JP2003188891A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003188891A
JP2003188891A JP2001380856A JP2001380856A JP2003188891A JP 2003188891 A JP2003188891 A JP 2003188891A JP 2001380856 A JP2001380856 A JP 2001380856A JP 2001380856 A JP2001380856 A JP 2001380856A JP 2003188891 A JP2003188891 A JP 2003188891A
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JP2001380856A
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English (en)
Inventor
Tadashi Yabuki
匡 矢吹
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】網側装置に送信する送信データ量を常時リアル
タイムに変化して送信し、送信完了を監視して再送信可
能にし、上り送信データをより効率よく送信可能な通信
装置を提供する。 【解決手段】端末側通信装置に装備され網側装置に送信
する上り送信データを蓄積する上り情報蓄積用メモリ2
03と、上り送信データフレームの先頭データ列を特定
パターンのデータ列に変更して上り情報蓄積用メモリに
書き込むメモリ書き込みアドレス制御部201と、上り
情報蓄積用メモリからの先頭データ列のパターンと特定
パターンとを比較し一致した時に検出通知を発するメモ
リ読み出しアドレス制御部202と、網側装置から受信
した上り帯域割り当てに対する送信完了データフレーム
を監視し、異常時には切断されたデータフレームを再送
信する要求帯域算出部204とを備えることにより、効
率よく送信可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの網側装置に
対し複数接続された端末側通信装置に装備され、上り送
信データの送信完了の監視と送信データ流量の計測機能
を実現する上り送信データ量計測装置を有する通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信装置としては、1つ
の網側装置に対して複数の端末側装置が接続される形態
を構成している通信システムにおいて(例えば、図1に
示すような)、端末側から網側に対し上り帯域割当を要
求する上り帯域算出回路、および上りデータを一時的に
待機させるバッファメモリ制御回路を備えたものが知ら
れている。
【0003】例えば、一例として、特開平10−242
981号公報に開示されてするダイナミックタイムスロ
ット割り当てシステムでは、端末側装置にポーリング待
ち情報を保持するポーリング待ちバッファを備え、加入
者線終端装置(網側装置)には、最低保証ポーリングの
空き領域へポーリング待ち情報量に応じてタイムスロッ
トの割当てを行う共有帯域制御部を備え、これにより、
上り帯域におけるタイムスロットの割当てを効率よく行
おうとする手法が開示されている。このように、従来技
術による端末側装置から網側装置に対して送信要求を行
うポーリングシステムにおいては、端末側装置にはポー
リング待ちバッファを備えてポーリング待ち情報を保持
し、網側装置では複数の端末からの送信要求に対し、敏
速に送信許可を与え、且つ効率良く送信帯域を割り当て
るための提案が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の上り送信情報のタイムスロット割り当てシステムに
おいては、端末側で決定し網側装置へ要求するデータ量
は、網側装置からの下り情報で通知される上り帯域割当
量を網側装置が受け取るまでの間に逐次更新されず、上
り帯域割当を受けてから新たに次の上り送出情報の帯域
割当の要求を行う動作となる。また、網側装置から下り
情報で通知される上り帯域割当量に対し上り送出データ
を送信しようとしていた量が小さかった場合や、通信媒
体の異常等の場合に、上り送信領域に再度上り送信デー
タを送信することができないというものであった。この
結果、上記従来技術では、効率的な上り送信データの帯
