JP2003203152A - マーケティング情報提供方法及びプログラム並びに装置 - Google Patents

マーケティング情報提供方法及びプログラム並びに装置

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JP2003203152A
JP2003203152A JP2002000809A JP2002000809A JP2003203152A JP 2003203152 A JP2003203152 A JP 2003203152A JP 2002000809 A JP2002000809 A JP 2002000809A JP 2002000809 A JP2002000809 A JP 2002000809A JP 2003203152 A JP2003203152 A JP 2003203152A
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JP2002000809A
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Rumi Hayakawa
ルミ 早川
Jun Hirai
潤 平井
Seiji Iwata
誠司 岩田
Kyoko Makino
恭子 牧野
Kayoko Isoo
佳代子 磯尾
Naoki Endo
直樹 遠藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子商取引サイトを効果的に運営するために、
訪問者の購入行為と非購入行為との情報に加えてその理
由を示す情報を提供する。 【解決手段】本発明は、コンピュータによりマーケティ
ング情報を提供する方法に関する。本発明のマーケティ
ング情報提供方法においては、購買履歴情報4を集計し
て購買状況情報を生成し、アンケート9の回答情報7を
集計して理由情報を生成し、購買状況情報と理由情報と
を関連付けたマーケティング情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で行われる電子商取引(以下、「EC」という)のマー
ケティング情報を提供するマーケティング情報提供方法
及びプログラム並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上で行われている電子商
取引(オンラインショッピングを含む)を調査する場
合、一般的に、ECサイトの訪問者のアクセスログ及び
購買履歴情報に着目し、「誰が、いつ、どのような行動
を起こしたか」「誰が、いつ、どのような商品を購入し
たか」といった情報が抽出される。そして、この抽出さ
れた情報に基づいて調査者によって各種分析が行われ
る。
【0003】さらに、電子商取引のマーケット調査で
は、上記のアクセスログと購買履歴情報と顧客属性情報
(顧客がどのような人物かを示す情報)を組み合わせ
て、個人を特定して上記と同様の情報が抽出される。こ
の個人を特定して抽出された情報をOne-To-Oneマーケテ
ィングに役立てるための試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでの電
子商取引のマーケット調査では、「なぜ、そのような行
動を起こしたか」「なせ、その商品を購入したのか」な
どのように、結果に対する理由・原因(なぜ)について
は分析されていない。
【0005】また、ある商品を購入した旨を示す情報は
収集されていても「誰かがある商品を購入しなかった」
情報については当初から収集されていないことが多い。
したがって、「なぜその商品を購入しなかったのか」に
ついても分析することは困難である。
【0006】以上のように、現在の電子商取引のマーケ
ット調査では、「なぜ」そのような行動を起こしたのか
についてまで分析されていない。
【0007】さらに、「なぜ」そのような行動を起こさ
なかったのかについても分析されていない。
【0008】訪問者の行動に関する理由「なぜ」を把
握、理解することは、電子商取引のマーケット調査にお
いて極めて重要である。
【0009】特に、「なぜ」商品が購入されなかったの
かを示すチャンスロス情報には、サイトの改革に直結す
る情報が含まれており、ECサイトのサイト運営者(E
Cのマーケティング環境を提供する者)にとって重要で
ある。
【0010】チャンスロス情報を明確にし、理解するこ
とにより、サイト運営者は自身のECサイトを効果的に
運営可能となる。
【0011】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、電子商取引において訪問者の購入行為と非
購入行為との情報に加えて、その理由を示す情報を提供
し、マーケット調査に有効な情報を提供するマーケティ
ング情報提供方法及びプログラム並びに装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0013】第1の発明は、コンピュータによりマーケ
ティング情報を調査者に提供する方法において、購買履
歴情報を集計して購買状況情報を生成し、調査者に購買
状況情報を提供し、アンケートの回答情報を集計して購
買状況情報の示す購買状況となった理由を示す理由情報
を生成し、調査者に理由情報を提供するマーケティング
情報提供方法である。
【0014】これにより、調査者は購買状況とその理由
とを関連付け、マーケット調査を行うことができる。
【0015】例えば、調査者は、購買状況情報とアンケ
ート結果から得られる理由情報とを関連付けつつマーケ
ット調査を行う。これにより、調査者は「なぜ購入され
たか」「なぜ購入されないのか」などの理由を把握でき
る。そして、この結果に基づいて、例えば調査者(この
場合はサイト運営者)はECサイトのレイアウトの変
更、機能の付加、リンクによる結合状態の改良を行うこ
とができる。
【0016】第2の発明は、ネットワークを経由して行
われる電子商取引に関するマーケティング情報をコンピ
