JP2003173380A - 作品登録方法、作品登録装置、コンピュータ・プログラム及び記録媒体 - Google Patents

作品登録方法、作品登録装置、コンピュータ・プログラム及び記録媒体

Info

Publication number
JP2003173380A
JP2003173380A JP2002272395A JP2002272395A JP2003173380A JP 2003173380 A JP2003173380 A JP 2003173380A JP 2002272395 A JP2002272395 A JP 2002272395A JP 2002272395 A JP2002272395 A JP 2002272395A JP 2003173380 A JP2003173380 A JP 2003173380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
data
work data
storage means
data storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002272395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3874271B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Kasuga
秀俊 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japanese Society For Rights Of Authors Composers & Publishers
Original Assignee
Japanese Society For Rights Of Authors Composers & Publishers
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japanese Society For Rights Of Authors Composers & Publishers filed Critical Japanese Society For Rights Of Authors Composers & Publishers
Priority to JP2002272395A priority Critical patent/JP3874271B2/ja
Publication of JP2003173380A publication Critical patent/JP2003173380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3874271B2 publication Critical patent/JP3874271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作物使用者と著作者などとの間の事務処理
を円滑に行うことができるようにする作品登録構成を提
供せんとするものである。 【解決手段】 作品データ格納部1と、使用申請データ
格納部2と、使用申請に含まれる作品データが、作品デ
ータ格納部1に格納されている中にあるかを判定する判
定部3と、使用申請には含まれるが作品データ格納部1
中にない作品データに関し、仮登録を行う登録部4と、
使用許諾に伴う使用申請中の各作品の著作権料の請求処
理用データを作成する請求計算部5と、仮登録された作
品データがある場合に使用申請データ格納部2のデータ
を基に作品届提出依頼用データを作成するデータ作成部
6と、提出された作品届に対応する作品データを作品届
のあるデータとして更新する出典更新部7と、作品届の
ある作品データに関し著作権料納付による各音楽作品の
著作者などへの分配金額を計算する分配金額計算部8と
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物の使用に伴
う著作権料の徴収・分配のための作品登録方法、作品登
録装置、コンピュータ・プログラム及び記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽などの著作物を使用して、各種製品
の作成など(例えばCDアルバムの作成)が行われる場
合、通常その著作物の使用に関する許諾を得る必要があ
る。
【0003】その場合中立的な著作権管理団体が存在
し、そのような著作物の使用者と著作者乃至著作権者の
間に立って、許諾処理及び著作権料の請求・入金確認・
分配などの一連の処理を行ってくれると、両者の利害調
整が容易になり、望ましい。特に使用されている著作物
が多い場合、著作物の使用者からすれば、一つ一つの著
作物に対して、一々著作者乃至著作権者を特定し、許諾
を得ようとすると、困難を極めることになる。また音楽
の著作物等は、1つの作品でも、詞と曲・編曲などの著
作者は、別のことも多く、余計複雑になるといった事情
がある。
【0004】そして音楽の著作物などに関しては、現実
に上記のような機能を果たす著作権管理団体が存在し、
使用者からの著作物使用申請を受け付け、許諾(既に著
作物を使用して販売などが行われている場合は事後的な
許諾を含む)、著作権料の請求・入金確認・分配などの
一連の処理を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのような著作権管理
団体は、通常多数の著作物の権利事務処理関係を扱って
いるため、通常著作者乃至著作権者から、著作物の作品
届を受け付け、管理委託を受ける作品の内容及び分配の
仕方などを含む権利関係などを規定するデータベース
(作品データベース)に登録(作品登録)している。
【0006】そして、著作物の使用申請があった場合、
その中に含まれる著作物の作品データが、上記作品デー
タベース中のデータとして登録されていることを確認
し、その上で、該使用申請を受け付け、許諾、著作権料
の請求・入金確認・分配などの処理を行っている。
【0007】しかし、上記使用申請の中に、上記作品デ
ータベース中のデータとして登録されていないものが含
まれている場合、作品データベース中にそのような作品
データの登録が行われるまでは、許諾、著作権料の請求
・入金確認・分配などの処理はできなくなってしまう。
【0008】このような場合は、上記使用申請中の非登
録作品のデータから、著作者乃至著作権者を割り出し、
この者に対し、作品届を提出してもらうよう依頼する。
そのようにして提出された届に基づき、作品データベー
ス中に該作品のデータ登録が行われ、それから許諾、著
作権料の請求・入金確認・分配などの一連の処理が行わ
れることになる。従って、著作物の使用申請をする者
