JP2003203125A - サービス提供方法及びサービス提供装置 - Google Patents

サービス提供方法及びサービス提供装置

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JP2003203125A
JP2003203125A JP2002001124A JP2002001124A JP2003203125A JP 2003203125 A JP2003203125 A JP 2003203125A JP 2002001124 A JP2002001124 A JP 2002001124A JP 2002001124 A JP2002001124 A JP 2002001124A JP 2003203125 A JP2003203125 A JP 2003203125A
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Yoshitoshi Murata
嘉利 村田
Sumuto Niwa
澄人 丹羽
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NTT Docomo Tokai Inc
Original Assignee
NTT Docomo Tokai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ASPサービス普及の拡大化を図り得るサービ
ス提供方法及びサービス提供装置を提供すること。 【解決手段】サービス提供システム11では、A社12
aが有するサービスのライセンスはB社12b〜D社1
2dに分配される。その際、A社12a〜D社12dに
は、ライセンス分配元/分配先の関係を定義したライセ
ンス番号♯0〜♯3が割り当てられる。そして、A社1
2a〜D社12dにて提供されるサービスを利用するユ
ーザには、各ライセンス番号♯0〜♯3にそれぞれ対応
するデータを含む利用者コードが割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス提供方法
及びサービス提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ASP(Application Service Pr
ovider)が管理・運用するソフトウェア(アプリケーシ
ョン)を賃貸契約でユーザに提供するASPサービスの
普及は拡大の一途をたどっている。ASPサービスは、
ASPに設置されたサーバにアプリケーションをインス
トールし、そのアプリケーションをインターネット等の
ネットワークを介してユーザに提供するサービスであ
る。従って、ユーザは、利用する端末機器がネットワー
クに接続されていれば、ASP側にインストールされた
アプリケーションを必要に応じて利用することができ
る。
【0003】従来、このようなASPサービスにおい
て、ASPは、サービス利用の申込みを例えばネットワ
ーク等を介してユーザから受付け、申込みを受付けたユ
ーザに関するユーザ情報の管理やユーザの認証を行う。
これにより、サービスを利用するユーザは端末機器を使
用してASP(ASPに設置されるサーバ)にアクセス
することにより、ASPが提供するサービスを享受する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のAS
Pサービス提供システムでは、ASPは所有する独自の
経営資源(顧客情報等)を活用してアプリケーションを
ユーザに提供するため、サービス普及の拡大には限界が
あった。従って、従来では、新規顧客獲得のための広告
費等が増大する等によりサービス提供のための負荷が大
きくなるという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、ASPサービス普及
の拡大化を図り得るサービス提供方法及びサービス提供
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、サービスセンタに接続さ
れた端末のユーザにサービスを提供するサービス提供方
法であって、サービスセンタが提供するサービスのライ
センスを他のサービスセンタに分配し、各サービスセン
タがサービスを提供するユーザの情報を前記ライセンス
の管理番号に基づいて記憶し、ユーザを管理するように
したことをその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
サービス提供方法において、前記ライセンスの分配元と
分配先の関係を前記管理番号にて定義し、該管理番号を
前記各サービスセンタに対して割り当てることをその要
旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載のサービス提供方法において、前記ライセンスは複
数の他のサービスセンタに対して階層的に分配され、前
記管理番号は各サービスセンタに対して前記ライセンス
