JP2003173900A - 超伝導加速空洞 - Google Patents

超伝導加速空洞

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JP2003173900A
JP2003173900A JP2001373063A JP2001373063A JP2003173900A JP 2003173900 A JP2003173900 A JP 2003173900A JP 2001373063 A JP2001373063 A JP 2001373063A JP 2001373063 A JP2001373063 A JP 2001373063A JP 2003173900 A JP2003173900 A JP 2003173900A
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cavity
superconducting
shield
regenerator
cavity body
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Takashi Murai
隆 村井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、全体を小形化し、設備費用及び運
転費用を低減することを目的とするものである。 【解決手段】 加速空洞本体2を超伝導状態にするため
の4Kの寒冷を発生する空洞用蓄冷式冷凍機11を断熱
真空槽7に搭載し、空洞用蓄冷式冷凍機11の寒冷を加
速空洞本体2に伝達する空洞用伝導体12を、加速空洞
本体2と空洞用蓄冷式冷凍機11との間に熱的に結合し
た。また、輻射熱シールド5を冷却するための寒冷を発
生するシールド用蓄冷式冷凍機13を用い、シールド用
蓄冷式冷凍機13の寒冷を輻射熱シールドに伝達するシ
ールド用伝導体14を、輻射熱シールドとシールド用蓄
冷式冷凍機との間に熱的に結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷電粒子ビーム
の軌道を囲繞する加速空洞本体がクライオスタットによ
り超伝導転移温度以下に冷却される超伝導加速空洞に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば文献「Supercond
ucting Accelerating Cavit
y for KEK B−Factory」(KEK
Preprint 95−190 January 1
996 A)に示されている従来の超伝導加速空洞の断
面図である。
【0003】図において、例えば電子ビーム等の荷電粒
子ビームの軌道1を囲繞する真空ダクト(図示せず)の
一部には、加速空洞本体2が介在されている。即ち、荷
電粒子ビームの軌道1の一部は、加速空洞本体2により
囲繞されている。加速空洞本体2は、超伝導材料、例え
ば純ニオビウム材で構成されている。また、加速空洞本
体2の内部は、超高真空状態に排気されている。
【0004】加速空洞本体2は、液体ヘリウム槽3内に
収納されている。液体ヘリウム槽3内には、寒剤である
液体ヘリウム4が入れられている。加速空洞本体2は、
液体ヘリウム4に浸漬されて、超伝導状態に冷却保持さ
れている。
【0005】液体ヘリウム槽3は、断熱真空槽7内に収
容されている。断熱真空槽7と液体ヘリウム槽3との間
には、輻射熱シールド5が配置されている。輻射熱シー
ルド5の外面には、地磁気シールド材が設けられてい
る。輻射熱シールド5の外周部には、液体窒素冷却管6
が配置されている。輻射熱シールド5は、液体窒素冷却
管6に液体窒素を流すことにより冷却される。液体ヘリ
ウム槽3及び輻射熱シールド5は、断熱真空槽7により
真空断熱されている。
【0006】液体ヘリウム槽3には、液体ヘリウム4を
注液するための冷媒供給ポート8と、液体ヘリウム槽3
内で蒸発したヘリウムガスを排出するための排気ポート
9とが接続されている。また、加速空洞本体2には、高
周波電源(図示せず)からの電力を供給するRF入力部
であるRF入力カプラ10が接続されている。
【0007】次に、動作について説明する。加速空洞本
体2は、液体ヘリウム4により冷却され、超伝導状態と
なっている。この加速空洞本体2にRF入力カプラ10
から高周波の電力が供給される。これにより、加速空洞
本体2内には、強力な高周波電場が発生され、荷電粒子
が加速される。
【0008】液体ヘリウム槽3は、断熱真空槽7内を真
空排気することにより、魔法瓶と同様の原理で真空断熱
されている。また、室温である断熱真空槽7から極低温
である4.2K(約−269℃)の液体ヘリウム槽3へ
の輻射熱流入を抑え、液体ヘリウム4の消費量を低減す
るため、断熱真空槽7と液体ヘリウム槽3との間の真空
空間に輻射熱シールド5が配置され、その輻射熱シール
ド5が約80K(約−196℃)の液体窒素により冷却
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の超伝導加速空洞においては、液体ヘリウム4に