は、許諾を得られるまで相当な期間を要し、著作物の使
用者と著作者乃至著作権者との間の上記一連の処理が、
円滑に行われないといった問題がある。
【0009】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、著作物の使用者と著作者乃至著作権者との
間の一連の事務処理を円滑に行うことができるようにす
る作品登録方法乃至作品登録装置を提供せんとするもの
である。あわせてそのような作品登録方法をコンピュー
タに実行させるコンピュータ・プログラム及び該プログ
ラムを記録した記録媒体についての提供も行う。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る作品登録方
法は、著作物の使用申請に関するアクセスがなされた際
に、コンピュータの作品データ格納手段に登録されてい
る著作物の作品データ群中に、上記使用申請に含まれる
著作物の作品データがあるか否かを判定するステップ
と、上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ
群中に存在しない著作物の作品データを、新たな作品デ
ータとして上記作品データ格納手段に仮登録するステッ
プと、著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる
各著作物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力
するステップとを、コンピュータに実行させることを基
本的特徴としている。
【0011】著作者乃至著作権者からの作品届が提出さ
れていない場合でも、使用申請中に含まれる作品の少な
くとも著作者・著作権者の名前が明らかになっていさえ
すれば、作品データベース(作品データ格納手段)中に
登録可能な作品データとして扱うことは可能であり、そ
のため、著作権料の分配処理を除き、許諾、著作権料の
請求・入金確認までの処理はできることになる。上記構
成では、判定ステップにおいて、使用申請には含まれる
が、コンピュータの作品データ格納手段に登録されてい
る著作物の作品データ群中に存在しないと判定された著
作物の作品データを、新たな作品データとして上記作品
データ格納手段に仮登録することで、著作権料の請求処
理用のデータが作成・出力され、著作者乃至著作権者か
らの作品届の提出を待たずに、許諾、著作権料の請求・
入金確認までの処理ができるようになる。すなわち作品
データが仮登録された状態では、許諾、著作権料の請求
・入金確認までの処理が可能となる。
【0012】ここで、著作物の使用申請に関するアクセ
スがなされた際とは、著作物の使用者がコンピュータに
直接アクセスして使用申請を行う場合のみならず、これ
らの者が現実に(例えば申請用紙などを使用して)申請
を行い、それを受理した者がコンピュータにアクセスし
て、該申請の内容をインプットするような場合も含むこ
とは言うまでもない。
【0013】請求項2の構成は、上記構成を前提とし、
さらに使用申請には含まれるが、上記作品データ格納手
段に登録されている著作物の作品データ群中に存在しな
い著作物の著作者乃至著作権者からの作品届の提出を促
し、それが提出された場合に、上記仮登録された作品デ
ータの出典更新を該作品データ格納手段に対して行うと
共に、更新された作品データに関して、各著作物の著作
者乃至著作権者への分配金額を計算して出力すること
で、上記著作権料の納付があった場合には、分配処理ま
でもができるようになる。すなわち、作品データ格納手
段に仮登録された作品データでは、許諾、著作権料の請
求・入金確認までの処理が可能となるが、請求項2の構
成のように、著作者乃至著作権者からの作品届の提出
で、仮登録された作品データの出典更新が作品データ格
納手段に対してなされた場合、分配までもが可能にな
る。
【0014】より具体的な構成としては、著作物の使用
申請に関するアクセスがなされた際に、コンピュータの
作品データ格納手段に登録されている著作物の作品デー
タ群中に、上記使用申請に含まれる著作物の作品データ
があるか否かを判定するステップと、上記使用申請には
含まれるが、著作物の作品データ群中に存在しない著作
物の作品データを、新たな作品データとして上記作品デ
ータ格納手段に仮登録するステップと、著作物の使用許
諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作物の著作権料の
請求処理用のデータを作成し出力するステップと、仮登
録された上記著作物の作品データを基に、作品届提出依
頼用のデータ又は公開用のデータを作成し、出力するス
テップと、上記提出依頼又は公開が行われて、著作者乃
至著作権者から作品届に関するアクセスがなされた際
に、上記作品データ格納手段に対し、該作品届に対応す
る作品データを、著作者乃至著作権者からの作品届があ
るデータとして更新するステップと、作品届のある作品
データに関し、上記著作権料の納付があった場合の各著
作物の著作者乃至著作権者への分配金額を計算して出力
するステップとを、コンピュータに実行させることを特
徴としている。
【0015】ただし、このような分配金額の計算・出力
は、入金確認がなくても可能であることは言うまでもな
い。
【0016】ここで、著作者乃至著作権者から作品届に
関するアクセスがなされた際とは、著作者乃至著作権者
がコンピュータに直接アクセスして作品届を行う場合の
みならず、これらの者が現実に(例えば届出用紙などを
使用して)届出を行い、それを受理した者がコンピュー
タにアクセスして、該届出の内容をインプットするよう
な場合も含むことは言うまでもない。
【0017】上記仮登録の際、少なくともその著作物と
その著作者乃至著作権者とを特定できる作品コードを作
品データに補充し、上記作品データ格納手段に登録する
と、例えば作品データを格納する作品データベース(作
品データ格納手段)と、使用申請を受け付けた際にその
データを格納しておくデータベース(請求項5以下の装
置構成で言うところの使用申請データ格納手段)とが、
別体の場合でも、作品コードをキーにして連動でき、例
えば使用申請データを格納したデータベースを基に請求
処理を行う際に、作品データを参照できるなど、処理効
率の向上に役立つことになる(請求項3)。
【0018】また仮登録された作品データは、必要な他
のデータの追加を含む更新処理により、上記作品データ
格納手段に対し本登録がなされるようにしても良い(請
求項4)。尚、この本登録は、出典更新による場合をそ
の一形態としても良い。
【0019】請求項5〜請求項8までの構成は、上記請
求項1〜請求項4までの方法の構成を、作品登録装置の
構成として捉え直し、規定したものである。
【0020】そのうち請求項5の作品登録装置の構成
