JP2003174978A - 浴用シャワー装置 - Google Patents

浴用シャワー装置

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JP2003174978A
JP2003174978A JP2001377208A JP2001377208A JP2003174978A JP 2003174978 A JP2003174978 A JP 2003174978A JP 2001377208 A JP2001377208 A JP 2001377208A JP 2001377208 A JP2001377208 A JP 2001377208A JP 2003174978 A JP2003174978 A JP 2003174978A
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Japan
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shower head
ultrasonic wave
shower
bath
power
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JP2001377208A
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English (en)
Inventor
Hajime Fujii
元 藤井
Toshishige Momose
敏成 百瀬
Shigeyuki Hirai
重行 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体の洗浄やシャワー浴をしているときにマ
ッサージできる、又は、身体の所望の部位を部分的にマ
ッサージできる浴用シャワー装置を提供する。 【解決手段】 湯水を噴出する手持ち式のシャワーヘッ
ドHを備えたシャワー装置において、超音波発生手段2
が、発生させる超音波をシャワーヘッドHから噴出され
る湯水にて伝播させるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯水を噴出する手
持ち式のシャワーヘッドを備えた浴用シャワー装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】かかる浴用シャワー装置は、浴室に設置
されるものであり、そして、シャワーヘッドを手に持っ
て移動操作して、シャワーヘッドから噴出される湯水を
身体の所望の部位に当てるようにして、身体の洗浄やシ
ャワー浴を行うために使用するものである。ところで、
入浴するときにマッサージ効果を得たいという要望があ
る。そこで、入浴するときにマッサージ効果が得られる
ようにするために、従来では、例えば、特開平8−18
2719号公報に開示されているように、浴槽に貯留さ
れている浴槽水に超音波を伝播させるように超音波発生
装置を設けて、浴槽水に超音波振動を加振することによ
り、入浴者の浴槽水につかっている部分を超音波振動に
よりマッサージするように構成したものがあった。つま
り、超音波は、通常、振動数が約2万ヘルツ以上であ
り、そのような超音波振動を身体に付与することによ
り、筋肉の弛緩を図ると共に、血液の循環機能を高める
効果があり、マッサージ効果が得られるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、浴槽に貯留
されている浴槽水につかっているときに、入浴者の浴槽
水につかっている部分がマッサージされるものである。
しかしながら、入浴するときにマッサージ効果を得たい
という要望には、洗場で浴用シャワー装置により湯水を
身体に当てて洗浄しているときやシャワー浴をしている
ときにマッサージしたいという要望や、身体の所望の部
位を部分的にマッサージしたいという要望もある。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、身体の洗浄やシャワー浴をして
いるときにマッサージできる、又は、身体の所望の部位
を部分的にマッサージできる浴用シャワー装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、超音波発生手段が、発生
させる超音波を前記シャワーヘッドから噴出される湯水
にて伝播させるように設けられていることにある。請求
項1に記載の特徴構成によれば、超音波発生手段から発
生する超音波がシャワーヘッドから噴出する湯水に伝播
するので、シャワーヘッドから噴出する湯水を体に当て
ると、シャワーヘッドから噴出する湯水を伝播する超音
波が湯水を媒体として身体に伝わり、身体に超音波振動
が加振されることになる。つまり、シャワーヘッドから
噴出される湯水に超音波発生手段にて超音波を伝播させ
るようにすることにより、シャワーヘッドから噴出され
る湯水を介して身体に超音波振動を付与して、その超音
波振動によりマッサージすることが可能となり、洗場で
浴用シャワー装置により湯水を身体に当てて洗浄してい
るときやシャワー浴をしているときにマッサージでき、
しかも、シャワーヘッドから噴出される湯水を身体の所
望の部位に当てることにより、身体の所望の部位を部分
的にマッサージできるのである。従って、身体の洗浄や
シャワー浴をしているときにマッサージでき、しかも、