域サイズ要求ができず、結果的に上り送信データを効率
よく送信することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、上り帯域データ量の割当に対して最
大送信可能なデータ量を常時リアルタイムに変化させる
とともに、送信完了を監視し送信データ量が小さかった
場合には再度送信可能にして、上り送信データをより効
率よく送信することができる通信装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における通信装置
は、1つの網側装置に対し複数接続された端末側通信装
置に装備され、前記網側装置に送信される上り送信デー
タを一時的に蓄積する上り情報蓄積用メモリと、受信し
た上り送信データの1フレーム毎に各フレームの先頭デ
ータ列を特定パターンのデータ列に変更して前記上り情
報蓄積用メモリに書き込むメモリ書き込みアドレス制御
部とを備えるという構成を有している。この構成によ
り、上り送信データを送信する際に、上り送信フレーム
の先頭位置を常に認識しながら送信することにより、上
り送信データを効率よく送信することができることとな
る。
【0007】本発明における通信装置は、前記上り情報
蓄積用メモリから読み出された上り送信データのフレー
ムの先頭データ列に書き込まれているパターンと特定パ
ターンとを比較して一致した時に検出通知を発するメモ
リ読み出しアドレス制御部を備えるという構成を有して
いる。この構成により、上り情報蓄積用メモリから上り
送信データを読み出す際に、フレームの先頭位置を常に
認識して再送信を考慮に入れて上り送信データを送信す
ることができることとなる。
【0008】本発明における通信装置は、上り送信デー
タの先頭データ列に特定パターンを検出したときの読み
出しアドレスを保持する第1のアドレスラッチ部と、時
分割タイムスロット毎に割り当てられたアドレスを加算
してタイムスロット毎の送信終了アドレスを算出する次
送信アドレス算出部と、前記次送信アドレス算出部で算
出された次送信アドレスと前記第1のアドレスラッチ部
からの読出しアドレスとを時分割タイムスロット毎に比
較し、一致しなかったときに次送信アドレスを前記第1
のアドレスラッチ部に保持されている前記先頭データ列
に特定パターンを検出したときの読み出しアドレスに置
き換える送信完了判定部とを備えるという構成を有して
いる。この構成により、送信フレームが正常に送信され
たか常に監視し、通信媒体など回線等の異常により送信
フレームが正常に送信されなかった場合には、中断した
上り送信フレームを再送信することにより、上り送信デ
ータフレームを確実に送信する事が可能になる。
【0009】本発明における通信装置は、上り送信デー
タの先頭データ列に特定パターンを検出したときの読み
出しアドレスを保持する第1のアドレスラッチ部と、タ
イムスロット毎に前記第1のアドレスラッチ部の出力を
保持する第2のラッチと、タイムスロット毎に前記第1
のアドレスラッチ部の出力と前記第2のラッチの出力と
の差を算出するフレーム流量算出部とを備えるという構
成を有している。この構成により、タイムスロット毎に
リアルタイムでデータ送信流量が計測でき、また指定時
間あるいは指定タイムスロット分のデータ送信流量を計
測する事が可能となる。
【0010】本発明における通信装置は、上り送信デー
タの先頭データ列に特定パターンを検出したときの読み
出しアドレスを保持する第1のアドレスラッチ部と、タ
イムスロット毎に前記第1のアドレスラッチ部の出力を
保持する第2のラッチと、タイムスロット毎に前記第1
のアドレスラッチ部の出力と前記第2のラッチの出力と
の差を算出した値をタイムスロット毎に加算するフレー
ム流量累積部とを備えるという構成を有している。この
構成により、タイムスロット毎にリアルタイムでデータ
送信流量が計測でき、また指定時間あるいは指定タイム
スロット分のデータ送信流量が累積されたデータ送信流
量を計測する事が可能となる。
【0011】本発明は、要約すると、1つの網側装置に
対して複数の端末側通信装置が接続される形態を構成す
る通信システムの端末側通信装置に設置され、端末側通
信装置から網側装置へ送信される上り送信データの送信
データ量計測装置は、上り送信データを送信している間
に、次に網側装置へ要求しようとする上り送信データの
要求帯域サイズを算出すると共に上り送信データの送信
終了毎に余剰帯域を計測して上り送信帯域サイズを常時