の分配順に割り当てられることをその要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか一項記載のサービス提供方法において、前記
管理番号のデータを付加した利用者コードを生成し、前
記各サービスセンタがサービスを提供するユーザの情報
を前記利用者コードに基づいて記憶し、ユーザを管理す
るようにしたことをその要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
サービス提供方法において、ライセンス分配元のサービ
スセンタが、ライセンス分配先のサービスセンタにて提
供されるサービスを利用するユーザの情報を記憶し、ユ
ーザのアクセスを管理するようにしたことをその要旨と
する。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項4記載の
サービス提供方法において、前記各サービスセンタがサ
ービスを提供するユーザの認証を前記利用者コードに基
づいて該サービスセンタ毎に行うようにしたことをその
要旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、サービスセンタ
に接続された端末のユーザにサービスを提供するサービ
ス提供装置であって、サービスセンタが提供するサービ
スのライセンスを他のサービスセンタに分配し、各サー
ビスセンタに対して前記ライセンスの分配元と分配先の
関係を定義した管理番号の割り当て情報を記憶する手段
と、前記各サービスセンタがサービスを提供するユーザ
に対して前記管理番号のデータを付加した利用者コード
の割り当て情報を記憶する手段と、を備えたサービス提
供装置であることをその要旨とする。
【0013】(作用)請求項1〜7に記載の発明によれ
ば、サービスセンタが有するサービスのライセンスが他
のサービスセンタに分配される際、各サービスセンタに
は、ライセンスの管理番号が割り当てられ、該管理番号
に基づいてユーザ情報が記憶される。これにより、複数
のサービスセンタがサービスを提供するユーザを管理す
ることが可能となるため、それら複数のサービスセンタ
が持つ顧客情報を活用してサービスをユーザに幅広く提
供することができる。
【0014】また、請求項4に記載の発明によれば、各
サービスセンタにて提供されるサービスを利用するユー
ザには、各管理番号に対応するデータを含む利用者コー
ドが割り当てられる。そして、この利用者コードに基づ
いて、各サービスセンタにて提供されるサービスを利用
するユーザの情報が管理される。
【0015】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
ライセンス分配先のサービスセンタにて提供されるサー
ビスを利用する利用者のユーザのアクセスは、ライセン
ス分配元のサービスセンタによって管理される。
【0016】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
各サービスセンタにて提供されるサービスを利用する利
用者のユーザの認証は、前記利用者コードに基づいて該
サービスセンタ毎に行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図2は、本実施形
態のサービス提供システム11のネットワーク構成を示
す概略図である。
【0018】サービス提供システム11は、アプリケー
ションサービスを提供するサービスセンタとしての複数
(図は例えば4つ)のアプリケーションサービスプロバ
イダ(Application Service Provider:以下、ASP)
12a〜12dを含む。各ASP12a〜12dは、サ
ーバコンピュータ(以下、ASPサーバ)13a〜13
dを備え、それらASPサーバ13a〜13dは、例え
ばインターネット14等のネットワークを介してユーザ
がサービスを利用するための複数(図は例えば4つ)の
端末機器(以下、利用端末)15a〜15dと接続され
ている。尚、本実施形態では、ユーザの利用端末として
例えばパーソナルコンピュータが接続されている。
【0019】ASPサーバ13a〜13dには、ユーザ
に提供するサービスに対応した1又は複数種のアプリケ
ーション(ソフトウェア)がインストールされている。
これにより、ユーザは、希望するアプリケーション機能
を提供するASP12a〜12dに対してサービス利用
の申込みを行い、インターネット14を介して各自の利
用機器15a〜15dから所定のASPサーバ13a〜
13dにアクセスすることで、そのサービスを享受する
ことができる。
【0020】図3は、システムのハードウェア構成を示
す概略的なブロック図である。コンピュータ(ASPサ
ーバ13a〜13d)は、中央処理装置(以下、CP
U)21と、そのCPU21に接続されるメモリ22
と、入力装置23と、出力装置24と、記憶装置25
と、ドライブ装置26と、通信装置27とを含む。
