JP2003188899A - ゲートウェイ、通信システム及びサーバアクセス方法 - Google Patents

ゲートウェイ、通信システム及びサーバアクセス方法

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JP2003188899A
JP2003188899A JP2001381999A JP2001381999A JP2003188899A JP 2003188899 A JP2003188899 A JP 2003188899A JP 2001381999 A JP2001381999 A JP 2001381999A JP 2001381999 A JP2001381999 A JP 2001381999A JP 2003188899 A JP2003188899 A JP 2003188899A
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address
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gateway
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JP2001381999A
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Tomohisa Yamaguchi
智久 山口
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前回クライアント5がサーバ2にアクセスし
たのち、サーバ2がネットワーク1に再接続されて新た
なIPアドレスが割り当てられていると、DNSデータ
ベース7aに格納されているIPアドレスを取得して
も、サーバ2にアクセスすることができなくなる課題が
あった。 【解決手段】 サーバ12に対してIPアドレスが動的
に割り当てられると、そのIPアドレスの登録を受け付
ける一方、クライアント15によりアクセスされてホス
ト名が与えられると、そのホスト名を有するサーバ12
のIPアドレスを検索してサーバ12にアクセスし、そ
のサーバ12とクライアント15間の通信を確立するプ
ロキシゲートウェイ14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに
アクセスする毎にIPアドレスが動的に割り当てられる
サーバとクライアント間の通信を確立するゲートウェ
イ、通信システム及びサーバアクセス方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常、サーバへのアクセスは、IPアド
レス又はホスト名を用いて行うが、例えば、サーバがダ
イアルアップ接続によってネットワークに接続するよう
な場合、サーバのIPアドレスは基本的にはダイアルア
ップする毎に変化する。したがって、サーバの再起動や
再接続があった場合には、サーバのIPアドレスが他の
ホストのIPアドレスに変更されている可能性があるた
め、サーバにアクセスすることができない。一方、ホス
ト名によるアクセスでは、特開2000−341325
公報に開示されているようなダイナミック・ドメイン・
ネーム・サービスサーバ(以下、ダイナミックDNSサ
ーバという)を利用して、サーバにアクセスすることが
できる。
【0003】図5は従来の通信システムを示す構成図で
あり、図において、1はインターネットなどのネットワ
ーク、2はネットワーク1にアクセスする毎にIPアド
レスが動的に割り当てられるサーバ、3はサーバ2がネ
ットワーク1にアクセスする際にIPアドレスを動的に
割り当てるダイアルアップルータ、4はサーバ2に割り
当てられたIPアドレスをサーバ2のホスト名と一緒に
DNSデータベース4aに登録するダイナミックDNS
サーバである。
【0004】5はユーザが使用するクライアント、6は
クライアント5がネットワーク1にアクセスする際にI
Pアドレスを動的に割り当てるダイアルアップルータ、
7はクライアント5からアクセスされてサーバ2のホス
ト名が与えられると、ダイナミックDNSサーバ4をア
クセスして当該ホスト名を与えることにより、ダイナミ
