JP2003192475A - 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。 - Google Patents

家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。

Info

Publication number
JP2003192475A
JP2003192475A JP2001403282A JP2001403282A JP2003192475A JP 2003192475 A JP2003192475 A JP 2003192475A JP 2001403282 A JP2001403282 A JP 2001403282A JP 2001403282 A JP2001403282 A JP 2001403282A JP 2003192475 A JP2003192475 A JP 2003192475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer
sent
urine
fermentation tank
water content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001403282A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ito
勝弘 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001403282A priority Critical patent/JP2003192475A/ja
Publication of JP2003192475A publication Critical patent/JP2003192475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、家畜が排出する多様な糞尿を効率良
くシステム処理し、その有効利用ばかりか、省エネと完
璧な脱臭を図ることを目的としたもので、普通にコンポ
スト(堆肥)化するばかりか、乾燥肥料、炭化肥料のほ
か、最近注目されてきている炭化製品への有効利用を図
ったものである。 【解決手段】乾燥機11に投入した適正に混練された糞
尿は、乾燥バーナー15で、家畜糞尿を乾燥させ、一
方、脱臭バーナー13で脱臭し、水分60%に調整され
た乾燥物16とし、1次発酵槽、2次発酵槽20に送給
されて発酵処理され、養生室24を経由して、水分20
%程度のコンポスト25とする第1経路と、水分60%
に調整された乾燥物16を乾燥調整機26または炭化機
27へ送り、水分30%程度の乾燥物と水分3%程度の
炭化物とする第2経路と、第1経路で作られたコンポス
ト25の余剰を乾燥調整機26または炭化機27へ送
り、水分30%程度の乾燥物と水分3%程度の炭化物と
する第3経路と、を複合化した家畜糞尿の乾燥・発酵・
炭化による再利用システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家畜が排出する多
様な糞尿を効率良くシステム処理し、その有効利用ばか
りか、省エネと完璧な脱臭を図ることを目的としたもの
で、普通にコンポスト(堆肥)化するばかりか、乾燥肥
料、炭化肥料のほか、最近注目されてきている炭化製品
への有効利用を図ったものである。
【0002】炭化製品への有効利用としては、古くから
の農業用、ゴルフ場用、畜産用、調湿用ばかりか、緑化
用、園芸用にも用途が広がり、水処理用、鮮度保持用、
消臭用、炊飯用、寝具・枕用、融雪用、風呂用などに市
場が広がってきた。
【従来の技術】
【0003】従来、家畜糞尿処理技術としては、大量処
理、安価処理、消臭処理、残渣腐敗臭除去などを目的に
していたが、燃焼効率を向上するために脱水や乾燥で水
分を除去したり、含水率の相違するものを分別したり、
炭化と脱臭を共用したりしていたが、いずれも非効率の
ものが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家畜糞尿処理技術とし
て、脱水や乾燥で水分を除去したり、含水率の相違する