身体の所望の部位を部分的にマッサージできる浴用シャ
ワー装置を提供することができるようになった。
【0006】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
特徴構成は、前記シャワーヘッドに供給される湯水の流
量を検出する流量検出手段が設けられ、その流量検出手
段の検出流量が設定値以下になると、前記超音波発生手
段の超音波発生作動が停止するように構成されているこ
とにある。請求項2に記載の特徴構成によれば、シャワ
ーヘッドに供給される湯水の流量が少なくなって、流量
検出手段の検出流量が設定値以下になると、超音波発生
手段の超音波発生作動が停止する。つまり、シャワーを
浴びるのを止めるべく、シャワーヘッドにホースを介し
て湯水を供給する給湯栓を閉じるように操作すると、流
量検出手段の検出流量が設定値以下になって、超音波発
生手段の超音波発生作動が自動的に停止する。従って、
超音波発生手段を停止させるための操作を不要にして、
操作性を向上すると共に、超音波発生手段の停止操作忘
れを防止して、エネルギーの浪費を防止することができ
るようになった。
【0007】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
特徴構成は、前記シャワーヘッドに、超音波振動させる
振動部を人体に接触させることが可能な状態で備えた超
音波発生手段が設けられていることにある。請求項3に
記載の特徴構成によれば、シャワーヘッドに、超音波振
動させる振動部を人体に接触させることが可能な状態で
備えた超音波発生手段が設けられているので、振動部を
身体に接触させると、その振動部により身体に超音波振
動が加振される。つまり、シャワーヘッドを手に持って
振動部を身体の所望の部位に接触させると、その振動部
により身体の所望の部位に超音波振動を付与することが
可能となって、その超音波振動により、身体の所望の部
位を部分的にマッサージすることが可能となるのであ
る。例えば、洗場において、シャワー装置を用いて湯水
を身体に当てて洗浄した後やシャワー浴をした後に、シ
ャワーヘッドを手に持って振動部を身体の所望の部位に
接触させることにより、身体の所望の部位を部分的にマ
ッサージでき、あるいは、浴槽に貯留されている浴槽水
につかっているときに、シャワーヘッドを手に持って振
動部を身体の所望の部位に接触させることにより、身体
の所望の部位を部分的にマッサージできる。従って、身
体の所望の部位を部分的にマッサージできる浴用シャワ
ー装置を提供することができるようになった。
【0008】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
特徴構成は、前記超音波発生手段が、発生させる超音波
を前記シャワーヘッドから噴出される湯水にて伝播させ
るように構成されていることにある。請求項4に記載の
特徴構成によれば、超音波発生手段から発生する超音波
がシャワーヘッドから噴出する湯水に伝播するので、シ
ャワーヘッドから噴出する湯水を体に当てると、シャワ
ーヘッドから噴出する湯水を伝播する超音波が湯水を媒
体として体に伝わり、身体に超音波振動が加振されるこ
とになる。つまり、超音波振動する振動部を直接身体に
接触させて身体に超音波振動を付与する使い方と、湯水
を身体に当てながらその湯水を介して超音波を身体に伝
えて超音波振動を付与する使い方とを選択することがで
きるように構成することができる。ちなみに、振動部を
直接身体に接触させて身体に超音波振動を付与する使い
方では、身体の所望の部位を部分的にマッサージできる
と共に、より強い超音波振動を身体に付与することが可
能であるので、より強いマッサージ効果が得られる。一
方、湯水を介して身体に超音波振動を付与する使い方で
は、身体の洗浄やシャワー浴をしているときにマッサー
ジでき、しかも、身体の所望の部位を部分的にマッサー
ジできることに加えて、身体に湯水を当てながらのマッ
サージであるので、快適感が得られる。従って、超音波
振動する振動部を直接身体に接触させて身体に超音波振
動を付与してマッサージする使い方と、シャワーヘッド
から噴出される湯水を介して身体に超音波振動を付与し
てマッサージする使い方とを選択することが可能となる
ので、使い勝手性を一段と向上することができるように
なった。
【0009】〔請求項5記載の発明〕請求項5に記載の
特徴構成は、前記超音波発生手段が、先端に前記シャワ
ーヘッドが接続されたホースが接続される給湯栓に設け
られて、発生させる超音波を前記ホースを流れる湯水に
て伝播させるように構成されていることにある。請求項
5に記載の特徴構成によれば、給湯栓に設けられている
超音波発生手段から発生する超音波が、ホースをシャワ
ーヘッドに向かって流れる湯水を伝播するので、シャワ
ーヘッドから噴出する湯水に超音波が伝播する。つま
り、超音波発生手段を、先端にシャワーヘッドが接続さ
れたホースが接続される給湯栓に設けて、発生させる超
音波をホースを流れる湯水にて伝播させるように構成す
ることにより、超音波発生手段を駆動するための電力供
給用の電気配線範囲を、固定設置されている給湯栓まで
に止めるようにして、様々な方向に移動操作されるシャ
ワーヘッドにまで電気配線することによる構成の複雑化
を回避することができる。ちなみに、ホースに接続され
て様々な方向に移動操作されるシャワーヘッドに超音波
発生手段を設ける場合は、シャワーヘッドにまで電気配