ックDNSサーバ4からサーバ2のIPアドレスを収集
して、そのIPアドレスをクライアント5に提供するD
NSサーバである。
【0005】次に動作について説明する。サーバ2は、
ネットワーク1にアクセスする毎に、ダイアルアップル
ータ3によって新たなIPアドレスが動的に割り当てら
れるので、新たなIPアドレスが割り当てられると、そ
のIPアドレスと自己のホスト名をダイナミックDNS
サーバ4に送信する。ダイナミックDNSサーバ4は、
サーバ2からIPアドレスとホスト名を受けると、その
IPアドレスとホスト名を対にしてDNSデータベース
4aに登録する。
【0006】一方、クライアント5を使用するユーザが
サーバ2に対するアクセスを希望する場合、ユーザがク
ライアント5を操作して、予めクライアント5に登録さ
れているIPアドレスのDNSサーバ7にアクセスし、
そのDNSサーバ7に対してサーバ2のホスト名を与え
て、サーバ2のIPアドレスを要求する。
【0007】DNSサーバ7は、サーバ2のIPアドレ
スの要求を受けると、クライアント5から与えられたホ
スト名をキーにして、DNSデータベース7a内にサー
バ2のIPアドレスが格納されているか否かを調査す
る。DNSデータベース7a内にサーバ2のIPアドレ
スが格納されていれば、サーバ2のIPアドレスをクラ
イアント5に送信するが、サーバ2のIPアドレスが格
納されていなければ、ダイナミックDNSサーバ4にア
クセスし、そのダイナミックDNSサーバ4に対してサ
ーバ2のホスト名を与えて、サーバ2のIPアドレスを
要求する。ただし、DNSサーバ7が直接的にダイナミ
ックDNSサーバ4にアクセスできることは稀であり、
リンクが張られている他の多くのDNSサーバ(図示せ
ず)を介してダイナミックDNSサーバ4にアクセスす
ることになる。
【0008】ダイナミックDNSサーバ4は、サーバ2
のIPアドレスの要求を受けると、DNSサーバ7から
与えられたホスト名をキーにして、DNSデータベース
4a内にサーバ2のIPアドレスが格納されているか否
かを調査する。上述したように、DNSデータベース4
aには、サーバ2のIPアドレスが格納されているの
で、サーバ2のIPアドレスをDNSサーバ7に送信す
る。
【0009】DNSサーバ7は、ダイナミックDNSサ
ーバ4からサーバ2のIPアドレスを受けると、サーバ
2のIPアドレスをDNSデータベース7aに格納する
とともに、サーバ2のIPアドレスをクライアント5に
送信する。クライアント5は、DNSサーバ7からサー
バ2のIPアドレスを受けると、そのIPアドレスを用
いてサーバ2にアクセスすることが可能になる。
【0010】なお、クライアント5がサーバ2に対する
アクセスの完了後に、再度のアクセスを希望する場合に
は、上記と同様の手順によりサーバ2のIPアドレスを
取得するが、再度のアクセス時には、DNSサーバ7の
DNSデータベース7a内には既にサーバ2のIPアド
レスが格納されているので、DNSサーバ7がダイナミ
ックDNSサーバ4に対してIPアドレスの要求を行う
ことなく、クライアント5がサーバ2のIPアドレスを
取得することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信システムは
以上のように構成されているので、再度のアクセス時に
は、DNSサーバ7がダイナミックDNSサーバ4に対
してIPアドレスの要求を行うことなく、クライアント
5がサーバ2のIPアドレスを取得することができる。
しかし、前回クライアント5がサーバ2にアクセスした
のち、サーバ2がネットワーク1に再接続されて新たな
IPアドレスが割り当てられていると、DNSデータベ
ース7aに格納されているIPアドレスを取得しても、
サーバ2にアクセスすることができなくなる課題があっ
た。なお、このような場合、DNSサーバ7がクライア
ント5からアクセスできない旨の通知を受ければ、あら
ためてサーバ2のIPアドレスを収集することができる
が、クライアント5がサーバ2へアクセスできるように
なるまでには長時間を要することになる。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サーバがネットワークに再接続さ