変更可能であり、且つ回線等の異常で上り送信データが
上り割当帯域サイズに及ばず送信が途中で終了した場合
や、網側装置から再送要請があれば、直ちにその上り送
信データを再送する事が可能な要求帯域算出部を搭載し
た構成とされる。この結果、効率的に上り送信データ用
の帯域サイズ要求を行うことができ、更にデータの正常
送信の完了監視を行うことにより、上り送信データを効
率的及び確実に送信することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第4の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1および図2を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における通信装置につい
て説明する。図1には、一般的な1つの網側装置101
に対して複数の端末側通信装置102が通信媒体103
を介して接続される形態の通信システム100の構成を
示し、本発明の実施の形態における通信装置は、送信デ
ータ量計測装置200(図2)を有し、端末側通信装置
102内に配備される。また、図2のブロック図は、各
端末側通信装置102内に配備された上り送信データの
送信データ量計測装置200の構成を示す。図2に示す
ように、端末側通信装置102(図1)に配備された上
り送信データの送信データ量計測装置200は、メモリ
書き込みアドレス制御部201と、メモリ読み出しアド
レス制御部202と、上り情報蓄積用メモリ203と、
上り送信データの要求帯域数算出部204とから構成さ
れる。
【0013】図2に示す、上り送信データの送信データ
量計測装置200は、端末側通信装置102から網側装
置101に送信する送信データの流量制御を行うもの
で、上り帯域の要求サイズ値である上り送信要求数23
1を算出する。メモリ書き込みアドレス制御部201及
びメモリ読み出しアドレス制御部202は、アドレスバ
ス212及び215、およびデータバス213及び21
4を介して上りデータ蓄積用メモリ203に接続され、
上りデータ蓄積用メモリ203を制御するためのブロッ
クである。
【0014】メモリ書込みアドレス制御部201は、要
求帯域数算出部204により、フレーム書込みアドレス
212とメモリ読出し制御部202により制御されるフ
レーム読出しアドレス215とを比較し、上り蓄積用メ
モリ203の空き容量を確認して上書き防止の監視を行
いつつ、上り蓄積用メモリ203への書込みを行う。メ
モリ書込みアドレス制御部201は、フレーム書込みア
ドレス212を上り蓄積用メモリ203に対し1フレー
ム分書込む毎に、要求帯域数算出部204に対し書込み
先頭フレームアドレス223を通知する。
【0015】メモリ書込みアドレス制御部201は、1
フレーム毎に送信元から1フレーム表示フラグ210を
受け取る事により、初期起動時に限り1フレームの書込
み先頭フレームアドレス223をラッチしておく。更に
1フレーム終了、つまり1フレーム表示フラグ210が
ディセーブルになるアドレスも書込み先頭フレームアド
レス223として更新する。初期起動以後は、書込み先
頭フレームアドレス223は1フレーム表示フラグ21
0がイネーブルになるアドレスのみをラッチする。これ
により常に1フレーム分書込みが終了した最新の書込み
先頭フレームアドレス223が更新される事になる。
【0016】また、メモリ書込みアドレス制御部201
は、書込み先頭フレームアドレス223を要求帯域数算
出部204に通知すると同時に、受信フレームデータ2
11の1ワード目のデータをラッチするタイミングで、
受信フレームデータ211のデータ内容を誤認識しない
ような特定パターンに書き換えを行う。例えば、Hi-Lev
el Data LinkControl (所謂HDLC)のようなビット
指向性プロトコルなどでは、バイト単位で束ねてデータ
を扱う時はデータパターンとして“1”の連続性を見て
いるため、データとして誤認識のない“1”の連続パタ
ーンなどにデータの書き換えを行いながら、上り蓄積用
メモリ203に書き込む。
【0017】メモリ読出しアドレス制御部202は、図
1の網側装置101が各端末側通信装置102に割当て
た個々の上り送信データ帯域領域である上り割当量23
0を基にして要求帯域算出部204で生成された次送信
アドレス320を受け、上り情報蓄積用メモリ203か
らの上り送信データ216を読出す制御を行う。また、