【0021】CPU21は、メモリ22を利用してプロ
グラムを実行する。具体的には、CPU21は、ユーザ
の利用端末15a〜15dからのアクセスに応答して、
それに応じたサービスを提供するために必要なアプリケ
ーションを実行する。メモリ22には、サービスの提供
に必要なプログラム(アプリケーション)とデータが格
納され、メモリ22としては、通常、キャッシュ・メモ
リ、システム・メモリおよびディスプレー・メモリ等
(図示略)を含む。
【0022】入力装置23は、キーボード及びマウス装
置等(図示せず)を含み、ユーザ(システムの管理者)
からの要求や指示の入力に用いられる。出力装置24
は、CRT,LCD等(図示略)の表示装置(VDT)
またはプリンタ等(図示略)の印刷装置を含み、サービ
ス画面等の出力等に用いられる。
【0023】記憶装置25は、通常、磁気ディスク装
置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等(図示略)
を含む。記憶装置25には、上述のプログラム(アプリ
ケーション)やデータ等が格納され、CPU21は、必
要に応じてそれらをメモリ22に転送して、サービス提
供のために必要な処理を逐次実行する。尚、記憶装置2
5はデータベースとしても使用される。
【0024】CPU21が実行するプログラム(アプリ
ケーション)は、記録媒体28にて提供される。CPU
21は、ドライブ装置26を駆動して記録媒体28から
プログラムを読み出し、それを記憶装置25にインスト
ールする。
【0025】記録媒体28としては、メモリカード、光
ディスク(CD-ROM,DVD-ROM,…)、 光磁気ディスク(MO,M
D,…)等(図示略)、任意のコンピュータ読み取り可能
な可搬型の記録媒体を使用することができる。尚、この
記録媒体28に上述のプログラム(アプリケーション)
やデータ等を格納しておき、必要に応じて、メモリ22
にロードして使用することもできる。
【0026】尚、記録媒体28には、通信媒体を介して
アップロード又はダウンロードされたプログラムを記録
した媒体、ディスク装置を含む。また、CPU21によ
って直接実行可能なプログラムを記録した記録媒体だけ
でなく、いったん他の記録媒体(ハードディスク等)に
インストールすることによって実行可能となるようなプ
ログラムを記録した記録媒体や、暗号化されたり、圧縮
されたりしたプログラムを記録した記録媒体も含む。
【0027】通信装置27は、他のコンピュータ(他の
ASPサーバ13a〜13dや利用端末15a〜15
d)への接続に用いられ、それらとの間で通信に伴うデ
ータ変換等を適宜行ってプログラム(アプリケーショ
ン)やデータの送受信を行う。そして、通信装置27を
備えたコンピュータは、ネットワーク接続された他のコ
ンピュータの記憶装置などからプログラム(アプリケー
ション)やデータを受け取り、それらを必要に応じてメ
モリ22にロードして使用する。
【0028】図1は、サービス提供システム11の概念
を示す説明図である。尚、説明の便宜上、以下では、図
2に示すASP12a〜12dを、例えばA社12a〜
D社12dとする。
【0029】今、A社12aは、アプリケーション機能
Xを提供するサービスα(図示略)を有し、そのサービ
スαをユーザ31aに提供する。例えばユーザ31a
は、図2に示す利用端末15aからA社12aのASP
サーバ13aにアクセスし、該A社12aにて提供され
るサービスαを利用する。
【0030】また、A社12aは、自社が有するサービ
スαのライセンスをB社12b,D社12dに分配(ラ
イセンス分配)する。尚、本実施形態にて、ライセンス
は、A社12aが有するサービスαをユーザに対して提
供することができる権利である。
【0031】B社12bは、A社12aからライセンス
分配されたサービスαをユーザ31bに提供する。例え
ばユーザ31bは、図2に示す利用端末15bからB社
12bのASPサーバ13bにアクセスし、該B社12
bにて提供されるサービスαを利用する。
【0032】同様に、D社12dは、A社12aからラ
イセンス分配されたサービスαをユーザ31dに提供す
る。例えばユーザ31dは、図2に示す利用端末15d
からD社12dのASPサーバ13dにアクセスし、該
D社12dにて提供されるサービスαを利用する。
【0033】さらに、B社12bは、A社12aから分
配されたサービスαのライセンスをC社12cに分配す
る。即ち、A社12aは、自社が有するサービスαのラ
イセンスをB社12bからC社12cに再分配(ライセ
ンス再分配)する。
【0034】C社12cは、B社12bからライセンス
再分配されたサービスαをユーザ31cに提供する。例
えばユーザ31cは、図2に示す利用端末15cからC
社12cのASPサーバ13cにアクセスし、該C社1
2cにて提供されるサービスαを利用する。
【0035】図4は、A社12a〜D社12dにおける
