JP2003189563A - Z−θアクチュエータ - Google Patents

Z−θアクチュエータ

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JP2003189563A
JP2003189563A JP2001383354A JP2001383354A JP2003189563A JP 2003189563 A JP2003189563 A JP 2003189563A JP 2001383354 A JP2001383354 A JP 2001383354A JP 2001383354 A JP2001383354 A JP 2001383354A JP 2003189563 A JP2003189563 A JP 2003189563A
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JP
Japan
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actuator
driving element
driven element
driven
magnetic poles
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Pending
Application number
JP2001383354A
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English (en)
Inventor
Terumi Toufun
照実 藤墳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Z−θアクチュエータにおいて、小型かつ軽
量であって、かつ、高い推力を発揮できるものを提供す
ること。 【解決手段】 筒状の固定部分(A)と運動部分(B)
とから構成される。固定部分は、軸方向に配列した少な
くとも3個のリング状のヨーク(11,12,13)と
励磁コイル(16,17)とからなるZ方向駆動素子
(1)、および半径方向に配列したm個(mは3以上の
整数)のヨーク(21,22,23)と励磁コイル(2
6,27,28)とからなるθ方向駆動素子(2)を有
する。運動部分は、軸(3)上に隣接して、Z方向駆動
素子に対応する少なくとも2個のリング状の永久磁石の
磁極(41,42)をもつZ方向被駆動素子(4)、お
よびθ方向駆動素子に対応するn個(nは2以上の偶
数)の永久磁石の磁極(51,52,53,54)をも
つθ方向被駆動素子(5)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Z−θアクチュエ
ータに関する。このアクチュエータは、各種のバルブの
開閉や、半導体部品製造装置の自動マウンターの操作な
どに好適である。
【0002】
【従来の技術】ある範囲内での軸方向の往復動と、軸を
中心とする回転運動とを行なうZ−θアクチュエータ
は、リニアモータと回転モータとを有するが、従来のア
クチュエータは、これら2種のモータを個別に用意し、
組み合わせて構成していた。そのため、リニアモータが
回転モータを背負う形となり、ある程度大きな形状とな
ることが避けられず、また、軸方向の往復動に余分な推
力を必要としていた。構造によっては、軸方向の往復動
の範囲内で、配線が動く必要がある。このような構造
は、耐久性の観点から好ましくないことはもちろんであ
る。
【0003】Z−θアクチュエータに要求される特性の
ひとつである、応答性を高めることを目的として、回転
モータが回転するときはリニアモータ用の移動子は回転
動作による影響を受けず、リニアモータが直線移動する
ときは回転用モータの回転子は直線移動動作の影響を受
けないような構造を選んだ改良が提案された(特開平6
−303737)。しかし、この構造においても、上記
した諸問題は解消していない。
【0004】Z−θアクチュエータの軸方向の往復動
は、通常ソレノイド方式によっているが、可動磁石(M
M)方式を採用すれば、より高速で、高い推力を与える
動作が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Z−
θアクチュエータにおいて、回転駆動を受ける部分と直
線駆動を受ける部分とを一体化して運動部分を小型かつ
軽量なものとし、それによって高速の動作と高い応答性
を実現し、全体として小型の形状を可能にし、あわせて
可動磁石方式を取り入れることによって、高い推力を発
揮できるものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のZ−θアクチュエータは、図1ないし図3に示す
ように、筒状の固定部分(A)と、その内部に配置され
Z−θ方向に運動する運動部分(B)とから構成され、
固定部分(A)は、軸方向に配列した少なくとも3個の
リング状のヨーク(11,12,13)とそれらを励磁
するためのコイル(16,17)とからなる電磁石であ
るZ方向駆動素子(1)、および半径方向に配列したm
個(mは3以上の整数)のヨーク(21,22,23)
とそれらを励磁するためのコイル(26,27,28)
とからなる電磁石であるθ方向駆動素子(2)を有し、
運動部分(B)は、軸(3)上に隣接して、上記Z方向
駆動素子に対応する少なくとも2個のリング状の磁極
(41,42)をもつ永久磁石であるZ方向被駆動素子
(4)、および上記θ方向駆動素子に対応するn個(n
は2以上の偶数)の磁極(51,52,53,54)を
もつ永久磁石であるθ方向被駆動素子(5)を有するこ