れて新たなIPアドレスが割り当てられても、速やかに
クライアントがサーバにアクセスすることができるゲー
トウェイ、通信システム及びサーバアクセス方法を得る
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るゲートウ
ェイは、クライアントによりアクセスされてホスト名が
与えられると、登録手段に登録されているIPアドレス
の中から、そのホスト名を有するサーバのIPアドレス
を検索するアドレス検索手段と、そのアドレス検索手段
により検索されたIPアドレスを利用してサーバにアク
セスし、そのサーバとクライアント間の通信を確立する
通信確立手段とを設けたものである。
【0014】この発明に係る通信システムは、サーバに
対してIPアドレスが動的に割り当てられると、そのI
Pアドレスの登録を受け付ける一方、クライアントによ
りアクセスされてホスト名が与えられると、そのホスト
名を有するサーバのIPアドレスを検索してサーバにア
クセスし、そのサーバとクライアント間の通信を確立す
るゲートウェイを設けたものである。
【0015】この発明に係る通信システムは、クライア
ントがゲートウェイにアクセスする際、ゲートウェイの
固定IPアドレスを格納しているDNSサーバに対して
IPアドレスの送信要求を出力して、そのDNSサーバ
からゲートウェイの固定IPアドレスを収集するように
したものである。
【0016】この発明に係る通信システムは、DNSサ
ーバがゲートウェイの固定IPアドレスをキャッシュに
格納するようにしたものである。
【0017】この発明に係る通信システムは、ゲートウ
ェイがサーバとクライアント間の通信を確立する際、ア
クセスのフィルタリングを実施するようにしたものであ
る。
【0018】この発明に係る通信システムは、クライア
ントが特定の通信ポートを利用する場合に限り、サーバ
とクライアント間の通信を確立するようにしたものであ
る。
【0019】この発明に係る通信システムは、クライア
ントのIPアドレスが不正なアドレスでない場合に限
り、サーバとクライアント間の通信を確立するようにし
たものである。
【0020】この発明に係る通信システムは、クライア
ントによるHTTPリクエストに不正な内容が含まれて
いない場合に限り、サーバとクライアント間の通信を確
立するようにしたものである。
【0021】この発明に係る通信システムは、クライア
ントがWEBブラウザを搭載するようにしたものであ
る。
【0022】この発明に係る通信システムは、クライア
ントがHTTPを利用してサーバと通信を行うようにし
たものである。
【0023】この発明に係る通信システムは、クライア
ントがFTPを利用してサーバと通信を行うようにした
ものである。
【0024】この発明に係るサーバアクセス方法は、サ
ーバがネットワークにアクセスする毎に、そのサーバに
対して動的に割り当てられるIPアドレスの登録を受け
付ける一方、クライアントによりアクセスされてホスト
名が与えられると、そのホスト名を有するサーバのIP
アドレスを検索してサーバにアクセスし、そのサーバと
クライアント間の通信を確立するようにしたものであ
る。
【0025】この発明に係るサーバアクセス方法は、ク
ライアントがゲートウェイにアクセスする際、ゲートウ
ェイの固定IPアドレスを格納しているDNSサーバに
対してIPアドレスの送信要求を出力して、そのDNS
サーバからゲートウェイの固定IPアドレスを収集する
ようにしたものである。
【0026】この発明に係るサーバアクセス方法は、ゲ
ートウェイの固定IPアドレスをDNSサーバのキャッ
シュに格納するようにしたものである。
【0027】この発明に係るサーバアクセス方法は、ゲ
ートウェイがサーバとクライアント間の通信を確立する
際、アクセスのフィルタリングを実施するようにしたも
のである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による通
信システムを示す構成図であり、図において、11はイ
ンターネットなどのネットワーク、12はネットワーク
11にアクセスする毎にIPアドレスが動的に割り当て
られるサーバ、13はサーバ12がネットワーク11に
