JP2003174622A - 音声/映像情報記録再生装置および方法、および音声/映像情報記録再生装置および方法を用いて情報が記録された記録媒体 - Google Patents

音声/映像情報記録再生装置および方法、および音声/映像情報記録再生装置および方法を用いて情報が記録された記録媒体

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JP2003174622A
JP2003174622A JP2001371764A JP2001371764A JP2003174622A JP 2003174622 A JP2003174622 A JP 2003174622A JP 2001371764 A JP2001371764 A JP 2001371764A JP 2001371764 A JP2001371764 A JP 2001371764A JP 2003174622 A JP2003174622 A JP 2003174622A
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正紀 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポストレコーディング再生時に、IEEE1
394インターフェースに出力するための動画ストリー
ムの作成を容易にする。 【解決手段】 音声と映像を記録する場合は、1音声フ
レームを1個のPTS付きのPESパケットを含む固定
数のトランスポートパケット数で構成し、固定数のトラ
ンスポートパケット内の先頭のトランスポートパケット
のパケットヘッダTS−Hを固定のデータサイズとし、
さらに音声情報を含むトランスポートパケットにはPC
Rを一切含まないで記録し、一方、音声を記録する場合
は、1音声フレームを1個のPESパケットを含む固定
数のトランスポートパケット数で構成し、固定数のトラ
ンスポートパケット内の先頭のトランスポートパケット
のパケットヘッダTS−Hを固定のデータサイズとし、
パケットヘッダには所定の周期でPCRを含んで記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムで映
像信号及び音声信号を圧縮して光ディスク等の記録媒体
へ記録し、記録媒体に記録された映像信号及び音声信号
を伸長して再生する音声/映像情報記録再生装置および
方法、ならびにかかる音声/映像情報記録再生装置およ
び方法を用いて情報が記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】映像データを低いビットレートで圧縮す
る方法として、MPEG2規格(ISO/IEC 13818-1)で
規定されているシステムストリームがある。このシステ
ムストリームとしては、プログラムストリーム、トラン
スポートストリーム、及びPES(Packetized Element
ary Stream)ストリームの3種類が規定されている。
【0003】一方、磁気テープに代わる記録媒体として
は、相変化光ディスク(例えば、DVD−RAMやMV
DISC)や光磁気ディスク(MO)等の光ディスクが
注目を浴びてきている。例えば、DVD−RAM上に映
像を記録するための規格として、VIDEO RECORDING規格
(DVD Specifications for Rewritable/Re-recordableDi
scs Part 3 VIDEO RECORDING Version 1.0 September 1
999)がある。この規格は、DVD−RAMディスクに対
して、MPEG2規格のプログラムストリームから成る
動画ファイルを記録再生するためのものである。
【0004】また、相変化光ディスクに対して、ISO/IE
C 13818-1で規定されるMPEG2のトランスポートス
トリームから成る動画ファイルを記録再生する場合もあ
る。この場合、映像データは、ISO/IEC 13818-2で規定
されるMPEG2で圧縮され、音声データは、例えばIS
O/IEC 13818-7で規定されるMPEG2−AAC(Advan
ced Audio Cording)で圧縮される。
【0005】図16に、従来の相変化光ディスクを使っ
た音声/映像情報記録再生装置の構成図を示す。映像信
号および音声信号の記録時は、映像信号入力部100及
び音声信号入力部102から入力した信号を各々映像圧
縮部101及び音声圧縮部103で圧縮し、次にトラン
スポートストリーム組立部104においてポストレコー
ディング用ダミーパケット発生部105が生成するダミ
ーパケットを圧縮結果に混合してトランスポートストリ
ームを作成し、それをバッファメモリ154、記録部1
20及びピックアップ130を経由して相変化光ディス
ク131へ書き込む。
【0006】映像信号および音声信号の再生時は、ピッ
クアップ130、再生部121およびバッファメモリ1
54を経由して取り出したトランスポートストリームを
トランスポートストリーム分解部115で映像信号と音
声信号に分離し、各々映像伸長部111及び第1音声伸
長部113を介して、映像表示部110及び音声出力部
112へ出力する。また、第2音声伸長部114は、ト
ランスポートストリーム内に裏音声(後述)が記録され
た場合に、この裏音声の再生に用いるものである。
【0007】映像信号および音声信号の記録時には、記
録制御部151が、記録部120、連続データ領域検出
部150および論理ブロック管理部141の制御を行な
い、記録を実施する。このとき、連続データ領域検出部
150は、記録制御部151の指示に応じて、論理ブロ
ック管理部141で管理されるセクタの使用状況を調べ
て、物理的に連続する空き領域を検出する。
【0008】映像信号および音声信号の再生時には、再
生制御部140が、再生部121および記録部120の
制御を行ない、再生を実施する。また、ポストレコーデ
ィング用記録制御部152およびポストレコーディング
用再生制御部153は後述するポストレコーディング時
に起動される。
【0009】なお、以下では「映像信号および音声信号
の記録」を「動画信号の記録」と呼ぶことにする。また
同様に「映像および音声の記録」を「動画の記録」と呼
ぶことにする。
【0010】また、図17は、相変化光ディスク131
にリアルタイムで映像記録する場合の記録フォーマット
を示す。相変化光ディスク131は2kバイトのセクタ
から構成され、16個のセクタを1つの論理ブロック
(32kバイト)として取り扱い、この論理ブロックご
とに誤り訂正符号を付与して相変化光ディスク131へ
記録する。さらに、最大記録再生レート換算で特定時間
(例えば、後述の様に、0.86秒)以上の物理的に連
続する論理ブロックを1つの連続データ領域として確保
し、この領域へ、0.4〜1秒分の再生時間(表示時
間)のMPEGトランスポートストリームからなる、ビ
デオ・オブジェクト・ユニット(Video Object Unit:
以下、「VOBU」という)を順に記録する。なお、ひ
とつのVOBUは、原則的にすべて単独で復号可能な映
像および音声圧縮データを含むものとする。すなわち、
映像および音声圧縮データは1VOBU内で完結してい
るものとする。
【0011】1つのVOBUは、188バイト単位のM
PEGトランスポートストリームの下位階層であるトラ
ンスポートパケットから構成される。トランスポートパ
ケットは、ビデオ圧縮データが格納されたビデオトラン
スポートパケット(V_TSP)と、オーディオ圧縮デ
ータが格納されたオーディオトランスポートパケット
(A_TSP)と、ダミーオーディオトランスポートパ
ケット(D_TSP)の3種類から構成される。また、
1つのVOBUには、対応する時間のV_TSP、A_
TSPおよびD_TSPが全て含まれる。また、1つの
VOBUのデータサイズは、映像が可変ビットレートで
あれば、最大記録再生レート以下の範囲で変動する。一
方、映像が固定ビットレートであれば、VOBUのデー
タサイズはほぼ一定である。
【0012】図18は、V_TSP、A_TSPおよび
D_TSPの詳細を示す図である。V_TSPは、トラ
ンスポートパケットヘッダとビデオデータから構成さ
れ、A_TSPは、トランスポートパケットヘッダとオ
ーディオデータから構成され、D_TSPは、トランス
ポートパケットヘッダと裏音声用ダミーデータから構成
される。V_TSP、A_TSP、D_TSP間の違い
は、トランスポートパケットヘッダ内のPID(Packet
ID)で識別される。例えば、図の様に、V_TSPに
はPID=“0x0020”、A_TSPにはPID=
“0x0021”、D_TSPにはPID=“0x00
22”を割り付けることにより、それぞれ識別される。
【0013】図16に示す音声/映像情報記録再生装置
の連続データ領域検出部150は、1つの連続データ領
域の残りが少なくなった時点で、次の連続データ領域の
再検出を行なう。そして、1つの連続データ領域が一杯
になると、次の連続データ領域に書き込みを行なう。
【0014】また、図19は、光ディスク上の記録内容
がUDF(Universal Disk Format)ファイルシステム
によって管理されている状態を示す。ここでは、記録開
始ボタンのオンとオフの各1回の操作により、1つのM
PEGトランスポートストリームがファイル「MOVI
E.MPG」として記録される場合を示す。ファイル
は、ファイル名及びファイル・エントリの位置が、FI
D(File Identifier Descriptor)で管理される。さら
に、ファイル・エントリ内のアロケーション・ディスク
リプタ(Allocation Descriptor)を使って、1つのフ
ァイルとそのファイルを構成する3つの連続データ領域
a、b、cを管理する。連続データ領域が3つに分れる
経緯を次に示す。なお、各アロケーション・ディスクリ
プタの構造は、図20に示すように、エクステント長
(Extent Length)とエクステント位置(Extent Positi
on)とから成る。
【0015】記録制御部151は、連続データ領域aへ
の記録中に不良論理ブロックを見つけると、その不良論
理ブロックをスキップして、連続データ領域bの先頭か
ら書き込みを継続する。さらに、記録制御部151は、
連続データ領域bへの記録中にPCファイルの記録領域
とぶつかりそうになると、今度は連続データ領域cの先
頭から書き込みを継続する。この結果、ファイル「MO
VIE.MPG」は3つの連続データ領域a、b、cか
ら構成されることになる。
【0016】図21は、ファイルの再生時の動作概要を
示す。再生時は、再生制御部140が、光ディスク13
1からバッファメモリ154へのデータの読み込み動作
と、バッファメモリ154からトランスポートストリー
ム分解部115へのデータ移動によるデータの再生動作
を同時に実施する。このとき、データの再生速度Voよ
りもデータの読出速度Vrの方が高速となるように設定
し、再生すべきデータがバッファメモリ154内に無い
こと(アンダーフロー)が起きないように制御を行う。
従って、連続したデータ読み込み及び連続したデータ再
生を続けると、データ再生速度Voとデータ読出速度V
rとの速度差分だけ、再生すべきデータを余分に確保で
きることになる。かかる余分に確保できるデータを、ピ
ックアップ130のジャンプによりデータ読み込みが途
絶える間の再生データとして使うことにより、連続再生
を実現することができる。
【0017】具体的には、データ読出速度Vrが24M
bps、データ再生速度Voが10Mbps、ピックア
ップ130の最大移動時間が0.5秒の場合、ピックア
ップ移動中に5Mビットの余分な再生データが必要にな
る。かかる余分な再生データを確保するためには、0.
