図であって、クランプ装置42のはさみ口58の表面を
示す。図2に示したように、内部要素は、センサの内部
要素の近接配置の理解をまた容易にするために仮想の線
で示してある。図3において、内部唯一の可視要素は、
容量板66である。図4は、図2の線4−4に沿って得
た平面図であって、ハウジング38内のプローブの内部
要素を封じる背面カバー74を示す。
【0024】図5は、回路板72上でプローブ30(図
1)のハウジング38内に配置された導電板組み立て体
76と信号条件付け増幅回路78の略図である。導電板
組み立て体76は、容量結合器80、82を有し、この
各々の容量性結合器80、82は、導電板84、86と
これに関連する導電シールド88、90を有している。
個々の導電板84、86は、関連するシールド88、9
0から絶縁体のような非導電材料層92、94により離
隔されている。以後記載するように、最良の実施例で
は、導電板84、86とシールド88、90は、同一の
導電材料からなるが、なるべく銅からなることが好まし
い。2つの容量結合器80、82は、シールド88、9
0が互いに接近しているが、非導電材料層96により離
隔されるように、ハウジング内に配置されている。
【0025】導電板84、86は、信号条件付け回路7
8内において、負荷インピーダンスで電気的にそれぞれ
終端されている。図示の実施例では、終端された負荷イ
ンピーダンスは、分路抵抗104、106及び108、
110と並列に演算増幅器100、102の非反転
(+)入力点96、98の入力インピーダンスに等し
い。分路抵抗104、106及び108、110は、非
反転(+)入力点と信号の接地点112(“COM”)
との間に接続されている。演算増幅器100、102
は、約70MHzの信号帯域幅を有する、アナログデバ
イス社により製造され販売されているModel805
2 Operational Amplifier
(“オペアンプ”)のような公知の種類のものである。
このオペアンプの広帯域により、1100KHzの最大
周波数のプロトコル信号を最小の認識可能な歪みで通す
ことが可能である。しかし、種々の他の公知のMode
l オペアンプは、恐らく当業者に公知と思われるが、
同一またはより高い帯域幅とコモン・モードの入力イン
ピーダンスを有するために使用してもよい。
【0026】最良の形態の実施例では、演算増幅器10
0、102は、コンデンサ板84、86に現れるそれぞ
れの電圧の共通極性で利得1の等価電圧を、それぞれの
出力点114、116に提供する閉ループ利得1の電圧
フォロワとして形成されている。信号感度を最大にする
ために、導電板84、86の終端インピーダンスを最大
にすることは望ましいが、広帯域のModel8052
演算増幅器は、この演算増幅器の非反転入力点96、9
8に高バイアス電流を発生するバイポーラ・トランジス
タを使用している。この演算増幅器のコモン・モード入
力インピーダンスは、テラオーム(1012)の範囲内に
あって、全てを実用的にするために無限大である。演算
増幅器の飽和を防止するためには、信号接地点112と
演算増幅器100、102の非反転入力点との間に接続
された抵抗104、106及び108、110の直流抵
抗値を制限することが必要である。しかし、逆に、容量
結合によるサンプル信号に対しては高終端インピーダン
スを提供することが必要である。
【0027】それ故、“見かけ上”より高いインピーダ
ンス終端を行なって、適当な検出信号感度を保証し、よ
り低いインピーダンス値の抵抗を使用可能にするために
各演算増幅器100、102には“ブートストラップ機
能”が設けられている。ブートストラップ機能は、直列
の抵抗−コンデンサの組み合わせ118、120(演算
増幅器100の場合)と直列の抵抗−コンデンサの組み
合わせ122、124(演算増幅器102の場合)を介
して、演算増幅器の出力点114、116から信号をフ
ィードバックすることにより、和の直列抵抗104、1
06と108、110の見かけインピーダンスを増加さ
せる。ブートストラップ直列抵抗−コンデンサの組み合
わせにより、それぞれ抵抗104、106と108、1
10の接続点126、128に対し、演算増幅器の出力
信号の比例リード(proportional−lea
d)フィードバックが提供される。演算増幅器の出力点
114、116から関連する接続点118、120まで
の比例信号利得は、ほぼ抵抗値の比R106/R118
(演算増幅器100の場合)とR110/R112(演
算増幅器102の場合)に等しい。
【0028】実施例では、抵抗104と108が220
キロオーム、抵抗106、110が、4.7キロオー
ム、抵抗118、122が、2.2キロオーム、コンデ
ンサ120、124が0.01マイクロファラッドの場
合、比例フィードバック利得は、47、000/49、
200、すなわち、ほぼ1の利得である。結果として、
抵抗104と108は、各端部でほぼ同一極性で同一の
大きさの信号を有し、抵抗比R106/R118(演算
増幅器100の場合)とR110/R112(演算増幅
器102の場合)すなわち47、000/2、200=
21.36に比例する量だけ抵抗電流が低下する。
【0029】導電シールド88、90は、それぞれの関
連する導電板84、86を周囲の無線周波数(RF)エ
ネルギと他の環境の静電効果から離隔し、それにより、
プローブの信号感度を増大させる。最良の実施例では、
シールドは、それぞれに関連した演算増幅器100、1
02の出力点114、116に電気接続されている。演
算増幅器からの出力信号は、それぞれの導電板の信号の
瞬時の大きさに大きさ及び極性がほぼ等しいので、効果
としては、それぞれの関連導電板とほぼ同一の電位にシ
ールドを維持することができる。
【0030】これには幾つかの利点がある。演算増幅器
の低出力インピーダンスは、周囲の静電効果からのシー