アクセスする際にIPアドレスを動的に割り当てるダイ
アルアップルータである。
【0029】14はサーバ12がネットワーク11にア
クセスする毎に、そのサーバ12に対して動的に割り当
てられるIPアドレスの登録を受け付けて、そのIPア
ドレスをサーバ12のホスト名と一緒にサーバ用データ
ベース14aに格納する登録手段と、クライアント15
によりアクセスされてホスト名が与えられると、サーバ
用データベース14a内に格納されているIPアドレス
の中から、そのホスト名を有するサーバ12のIPアド
レスを検索するアドレス検索手段と、アドレス検索手段
により検索されたIPアドレスを利用してサーバ12に
アクセスし、そのサーバ12とクライアント15間の通
信を確立する通信確立手段とを備えているプロキシゲー
トウェイ(ゲートウェイ)、14aはサーバ12のIP
アドレスをホスト名と対にして格納するサーバ用データ
ベースである。
【0030】15はユーザが使用するクライアント、1
6はクライアント15がネットワーク11にアクセスす
る際にIPアドレスを動的に割り当てるダイアルアップ
ルータ、17はクライアント15からアクセスされてプ
ロキシゲートウェイ14のホスト名が与えられると、D
NSデータベース17a内に格納しているプロキシゲー
トウェイ14の固定IPアドレスをクライアント15に
送信するDNSサーバ、17aはプロキシゲートウェイ
14の固定IPアドレスを格納するDNSデータベー
ス、17bはキャッシュである。図2はこの発明の実施
の形態1によるサーバアクセス方法を示すフローチャー
トである。
【0031】次に動作について説明する。サーバ12
は、ネットワーク11にアクセスする毎に、ダイアルア
ップルータ13によって新たなIPアドレスが動的に割
り当てられるので、新たなIPアドレスが割り当てられ
ると、そのIPアドレスと自己のホスト名をプロキシゲ
ートウェイ14に送信する。プロキシゲートウェイ14
の登録手段は、サーバ12からIPアドレスとホスト名
を受けると、そのIPアドレスとホスト名を対にしてサ
ーバ用データベース14aに登録する(図3を参照)。
【0032】一方、クライアント15を使用するユーザ
がサーバ12に対するアクセスを希望する場合、ユーザ
がクライアント15を操作して、予めクライアント15
に登録されているIPアドレスのDNSサーバ17にア
クセスし、そのDNSサーバ17に対してプロキシゲー
トウェイ14のホスト名を与えて、プロキシゲートウェ
イ14のIPアドレスを要求する(ステップST1)。
【0033】DNSサーバ17は、プロキシゲートウェ
イ14のIPアドレスの要求を受けると、クライアント
15から与えられたホスト名をキーにして、DNSデー
タベース17a又はキャッシュ17bからプロキシゲー
トウェイ14のIPアドレスの読み込みを実行し、プロ
キシゲートウェイ14のIPアドレスをクライアント1
5に送信する(ステップST2)。なお、DNSサーバ
17は、キャッシュ17b内にプロキシゲートウェイ1
4のIPアドレスが格納されておらず、DNSデータベ
ース17aからプロキシゲートウェイ14のIPアドレ
スの読み込みを行った場合には、次回以降のIPアドレ
スの読込速度を高めるため、そのIPアドレスをキャッ
シュ17bに格納する。
【0034】クライアント15は、DNSサーバ17か
らプロキシゲートウェイ14のIPアドレスを受ける
と、そのIPアドレスを用いてプロキシゲートウェイ1
4にアクセスし、プロキシゲートウェイ14に対してサ
ーバ12のホスト名を与えて、サーバ12へのアクセス
を要求する(ステップST3)。
【0035】具体的には、例えば、サーバ12がWEB
サーバであって、クライアント12がWEBブラウザを
搭載している場合、クライアント12は以下に示すよう
なURLを使用して、サーバ12へのアクセスを要求す
る。 “http://”+プロキシゲートウェイ14のホ
スト名+“/”+サーバ12のホスト名 例えば、“http://proxygateway/
server” “http://”+プロキシゲートウェイ14のホ
スト名+“?”+サーバ12のホスト名を表すキー+
“=”+サーバ12のホスト名 例えば、“http://proxygateway?