36秒間の連続読み込みが必要になる。すなわち、5M
ビットをデータ読出速度24Mbpsとデータ再生速度
10Mbpsの差で割った時間だけ連続読み込みする必
要がある。
【0018】ここで、0.36秒間の連続読み込みの間
に8.6Mビット分、すなわち10Mbpsの再生速度
換算で0.86秒分の再生データを読み出すことにな
る。したがって、最大10Mbpsの動画を0.86秒
分以上の連続データ領域を確保して記録することで、連
続データ再生を保証することが可能となる。
【0019】なお、ピックアップ130の最大移動時間
はディスクの最内周と最外周間の移動時間を指す。ま
た、この時間に、回転待ち時間も含まれるものとする。
【0020】なお、連続データ領域の途中には、数個の
不良論理ブロックがあっても良い。ただし、この場合に
は、再生時にかかる不良論理ブロックを読み込むのに必
要な読み込み時間を見越して、連続データ領域を0.8
6秒分よりも少し多めに確保する必要が有る。
【0021】また、民生用ムービーに通常備わっている
機能の一つにポストレコーディングがある。ポストレコ
ーディングは、一度記録した映像の音声(以下、表音声
という)を新規録音した音声(以下、裏音声という)に
吹き替える機能である。
【0022】ポストレコーディングは、一般に次の3つ
のステップから構成される。第1ステップとして、まず
映像をポストレコーディング可能な記録モードで記録す
る(以下、「ポストレコーディングモード記録」と呼
ぶ)。第2ステップとして、記録した映像を見ながら、
その映像に同期した裏音声を記録する(以下、「ポスト
レコーディング記録」と呼ぶ)。第3ステップとして、
第2ステップの映像と裏音声を同期させて再生する(以
下、「ポストレコーディング再生」と呼ぶ)。これらの
ステップで、吹き替えが実現する。
【0023】ここで、第1ステップでは、ポストレコー
ディング用記録制御部152が、V_TSP、A_TS
PおよびD_TSPを含むMPEGトランスポートスト
リームを記録する。第2ステップでは、ポストレコーデ
ィング用記録制御部152が、D_TSPを裏音声用A
_TSPに置き換えて光ディスク131へ記録する。第
3ステップでは、ポストレコーディング用再生制御部1
53が、表音声用A_TSP、裏音声用A_TSPおよ
びV_TSPをトランスポートストリーム分解部115
へ渡す様に制御して吹き替えを実現する。
【0024】なお、以下では、ポストレコーディングモ
ード記録時に記録する映像と音声を含むファイルを動画
ファイル呼ぶ。
【0025】また、ポストレコーディングの必要が無い
場合は、D_TSPを含めないで、A_TSPとV_T
SPから構成される動画ファイルを記録する。
【0026】また、ポストレコーディングモード記録さ
れた動画ファイルを再生制御部140が再生する場合
は、D_TSPをトランスポートストリーム分解部11
5へ渡さないで、A_TSPとV_TSPを渡す。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ポストレコーディング
記録時に、映像を見ながら裏音声を記録する場合、映像
の再生処理と同時に、裏音声を含んだ映像の再記録処理
が必要となる。具体的には、ポストレコーディング用再
生制御部153が再生するストリームをバッファ上に保
存しておき、そのストリーム内のD_TSPを裏音声用
A_TSPに置き換えて、再度ディスク上へ書き戻すこ
とになる。すなわち、映像の記録レートでの連続再生と
同じレートでの連続記録を同時に実施する必要がある。
この同時記録再生処理を実現するには、高い転送レート
と高速なシークタイムを実現する必要があり、高価なデ
ィスクドライブが必要であった。
【0028】また、ポストレコーディング再生された動
画ストリームをIEEE1394インターフェースに出
力する際に、動画ストリームに裏音声を合成する(マル
チプレクスする)ために、再度MPEGシステムエンコ
ード処理を行う必要があり、IEEE1394インター
フェースへの出力処理が複雑化するという問題があっ
た。
【0029】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、光ディスク上でポストレコー
ディング機能を比較的低速なシークタイムを有する安価
なディスクドライブでも容易に実現できると共に、IE
EE1394インターフェースに出力する際にMPEG
システムエンコード処理を不要にして、容易に動画スト
リームを出力することが可能な音声/映像情報記録再生
装置および方法、ならびにかかる音声/映像情報記録再
生装置および方法を用いて情報が記録された記録媒体を
提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の音声/映像情報記録再生装置
は、音声を含む音声/映像情報をMPEGトランスポー
トパケットから構成されるMPEGトランスポートスト
リームとして記録する音声/映像情報記録部を備え、音
声/映像情報記録部は、音声および映像を記録する場合
は、1音声フレームを1個のプレゼンテーション・タイ
ム・スタンプ(PTS)付きのPESパケットを含む固
定数のトランスポートパケット数で構成し、固定数のト
ランスポートパケット内の先頭のトランスポートパケッ
トのパケットヘッダを固定のデータサイズとし、さらに
音声情報を含むトランスポートパケットにはプログラム
・クロック・リファレンス(PCR)を一切含まないで
記録し、一方、音声を記録する場合は、1音声フレーム
を1個のPESパケットを含む固定数のトランスポート
パケット数で構成し、固定数のトランスポートパケット
内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダを
固定のデータサイズとし、パケットヘッダには所定の周
期でPCRを含んで記録することを特徴とする。
【0031】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の音声/映像情報記録再生装置は、1音声フレーム
を1個のプレゼンテーション・タイム・スタンプ(PT
S)付きのPESパケットを含む固定数のトランスポー
トパケット数で構成し、固定数のトランスポートパケッ
ト内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダ
を固定のデータサイズとし、さらに音声情報を含むトラ
ンスポートパケットにはプログラム・クロック・リファ
レンス(PCR)を一切含まないで記録する音声A記録
部と、1音声フレームを1個のPESパケットを含む固
定数のトランスポートパケット数で構成し、固定数のト
ランスポートパケット内の先頭のトランスポートパケッ
トのパケットヘッダを固定のデータサイズとし、パケッ
トヘッダには所定の周期で前記PCRを含んで記録する
音声B記録部と、音声Aを含むMPEGトランスポート
ストリームを、別のトランスポートストリームに含まれ
る音声Bに差替えて出力するポストレコーディング制御
部とを備え、ポストレコーディング制御部は、音声Aを
含むトランスポートパケットの内、所定のデータ領域
を、各音声フレームの先頭に同期して、音声Bのトラン
スポートパケットの対応する記録位置のデータに差替え
て出力することを特徴とする。
【0032】第2の音声/映像情報記録再生装置におい
て、所定のデータ領域は、前記固定数のトランスポート
パケットの内、1個目のトランスポートパケットのペイ
ロード部、および2個目以降のトランスポートパケット
のアダプテーション・フィールド・コントロール・フィ
ールド、アダプテーション・フィールド、およびペイロ
ード部であることを特徴とする。
【0033】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第1の音声/映像情報記録再生方法は、音声を含む音声
/映像情報をMPEGトランスポートパケットから構成
されるMPEGトランスポートストリームとして記録す
る音声/映像情報記録再生方法であって、音声および映
像を記録する場合は、1音声フレームを1個のプレゼン
テーション・タイム・スタンプ(PTS)付きのPES
パケットを含む固定数のトランスポートパケット数で構
成し、固定数のトランスポートパケット内の先頭のトラ
ンスポートパケットのパケットヘッダを固定のデータサ
イズとし、さらに音声情報を含むトランスポートパケッ
トにはプログラム・クロック・リファレンス(PCR)
を一切含まないで記録し、一方、音声を記録する場合
は、1音声フレームを1個のPESパケットを含む固定
数のトランスポートパケット数で構成し、固定数のトラ
ンスポートパケット内の先頭のトランスポートパケット
のパケットヘッダを固定のデータサイズとし、パケット
ヘッダには所定の周期でPCRを含んで記録することを
特徴とする。
【0034】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の音声/映像情報記録再生方法は、1音声フレーム