浸漬することにより加速空洞本体2を冷却しているた
め、超伝導状態を維持するためには、蒸発した分に相当
する量の液体ヘリウム4を常時補充する手間がかかると
ともに、冷却システムが大形化し、設備費用が高くなっ
てしまう。また、超伝導加速空洞の運転中は液体ヘリウ
ム4が常時消費されるが、液体ヘリウム4は高価な寒剤
であるため、運転費用が莫大になってしまう。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、全体を小形化
することができ、設備費用及び運転費用を低減すること
ができる超伝導加速空洞を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る超伝導加
速空洞は、少なくとも一部が超伝導材料で構成され、荷
電粒子ビームの軌道を囲繞する加速空洞本体、高周波電
源からの電力を加速空洞本体に供給するRF入力部、加
速空洞本体を収容する断熱真空槽、及び断熱真空槽に搭
載され、寒冷を発生して加速空洞本体を超伝導状態にす
る空洞用蓄冷式冷凍機を備えたものである。また、加速
空洞本体と空洞用蓄冷式冷凍機との間に熱的に結合さ
れ、空洞用蓄冷式冷凍機の寒冷を加速空洞本体に伝達す
る可撓性の空洞用伝導体をさらに備えている。
【0012】さらに、断熱真空槽と加速空洞本体との間
に設けられている輻射熱シールド、及び断熱真空槽に搭
載され、寒冷を発生して輻射熱シールドを冷却するシー
ルド用蓄冷式冷凍機をさらに備えている。さらにまた、
輻射熱シールドとシールド用蓄冷式冷凍機との間に熱的
に結合され、シールド用蓄冷式冷凍機の寒冷を輻射熱シ
ールドに伝達する可撓性のシールド用伝導体をさらに備
えている。また、加速空洞本体は、超伝導材料で構成さ
れている内周部と、この内周部に熱的に結合されるよう
に内周部の外周に設けられ、超伝導材料よりも熱伝導率
の高い材料で構成されている外周部とを有し、空洞用蓄
冷式冷凍機は、外周部に熱的に結合されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による超
伝導加速空洞を示す断面図である。図において、例えば
電子ビーム等の荷電粒子ビームの軌道1を囲繞する真空
ダクト(図示せず)の一部には、加速空洞本体2が介在
されている。即ち、荷電粒子ビームの軌道1の一部は、
加速空洞本体2により囲繞されている。加速空洞本体2
は、超伝導材料、例えば純ニオビウム材で構成されてい
る。また、加速空洞本体2の内部は、超高真空状態に排
気されている。
【0014】加速空洞本体2は、断熱真空槽7内に収容
されている。断熱真空槽7と加速空洞本体2との間に
は、輻射熱シールド5が設けられている。輻射熱シール
ド5の外面には、地磁気シールド材が設けられている。
輻射熱シールド5の外周部には、液体窒素冷却管6が配
置されている。輻射熱シールド5は、液体窒素冷却管6
に液体窒素を流すことにより冷却される。加速空洞本体
2には、高周波電源(図示せず)からの電力を供給する
RF入力部であるRF入力カプラ10が接続されてい
る。
【0015】断熱真空槽7には、加速空洞本体2を超伝
導状態にするための寒冷を発生する空洞用蓄冷式冷凍機
11が取り付けられている。空洞用蓄冷式冷凍機11
は、約4Kの極低温状態となる通称4K温度ステージ
(以下、4K温度ステージと称す)11aを有してい
る。4K温度ステージ11aは、輻射熱シールド5内に
挿入されている。
【0016】また、空洞用蓄冷式冷凍機11は、シリン
ダ、ディスプレーサ、蓄冷器及びディスプレーサ駆動用
モータ等を有している。空洞用蓄冷式冷凍機11には、
ヘリウムガスを圧縮して空洞用蓄冷式冷凍機11に供給
するコンプレッサ(図示せず)が配管(図示せず)を介
して接続されている。
【0017】加速空洞本体2と4K温度ステージ11a
との間には、空洞用蓄冷式冷凍機11で発生した寒冷を
加速空洞本体2に伝達する空洞用伝導体12が熱的に結
合されている。空洞用伝導体12は、例えば電気銅な
ど、熱伝導率の高い材料で製作されている。また、空洞
用伝導体12は、適当な可撓性を有している。
【0018】次に、動作について説明する。加速空洞本
体2は、空洞用伝導体12を介して空洞用蓄冷式冷凍機
11により冷却され、超伝導状態となっている。この加
速空洞本体2にRF入力カプラ10から高周波の電力が
供給される。これにより、加速空洞本体2内には、強力
な高周波電場が発生され、荷電粒子が加速される。
【0019】また、加速空洞本体2は、断熱真空槽7内
を真空排気することにより、魔法瓶と同様の原理で真空
断熱されている。また、室温である断熱真空槽7から極
低温(約4K(約−269℃))部への輻射熱流入を抑
えるため、断熱真空槽7と加速空洞本体2との間の真空
空間に輻射熱シールド5が配置され、その輻射熱シール
ド5が約80K(約−196℃)の液体窒素により冷却
されている。
【0020】このような超伝導加速空洞では、空洞用蓄
冷式冷凍機11により加速空洞本体2が冷却されている
ため、寒剤として高価な液体ヘリウムを使用せずに済