hostname=server” “http://”+プロキシゲートウェイ14のホ
スト名、エンティティにサーバのホスト名を表すキー+
“=”+サーバ12のホスト名
【0036】はサーバ12のホスト名をリクエストU
RIとして指定した場合、はリクエストをパラメータ
として指定した場合、はデータとして指定した場合で
あり、どれを選択するかは実装形態に依存するものであ
る。また、上記例では“=”でパラメータを指定するも
のについて示したが、どのような与え方であってもよ
い。さらに上記例では通信プロトコルがHTTPである
場合を示したが、通信プロトコルとしてはFTPなど、
どのようなものであっても構わない。
【0037】プロキシゲートウェイ14のアドレス検索
手段は、クライアント15からサーバ12へのアクセス
要求を受けると、サーバ用データベース14a内に格納
されているIPアドレスの中から、クライアント15か
ら与えられたホスト名をキーにして、サーバ12のIP
アドレスを検索する(ステップST4)。プロキシゲー
トウェイ14の通信確立手段は、サーバ12のIPアド
レスを利用してサーバ12にアクセスし、そのサーバ1
2とクライアント15間の通信を確立する(ステップS
T5)。即ち、図4に示すように、サーバ12とのコネ
クションとクライアント15とのコネクションを結合す
ることにより、あたかもサーバ12とクライアント15
間でコネクションが確立しているようにする。
【0038】なお、クライアント35がサーバ12に対
するアクセスの完了後に、再度のアクセスを希望する場
合において、サーバ12がネットワーク11に再接続さ
れて前回と異なるIPアドレスが割り当てられていて
も、プロキシゲートウェイ14のサーバ用データベース
14aには再割当後のIPアドレスが格納されているの
で、1回目のアクセス時と同様に、サーバ12へアクセ
スすることができる。
【0039】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、サーバ12に対してIPアドレスが動的に割
り当てられると、そのIPアドレスの登録を受け付ける
一方、クライアント15によりアクセスされてホスト名
が与えられると、そのホスト名を有するサーバ12のI
Pアドレスを検索してサーバ12にアクセスし、そのサ
ーバ12とクライアント15間の通信を確立するプロキ
シゲートウェイ14を設けるように構成したので、サー
バ12がネットワーク11に再接続されて新たなIPア
ドレスが割り当てられても、速やかにクライアント15
がサーバ12にアクセスすることができる効果を奏す
る。
【0040】実施の形態2.上記実施の形態1では、特
に言及していないが、プロキシゲートウェイ14がサー
バ12とクライアント15間の通信を確立する際、アク
セスのフィルタリングを実施するようにしてもよい。具
体的には、クライアント15が特定の通信ポート(例え
ば、ポート番号80以外のポート)を利用する場合に限
り、プロキシゲートウェイ14がサーバ12とクライア
ント15間の通信を確立するようにする。
【0041】あるいは、クライアント15のIPアドレ
スが不正なアドレスでない場合に限り、プロキシゲート
ウェイ14がサーバ12とクライアント15間の通信を
確立するようにする。また、クライアント15によるH
TTPリクエストに不正な内容が含まれていない場合に
限り、プロキシゲートウェイ14がサーバ12とクライ
アント15間の通信を確立するようにする。このように
して、アクセスのフィルタリングを実施すれば、ネット
ワーク11に接続されているサーバ12へのハッカーか
らの攻撃を回避することができる効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クラ
イアントによりアクセスされてホスト名が与えられる
と、登録手段に登録されているIPアドレスの中から、
そのホスト名を有するサーバのIPアドレスを検索する
アドレス検索手段と、そのアドレス検索手段により検索
されたIPアドレスを利用してサーバにアクセスし、そ
のサーバとクライアント間の通信を確立する通信確立手
段とを設けるように構成したので、サーバがネットワー
クに再接続されて新たなIPアドレスが割り当てられて
も、速やかにクライアントがサーバにアクセスすること
ができる効果がある。
【0043】この発明によれば、サーバに対してIPア
ドレスが動的に割り当てられると、そのIPアドレスの
登録を受け付ける一方、クライアントによりアクセスさ
れてホスト名が与えられると、そのホスト名を有するサ
ーバのIPアドレスを検索してサーバにアクセスし、そ
のサーバとクライアント間の通信を確立するゲートウェ
イを設けるように構成したので、サーバがネットワーク
に再接続されて新たなIPアドレスが割り当てられて
も、速やかにクライアントがサーバにアクセスすること
ができる効果がある。