ルドをほぼ不必要にし、それにより、導電板のシールド
作用を最大にし、シールドと導電板との間のほぼゼロの
差電界は、それらの間の容量結合を最小にする。同様
に、シールドの低インピーダンス終端により、導電板間
の信号の交差結合は、最小になる。この組み合わせ効果
は、センサの信号感度を最大にすることである。
【0031】増幅器100、102の出力点114、1
16におけるサンプリングし条件付けたコモン・モード
信号は、各々、コンデンサ130、132により演算増
幅器134、136の非反転入力点141、143に接
続される。コンデンサ130、132は、存在する可能
性のあるどのような直流(DC)信号をも阻止する。演
算増幅器134、136は、この実施例では、Mode
l8052である。演算増幅器134、136は、更
に、出力114、116に対し条件付けを行い、かつ、
増幅を行なう。また、このモデルの演算増幅器Mode
l5052により、最小認識可能な歪みで110KHz
の最大周波数プロトコル信号を通すことが可能となる。
しかし、種々の他の公知のモデルの演算増幅器は、同一
またはより高い帯域幅及びコモン・モードの入力インピ
ーダンスを有することが当業者に公知であるので使用し
てもよい。
【0032】最良の実施例では、オペアンプ134、1
36は、その非反転(+)入力端子に現れる電圧に信号
利得を与えるように形成されている。信号感度を最大に
するために、出力141、143の終端インピーダンス
を最大にすることは望ましく、広帯域のModel80
52オペアンプは、その非反転入力点に高バイアス電流
を発生するバイポーラ・トランジスタを使用している。
オペアンプ134、136の飽和を防止するために、抵
抗135、137は、バイアス電流用のDC通路を提供
している。
【0033】オペアンプ134、136は、点141と
143の入力信号の増幅のために、抵抗138、14
0、142とポテンショメータ144を有している。増
幅は、差利得、つまり、導体24、26の2つの信号間
の差の利得である。この利得は、プローブ30の導体2
4、26への容量結合により生じた損失を補償すること
ができる。この利得は、ポテンショメータR144によ
り調整可能である。その2つの信号間の差利得は、ほぼ
次の抵抗値の比に等しい:
【数1】
【0034】実施例では、抵抗138と140が10キ
ロオーム、抵抗142が500オーム、ポテンショメー
タ144が1.5キロオームの場合、差信号利得は、ポ
テンショメータ144の設定に依存して、約400から
10まで変わる。ポテンショメータ144がゼロオーム
の場合の最低の抵抗設定では、差信号利得は400であ
る。ポテンショメータ144が1.5キロオームの場合
の他の極端では、差信号利得は10である。この好適な
実施例では、オペアンプ134、136は、6ボルトの
ピーク・ツー・ピークを駆動可能にする必要がある。
【0035】出力点146と148は、それぞれ、抵抗
147と149に接続されている。抵抗147、149
の他端は、それぞれコネクタ150のBHIとBLOに接続
されている。BHIとBLOの信号は、ユーティリティ・モ
ジュール32を通り、線34と36を介して、信号解析
器28に至る。抵抗147と149は、各々、この実施
例では、47オームである。抵抗147と149は、線
34と36のインピーダンスに整合するように機能す
る。
【0036】COMノード112とVB +とVB -との間に
接続されたコンデンサ131、133は、雑音が信号を
歪ませるのを防止するためのバイパスを提供する。この
好適な実施例では、コンデンサ131、133は、おの
おの0.1マイクロファラッドである。
【0037】コネクタ150で、プローブ30は、VB +
とVB -と印した端子で、ユーティリティ・モジュール3
2からの調整したバッテリ電圧信号を受信する。このV
B +とVB -の信号は、直列抵抗152、154に送られ、
これらの直列抵抗152、154は、それらの接続点1
56において、1/2(VB ++VB -)の大きさの公称電
圧を提供するために、1ボルトあたり公称1/2ボルト
の利得変換を行なう。図示の実施例では、接続点156
における公称電圧(EB)が、公称+3.75VDCと
なるように、VB +=+7.5VDC、VB -=0VDCで
ある。EBの電圧信号は、緩衝増幅器162の非反転入
力点160に、線158で供給される。最良の形態の実
施例では、緩衝増幅器162は、抵抗165と演算増幅
器167に直列の利得1のフォロワであり、演算増幅器
167は、その出力点164に同時に+EB信号を提供
し、出力点164は、プローブ30内のCOM(すなわ
ち、“コモン”)ノード112に接続されると共に、コ
ネクタ150のCOM端子166にも接続されている。
従って、EB信号は、ユーティリティ・モジュール32
とプローブ30との間の線34のシールドに接続され
る。このシールドは、静電シールドとなる。1.0マイ
クロファラッドのコンデンサ155は、VB +とVB -との
間に接続され、0.1マイクロファラッドのコンデンサ
157は、非反転入力点160とVB -との間に接続され
ている。コンデンサ155と157は、ユーティリティ
・モジュール32から受信したバッテリ電圧信号を安定
化するように機能する。
【0038】公知であるので、図5と図6A〜図6Dで
は、説明上明確化のために示してないが、個々の演算増
幅器は、コネクタ150における供給電圧信号VB +とV
B -にそれぞれの電圧供給入力点において接続されてい
る。本解析器センサは、携帯可能であり、現場での使用
に適しているので、エネルギー源としてバッテリ電力を
使用する。VB +=+7.5VDC、VB -=0VDCで、
COM=EB、すなわち+3.75VDCの場合、演算
増幅器の公称ゼロ信号(休止)電圧出力は、バッテリ電