サービスαのライセンスを管理する管理番号(以下、ラ
イセンス番号)を定義するテーブル51の説明図であ
る。このテーブル51は、ライセンス番号を記録する領
域51aと、ライセンスの分配元を記録する領域51b
と、ライセンスの分配先を記録する領域51cとから構
成される。尚、このテーブル51は、A社12aが所有
するASPサーバ13a(図2参照)に格納される。
【0036】ライセンス番号は、サービスαのライセン
スを有するA社12a〜D社12dに対してそれぞれ割
り当てられ、ライセンス分配元及びライセンス分配先
は、それらライセンス番号に対応して記録される。
【0037】具体的には、サービスαを有するA社12
aに対してライセンス番号♯0(図中、「0」)が割り
当てられ、B社12a〜D社12dに対しては、サービ
スαのライセンスが分配された順にライセンス番号♯1
〜♯3(図中、「1」,「2」,「3」)が順次割り当
てられる。
【0038】例えば、本実施形態では、先ず、A社12
aに対してライセンス分配元が「A社」であることを示
すライセンス番号♯0が割り当てられる。次に、A社1
2aからB社12bにライセンスが分配され、該B社1
2bに対してライセンス番号♯1が割り当てられる。即
ち、このライセンス番号♯1は、ライセンスの分配元が
「A社」、分配先が「B社」であることを示す。
【0039】次に、B社12bからC社12cにライセ
ンスが分配され、該C社12cに対してライセンス番号
♯2が割り当てられる。即ち、このライセンス番号♯2
は、ライセンスの分配元が「B社」、分配先が「C社」
であることを示す。
【0040】次に、A社12aからD社12dにライセ
ンスが分配され、該D社12dに対してライセンス番号
♯3が割り当てられる。即ち、このライセンス番号♯3
は、ライセンスの分配元が「A社」、分配先が「D社」
であることを示す。
【0041】このようにして、各ライセンス番号♯0〜
♯3には、サービスαのライセンス分配元とライセンス
分配先との関係が定義され、これによりA社12aのA
SPサーバ13aは、階層的に分配されたサービスαの
ライセンスを管理する。
【0042】図5は、A社12a〜D社12dにて提供
されるサービスαを利用するユーザを管理するテーブル
61の説明図である。このテーブル61は、利用者コー
ドを記録する領域61aと、ユーザ(利用者)を記録す
る領域61bと、各ユーザを管理する管理者を記録する
領域61cとから構成される。尚、このテーブル61
は、A社12aが所有するASPサーバ13a(図2参
照)に格納される。
【0043】利用者コードは、A社12a〜D社12d
に対して各々割り当てられたライセンス番号♯0〜♯3
のいずれかのデータを含むコードであり、サービスαを
利用するユーザ及び管理者に対してそれぞれ割り当てら
れる。
【0044】例えば、本実施形態では、図5に4桁で表
される利用者コード「0001」のうち、先頭(図で左
側)の値「0」はライセンス番号♯0を示し、他の値
「001」はA社12aのサービスαを利用するユーザ
に対して割り振られた番号を示す。また、利用者コード
「0002」は、ライセンス番号♯0を持つA社12a
のサービスαを利用するユーザの管理者に対して割り振
られた番号を示す。
【0045】同様に、利用者コード「1001」,「2
001」,「3001」のうち、先頭(図で左側)の値
「1」,「2」,「3」はそれぞれライセンス番号♯
1,♯2,♯3を示し、他の値「001」はB社12b
〜D社12dのサービスαを利用するユーザに対してそ
れぞれ割り振られた番号を示す。また、利用者コード
「1002」,「2002」,「3002」は、それぞ
れライセンス番号♯1,♯2,♯3を持つB社12b〜
D社12dのサービスαを利用するユーザの管理者に対
して割り振られた番号を示す。
【0046】このように、各利用者コードを構成する先
頭の値によって、A社12a〜D社12dのサービスα
を利用しているユーザ及び各ユーザのユーザ情報を管理
している管理者を識別可能である。
【0047】A社12a〜D社12dにより提供される
サービスαを利用する各利用者のユーザ認証は、上記利
用者コードに基づいて各ASPサーバ13a〜13d
(図2)にて行われる。
【0048】即ち、A社12aのASPサーバ13a
は、該A社12aのサービスαを利用するユーザ31a
のユーザ認証をライセンス番号♯0のデータを含む利用
者コードに基づいて行う。同様に、B社12b〜D社1
2dの各ASPサーバ13b〜13dは、該B社12b
〜D社12dのサービスαをそれぞれ利用するユーザ3
1b〜31dのユーザ認証をライセンス番号♯1〜♯3
にそれぞれ対応するデータを含む利用者コードに基づい
て行う。そして、A社12a〜D社12dのサービスα
をそれぞれ利用するユーザ31a〜31dのユーザ情報
は、各ASPサーバ13a〜13dにて管理される。
【0049】ちなみに、本実施形態では、A社12aの
ASPサーバ13aは、A社12aのサービスαを利用