を1個のプレゼンテーション・タイム・スタンプ(PT
S)付きのPESパケットを含む固定数のトランスポー
トパケット数で構成し、固定数のトランスポートパケッ
ト内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダ
を固定のデータサイズとし、さらに音声情報を含むトラ
ンスポートパケットにはプログラム・クロック・リファ
レンス(PCR)を一切含まないで記録する工程と、1
音声フレームを1個のPESパケットを含む固定数のト
ランスポートパケット数で構成し、固定数のトランスポ
ートパケット内の先頭のトランスポートパケットのパケ
ットヘッダを固定のデータサイズとし、パケットヘッダ
には所定の周期でPCRを含んで記録する工程と、音声
Aを含むMPEGトランスポートストリームのトランス
ポートパケットの内、所定のデータ領域を、各音声フレ
ームの先頭に同期して、別のトランスポートストリーム
に含まれる音声Bのトランスポートパケットの対応する
記録位置のデータに差替えて出力する工程とを含むこと
を特徴とする。
【0035】第2の音声/映像情報記録再生方法におい
て、所定のデータ領域は、前記固定数のトランスポート
パケットの内、1個目のトランスポートパケットのペイ
ロード部、および2個目以降のトランスポートパケット
のアダプテーション・フィールド・コントロール・フィ
ールド、アダプテーション・フィールド、およびペイロ
ード部であることを特徴とする。
【0036】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第1の記録媒体は、第1または第22の音声/映像情報
記録再生装置を用いて情報が記録されたことを特徴とす
る。
【0037】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の記録媒体は、第1または第22の音声/映像情報
記録再生方法を用いて情報が記録されたことを特徴とす
る。
【0038】上記の構成によれば、ポストレコーディン
グ再生時に、IEEE1394インターフェースに出力
するための動画ストリームを容易に作成できると共に、
音声/映像情報記録再生装置上でもポストレコーディン
グ再生が容易に実施できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0040】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る音声/映像情報記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。本実施形態と従来例(図16)との
違いは、第2トランスポートストリーム分解部166を
有する点と、連続データ領域検出部160、記録制御部
161、ポストレコーディング用記録制御部162、ポ
ストレコーディング用再生制御部163およびバッファ
メモリ164の機能が異なる点にある。また、再生部1
21のデータ読み込み速度、第1トランスポートストリ
ーム分解部165に入力する同画データの最大再生レー
ト、ピックアップ130の読み込み動作時および書き込
み動作時の最大移動時間は、従来例と同じであるものと
している。
【0041】図2は、図1の機能ブロックの中で、ポス
トレコーディングモード記録の際に関係するブロックを
示し、図3は、図1の機能ブロックの中で、ポストレコ
ーディング記録の際に関係するブロックを示し、図4
は、図1の機能ブロックの中で、ポストレコーディング
再生の際に関係するブロックを示す図である。
【0042】図5は、本発明の実施の形態1に係る音声
/映像情報記録装置における映像および音声の記録形態
を示す図である。従来例を示す図17との違いは、連続
データ領域の長さ(2.6秒分以上)が異なる点だけで
ある。その他の点(例えば、VOBUが、V_TSP、
A_TSPおよびD_TSPから構成される点など)は
同じである。
【0043】図6は、本発明の実施の形態1において、
ポストレコーディング記録時に記録する裏音声ファイル
の記録形態を示す図である。裏音声ファイルは、裏音声
を符号化したA_TSPから構成される。具体的には、
AAC(Advanced Audio Coding)圧縮符号化された音
声データにトランスポートパケットヘッダを付加してト
ランスポートストリームを構成する。また、光ディスク
131上に確保された複数個の96kbyte固定長の
連続データ領域内に、このトランスポートストリームが
連続的に記録される。それぞれの96kbyteは互い
に物理的に離れていても良い。なお、図6では省略して
いるが、PAT、PMT等はトランスポートストリーム
に必須のパケットであり、裏音声ファイルに含まれる。
【0044】図7は、本発明の実施の形態1におけるポ
ストレコーディング記録時の動作モデルを示す図であ
る。光ディスク131上に記録済みの動画データはピッ
クアップ130を介して速度Vrで動画バッファメモリ
内に取り込まれ、さらにその動画データは速度Vout
でトランスポートストリーム分解部165に転送され、
さらに映像伸長部111および第1音声伸長部113に
より映像および音声が再生される。一方、音声信号は音
声圧縮部103により音声データに変換され、次にトラ
ンスポートストリーム組立部104を介して速度Ain
で音声バッファメモリに取り込まれる。さらに、その音
声データは、速度Awでピックアップ130を介して光
ディスク131に書き込まれる。動画データの読み込み
と音声データの書き込みは1個のピックアップ130を
時分割的に交互に切り替えることにより実現される。こ
こで、Vr>Vout、Aw>Ainとする。
【0045】図8は、本発明の実施の形態1におけるポ
ストレコーディング記録時の動画バッファメモリおよび
音声バッファメモリ内の符号量の遷移を示す図である。
図8において、tseekはピックアップ130の最大移動
時間、tAwriteは裏音声用音声ファイルの書込み時間、
V-CDAは動画用連続データ領域の読出し時間を示す。
A-thは、音声データの書込みのためのシーク動作を開
始する際の閾値である。音声バッファメモリ内の符号量
がBA-th以上になった場合に、ピックアップ130は動
画データ上から裏音声データ上へ移動を開始する。本実
施の形態1では、BA-thは96kbyteであるものと
する。
【0046】図9は、本発明の実施の形態1におけるポ
ストレコーディング再生時の動作モデルを示す図であ
る。光ディスク131上に記録済みの動画データは、ピ
ックアップ130を介して速度Vrで動画バッファメモ
リ内に取り込まれ、さらに、その動画データは、速度V
outでトランスポートストリーム分解部165に転送
され、さらに映像伸長部111および第1音声伸長部1
13により映像および音声として再生される。一方、光
ディスク131上に記録済の裏音声データは、ピックア
ップ130を介して速度Arで音声バッファメモリ内に
取り込まれ、さらに、その裏音声データは、速度Aou
tでトランスポートストリーム分解部166を介して第
2音声伸長部114により裏音声として再生される。こ
こで、Vr>Vout、Ar>Aoutとする。
【0047】図10は、本発明の実施の形態1における
ポストレコーディング再生時の動画バッファメモリおよ
び音声バッファメモリ内の符号量の遷移を示す図であ
る。B Vは動画バッファメモリサイズ、BAは音声バッフ
ァメモリサイズを示す。
【0048】ポストレコーディングモード記録時には、
図2の機能ブロックを利用する。記録制御部161が記
録部120、連続データ領域検出部160および論理ブ
ロック管理部144の制御を行ない、ポストレコーディ
ングモード記録を実施する。この時、記録制御部161
は、連続データ領域検出部160に物理的に連続する空
き領域を検出させる。
【0049】具体的には、記録開始操作によって、トラ
ンスポートストリーム組立部104は、圧縮された映像
信号と圧縮された音声信号をそれぞれ188バイト単位
のトランスポートパケットV_TSPおよびA_TSP
に分割し、さらにポストレコーディング用ダミーパケッ
ト発生部105が生成するD_TSPを加え、この3種
類のトランスポートパケットで1つのVOBUを構成す
る様に順番に並べてトランスポートストリームを作成し
た後に、バッファメモリ164を介して記録部120へ
渡す。
【0050】記録部120では、記録制御部161から
指示された論理ブロック番号の位置からVOBUの記録
を開始する。このとき、記録部120において、1つの
VOBUは32kバイト単位に分割され、32kバイト
単位に誤り訂正符号が付加されて光ディスクの1つの論
理ブロック上に記録される。また、1つの論理ブロック
の途中で1つのVOBUの記録が終了した場合は、隙間
を開けることなく次のVOBUの記録を連続的に行う。
【0051】連続データ領域検出部160は、論理ブロ
ック管理部144内で管理されている論理ブロックの使