圧の1/2である3.75VDCに等しい。ただし、当
業者に理解されるように、演算増幅器用に特定された範
囲内にある異なる電源電圧の大きさのバッテリ電源を含
む種々の他の形式の電気エネルギー源を使用してもよ
い。
【0039】ユーティリティ・モジュール32は、プロ
ーブ32に調整された電力を供給すると共に、電力が低
い時をオペレータに表示するように機能する。次に図6
で、ユーティリティ・モジュール32は、ユーティリテ
ィ・モジュール・コネクタ172の端子300で、線3
4からCOM(EB)信号を受信し、ユーティリティ・
モジュール32を通って信号解析器28への送信線36
に送る。図6A〜図6Dは、本発明の実施例の回路図で
あり、便宜的に全体を四つに分割したものを示し、図6
Eのように合成して全体の回路図となる。図6Aで最後
の垂直線は、図6Bの最初の垂直線と同一の線である。
図6Aで最後の水平線は、図6Cの最初の水平線と同じ
線である。図6Bの最後の水平線は、図6Dの最初の水
平線と同じ線である。信号BHIとBLOは、ユーティリテ
ィ・モジュール・コネクタ172の端子304、306
において線34から受信されてユーティリティ・モジュ
ール32を介して信号解析器28への送信線36に送ら
れる。COM(EB)信号とBHIとBLO信号は、操作を
容易にするためにユーティリティ・モジュール32を通
る。しかし、これらの信号は、他の実施例では、ユーテ
ィリティ・モジュール32から分離したものであっても
よい。
【0040】ユーティリティ・モジュール32は、バッ
テリ222からのエネルギーを管理するように機能す
る。バッテリ222は、この実施例では“AA”サイズ
のバッテリで+9.0DCボルトを供給する。あるい
は、他の公知の種類の電源を使用してもよい。バッテリ
222からの電力は、オン−オフスイッチ308、すな
わち、当技術界において公知の瞬時スイッチの状態を監
視する回路に連続的に供給される。バッテリ222によ
り連続的に電力供給を受ける回路は、フリップフロップ
(318、336)、インバータ(310、322、3
28、356、366、380)とNANDゲート(3
68、370、372、374)である。調整器338
は、プローブ30を含む他の回路に電力を供給する。ス
イッチ308は、バッテリ222の低電圧であるVB
312からインバータ310の入力点に接続されてい
る。スイッチ308が作動されると、インバータ310
の入力点の電圧は、高から低に変化して、D型フリップ
フロップ318のQ出力の状態を変化させる。D型フリ
ップフロップ318のQ出力が高になると、パワーオン
状態は、ユーティリティ・モジュール32とプローブ3
0がオンに切り替えられたということを示し、D型フリ
ップフロップ336はオンとなり、そのQ出力は、低電
圧状態に置かれる。同時に、D型フリップフロップ31
8の反転Q出力は、低電圧状態にあり、これにより、調
整器338はオンされる。
【0041】D型フリップフロップ318、336は、
ナショナル・セミコンダクタ・コーポレーションにより
製造され販売されているModel4013D型フリッ
プフロップのような公知の種類のものである。更に、イ
ンバータ310、322、328、356、366、1
80は、ナショナル・セミコンダクタ・コーポレーショ
ンにより製造され販売されているCMOS型インバータ
のような公知の種類のものである。
【0042】更に、D型フリップフロップ318のQ出
力を高状態にあるようにすることにより、バッテリから
の電力は、LED402、404、406とアラーム4
08用のドライバに加えられる。アラーム408は、音
響変換器であり、この実施例では8オームである。アラ
ーム408は、本明細書で以下に記載されるように、駆
動されると振動する。これが駆動されるのは、調整器3
38の出力がその公称電圧の95パーセントまで降下さ
れる時である。この信号は重要である。それは、プロー
ブ30からの測定の精度は、供給電力が95パーセント
の時に保障され得ないからである。
【0043】D型フリップフロップ318のQ出力が低
状態にセットされると、D型フリップフロップ336の
反転出力は高状態にセットされる。この設定により、調
整器338はオンされて、電圧調整を行う。調整器33
8は、プローブ30に対して7.5ボルトを提供する。
LED404は、本実施例では緑のLEDであるが、調
整器338がオンの時に点灯し、オペレータに対して調
整器338がオンであるということを示す。
【0044】D型フリップフロップ318の上記の出力
を達成するために、D型フリップフロップ318は、抵
抗305、324とコンデンサ316、326を有して
いる。抵抗305は、220キロオームで、VB -とイン
バータ310への入力点との間に接続されている。コン
デンサ316は、0.1マイクロファラッドで、インバ
ータ310への入力点とVB -との間に接続されている。
抵抗305は、スイッチ308が作動されるまで、イン
バータ310からの電圧入力の高レベルを維持するよう
に機能する。電圧入力のこの高レベルは、D型フリップ
フロップ318が偶然クロックされることがないように
するために要求される。更に、スイッチ308が作動さ
れる時、D型フリップフロップ318への入力のバウン
スが確実に存在しないようにするために、抵抗305は
コンデンサ316と関連して動作する。D型フリップフ
ロップ318のD入力は、接続点410でD型フリップ
フロップ318の反転Q出力に接続されている。それぞ
れ、446、448及び450により示されるD型フリ
ップフロップ318のセット、リセット及び接地は、各
々VB -に接続される。D型フリップフロップ318のQ
出力は、接続点414において本実施例では1メガオー
ムである抵抗324に接続され、更に入力インバータ3
22に接続されている。インバータ322の出力は、抵