は、請求項1の構成に対応しており、具体的な構成とし
ては、著作物の作品データを格納する作品データ格納手
段と、著作物の使用申請に関するデータを格納する使用
申請データ格納手段と、著作物の使用申請に含まれる著
作物の作品データが、前記作品データ格納手段に格納さ
れている著作物の作品データ群中にあるか否かを判定す
る判定手段と、上記使用申請には含まれるが、著作物の
作品データ群中に存在しないと判定された著作物の作品
データを、新たな作品データを仮登録するものとして、
上記作品データ格納手段に格納する登録手段と、著作物
の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作物の著
作権料の請求処理用のデータを作成し出力する請求計算
手段とを有することを特徴としている。
【0021】コンピュータ上に構成された以上のような
構成で、請求項1の方法が実行できるようになるが、請
求項1の方法の実施には、この装置構成だけに限定され
るわけではない。
【0022】請求項6の作品登録装置の構成は、請求項
2の構成に対応しており、具体的な構成としては、著作
物の作品データを格納する作品データ格納手段と、著作
物の使用申請に関するデータを格納する使用申請データ
格納手段と、著作物の使用申請に含まれる著作物の作品
データが、前記作品データ格納手段に格納されている著
作物の作品データ群中にあるか否かを判定する判定手段
と、上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ
群中に存在しないと判定された著作物の作品データを、
新たな作品データを仮登録するものとして、上記作品デ
ータ格納手段に格納する登録手段と、著作物の使用許諾
に伴う上記使用申請に含まれる各著作物の著作権料の請
求処理用のデータを作成し出力する請求計算手段と、前
記作品データ格納手段に仮登録された上記著作物の作品
データがある場合に、上記使用申請データ格納手段に格
納されたデータを基に、作品届提出依頼用のデータ又は
公開用のデータを作成し、出力するデータ作成手段と、
上記提出依頼又は公開により、著作者乃至著作権者から
提出された作品届に対応する作品データを、著作者乃至
著作権者からの作品届があるデータとして更新する出典
更新手段と、作品届のある作品データに関し、上記著作
権料の納付があった場合の各著作物の著作者乃至著作権
者への分配金額を計算して出力する分配金額計算手段と
を有することを特徴としている。
【0023】コンピュータ上に構成された以上のような
構成で、請求項2の方法が実行できるようになるが、請
求項2の方法の実施には、この装置構成だけに限定され
るわけではない。
【0024】請求項7の作品登録装置の構成は、請求項
3の構成に対応しており、より具体的には、上記登録手
段による仮登録の際、少なくともその著作物とその著作
者乃至著作権者とを特定できる作品コードを作品データ
に補充し、作品データ格納手段及び使用申請データ格納
手段に格納することを特徴としている。
【0025】請求項8の作品登録装置の構成は、請求項
4の構成に対応しており、より具体的には、仮登録され
た作品データは、上記登録手段による必要な他のデータ
の追加を含む更新処理を行って、上記作品データ格納手
段に本登録することを特徴としている。
【0026】請求項9〜請求項12までの構成は、上記
請求項1〜請求項4までの方法構成を、コンピュータに
実行させるために、該コンピュータで実行可能なプログ
ラムについて規定している。
【0027】すなわち、上述した課題を解決するための
構成として、上記各ステップを、コンピュータの構成を
利用して実行する、該コンピュータで読み込まれて実行
可能なコンピュータ・プログラムにつき開示する。もち
ろんこれらの構成は、コンピュータ・プログラムとして
だけではなく、後述するように、同様な機能を有するプ
ログラムを記録した記録媒体の構成(請求項13)とし
て提供されても良いことは言うまでもない。この場合、
コンピュータとは中央演算処理装置の構成を含んだ汎用
的なコンピュータの構成の他、特定の処理に向けられた
専用機などを含むものであっても良く、中央演算処理装
置の構成を伴うものであれば特に限定はない。
【0028】上記各ステップを実行させるためのこのよ
うなプログラムが、コンピュータに読み出されると、請
求項1〜請求項4に規定された各ステップと同様なステ
ップが実行されることになる。
【0029】また既存のハードウェア資源を用いてこの
コンピュータ・プログラムを実行することにより、既存
のハードウェアで新たなアプリケーションとしての本発
明の方法が容易に実行できるようになる。さらにこのよ
うなコンピュータ・プログラムが前述の記録媒体に記録
されることにより、これをソフトウェア商品として容易
に配布、販売することができるようになる。加えて記録
媒体の構成としては、上述した形式の場合の他、RAM
やROMなどの内部記憶装置の構成やハードディスクな
どの外部記憶装置の構成であっても良く、そのようなプ
ログラムがそこに記録されれば、本発明に規定された記
録媒体に含まれることは言うまでもない。
【0030】尚、請求項9〜請求項12記載の各ステッ
プのうち一部のステップを実行する処理は、コンピュー
タに組み込まれた機能(コンピュータにハードウェア的
に組み込まれている機能でも良く、該コンピュータに組
み込まれているオペレーティングシステムや他のアプリ
ケーションプログラムなどによって実現される機能でも
良い)によって実現され、前記プログラムには、該コン
ピュータによって達成される機能を呼び出すあるいはリ
ンクさせる命令が含まれていても良い。
【0031】これは、請求項9〜請求項12に規定され
た各ステップの一部が、例えばオペレーティングシステ
ムなどによって達成される機能の一部で代行され、その
機能を実現するためのプログラムないしモジュールなど
は直接記録されているわけではないが、それらの機能を
達成するオペレーティングシステムの機能の一部を、呼
び出したりリンクさせるようにしてあれば、実質的に同
じ構成となるからである。
【0032】上記プログラムは、それ自身使用の対象と
なる他、後述のように記録媒体に記録されて配布乃至販
売され、また通信などにより送信されて、譲渡の対象と
することもできるようになる。
【0033】そのうち、請求項9の構成は、請求項1の
構成に対応する構成であり、その具体的構成は、著作物
の使用申請に関するアクセスがなされた際に、コンピュ
ータの作品データ格納手段に登録されている著作物の作
品データ群中に、上記使用申請に含まれる著作物の作品
データがあるか否かを判定するステップと、上記使用申
請には含まれるが、著作物の作品データ群中に存在しな
い著作物の作品データを、新たな作品データとして上記