フレームの先頭を判定するために、読み出しデータ21
4から誤認識しないような特定パターンの検出を行い、
読出しデータ214と誤認識しないような特定パターン
とが一致したときのフレーム読み出しアドレス215を
ラッチしておく。これは、例えば図1の網側装置101
や通信媒体103の異常等により、予定していた上り送
信データ216が送信途中でタイムスロット毎の割り当
てが切断されてしまった場合に、再度送信データフレー
ムの先頭から送信を行うために使用される。
【0018】また、読出しデータとフレーム先頭を認識
可能な特定パターンのフレーム先頭データとを比較する
ことににより読出し先頭フレームアドレス224を常時
更新するよう制御することができる。上り蓄積用メモリ
203は、上り送信データ216を格納しておくための
記憶装置であって、上り送信データ216を送信する前
に一時的に蓄積しておく読み出しと書き込みが同時に可
能なメモリであり、バッファメモリアドレスはループさ
せて用いる。
【0019】上記の本実施の形態における通信装置を概
略要約すると、本実施の形態における通信装置は、1つ
の網側装置に対して複数の端末側通信装置が接続される
形態を構成している通信システムの端末側に設置され、
端末側通信装置から網側装置へ送信される上り送信デー
タを送信する場合に、速度変換及び一時バッファリング
の目的で上り蓄積用メモリに書込みを行う。その際、フ
レーム毎の先頭アドレスを認識するために、1フレーム
送信毎に送信元から1フレーム表示フラグを受け取るこ
とにより、フレーム毎にフレームの先頭データ列を、他
のデータ列と誤認識しないような特定パターンのデータ
列に変更を行いながら書込みを行う機能を有するメモリ
書込み制御部と、上り蓄積用メモリから上り送信データ
の読出しを行う際に、常時上り送信データをラッチして
メモリ書込み制御部において既に変更して書込みを行っ
ている他のデータ列と誤認識しない特定パターンのデー
タ列の検出を行う事により、常時フレームの先頭フラグ
を検出する事が可能なメモリ読出しアドレス制御部とを
備えて構成される。
【0020】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、1つの網側装置に対して複数の端末側
通信装置が接続される形態を構成している通信システム
の端末側通信装置に設置された上り送信データの送信デ
ータ量計測装置の構成として、書込みデータの先頭アド
レスの記憶及びデータ書換えを行う事を特徴とするメモ
リ書込みアドレス制御部201と、読出しデータとフレ
ーム先頭を認識可能な特定パターンのフレーム先頭デー
タとの比較により読出し先頭フレームアドレス224を
常時更新する事を特徴とするメモリ読出しアドレス制御
部202とを備える事により、上り蓄積用メモリ203
から上り送信フレームを読み出す際に、フレーム先頭ア
ドレスを常に認識しながらデータ送信する事が可能とな
り、更に再送指示があれば常に中断フレームの先頭から
再びフレームを送信する事が可能となる。
【0021】(第2の実施の形態)次に、図3を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における通信装置につい
て説明する。図3は、図2に示す上り送信データ用の要
求帯域算出部204の内部構成を詳細に示すものであ
る。図3において、上り送信データ用の要求帯域算出部
204は、第2のアドレスラッチ部301と、送信デー
タ量算出部302と、次送信アドレス算出部303と、
送信完了判定部304と、第1のアドレスラッチ部30
5とから構成される。第2のアドレスラッチ部301
は、内部の動作クロックに同期して常時書込み先頭フレ
ームアドレス223をラッチしており、第1のアドレス
ラッチ部305は、内部の動作クロックに同期して常時
読出し先頭フレームアドレス224および読み出しアド
レス215をラッチしている。
【0022】送信データ量算出部302は、第2のアド
レスラッチ部301でラッチされた書込み先頭フレーム
アドレス223を取得し、内部においてブロック単位で
送信するデータ量を決定し、ブロックデータ送信終了ア
ドレス312を次送信アドレス算出部303に通知す
る。この場合、次送信アドレス算出部303は、第1の
アドレスラッチ部305でラッチした読出し先頭フレー
ムアドレス310を常に最新のアドレスとして更新す
る。また、ブロック単位での送信終了時に、そのタイム
スロットで割り当てられた次送信アドレス320をメモ