抗412に接続されている。抵抗412の他端は、接続
点416においてpnp型のバイポーラ接合トランジス
タ(BJT)330のベースに接続されている。抵抗3
24の他端は、接続点418においてインバータ328
の入力点に接続されている。コンデンサ326は、接続
点418においてインバータ328にも接続されてい
る。コンデンサ326の他端は、VB -312に接続され
ている。抵抗332は、100キロオームであって、一
端が接続点410に接続され、他端がnpn型のBJT
334のベースに接続されている。BJT330のエミ
ッタは、接続点303においてVB +に接続されている。
BJT330のエミッタは、D型フリップフロップ33
6のクロック入力とD入力、更に、VB -312に接続さ
れている。インバータ328の出力は、D型フリップフ
ロップ336のリセット端子に接続されている。
【0045】D型フリップフロップ336の反転Q出力
は、抵抗343の一端に接続され、この抵抗343は、
本実施例では47キロオームである。抵抗343の他端
は、接続点418において調整器338の一時停止(S
D)入力点に接続されている。抵抗338は、ナショナ
ル・セミコンダクタ・コーポレーションにより製造され
販売されているModel2953電圧調整器のような
公知の種類のものである。BJT334のコレクタは、
接続点418にも接続されている。調整器338の4つ
の接地ピンは、各々、熱放散のためVB -に接続されてい
る。調整器338のCOMP入力点は、接続点420に
おいて抵抗345、347に接続されている。本実施例
で229キロオームの抵抗345の他端は、VB -に接続
されている。本実施例で1.0マイクロファラッドのコ
ンデンサ422は、VB +とVB -との間に接続されてい
る。調整器338の入力点は、接続点424においてV
B +に接続されている。接続点424は、ダイオード34
0のアノードに接続されている。ダイオード340のカ
ソードは、接続点432に接続されている。調整器33
8のCOMP出力は、接続点426において本実施例で
100キロオームの抵抗342の一端に接続されてい
る。抵抗342の他端は、抵抗344に接続されてい
る。調整器338の出力点は、接続点428に接続さ
れ、この接続点428は、コンデンサ348、350と
抵抗352の各々の一端に接続されてもいる。コンデン
サ350は、10マイクロファラッドである。コンデン
サ348は、100ピコファラッドである。抵抗352
は、612キロオームである。コンデンサ348の他端
は、接続点430において調整器338のフィードバッ
ク端子に接続されている。更に、抵抗352は、その他
端において接続点430に接続されている。本実施例で
120キロオームの抵抗354は、VB -と接続点430
を接続している。コンデンサ346は、接地点432と
B -に接続している。
【0046】プローブ30に対して調整された電力を提
供する他に、調整器338は、表示器によりオペレータ
に視認可能なバッテリ管理信号を提供する。エラー信号
341は、バッテリ222の調整電圧がその公称値の9
5パーセントに降下すると、活動的な低となる。これが
起こると、D型フリップフロップ336の反転Q出力3
43は、低状態になる。これにより、調整器338はオ
フにされ、VB +とVB -にあるプローブからの電力は除去
される。LED404も、この時にオフにされる。エラ
ー信号341が活動的になる時、赤のLED406とア
ラーム408はオンとなって、ユーザに対してプローブ
30がオフであり、調整器338がその公称値の95パ
ーセントに降下したということを示す。
【0047】調整器338により提供される他の管理信
号は、低信号349でバッテリ222が低となっている
ということを示すようになっている。この機能は、抵抗
345と347の値により、調整器338内にプログラ
ムされている。抵抗345は、220キロオームであ
り、抵抗347は、39キロオームである。低信号34
9が活動的になるは、バッテリ222の残りのパワーが
約2時間の時である。この信号が活性化されると、緑色
のLED404と黄色のLED402は点滅する。この
点滅の速度は、以下に述べるインバータ366と380
の発振器構成により決定される。この状態では、調整器
338は、オフにされず、プローブ30は、正常に作動
し続ける。
【0048】この実施例では、低信号は、約8.2ボル
トで作動するようにプログラムされている。この電圧で
は、本実施例で使用のバッテリ222は、約2時間の残
り寿命を有すると期待される。所望のバッテリ電圧を獲
得するための抵抗345、347のこの配置及び抵抗値
に関し、次の方程式が与えられる:
【数2】 この実施例の抵抗345、347は、約8.2ボルトの
所望電圧を達成する。
【0049】もしスイッチ308がプローブ30の動作
中に作動されると、パワー・オン・プロセスが反転され
る。すなわち、調整器338とD型フリップフロップ3
36はオフになる。このモードでは、バッテリ電力を使
用する回路のみがスイッチ308を監視する回路であ
る。
【0050】上記のバッテリ管理信号または表示器を制
御する論理回路は、NANDゲート368、270、3
72、374の構成を含む。表示器は、LED402、
404、406とアラーム408である。NANDゲー
ト368への1つの入力は、接続点432に接続され、
他の入力は接続点426に接続されている。NANDゲ
ート368の出力は、NANDゲート370の入力点に
接続されている。NANDゲート370の他の入力は、
接続点434においてこの実施例では100キロオーム
の抵抗376の一端に接続されている。NANDゲート
374の入力は、接続点434に接続されている。NA
NDゲート370の出力は、接続点442においてNA