【0044】この発明によれば、クライアントがゲート
ウェイにアクセスする際、ゲートウェイの固定IPアド
レスを格納しているDNSサーバに対してIPアドレス
の送信要求を出力して、そのDNSサーバからゲートウ
ェイの固定IPアドレスを収集するように構成したの
で、構成の複雑化を招くことなく、ゲートウェイの固定
IPアドレスを収集することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、DNSサーバがゲート
ウェイの固定IPアドレスをキャッシュに格納するよう
に構成したので、ゲートウェイの固定IPアドレスの読
込速度を高めることができる効果がある。
【0046】この発明によれば、ゲートウェイがサーバ
とクライアント間の通信を確立する際、アクセスのフィ
ルタリングを実施するように構成したので、サーバに対
するハッカーからの攻撃を回避することができる効果が
ある。
【0047】この発明によれば、クライアントが特定の
通信ポートを利用する場合に限り、サーバとクライアン
ト間の通信を確立するように構成したので、構成の複雑
化を招くことなく、サーバに対するハッカーからの攻撃
を回避することができる効果がある。
【0048】この発明によれば、クライアントのIPア
ドレスが不正なアドレスでない場合に限り、サーバとク
ライアント間の通信を確立するように構成したので、構
成の複雑化を招くことなく、サーバに対するハッカーか
らの攻撃を回避することができる効果がある。
【0049】この発明によれば、クライアントによるH
TTPリクエストに不正な内容が含まれていない場合に
限り、サーバとクライアント間の通信を確立するように
構成したので、構成の複雑化を招くことなく、サーバに
対するハッカーからの攻撃を回避することができる効果
がある。
【0050】この発明によれば、クライアントがWEB
ブラウザを搭載するように構成したので、構成の複雑化
を招くことなく、クライアントがサーバからページデー
タを受信することができる効果がある。
【0051】この発明によれば、クライアントがHTT
Pを利用してサーバと通信を行うように構成したので、
HTTPを利用するサーバと通信を行うことができる効
果がある。
【0052】この発明によれば、クライアントがFTP
を利用してサーバと通信を行うように構成したので、F
TPを利用するサーバと通信を行うことができる効果が
ある。
【0053】この発明によれば、サーバがネットワーク
にアクセスする毎に、そのサーバに対して動的に割り当
てられるIPアドレスの登録を受け付ける一方、クライ
アントによりアクセスされてホスト名が与えられると、
そのホスト名を有するサーバのIPアドレスを検索して
サーバにアクセスし、そのサーバとクライアント間の通
信を確立するように構成したので、サーバがネットワー
クに再接続されて新たなIPアドレスが割り当てられて
も、速やかにクライアントがサーバにアクセスすること
ができる効果がある。
【0054】この発明によれば、クライアントがゲート
ウェイにアクセスする際、ゲートウェイの固定IPアド
レスを格納しているDNSサーバに対してIPアドレス
の送信要求を出力して、そのDNSサーバからゲートウ
ェイの固定IPアドレスを収集するように構成したの
で、構成の複雑化を招くことなく、ゲートウェイの固定
IPアドレスを収集することができる効果がある。
【0055】この発明によれば、ゲートウェイの固定I
PアドレスをDNSサーバのキャッシュに格納するよう
に構成したので、ゲートウェイの固定IPアドレスの読
込速度を高めることができる効果がある。
【0056】この発明によれば、ゲートウェイがサーバ
とクライアント間の通信を確立する際、アクセスのフィ
ルタリングを実施するように構成したので、サーバに対
するハッカーからの攻撃を回避することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による通信システム
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるサーバアクセ
ス方法を示すフローチャートである。
【図3】 サーバ用データベースの登録内容を示す説明
図である。
【図4】 サーバとクライアント間の通信確立を示す説
明図である。
【図5】 従来の通信システムを示す構成図である。
【符号の説明】
11 ネットワーク、12 サーバ、13 ダイアルア
ップルータ、14 プロキシゲートウェイ(ゲートウェ
イ)、14a サーバ用データベース、15クライアン
ト、16 ダイアルアップルータ、17 DNSサー
バ、17a DNSデータベース、17b キャッシ
ュ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバがネットワークにアクセスする毎
    に、そのサーバに対して動的に割り当てられるIPアド