ものを分別したり、大量処理、安価処理、消臭処理、残
渣腐敗臭除去などを目的に処理されていたが、焼却や乾
燥処理では、多量の燃料を必要とし、高コストになり、
資源の有効利用の点でも不十分であった。そのために、
家畜糞尿処理の経済的効率化を進めるとともに、資源の
有効利用をも効率良く図ることが最大の課題とされてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、家畜糞尿の有
効利用を図ることを目的とし、上記課題を解決するため
の手段として、図面に従って詳細に説明すると、図1
は、本発明の家畜糞尿乾燥・発酵・炭化システムの概略
図であって、第1経路について説明すると、家畜糞尿1
を直接受入装置8に、または必要に応じて家畜糞尿1を
糞2と尿3に分別して受入装置8に、それぞれ搬送し
て、家畜糞尿1、糞2、尿3を受入装置8に併設するア
ジテータ9を利用して使用目的に応じて適正に混練し、
投入装置10を介して乾燥機11に投入するが、糞尿の
分離が可能な牛、分離が不可能な豚、鶏などの糞尿処理
を効率的に行うようにするためのもので、糞2は貯留ホ
ッパー4、尿3は貯留タンク5に一時貯留しておき、作
業開始と同時に糞2は貯留ホッパー4から搬送コンベア
6を介し、また尿3は貯留タンク5から搬送ポンプ7を
介し、受入装置8に搬送し、作業開始とともに、投入装
置10を介して外熱キルン方式の乾燥機11に投入す
る。
【0006】乾燥機11に投入した適正に混練された糞
尿は、オイルタンク12より燃料が供給される乾燥バー
ナー15で、外熱キルン方式の乾燥機11内を温度上昇
させて家畜糞尿を乾燥させ、一方、オイルタンク12よ
り燃料が供給される脱臭バーナー13で脱臭炉14を8
00℃以上に保持し、乾燥機11内で発生する400℃
以上の排気ガスを脱臭炉14に送気し、約2秒間滞留さ
せて排熱を乾燥機11に還流させ、脱臭をして水分60
%に調整された乾燥物16とする。
【0007】脱臭処理された乾燥物16は、水分60%
に調整されて1次発酵槽17に送給され、発酵処理され
るが、乾燥機11内で発生する400℃以上の排気ガス
18を、外気送風機64で外気を添加する熱交換機19
を介して、1次発酵槽17、2次発酵槽20に送気し、
余剰排気ガスは、バグフィルター21を介し誘引ファン
22、排気筒23を経由して外部に放出され、乾燥物1
6は1次発酵槽17で発酵処理され、さらに、2次発酵
槽20に送給されて発酵処理され、水分35%に調整さ
れた養生室24を経由して水分20%のコンポスト25
とし、コンポスト出荷口25に送出するのが第1経路で
ある。
【0008】第2経路のシステムとしては、家畜糞尿1
を直接受入装置8に、または必要に応じて糞2と尿3に
分別して受入装置8に搬送して、受入装置8に併設する
アジテータ9を利用して適正に混練し、投入装置10を
介して乾燥機11に投入し、オイルタンク12より燃料
が供給される乾燥バーナー15で、外熱キルン方式の乾
燥機11内を温度上昇させて家畜糞尿を乾燥させ、一
方、オイルタンク12より燃料が供給される脱臭バーナ
ー13で脱臭炉14を800℃以上に保持し、乾燥機1
1内で発生する400℃以上の排気ガスを脱臭炉14に
送気し、約2秒間滞留させて排熱を乾燥機11に還流さ
せ、脱臭をして水分60%に調整された乾燥物16とす
る。
【0009】水分60%程度に調整した乾燥物16は、
乾燥調整機26または炭化機27へ送り、乾燥調整機2
6または炭化機27で発生した排気ガスを脱臭炉28に
送気し、脱臭した排熱を乾燥調整機26または炭化機2
7に還流させて脱臭をし、水分30%程度の乾燥物と、
水分3%程度の炭化物とし、乾燥肥料、炭化肥料または
炭化製品化し、製品出荷口に送出するものである。
【0010】第3経路のシステムとしては、家畜糞尿1
を直接受入装置8に、または必要に応じて糞2と尿3に
分別し、糞は貯留ホッパー4、尿は貯留タンク5に貯留
し、作業開始と同時に、糞は貯留ホッパー4から搬送コ
ンベア6を介し、尿は貯留タンク5から搬送ポンプ7を
介して受入装置8にそれぞれ搬送して混合し、該受入装
置8に併設するアジテータ9を利用し、使用目的に応じ
て糞と尿を適正に混練した後、投入装置10を介して乾