ュータにより調査者に提供する方法において、購買履歴
情報を集計して購買状況情報を生成するとともに、収集
されたアクセスログに基づいてアクセスパターン情報を
生成し、調査者に購買状況情報とアクセスパターン情報
とのうち少なくとも一方の情報を提供し、アンケートの
回答情報を集計して購買状況情報とアクセスパターン情
報とのうち少なくとも一方の示す状況となった理由を示
す理由情報を生成し、調査者に前記理由情報を提供する
マーケティング情報提供方法である。
【0017】これにより、調査者は、購買状況とその理
由とを関連付け、またECサイトに対するアクセス状況
とその理由とを関連付け、マーケット調査を行うことが
できる。
【0018】例えば調査者は、購入と非購入の結果の比
較、購入者又は非購入者のアクセスパターンの比較、購
買理由又は非購買理由の比較を行い、ECのマーケット
調査を行うことができる。
【0019】第3の発明は、コンピュータによりマーケ
ティング情報を調査者に提供する方法において、購買履
歴情報を集計して購買状況情報を生成し、アンケートの
回答情報を集計して購買状況情報の示す購買状況となっ
た理由を示す理由情報を生成し、購買状況情報と理由情
報とを調査者に提供するマーケティング情報提供方法で
ある。
【0020】この第3の発明では、購買状況情報に関連
する理由情報が自動的に生成され、購買状況情報とこれ
に関連する理由情報とが調査者に提供される。したがっ
て、調査者は購買状況とその理由とに基づく視点からマ
ーケット調査を行うことができ、さらに理由を求めるた
めの調査者の作業負担が軽減される。
【0021】第4の発明は、ネットワークを経由して行
われる電子商取引に関するマーケティング情報をコンピ
ュータにより調査者に提供する方法において、購買履歴
情報を集計して購買状況情報を生成するとともに、収集
されたアクセスログに基づいてアクセスパターン情報を
生成し、アンケートの回答情報を集計して購買状況情報
とアクセスパターン情報とのうち少なくとも一方の情報
の示す状況となった理由を示す理由情報を生成し、購買
状況情報とアクセスパターン情報とのうち少なくとも一
方の情報と理由情報とを調査者に提供するマーケティン
グ情報提供方法である。
【0022】この第4の発明においては、購買状況情報
に関連する理由情報が自動的に生成され、またアクセス
パターン情報に関連する理由情報が自動的に生成され
る。そして、関連する各情報が調査者に提供される。し
たがって、調査者は、購買状況とその理由とを関連付
け、また自サイトに対するアクセスパターンとその理由
とを関連付け、マーケット調査を行うことができる。さ
らに、理由を求めるための調査者の作業負担が軽減され
る。
【0023】コンピュータに、購買履歴情報を集計して
購買状況情報を生成する機能と、アンケートの回答情報
を集計して購買状況情報の示す購買状況となった理由を
示す理由情報を生成する機能と、調査者に購買状況情報
と理由情報とを提供する機能とを実現させるためのマー
ケティング情報提供プログラム又はこのプログラムを記
録した記録媒体を用いることによって、コンピュータ、
コンピュータシステム、サーバ、クライアントに対し
て、簡単に上記第1又は第3の発明をコンピュータに実
現させることができる。
【0024】また、コンピュータに、ネットワークを経
由して行われる電子商取引の購買履歴情報を集計して購
買状況情報を生成する機能と、収集されたアクセスログ
に基づいてアクセスパターン情報を生成する機能と、ア
ンケートの回答情報を集計して購買状況情報とアクセス
パターン情報とのうち少なくとも一方の示す状況となっ
た理由を示す理由情報を生成する機能と、調査者に購買
状況情報とアクセスパターン情報とのうち少なくとも一
方の情報と理由情報とを提供する機能とを実現させるた
めのマーケティング情報提供プログラム又はこのプログ
ラムを記録した記録媒体を用いることによって、コンピ
ュータ、コンピュータシステム、サーバ、クライアント
に対して、簡単に上記第2又は第4の発明をコンピュー
タに実現させることができる。
【0025】なお、上記マーケティング情報提供プログ
ラムで実現される各機能と同様に動作する手段をマーケ
ティング情報提供装置に備えてもよい。
【0026】なお、上記第1乃至第4の発明における理
由情報は、非購入だった理由を示す情報としてもよい。
調査者はこの理由情報の示す非購入だった理由を解消す
ることで、購入されなかったという販売状況から購入さ
れたという販売状況への変化を実現することができる。
すなわち、調査者はチャンスロス(機会損失)の発生理
由を把握でき、チャンスロスの発生を防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0028】(第1の実施の形態)まず、本実施の形態
の技術概念について説明する。
【0029】図1は、ECサイトとそのサイト運営者と
の関係を例示する図である。
【0030】ECサイト1及びその他の各種サイトは、
インターネット等のネットワーク技術を利用して構築さ
れるバーチャル空間26に存在する。ここでは、サイト
運営者18は、ECサイト(Webサイトでもよい)1
に加えて現実の店舗27を持つとする。なお、サイト運
営者18は、ECサイト1のみを有し、現実の店舗27
を持たない場合もある。
【0031】WWW(World Wide Web)により実現され
るECサイト1は、複数のWebページが任意にリンク
されて構成されており、顧客はリンクにそってWebペ
ージ間を移動可能である。
【0032】ECサイト1に関するアンケートを行う場
合、主に、インターネット上の不特定多数のユーザ、E
Cサイトの会員、店舗の会員のいずれかを被験者として
選択することができる。
【0033】また、ECサイト1で商品を購入しない者
は、どのサイトでも商品を購入しない者、他のサイトで
商品を購入する者、商品の価格や機能等を調べる目的で
ECサイト1をアクセスし店舗27で商品を購入する者
などに分類できる。