    レスの登録を受け付ける登録手段と、クライアントによ
    りアクセスされてホスト名が与えられると、上記登録手
    段に登録されているIPアドレスの中から、そのホスト
    名を有するサーバのIPアドレスを検索するアドレス検
    索手段と、上記アドレス検索手段により検索されたIP
    アドレスを利用して上記サーバにアクセスし、そのサー
    バと上記クライアント間の通信を確立する通信確立手段
    とを備えたゲートウェイ。
  2. 【請求項2】 ネットワークにアクセスする毎にIPア
    ドレスが動的に割り当てられるサーバと、上記サーバに
    対してIPアドレスが動的に割り当てられると、そのI
    Pアドレスの登録を受け付ける一方、クライアントによ
    りアクセスされてホスト名が与えられると、そのホスト
    名を有するサーバのIPアドレスを検索して上記サーバ
    にアクセスし、そのサーバと上記クライアント間の通信
    を確立するゲートウェイとを備えた通信システム。
  3. 【請求項3】 クライアントは、ゲートウェイにアクセ
    スする際、ゲートウェイの固定IPアドレスを格納して
    いるDNSサーバに対してIPアドレスの送信要求を出
    力して、上記DNSサーバから上記ゲートウェイの固定
    IPアドレスを収集することを特徴とする請求項2記載
    の通信システム。
  4. 【請求項4】 DNSサーバは、ゲートウェイの固定I
    Pアドレスをキャッシュに格納することを特徴とする請
    求項3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 ゲートウェイは、サーバとクライアント
    間の通信を確立する際、アクセスのフィルタリングを実
    施することを特徴とする請求項2から請求項4のうちの
    いずれか1項記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 ゲートウェイは、クライアントが特定の
    通信ポートを利用する場合に限り、サーバとクライアン
    ト間の通信を確立することを特徴とする請求項5記載の
    通信システム。
  7. 【請求項7】 ゲートウェイは、クライアントのIPア
    ドレスが不正なアドレスでない場合に限り、サーバとク
    ライアント間の通信を確立することを特徴とする請求項
    5記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 ゲートウェイは、クライアントによるH
    TTPリクエストに不正な内容が含まれていない場合に
    限り、サーバとクライアント間の通信を確立することを
    特徴とする請求項5記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 クライアントがWEBブラウザを搭載し
    ていることを特徴とする請求項2から請求項8のうちの
    いずれか1項記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 クライアントは、HTTPを利用して
    サーバと通信を行うことを特徴とする請求項9記載の通
    信システム。
  11. 【請求項11】 クライアントは、FTPを利用してサ
    ーバと通信を行うことを特徴とする請求項9記載の通信
    システム。
  12. 【請求項12】 サーバがネットワークにアクセスする
    毎に、そのサーバに対して動的に割り当てられるIPア
    ドレスの登録を受け付ける一方、クライアントによりア
    クセスされてホスト名が与えられると、そのホスト名を
    有するサーバのIPアドレスを検索して上記サーバにア
    クセスし、そのサーバと上記クライアント間の通信を確
    立するサーバアクセス方法。
  13. 【請求項13】 クライアントがゲートウェイにアクセ
    スする際、ゲートウェイの固定IPアドレスを格納して
    いるDNSサーバに対してIPアドレスの送信要求を出
    力して、上記DNSサーバから上記ゲートウェイの固定
    IPアドレスを収集することを特徴とする請求項12記
    載のサーバアクセス方法。
  14. 【請求項14】 ゲートウェイの固定IPアドレスをD
    NSサーバのキャッシュに格納することを特徴とする請
    求項13記載のサーバアクセス方法。
  15. 【請求項15】 ゲートウェイがサーバとクライアント
    間の通信を確立する際、アクセスのフィルタリングを実
    施することを特徴とする請求項12から請求項14のう
    ちのいずれか1項記載のサーバアクセス方法。
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