線をする必要があるが、その場合、電線をホースと別体
となるように配線すると、電線が邪魔になって好ましく
ないので、例えば電線をホースに沿わせてホースと一体
に移動するように配線しなければならず、構成が複雑に
なる。又、超音波発生手段を給湯栓に設けて、シャワー
ヘッドには設けないようにすることにより、シャワーヘ
ッドの大型化を回避することができる。ちなみに、ホー
スの内周面は、超音波がホースを流れる湯水に伝播する
ように超音波を反射させるように構成すると、シャワー
ヘッドに達するまでの間の超音波の減衰を抑制すること
ができるので好ましい。従って、構成の複雑化及びシャ
ワーヘッドの大型化を防止することができる。
【0010】〔請求項6記載の発明〕請求項6に記載の
特徴構成は、前記シャワーヘッドに、前記超音波発生手
段に駆動用の電力を供給する充電池と、その充電池を充
電するための電力を受電する受電部とが設けられ、非使
用状態の前記シャワーヘッドを収納支持する支持部に前
記シャワーヘッドが支持された状態において、電磁誘導
にて前記充電部に給電する給電部が設けられていること
にある。請求項6に記載の特徴構成によれば、シャワー
ヘッドに設けられている充電池から超音波発生手段に電
力が供給されて、超音波発生手段が超音波発生作動す
る。そして、シャワーヘッドを支持部に収納支持する
と、給電部から受電部に電磁誘導により給電されて、受
電部が受電した電力により充電池が充電される。つま
り、シャワーヘッドに、超音波発生手段に駆動用の電力
を供給する充電池と、その充電池を充電するための電力
を受電する受電部とを設けると共に、シャワーヘッドを
収納支持する支持部にシャワーヘッドが支持された状態
において、電磁誘導にて充電部に給電する給電部を設け
ることにより、様々な方向に移動操作されるシャワーヘ
ッドに対して超音波発生手段を駆動するための電力供給
用の電線を配線することを不要にして、構成の簡略化を
図っている。ちなみに、シャワーヘッドに充電池を設け
ずに、超音波発生手段に対して外部から駆動用の電力を
供給するようにすると、ホースに接続されて様々な方向
に移動操作されるシャワーヘッドにまで電気配線をする
必要があり、その場合、電線をホースと別体となるよう
に配線すると、電線が邪魔になって好ましくないので、
例えば電線をホースに沿わせてホースと一体に移動する
ように配線しなければならず、構成が複雑になる。又、
充電池を充電するための電力が給電部から受電部に対し
て電磁誘導にて給電されるようにすることにより、給電
部と受電部とを非接触状態に配置した状態で、給電部か
ら受電部に給電することが可能なようにして、給電部及
び受電部を湯水に触れないように覆うことができるよう
にしたので、耐久性を向上することができる。従って、
構成の簡略化並びに耐久性の向上を図ることができる。
【0011】〔請求項7記載の発明〕請求項7に記載の
特徴構成は、前記給電部が、前記シャワーヘッドへの湯
水供給用の給湯装置の運転を制御する遠隔操作部から給
電されるように構成されていることにある。請求項7に
記載の特徴構成によれば、シャワーヘッドへの湯水供給
用の給湯装置の運転を制御する遠隔操作部から、給電部
に給電される。つまり、給湯装置の運転を制御する遠隔
操作部には、元々、電力が供給されているので、その遠
隔操作部から給電部に給電するようにすることにより、
給電部に給電するための電気配線作業を簡略化すること
ができる。従って、給電部に給電するための電気配線工
事を簡略化することができるので、構成の簡略化並びに
耐久性の向上に加えて、設置作業の簡略化を図ることが
できるようになった。
【0012】〔請求項8記載の発明〕請求項8に記載の
特徴構成は、前記超音波発生手段を駆動するための電力
を発電する発電手段が、先端に前記シャワーヘッドが接
続されたホース又は前記シャワーヘッドを流れる湯水の
流れにより発電するように設けられていることにある。
請求項8に記載の特徴構成によれば、シャワーヘッドが
接続されたホース又はシャワーヘッドを流れる湯水の流
れにより、発電手段が発電し、そのように発電手段にて
発電された電力が超音波発生手段の駆動のために用いら
れる。ちなみに、発電手段にて発電された電力は、直
接、超音波発生手段に給電するようにしても良いし、発
電手段にて発電された電力を蓄電する充電池を設けて、
その充電池から超音波発生手段に給電するようにしても
良い。つまり、発電手段を、シャワーヘッドが接続され
たホース又はシャワーヘッドを流れる湯水の流れにより
発電するように設けて、そのように発電手段にて発電さ
れる電力を超音波発生手段の駆動のために用いるように
することにより、超音波発生手段を駆動するための電力
供給用の電気配線を不要にすると共に、消費電力を低減
することができる。従って、超音波発生手段を駆動する
ための電力供給用の電気配線を不要にすると共に、消費
電力を低減できるようにしながら、身体の洗浄やシャワ
ー浴をしているときにマッサージできる、又は、身体の
所望の部位を部分的にマッサージできる浴用シャワー装
置を得ることができるようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面に基
づいて、本発明の第1実施形態を説明する。図1は、第
1実施形態の浴用シャワー装置SHを設置した浴室を示
し、この浴室内には、浴用シャワー装置SHの他に、浴