燥機11に投入し、オイルタンク12より燃料が供給さ
れる乾燥バーナー15で、外熱キルン方式の乾燥機11
内を温度上昇させて家畜糞尿を乾燥させ、一方、オイル
タンク12より燃料が供給される脱臭バーナー13で、
脱臭炉14を800℃以上に保持し、乾燥機11内で発
生する400℃以上の排気ガスを脱臭炉14に送気し、
約2秒間滞留させて脱臭し、排熱を乾燥機11に還流さ
せ、水分60%程度に調整した乾燥物16とし、脱臭と
排気ガス処理した乾燥物16は1次発酵槽17へ送給し
て発酵処理し、さらに、2次発酵槽20へ送給して発酵
処理し、1次発酵槽17と2次発酵槽20で発生する臭
気は、脱臭炉28に送給されて脱臭され、水分35%程
度に調整される養生室24に送給され、ついで、水分2
0%程度のコンポスト25とする第1経路で作られるコ
ンポスト25の余剰物を、乾燥調整機26または炭化機
27へ送り、乾燥調整機26または炭化機27で発生し
た排気ガスは脱臭炉28に送気し、脱臭した排熱を乾燥
調整機26または炭化機27に還流させて脱臭をし、乾
燥調整機26、または炭化機27で、水分30%程度の
乾燥物と水分3%程度の炭化物とし、一方、乾燥調整機
26、または炭化機27内で発生した400℃以上の排
気ガスを1次発酵槽17、2次発酵槽20に送気する構
成とした乾燥肥料、炭化肥料または炭化製品化し、製品
出荷口65に送出するものである。
【0011】図2は、乾燥機と脱臭炉の関連図であっ
て、家畜糞尿1、または分別された糞2と尿3を、乾燥
機11に併設される投入装置29の投入口30に投入す
ると、投入用駆動機31の駆動によりスパイラル状に回
動する回動軸32によって、乾燥機11のドラム33に
送給されるが、乾燥機11を耐火材の外熱キルン方式と
したのは、900℃以上に達する脱臭炉14は、蒸気入
口39から導入された蒸気によって脱臭され、脱臭炉1
4内の高温排熱を、排ガス排出口35を介し、外筒34
に通して家畜糞尿を熱分解させ、450℃前後で有機物
を分解させるようにしている。
【0012】乾燥機11に内装されるドラム33は、糞
尿投入のための投入装置29側に設けたドラム受けロー
ラー36と支持装置37、乾燥物排出口42側に設けた
ドラム受けローラー40と支持装置41で固定され、ド
ラム駆動機38によって回転駆動するようになってい
る。
【0013】図3は、乾燥調整機・炭化炉の断面図であ
って、乾燥調整機26、炭化炉27のうち、炭化炉27
について説明すると、炭化炉44に併設される投入装置
43の投入口45に投入された乾燥物は、投入用駆動機
46の駆動によりスパイラル状に回動する回動軸47に
よって、炭化炉44のドラム48に送出されるが、ドラ
ム48は、耐火材の外筒55で保持され、投入装置43
側に設けたドラム受けローラー49と支持装置50、乾
燥物排出口51側に設けたドラム受けローラー52と支
持装置53で固定されており、ドラム駆動機54によっ
て回転駆動するようになっている。
【0014】炭化炉44を外熱キルン方式としたのは、
900℃以上に達する脱臭炉28は1次発酵槽17、2
次発酵槽20から導入された臭気と炭化炉44から送り
込まれる排気ガスの臭気とを脱臭し、脱臭炉28内の高
温排熱を、外熱キルン48の外側の外筒55に通して乾
燥物16を熱分解させ、450℃前後で有機物を分解
し、炭化肥料を製造し、さらに炭化製品を製造するよう
にしているが、ドラム駆動機54によって回転駆動する
ようになっていることから、炭化肥料の製造や、炭化製
品の製造する炭化速度が早まってきている。
【0015】図4は、1次発酵槽17、2次発酵槽20
のフロー図であって、乾燥物投入口56に投入される乾
燥物16は、処理ゾーン57で攪拌されながら処理物経
路69をに従って処理物排出口62へと移動しながら発
酵を促進し、コンポスト67が作られるが、乾燥に必要
な熱風は、乾燥バーナー15から加熱部60に熱風が送
気され、熱風経路68を経由してエゼクターファン61
の駆動の助けを得ながら排気され、補助バーナー58に
より設定温度となるように自動制御され、制御運転され
ている。
【0016】処理ゾーン57で発生する臭気は、処理ゾ
ーン57の中間部のファン59と、処理ゾーン57の処