【0034】このような状況において、ECサイト1で
購入しない理由を調査する方法には、以下の2つの方法
がある。
【0035】第1の方法は、ECサイト1の会員又は店
舗27の会員に直接ECサイト1で購入しない理由を問
う方法である。
【0036】第2の方法は、会員か非会員かを区別する
ことなく、ECサイト1で購入した人とECサイト1で
購入しない人との間で同じアンケートを実施し、回答を
比較して差を抽出し、ECサイト1で購入しない人が購
入しない理由を判断する方法である。
【0037】本実施の形態では、この第2の方法を実現
するために、ECサイト1で商品を購入しない原因を解
消するためのマーケティング情報を提供する。
【0038】本実施の形態に係るマーケティング情報提
供方法の概要について説明する。
【0039】本実施の形態に係るマーケティング情報提
供方法においては、ECサイト1の訪問者のアクセスロ
グを収集し、時間帯や訪問者、その他様々な観点からア
クセスログを集計したアクセス集計情報を調査者に提供
する。
【0040】また、ECサイト1における訪問者の購買
履歴情報を収集し、どの商品が、いつ、売れた/売れな
かった、といった購買状況情報を調査者に提供する。
【0041】また、ECサイト1の訪問者の消費価値を
視点とする嗜好情報をアンケートによって収集し、この
アンケートの回答情報から訪問者の嗜好傾向を含む理由
情報を生成し、調査者に提供する。
【0042】また、アクセスログと購買状況情報とに基
づいてECサイト1でどのような動きをする人がどのよ
うな商品に対して購買活動を行うのかを示すアクセスパ
ターン情報を調査者に提供する。
【0043】本実施の形態においては、アクセス集計情
報と購買状況情報と理由情報とを調査者の指示にしたが
って組み合わせ、調査者がある商品を購入しなかった理
由を調査可能とする。
【0044】すなわち、本実施の形態においては、EC
サイト1の訪問者の活動履歴、特に訪問者が何らかの購
買活動を行う際に、実際の購買に至らなかった情報(チ
ャンスロス情報)と、その訪問者自身の消費価値情報や
ECサイト1の顧客となり得る他の訪問者の消費価値情
報を、調査者に一緒に提供可能とする。
【0045】上述した各種の情報にしたがってマーケッ
ト調査を行うことにより『ある商品が売れる/売れな
い』という状況(現象)と、『その商品を購入した/購
入しなかった』理由を結びつけることが可能となる。
【0046】このような状況と理由の連結により、電子
商取引におけるチャンスロス情報を訪問者が商品を購入
したという情報(チャンス情報)へ変化させる方法の検
討が的確に行えるようになり、マーケット調査の結果を
最大限に活用することが可能となる。
【0047】図2は、本実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を実施するコンピュータを例示するブロ
ック図である。
【0048】調査対象のECサイト1に対するアクセス
ログ2には、例えば、このECサイト1の訪問者3の識
別情報、訪問者3にアクセスされたWebページの識別
情報、アクセスされた時間情報、アクセスされたページ
がどのページからアクセスされたかを示すアクセス元情
報などが含まれている。
【0049】購買履歴情報4は、ECサイト1で購入さ
れた商品(要求されたサービスでもよい)の識別情報と
その購入者の識別情報と購入された時間情報などを含ん
でいる。
【0050】顧客属性情報5は、ECサイト1の顧客の
識別情報、氏名、年齢、性別、職業などの情報を含んで
いる。
【0051】商品情報6は、ECサイト1で販売されて
いる商品の識別情報、性質、価格、商品の製造者(サー
ビスの提供者)などの情報を含んでいる。
【0052】回答情報7は、調査者(マーケティング情
報を提供するサービス提供者8又はECサイト1を運営
するサイト運営者18)によって生成されたアンケート
9の回答内容、その回答を提出した顧客の識別情報、ど
の商品についてのアンケートかを示す識別情報、その回
答を提出した顧客の属性情報、嗜好情報(趣味など)な
どの情報を含んでいる。
【0053】なお、アンケート9の内容が例えばECサ
イト1についての質問などから構成されており商品を特
定した質問を含まない場合がある。この場合、回答情報
7には、どの商品についてのアンケートかを示す識別情
報は含まれない。
【0054】コンピュータ10は、アクセスログ2、購
買履歴情報4、顧客属性情報5、商品情報6、回答情報
7をアクセス可能であり、記録媒体11に記録されてい
るマーケティング情報提供プログラム12を読み込んで
実行する。
【0055】マーケティング情報提供プログラム12
は、コンピュータ10に読み込まれると、アクセス集計
機能13、アクセスパターン分析機能14、購買集計機
能15、理由集計機能16、提供機能17を実現する。
【0056】アクセス集計機能13は、アクセスログ2
をアクセスし、例えばどのWebページに何人の訪問者
3がアクセスしたかなどを示すアクセス集計情報を求め
る。
【0057】アクセスパターン分析機能14は、アクセ
スログ2と購買履歴情報4とをアクセスし、アクセスロ
グ2に基づいて訪問者の情報を求め、購買履歴情報4に
基づいて訪問者のうち商品を購入した購入者の情報と商
品を購入しなかった非購入者の情報を求める。
【0058】また、アクセスパターン分析機能14は、
購入者のアクセスパターン情報と非購入者のアクセスパ
ターン情報を求める。例えばアクセスパターン情報は、
訪問者のアクセス経路、サイト滞在時間などの情報を含
んでいる。
【0059】購買集計機能15は、アクセスログ2と購
買履歴情報4と顧客属性情報5と商品情報6とをアクセ
スし、各情報を集計し、複数の視点から購買状況を表す
購買状況情報を生成する。
【0060】購買状況情報は、例えば「どの商品を誰が
いつ買ったか」「ある商品の非購入者の年齢」など調査
者の望む各種の集計結果、データマイニングによって得
られる購入傾向、非購入傾向、相関関係、パターン、統