リ読出し制御部202に通知することにより、余剰帯域
にフレーム単位でデータが入る場合に余剰帯域に送信可
能な新たなフレーム分のデータ量を加えた次送信アドレ
ス320に更新され、そのアドレスまで上り送信データ
216の送信を行う。
【0023】次送信アドレス算出部303は、送信デー
タ量算出部302から、常時データの最新書き込み終了
アドレスであるブロックデータ送信終了アドレス312
を取得し、網側装置101に対して上り送信データの要
求帯域量314を送信する。上り送信データの要求帯域
量314を受け取った網側装置101は、上り送信デー
タ送信のための帯域を割り当て、端末側通信装置102
は網側装置101に対して上り送信データの送信を行
う。上り送信データは時分割多重で送信されるため、1
タイムスロット毎に送信可能な送信データ量を、割り当
てられた帯域から算出し、現時点においてラッチした読
出し送信終了アドレス311(図3)に、次送信アドレ
ス320を加算することにより、タイムスロット毎に次
送信アドレス320の更新を行う。従って、次送信アド
レス320は、割り当てを受ける度に、そのタイムスロ
ットで送信可能な読み出しアドレス215のアドレス位
置を指定していることになる。また、次送信アドレス算
出部303では、送信完了判定部304から再送指示フ
ラグ315を受けると、メモリ読み出し制御部202で
常時更新を行っている特定パターンが検出された時にラ
ッチされた読出し先頭フレームアドレス310に一旦更
新して、再度割り当てを受けた時に、上り割当量230
により次送信アドレス320の更新を行う。
【0024】送信完了判定部304は、タイムスロット
毎に次送信アドレス320と読み出しアドレス311と
を比較し、1タイムスロット毎の送信が完了しているか
の監視を行う。次送信アドレス320と読み出しアドレ
ス311とを比較して、読み出しアドレス311が次送
信アドレス320に達してない場合には、網側装置10
1あるいは通信媒体103の回線異常と判断して、フレ
ームの再送指示フラグ315を次送信アドレス算出部3
03およびメモリ読み出し制御部202に通知する。そ
の後、この回線異常等で中断したデータを再送信する。
【0025】上記の本実施の形態をにおける通信装置を
概略要約すると、本実施の形態における通信装置は、1
つの網側装置に対して複数の端末側通信装置が接続され
る形態を構成している通信システムの端末側通信装置に
設置され、端末側通信装置から網側装置へ送信される上
り送信データを送信する場合に、網側装置が各端末側通
信装置に個々に割当てたタイムスロット毎の上り割当帯
域に基づき、読出しアドレスに上り割当帯域分を加算し
て生成するタイムスロット毎の次送信アドレスを算出す
る機能を持つ次送信アドレス算出部と、算出された次送
信アドレスまで上り送信データを送信する際にタイムス
ロット毎に次送信アドレスと読出しアドレスとを比較し
て、仮にあるタイムスロットにおいて読出しアドレスが
次送信アドレスまで達していなかった場合、つまり送信
予定の上り送信データが全て送信終了できなかった場合
に、フレーム再送指示フラグを発生する機能を持つ送信
完了判定部と、メモリ書込み制御部で変更して書き込ん
だ他のデータ列と誤認識しない特定パターンのデータ列
が検出された読出しアドレスを先頭フレームアドレスと
してあらかじめラッチしておき、フレーム再送指示フラ
グの表示を受けたときに、上り送信データの送信途中フ
レームをラッチしておいたフレームの先頭から再度送信
する機能を持つメモリ読出し制御部とを備えて構成され
る。この構成により、通信媒体の異常などにより回線異
常が発生した場合でも、上り送信データのフレームを確
実に送信する事が可能となる。
【0026】(第3の実施の形態)次に、図4を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における通信装置につい
て説明する。図4は、図1に示した1つの網側装置10
1に対して複数の端末側通信装置102が接続されてい
る形態の通信システムにおいて、端末側通信装置102
に装備された本発明の実施の形態における通信装置内の
メモリ読出しアドレス制御部202における先頭フレー
ムアドレス生成部400を示すものである。図4におい
て、アドレス常時ラッチ部401は、読出しのタイミン
グに同期して、読出しアドレス410を常時ラッチして
おく。データ常時ラッチ部402も同様に、読出しのタ