NDゲート372の入力に接続されている。NANDゲ
ート374の他の入力は、抵抗380の一端に接続さ
れ、抵抗380は本実施例では100キロオームであ
る。抵抗380の他端は、D型フリップフロップ336
のQ出力点に接続されている。
【0051】接続点434は、抵抗376の一端に接続
され、抵抗376は、本実施例では100キロオームで
ある。抵抗376の他端は、接続点436においてイン
バータ366、380よりなる構成の出力点に接続して
いる。この構成は、上記の発振器である。この構成によ
り、オペレータにより容易に視認可能なように矩形波を
発生する。LED402が作動されると、LED402
は、発振器のためにこの周波数で点滅する。更に、アラ
ーム408は、作動されると、この周波数で発生音をオ
ンオフする。接続点436は、0.1マイクロファラッ
ドのコンデンサ364とインバータ366の出力点とを
接続している。コンデンサ364の他端は、接続点43
8において、この実施例で1メガオームの抵抗358と
47.5キロオームの抵抗362に接続している。抵抗
358の他端は、インバータ380の入力点に接続され
ている。インバータ380の出力点は、接続点440に
おいて、インバータ366の入力点に接続している。
【0052】pnp型のBJT394、396、398
とnpn型のBJT400よりなる構成は、LED40
2、404、406とアラーム408用のドライバとし
て使用される。BJT394、396、398のエミッ
タは、BJT330のコレクタに接続されている。本実
施例で3.3キロオームの抵抗382は、BJT394
のベースにNANDゲート370の出力を接続してい
る。本実施例で3.33キロオームの抵抗386は、B
JT396のベースにNANDゲート372の出力を接
続している。本実施例で1.5キロオームの抵抗390
は、BJT398のベースにNANDゲート374の出
力を接続している。1.0キロオームの抵抗384は、
BJT394のコレクタをLED402のアノードに接
続している。1.0キロオームの抵抗388は、BJT
396のコレクタをLED404のアノードに接続して
いる。1.0キロオームの抵抗392は、BJT398
のコレクタをLED406のアノードに接続している。
BJT400のベースは、接続点444において、BJ
T398のコレクタに接続されている。BJT400の
エミッタは、アラーム408の一端に接続されている。
アラーム408の他端とLED402、404、406
のアノードは、VB -に接続されている。
【0053】信号は、コネクタ218を介して信号解析
器28への線36に送られる。線36の端末コネクタ2
20(図1)は、与えられた信号解析器と使用するに適
したものとして知られる多数の公知の形式のコネクタの
いずれかであってもよく、一般的には、電話産業で使用
される標準的なBANTAMモデル314型のコネクタ
を有している。
【0054】上記のように、撚り線対22のサンプリン
グした送信信号の間では、振幅が非常に変化する可能性
がある。この原因には、取り付けたセンサのプローブと
最も近いネットワークのリピータ送信器との間の距離、
周囲の静電効果と電磁効果、及び特定の引き締まった撚
り対の配列体との最適な容量結合を得る能力がある。こ
れらの条件下で信号対雑音比を最適にするために、導電
板84、86は、個々の導電シールド88、90(図
5)を有している。周囲の雑音が、信号体雑音比の単一
最大の劣化原因であると考えると、プローブ30に対し
て付加的な活性シールドを加えることが好ましいであろ
う。
【0055】また、図2から図5までにおいて、センサ
のプローブハウジング38(図2)の内面に沿って活性
シールディリングを設けることが可能である。好適な実
施例では、この付加した活性シールドは、例えば、ハウ
ジング内面236と238のような個々の導電板66、
68に近接してハウジング内の別々の領域に沿い付着す
る導電材料の分離層の形を取ってもよい。個々の導電面
の材料は、関連する導電板の緩衝増幅器(図5の10
0、102)の出力点または関連する導電板の活性シー
ルドに電気的に接続してもよい。この導電材料の層は、
多数の公知の材料のいずれかを使用し、かつ、導電接着
テープまたは導電ポリウレタンのような多数の公知の方
法のいずれかを使用することにより設けてもよい。
【0056】本発明は、その最良の実施の形態に関して
図示され、記載されたが、種々の変更、省略及び付加
は、上記の特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨及
び範囲から逸脱せずにここに開示した実施例の形状及び
詳細に対してなし得るということが、当業者により理解
されるべきである。
【0057】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、撚り線対の
導体で送信された信号波形の高忠実度のサンプルを信号
解析用に獲得し得る信号センサが提供される。また、本
発明のよれば、撚り線対の導体に接続する場合に使用が
容易であり、撚り線対の導体に対し高度の完全接続を達
成し得る能力を備え、携帯使用が可能な解析器センサが
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の解析器センサの最良の実施例の斜視
図。
【図2】図1の実施例の一要素の平面図。
【図3】断面線3−3に沿って得た図2の要素の別の平
面図。
【図4】断面線4−4に沿って得た図2の要素の更に別
の平面図。
【図5】図2の要素の一部の略図。
【図6A】図6Eで示す配置図のうちの左上の部分の回
路図。
【図6B】図6Eで示す配置図のうちの右上の部分の回
路図。
【図6C】図6Eで示す配置図のうちの左下の部分の回
路図。
【図6D】図6Eで示す配置図のうちの右下の部分の回
路図。