とを特徴とする。各図において、符号(6)は軸受け、
(7)は全体を収容する容器を表す。
【0007】
【発明の実施形態】半発明のZ−θアクチュエータに
は、以下に述べるような、さまざまな変更態様が可能で
ある。まず、固定部分のθ方向駆動素子(2)は、基本
的な態様では、θ方向被駆動素子(5)の軸方向のスト
ロークをカバーする長さをもつ、一組の半径方向に配列
された電磁石からなるが、θ方向の駆動力が全ストロー
クにおいて均等に必要であるとは限らない。たとえば、
Z方向の往復動の両端においてのみ、回転駆動できれば
よいことがある。その場合は、図4に示すように、θ方
向駆動素子(2)を2個またはそれ以上の部分に分割
し、ストロークの両端の位置をθ方向被駆動素子(5)
が占めたときに、必要な駆動力を、θ方向駆動素子を構
成する各部分が発揮するように構成すれば足りる。
【0008】Z方向の往復動の両端だけで回転駆動でき
ればよい態様においても、必要な駆動力がことなること
もあろう。そのばあいは、もちろん、分割されたθ方向
被駆動素子の各部の能力を、それに応じて設計すること
が推奨される。このような変更態様においては、軸のZ
方向の移動量を測定するセンサーを設けるなどして、θ
方向被駆動素子が現に存在する位置を検知し、必要な時
期にθ方向被駆動素子に電力を供給するように構成する
ことが好ましい。
【0009】場合によっては、さらに、θ方向駆動素子
がストロークの特定の部分でだけ駆動力を発揮すればよ
いこともある。そのような場合は、θ方向駆動素子
(2)がストロークの一部分の長さしかもたず、θ方向
被駆動素子(5)が駆動を受ける必要のある部分にだけ
存在する構造であってもよい。
【0010】そのほか、本発明のZ−θアクチュエータ
に対しては、各種のセンサーおよび電流制御装置を付加
して、推力、回転速度、回転角度あるいはトルクなどを
制御可能にした態様があり得ることはいうまでもない。
Z方向の駆動素子−被駆動素子の組と、θ方向の駆動素
子−被駆動素子の組との間隔は、電気的・磁気的な干渉
がない限り、近接させることができるが、電気的な干渉
に対しては、必要によりシールドを設けて、これを防止
することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明のZ−θアクチュエータは、Z方
向の被駆動素子とθ方向の被駆動素子とが、ともに回転
体形状の永久磁石であり、それらを1本の軸上に近接し
て設けた構造であるから、直径も長さも、従来品より小
さくすることが可能である。この構造はまた、高速の動
作を可能にする。永久磁石としては、希土類磁石に強力
なものがあり、よりよいものが開発されつつあるから、
それらから適切なものを選択することにより、アクチュ
エータに対する小型化、軽量化および強力化の要請に応
えることが容易である。
【0012】θ方向の駆動すなわち回転駆動を、Z方向
のストローク全域にわたって均一に行なわなくてよい場
合、本発明はそれに適した構造を提供できる。そうした
態様においては、より効率的なZ−θアクチュエータが
実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のZ−θアクチュエータの基本的な態
様について、その構造を示す縦断面図。
【図2】 図1のI−I部分の断面図。
【図3】 図1のII−II部分の断面図。
【図4】 本発明のZ−θアクチュエータの変更態様に
ついて、その構造を示す一部の縦断面図。
【符号の説明】
A 固定部分 B 運動部分 1 Z方向駆動素子 11,12,13 リング状のヨーク 16,17 コイル 2 θ方向駆動素子 21,22,23 半径方向のヨーク 26,27,28 コイル 3 軸 4 Z方向被駆動素子 41,42 リング状の磁極 5 θ方向被駆動素子 51,52,53,54 半径方向の磁極 6 軸受け 7 容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の固定部分と、その内部に配置され
    Z−θ方向に運動する運動部分とから構成され、固定部
    分は、軸方向に配列した少なくとも3個のリング状のヨ
    ークとそれらを励磁するためのコイルとからなる電磁石
    であるZ方向駆動素子、および半径方向に配列したm個
    (mは3以上の整数)のヨークとそれらを励磁するため
    のコイルとからなる電磁石であるθ方向駆動素子を有
    し、運動部分は、軸上に隣接して、上記Z方向駆動素子
    に対応する少なくとも2個のリング状の磁極をもつ永久
    磁石であるZ方向被駆動素子、および上記θ方向駆動素
    子に対応するn個(nは2以上の偶数)の磁極をもつ永
    久磁石であるθ方向被駆動素子を有することを特徴とす
    るZ−θアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 固定部分のθ方向駆動素子が2個または
    それ以上の部分に分割されていて、それぞれの対応する
    位置をθ方向被駆動素子が占めたときに必要な駆動力
    を、θ方向駆動素子の各部分が発揮するように構成した
    請求項1のZ−θアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 θ方向駆動素子がZ方向ストロークの一
    部分の長さしかもたず、θ方向被駆動素子が駆動を受け
    る必要のある部分にだけ存在する、請求項1のZ−θア
    クチュエータ。
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