槽BT、給湯栓としての混合栓MCを設け、浴室外に、
浴槽BTの湯張り及び追焚をすると共に、混合栓MCに
給湯するための給湯装置WHを設け、浴槽内の壁面に、
給湯装置WHの制御を行う遠隔操作部としてのリモコン
RCを設けてある。混合栓MCは、周知であるので詳細
な説明は省略するが、給湯装置WHからの給湯路31及
び水道からの給水路(図示省略)が接続され、蛇口3
2、シャワー接続部33、給湯路31からの湯と給水路
からの水との混合比を調整する混合用ノブ34,35、
及び、混合ノブ34,35にて混合比が調整された湯水
を蛇口32から流出させる蛇口側とシャワー接続部33
から流出させるシャワー側とに切り換え自在な切換用ノ
ブ36を設けてある。
【0014】図1及び図2に示すように、浴用シャワー
装置SHは、一端側を混合栓MCのシャワー接続部33
に接続するホース1、そのホース1の先端に接続された
手持ち式のシャワーヘッドH、発生させる超音波をシャ
ワーヘッドHから噴出される湯水にて伝播させるように
設けた超音波発生手段2、浴用シャワー装置SHの作動
を制御する制御部3、超音波発生手段2の超音波発生作
動を断続するスイッチ4、及び、浴室内壁面に付設され
て非使用状態のシャワーヘッドを収納支持する支持部と
してのシャワーフック5を備えて構成してある。
【0015】そして、混合栓MCの切換用ノブ36をシ
ャワー側に切り換え、シャワーヘッドHを手に持って移
動操作して、シャワーヘッドHから噴出される湯水を身
体の所望の部位に当てるようにして使用できるようにな
っており、又、スイッチ4をオンすることにより、超音
波発生手段2にて発生された超音波がシャワーヘッドH
から噴出される湯水に伝播するので、身体の所望の部位
に超音波振動を付与して、身体の所望の部位を効果的に
マッサージすることが可能なようになっている。
【0016】図2に基づいて、シャワーヘッドHについ
て説明を加えると、シャワーヘッドHは、ホース接続口
6i、噴出口6o、それらホース接続口6iと噴出口6
oとを接続する湯水流路6rを備えたヘッド本体部6
と、ヘッド本体部6の噴出口6oに嵌め込んだ多孔板7
と、ヘッド本体部6の背面側に気密状に取り付けられ
て、そのヘッド本体部6の背面との間に電装部品収納用
の収納室Aを気密状に形成する収納室形成カバー8とを
備えて構成してある。
【0017】超音波発生手段2は、超音波振動子2v
と、その超音波振動子2vに超音波信号を付与して超音
波振動子2vを超音波振動させる超音波信号発生部2g
とを備えて構成してあり、超音波振動子2vは、ヘッド
本体部6の湯水流路6rを流れる湯水に超音波振動を伝
播させることが可能なように、全体を湯水流路6r内に
位置させて設け、超音波信号発生部2gは、収納室A内
に設けてある。
【0018】又、制御部3は、収納室A内に設け、スイ
ッチ4は、ヘッド本体部6の前面部に、外部と気密性及
び電気絶縁性が保たれる状態で設けてある。又、電力供
給用の被覆電線9を、その一端を収納室A内に外部と気
密性及び電気絶縁性が保たれる状態で挿入して制御部3
に接続し、且つ、ホース1の外周部に沿わせた状態で設
けてある。電線9の他端は、電源(図示省略)に対し
て、外部と気密性及び電気絶縁性が保たれる状態で接続
可能なようになっている。
【0019】制御部3の制御動作について説明すると、
制御部3は、スイッチ4がオン操作されると、超音波信
号発生部2gを作動させて、超音波振動子2vを超音波
振動させ、スイッチ4がオフ操作されると、超音波信号
発生部2gの作動を停止させる。
【0020】つまり、第1実施形態の浴用シャワー装置
SHは、シャワーヘッドHから湯水を噴出させる状態
で、シャワーヘッドHを手に持って、スイッチ4をオン
操作し、湯水を身体の所望の部位に当てることにより、
洗場で浴用シャワー装置により湯水を身体に当てて洗浄
しているときやシャワー浴をしているときにマッサージ
でき、しかも、身体の所望の部位を部分的にマッサージ
できる。
【0021】以下、本発明の第2ないし第5の各実施形
態を説明するが、各実施形態においては、第1実施形態
と同じ構成要素や同じ作用を有する構成要素について
は、重複説明を避けるために、同じ符号を付すことによ
り説明を省略し、主として、第1実施形態と異なる構成
を説明する。
【0022】〔第2実施形態〕以下、図面に基づいて、
第2実施形態を説明する。第1実施形態においては、超
音波発生手段2は、発生させる超音波をシャワーヘッド
から噴出される湯水にて伝播させるように、シャワーヘ
ッドHに設けたが、図3に示すように、第2実施形態に
おいては、超音波発生手段2は、先端にシャワーヘッド
Hが接続されたホース1が接続される給湯栓としての混
合栓MCに設けて、発生させる超音波をホース1を流れ
る湯水にて伝播させるように構成してある。
【0023】更に、第2実施形態においては、図3及び
図4に示すように、第1実施形態の構成に加えて、シャ
ワーヘッドHに供給される湯水の流量を検出する流量検
出手段Sを設け、制御部3は、上記の第1実施形態にお
ける制御構成に加えて、流量検出手段Sの検出流量が設
定流量以下になると、超音波発生手段2の超音波発生作
動を停止させるように構成してある。尚、図1に示すよ
うに、シャワーフック5は、第1実施形態と同様に、浴
室内の壁面に付設してある。
【0024】説明を加えると、混合栓MCのシャワー接
続部23の外周部に気密状に取り付けて、シャワー接続
部23の外周部との間に収納室10を気密状に形成する