作品データ格納手段に仮登録するステップと、著作物の
使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作物の著作
権料の請求処理用のデータを作成し出力するステップと
をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム
である。
【0034】請求項10の構成は、請求項2の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、著作物の使用申
請に関するアクセスがなされた際に、コンピュータの作
品データ格納手段に登録されている著作物の作品データ
群中に、上記使用申請に含まれる著作物の作品データが
あるか否かを判定するステップと、上記使用申請には含
まれるが、著作物の作品データ群中に存在しない著作物
の作品データを、新たな作品データとして上記作品デー
タ格納手段に仮登録するステップと、著作物の使用許諾
に伴う上記使用申請に含まれる各著作物の著作権料の請
求処理用のデータを作成し出力するステップと、仮登録
された上記著作物の作品データを基に、作品届提出依頼
用のデータ又は公開用のデータを作成し、出力するステ
ップと、上記提出依頼又は公開が行われて、著作者乃至
著作権者から作品届に関するアクセスがなされた際に、
上記作品データ格納手段に対し、該作品届に対応する作
品データを、著作者乃至著作権者からの作品届があるデ
ータとして更新するステップと、作品届のある作品デー
タに関し、上記著作権料の納付があった場合の各著作物
の著作者乃至著作権者への分配金額を計算して出力する
ステップとをコンピュータに実行させるコンピュータ・
プログラムである。
【0035】請求項11のコンピュータ・プログラムの
構成は、請求項3の構成に対応する構成であり、その具
体的構成は、上記仮登録の際、少なくともその著作物と
その著作者乃至著作権者とを特定できる作品コードを作
品データに補充し、上記作品データ格納手段に登録する
ことを特徴としている。
【0036】請求項12のコンピュータ・プログラムの
構成は、請求項4の構成に対応する構成であり、その具
体的構成は、仮登録された作品データは、必要な他のデ
ータの追加を含む更新処理により、上記作品データ格納
手段に対し本登録がなされることを特徴としている。
【0037】さらに請求項13の構成は、上述のよう
に、請求項9〜請求項12いずれか1つに記載のコンピ
ュータ・プログラムが格納されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体について規定している。すなわち、これ
らのコンピュータ・プログラムは、記録媒体に格納され
て、取引の対象とすること或いは実際に実行することな
ども可能である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は、インターネット1001上
で音楽作品の使用申請・許諾・著作権料請求・使用作品
の公開・分配が行える本発明の一実施例に係る作品登録
システムの構成全体を示す説明図である。
【0039】同図に示すように、本装置は、インターネ
ット1001上でウェブサイトを提供するウェブサーバ
2001と、該ウェブサーバ2001に接続され、作品
登録のアプリケーションを提供するアプリケーションサ
ーバ2002と、該アプリケーションサーバ2002上
のアプリケーション処理のデータ検索及びデータストレ
ージで必要とされるデータベース環境を提供するデータ
ベースサーバ2003、及び特定の対象者向けに必要な
情報を配信するメールサーバ2004とを有している。
【0040】但し上記音楽作品の使用申請及び作品届な
どの通常のデータの転送に関しては、上記ウェブサーバ
2001と後述する著作物使用者や著作者乃至著作権者
のウェブブラウザ3001、3002との間で、SSL
(セキュア・ソケット・レイヤ)などの暗号化技術を使
用して行われる。もちろん、使用作品の公開の場合(こ
れはウェブサーバ2001でのホームページを使用した
構成で行う)を除き、データ転送先が決まっているの
で、上記メールサーバ2004を使用して行ったり、デ
ータを格納したフレキシブルディスクなどを手交乃至郵
送などで相手に送付することもできるし、そのようなデ
ータを後述するプリンタなどの出力部2002aでプリ
ントアウトし、手交乃至郵送などで送付することもでき
る。使用申請や作品届などは、所定の形式で紙に記載さ
れたものを受け取り、これを受け取った者が上記アプリ
ケーションサーバ2002のキーボードなどの入力部2
002bでインプットしたり、所定のデータの入力され
たフレキシブルディスクからそのようなデータを読み出
すようにしても良い。
【0041】また後述する使用申請に関する許諾や請求
計算及び分配金額計算は、上述のようなウェブサーバ2
001とウェブブラウザ3001、3002間でのデー
タ転送や上記メールサーバ2004によるメール配信な
どでも可能であるが、上記出力部2002aでプリント
アウトし、手交や郵送などで送ることにする。
【0042】図2は、上記システムの機能ブロック構成
を示すブロック図である。同図に示すように、本システ
ム構成は、音楽作品の作品データを格納する作品データ
格納部1と、音楽作品の使用申請(申請中には使用され
た音楽作品が複数の場合も含む)に関するデータを格納
する使用申請データ格納部2と、該使用申請に含まれる
音楽作品の作品データが、前記作品データ格納部1に格
納されている音楽作品の作品データ群中にあるか否かを
判定する判定部3と、上記使用申請には含まれるが、作
品データ格納部1中の作品データ群中に存在しないと判
定された音楽作品の作品データに関し、新たな作品デー
タを仮登録するものとして、上記作品データ格納部1に
格納する登録部4と、音楽作品の使用許諾に伴う上記使
用申請に含まれる各音楽作品の著作権料の請求処理用の
データを作成し出力する請求計算部5と、前記作品デー
タ格納部1に仮登録された上記音楽作品の作品データが
ある場合(登録部4による仮登録がなされた場合)に、
上記使用申請データ格納部2に格納されたデータを基
に、作品届提出依頼用のデータ又は公開用のデータを作
成し、出力するデータ作成部6と、上記提出依頼又は公
開により、著作者乃至著作権者から提出された作品届に
対応する作品データを、著作者乃至著作権者からの作品
届があるデータとして更新する出典更新部7と、作品届
のある作品データに関し、上記著作権料の納付があった
場合の各音楽作品の著作者乃至著作権者への分配金額を
計算して出力する分配金額計算部8とを有している。
【0043】尚、ウェブサーバ2001とアプリケーシ
ョンサーバ2002上の上記各構成及びデータベースサ