計結果などに関する情報を含んでいる。
【0061】アンケート9の具体例を図3から図5に示
す。
【0062】アンケート9には、例えば訪問者の性別、
年齢、職業、収入などに関する質問、ECサイト1の利
用頻度、利用目的、利用する理由などに関する質問、E
Cサイト1に関する各種項目の期待度、満足度などに関
する質問が含まれる。
【0063】理由集計機能16は、アンケート9に関す
る回答情報7をアクセスし、購入した理由、購入しなか
った理由、購入者の嗜好、趣味などの情報を含む理由情
報を生成する。
【0064】提供機能17は、調査者の指示にしたがっ
て、この調査者にアクセス集計情報、アクセスパターン
情報、購買状況情報、アンケート9の回答情報7を集計
した理由情報とを提供する。
【0065】図6は、提供機能17による情報の提供状
態を例示する図である。
【0066】調査者は、提供機能17に対してある商品
の購入者と非購入者のサイト滞在時間の表示を指示した
とする。すると、提供機能17は、購買状況情報とアク
セスパターン情報とに基づいて、所定のサイト滞在時間
毎に、購入者の数と非購入者の数とを表示する。
【0067】調査者は、この表示内容からサイト滞在時
間が15分以内の訪問者が商品を購入しており、サイト
滞在時間が長くなるにつれて訪問者が商品を購入しない
ことを認識する。
【0068】そこで、調査者は、提供機能17に対して
「トップページからすぐに目的の商品ページにたどり着
ける」という項目についての回答情報を集計した結果で
ある理由情報の表示を指示したとする。
【0069】すると、調査者は、「トップページからす
ぐに目的の商品ページにたどり着ける」という項目につ
いて「どちらかといえば不満」が21%、「非常に不
満」が50%になることを認識する。
【0070】この結果、調査者は、このECサイトの訪
問者は目的の商品(商品を掲載するページ)を探すのに
時間がかかり、目的の商品にたどり着く前にサイトへの
アクセスを中止していると判断可能であり、チャンスロ
スとその理由とを関連付けることができる。
【0071】調査者は、チャンスロスの理由を解消して
購入者を増やすために、検索機能を備えるなどのような
対策を検討する。
【0072】図7は、本実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を例示するフローチャートである。
【0073】まず、アクセス集計機能13によるアクセ
ス集計情報の生成(S1)、アクセスパターン分析機能
14によるアクセスパターン情報の生成(S2)、購買
集計機能15による購買状況情報の生成(S3)が実行
される。
【0074】生成されたアクセス集計情報、アクセスパ
ターン情報、購買状況情報は、提供機能17によって表
示される(S4)。
【0075】調査者は、例えばアクセスパターン情報の
示す購入者・非購入者の動きの特徴や購入者・非購入者
のサイト滞在時間、例えば購買状況情報の示す複数の視
点からの購買状況を確認する。
【0076】そして、調査者は、この確認した状況の発
生した理由・原因を調査するために、理由集計機能16
に理由情報の生成を指示する。
【0077】すると、調査者の指示にしたがって、理由
集計機能16により、購入した理由、購入しなかった理
由などが抽出され、理由情報が生成される(S5)。
【0078】そして、生成された理由情報は、提供機能
17によって表示される(S6)。
【0079】調査者は、表示されたアクセス集計情報、
アクセスパターン情報、購買状況情報と、これらの情報
に関連する理由情報とを突き合わせてマーケット調査を
行う。
【0080】以上説明したように、本実施の形態に係る
マーケティング情報提供方法を利用することにより、例
えば訪問者の多いECサイト1のマーケティングにおい
て利益の上がらなかった場合に、チャンスロスの原因を
明確にすることができ、ECサイト1のサイト運営者1
8によるチャンスロスの対策決定を支援することができ
る。
【0081】サイト運営者18は、決定した対策を施す
ことにより、本来得られるはずであった利益を確実に得
ることができ、対策を施す前には取り込むことができな
かった訪問者を新たにこのECサイト1の顧客とするこ
とができる。
【0082】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態の変形例について説明す
る。
【0083】上記第1の実施の形態においては、アクセ
ス集計情報、アクセスパターン情報、購買状況情報が調
査者に対して表示された後に、理由情報が生成されてい
る。
【0084】これに対し、本実施の形態においては、ア
クセス集計情報、アクセスパターン情報、購買状況情報
が調査者に対して表示された後に、理由情報が生成され
る。
【0085】図8は、本実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を例示するフローチャートである。
【0086】まず、アクセス集計機能13によるアクセ
ス集計情報の生成(T1)、アクセスパターン分析機能
14によるアクセスパターン情報の生成(T2)、購買
集計機能15による購買状況情報の生成(T3)、理由
集計機能による理由情報の生成(T4)が実行される。
【0087】生成されたアクセス集計情報、アクセスパ
ターン情報、購買状況情報、理由情報は、調査者の指示
にしたがって提供機能17によって表示される(T
5)。
【0088】調査者は、例えばアクセスパターン情報の
示す購入者・非購入者の動きの特徴や購入者・非購入者
のサイト滞在時間、例えば購買状況情報の示す複数の視
点から購買状況を確認し、これらの情報に関連する理由
情報とを突き合わせてマーケット調査を行う。
【0089】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1又は第2の実施の形態の変形例について
説明する。
【0090】上記第1又は第2の実施の形態において
は、アクセス集計情報、アクセスパターン情報、購買状