収納室形成用カバー11を設け、超音波振動子2vは、
シャワー接続部23を流れる湯水に超音波振動を伝播さ
せることが可能なように、シャワー接続部23内に設
け、超音波信号発生部2gは、収納室10内に設けてあ
る。つまり、超音波振動子2vの超音波振動が、シャワ
ー接続部23からホース1をシャワーヘッドHに向かっ
て流れる湯水に伝播するので、シャワーヘッドHから噴
出する湯水に超音波を伝播させることが可能となる。
又、制御部3は、収納室10内に設け、スイッチ4は、
収納室形成用カバー11の外部に気密性及び電気絶縁性
が保たれる状態に設けてある。制御部3に対して、AC
電源13(図4参照)を接続してある。
【0025】従って、シャワーヘッドHには、超音波発
生手段2、制御部3及びスイッチ4等を設置する必要が
ないので、上記の第1実施形態において設けた収納室形
成用カバー8及び収納室Aを省略することができ、シャ
ワーヘッドHを小型化することが可能となる。又、電力
供給用の電気配線範囲を、固定設置されている混合栓M
Cまでに止めることができて、シャワーヘッドHにまで
電気配線する必要がないので、構成を簡略化することが
可能となる。
【0026】ホース1の内周面は、超音波がホース1を
流れる湯水に伝播するように超音波を反射させるように
構成して、シャワーヘッドHに達するまでの間の超音波
の減衰を抑制するようにしてある。
【0027】シャワー接続部23内を流れる湯水の圧力
を超音波振動子2vよりも上流側にて検出するように、
圧力センサ12を設けてある。圧力センサ12にて検出
される圧力が高くなるほど、ホース1を流れる湯水の流
量が多くなって、シャワーヘッドHに供給される湯水の
流量が多くなるので、圧力センサ12は流量検出手段S
として機能させるように構成してある。そして、設定流
量に対応する湯水の圧力として、設定圧力を設定してあ
る。
【0028】図4に基づいて、制御部3の制御動作につ
いて説明を加える。制御部3は、スイッチ4がオン操作
されると、圧力センサ12に作動用電力を供給し、その
圧力センサ12の検出圧力に基づいて、検出圧力が設定
圧力以下の状態では、超音波信号発生部2gの作動を牽
制し、検出圧力が設定圧力よりも高い状態で、超音波信
号発生部2gを作動させて超音波振動子2vを超音波振
動させると共に、圧力センサ12の検出圧力が設定圧力
以下になると、超音波信号発生部2gの作動を停止させ
ると共に、圧力センサ12への作動用電力の供給を停止
する。又、制御部3は、スイッチ4がオフ操作される
と、超音波信号発生部2gの作動を停止させると共に、
圧力センサ12への作動用電力の供給を停止する。
【0029】つまり、第2実施形態の浴用シャワー装置
SHは、第1実施形態と同様に、シャワーヘッドHから
湯水を噴出させる状態で、シャワーヘッドHを手に持っ
て、スイッチ4をオン操作し、湯水を身体の所望の部位
に当てることにより、湯水を介して身体の所望の部位に
接超音波振動を付与して、マッサージすることが可能と
なる。更に、圧力センサ12の検出圧力が設定圧力以下
のとき、即ち、混合栓MCの混合用ノブ24,25が閉
められていたり、切換用ノブ26が蛇口側に切り換えら
れているときは、スイッチ4をオン操作しても、超音波
発生手段2の超音波発生作動が牽制されるので、シャワ
ーヘッドHから湯水が噴出していないにもかかわらず、
超音波発生手段2が超音波発生作動するといった不具合
を防止することができる。又、混合栓MCの混合用ノブ
24,25が閉められて、圧力センサ12の検出圧力が
設定圧力以下になると、超音波発生手段2の超音波発生
作動が停止するので、超音波発生手段2の超音波発生作
動を停止させるためのスイッチ4のオフ操作が省略でき
て、使い勝手が向上すると共に、超音波発生手段2の停
止操作忘れを防止することができる。
【0030】〔第3実施形態〕以下、図面に基づいて、
第4実施形態を説明する。第1実施形態においては、シ
ャワーフック5は浴室内の壁面に設けたが、図5及び図
6に示すように、第3実施形態においては、シャワーフ
ック5をリモコンRCの前面部に設けてある。又、図6
及び図7に示すように、第3実施形態においては、第1
実施形態の構成に加えて、シャワーヘッドHに、超音波
発生手段2に駆動用の電力を供給する充電池14と、そ
の充電池14を充電するための電力を受電する受電部1
5とを設け、非使用状態のシャワーヘッドを収納支持す
る支持部としてのシャワーフック5にシャワーヘッドH
が支持された状態において、電磁誘導にて充電部15に
給電する給電部16を設け、並びに、シャワーヘッドH
に供給される湯水の流量を検出する流量検出手段Sを設
け、制御部3は、上記の第1実施形態における制御構成
に加えて、流量検出手段Sの検出流量が設定流量以下に
なると、超音波発生手段2の超音波発生作動を停止させ
るように構成してある。
【0031】説明を加えると、超音波発生手段2、制御
部3及びスイッチ4は、第1実施形態と同様にシャワー
ヘッドHに設けてある。第2実施形態と同様に流量検出
手段Sとして機能させる圧力センサ12を、ヘッド本体
部6の湯水流路6rを流れる湯水の圧力を検出するよう
に設けてある。
【0032】受電部15は、受電用コイル15cと、そ
の受電コイル15cによる受電及び充電池14の充電を
制御する受電回路15kとを備えて構成し、それら受電
用コイル15c及び受電回路15kと、充電池14と