ーバ2003上の各構成とのデータの入出力制御を行う
構成として、制御部9の構成が設けられている。また著
作者乃至著作権者からの作品届があった場合に、そのデ
ータを格納しておく作品届データ格納部10が、設けら
れている。さらに著作者などからの作品届があった場合
に、作品コードのチェック、同一内容の作品データの検
索、必要な場合に訂正などの作品届提出依頼の作成を行
う作品届提出依頼作成部11と、作品届による新たな作
品登録(新しい作品データの作成)を行う作品データ作
成部12も備えられている。
【0044】上記構成のうち、作品データ格納部1と使
用申請データ格納部2及び作品届データ格納部10は、
前記データベースサーバ2003で構成され、また判定
部3、登録部4、請求計算部5、データ作成部6、出典
更新部7、分配金額計算部8、制御部9、作品届提出依
頼作成部11、作品データ作成部12の各構成は、アプ
リケーションサーバ2002で構成される。
【0045】以上の構成における処理を、上記図2、図
3〜図9及び図17のフロー説明図、図10〜図16の
画面遷移を示す図面を用いて詳述する。
【0046】図2及び図3に示すように、音楽作品を用
いて例えばCDアルバムなどの製品を制作しようとする
者が、自己のウェブブラウザ3001を用いて上記ウェ
ブサーバ2001にリンクし、そこで上記製品の共通項
目及び該製品に収録された作品のデータを入力する。
【0047】図10はその際の使用申請された製品の共
通項目画面であり、また図11は、そこで使用された音
楽作品に関する収録作品一覧画面である。ここで作品デ
ータのうち、後述する作品コードが既に分かっているも
のは最初から入力することになる。しかしそれが分かっ
ていない場合は作品名及び著作者名のみを入れることに
なる。すると、これらの使用申請データは、上記制御部
9により、使用申請データ格納部2に格納(登録)され
る(ステップS101)。
【0048】そして、使用申請された製品に収録された
作品のデータ中に作品コードのない収録曲が選ばれ(ス
テップS102)、上記判定部3によって、該収録曲の
作品名や権利者名などを検索キーとしてそれと同一の内
容を持つ作品データが、上記作品データ格納部1から検
索される(ステップS103)。
【0049】この検索で、同一の内容を持つ作品データ
が検索されたか否かがチェックされ(ステップS10
4)、同一の内容を持つ作品データが検索された場合
(ステップS104;Y)、後述する図5に示すBの処
理に移行する。反対に同一の内容を持つ作品データが検
索されなかった場合(ステップS104;N)は、図4
に示すAの処理に移行する。
【0050】作品コードのない収録曲が含まれて使用申
請がなされ、同一の内容を持つ作品データが検索されな
かった場合(ステップS104;N)、前記登録部4に
より、以下に示すような作品の仮登録がなされる。ま
ず、該登録部4に使用申請に係るデータが渡され(ステ
ップS201)、作品コードのない収録曲の仮登録処理
画面が本システムのオペレータに表示される(ステップ
S202)。ここでは前記データの受け渡しで、作品名
や権利者名などのデータが該登録部4に受け渡されてい
る。またその他のデータで不足しているものは、前記オ
ペレータにより、入力部2002bを使用して入力され
る(ステップS203)。
【0051】その際登録部4により、作品コードが自動
採番され(ステップS204)、その作品コードが収録
曲の作品コードとして使用申請データ格納部2中の対応
する作品データに付与される(ステップS205)。ま
た上記登録部4により、作品コード付きの新たな作品デ
ータ(但し作品届の提出のない後述する出典Sの状態
で)として、作品データ格納部1に仮登録される(ステ
ップS206)。
【0052】上述のようにして、使用申請のなされたも
のは、全て作品コードのあるものとして扱われるので、
前記請求計算部5により、上記製品に含まれる音楽作品
に対する使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各音楽
作品の著作権料の請求処理用のデータが作成され、出力
される(ステップS207)。同時に上記使用許諾書も
請求計算部5により、出力部2002aからプリントア
ウトされ、申請者に送られる。
【0053】他方図4に示すように、仮登録された作品
データは、リストアウトされ、オペレータによるチェッ
クと必要なデータの追加により本登録がなされ、該作品
データは更新される(ステップS208)。図12は、
その時の作品名・内外区分の状態を示す画面表示例を、
また図13は、権利者画面の表示例を示している。ここ
で、分配保留とは、曲単位の保留区分のことであり、全
という字の下に有の文字が付く場合は、全支分権が分配
保留という意味になる。また保留とは、権利者単位の保
留区分のことであり、図13の右側の保留部分の下に全
と表示される場合は、全支分権が分配保留という意味に
なる。尚、保留区分に曲単位と権利者単位があるのは、
操作(全員を保留にする等)を簡便にする為である。
【0054】他方図3の検索で、同一の内容を持つ作品
データが検索された際(ステップS104;Y)、登録
部4に使用申請に係るデータが渡され(ステップS30
1)、検索結果が複数か否かがチェックされる(ステッ
プS302)。検索結果が複数の場合(ステップS30
2;Y)は、候補一覧画面がオペレータに表示され(ス
テップS303)、その中から、オペレータにより、上
記検索キー以外の情報を基に、特定のものが指示される
(ステップS304)。このようにして特定された作品
データには、すでに作品コードが付与されているので、
該作品コードを、使用申請に係る対応する作品データ中
に付与し使用申請データ格納部2に格納する(ステップ
S305)。
【0055】ここでも、以上のようにして、使用申請の
なされたものは、全て作品コードが存在することにな
り、前記請求計算部5により、上記製品に含まれる音楽
作品に対する使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各
音楽作品の著作権料の請求処理用のデータが作成され、
出力される(ステップS306)。同時に上記使用許諾
書も請求計算部5により、出力部2002aからプリン
トアウトされ、申請者に送られる。また前記図3のステ
ップS102のチェックにより、作品コードの付いてい
ない作品データがないと判定された場合には(ステップ
S102;N)、同様に、該請求計算部5によって、上
記製品に含まれる音楽作品に対する使用許諾に伴う上記
使用申請に含まれる各音楽作品の著作権料の請求処理用
のデータが作成・出力され、同時に上記使用許諾書も請
求計算部5により、出力部2002aからプリントアウ
トされ、申請者に送られる(ステップS306)。
