JP2003193432A - 自発光式視線誘導灯 - Google Patents

自発光式視線誘導灯

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JP2003193432A
JP2003193432A JP2001395061A JP2001395061A JP2003193432A JP 2003193432 A JP2003193432 A JP 2003193432A JP 2001395061 A JP2001395061 A JP 2001395061A JP 2001395061 A JP2001395061 A JP 2001395061A JP 2003193432 A JP2003193432 A JP 2003193432A
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忠弘 田邊
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邦和 菅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過率の低下や断線、ショートが生じない自
発光式視線誘導灯とする。 【構成】 上面111に貫通孔112が開設された筒状
の本体100と、前記貫通孔112に取り付けられるフ
ィルタ200と、前記本体100の上方に内蔵される発
光部300と、前記本体100の上面111に所定の間
隔を空けて取り付けられた保護カバー400とを備えて
おり、前記保護カバー400の縁部には下方に垂下する
垂下部410が設けられており、前記垂下部410は本
体100の側面114(後述する透光フード110の側
面114)との間に所定の間隔を空けており、前記フィ
ルタ200は、水蒸気は透過させるが、水は透過させな
い素材から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車道路等の本
線、路肩部分や中央分離帯に設置される自発光式視線誘
導灯に関する。
【0002】
【従来の技術】自発光式視線誘導灯は、運転者に路肩の
位置を知らせるために、例えば自動車道路の路肩部分に
50m間隔で設置されている。この自発光式視線誘導灯
は、筒状の本体と、この本体の上方に内蔵される発光部
とを有している。発光部が設けられた部分は透光性を有
する素材で覆われている。この自発光式視線誘導灯に
は、特にスノーポールと称されるものがある。このスノ
ーポールは、積雪地帯に設置されるものであって、除雪
された雪に埋もれないように約2mの高さを有してい
る。そして、このスノーポールの下端は、内蔵される発
光部への給電ラインのために開放されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スノー
ポールには次のような問題点がある。まず、スノーポー
ルの下端は冬季には除雪された雪で埋もれてしまう。そ
して、本体の上部に設けられた発光部は発光するため、
上部は熱く、下部は冷たくなる。このため、筒状の本体
の内部で対流が生じ、湿った空気は上部に移動する。そ
して、外部と内部との気温差のため、内部に結露が生じ
る。その結露にほこりが付着して透過率の低下が発生す
る。また、結露が発光部を構成する各種の電気電子部品
に悪影響を及ぼして最悪の場合には断線、ショートが生
じる。
【0004】自動車道路では、視界の悪化は通行止めに
直結する。このため、実際の視界は通行止めのレベルに
まで達していなくても、透過率の低下により通行止めが
行われることがある。断線の場合も同様である。特に、
有料道路では料金収入にも直結する事態である。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、透過率の低下や断線、ショートが生じない自
発光式視線誘導灯を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自発光式視
線誘導灯は、上面に貫通孔が開設された筒状の本体と、
この本体の上方に内蔵される発光部と、前記本体の上面
に所定の間隔を空けて取り付けられた保護カバーとを備
えており、前記保護カバーの縁部には下方に垂下する垂
下部が設けられており、前記垂下部は本体の側面との間
に所定の間隔を空けている。
【0007】特に、前記貫通孔には、水蒸気は透過させ
るが、水は透過させないフィルタを設けることが有効で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
自発光式視線誘導灯の要部の概略的断面図、図2は本発
明の実施の形態に係る自発光式視線誘導灯の要部の概略
的斜視図である。
【0009】本発明の実施の形態に係る自発光式視線誘
導灯は、上面111に貫通孔112が開設された筒状の
本体100と、前記貫通孔112に取り付けられるフィ
ルタ200と、前記本体100の上方に内蔵される発光
部300と、前記本体100の上面111に所定の間隔
を空けて取り付けられた保護カバー400とを備えてお
り、前記保護カバー400の縁部には下方に垂下する垂
下部410が設けられており、前記垂下部410は本体
100の側面114(後述する透光フード110の側面
114)との間に所定の間隔を空けており、前記フィル
タ200は、水蒸気は透過させるが、水は透過させない
素材から構成されている。
【0010】前記本体100は、例えば長さ2mの筒体
である。この本体の下方は、内蔵する発光部300への
給電ライン(図示省略)の導入のために開放されてい
る。また、この本体100は、上部の透光フード110
と、この透光フード110が取り付けられるポール12
0とから構成されている。
【0011】前記透光フード110は、発光部300が
収納される部分であって、透光性を有する素材から構成
されている。また、この透光フード110は、上面11
1に複数個(図面では4つ)の貫通孔112が開設され
ている。さらに、透光フード110の上面111の中央
には、雌ねじ(図示省略)が切られた突起部113が形
成されている。
【0012】一方、前記ポール120は、200mm毎
に上方から白色、緑色、白色、緑色、白色、緑色の順に
塗り分けられている。これは、積雪の深さのチェックの
ためである。なお、前記透光フード110は、このポー
ル120に着脱可能になっている。
【0013】前記透光フード110の上面111に被せ
られる保護カバー400は、縁部に下方に垂下する垂下
部410が形成された円板である。かかる保護カバー4
00の内径は、透光フード110に取り付けた場合に、
透光フード110の側面114、すなわち本体100と
の側面との間に間隔を空けるために、透光フード110
の上面111の外径より大きく設定されている。また、
この保護カバー400には前記突起部113の雌ねじに
対応する孔420が開設されている。
【0014】かかる保護カバー400を透光フード11
0の上面にネジ(図示省略)で取り付けると、突起部1
13の高さ寸法に相当する分だけ、保護カバー400と