イミングに同期して読出しデータ411を常時ラッチし
ておく。
【0027】データパターン検出部403は、データ常
時ラッチ部402から送出された読出しデータ411
を、読出しデータ411の送出タイミングに合わせて、
その読出しデータ411と特定の誤認識しないデータパ
ターンとを比較する。この比較の結果、読出しデータ4
11と特定の誤認識しないデータパターンとが一致した
場合、フレームの先頭フラグと認識して、先頭フラグパ
ターン検出信号412を出力して先頭アドレスラッチ部
404に通知する。
【0028】先頭アドレスラッチ部404は、データパ
ターン検出部403から受信した先頭フラグパターン検
出信号412が検出されると、アドレス常時ラッチ部4
01から送出された読出しアドレス410をラッチし
て、先頭フラグ読出しアドレス413として送出する。
先頭フラグ読出しアドレス413は、先頭フラグパター
ン検出信号412が検出される度毎に常に更新されるた
め、1フレームの送信終了/開始ごとに更新される事に
なる。
【0029】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、本装置内に読出し先頭フレームアドレ
ス224を生成しているメモリ読出し制御部202内に
読出し先頭フレームアドレス生成部400を備える事に
より、先頭フレームを常に意識的に認識しながら上り送
信データを送信する事ができ、このため再送指示があれ
ば常に切断フレームの先頭より再びフレームを送信する
事が可能となる。
【0030】(第4の実施の形態)次に、図5を参照し
て、本発明の第4の実施の形態における通信装置につい
て説明する。図5に示すフレーム流量計測部500は、
図2に記載の送信データ量計測装置200に対し、タイ
ムスロット毎に上り送信データの送信が完了した量を表
示する機能を追加するものである。
【0031】図5において、時分割ブロック検出部50
1は、タイムスロットの先頭を示す時分割一周期表示5
10が検出されると、読出し先頭フレームアドレス22
4を取得する。この取得した時分割一周期表示510及
び読み出し先頭フレームアドレス224によりタイムス
ロット毎のフレーム流量とフレームパケット数を算出す
る。また、第2のラッチ502は、時分割ブロック検出
部501において取得した読出し先頭フレームアドレス
(RAn)512を時分割一周期表示510のタイミン
グでラッチし、そのタイムスロットの前のタイムスロッ
トのフレーム先頭読出しアドレス(RAn−1)513
を取得する。
【0032】フレーム流量算出部503は、現タイムス
ロットの読出し先頭フレームアドレス512と前のタイ
ムスロットの読出し先頭フレームアドレス513とによ
りフレーム流量を算出することができる。フレーム流量
算出部503では、時分割ブロック検出部501から送
出された流量算出タイミングパルス516を受けると、
現タイムスロットのフレーム先頭読出しアドレス512
および前タイムスロットのフレーム先頭読出しアドレス
513を取得し、現タイムスロットのフレーム先頭読出
しアドレス512から前タイムスロットのフレーム先頭
読出しアドレス513を差し引く事によりフレーム流量
を算出する。算出されたこのタイムスロットのフレーム
流量は、時分割一周期フレーム流量514としてラッチ
され、タイムスロット毎に更新される。
【0033】また、フレーム流量累積部504は、累積
数情報入力517あるいは累積時間情報入力518に単
位数あるいは単位時間を入力する事により、累積数情報
入力517あるいは累積時間情報入力518に対して入
力したスロットタイム数あるいは時間分だけ時分割一周
期フレーム流量514を累積していき、累積されたフレ
ーム流量を、累積単位毎に表示する累積単位フラグ52
0と、累積されたフレーム流量を表示する累積フレーム
流量521として出力する。
【0034】上記の本実施の形態をにおける通信装置を
概略要約すると、本実施の形態における通信装置は、1
つの網側装置に対して複数の端末側通信装置が接続され
る形態を構成している通信システムの端末側通信装置と
して設置され、端末側通信装置から網側装置へ送信され
る上り送信データを送信する際に、タイムスロット毎に
上り送信データのデータ送信が完了した量を表示する機
能として、先頭フラグを検出した読出しアドレス情報を
タイムスロット毎にラッチしておく時分割ブロック検出
部と、タイムスロット毎にラッチした先頭フラグを検出
した読出しアドレス情報を更にラッチしておく第2のラ