【0056】上記のステップS207における請求処理
用データの作成・出力処理の場合を含め、この場合に行
われる請求計算処理は、次の手順で行われる。1)1作
品毎の使用料が計算される。2)出典=Sの作品に保留
区分(分配を保留するためのフラッグ)がつけられる。
3)使用物(製品)毎の使用料が計算され(1作品毎の
使用料を合算する)請求明細書(請求書)が作成され
る。
【0057】次に上記登録部4による作品データの仮登
録がなされたことで、前記データ作成部6の構成によ
り、図6に示すように、使用申請データ格納部2から作
品届が提出されていない作品データ(出典がSの状態の
データ)が収録された使用申請データが読み出され(ス
テップS401)、上記データ作成部6により、その作
品利用状況が、HTML文として自動生成される(ステ
ップS402)。具体的には、図7に示すように、作品
届が提出されていない作品データが収録された使用申請
データには、該作品データの他に使用申請された製品の
<製品情報>並びに作品届提出済作品の<収録情報>が
含まれ、上記の製品の<製品情報>に続けて、作品届の
提出のない作品データ及び作品届提出済の作品データを
製品への収録の順番に並べて<収録情報>として上記<
製品情報>と併せ、HTML文として自動生成される。
自動生成されたデータは、該データ作成部6によって、
制御部9を介してウェブサーバ2001に送られ、イン
ターネット1001のウェブサーバ2001上で公開さ
れる(ステップS403)。
【0058】ここで公開される作品使用状況の画面表示
例を示す上記図7について更に詳細に説明する。同図に
示される<製品情報>とは、使用申請された製品に固有
の情報で、該製品の製造販売事業者である使用者を識別
するコードと使用者の名称、該製品を識別する製品番号
(カタログ番号)、製品名(使用物名)、種目、種別、
発売日、アーチスト名で構成される。また<収録情報>
とは、該製品に使用(収録)された全ての作品の情報で
各作品データ毎に、収録番号、該作品の作品届が提出さ
れているか否かを示す区分(未であれば作品届未提出、
済であれば作品届提出済)、原盤がインポート(輸入)
であるかローカル(日本国内)であるかを識別するIL、
インストゥルメンタル使用であるかボーカル使用である
かを識別するIV、作品コード、作品名、著作者名で構成
される。尚著作者名は該作品の著作者が複数であれば複
数表示しても良い。
【0059】またこのような公開の方法によらず、著作
者名と作品名が明らかな場合は、直接作品届提出依頼文
を作成し、作品利用状況と共に、該著作者宛に、メール
配信乃至郵送などにより(或いはこれらの内容をプリン
トアウトしたものを郵送乃至手交で)、作品届提出依頼
を行っても良い。
【0060】図14はこのような仮登録された作品デー
タを基に著作者宛に送られた作品届提出依頼の画面表示
例を示している。ここで、出典のSM(録音実績)と
は、録音で使用申請(使用実績)があるため登録したと
いう意味であり、そのうちSは出典が使用申請に係るも
のではあるが作品届が提出されていない状態を示してい
る。
【0061】その後、該当する音楽作品の著作者などか
ら、そのウェブブラウザ3002を介して、上記ウェブ
サーバ2001にアクセスがあると、該著作者などから
作品届提出依頼及び作品利用状況表の作成の要求があっ
たか否かがチェックされ(ステップS404)、その要
求があった場合(ステップS404;Y)、上記作品届
提出依頼作成部11により、ウェブサーバ2001を介
して、著作者側のウェブブラウザ3002に、作品届提
出依頼及び作品利用状況表が表示され(ステップS40
5)、該ブラウザ3002でプリントアウトできるよう
になる。
【0062】以上のようにして作品届が提出されていな
い作品データの作品利用状況が公開され、著作者などが
それを知ることで、これらの者は、作品届を提出する機
会が与えられる。
【0063】以上のようにして作品届が提出されていな
い作品データでも、その作品利用状況が公開されたり、
作品届提出依頼がなされることで、著作者などがそれを
知ることができる。その際公開されるデータは、作品名
以外に、使用物名(アルバムタイトル)、カタログ番
号、使用者名(レコード会社名)などをキーとしてアク
セスすることができ、著作者などが作品の利用状況をよ
り早く、より簡単に知ることが可能となる。それに応じ
てこれらの者により、自己のウェブブラウザ3002を
介して、作品届が提出された場合、図8に示すように、
それらの作品届に含まれるデータは、上記作品届提出依
頼作成部11により、作品届データ格納部10に格納さ
れる(ステップS501)。この時その届には各受け付
け番号が付与される。図15は、その作品届データ格納
部10に格納されるべきデータの入力必須項目を示して
いる。また図16は、音楽出版者用に用意された作品届
の表示画面例である。
【0064】そして作品届に作品コードが記入されてい
るか否かがチェックされる(ステップS502)。作品
コードの記入がない場合(ステップS502;N)、後
述する図9の処理に移行する。反対に作品コードの記入
がある場合(ステップS502;Y)、作品届提出依頼
作成部11により、記入された作品コードを基に、作品
データ格納部1の作品データが検索される(ステップS
503)。この検索でその作品コードの付いた作品デー
タがあるか否かがチェックされる(ステップS50
4)。
【0065】作品コードの付いた作品データが存在する
場合(ステップS504;Y)、前記出典更新部7によ
り、作品届データ格納部10における受け付け番号が付
与され、且つ作品届の提出がある旨の出典変更(上記出
典S→Pの状態に移行する)がなされ、これらの内容で
(著作者などからの作品届のあるデータとして)、作品
データ格納部1における該当する作品データが更新され
る(ステップS505)。
【0066】反対にこの作品コードの付いた作品データ
が存在しない場合(ステップS504;N)、作品届の
作品コードが間違っている可能性があり、作品届に記載
された作品名・権利者名などのデータと同一内容を持つ
作品データが、上記作品届提出依頼作成部11により、
作品データ格納部1で検索される(ステップS50
6)。そして同一内容を持つ作品データがあるか否かが
チェックされ(ステップS507)、同一内容を持つ作
品データがある場合(ステップS507;Y)、訂正の
ための作品届提出依頼が作成され(ステップS50
8)、それがインターネット1001を介して(メール
などで)通知される(ステップS509)。或いは訂正
のための作品届提出依頼がプリントアウトされたものを
送付するようにしても良い。反対に同一内容を持つ作品
データがない場合(ステップS507;N)、後述する
図17の作品届による作品の登録で処理がなされる(ス