み、かつ液体ヘリウム槽を設ける必要がない。従って、
全体の設備を小形化することができ、設備費用及び運転
費用を低減することができる。
【0021】また、空洞用蓄冷式冷凍機11と加速空洞
本体2との間に可撓性の空洞用伝導体12が接続されて
いるため、空洞用蓄冷式冷凍機11及び加速空洞本体2
の熱収縮を吸収することができるとともに、加速空洞本
体2をより均等に冷却することができる。
【0022】なお、実施の形態1では、空洞用蓄冷式冷
凍機11と輻射熱シールド5との間を熱的に非接触とし
たが、両者を熱的に結合し、空洞用蓄冷式冷凍機11に
より輻射熱シールド5を冷却することも可能である。
【0023】実施の形態2.次に、図2はこの発明の実
施の形態2による超伝導加速空洞を示す断面図である。
断熱真空槽7には、輻射熱シールド5を冷却するための
寒冷を発生するシールド用蓄冷式冷凍機13が取り付け
られている。シールド用蓄冷式冷凍機13は、約80K
の低温状態となる通称80K温度ステージ(以下、80
K温度ステージと称す)13aを有している。
【0024】輻射熱シールド5と80K温度ステージ1
3aとの間には、シールド用蓄冷式冷凍機13で発生し
た寒冷を輻射熱シールド5に伝達するシールド用伝導体
14が熱的に結合されている。シールド用伝導体14
は、例えば電気銅など、熱伝導率の高い材料で製作され
ている。また、シールド用伝導体14は、適当な可撓性
を有している。さらに、実施の形態1で用いた液体窒素
冷却管6は、省略されている。他の構成は、実施の形態
1と同様である。
【0025】このような超伝導加速空洞では、輻射熱シ
ールド5がシールド用伝導体14を介してシールド用蓄
冷式冷凍機13により冷却される。このため、液体窒素
冷却管を用いる必要がなく、液体窒素の循環システムも
不要となる。従って、構成を簡素化し、コストを低減す
ることができる。
【0026】また、加速空洞本体2の冷却用の液体ヘリ
ウムを使用せずに済むのに加えて、輻射熱シールド5を
冷却するための液体窒素も使用せずに済み、寒剤切れに
よる超伝導加速空洞の運転停止を防止することができ
る。また、寒剤の入手が困難な地域でも超伝導加速空洞
を連続して運転することができる。
【0027】さらに、シールド用蓄冷式冷凍機13と輻
射熱シールド5との間に可撓性のシールド用伝導体14
が接続されているため、シールド用蓄冷式冷凍機13及
び輻射熱シールド5の熱収縮を吸収することができると
ともに、輻射熱シールド5をより均等に冷却することが
できる。
【0028】なお、空洞用蓄冷式冷凍機11と輻射熱シ
ールド5とを熱的に接触させることもできるが、実施の
形態2では、輻射熱シールド5を冷却するためにシール
ド用蓄冷式冷凍機13を別に用いているため、空洞用蓄
冷式冷凍機11は、輻射熱シールド5と熱的に切り離す
のが好適であり、加速空洞本体2を効率良く冷却するこ
とができる。
【0029】実施の形態3.次に、図3はこの発明の実
施の形態3による超伝導加速空洞を示す断面図である。
この例における加速空洞本体21は、超伝導材料で構成
されている内周部(図示せず)と、この内周部に熱的に
結合されるように内周部の外周に設けられている外周部
21aとを有している。外周部21aは、超伝導材料よ
りも熱伝導率の高い材料、 例えば電気銅により
構成されている。空洞用伝導体12は、外周部21aに
熱的に結合されている。他の構成は、実施の形態1と同
様である。
【0030】ここで、上記のような2重構造の加速空洞
本体21は、例えば円筒状の外周部21aの内周面に、
イオンプレーティング等の蒸着工程により超伝導材料を
付着させ内周部を形成することにより製作される。ま
た、円筒状の外周部21aの内部に円筒状の内周部を挿
入し、両者を圧着させる方法によっても製作できる。
【0031】このような超伝導加速空洞では、超伝導材
料からなる内周部の外周面が、熱伝導率の高い材料から
なる外周部21aで覆われているため、空洞用蓄冷式冷
凍機11で発生した寒冷を内周部全体に均等にかつ効率
良く伝えることができる。また、何らかの原因で超伝導
材料の温度がスポット的に上昇しようとした場合、その
部分にも外周部21aが接しているため、熱が速やかに
取り出され、局部超伝導破壊現象の発生を防止すること
ができる。
【0032】実施の形態4.なお、例えば図4に示すよ
うに、実施の形態3の超伝導加速空洞に実施の形態2で
示したようなシールド用蓄冷式冷凍機13を適用しても
よく、空洞用蓄冷式冷凍機11で発生した寒冷を超伝導
部分全体に均等にかつ効率良く伝えることができるとと
もに、液体窒素冷却管を省略することができる。
【0033】また、実施の形態1〜4では空洞用伝導体
12を用いたが、熱収縮を別な手段により吸収できれ
ば、4K温度ステージ11aを加速空洞本体2,21に
直接接触させることも可能である。同様に、80K温度
ステージ13aを輻射熱シールド5に直接接触させるこ
とも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の超伝導