理物排出口62のファン63とで吸引されて、臭気経路
70を経由して加熱部60に送気され、脱臭され、エゼ
クターファン61が駆動して排気されるが、別に脱臭炉
を経由して脱臭することもある。
【0017】
【発明の効果】本発明による家畜糞尿乾燥・発酵・炭化
システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品
の製造方法によれば、家畜糞尿の処理に当たって、コン
ポストの提供、必要に応じての乾燥肥料、炭化肥料の生
産、さらに高付加価値の炭化製品のフレキシブル生産が
容易になった。
【0018】また、家畜糞尿乾燥・発酵・炭化システム
の作業に当たって、必要なエネルギーを有効に活用出来
るようになったばかりか、エネルギーのリサイクルを有
効に図ったもので、ローコストで家畜糞尿の乾燥・発酵
・炭化が経路の複合化によって設備の有効利用が図られ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用
システムの概略図。
【図 2】 乾燥機と脱臭炉の関連図。
【図 3】 乾燥調整機・炭化炉の断面図。
【図 4】 1次発酵槽、2次発酵槽のフロー図。
【符号の説明】
1:家畜糞尿 2:糞 3:
尿 4:貯留ホッパー 5:貯留タンク 6:
搬送コンベア 7:搬送ポンプ 8:受入装置 9:
アジテータ 10:投入装置 11:乾 燥 機 1
2:オイルタンク 13:脱臭バーナー 14:脱 臭 炉 1
5:乾燥バーナー 16:乾 燥 物 17:1次発酵槽 1
8:排気ガス 19:熱交換機 20:2次発酵槽 2
1:バグフィルター 22:誘引ファン 23:排 気 筒 2
4:養 生 室 25:コンポスト出荷口 26:乾燥調整機 2
7:炭 化 機 28:脱 臭 炉 29:投入装置 3
0:投 入 口 31:投入用駆動機 32:回 動 軸 3
3:外熱キルン 34:外 筒 35:排ガス排出口 3
6:ドラム受けローラー 37:支持装置 38:ドラム駆動機 3
9:蒸気入口 40:ドラム受けローラー 41:支持装置 4
2:乾燥物排出口 43:投入装置 44:炭 化 炉 4
5:投 入 口 46:投入用駆動機 47:回 動 軸 4
8:外熱キルン 49:ドラム受けローラー 50:支持装置 5
1:乾燥物排出口 52:ドラム受けローラー 53:支持装置 5
4:ドラム駆動機 55:外 筒 56:乾燥物投入口 5
7:処理ゾーン 58:補助バーナー 59:フ ァ ン 6
0:加 熱 部 61:エゼクターファン 62:処理物排出口 6
3:フ ァ ン 64:外気送風機 65:製品出荷口 6
6:出荷設備 67:コンポスト 68:熱風経路 6
9:処理物経路 70:臭気経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10B 53/00 C10B 53/00 A F26B 11/04 F26B 11/04 21/00 21/00 K Fターム(参考) 3L113 AA07 AB06 AC04 AC68 AC87 BA01 DA02 4D059 AA01 BA02 BA56 BB05 BD22 BF15 CA10 CA16 CB06 CB07 CC01 CC06 DA57 EB01 EB10 4H012 HA03 4H061 AA02 CC36 CC47 FF06 GG14 GG19 GG42 LL02 LL26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家畜糞尿、または必要に応じて分別された
    糞と尿を受入装置に搬送し、該受入装置に併設するアジ
    テータを利用し、使用目的に応じて適正に混練し、投入
    装置を介して乾燥機に投入して水分60%程度に乾燥さ
    れた乾燥物とし、乾燥中に発生する排気ガスは、併設し
    た脱臭炉で脱臭処理され、乾燥物は1次発酵槽に送給
    し、一方、乾燥機内で発生する排気ガスを熱交換機を介
    して1次発酵槽、2次発酵槽に温風として送気され、余
    剰の温風はバグフィルターを経由して誘引ファンにより
    排気筒で排出され、乾燥機内で水分60%程度に乾燥さ