テップS510)。
【0067】また前記ステップS502で提出された作
品届に作品コードが含まれていない場合(ステップS5
02;N)も、図9に示すように、作品届に記載された
作品名・権利者名などのデータと同一内容を持つ作品デ
ータが、作品届提出依頼作成部11により、作品データ
格納部1で検索される(ステップS601)。同一内容
を持つ作品データがあるか否かがチェックされ(ステッ
プS602)、同一内容を持つ作品データが存在する場
合(ステップS602;Y)、作品届データ格納部10
の該作品データに、当該作品コードが付与され、作品届
データ格納部10が更新される(ステップS603)。
そして上記出典更新部7により、作品届データ格納部1
0における受け付け番号が付与され、且つ作品届の提出
がある旨の出典変更がなされ、これらの内容で、作品デ
ータ格納部1における該当する作品データが更新される
(ステップS604)。
【0068】反対に同一内容を持つ作品データが存在し
ない場合(ステップS602;N)、後述する図17の
作品届による作品の登録で処理がなされる(ステップS
605)。
【0069】以上のような出典更新処理が終了すると
(使用申請を行った者からの入金が確認できているか否
かを問わない)、上記分配金額計算部8によって、以下
の[step1]及び[step2]に示す分配計算処理がなさ
れる。
【0070】[step1]1)上記請求計算時の計算結果
のデータが使用され、1作品毎の使用料が著作者乃至著
作権者に配分される。この時、請求計算結果データに保
留区分があれば、著作者・著作権者のデータにも保留区
分が複写され、保留扱いにされる。2)保留区分がある
著作者・著作権者のデータが保留データ格納部(図示な
し)に追加(累積)され、分配の対象にはされない。
3)保留区分がない著作者・著作権者のデータにより分
配(送金)すべき金額が計算される。
【0071】[step2]1)上記保留データ格納部にあ
るデータの作品コードをキーに、改めて作品データ格納
部1が検索され、作品データ格納部1上に保留がない状
態(出典=P)であれば、分配(送金)すべき金額が計
算される。
【0072】上述のとおり、請求計算時に保留区分(フ
ラッグ)のついたデータは、分配計算処理時の上記[st
ep1]で、一度保留にされた後、[step2]で、改めて
作品データ格納部1の登録内容が参照され、保留が無く
なっていれば、上記分配金額計算部8によって、分配計
算処理が行われることになる。
【0073】図17は、作品届による作品データ格納部
1への作品データの登録処理の手順を示すフローチャー
トである。
【0074】図8のステップS507又は図9のステッ
プS602で同一内容の作品データがないと判断され、
次のステップとして作品届による作品データ格納部1へ
の作品データの登録処理が行われる(ステップS510
又はステップS605)が、その処理では、図17に示
すように、まず作品コード有り(ステップS510)或
いは無し(ステップS605)の状態で、上記作品デー
タ作成部12に、作品届データが受領される(ステップ
S701)。そして作品届データの内容によって、作品
データを直ちに作成するか、或いは別ルートで作品デー
タが作成される(外国作品の場合別ルートで作品データ
が作成される)のを待つかが判断される(ステップS7
02)。
【0075】作品データの作成の必要性があると判断さ
れた場合(ステップS702;Y)、作品届データの登
録内容に基づき、上記作品データ作成部12により、作
品データが新規に作成され、作品データ格納部1に格納
される(ステップS703)。そして、作品コードが自
動採番され、作品データ格納部1に追加登録される(ス
テップS704)。
【0076】他方作品データの作成の必要性がないと判
断された場合(ステップS702;N)、作品届データ
はそのまま作品届データ格納部10に保存される(ステ
ップS705)。
【0077】尚(作品届提出依頼などがなく)著作者な
どから自主的に作品届が提出された場合には、(オンラ
インによる届出ではなく届出用紙により提出された場合
はそれを受け取ったオペレータによるデータ打ち込みが
なされた後)図17のS701以下のステップで、同様
に処理されることになる。
【0078】以上詳述した本実施例構成によれば、上記
判定部3の判定において、使用申請には含まれるが、作
品データ格納部1に格納される作品データ群中に存在し
ないと判定された音楽作品の作品データを、新たな作品
データとして、該作品データ格納部1に仮登録すること
で、著作権料の請求処理用のデータが作成・出力され、
著作者などからの作品届の提出を待たずに、許諾、著作
権料の請求・入金確認までの処理ができるようになる。
すなわち作品データが仮登録された状態では、許諾、著
作権料の請求・入金確認までの処理が可能となる。従っ
て、音楽作品の使用申請をする場合に、音楽などの著作
権を管理する者から即座に許諾が得られ、音楽作品の使
用者と著作者などとの間で行われる一連の処理が、円滑
に実施されることになる。
【0079】さらに、上記データ作成部6によって作成
されたデータが公開される(或いは作品届提出依頼が出
される)などにより、使用申請には含まれるが、作品デ
ータ格納部1に格納される作品データ群中に存在しない
音楽作品に関して、著作者などからの作品届の提出が促
されるため、それが提出された場合に、上記出典更新部
7により、仮登録された作品データの出典更新がなされ
る。それと共に、更新された作品データに関して、分配
金額計算部8の構成により、各著作物の著作者などへの
分配金額が計算されて出力せしめられることで、上記著
作権料の納付があった場合は、分配処理までもができる
ようになる。すなわち、仮登録された作品データでは、
許諾、著作権料の請求・入金確認までの処理が対象とな
るが、さらに著作者などからの作品届の提出で、仮登録
された作品データの出典更新がなされた場合、分配まで
もが可能になる。
【0080】尚、本発明の作品登録方法は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0081】たとえば以上の実施例では、著作者乃至著
作権者が当初作品届を提出していなくても後に該届を提
出し、著作権の信託をしてくるケースを想定している
が、仮に信託をしてこない場合、請求を行って受け取っ
た著作権料は、返金することになる。しかし往々にして
そのような信託をしないケースは最初から想定できる
(そのような信託をしない著作者などは特定の人に限ら
れる)ので、著作権料の請求処理用のデータを作成し出
力するステップで、請求金額を0円として扱う(実質的
に請求しない)ことになる。
【0082】また上記実施例構成では、音楽作品などを
用いて音楽用コンパクトディスク(CD)などの製品が