ッチと、第2のラッチの出力の先頭フレームアドレスと
第2のラッチの入力との差分である送信完了データ量を
算出するフレーム流量算出部と、送信完了データ量をタ
イムスロット毎に加算して、その加算された結果をタイ
ムスロット毎にラッチしておくフレーム流量累積部とを
備えて構成される。この構成により、タイムスロット毎
に上り送信データのデータ送信が完了した量を内部的に
データを保持する機能として、タイムスロット毎にリア
ルタイムでデータ送信流量を計測でき、また指定時間あ
るいは指定タイムスロット分のデータ送信流量を累積し
たデータ送信流量を計測することができる。
【0035】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態によれば、端末通信装置102の送信データ量計
測装置200にフレーム流量計測部500を備える事に
より、結果として、タイムスロット毎におよび累積タイ
ムスロット数あるいは累積時間毎にリアルタイムでデー
タ送信流量を計測することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明における通信装置は、上記のよう
に構成され、特に、上り送信データの送信中に、フレー
ムの先頭位置を常に認識しながら送信して送信データフ
レームが正常に送信したことを監視することにより、回
線異常などにより送信予定の上り送信データが全て送信
終了できなかった場合や網側装置からの再送指示があっ
た場合に、上り送信データの送信中断フレームをそのフ
レームの先頭から再び送信することができることとな
り、このため、通信媒体の異常などによる回線異常の場
合でも、上り送信データフレームを確実に効率よく送信
する事が可能となる。
【0037】また、本発明における通信装置は、上り送
信データ用の帯域データ量の送信要求を行いながら、上
り帯域データ量の割当に対して最大送信可能なデータ量
を常時リアルタイムに可変させて送信可能な構成とし、
また上り帯域割当量に対して上り送信データを送信予定
していた量が小さかった場合には、上り送信領域に再度
上り送信データを送信可能な構成とすることにより、上
り送信データを効率良く送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における通信装置が装備さ
れる端末側通信装置を有する通信システムの構成を示す
ブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における通信装置の
構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第2の実施の形態における通信装置の
構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第3の実施の形態における通信装置の
構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第3の実施の形態における通信装置の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
100 本発明の実施の形態における通信装置が装備さ
れる通信システム 101 網側装置 102 端末側通信装置 103 通信媒体 200 送信データ量計測装置 201 メモリ書込み制御部 202 メモリ読出し制御部 203 上り情報蓄積用メモリ 204 要求帯域算出部 210 1フレーム表示フラグ 211 受信フレームデータ 212 書込みアドレス 213 書込みデータ 214 読出しデータ 215 読出しアドレス 216 上り送信データ 222 上り情報蓄積用メモリFULL表示 223 書込み先頭フレームアドレス 224 読出し先頭フレームアドレス 230 上り割当量 231 上り送信要求 301 第2のアドレスラッチ部 302 送信データ量算出部 303 次送信アドレス算出部 304 送信完了判定部 305 第1のアドレスラッチ部 310 ラッチした読出し先頭フレームアドレス 311 ラッチした読出しアドレス 312 ブロックデータ送信終了アドレス 314 上り送信要求 315 再送フラグ 320 次送信アドレス 400 先頭フレームアドレス生成部 401 アドレス常時ラッチ部 402 データ常時ラッチ部 403 データパターン検出部 404 先頭アドレスラッチ部 410 ラッチされた読出しアドレス 411 ラッチされた読出しデータ 412 先頭フラグパターン検出信号 413 先頭フラグ読出しアドレス 500 フレーム流量計測部 501 時分割ブロック検出部 502 一次アドレスラッチ部 503 フレーム流量算出部 504 フレーム流量累積部 510 時分割一周期表示 512 現タイムスロットの読出し先頭フレームアドレ