用状況を探索して、未使用の論理ブロックが最大記録再
生レート換算で2.6秒分連続している領域を検出して
おく。そして、当該論理ブロック領域の論理ブロック番
号を、論理ブロック単位の書き込みが発生するごとに記
録部120へ通知し、また論理ブロックが使用済みにな
ることについては、論理ブロック管理部144に通知す
る。
【0052】論理ブロック管理部144は、必要に応じ
て再生部121を起動して、光ディスク131上に記録
されているUDFファイルシステムのスペースビットマ
ップを読み込み、論理ブロックの使用状況を把握する。
本実施形態では、電源投入時にまとめてスペースビット
マップを読み込むことにより、ポストレコーディングモ
ード記録時、ポストレコーディング記録時、ポストレコ
ーディング再生時には、途中でスペースビットマップの
読み込みは不要な処理として扱う。
【0053】次に、ポストレコーディング記録(裏音声
を記録)を行う場合には、図1の機能ブロック内の図3
に示す機能ブロックを利用する。ポストレコーディング
用記録制御部162は、光ディスク131上に記録され
たMPEGトランスポートストリームがピックアップ1
30、再生部121、トランスポートストリーム分解部
165を経由する様に制御することにより、映像および
音声を再生する。この時バッファメモリ164は、図7
に示すように動画バッファメモリと音声バッファメモリ
に分割使用され、あらかじめ記録されている動画および
音声の一時的なデータ蓄積のために、バッファメモリ1
64が使用される。ポストレコーディング用記録制御部
162は同時に、音声信号入力部102の音声を、音声
圧縮部103を経由することによりAAC圧縮符号に圧
縮し、さらにトランスポートストリーム組立部104を
経由することにより、MPEGトランスポートストリー
ムへ変換する。
【0054】そして、その変換されたMPEGトランス
ポートストリームは、さらにバッファメモリ164(た
だし、音声バッファメモリ)、記録部120およびピッ
クアップ130を介して、相変化光ディスク131へ裏
音声ファイルとして記録される。
【0055】裏音声ファイルは、図6に示すように、固
定長の物理的に連続した領域に配置される(動画ファイ
ルとは固定長である点およびデータサイズが異なる)。
この連続データ領域を複数個確保し、その領域に裏音声
のトランスポートストリームを連続的に配置する。それ
ぞれの固定長領域は物理的に離れていても良い。
【0056】ポストレコーディング用記録制御部162
は、図8の時間(1)では、ピックアップ130を介し
て映像の再生を行うので、動画バッファメモリ内には最
低Vr−Vout以上の速度で映像データが蓄積され
る。一方、音声バッファメモリ内には、裏音声のトラン
スポートストリームがAin以下の速度で蓄積される。
音声バッファメモリの蓄積量が音声用連続データ領域の
データサイズである96kバイトを越えると、ポストレ
コーディング用記録制御部162は、裏音声データの書
出しを行うために、ピックアップ130を裏音声データ
用の空き連続データ領域へ移動させる(時間(2))。
この移動の間、動画のディスクからの読み込みが中断す
るので、動画バッファメモリのデータ量は最大Vout
の速度で減少する。ピックアップ130の移動が完了す
ると、時間(3)に示す様に、裏音声データの書き込み
により、音声バッファメモリの符号量はAwの速度で減
少する。次に、裏音声データの連続データ領域1個分の
書き込みが完了すると、ピックアップ130を動画ファ
イルの読み込み中断位置まで戻す(時間(4))。さら
に、最悪のケースであるが、戻った直後に、動画ファイ
ルの連続データ領域の不連続個所に遭遇すると、次の連
続データ領域までピックアップ130を移動させるの
で、動画バッファメモリ上の動画データは0にまで減少
する(時間(5))。そして、次の連続データ領域内に
おける動画データの読み込みが再開すると、動画バッフ
ァメモリ内に最低Vr−Voutの速度で動画データが
蓄積する(時間(6))。以降は同様にして、ピックア
ップ130を交互に移動させながらポストレコーディン
グ記録を実現する。
【0057】以上の様に、動画ファイルの連続データ領
域の最小サイズが3回分のピックアップ移動時間および
音声データの書き込み時間を合計した時間の間、動画を
表示し続けるだけの動画データが、確実に動画バッファ
メモリ内に蓄積されるだけのサイズになっているので、
動画を途切れることなく連続して実時間再生できる。ま
た、同時に音声ファイルの書き込みにおいても、データ
が欠落すること無く連続的に記録できる。
【0058】ポストレコーディング再生の場合には、図
4の機能ブロックを利用する。ポストレコーディング用
再生制御部163は、光ディスク131上に記録された
動画ファイルを、ピックアップ130、再生部121、
第1トランスポートストリーム分解部165、映像伸長
部111および第1音声伸長部113を経由することに
より、映像および表音声として再生する。同時に、ポス
トレコーディング用再生制御部163は、光ディスク1
31上に記録された裏音声ファイルを、ピックアップ1
30、再生部121、第2トランスポートストリーム分
解部166、第2音声伸長部114を経由することによ
り、裏音声として再生する。この時、バッファメモリ1
64は、図9に示す様に、動画バッファメモリと音声バ
ッファメモリに分割使用され、動画ファイルのデータを
蓄積するために動画バッファメモリが使用され、裏音声
ファイルのデータを蓄積するために音声バッファメモリ
が使用される。
【0059】ポストレコーディング用再生制御部163
は、図10の時間(1)では、裏音声ファイルを音声用連
続データ領域1個分(96kバイト)だけ読み込む。これ
により、音声バッファメモリ内に裏音声データが蓄積さ
れる。次に、裏音声ファイルから動画ファイルへとピッ
クアップ130の移動を開始する(時間(2))。ピッ
クアップ130が動画ファイルに到着すると、時間
(3)の先頭より、動画データの読み込みおよび再生を
開始する。従って、動画バッファメモリ内には、最低V
r−Voutの速度でデータが蓄積される。同時に、時
間(3)の先頭より、音声バッファメモリ内のデータの
再生を開始する。これにより、音声バッファメモリ内の
データ量は最大Aoutの速度で減少する。そして、こ
のデータ量がBA-thになった時点で、動画ファイル上の
ピックアップ130が音声ファイル上へ移動を開始する
(時間(4))。この移動により、光ディスク131か
らの動画データの読み込みが中断するので、動画バッフ
ァメモリの符号量は最大Voutのペースで減少する。
この移動が完了すると、時間(5)の様に、裏音声ファ
イルからのデータ読み込みが始まるので、音声バッファ
メモリ内に最低Ar−Aoutの速度で音声データが蓄
積される。そして、時間(6)において、ポストレコー
ディング用再生制御部163は、ピックアップ130を
裏音声ファイル上から動画ファイル上へ移動させる。図
10では、移動が完了した後、時間(7)でたまたま動
画ファイルの不連続点(連続データ領域の境界)に遭遇
し、ピックアップ130の移動が発生した例を示す。こ
の移動が完了すると、時間(8)に示す様に、再び動画
データの読み込みを開始する。以降は同様にして、ピッ
クアップ130を交互に移動させながら、ポストレコー
ディング再生を実現する。
【0060】ポストレコーディング再生時の動画用連続
データ領域の最低限の読み込み時間長をtV-CDA、ポス
トレコーディング再生時の音声用連続データ領域の読み
込み時間長をtA-CDAとすると、図10において、 (Vr−Vout)tV-CDA=Vout×(3tseek+tA-CDA) …(式1) (Ar−Aout)tA-CDA=Aout×tAout …(式2) tAout=tV-CDA+3tseek …(式3) なる関係があることより、tV-CDAおよびtA-CDAはそれ
ぞれ以下のように求まる。
【0061】 tV-CDA=(Vout/Vr)×(3tseek+tA-CDA) /(1−(Vout/Vr)) …(式4) tA-CDA=((Aout/Ar)×3tseek) /(1−(Aout/Ar)−(Vout/Vr)) …(式5) また、映像用連続データ領域の最小限のデータサイズS
V-CDA、および裏音声用連続データ領域の最低限のデー
タサイズSA-CDAはそれぞれ以下のように求まる。
【0062】 SV-CDA=Vr×tV-CDA …(式6) SA-CDA=Ar×tA-CDA …(式7) 本実施形態の場合、tseek=0.5s、Vout=10
Mbps、Vr=24Mbps、Aout=288kbp
s、Ar=24Mbpsとして計算することにより、t
V-CDA=1.1s、SV-CDA=3.3Mbyte、t
A-CDA=0.03s、SA-CDA=90kbyteとなる。
そこで、SA-CDAは、論理ブロックの整数倍となる様
に、96kbyteとした。
【0063】以上の様に、動画ファイルの連続データ領