    れた乾燥物は、1次発酵槽から2次発酵槽に送給され、
    さらに乾燥物は養生室に送給され、水分35%程度に調
    整され、さらに、水分20%程度のコンポストとし、コ
    ンポスト出荷口に送出する第1経路と、 家畜糞尿、または必要に応じて分別された糞と尿を受入
    装置に搬送し、該受入装置に併設するアジテータを利用
    して適正に混練し、投入装置を介して乾燥機に投入し
    て、水分60%程度に乾燥された乾燥物とし、乾燥中に
    発生する排気ガスは、併設した脱臭炉で脱臭処理され、
    乾燥物は乾燥調整機、または炭化機を経由し水分30%
    程度の乾燥肥料、炭化肥料、または水分3%程度の炭化
    製品とし、製品出荷口に送出する第2経路と、 家畜糞尿、または必要に応じて分別された糞と尿を受入
    装置に搬送し、該受入装置に併設するアジテータを利用
    し、使用目的に応じて適正に混練し、投入装置を介して
    乾燥機に投入して、水分60%程度に乾燥された乾燥物
    とし、乾燥中に発生する排気ガスは、併設した脱臭炉で
    脱臭処理され、乾燥物は1次発酵槽につづいて2次発酵
    槽に送給され、一方、乾燥機内で発生する400℃以上
    の排気ガスは、外気送風機で外気を送風しながら熱交換
    機を介して1次発酵槽、2次発酵槽に温風として送気さ
    れ、余剰の温風はバグフィルターを経由して誘引ファン
    により排気筒で排出され、乾燥機内で水分60%程度に
    乾燥された乾燥物は、さらに水分が35%程度に調整さ
    れた養生室を経由して水分20%程度のコンポストと
    し、コンポスト出荷口に送出する第1経路で作られるコ
    ンポスト2の余剰物を乾燥調整機または炭化機を経由し
    て水分30%程度の乾燥肥料、炭化肥料、または水分3
    %程度の炭化製品とし、製品出荷口に送出する第3経路
    と、を複合化して構成した家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化
    による再利用システム。
  2. 【請求項2】家畜糞尿を直接受入れ装置に、または必要
    に応じて糞と尿に分別し、糞は貯留ホッパー、尿は貯留
    タンクに貯留し、作業開始と同時に、糞は貯留ホッパー
    から搬送コンベアを介し、尿は貯留タンクから搬送ポン
    プを介して受入装置に、家畜糞尿、または、糞、尿それ
    ぞれを搬送して混合し、該受入装置に併設するアジテー
    タを利用し、家畜糞尿、または糞と尿を使用目的に応じ
    て適正に混練した後、投入装置を介して乾燥機に投入し
    て家畜糞尿を乾燥させ、オイルタンクより燃料が供給さ
    れる脱臭バーナーで、脱臭炉を800℃以上に保持し、
    乾燥機内で発生した400℃以上の排気ガスは脱臭炉に
    送気し、約2秒間滞留させて排気ガスを脱臭炉で脱臭し
    て排熱として再び乾燥機に送気し、水分60%程度に調
    整した乾燥物とし、一方、乾燥機内で発生した400℃
    以上の排気ガスは、外気送風機で外気を送風しながら熱
    交換機を介して1次発酵槽、2次発酵槽に温風として送
    気され、余剰の温風はバグフィルターを経由して誘引フ
    ァンにより排気筒で排出され、前記乾燥物は1次発酵
    槽、2次発酵槽を介して養生室へ送り、水分35%程度
    に調整し、さらに水分20%程度に保つようにしたコン
    ポストとし、コンポスト出荷口に送出することを特徴と
    する家畜糞尿を乾燥機に投入し、発酵槽を経由してコン
    ポスト化する第1経路によるコンポストの製造方法。
  3. 【請求項3】家畜糞尿を直接受入れ装置に、または必要
    に応じて糞と尿に分別し、糞は貯留ホッパー、尿は貯留
    タンクに貯留し、作業開始と同時に、糞は貯留ホッパー
    から搬送コンベアを介し、尿は貯留タンクから搬送ポン
    プを介して受入装置に、家畜糞尿、または、糞、尿それ
    ぞれを搬送して混合し、該受入装置に併設するアジテー
    タを利用し、家畜糞尿、または糞と尿を使用目的に応じ
    て適正に混練した後、投入装置を介して乾燥機に投入