ス(RAn) 513 前タイムスロットの読出し先頭フレームアドレ
ス(RAn−1) 514 時分割一周期フレーム流量 516 流量算出タイミングパルス 517 累積数情報入力 518 累積時間情報入力 520 累積単位フラグ 521 累積フレーム流量
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA11 CC02 CC05 KK12 LL11 RR02 SS24 5K033 AA01 BA08 CA01 DA01 DA15 DB12 EA06 EA07 5K067 AA13 BB21 CC04 EE02 EE10 EE22 EE71

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの網側装置に対し複数接続された端末
    側通信装置に装備され、前記網側装置に送信される上り
    送信データを一時的に蓄積する上り情報蓄積用メモリ
    と、受信した上り送信データの1フレーム毎に各フレー
    ムの先頭データ列を特定パターンのデータ列に変更して
    前記上り情報蓄積用メモリに書き込むメモリ書き込みア
    ドレス制御部とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記上り情報蓄積用メモリから読み出され
    た上り送信データのフレームの先頭データ列に書き込ま
    れているパターンと特定パターンとを比較して一致した
    時に検出通知を発するメモリ読み出しアドレス制御部を
    備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】上り送信データの先頭データ列に特定パタ
    ーンを検出したときの読み出しアドレスを保持する第1
    のアドレスラッチ部と、時分割タイムスロット毎に割り
    当てられたアドレスを加算してタイムスロット毎の送信
    終了アドレスを算出する次送信アドレス算出部と、前記
    次送信アドレス算出部で算出された次送信アドレスと前
    記第1のアドレスラッチ部からの読出しアドレスとを時
    分割タイムスロット毎に比較し、一致しなかったときに
    次送信アドレスを前記第1のアドレスラッチ部に保持さ
    れている前記先頭データ列に特定パターンを検出したと
    きの読み出しアドレスに置き換える送信完了判定部とを
    備えることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】上り送信データの先頭データ列に特定パタ
    ーンを検出したときの読み出しアドレスを保持する第1
    のアドレスラッチ部と、タイムスロット毎に前記第1の
    アドレスラッチ部の出力を保持する第2のラッチと、タ
    イムスロット毎に前記第1のアドレスラッチ部の出力と
    前記第2のラッチの出力との差を算出するフレーム流量
    算出部とを備えることを特徴とする請求項2または3記
    載の通信装置。
  5. 【請求項5】上り送信データの先頭データ列に特定パタ
    ーンを検出したときの読み出しアドレスを保持する第1
    のアドレスラッチ部と、タイムスロット毎に前記第1の
    アドレスラッチ部の出力を保持する第2のラッチと、タ
    イムスロット毎に前記第1のアドレスラッチ部の出力と
    前記第2のラッチの出力との差を算出した値をタイムス
    ロット毎に加算するフレーム流量累積部とを備えること
    を特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の通信
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018113053A (ja) * 2004-04-08 2018-07-19 コギスキャン・インコーポレーテッド 閉ループ構成における認証および追従可能性

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