域がピックアップ130の移動時間の3倍と音声データ
の読み込み時間を合計した時間(1.53s)の間、動
画を表示し続けられるだけの動画データが、確実に動が
バッファメモリ内に蓄積されるだけのサイズ(3.3M
byte)になっているので、映像および表音声をとぎ
れることなく連続して実時間再生できる。また、同時に
裏音声ファイルの再生においても、データが欠落するこ
と無く連続的に実時間再生できる。
【0064】また、1つの映像に対して複数の裏音声フ
ァイルを作成し、映像ファイルと裏音声ファイルの組み
合わせを取捨選択して映像と複数の裏音声を比較できる
メリットもある。
【0065】なお、裏音声ファイル用の連続データ領域
のデータサイズは固定長であるものとしたが、その固定
値のサイズ以上の可変長であっても良い。ただし、この
場合、動画ファイルの連続データ領域の最小データサイ
ズをピックアップ130の1回分の最大移動時間を見込
んだ長さだけ伸ばす必要がある。すなわち、動画ファイ
ルの連続データ領域のデータサイズが4回分のピックア
ップ130の移動時間および音声データの読み込み時間
を見込んだ長さにしても良い。
【0066】なお、図10では、動画ファイルと裏音声
ファイルの読み込みが完全に同期する場合を示したが、
完全に同期する必要はない。動画ファイルの連続データ
領域は通常長めに確保されていれば、図24に示す様な
動作となる。図10との違いは、裏音声ファイルの連続
データ領域がより長いため、区間(3)がより長い点に
ある。この場合、上記(式3)は以下の(式8)に置き
換えられる。
【0067】 tAout≧tV-CDA+3tseek …(式8) (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について
説明する。実施の形態2と実施の形態1との違いは、裏
音声の符号化方式が異なる点にある。実施の形態1で
は、AAC圧縮符号を使うのに対して、実施の形態2で
は、リニアPCM(Linear PCM、あるいはPulse Code M
odulation)符号を使う。
【0068】図11は、本発明の実施の形態2に係る音
声/映像情報記録再生装置の機能構成を示すブロック図
である。図1と図11の違いは、A/D変換部174お
よび第2トランスポートストリーム組立部175を含む
点と、トランスポートストリーム組立部104の代わり
に第1トランスポートストリーム組立部173を有する
点(但し、機能的には同じ)と、第2音声伸長部114
の代わりにD/A変換部176を有する点と、機能的に
異なったポストレコーディング用記録制御部170、ポ
ストレコーディング用再生制御部171、およびバッフ
ァメモリ172を有する点にある。なお、再生部121
のデータ読出速度、トランスポートストリーム分解部1
65、166の最大記録再生レート、ピックアップ13
0の読み込み動作時および書き込み動作時の最大移動時
間は従来例と同じであるものとしている。
【0069】図12は、図11の中でポストレコーディ
ング記録の際に関係するブロックを示し、図13は、図
11の中でポストレコーディング再生の際に関係するブ
ロックを示す図である。
【0070】以上の様に、裏音声の符号形式としてリニ
アPCM符号を使うので、ポストレコーディング再生時
に、回路規模の大きい第2音声伸長部114を回路規模
の小さいD/A変換部176で代替できる。
【0071】ただし、裏音声の再生速度はAAC圧縮の
場合よりも上がるので、その分連続データ領域の長さを
(式7)に基づいて調整する必要がある。
【0072】なお、裏音声ファイル用の連続データ領域
のデータサイズは固定長であるものとしたが、固定のサ
イズ以上の可変長であっても良い。ただし、この場合、
動画ファイルの連続データ領域の最小データサイズをピ
ックアップ130の1回分の最大移動時間を見込んだ長
さだけ伸ばす必要がある。
【0073】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。実施の形態3と実施の形態1と
の違いは、ポストレコーディング再生時に、動画ファイ
ルと裏音声ファイルの同時再生を行うのではなく、動画
ファイルの中にあらかじめ裏音声ファイルを1つのトラ
ンスポートストリームとして混合(MIX)しておき、
再生時には表音声ストリームと裏音声ストリームを並列
に復号する点にある。
【0074】図14は、本発明の実施の形態3に係る音
声/映像情報記録再生装置の機能構成を示すブロック図
である。図1と図14の違いは、トランスポートストリ
ーム分解部115を1つしか有さない点と、ポストレコ
ーディング用MIX制御部180を有する点にある。ま
た、ポストレコーディング用再生制御部153は、従来
例のポストレコーディング用再生制御部153と同等の
機能を有する点が異なる。なお、再生部121のデータ
読出速度、トランスポートストリーム分解部115の最
大記録再生速度、ピックアップ130の読み込み動作時
および書き込み動作時の最大移動時間は従来例と同じで
あるものとしている。
【0075】図15は、図14の中でポストレコーディ
ング再生の際に関係するブロックを示す図である。
【0076】映像記録時、ポストレコーディング記録時
は、実施の形態1と同様に処理を行う。その後で、裏音
声ファイル内のA_TSPで動画ファイル内のD_TS
Pを置き換えることにより、表音声ストリームと裏音声
ストリームがMIXされたトランスポートストリームに
書き換える。
【0077】ポストレコーディング再生時は、MIX後
の動画ファイルを図15の再生部121、バッファメモ
リ164、トランスポートストリーム分解部115を経
由させる。そして、さらに表音声ストリームは、第1音
声伸長部113および音声出力部112を経由し、裏音
声ストリームは、第2音声伸長部114および音声出力
部112を経由させて、両方の音声を映像と共に再生す
る。
【0078】以上の様に、表音声と裏音声がMIXされ
たトランスポートストリームからなる動画ファイルを作
成することにより、2つのファイルを管理する必要はな
く、1つのファイルのみを管理すれば良くなる。
【0079】また、動画ファイルと裏音声ファイルのデ
ータ構造が同じトランスポートストリーム形式であるこ
とにより、動画ファイル内のD_TSPと裏音声ファイ
ル内のA_TSPを交換すれば良いので、MIXされた
動画ファイルを作成しやすい。また、動画ファイルと裏
音声ファイルのデータ構造が同じトランスポートストリ
ーム形式であることにより、動画ファイル内のD_TS
Pを裏音声ファイル内のA_TSPで置き換えたトラン
スポートストリームをデジタルインタフェースへ出力す
る際にも置き換えが容易になる。さらに、裏音声ファイ
ルのデータ構造をトランスポートストリームの様なMP
EGシステムストリーム形式にすることにより、音声圧
縮符号(例えば、AAC符号)が異なっていても、統一
した音声ファイルとして取り扱うことができるので、裏
音声ファイルの取り扱いが容易になる。
【0080】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4について説明する。実施の形態4と実施の形態1と
の違いは、動画ファイルに音声データが含まれていなく
て、静止画像のみ含まれる動画ファイルのポストレコー
ディング再生を取り扱う点にある。そして、この様な静
止画像を、指定された順序で所定の時間間隔でスライド
ショーの様に切り換えながら、同時に音声ファイルに記
録されている音声を再生する場合の例について説明す
る。なお、音声/映像情報記録再生装置の構成は実施の
形態1と同様であるものとする。
【0081】図23は、本発明の実施の形態4に係る音
声/映像情報記録再生装置におけるポストレコーディン
グ再生時の動画バッファメモリおよび音声バッファメモ
リ内の符号量の遷移を示す図である。以下、図23を参
照して説明する。
【0082】ポストレコーディング用再生制御部163
は、時間(1)の先頭より、動画データの読み込みを開
始する。従って、動画バッファメモリ内にはVrの速度
でデータが蓄積される。次に、時間(2)において、音
声データへシーク動作を行う。そして、1枚分の静止画
データの読み込み完了後、時間(3)よりその静止画を
表示する。同時に、音声バッファメモリ内のデータの読
み込みと、読み込まれたデータの再生を開始する。これ
により、音声バッファメモリ内のデータ量は最大Ar−
Aoutの速度で増加する。そして、時間(4)では、
ピックアップ130が音声データ上から映像データ上へ
移動を行う。この間、音声出力も同時に実施するので、
音声バッファメモリ内の符号量はAoutの速度で減少
する。ピックアップ130の移動が完了すると、映像デ
ータの読み込みを再開する(時間(5))。そして、音
声バッファメモリ内のデータ量がBA-thになった時点
で、動画ファイル上のピックアップ130が音声ファイ
ル上への再移動を開始する(時間(6))。以上の繰り
返しにより、表示周期tstillの間に、読み込まれた静