加速空洞は、加速空洞本体を超伝導状態にする空洞用蓄
冷式冷凍機を断熱真空槽に搭載したので、全体を小形化
することができ、設備費用及び運転費用を低減すること
ができる。また、空洞用蓄冷式冷凍機と加速空洞本体と
の間に可撓性の空洞用伝導体を設けたので、空洞用蓄冷
式冷凍機及び加速空洞本体の熱収縮を吸収することがで
きるとともに、加速空洞本体をより均等に冷却すること
ができる。
【0035】さらに、輻射熱シールドを冷却するシール
ド用蓄冷式冷凍機を断熱真空槽に搭載したので、液体窒
素冷却管を用いる必要がなく、液体窒素の循環システム
も不要となり、構成を簡素化し、コストを低減すること
ができる。さらにまた、シールド用蓄冷式冷凍機と輻射
熱シールドとの間に可撓性のシールド用伝導体を設けた
ので、シールド用蓄冷式冷凍機及び輻射熱シールドの熱
収縮を吸収することができるとともに、輻射熱シールド
をより均等に冷却することができる。また、超伝導材料
で構成されている内周部と、この内周部に熱的に結合さ
れるように内周部の外周に設けられ、超伝導材料よりも
熱伝導率の高い材料で構成されている外周部とを有する
加速空洞本体を用い、空洞用伝導体は、加速空洞本体の
外周部に熱的に結合したので、空洞用蓄冷式冷凍機で発
生した寒冷を超伝導部分全体に均等にかつ効率良く伝え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による超伝導加速空
洞を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による超伝導加速空
洞を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による超伝導加速空
洞を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による超伝導加速空
洞を示す断面図である。
【図5】 従来の超伝導加速空洞の一例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 軌道、2,21 加速空洞本体、5 輻射熱シール
ド、7 断熱真空槽、10 RF入力カプラ(RF入力
部)、11 空洞用蓄冷式冷凍機、12 空洞用伝導
体、13 シールド用蓄冷式冷凍機、14 シールド用
伝導体、21a外周部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が超伝導材料で構成さ
    れ、荷電粒子ビームの軌道を囲繞する加速空洞本体、 高周波電源からの電力を上記加速空洞本体に供給するR
    F入力部、 上記加速空洞本体を収容する断熱真空槽、及び上記断熱
    真空槽に搭載され、寒冷を発生して上記加速空洞本体を
    超伝導状態にする空洞用蓄冷式冷凍機を備えていること
    を特徴とする超伝導加速空洞。
  2. 【請求項2】 上記加速空洞本体と上記空洞用蓄冷式冷
    凍機との間に熱的に結合され、上記空洞用蓄冷式冷凍機
    の寒冷を上記加速空洞本体に伝達する可撓性の空洞用伝
    導体をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載
    の超伝導加速空洞。
  3. 【請求項3】 上記断熱真空槽と上記加速空洞本体との
    間に設けられている輻射熱シールド、及び上記断熱真空
    槽に搭載され、寒冷を発生して上記輻射熱シールドを冷
    却するシールド用蓄冷式冷凍機をさらに備えていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超伝導加速
    空洞。
  4. 【請求項4】 上記輻射熱シールドと上記シールド用蓄
    冷式冷凍機との間に熱的に結合され、上記シールド用蓄
    冷式冷凍機の寒冷を上記輻射熱シールドに伝達する可撓
    性のシールド用伝導体をさらに備えていることを特徴と
    する請求項3記載の超伝導加速空洞。
  5. 【請求項5】 上記加速空洞本体は、超伝導材料で構成
    されている内周部と、この内周部に熱的に結合されるよ
    うに上記内周部の外周に設けられ、上記超伝導材料より
    も熱伝導率の高い材料で構成されている外周部とを有
    し、上記空洞用蓄冷式冷凍機は、上記外周部に熱的に結
    合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の超伝導加速空洞。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014017231A (ja) * 2012-06-12 2014-01-30 Mitsubishi Electric Corp ドリフトチューブ線形加速器
CN104378906A (zh) * 2014-11-24 2015-02-25 中国科学院近代物理研究所 一种射频大功率耦合器

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