は、収納室形成カバー8にて形成される収納室A内に設
けてある。ちなみに、収納室形成カバー8は電気絶縁材
にて形成してある。
【0033】給電部16は、給電用コイル16cと、A
C電源13からの給電用コイル16cへの給電を制御す
る給電回路16kとを備えて構成し、それら給電用コイ
ル16c及び給電回路16kは、電気絶縁材にて形成さ
れて、シャワーフック5に一体的に取り付けられた給電
部装備用ケーシング17内に外部と気密性及び電気絶縁
性が保たれる状態で設けてある。そして、給電部装備用
ケーシング17を一体的に設けたシャワーフック5を、
リモコンRCの前面部に取り付けてある。リモコンRC
には、AC電源13が接続されているので、給電部16
に、リモコンRCを介してAC電源13を接続して、給
電部16にリモコンRCから給電するように構成してあ
る。
【0034】シャワーヘッドHに対する受電用コイル1
5cの設置位置、及び、シャワーフック5に対する給電
用コイル16cの設置位置は、シャワーヘッドHをシャ
ワーフック5に収納支持した状態で、受電用コイル15
cと給電用コイル16cとの相対位置関係が給電用コイ
ル16cの磁束により受電用コイル15cに電流を流す
ことが可能なような位置関係となる位置にそれぞれ設定
してある。
【0035】そして、非使用状態のシャワーヘッドHを
シャワーフック5に収納支持させると、電磁誘導にて給
電部16から受電部15に給電されて充電池14が充電
され、その充電池14にて、制御部3、圧力センサ12
及び超音波発生手段2が駆動されるようになっている。
制御部3の制御構成は、第2実施形態と同様であるの
で、説明を省略する。
【0036】つまり、第3実施形態の浴用シャワー装置
SHは、第1実施形態と同様に、シャワーヘッドHから
湯水を噴出させる状態で、シャワーヘッドHを手に持っ
て、スイッチ4をオン操作し、湯水を身体の所望の部位
に当てることにより、湯水を介して身体の所望の部位に
接超音波振動を付与して、マッサージすることが可能と
なる。又、第1実施形態の如きシャワーヘッドHに対す
る電気配線が不要となる。又、圧力センサ12の検出圧
力が設定圧力以下のとき、即ち、混合栓MCの混合用ノ
ブ24,25が閉められていたり、切換用ノブ26が蛇
口側に切り換えられているときは、スイッチ4をオン操
作しても、超音波発生手段2の超音波発生作動が牽制さ
れるので、シャワーヘッドHから湯水が噴出していない
にもかかわらず、超音波発生手段2が超音波発生作動す
るといった不具合を防止することができ、しかも、充電
池14の消耗を抑制することができる。又、混合栓MC
の混合用ノブ24,25が閉められて、圧力センサ12
の検出圧力が設定圧力以下になると、超音波発生手段2
の超音波発生作動が停止するので、超音波発生手段2の
超音波発生作動を停止させるためのスイッチ4のオフ操
作が省略できて、使い勝手が向上すると共に、超音波発
生手段2の停止操作忘れを防止することができて充電池
14の消耗を抑制することができる。
【0037】〔第4実施形態〕以下、図面に基づいて、
第3実施形態を説明する。第4実施形態においては、超
音波発生手段2は、第1実施形態と同様に、超音波振動
子2vと超音波信号発生部2gとを備えて構成してある
が、第1実施形態では、超音波振動子2vを全体が湯水
流路6r内に位置するように設けたのに対して、第4実
施形態では、図8に示すように、超音波振動子2vをそ
の先端が湯水流路6rの噴出口6oから突出する状態で
湯水流路6r内に設けてある。つまり、超音波振動子2
vが振動部に相当し、シャワーヘッドHに、超音波振動
させる超音波振動子2vを人体に接触させることが可能
な状態で備えた超音波発生手段2を設けてある。又、超
音波振動子2vから超音波が湯水流路6r内を流れる湯
水に伝播するので、超音波発生手段2を、発生させる超
音波をシャワーヘッドHから噴出される湯水にて伝播さ
せるように構成してある。
【0038】図8に示すように、第1実施形態と同様
に、超音波信号発生部2g及び制御部3は、収納室A内
に設け、スイッチ4は、ヘッド本体部6の前面部に外部
と気密状性及び電気絶縁性が保たれる状態で設けてあ
る。第1実施形態においては、シャワーフック5は浴室
内の壁面に設けたが、図5及び図8に示すように、第4
実施形態においては、第3実施形態と同様に、シャワー
フック5をリモコンRCの前面部に設けてある。
【0039】又、図8及び図9に示すように、第4実施
形態においては、第1実施形態の構成に加えて、第3実
施形態と同様に、シャワーヘッドHに、超音波発生手段
2に駆動用の電力を供給する充電池14と、その充電池
14を充電するための電力を受電する受電部15とを設
け、非使用状態のシャワーヘッドを収納支持する支持部
としてのシャワーフック5にシャワーヘッドHが支持さ
れた状態において、電磁誘導にて充電部15に給電する
給電部16を設けてある。充電池14、受電部15及び
給電部16は、第3実施形態と同様に構成して、第3実
施形態と同能に設置してあるので、詳細な説明は省略す
る。又、制御部3の制御構成は、第1実施形態と同様で
あるので、詳細な説明は省略する。
【0040】つまり、第4実施形態の浴用シャワー装置
SHは、充電池14にて、制御部3及び超音波発生手段
2が駆動されるようになっているので、第1実施形態の
如きシャワーヘッドHに対する電気配線が不要となる。
そして、シャワーヘッドHからの湯水を噴出を停止した