【図6E】本発明の図1の実施例で使用できる回路の全
体を示す場合の図6A〜図6Dまでの部分回路図の配置
図。
【図7】図1の解析器センサの実施例の動作特性を強調
する斜視図。
【符号の説明】
20 解析器センサ 22 撚り線対 28 信号解析器 30 プローブ 32 ユーティリティ・モジュール 34,36 線 38 ハウジング 40 (バレル)前面チップ 42、44 クランプ装置 46,48 凹部 50,52 クランプ・ピボット・マウンティング 58、60 はさみ口 62,64 端部 66,68 導電板 72 内部回路板 74 背面カバー 76 導電板組み立て体 78 条件付け回路 80,82 容量結合器 88,90 導電シールド 96 非導電材料層 236,238 ハウジング内面 408 アラーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA11 AA12 AB06 AC11 AC33 AE04 2G035 AA12 AB04 AB11 AC13 AD02 AD10 AD13 AD20 5K035 AA03 AA07 CC08 EE04 HH03 JJ05 KK01

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の導体の信号波形の検出装置であっ
    て、 各々が関連する終端インピーダンスに接続されていて、
    前記2つの導体のうちの関連する導体から関連する終端
    インピーダンスへ前記信号波形の第1と第2のサンプル
    信号をそれぞれ容量結合するために前記関連する導体に
    隣接配置されるようにした第1と第2の容量結合器と、 前記第1と第2の容量結合器の終端インピーダンスにお
    ける前記第1と第2のサンプル信号にそれぞれ応答し
    て、これら第1と第2のサンプル信号の増幅差をそれら
    の第1と第2の出力点にそれぞれ提供するための第1と
    第2の緩衝増幅器と、 線により前記緩衝増幅器に接続されて前記緩衝増幅器か
    ら離れた場所で前記緩衝増幅器に電力を供給するユーテ
    ィリティ・モジュールと、 を有する検出装置。
  2. 【請求項2】 前記容量結合器の各々は、更に導電シー
    ルドを有し、各導電シールドは、その関連した容量結合
    器に離隔した関係で配置され、 前記第1と第2の緩衝増幅器は、それらのそれぞれの第
    1と第2の容量結合器から受信したサンプル信号の極性
    と同じ極性で第1と第2の等価なサンプル信号を提供
    し、 各導体シールドは、前記緩衝増幅器のうちの普通関連の
    ものから等価なサンプル信号を受信し、それにより前記
    導体シールドの電圧信号の電位は、その導体シールドに
    関連した容量結合器の電圧信号の電位にほぼ等しくな
    る、 請求項1記載の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の緩衝増幅器は、各々演
    算増幅器である、請求項2記載の検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の緩衝増幅器に関連した
    終端インピーダンスの各々は、接続点において直列接続
    された2つの抵抗を有し、 各演算増幅器は、その非反転信号入力点においてその演
    算増幅器に関連した容量結合器から前記サンプル信号を
    受信し、 前記第1と第2の緩衝増幅器の各々は、一端において前
    記演算増幅器の出力点と、他端において前記2つの抵抗
    の接続点とに直列接続された抵抗とコンデンサを更に有
    する、 請求項3記載の検出装置。
  5. 【請求項5】 前記容量結合器と前記緩衝増幅器を収容
    するハウジングを更に有し、前記容量結合器は、オペレ
    ータにより1本以上の導体に近接配置されるようにし
    た、請求項1記載の検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第1と第2の容量結合器は、各々前
    記ハウジングの表面に形成された2つの凹部のうちの関
    連するものと整列され、前記凹部は、前記1対の導体の
    それぞれを受け入れて前記容量結合器のうちの関連する
    ものと整列状態に前記1対の導体の各々を配置するよう
    にした、請求項5記載の検出装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングは、各導体を関連する容
    量結合器と整列状態に保持するクランプ装置を更に有す
    る、請求項6記載の検出装置。
  8. 【請求項8】 各容量結合器は、コンデンサである、請
    求項1記載の検出装置。
  9. 【請求項9】 前記バッテリ電源は、安定化電圧源であ
    る、請求項1記載の検出装置。
  10. 【請求項10】 前記バッテリ電源は、更に、 前記緩衝増幅器に電力を供給する電圧源と、 この電圧源に接続されてこの電圧源における低電圧を測
    定すると共に、これに応答するようにした調整器とを更
    に有する、 請求項1記載の検出装置。
  11. 【請求項11】 前記バッテリ電源は、前記調整器に接
    続されて前記電圧源における低電圧の存在を示す表示器
    を更に有する、請求項10記載の検出装置。
  12. 【請求項12】 1対の導体の信号波形の検出装置であ
    って、 各々が関連する終端インピーダンスに接続されていて、
    前記2つの導体のうちの関連する導体から関連する終端
    インピーダンスへ前記信号波形の第1と第2のサンプル
    信号をそれぞれ容量結合するために前記関連する導体に
    隣接配置されるようにした第1と第2の容量結合器と、 前記第1と第2の容量結合器の終端インピーダンスにお