するユーザ31aのユーザ情報と、ライセンス分配先の
階層下にあるB社12b〜D社12dのサービスαを利
用するユーザ31b〜31dのユーザ情報を管理する
(図5参照)。ここで、A社12aのASPサーバ13
aは、B社12b〜D社12dにて提供されるサービス
αをそれぞれ利用するユーザ31b〜31dからのサー
ビス利用の申込み時において、それらユーザ31b〜3
1dのユーザ情報(利用者コード等)をASPサーバ1
3b〜13dから受信する。
【0050】同様にして、B社12bのASPサーバ1
3bは、B社12bのサービスαを利用するユーザ31
bのユーザ情報と、ライセンス分配先の階層下にあるC
社12cのサービスαを利用するユーザ31cのユーザ
情報を管理する(図示略)。
【0051】図1及び図5に示す管理者41a〜41d
は、A社12a〜D社12dのサービスαをそれぞれ利
用するユーザ31a〜31dからのサービスに関する各
種問い合わせに対応するべく設けられる。例えば、管理
者41a〜41dは、それぞれが管理するユーザのユー
ザ情報の登録/変更が行われた場合には、その旨をユー
ザ情報を管理する自社内の他の管理者及びライセンス分
配元の管理者に対してメール通知等を行う。
【0052】尚、A社12aにのみ管理者41aを設
け、管理者41aが、A社12aのサービスαを利用す
るユーザ31aと、ライセンス分配先の階層下にあるB
社12b〜D社12dのサービスαを利用するユーザ3
1b〜31dからの各種問い合わせに対応するようにし
てもよい。
【0053】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)サービス提供システム11では、A社12aが有
するサービスαのライセンスはB社12b〜D社12d
に分配される。その際、A社12a〜D社12dには、
ライセンス分配元/分配先の関係を定義したライセンス
番号♯0〜♯3が割り当てられる。そして、A社12a
〜D社12dにて提供されるサービスαを利用するユー
ザには、各ライセンス番号♯0〜♯3にそれぞれ対応す
るデータを含む利用者コードが割り当てられる。これに
より、A社12aが有するサービスαを、他のB社12
b〜D社12dが持つ顧客情報を活用してユーザに幅広
く提供可能になり、ASPサービス普及のさらなる拡大
に貢献できる。また、ASP12aでは、顧客獲得時に
おける負荷を軽減することができる。
【0054】(2)利用者コードは、ライセンス番号♯
0〜♯3にそれぞれ対応するデータを含むように生成さ
れる。従って、サービスαを利用する利用者のユーザ認
証及びユーザ情報の管理をそれら利用者コードに基づい
て行うことで、本実施形態の様なライセンスの多重分配
を行う際にもセキュリティは確保される。
【0055】尚、本実施形態は、以下のように変更して
もよい。 ・本実施形態では、各ASP(A社〜D社)12a〜1
2dのASPサーバ13a〜13dがインターネット1
4を介して接続されるが、このような接続形態のみに限
定されるものではなく、例えば専用回線等を介して互い
に接続されてもよい。
【0056】・本実施形態では、A社〜D社12a〜1
2dをASPとしたが、実際にサービスを提供するA社
以外はASPでなくても良い。即ち、B社〜D社12b
〜12dはサービスのためのアプリケーションプログラ
ムを所有せず、A社12aのサービスを仲介するもので
あってもよい。
【0057】・本実施形態では、A社12aからライセ
ンスの提供を受けるB社〜D社12b〜12dはそれぞ
れASPサーバ13b〜13dを所有しているが、A社
12aのASPサーバ13aを利用する形態であっても
よい。つまり、本実施形態では、各社が有するASPサ
ーバ13a〜13d毎にユーザの認証を行うようにした
が、A社12aのASPサーバ13aによってのみユー
ザの認証を行うようにしてもよい。
【0058】・本実施形態では、4つのASP12a〜
12d(A社〜D社)としたが、2又は3、あるいはそ
れ以上の複数でもよい。 ・図2は、例として4つの利用端末15a〜15dを示
すが、それ以下あるいはそれ以上の複数台の利用端末で
もよい。
【0059】・本実施形態では、ライセンス分配時にラ
イセンス番号♯0〜♯3を割り当てるようにしたが、こ
の例に限られずその他の任意の番号としてもよい。 ・本実施形態では、ライセンス分配時に割り当てられる
ライセンス番号♯0〜♯3は、ライセンスの分配順に割
り当てるようにしたが、分配順に関わらずに割り当てる
ようにしてもよい。
【0060】・図4に示すテーブル51の構成は一例で
あり、本実施形態に限定されるものではない。即ち、テ
ーブル51には、ライセンス分配先/分配元の関係を定
義した情報を持つライセンス番号♯0〜♯3が少なくと
も記録されるようにする。
【0061】・図5に示すテーブル61の構成は一例で
あり、本実施形態に限定されるものではない。即ち、テ
ーブル61には、ライセンス番号♯0〜♯3の情報を持