状態で、シャワーヘッドHを手に持って、スイッチ4を
オン操作し、超音波振動子2vの先端面を直接身体の所
望の部位に接触させることにより、超音波振動子2vに
て身体の所望の部位に直接超音波振動を付与して、マッ
サージすることが可能となる。又、シャワーヘッドHか
ら湯水を噴出させる状態で、シャワーヘッドHを手に持
って、スイッチ4をオン操作し、湯水を身体の所望の部
位に当てることにより、湯水を介して身体の所望の部位
に接超音波振動を付与して、マッサージすることが可能
となる。
【0041】〔第5実施形態〕以下、図面に基づいて、
第5実施形態を説明する。図10及び図11に示すよう
に、第5実施形態においては、第1実施形態の構成に加
えて、超音波発生手段2を駆動するための電力を発電す
る発電手段Gを、シャワーヘッドHを流れる湯水の流れ
により発電するように設け、その発電手段Gの発電電力
を蓄電する充電部Bを設け、並びに、シャワーヘッドH
に供給される湯水の流量を検出する流量検出手段Sを設
け、更に、制御部3は、上記の第1実施形態における制
御構成に加えて、流量検出手段Sの検出流量が設定流量
以下になると、超音波発生手段2の超音波発生作動を停
止させるように構成してある。尚、図1及び図10に示
すように、シャワーフック5は、第1実施形態と同様
に、浴室内の壁面に付設してある。
【0042】説明を加えると、超音波発生手段2、制御
部3及びスイッチ4は、第1実施形態と同様にシャワー
ヘッドHに設けてある。流量検出手段Sは、第3実施形
態と同様に、ヘッド本体部6の湯水流路6rを流れる湯
水の圧力を検出するように設けた圧力センサ12にて構
成してある。
【0043】発電手段Gは、ヘッド本体6の湯水流路6
rを流れる湯水の流れにより回転するように設けたスク
リュー18と、そのスクリュー18の回転により駆動さ
れて発電する発電機19にて構成してある。充電部B
は、充電池20と、発電機19による充電池20の充電
を制御する充電回路21にて構成してある。制御部3の
制御構成は、第2実施形態と同様であるので、説明を省
略する。
【0044】つまり、第5実施形態の浴用シャワー装置
SHは、第1実施形態と同様に、シャワーヘッドHから
湯水を噴出させる状態で、シャワーヘッドHを手に持っ
て、スイッチ4をオン操作し、湯水を身体の所望の部位
に当てることにより、湯水を介して身体の所望の部位に
接超音波振動を付与して、マッサージすることが可能と
なる。又、発電機19にて、充電池20が充電され、そ
の充電池20にて、制御部3、圧力センサ12及び超音
波発生手段2が駆動されるようになっているので、浴用
シャワー装置SHに対する電気配線が全く不要となる。
又、圧力センサ12の検出圧力が設定圧力以下のとき、
即ち、混合栓MCの混合用ノブ24,25が閉められて
いたり、切換用ノブ26が蛇口側に切り換えられている
ときは、スイッチ4をオン操作しても、超音波発生手段
2の超音波発生作動が牽制されるので、シャワーヘッド
Hから湯水が噴出していないにもかかわらず、超音波発
生手段2が超音波発生作動するといった不具合を防止す
ることができ、しかも、充電池20の消耗を抑制するこ
とができる。又、混合栓MCの混合用ノブ24,25が
閉められて、圧力センサ12の検出圧力が設定圧力以下
になると、超音波発生手段2の超音波発生作動が停止す
るので、超音波発生手段2の超音波発生作動を停止させ
るためのスイッチ4のオフ操作が省略できて、使い勝手
が向上すると共に、超音波発生手段2の停止操作忘れを
防止することができて充電池14の消耗を抑制すること
ができる。
【0045】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 第1及び第4の各実施形態において、第2、第
3及び第5の各実施形態と同様に、流量検出手段Sを設
けて、第1ないし第5の各実施形態において、流量検出
手段Sの検出流量に基づいて、超音波発生手段2にて発
生させる超音波の強度及び振動数のうちのいずれか一方
又は両方を、制御部3にて自動的に変更するように構成
しても良い。例えば、検出流量が多くなるほど、超音波
の強度を強くしたり振動数を多くしたりする。この場
合、身体に当たる湯水の強さに応じて、身体に付与され
る超音波振動の状態が変更されるので、快適感が向上す
ることになる。
【0046】(ロ) 上記の第2、第3及び第5の各実
施形態において設ける流量検出手段Sの具体構成として
は、圧力センサ12に限定されるものではなく、例え
ば、流量を直接検出する流量センサでも良い。
【0047】(ハ) 上記の第3及び第4の各実施形態
においては、給電部16にリモコンRCから給電するよ
うに構成する場合について例示したが、リモコンRC以
外から給電するように構成しても良い。例えば、浴室の
壁を貫通させて、給電部16専用に電気配線しても良
い。
【0048】(ニ) 上記の第4実施形態においては、
超音波振動子2vそのものを人体に接触させることが可
能な状態に設けて、超音波振動子2vを振動部として機
能させる場合について例示したが、振動部として機能さ
せる振動板を人体に接触させることが可能な状態に設け
て、その振動板を超音波振動子2vにて超音波振動させ
るようにしても良い。又、振動部をシャワーヘッドHの
外周部に、人体に接触させることが可能な状態に設け
て、シャワーヘッドHから噴出される湯水には超音波を
伝播させないように構成しても良い。