    ける前記第1と第2のサンプル信号にそれぞれ応答して
    第1と第2の条件付け信号をそれらの第1と第2の出力
    点に提供する第1と第2の緩衝増幅器と、 前記第1と第2の条件付け信号にそれぞれ応答する第1
    と第2の入力点を有し、その第3と第4の出力点にそれ
    ぞれ前記第1と第2の条件付け信号の増幅差を提供する
    第3と第4の緩衝増幅器とを有する、 検出装置。
  13. 【請求項13】 前記第1と第2の緩衝増幅器の前記第
    1と第2の出力点は、各々関連する第2の終端インピー
    ダンスに接続されている、請求項12記載の検出装置。
  14. 【請求項14】 前記容量結合器の各々は、更に、導電
    シールドを有し、各導電シールドは、その関連した容量
    結合器に離隔した関係で配置され、 前記第1と第2の緩衝増幅器は、そのそれぞれの第1と
    第2の容量結合器から受信したサンプル信号の極性と同
    じ極性で第1と第2の条件付け信号を提供し、 各導体シールドは、前記緩衝増幅器のうちの普通関連の
    ものから前記条件付け信号を受信し、それにより前記導
    体シールドの電圧信号の電位は、その導体シールドに関
    連した容量結合器の電圧信号の電位にほぼ等しくなる、 請求項13記載の検出装置。
  15. 【請求項15】 前記第1と第2の緩衝増幅器は、各々
    演算増幅器である、請求項14記載の検出装置。
  16. 【請求項16】 前記容量結合器に関連した各終端イン
    ピーダンスは、接続点において直列接続の2つの抵抗を
    有し、 前記第1と第2の緩衝増幅器の各演算増幅器は、その非
    反転信号入力点においてその演算増幅器に関連した容量
    結合器から前記サンプル信号を受信し、 前記第1と第2の緩衝増幅器の各々は、一端において前
    記演算増幅器の出力点と、他端において前記2つの抵抗
    の接続点とに直列接続された抵抗とコンデンサを更に有
    する、 請求項15記載の検出装置。
  17. 【請求項17】 前記第3と第4の緩衝増幅器は、各々
    演算増幅器である、請求項13記載の検出装置。
  18. 【請求項18】 各演算増幅器は、その非反転入力点に
    おいて、前記演算増幅器の関連する第1と第2の緩衝増
    幅器から条件付け信号を受信し、 各演算増幅器は、前記出力点から前記反転入力点に接続
    された抵抗を更に有する、 請求項17記載の検出装置。
  19. 【請求項19】 前記演算増幅器の反転入力点間に接続
    された抵抗を更に有する、請求項18記載の検出装置。
  20. 【請求項20】 前記演算増幅器の反転入力点間に接続
    された前記抵抗のインピーダンスは、調整可能である、
    請求項19記載の検出装置。
  21. 【請求項21】 前記容量結合器と前記緩衝増幅器を収
    容するハウジングを更に有し、前記容量結合器は、オペ
    レータにより1本以上の導体に近接配置されるようにし
    た、請求項12記載の検出装置。
  22. 【請求項22】 前記第1と第2の容量結合器は、各々
    前記ハウジングの表面に形成された2つの凹部のうちの
    関連するものと整列され、前記凹部は、前記1対の導体
    のそれぞれを受け入れて前記容量結合器のうちの関連す
    るものと整列状態に前記1対の導体のそれぞれを配置す
    るようにした、請求項21記載の検出装置。
  23. 【請求項23】 前記ハウジングは、各導体を関連する
    容量結合器と整列状態に保持するクランプ装置を更に有
    する、請求項22記載の検出装置。
  24. 【請求項24】 各容量結合器は、コンデンサである、
    請求項12記載の検出装置。
  25. 【請求項25】 調整電圧源を有するバッテリ電源を更
    に備えた、請求項12記載の検出装置。
  26. 【請求項26】 前記バッテリ電源は、更に、 緩衝増幅器に電力を供給する電圧源と、 この電圧源に接続されてこの電圧源における低電圧を測
    定すると共に、これに応答するようにした調整器とを有
    する、 バッテリ電源を更に備えた請求項12記載の検出装置。
  27. 【請求項27】 前記バッテリ電源は、前記調整器に接
    続されて前記電圧源における低電圧の存在を示す表示器
    を更に有する、請求項26記載の検出装置。
  28. 【請求項28】 1対の導体の信号波形の検出装置であ
    って、 各々が関連する終端インピーダンスに接続されていて、
    前記2つの導体のうちの関連する導体から関連する終端
    インピーダンスへ前記信号波形の第1と第2のサンプル
    信号をそれぞれ容量結合するために前記関連する導体に
    隣接配置されるようにした第1と第2の容量結合器と、 前記第1と第2の容量結合器の終端インピーダンスにお
    ける前記第1と第2のサンプル信号にそれぞれ応答し
    て、これら第1と第2のサンプル信号をそれらの第1と
    第2の出力点に提供する第1と第2の緩衝増幅器と、 第1と第2の演算増幅器であって、それぞれその第1と
    第2の出力点に接続された非反転入力点を有し、さらに
    各々その第3と第4の出力点に前記第1と第2の条件付
    け信号の増幅差を提供するために前記出力点と反転入力
    点との間に接続された抵抗と、各演算増幅器の反転入力
    点間に接続された抵抗とを有する第1と第2の演算増幅
    器と、 を有する検出装置。
  29. 【請求項29】 前記第1と第2の緩衝増幅器の前記第
    1と第2の出力点は、各々関連する第2の終端インピー
    ダンスに接続されている、請求項28記載の検出装置。
  30. 【請求項30】 前記容量結合器の各々は、更に、導電