況情報に関連する理由情報が調査者の指示にしたがって
生成されている。
【0091】これに対し、本実施の形態においては、ア
クセス集計情報、アクセスパターン情報、購買状況情報
に関連する理由情報がコンピュータ10によって自動的
に生成され、各情報が関連付けされた状態で調査者に提
供される。
【0092】例えば、図9に示すように、アクセス集計
情報とアクセスパターン情報と購買状況情報とに含まれ
ている各種情報の種別と、アンケートの項目とを予め関
連付けしておき、関連付け情報28とする。
【0093】理由集計機能16は、アンケート9の項目
毎に回答情報を集計し、理由情報を生成する。
【0094】提供機能29は、アクセス集計情報とアク
セスパターン情報と購買状況情報とに含まれている情報
を表示可能であり、この表示された情報に関連する理由
情報を上記関連付け情報28を利用して特定し、表示す
る。
【0095】これにより、調査者は発生した状況とその
理由とを容易に関連付けることができる。
【0096】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1乃至第3の実施の形態の変形例について
説明する。本実施の形態に係るマーケティング情報提供
方法においては、調査者がアクセス集計情報、アクセス
パターン情報、購買状況情報を参照した後に、その理由
を調査するアンケートを作成して実施し、参照した情報
が得られた理由を示す理由情報を求める。
【0097】図10は、本実施の形態に係るマーケティ
ング情報提供方法を実施するコンピュータを例示するブ
ロック図である。この図10において上記図2と同一の
部分については同一の符号を付してその説明を省略し、
ここでは異なる部分についてのみ詳しく説明する。
【0098】コンピュータ30は、アクセスログ2、購
買履歴情報4、顧客属性情報5、商品情報6、回答情報
35をアクセス可能であり、記録媒体31に記録されて
いるマーケティング情報提供プログラム32を読み込ん
で実行する。
【0099】提供機能33は、まずアクセス集計情報、
経路情報、購買状況情報を調査者に提供する。
【0100】調査者は、アクセス集計情報、経路情報、
購買状況情報を参考にして、これらの情報の表す状況の
理由・原因を調査するためのアンケート34を生成す
る。
【0101】また、提供機能33は、アクセス集計情
報、経路情報、購買状況情報と、これらの情報を参考に
して生成されたアンケート34の回答情報35を集計し
た理由情報とを関連付ける。例えば、ある購買状況情報
についてアンケートが生成された場合、この生成された
アンケートの結果から得られる理由情報ともとの購買状
況情報とが関連付けされる。
【0102】その他にも、商品の識別情報、顧客の識別
情報、時間情報などを利用して、それぞれアクセス集計
情報、経路情報、購買状況情報、理由情報が関連付けさ
れる。
【0103】そして、提供機能17は、関連付けされた
情報をマーケティング情報として調査者に提供する。
【0104】調査者は、マーケティング情報に基づい
て、各種情報を突き合わせつつマーケット調査を行い、
購入者を増やすための対策を検討する。
【0105】なお、本実施の形態においては、提供機能
33が各種情報の関連付けを行っているが、調査者の指
示にしたがって情報の関連付けが行われてもよい。
【0106】図11は、本実施の形態に係るマーケティ
ング情報提供方法を例示するフローチャートである。
【0107】まず、アクセス集計機能13によるアクセ
ス集計情報の生成(U1)、経路分析機能14による経
路情報の生成(U2)、購買集計機能15による購買状
況情報の生成(U3)が実行される。
【0108】調査者は、例えば経路情報の示す購入者、
非購入者の動きの特徴を確認し、また例えば購買状況情
報の示す複数の視点からの購買状況を確認する。
【0109】そして、調査者は、この確認した現象の発
生した理由・原因を調査するためのアンケート34を生
成し(U4)、不特定多数の被験者(例えば訪問者3又
は非購入者)又は所定の被験者に対してアンケート34
を実施する(U5)。このアンケート34の識別情報、
アンケートの回答の内容、被験者の識別情報は、回答情
報35として収集される(U6)。
【0110】すると、理由集計機能16により購入した
理由、購入しなかった理由などが抽出され、理由情報が
生成される(U7)。
【0111】そして、提供機能33により各種情報が、
アンケートの項目との関係、各種の識別情報などに基づ
いて突き合わされ(U8)、マーケティング情報が生成
される(U9)。
【0112】図12は、マーケティング情報の表示例を
示す図である。
【0113】例えば、購買履歴情報4に基づいて購買集
計機能15により各商品C1〜Cnの売り上げグラフを表
す購買状況情報19が生成されたとする。
【0114】また、この各商品C1〜Cnの売り上げ額が
異なる理由を調査するために、各商品C1〜Cnについて
「機能を重視するレベル」「機能に満足したレベル」
「デザインを重視するレベル」「デザインに満足したレ
ベル」を調査するアンケート34を生成したとする。
【0115】このアンケート34の回答情報35に基づ
いて理由集計機能16によって各商品C1〜Cnについて
機能及びデザインの「重視度・満足度」を表す理由情報
20が生成される。
【0116】購買状況情報19の各商品C1〜Cnの売り
上げ記載部分と理由情報20の各商品C1〜Cnの「重視
度・満足度」記載部分とは、提供機能33によってリン
クされている。
【0117】サイト運営者18は、購買状況情報19の
ある商品の売り上げ額をマウスでクリックすると、その
商品の「重視度・満足度」を参照することができる。
【0118】これにより、サイト運営者18は、例え
ば、商品C1についてはデザインが重視されているのに
訪問者にデザインが満足されていないため、売り上げ額
が低いことを把握できる。
【0119】ここで、サイト運営者18による分析手法
について具体例を挙げて説明する。