    し、オイルタンクより燃料が供給される乾燥バーナー
    で、家畜糞尿を乾燥させ、オイルタンクより燃料が供給
    される脱臭バーナーで、脱臭炉を800℃以上に保持
    し、乾燥機内で発生した400℃以上の排気ガスは脱臭
    炉に送気され、排気ガスを脱臭炉に約2秒間滞留させて
    脱臭し、排熱として再び乾燥機に送気し、水分60%程
    度に調整した乾燥物とし、脱臭された乾燥物を乾燥調整
    機または炭化機へ送給し、乾燥調整機または炭化機で発
    生した400℃以上の排気ガスを1次発酵槽、2次発酵
    槽に送気するほか、排気ガスを脱臭炉に送気し、脱臭し
    排熱として再び乾燥調整機または炭化機へ送給し、水分
    30%程度の乾燥物、あるいは水分3%程度の炭化物と
    し、製品出荷口に送出することを特徴とする家畜糞尿を
    乾燥機に投入し、乾燥調整機、または炭化機を経由して
    乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品化する第2経路による乾
    燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。
  4. 【請求項4】家畜糞尿を直接受入れ装置に、または必要
    に応じて糞と尿に分別し、糞は貯留ホッパー、尿は貯留
    タンクに貯留し、作業開始と同時に、糞は貯留ホッパー
    から搬送コンベアを介し、尿は貯留タンクから搬送ポン
    プを介して受入装置に、家畜糞尿、または、糞、尿それ
    ぞれを搬送して混合し、該受入装置に併設するアジテー
    タを利用し、使用目的に応じて糞と尿を適正に混練した
    後、投入装置を介して乾燥機に投入し、オイルタンクよ
    り燃料が供給される乾燥バーナーで、家畜糞尿を乾燥さ
    せ、オイルタンクより燃料が供給される脱臭バーナー
    で、脱臭炉を800℃以上に保持し、乾燥機内で発生し
    た400℃以上の排気ガスは脱臭炉に送気され、排気ガ
    スを脱臭炉に約2秒間滞留させて脱臭し、排熱として再
    び乾燥機に送気し、水分60%程度に調整した乾燥物と
    し、一方、乾燥機内で発生した400℃以上の排気ガス
    は、外気送風機で外気を送風しながら熱交換機を介して
    1次発酵槽、2次発酵槽に温風として送気し、余剰の温
    風はバグフィルターを経由して誘引ファンにより排気筒
    で排出され、前記乾燥物は1次発酵槽に送給し、つづい
    て2次発酵槽に送給され、さらに、養生室へ送り、水分
    35%程度に調整された養生室を経由して水分20%程
    度のコンポストとし、コンポスト出荷口に送出する第1
    経路で作られるコンポストの余剰物を、脱臭しながら排
    気ガス処理する乾燥調整機に投入し、水分30%程度の
    乾燥肥料、または炭化機に投入し、水分3%程度の炭化
    物とする第3経路による炭化肥料、炭化製品の製造方
    法。
JP2001403282A 2001-12-25 2001-12-25 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。 Pending JP2003192475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001403282A JP2003192475A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001403282A JP2003192475A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003192475A true JP2003192475A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27605925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001403282A Pending JP2003192475A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003192475A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312618B1 (ko) * 2012-06-20 2013-09-30 (주) 동명기계 배기가스를 반응조에 공급하는 유기성 폐기물의 자원화 처리방법 및 이로부터 제조된 탄화된 연료 또는 비료