つ利用者コードが少なくとも記録されるようにする。
【0062】・図5に示すテーブル61の構成は図6に
示すようにしてもよい。つまり、各利用者コードには、
ライセンス番号♯0〜♯3を識別するための情報ととも
に、利用者及び管理者を識別するための情報が含まれ
る。例えば、各利用者コードに、利用者であることを示
す「U」、又は管理者であることを示す「A」が含まれ
るようにしてもよい。
【0063】・本実施形態では、サービス提供を受ける
利用端末15a〜15cをパーソナルコンピュータにて
具体化したが携帯電話、PHS(Personal Handyphone
System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の
携帯端末に具体化してもよい。具体的には、インターネ
ット14等を介して各ASPサーバ13a〜13dを接
続し、それらサーバ13a〜13dと携帯端末を携帯電
話網を介して接続する。このようにして、アプリケーシ
ョンサービスを携帯端末から利用するようにしてもよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ASPサービス普及の拡大化を図り得るサービス提供方
法及びサービス提供装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ライセンスシステムの概念を示す説明図であ
る。
【図2】 サービス提供システムのネットワーク構成を
示す概略図である。
【図3】 システムのハードウェア構成を示す概略的な
ブロック図である。
【図4】 ライセンス番号を定義するテーブルの説明図
である。
【図5】 利用者を管理するテーブルの説明図である。
【図6】 図5に示す利用者管理テーブルの別の例を示
す説明図である。
【符号の説明】
α サービス ♯0〜♯3 管理番号としてのライセンス番号 12a〜12d サービスセンタとしてのASP 15a〜15d 利用端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスセンタに接続された端末のユー
    ザにサービスを提供するサービス提供方法であって、 サービスセンタが提供するサービスのライセンスを他の
    サービスセンタに分配し、各サービスセンタがサービス
    を提供するユーザの情報を前記ライセンスの管理番号に
    基づいて記憶し、ユーザを管理するようにしたことを特
    徴とするサービス提供方法。
  2. 【請求項2】 前記ライセンスの分配元と分配先の関係
    を前記管理番号にて定義し、該管理番号を前記各サービ
    スセンタに対してそれぞれ割り当てることを特徴とする
    請求項1記載のサービス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記ライセンスは複数の他のサービスセ
    ンタに対して階層的に分配され、前記管理番号を各サー
    ビスセンタに対して前記ライセンスの分配順に割り当て
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のサービス提供
    方法。
  4. 【請求項4】 前記管理番号のデータを付加した利用者
    コードを生成し、前記各サービスセンタがサービスを提
    供するユーザの情報を前記利用者コードに基づいて記憶
    し、ユーザを管理するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一項記載のサービス提供方法。
  5. 【請求項5】 ライセンス分配元のサービスセンタが、
    ライセンス分配先のサービスセンタにて提供されるサー
    ビスを利用するユーザの情報を記憶し、ユーザのアクセ
    スを管理するようにしたことを特徴とする請求項4記載
    のサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 前記各サービスセンタがサービスを提供
    するユーザの認証を前記利用者コードに基づいて該サー
    ビスセンタ毎に行うようにしたことを特徴とする請求項
    4記載のサービス提供方法。
  7. 【請求項7】 サービスセンタに接続された端末のユー
    ザにサービスを提供するサービス提供装置であって、 サービスセンタが提供するサービスのライセンスを他の
    サービスセンタに分配し、各サービスセンタに対して前
    記ライセンスの分配元と分配先の関係を定義した管理番
    号の割り当て情報を記憶する手段と、 前記各サービスセンタがサービスを提供するユーザに対
    して前記管理番号のデータを付加した利用者コードの割
    り当て情報を記憶する手段とを備えたことを特徴とする
    サービス提供装置。
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