止画データは、トランスポートストリーム分解部165
に転送され、さらに映像伸長部111により映像が再生
される。また、表示周期tstillの間に、読み込まれた
音声データも第1音声伸長部113により再生される。
【0083】ここで、表示周期である映像更新間隔t
stillは、1枚の静止画像データを読み込む時間をt
Vread、固定データサイズの連続データ領域に記録され
た音声データを読み込む時間をtA-CDA、ピックアップ
130の最大移動時間をtseekとすれば、以下の(式
9)を満たせば良い。
【0084】 tstill≧tVread+tA-CDA+2tseek …(式9) 以上の様にして、スライドショーに音声を付加すること
が容易に実現できる。
【0085】なお、本実施の形態4において、静止画像
はトランスポートストリームからなる動画ファイルに含
まれるものとしたが、JPEGファイルであっても良
い。この場合、JPEG復号部が必要となることは言う
までも無い。
【0086】また、本実施の形態4において、静止画の
更新間隔は一定であるものとしたが、上記(式9)を満
たせば一枚毎に個別に指定しても良い。また、静止画像
のデータサイズが個別に異なる場合は、更新間隔をその
データサイズに応じて(式9)を満たす様な範囲で1枚
毎に指定しても良い。
【0087】また、本実施の形態4では、静止画をスラ
イド表示しながら、音声を再生する場合を示したが、音
声を記録する場合も同様である。この場合、オン製デー
タの読み込み時間と書き込み時間を差替えれば良いこと
は言うまでもない。
【0088】(実施の形態5)本発明の実施の形態5と
実施の形態1との違いは、音声/映像情報記録再生装置
のポストレコーディング再生の結果がIEEE1394
インターフェース経由で出力される点にある。
【0089】図25は、本実施の形態に係る音声/映像
情報記録再生装置の機能構成を示ブロック図である。図
25において、ポストレコーディング再生時に、ポスト
レコーディング再生制御部153が、ピックアップ13
0および再生部121を介して動画ファイルおよび裏音
声ファイルを読み出し、バッファメモリ164を使用し
て、動画ファイルの裏音声パケット(D_TSP)を裏
音声ファイルの音声パケット(A_TSP)と差し替え
る。差し替えられた動画ストリームは、トランスポート
ストリーム分解部115へ送られ、再生されると同時
に、出力タイミング生成部190および1394インタ
ーフェース出力部191へと送られ、外部機器側で再生
される。
【0090】図26は、動画ファイルのD_TSPのデ
ータ構造を示す図である。図26において、1音声フレ
ームは1個のPESパケットに含まれ、このPESパケ
ットは固定数(例えば、3個)のトランスポートパケッ
トに含まれる。もし1音声フレームが可変データサイズ
であれば、1個目以外のトランスポートパケット・ヘッ
ダ内にスタッフィングデータ領域を設けることにより、
全ての音声フレームが、固定数のトランスポートパケッ
トにより構成されるようにする。同時に、1音声フレー
ムのデータサイズが固定数のトランスポートパケットを
オーバーしないように音声圧縮するものとする。また、
D_TSPにはPCR(プログラム・クロック・リファ
レンス)を含まないものとし、例えばV_TSPがPC
Rを含むものとする。1フレームを構成するトランスポ
ートパケットの内、1個目のトランスポートパケット内
のトランスポートパケット・ヘッダ(図26のTS−
H)およびPESヘッダ(図26のPES−H)は、全
てのD_TSPに渡って固定データサイズであるものと
する。また、PESヘッダは必ずPTS(プレゼンテー
ション・タイム・スタンプ)を含むものとする。また、
各音声フレーム毎に、2個目以降のトランスポートパケ
ット・ヘッダのデータサイズは異なっても良い。
【0091】また、動画ファイルに含まれる表音声デー
タA_TSPも、図26のD_TSPと同じ構成であ
る。
【0092】図27は、裏音声ファイルのA_TSPの
データ構造を示す図である。図27と図26との違い
は、1フレームを構成するトランスポートパケットの
内、1個目のトランスポートパケット内のトランスポー
トパケット・ヘッダにPCRが含まれる点にある。PC
Rは、MPEG規格に従って0.1秒以下の頻度で含ま
れる。PCRが含まれない場合は、代わりに、トランス
ポート・プライベート・データが含まれる。また、1フ
レームを構成するトランスポートパケットの内、2個目
以降のトランスポートパケット・ヘッダの長さは、図2
6の対応する位置(例えば、対応する2個目同士、3個
目同士という意味)のトランスポートパケットのものと
異なっても良い。また、各音声フレーム毎に、2個目以
降のトランスポートパケット・ヘッダのデータサイズは
異なっても良い。
【0093】一方、1個目のトランスポートパケット・
ヘッダのデータサイズおよびPESヘッダのデータサイ
ズは、D_TSPのそれぞれのデータサイズと同一であ
る(それぞれ、12バイト、16バイト)。また、その
両ヘッダ内のデータ構造も、PCRが含まれることがあ
る点以外は同じであるものとする。また、1音声フレー
ムを構成するトランスポートパケット数もD_TSPの
場合と同じであるものとする。
【0094】図28は、裏音声ファイルを構成するA_
TSPによりD_TSPの一部領域を差し替える方法を
示す図である。図28において、1フレームを構成する
1個目のトランスポートパケットについては、D_TS
PのペイロードへA_TSPのペイロードを上書きす
る。2個目以降のトランスポートパケットについては、
D_TSPのトランスポートパケット・ヘッダ内のアダ
プテーション・フィールド・コントロール・フィールド
以外の部分と、ペイロードの部分とを、A¥TSPの対
応する同じバイト位置の部分により置き換える。この
時、例えば、D_TSPの2個目のトランスポートパケ
ットのトランスポートパケット・ヘッダ長がA_TSP
のヘッダ長と異なる場合であっても、D_TSPのトラ
ンスポートパケット・ヘッダ内のアダプテーション・フ
ィールド・コントロール・フィールド以外の部分へ、A
_TSPの対応する同じバイト位置の部分を上書きす
る。また、同時に、D_TSPのペイロードの部分へ、
A_TSPの対応する同じバイト位置の部分を上書きす
る。
【0095】ポストレコーディング再生時に、図25の
ポストレコーディング再生制御部153は、動画ファイ
ルおよび裏音声ファイルを交互に読み出し、図28に示
すように、動画ファイルのD_TSPを裏音声ファイル
のA_TSPで差し替える。差し替えられた動画ストリ
ームは、トランスポートストリーム分解部115および
出力タイミング生成部190へ送られ、最終的にそれぞ
れ再生およびIEEE1394インターフェースに出力
される。IEEE1394インターフェースを介して接
続されたAV機器(例えば、デジタルテレビやセットト
ップボックス)は、映像、表音声、および裏音声を同時
に復号処理して、ポストレコーディング再生を実施す
る。
【0096】以上のように、本実施の形態5によれば、
ポストレコーディング再生時に、表音声および裏音声を
含んだ動画ストリームのIEEE1394インターフェ
ースへの出力を容易に実施することができる。また、動
画ファイルと裏音声ファイルを合成する際に、MPEG
システムエンコードして、タイムスタンプ(PCR、P
TS、DTS)、連続性カウンタの付与、T−STD順
守のためのバッファシミュレーション等を実施する必要
が無いので、動画ファイルと裏音声ファイルの合成を非
常に容易に実施することができる。
【0097】なお、本実施の形態5において、バッファ
メモリを使って動画ファイルに含まれるD_TSPを裏
音声ファイルのA_TSPにより差し替えたが、動画フ
ァイルに含まれる表音声A_TSPを裏音声ファイルの
A_TSPにより差し替えても良い。
【0098】また、本実施の形態5において、バッファ
メモリを使って動画ファイルに含まれるD_TSPを裏
音声ファイルのA_TSPにより差し替えたが、動画フ
ァイルに含まれる表音声A_TSPと裏音声ファイルの
A_TSPの両者を一旦復号して、加算平均した後で、
図27のA_TSPと同様に圧縮処理し、そのデータを
動画ファイルのA_TSPと差し替えても良い。これに
より、IEEE1394ストリームの受信側が表音声お
よび裏音声の同時復号処理が可能でなくても、ポストレ
コーディング再生が可能になる。
【0099】なお、各実施の形態において、記憶媒体は
相変化光ディスク(相変化光ディスク131)であるも
のとしたが、特にこれに限定するものではなく、例えば
DVD−RAM、MO(光磁気ディスク)、DVD−
R、DVD−RW、DVD+RW、CD−R、CD−R
W等の光ディスクやハードディスク等のディスク形状を
有する記録媒体、磁気テープ、およびフラッシュメモリ
等の半導体メモリであっても良い。
【0100】同様に、各実施の形態において、読み書き
ヘッドはピックアップとしているが、MOの場合はピッ