    シールドを有し、各導電シールドは、その関連した容量
    結合器に離隔した関係で配置され、 前記第1と第2の緩衝増幅器は、そのそれぞれの第1と
    第2の容量結合器から受信したサンプル信号の極性と同
    じ極性の第1と第2の条件付け信号を提供し、 各導体シールドは、前記緩衝増幅器のうちの普通関連の
    ものから前記条件付け信号を受信し、それにより、前記
    導体シールドの電圧信号の電位は、その導体シールドに
    関連した容量結合器の電圧信号の電位にほぼ等しくな
    る、 請求項29記載の検出装置。
  31. 【請求項31】 前記第1と第2の緩衝増幅器は、各々
    演算増幅器である、 請求項30記載の検出装置。
  32. 【請求項32】 前記容量結合器に関連した各終端イン
    ピーダンスは、接続点において直列接続された2つの抵
    抗を有し、 前記第1と第2の緩衝増幅器の各演算増幅器は、その非
    反転信号入力点においてその演算増幅器に関連した容量
    結合器から前記サンプル信号を受信し、 前記第1と第2の緩衝増幅器の各々は、一端において前
    記演算増幅器の出力点と、他端において前記2つの抵抗
    の接続点とに直列接続された抵抗とコンデンサを更に有
    する、 請求項31記載の検出装置。
  33. 【請求項33】 前記演算増幅器の反転入力点間に接続
    された前記抵抗のインピーダンスは、調整可能である、
    請求項28記載の検出装置。
  34. 【請求項34】 前記容量結合器と前記緩衝増幅器を収
    容するハウジングを更に有し、前記容量結合器は、オペ
    レータにより1本以上の導体に近接配置されるようにし
    た、請求項28記載の検出装置。
  35. 【請求項35】 前記第1と第2の容量結合器は、各々
    前記ハウジングの表面に形成された2つの凹部のうちの
    関連するものと整列され、前記凹部は、前記1対の導体
    のそれぞれを受け入れて前記容量結合器のうちの関連す
    るものと整列状態に前記1対の導体のそれぞれを配置す
    るようにした、請求項34記載の検出装置。
  36. 【請求項36】 前記ハウジングは、各導体を関連する
    容量結合器と整列状態に保持するクランプ装置を更に有
    する、請求項35記載の検出装置。
  37. 【請求項37】 各容量結合器は、コンデンサである、
    請求項28記載の検出装置。
  38. 【請求項38】 調整電圧源を有するバッテリ電源を更
    に備えた、請求項28記載の検出装置。
  39. 【請求項39】 前記緩衝増幅器に電力を供給する電圧
    源と、 この電圧源に接続されてこの電圧源における低電圧を測
    定すると共に、これに応答するようにした調整器と、 を備えたバッテリ電源を更に有する、請求項28記載の
    検出装置。
  40. 【請求項40】 前記バッテリ電源は、前記調整器に接
    続されて前記電圧源における低電圧の存在を示す表示器
    を更に有する、請求項39記載の検出装置。
  41. 【請求項41】 全周波数スペクトルに亘る1対の導体
    の信号波形の検出方法において、 前記導体から終端インピーダンスへ前記送信した信号の
    第1と第2のサンプル信号の各々を容量結合し、 第1と第2の等価なサンプル信号を提供するために前記
    終端インピーダンスの前記サンプル信号を条件付け、 前記第1と第2の等価なサンプル信号の差を増幅し、 遠隔の場所の緩衝増幅器に電力を加える、ことを含む、
    検出方法。
  42. 【請求項42】 前記容量結合のステップは、 前記サンプル信号に対する静電効果を最小にするために
    前記容量結合の手段を導電シールドでシールドし、 前記サンプル信号への電流漏洩効果を最小にするために
    前記等価なサンプル信号を前記導体シールドに加える、 ことを含む、請求項41記載の検出方法。
  43. 【請求項43】 前記条件付けのステップは、前記サン
    プル信号を前記終端インピーダンスから演算増幅器の非
    反転入力点に提供することを含む、請求項42記載の検
    出方法。
  44. 【請求項44】 前記容量結合のステップは、更に、 前記終端インピーダンスを前記演算増幅器のコモン・モ
    ード入力インピーダンスと並列接続の直列の2つの抵抗
    として前記非反転信号入力点から接地点へ提供し、 各演算増幅器をその出力点から前記2つの抵抗の接続点
    へ直列接続した第3の抵抗とコンデンサによりブートス
    トラップする、 ことを含む、請求項43記載の検出方法。
  45. 【請求項45】 前記増幅ステップは、 第1と第2の等価なサンプル信号の各々を第1と第2の
    演算増幅器のそれぞれの非反転入力点に加えることを含
    む、請求項41記載の検出方法。
  46. 【請求項46】 前記増幅のステップは、 前記第1と第2の演算増幅器の反転入力点間にインピー
    ダンスを提供し、 前記第1と第2の演算増幅器の出力点の各々からその関
    連する反転入力点へインピーダンス・フィードバックを
    行う、 ことを含む、請求項45記載の検出方法。
  47. 【請求項47】 前記容量結合の手段、条件付けの手段
    及び増幅の手段を収容するハウジングを使用し、 1つ以上の導体に接近して前記ハウジングを配置するよ
    うにする、 ことを更に含む、請求項41記載の検出方法。
  48. 【請求項48】 前記電力供給のステップは、更に、 前記緩衝増幅器に供給する電力の電圧を調整し、 前記電圧源の低電圧の存在をユーザに表示する、 ことを含む、請求項41記載の検出方法。
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