WO2017188461A1 (ko) * 2016-04-25 2017-11-02 김우현 유기성 비료의 제조장치
KR20230034735A (ko) 2021-09-03 2023-03-10 농업회사법인 합자회사 횡성유기농산 토양 개량 성분이 포함된 유기질 비료의 제조방법 및 이로부터 제조된 유기질 비료

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312618B1 (ko) * 2012-06-20 2013-09-30 (주) 동명기계 배기가스를 반응조에 공급하는 유기성 폐기물의 자원화 처리방법 및 이로부터 제조된 탄화된 연료 또는 비료
WO2017188461A1 (ko) * 2016-04-25 2017-11-02 김우현 유기성 비료의 제조장치
KR20230034735A (ko) 2021-09-03 2023-03-10 농업회사법인 합자회사 횡성유기농산 토양 개량 성분이 포함된 유기질 비료의 제조방법 및 이로부터 제조된 유기질 비료

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7891114B2 (en) Biomass converters and processes
KR101276399B1 (ko) 축인분을 이용한 유기질 비료의 제조장치
JP2010168542A (ja) 家畜糞からの燃料と敷料と肥料への製造システムとその製造装置
CN107253867A (zh) 一种快速型猪粪脱水烘干机
JPH0947747A (ja) 有機性廃棄物の高速真空乾燥発酵方法及びその装置
JP2009167063A (ja) 有機廃棄物の堆肥化処理方法およびその装置
KR100282014B1 (ko) 유기성 폐기물 및 농축산 부산물을 이용한 퇴비화 및 사료화를위한 혼합 건조 장치.
JP4642197B2 (ja) 発酵処理装置、セメント製造用原燃料製造設備およびセメント製造工場
JP2003192475A (ja) 家畜糞尿の乾燥・発酵・炭化による再利用システムとコンポスト、乾燥肥料、炭化肥料、炭化製品の製造方法。
JP3592622B2 (ja) 有機性廃棄物を原料とするカリ成分を含有する炭化肥料の製造方法
KR100798818B1 (ko) 가축분뇨를 이용한 퇴비제조장치.
KR102487763B1 (ko) 저압 가열 증발식 분뇨 처리 장치 및 방법
JP2001191059A (ja) 発酵処理方法およびセメント製造方法
JP3693910B2 (ja) 有機性廃棄物からの炭化生成物の製造方法
JP2004113911A (ja) 有機廃棄物処理方法及び処理装置
JP4146611B2 (ja) ヒーティングミキサー
KR200330139Y1 (ko) 음식쓰레기의 발효건조 장치
KR0185256B1 (ko) 열 절약형 회전식 퇴비 건조발효장치
KR102462972B1 (ko) 축분을 이용한 친환경 비료제조 방법
KR20200061150A (ko) 유기성 폐기물의 밀폐형 순환 건조화 방법 및 건조 장치
KR102462970B1 (ko) 축분을 이용한 친환경 비료제조 장치
CN114195562B (zh) 一种无菌剂添加的易腐垃圾生物干化促腐熟处理工艺
JP2004202413A (ja) 有機性廃棄物の再資源化処理方法及びその装置
KR20230124115A (ko) 유기성 폐기물을 이용한 리사이클 자원화시스템
KR20120087399A (ko) 유기성 폐기물의 건조장치 및 이를 이용한 가스 연료 난방 시스템