クアップ及び磁気ヘッドとなり、またハードディスクの
場合は磁気ヘッドとなる。
【0101】また、各実施の形態において、トランスポ
ートストリームは、MPEGを用いたデジタル放送規格
に準拠した形式で合っても良い。例えば、日本のBSデ
ジタル放送規格に準拠したトランスポートストリーム、
米国のATSC規格に準拠したトランスポートストリー
ム、および欧州のDVB規格に準拠したトランスポート
ストリームであっても良い。
【0102】また、各実施の形態において、動画ファイ
ルおよび音声ファイルはトランスポートストリームから
なるものとしてが、プログラムストリームやPESスト
リーム等の他のマルチメディア情報を含むビットストリ
ームであっても良い。
【0103】また、各実施の形態において、論理ブロッ
クは32kbyte、セクタは2kbyteとしたが、
論理ブロックサイズがセクタサイズの整数倍であれば、
例えば、論理ブロックが16kbyte、セクタは2k
byteであっても良い。また、論理ブロック、セクタ
が共に2kbyteであっても良い。
【0104】また、各実施の形態において、映像圧縮符
号および音声圧縮符号はそれぞれMPEG2映像圧縮符
号およびAAC圧縮符号であるものとしたが、MPEG
1映像圧縮符号またはMPEG4映像圧縮符号等や、M
PEG−Audio圧縮符号、Dolby AC3圧縮
符号、またはTwin−VQ圧縮符号等であっても良
い。
【0105】また、各実施の形態において、動画ファイ
ルと裏音声ファイルは同一の光ディスク上に記録するも
のとしたが、異なった記録媒体上に記録しても良い。例
えば、動画ファイルを光ディスク上に、裏音声ファイル
をフラッシュメモリカード上に記録し、合成ファイルを
光ディスク上に記録する様にしても良い。この場合、ピ
ックアップの移動機会が減るので、ポストレコーディン
グ記録やポストレコーディング再生の実現が著しく容易
になる。
【0106】また、各実施の形態において、ファイルは
UDFファイルシステムで管理したが、FAT(ファイ
ル・アロケーション・テーブル)やその他の独自ファイ
ルシステムで管理されても良い。
【0107】また、各実施の形態において、動画ファイ
ルと裏音声ファイルの他に動画ファイルと裏音声ファイ
ルを関連付けるファイルとして第3のファイルを記録し
ても良い。この第3のファイルは、W3Cで規格化進展
中のSMIL(SynchronizedMultimedia Integration L
anguage)言語で、動画ファイルと裏音声ファイルの同
時再生(並列再生)タイミングを記述しても良い。これ
により、動画ファイルと裏音声ファイルの関係を再生タ
イミング等の観点でに明確に記述できる。例えば、映像
ファイルの先頭からの経過時間および音声ファイルの先
頭からの経過時間を指定することにより、同時再生の開
始個所を指定することができる。また、SMIL言語を
使用することにより、動画ファイル、裏音声ファイル、
および第3のファイルをパソコンへ移動した場合でも、
パソコン上のアプリケーションソフトのSMILプレー
ヤー等で再生可能になる。
【0108】また、各実施の形態において、動画ファイ
ルの一部分に対してポストレコーディング記録を行って
裏音声ファイルを記録する場合、ポストレコーディング
記録開始タイミングの時間情報を裏音声ファイル、前記
の第3のファイル内、もしくは別の第4のファイルに記
録しておく必要がある。
【0109】また、各実施の形態において、裏音声ファ
イルには動画に対する裏音声を記録するものとしたが、
動画とはタイミングが直接的には無関係な音楽(BGM
等)を記録し、ポストレコーディング再生と同じ方法で
再生しても良い。
【0110】また、各実施の形態において、ピックアッ
プの最大移動時間は、読み込み時と書き込み時とで同じ
であるものとしたが、異なっていても良い。ただし、こ
の場合、ピックアップの最大移動時間として適切な方も
しくは大きい方を選択して、連続データ領域のデータサ
イズ(式6、式7)や、映像更新時間(式9)を求める
必要がある。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポストレコーディング再生時に、IEEE1394イン
ターフェースに出力するための動画ストリームを容易に
作成できると共に、音声/映像情報記録再生装置上でも
ポストレコーディング再生が容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置の機能構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置のポストレコーディングモード記録の際に
関係するブロック図
【図3】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置のポストレコーディング記録の際に関係す
るブロック図
【図4】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置のポストレコーディング再生の際に関係す
るブロック図
【図5】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置におけるポストレコーディングモード記録
時の動画ファイルの記録形態を示す図
【図6】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置におけるポストレコーディング記録時の裏
音声ファイルの記録形態を示す図
【図7】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置のポストレコーディング記録時の動作モデ
ルを示す図
【図8】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置におけるポストレコーディング記録時の動
画バッファメモリおよび音声バッファメモリ内の符号量
の遷移を示す図
【図9】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情報
記録再生装置のポストレコーディング再生時の動作モデ
ルを示す図
【図10】 本発明の実施の形態1に係る音声/映像情
報記録再生装置におけるポストレコーディング再生時の
動画バッファメモリおよび音声バッファメモリ内の符号
量の遷移を示す図
【図11】 本発明の実施の形態2に係る音声/映像情
報記録再生装置の機能構成を示すブロック図
【図12】 本発明の実施の形態2に係る音声/映像情
報記録再生装置のポストレコーディング記録の際に関係
するブロックを示す図
【図13】 本発明の実施の形態2に係る音声/映像情
報記録再生装置のポストレコーディング再生の際に関係
するブロックを示す図
【図14】 本発明の実施の形態3に係る音声/映像情
報記録再生装置の機能構成を示すブロック図
【図15】 本発明の実施の形態3に係る音声/映像情
報記録再生装置のポストレコーディング再生の際に関係
するブロックを示す図
【図16】 従来の音声/映像情報記録再生装置の機能
構成を示すブロック図
【図17】 従来の音声/映像情報記録再生装置におけ
るポストレコーディングモード記録時の動画ファイルの
記録形態を示す図
【図18】 従来の音声/映像情報記録再生装置におけ
るポストレコーディングモード記録時の動画ファイルの
トランスポートストリームの構造図
【図19】 動画ファイルがUDFファイルシステムに
よって管理されている状態を示す図
【図20】 UDFファイルシステムのアロケーション
・ディスクリプタのデータ構造を示す図
【図21】 従来の音声/映像情報記録再生装置におけ
るファイル再生時の動作モデルを示す図
【図22】 従来の音声/映像情報記録再生装置におけ
るポストレコーディング再生時の動画バッファメモリお
よび音声バッファメモリ内の符号量の遷移を示す図
【図23】 本発明の実施の形態4に係る音声/映像情
報記録再生装置におけるポストレコーディング再生時の
動画バッファメモリおよび音声バッファメモリ内の符号
量の遷移を示す図
【図24】 本発明の実施の形態1に係る、動画用連続
データ領域が長めに確保された場合の音声/映像情報記
録再生装置におけるポストレコーディング再生時の動画
バッファメモリおよび音声バッファメモリ内の符号量の
遷移を示す図
【図25】 本発明の実施の形態5に係る音声/映像情
報記録再生装置の機能構成を示すブロック図
【図26】 本発明の実施の形態5に係る音声/映像情
報記録再生装置における動画ファイルに含まれる1フレ
ーム分の表音声データおよび裏音声データを含むトラン
スポートパケットのデータ構造を示す図
【図27】 本発明の実施の形態5に係る音声/映像情
報記録再生装置における裏音声ファイルに含まれる1フ
レーム分の音声データを含むトランスポートパケットの
データ構造を示す図
【図28】 本発明の実施の形態5に係る音声/映像情
報記録再生装置における動画ファイルの裏音声データを