【0120】インターネット上で商品の販売を行ってい
るECサイト1の訪問者3は、購入意思があり実際にサ
イトショッピングをする訪問者(以下、「タイプAの訪
問者」という)、購入意思はあるが実際にはサイトショ
ッピングを行わない訪問者(以下、「タイプBの訪問
者」という)、購入意思のない訪問者(以下、「タイプ
Cの訪問者」という)の3タイプに分けることができ
る。
【0121】上記タイプA〜Cの訪問者の中で、タイプ
Aの訪問者は、ECサイト1への訪問やそこでのショッ
ピング経験が複数回ある者であるか、あるいはECサイ
ト1への訪問が初めてであるがECサイト1に関する情
報(例えばお買い得情報など)を得た上でECサイト1
を訪問していることが多いと考えられる。
【0122】サイト運営者18は、このタイプAの訪問
者に対しては、より充実した商品を提供して、再度EC
サイト1を訪問してもらえるような仕組みを提供するこ
とが必要となる。
【0123】次に、タイプBの訪問者は、ある商品の購
入を決断しているがどのECサイトで購入するかまでは
決めておらず、実際に様々なECサイトを訪れてから最
終判断を下そうと考えている場合が多いと考えられる。
【0124】サイト運営者18側から見ると、このタイ
プBの訪問者のうち現実の店舗27で購入していない者
の数だけ「チャンスロス」が発生していることになる。
このタイプBの訪問者には、なんらかの仕組みを与える
ことで、タイプAの訪問者になってもらいたいと考え
る。
【0125】最後に、タイプCの訪問者は、ネットサー
フィンの最中に偶然に立ち寄った者や、商品の価格や機
能を複数のECサイト間で比較する目的でECサイト1
を訪れた者と考えられる。
【0126】サイト運営者18は、このタイプCの訪問
者に対しては、自サイトの優位点をアピールして、EC
サイト1を訪れるという意思を持って実際に訪問しても
らいたいと考える。
【0127】現実の店舗における購買活動と異なり、イ
ンターネット上では決済やその他セキュリティに対する
信頼性などの問題も含めて「本当は買うつもりが無かっ
たのについつい衝動買いしてしまった」という現象はほ
とんどないと考えられる。
【0128】ただし、何らかの商品を購入する目的で訪
れて「ついでに」他の商品を購入してしまうという現象
はあり得ると考えられる。
【0129】このことを踏まえると、インターネット上
のマーケティングにおいては、「商品購入の意思のある
訪問者」に、確実に商品を購入してもらえるECサイト
を提供することが商取引を成功させる重要な鍵となる。
【0130】先に示したタイプA〜Cの訪問者の中で、
タイプBの訪問者でありかつ現実の店舗27でも購入し
ていない者に対して多発する「チャンスロス」を解消
し、「チャンス」に変換するためには、「購入する意思
があるのに“なぜ”買わなかったのか」という理由を把
握し、それに応じた対策を立てる必要がある。
【0131】このため、本実施の形態に係るマーケティ
ング情報提供方法では、収集されたアクセスログ2や購
買履歴情報4、顧客属性情報5、商品情報6に加えて、
別途、理由情報20を生成し、これらの各種情報を組み
合わせて提供する。
【0132】理由情報20とは、例えば消費価値理論に
基づいたアンケート34の回答情報35に基づく集計結
果を想定する。このアンケート34では、「訪問者がど
のような特性を持った商品に魅力を感じるか」、また
「実際に購入しているか」、逆に「どのような商品には
魅力を感じないか」、更に「ECサイトの訪問実績」、
「ECサイトでの商品購入実績」、「購入した理由/購
入しなかった理由」といった情報を収集する。
【0133】この時、アンケート34の被験者は、一般
のインターネットユーザであってもよいし、ECサイト
1のタイプBの訪問者に特定してもよい。
【0134】本実施の形態に係るマーケティング情報提
供方法を利用することで、サイト運営者18は、収集さ
れた各種情報と上記の理由情報20を組み合わせて見る
ことができる。これにより、例えば「サイトを訪問した
が、商品説明がよく分からなかったので商品を購入しな
かった」というような情報を得ることができる。
【0135】また、サイト運営者18は、例えば「EC
サイト内で目的の商品説明ページに辿り着くまで、無駄
な動きをしている人が多い」という情報を経路情報から
得ることができる。
【0136】さらに、サイト運営者18は、例えば「実
際に商品を購入した訪問者はECサイト内で動き回るこ
となく、商品購入ページへ1,2回の移動でアクセスし
ている」という情報を得ることができる。
【0137】上記のような情報を得たサイト運営者18
は、例えば「ECサイトの訪問者の探しているものがす
ぐ見つかるような検索エンジンを搭載する」「ECサイ
トのトップページから直接商品説明ページへリンクを張
る」「ECサイトのページリニューアル後、そのことを
宣伝する」などの改良を施す。
【0138】この結果、購入の意思は持っているものの
目的のページ(商品購入のための商品説明ページ)に辿
り着く前にECサイト1から離れてしまう訪問者の数を
減少させることができ、その結果チャンスロスを減らす
ことができる。
【0139】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態に係るマーケティング情報
提供方法を利用したマーケティング情報提供サービスに
ついて説明する。
【0140】なお、上記第1の実施の形態のみではな
く、上記第2乃至第4の実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を利用してマーケティング情報提供サー
ビスを提供してもよい。
【0141】本実施の形態において、上記図2で示した
部分と同一の部分については同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0142】図13は、本実施の形態におけるマーケテ
ィング情報提供サービスを例示するブロック図である。
【0143】訪問者の操作するクライアントマシン2