【0049】(ホ) 上記の第5実施形態においては、
発電手段Gを、シャワーヘッドHを流れる湯水の流れに
より発電するように設ける場合について例示したが、ホ
ース1を流れる湯水の流れにより発電するように設けて
も良い。又、上記の第5実施形態において設けた充電部
Bを省略して、発電手段Gにて直接、制御部3、圧力セ
ンサ12及び超音波発生手段2を駆動するように構成し
ても良い。
【0050】(ヘ) 電池を交換可能なように設けると
共に、その電池にて制御部3、圧力センサ12、超音波
発生手段2等を駆動するように構成しても良い。この場
合は、浴用シャワー装置SHに対する電気配線が全く不
要となる。
【0051】(ト) シャワーヘッドHを、噴出される
湯水の勢いを調節可能なように構成したり、湯水を断続
的に噴出するように構成すると、身体の所望の部位を超
音波振動によりマッサージしながら、湯水の勢いでもマ
ッサージすることが可能となり、マッサージ効果を更に
高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2及び第5の各実施形態に係る浴用シ
ャワー装置を設置した浴室の縦断面図
【図2】第1実施形態に係る浴用シャワー装置の要部の
縦断面図
【図3】第2実施形態に係る浴用シャワー装置の要部の
縦断面図
【図4】第2実施形態に係る浴用シャワー装置の制御構
成を示すブロック図
【図5】第3及び第4の各実施形態に係る浴用シャワー
装置を設置した浴室の縦断面図
【図6】第3実施形態に係る浴用シャワー装置の要部の
縦断面図
【図7】第3実施形態に係る浴用シャワー装置の制御構
成を示すブロック図
【図8】第4実施形態に係る浴用シャワー装置の要部の
縦断面図
【図9】第4実施形態に係る浴用シャワー装置の制御構
成を示すブロック図
【図10】第5実施形態に係る浴用シャワー装置の要部
の縦断面図
【図11】第5実施形態に係る浴用シャワー装置の制御
構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 ホース 2 超音波発生手段 2v 振動部 5 支持部 14 充電池 15 受電部 16 給電部 G 発電手段 H シャワーヘッド MC 給湯栓 RC 遠隔操作部 S 流量検出手段
フロントページの続き (72)発明者 平井 重行 京都府京都市下京区中堂寺南町17 株式会 社関西新技術研究所内 Fターム(参考) 2D032 FA00 FA04 FA11 2D060 BA01 BB01 BC30 CA15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水を噴出する手持ち式のシャワーヘッ
    ドを備えた浴用シャワー装置であって、 超音波発生手段が、発生させる超音波を前記シャワーヘ
    ッドから噴出される湯水にて伝播させるように設けられ
    ている浴用シャワー装置。
  2. 【請求項2】 前記シャワーヘッドに供給される湯水の
    流量を検出する流量検出手段が設けられ、 その流量検出手段の検出流量が設定値以下になると、前
    記超音波発生手段の超音波発生作動が停止するように構
    成されている請求項1記載の浴用シャワー装置。
  3. 【請求項3】 湯水を噴出する手持ち式のシャワーヘッ
    ドを備えた浴用シャワー装置であって、 前記シャワーヘッドに、超音波振動させる振動部を人体
    に接触させることが可能な状態で備えた超音波発生手段
    が設けられている浴用シャワー装置。
  4. 【請求項4】 前記超音波発生手段が、発生させる超音
    波を前記シャワーヘッドから噴出される湯水にて伝播さ
    せるように構成されている請求項3記載の浴用シャワー
    装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波発生手段が、先端に前記シャ
    ワーヘッドが接続されたホースが接続される給湯栓に設
    けられて、発生させる超音波を前記ホースを流れる湯水
    にて伝播させるように構成されている請求項1又は2記
    載の浴用シャワー装置。
  6. 【請求項6】 前記シャワーヘッドに、前記超音波発生
    手段に駆動用の電力を供給する充電池と、その充電池を
    充電するための電力を受電する受電部とが設けられ、 非使用状態の前記シャワーヘッドを収納支持する支持部
    に前記シャワーヘッドが支持された状態において、電磁
    誘導にて前記充電部に給電する給電部が設けられている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴用シャワー装
    置。
  7. 【請求項7】 前記給電部が、前記シャワーヘッドへの
    湯水供給用の給湯装置の運転を制御する遠隔操作部から
    給電されるように構成されている請求項5記載の浴用シ
    ャワー装置。
  8. 【請求項8】 前記超音波発生手段を駆動するための電
    力を発電する発電手段が、先端に前記シャワーヘッドが
    接続されたホース又は前記シャワーヘッドを流れる湯水
    の流れにより発電するように設けられている請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の浴用シャワー装置。
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