裏音声ファイルの裏音声データにより差替えを実施する
際の方式を示す図
【符号の説明】
100 映像信号入力部 101 映像圧縮部 102 音声信号入力部 103 音声圧縮部 104 トランスポートストリーム組立部 105 ポストレコーディング用ダミーパケット発生部 110 映像表示部 111 映像伸長部 112 音声出力部 113 第1音声伸長部 114 第2音声伸長部 115 トランスポートストリーム分解部 165 第1トランスポートストリーム分解部 166 第2トランスポートストリーム分解部 120 記録部 121 再生部 130 ピックアップ 131 相変化光ディスク 140 再生制御部 141 論理ブロック管理部 160 連続データ領域検出部 161 記録制御部 162 ポストレコーディング用記録制御部 153、163 ポストレコーディング用再生制御部 164 バッファメモリ 180 ポストレコーディングMIX制御部 190 出力タイミング生成部 191 1394インターフェース出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/045 H04N 7/04 101 5J064 7/24 Fターム(参考) 5C052 AA04 AB09 CC01 CC11 DD04 DD06 5C053 FA24 GA11 GB06 GB38 JA07 5C059 KK37 MA00 PP04 RB02 RC04 RC32 SS13 SS30 UA02 UA05 UA34 UA38 5C063 AB07 AC06 CA11 CA23 CA34 DA05 DA07 DA13 5D044 AB05 AB07 BC04 CC04 DE14 HL09 JJ01 5J064 AA02 BC01 BC02 BC06 BC07 BD03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を含む音声/映像情報をMPEGト
    ランスポートパケットから構成されるMPEGトランス
    ポートストリームとして記録する音声/映像情報記録部
    を備え、 前記音声/映像情報記録部は、音声および映像を記録す
    る場合は、1音声フレームを1個のプレゼンテーション
    ・タイム・スタンプ(PTS)付きのPESパケットを
    含む固定数のトランスポートパケット数で構成し、前記
    固定数のトランスポートパケット内の先頭のトランスポ
    ートパケットのパケットヘッダを固定のデータサイズと
    し、さらに音声情報を含むトランスポートパケットには
    プログラム・クロック・リファレンス(PCR)を一切
    含まないで記録し、 一方、音声を記録する場合は、1音声フレームを1個の
    PESパケットを含む前記固定数のトランスポートパケ
    ット数で構成し、前記固定数のトランスポートパケット
    内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダを
    固定のデータサイズとし、前記パケットヘッダには所定
    の周期で前記PCRを含んで記録することを特徴とする
    音声/映像情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 1音声フレームを1個のプレゼンテーシ
    ョン・タイム・スタンプ(PTS)付きのPESパケッ
    トを含む固定数のトランスポートパケット数で構成し、
    前記固定数のトランスポートパケット内の先頭のトラン
    スポートパケットのパケットヘッダを固定のデータサイ
    ズとし、さらに音声情報を含むトランスポートパケット
    にはプログラム・クロック・リファレンス(PCR)を
    一切含まないで記録する音声A記録部と、 1音声フレームを1個のPESパケットを含む前記固定
    数のトランスポートパケット数で構成し、前記固定数の
    トランスポートパケット内の先頭のトランスポートパケ
    ットのパケットヘッダを固定のデータサイズとし、前記
    パケットヘッダには所定の周期で前記PCRを含んで記
    録する音声B記録部と、 前記音声Aを含むMPEGトランスポートストリーム
    を、別のトランスポートストリームに含まれる音声Bに
    差替えて出力するポストレコーディング制御部とを備
    え、 前記ポストレコーディング制御部は、前記音声Aを含む
    トランスポートパケットの内、所定のデータ領域を、各
    音声フレームの先頭に同期して、前記音声Bのトランス
    ポートパケットの対応する記録位置のデータに差替えて
    出力することを特徴とする音声/映像情報記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定のデータ領域は、前記固定数の
    トランスポートパケットの内、1個目のトランスポート
    パケットのペイロード部、および2個目以降のトランス
    ポートパケットのアダプテーション・フィールド・コン
    トロール・フィールド、アダプテーション・フィール
    ド、およびペイロード部であることを特徴とする請求項
    2記載の音声/映像情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 音声を含む音声/映像情報をMPEGト
    ランスポートパケットから構成されるMPEGトランス
    ポートストリームとして記録する音声/映像情報記録再
    生方法であって、 音声および映像を記録する場合は、1音声フレームを1
    個のプレゼンテーション・タイム・スタンプ(PTS)
    付きのPESパケットを含む固定数のトランスポートパ
    ケット数で構成し、前記固定数のトランスポートパケッ
    ト内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダ
    を固定のデータサイズとし、さらに音声情報を含むトラ
    ンスポートパケットにはプログラム・クロック・リファ
    レンス(PCR)を一切含まないで記録し、 一方、音声を記録する場合は、1音声フレームを1個の
    PESパケットを含む前記固定数のトランスポートパケ
    ット数で構成し、前記固定数のトランスポートパケット
    内の先頭のトランスポートパケットのパケットヘッダを
    固定のデータサイズとし、前記パケットヘッダには所定
    の周期で前記PCRを含んで記録することを特徴とする
    音声/映像情報記録再生方法。
  5. 【請求項5】 1音声フレームを1個のプレゼンテーシ
    ョン・タイム・スタンプ(PTS)付きのPESパケッ
    トを含む固定数のトランスポートパケット数で構成し、
    前記固定数のトランスポートパケット内の先頭のトラン
    スポートパケットのパケットヘッダを固定のデータサイ
    ズとし、さらに音声情報を含むトランスポートパケット
    にはプログラム・クロック・リファレンス(PCR)を
    一切含まないで記録する工程と、 1音声フレームを1個のPESパケットを含む前記固定
    数のトランスポートパケット数で構成し、前記固定数の
    トランスポートパケット内の先頭のトランスポートパケ
    ットのパケットヘッダを固定のデータサイズとし、前記
    パケットヘッダには所定の周期で前記PCRを含んで記
    録する工程と、 音声Aを含むMPEGトランスポートストリームのトラ
    ンスポートパケットの内、所定のデータ領域を、各音声
    フレームの先頭に同期して、別のトランスポートストリ
    ームに含まれる音声Bのトランスポートパケットの対応
    する記録位置のデータに差替えて出力する工程とを含む
    ことを特徴とする音声/映像情報記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記所定のデータ領域は、前記固定数の
    トランスポートパケットの内、1個目のトランスポート
    パケットのペイロード部、および2個目以降のトランス
    ポートパケットのアダプテーション・フィールド・コン
    トロール・フィールド、アダプテーション・フィール
    ド、およびペイロード部であることを特徴とする請求項
    5記載の音声/映像情報記録再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の音声/映像情報
    記録再生装置を用いて情報が記録されたことを特徴とす
    る記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項4または5記載の音声/映像情報
    記録再生方法を用いて情報が記録されたことを特徴とす
    る記録媒体。
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