1、ECサイト1のサイト運営者18の管理するECサ
ーバ22、サービス提供者8の管理するサービスサーバ
23は、例えばインターネットなどのようなネットワー
ク24を介して接続されている。
【0144】ECサーバ22では、顧客属性情報5、商
品情報6が保存されており、電子商取引サービスが提供
される。
【0145】訪問者3がクライアントマシン21を操作
してECサーバ22にアクセスすると、このECサーバ
22においてアクセスログ2が収集される。
【0146】また、訪問者3が商品を購入すると、EC
サーバ22において購買履歴情報4が保存される。
【0147】サービスサーバ23上で動作するマーケテ
ィング情報提供プログラム12は、ECサーバ22から
アクセスログ2、購買履歴情報4、顧客属性情報5、商
品情報6を読み出し、アクセス集計、経路抽出、購買集
計によりアクセス集計情報、経路情報、購買状況情報を
生成し、その結果をデータセンタ25に保存する。
【0148】サービス提供者8は、理由を知るためのア
ンケート9のWebページを生成する。
【0149】アンケート9のWebページは、サービス
サーバ23からクライアントマシン21に送信される。
【0150】訪問者3は、クライアントマシン21のW
ebブラウザによりアンケート9のWebページを表示
し、このアンケート9に対して回答する。
【0151】アンケート9の回答は、クライアントマシ
ン21からサービスサーバ23に送信され、マーケティ
ング情報提供プログラム12によって回答情報7として
データセンタ25に保存される。
【0152】また、マーケティング情報提供プログラム
12によってこの回答情報7に基づいて理由情報が生成
され、データセンタ25に保存される。
【0153】さらに、マーケティング情報提供プログラ
ム12は、商品の識別情報、アンケート9の識別情報、
訪問者の識別情報などの情報と、理由情報などを含むデ
ータセンタ25の保存情報とをサービス提供者8に提供
する。
【0154】サービス提供者8は、各種情報の関連付け
を行い、その結果をマーケティング情報とする。
【0155】生成されたマーケティング情報は、ネット
ワーク24を介してECサーバ22に送信される。
【0156】ECサイト1のサイト運営者18は、マー
ケティング情報に基づいて、ECサイト1の広告情報の
配置変更、リンク関係の変更、機能追加、ECサイト1
で扱う商品の変更などの措置を施す。
【0157】なお、サービスサーバ23は、はASP
(アプリケーション・サービス・プロバイダ)により運
用されるとしてもよい。また、各情報の関連付けは、自
動で実行されてもよい。
【0158】これにより、サイト運営者18は、サービ
ス提供者8の提供するマーケティング情報提供サービス
を受けることができる。
【0159】サービス提供者8は、サイト運営者18の
望むマーケティングサービスを提供し、サービス料金を
得ることも可能となる。
【0160】そして、サービス提供者8のサービスの提
供を受けることで、サイト運営者18は、自己でマーケ
ティング情報提供プログラム12を保持するよりも保
守、運用の面で効率的にマーケット調査を行うことがで
きる。
【0161】なお、上記各実施の形態におけるマーケテ
ィング情報提供プログラム12、32により実現される
各機能は、自由に組み合わせてもよく、また複数の機能
に分割してもよい。
【0162】また、マーケティング情報提供プログラム
12、32は、複数のコンピュータ上に分散され、互い
に連携しつつ動作してもよい。
【0163】また、マーケティング情報提供プログラム
12、32と同様の動作を実現する手段を備えたマーケ
ティング情報提供装置をコンピュータ10、30及びサ
ービスサーバ23の代わりに利用しても上記効果を得る
ことができる。
【0164】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
電子商取引における購入行為と非購入行為の情報に加え
て、アンケートによって得られたその理由を示す情報が
提供される。
【0165】これにより、マーケティング情報を有効活
用でき、商品販売におけるチャンスロスを減少させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECサイトとそのサイト運営者との関係を例示
する図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を実施するコンピュータを例示するブロ
ック図。
【図3】アンケートの第1例を示す図。
【図4】アンケートの第2例を示す図。
【図5】アンケートの第3例を示す図。
【図6】提供機能による情報の提供状態を例示する図。
【図7】同実施の形態に係るマーケティング情報提供方
法を例示するフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るマーケティン
グ情報提供方法を例示するフローチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるマーケティ
ング情報提供プログラムによって実現される提供機能の
動作を例示するブロック図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るマーケティ
ング情報提供方法を実施するコンピュータを例示するブ
ロック図。
【図11】同実施の形態に係るマーケティング情報提供
方法を例示するフローチャート。
【図12】マーケティング情報の表示例を示す図。
【図13】本発明の第5の実施の形態におけるマーケテ
ィング情報提供サービスを例示するブロック図。
【符号の説明】