上面111との間に間隔が形成される。また、保護カバ
ー400の垂下部410と、透光フード110の側面1
14との間にも間隔が形成される。
【0015】前記上面111の貫通孔112には、水蒸
気は透過させるが、水は透過させない素材からなるフィ
ルタ200が設けられている。かかる素材としては、例
えば3M社製の『マイクロポーラスフィルムフィルタ
(商標)』がある。この『マイクロポーラスフィルムフ
ィルタ(商標)』は、特殊製法により製造された『マイ
クロポーラスフィルム(商標)』にドーナツ状のアクリ
ル系両面接着テープを組み合わせた防水フィルタであっ
て、空気透過性、防水性、防塵性等に優れた特性をもっ
ている。かかる素材からなるフィルタ200が貫通孔1
12に取り付けられるである。
【0016】前記発光部300は、複数個の緑色及び橙
色のLEDランプ310が実装されたプリント基板32
0と、このプリント基板320に構成された点灯回に接
続されたトランス330とを有している。そして、プリ
ント基板320の部分のみが透光フード110の内部に
位置するようになっている。
【0017】このように構成された自発光式視線誘導灯
であると、冬季に下端が除雪された雪で埋まり、その結
果、発光部300からの発熱で熱い上部と、雪で冷やさ
れた冷たい下部との間で対流が生じても、上部に移動し
た湿った空気は、貫通孔112を介して外部に放出され
る。よって、上部における結露は発生せず、結露に伴う
ほこりの付着による透過率の低下が生じない。
【0018】具体的には、本体100の外径が90mm
である場合、上面111に直径9mmの4つの貫通孔1
12を設けたところ、半年の実験で0.5%の透過率の
低下が確認された。一方、従来と同様に上面111に貫
通孔112を設けない場合には、半年の実験で2.0%
の透過率の低下が確認された。なお、透過率の低下は、
透光フード110の表面と裏面とを拭った状態での透過
率を100とした場合に、実験後の透光フード110の
表面を拭った状態での透過率を計測して算出した。
【0019】上述した実施の形態では、貫通孔112に
フィルタ200を設けたが、フィルタ200を設けない
ものでもよい。この場合には、半年の実験で1.0%の
透過率の低下が確認された。
【0020】また、上述した実施の形態では、フィルタ
200として、3M社製の『マイクロポーラスフィルム
フィルタ(商標)』を挙げたが、フィルタ200がこれ
に限定されることはない。例えば、デュポン社製の『ゴ
アテックス(商標)フィルタ』等の水蒸気は透過させる
が、水は透過させない素材であればよい。
【0021】さらに、発光部300のLEDランプ31
0は複数個の緑色及び橙色であるとしたが、これには限
定されることなく、他の色のLEDランプや他の光源を
用いてもよいことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る自発光式視線誘導灯は、上
面に貫通孔が開設された筒状の本体と、この本体の上方
に内蔵される発光部と、前記本体の上面に所定の間隔を
空けて取り付けられた保護カバーとを備えており、前記
保護カバーの縁部には下方に垂下する垂下部が設けられ
ており、前記垂下部は本体の側面との間に所定の間隔を
空けている。
【0023】かかる自発光式視線誘導灯であると、冬季
に下端が除雪された雪で埋まり、その結果、発光部から
の発熱で熱い上部と、雪で冷やされた冷たい下部との間
で対流が生じても、上部に移動した湿った空気は、貫通
孔を介して外部に放出される。よって、上部における結
露は発生せず、結露に伴うほこりの付着による透過率の
低下が生じない。また、結露に伴う断線、ショートも発
生しない。特に、保護カバーには垂下部が設けられてい
るため、横殴りの降雪があっても、貫通孔が雪で閉塞さ
れることはないので、常に確実な水蒸気の除去が可能に
なる。
【0024】また、前記貫通孔に水蒸気は透過させる
が、水は透過させないフィルタが設けられていると、た
とえ何らかの原因で水が上面と保護カバーとの間に侵入
しても、貫通孔から自発光式視線誘導灯の内部に水の侵
入は起こりえない。このため、貫通孔からの水の侵入に
よる透過率の低下や断線、ショート等は発生しない。
【0025】特に、この自発光式視線誘導灯は、本体の
下方が開放されている自発光式視線誘導灯に有効であ
る。すなわち、本体の下方が開放されていることによ
り、本体の内部で対流が水分を含んだ空気の対流が発生
するためである。ことを特徴とする請求項1又は2記載
の自発光式視線誘導灯。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自発光式視線誘導灯
の要部の概略的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る自発光式視線誘導灯
の要部の概略的斜視図である。
【符号の説明】
100 本体 111 上面 112 貫通孔 200 フィルタ 300 発光部 400 保護カバー 410 垂下部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に貫通孔が開設された筒状の本体
    と、この本体の上方に内蔵される発光部と、前記本体の
    上面に所定の間隔を空けて取り付けられた保護カバーと
    を具備しており、前記保護カバーの縁部には下方に垂下
    する垂下部が設けられており、前記垂下部は本体の側面
    との間に所定の間隔を空けていることを特徴とする自発
    光式視線誘導灯。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔には、水蒸気は透過させる
    が、水は透過させないフィルタが設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の自発光式視線誘導灯。
  3. 【請求項3】 前記本体は、下方が開放されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の自発光式視線誘導
    灯。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010248809A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Iwasaki Electric Co Ltd 視線誘導灯
KR101158511B1 (ko) * 2011-02-07 2012-06-20 쓰리로드주식회사 결로방지용 안내표지판
JP2013108268A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Cosmo Chemical Kk 自発光式視線誘導灯
JP2015204054A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 信号電材株式会社 交通信号灯器用カバー及び交通信号灯器

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