1…ECサイト 2…アクセスログ 3…訪問者 4…購買履歴情報 5…顧客属性情報 6…商品情報 7、35…回答情報 8…サービス提供者 9、34…アンケート 10、30…コンピュータ 11、31…記録媒体 12、32…マーケティング情報提供プログラム 13…アクセス集計機能 14…経路分析機能 15…購買集計機能 16…理由集計機能 17、29、33…提供機能 18…サイト運営者 19…購買状況情報 20…理由情報 21…クライアントマシン 22…ECサーバ 23…サービスサーバ 25…データセンタ 26…バーチャル空間 27…店舗 28…関連付け情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 誠司 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 牧野 恭子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 磯尾 佳代子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 遠藤 直樹 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにより、マーケティング情
    報を調査者に提供する方法において、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成し、 前記調査者に前記購買状況情報を提供し、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報の示
    す購買状況となった理由を示す理由情報を生成し、 前記調査者に前記理由情報を提供することを特徴とする
    マーケティング情報提供方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータにより、ネットワークを経
    由して行われる電子商取引に関するマーケティング情報
    を調査者に提供する方法において、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成するととも
    に、収集されたアクセスログに基づいてアクセスパター
    ン情報を生成し、 前記調査者に前記購買状況情報と前記アクセスパターン
    情報とのうち少なくとも一方の情報を提供し、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報と前
    記アクセスパターン情報とのうち少なくとも一方の示す
    状況となった理由を示す理由情報を生成し、 前記調査者に前記理由情報を提供することを特徴とする
    マーケティング情報提供方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータによりマーケティング情報
    を調査者に提供する方法において、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成し、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報の示
    す購買状況となった理由を示す理由情報を生成し、 前記購買状況情報と前記理由情報とを前記調査者に提供
    することを特徴とするマーケティング情報提供方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータにより、ネットワークを経
    由して行われる電子商取引に関するマーケティング情報
    を調査者に提供する方法において、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成するととも
    に、収集されたアクセスログに基づいてアクセスパター
    ン情報を生成し、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報と前
    記アクセスパターン情報とのうち少なくとも一方の情報
    の示す状況となった理由を示す理由情報を生成し、 前記購買状況情報と前記アクセスパターン情報とのうち
    少なくとも一方の情報と前記理由情報とを前記調査者に
    提供することを特徴とするマーケティング情報提供方
    法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成する機能
    と、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報の示
    す購買状況となった理由を示す理由情報を生成する機能
    と、 前記調査者に前記購買状況情報と前記理由情報とを提供
    する機能とを実現させるためのマーケティング情報提供
    プログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 ネットワークを経由して行われる電子商取引の購買履歴
    情報を集計して購買状況情報を生成する機能と、 収集されたアクセスログに基づいてアクセスパターン情
    報を生成する機能と、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報と前
    記アクセスパターン情報とのうち少なくとも一方の示す
    状況となった理由を示す理由情報を生成する機能と、 前記調査者に前記購買状況情報と前記アクセスパターン
    情報とのうち少なくとも一方の情報と前記理由情報とを
    提供する機能とを実現させるためのマーケティング情報
    提供プログラム。
  7. 【請求項7】 マーケティング情報を調査者に提供する
    装置方法において、 購買履歴情報を集計して購買状況情報を生成する手段
    と、 アンケートの回答情報を集計して前記購買状況情報の示
    す購買状況となった理由を示す理由情報を生成する手段
    と、 前記調査者に前記購買状況情報と前記理由情報とを提供
    する手段とを具備したことを特徴とするマーケティング
    情報提供装置。
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