作成された場合の作品登録による例を説明したが、それ
に限定されず、録音、ビデオグラム、出版、演奏、放
送、通信カラオケ、レンタル製品の貸与、インタラクテ
ィブ配信などにおける、著作物の使用申請に基づく仮作
品の登録による許諾・著作権料の請求、及び入金確認後
の該使用申請に基づく作品届のあったものへの著作権料
の分配などがなされる場合にも適用でき、さらに音楽以
外の他の著作物(例えば映画を含む、文芸・学術・美術
の著作物など)にも適用できることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜請求項13記載の作品登録方法、作品登録装置、コン
ピュータ・プログラム及び記録媒体によれば、使用申請
には含まれるが、著作物の作品データ群中に存在しない
と判定された著作物の作品データを、新たな作品データ
として仮登録することで、著作権料の請求処理用のデー
タが作成・出力され、著作者乃至著作権者からの作品届
の提出を待たずに、許諾、著作権料の請求・入金確認ま
での処理ができるようになり、著作物の使用申請をする
場合に、即座に許諾が得られ、著作物の使用者と著作者
乃至著作権者との間で行われる一連の処理が、円滑に実
施されることになるという優れた効果を奏し得るように
なる。
【0084】さらに使用申請には含まれるが、著作物の
作品データ群中に存在しない著作物の著作者乃至著作権
者からの作品届の提出を促し、それが提出された場合
に、上記仮登録された作品データの出典更新を行うと共
に、更新された作品データに関して、上記著作権料の納
付があった場合の各著作物の著作者乃至著作権者への分
配金額を計算して出力することで、分配処理までもがで
きるようになる。すなわち、仮登録された作品データで
は、許諾、著作権料の請求・入金確認までの処理が可能
となるが、さらに、著作者乃至著作権者からの作品届の
提出で、仮登録された作品データの出典更新がなされた
場合、分配までもが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネット1001上で音楽作品の使用申
請などが行える本発明の一実施例に係る作品登録システ
ムの構成全体を示す説明図である。
【図2】上記システムの機能ブロック構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】音楽作品の使用申請を行った場合の処理フロー
を示すフローチャートである。
【図4】上記処理フローの続きを示すフローチャートで
ある。
【図5】同じく上記処理フローの続きを示すフローチャ
ートである。
【図6】データ作成部における処理フローを示すフロー
チャートである。
【図7】公開される作品利用状況の画面表示例を示す画
面構成説明図である。
【図8】作品コード付きの作品届が提出された場合の処
理フローを示すフローチャートである。
【図9】作品コード無しの作品届が提出された場合の処
理フローを示すフローチャートである。
【図10】使用申請を行った場合に共通項目を入力する
ために表示される画面構成説明図である。
【図11】使用申請を行った場合に使用した作品データ
を入力するために表示される画面構成説明図である。
【図12】本登録時の作品名・内外区分の状態を示す画
面表示例を示す画面構成説明図である。
【図13】本登録時の権利者画面の表示例を示す画面構
成説明図である。
【図14】仮登録された作品データを基に著作者宛に送
られた作品届提出依頼の画面表示例を示す画面構成説明
図である。
【図15】作品届データ格納部10に格納されるべきデ
ータの入力必須項目を示す画面構成説明図である。
【図16】音楽出版者用の作品届の表示画面例を示す画
面構成説明図である。
【図17】作品届による作品データ格納部1への作品デ
ータの登録処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 作品データ格納部 2 使用申請データ格納部 3 判定部 4 登録部 5 請求計算部 6 データ作成部 7 出典更新部 8 分配金額計算部 9 制御部 10 作品届データ格納部 11 作品届提出依頼作成部 12 作品データ作成部 1001 インターネット 2001 ウェブサーバ 2002 アプリケーションサーバ 2002a 出力部 2002b 入力部 2003 データベースサーバ 2004 メールサーバ 3001、3002 ウェブブラウザ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月30日(2003.1.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また後述する使用申請に関する許諾や請求
計算及び分配金額計算の計算結果のデータは、上述のよ
うなウェブサーバ2001とウェブブラウザ3001、
3002間でのデータ転送や上記メールサーバ2004
によるメール配信などでも可能であるが、上記出力部2
002aでプリントアウトし、手交や郵送などで送るこ
とにする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】他方図4に示すように、仮登録された作品
データは、リストアウトされ、オペレータによるチェッ
クと必要なデータの追加要求が出され、その要求が満た
された場合、本登録がなされ、該作品データは更新され
る(ステップS208)。図12は、その時の作品名・
内外区分の状態を示す画面表示例を、また図13は、権
利者画面の表示例を示している。ここで、分配保留と
は、曲単位の保留区分のことであり、全という字の下に
有の文字が付く場合は、全支分権が分配保留という意味
になる。また保留とは、権利者単位の保留区分のことで
あり、図13の右側の保留部分の下に全と表示される場
合は、全支分権が分配保留という意味になる。尚、保留
区分に曲単位と権利者単位があるのは、操作(全員を保
留にする等)を簡便にする為である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作物の使用申請に関するアクセスがな
    された際に、コンピュータの作品データ格納手段に登録
    されている著作物の作品データ群中に、上記使用申請に
    含まれる著作物の作品データがあるか否かを判定するス
    テップと、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しない著作物の作品データを、新たな作品データ
    として上記作品データ格納手段に仮登録するステップ
    と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力するス
    テップとを、コンピュータに実行させることを特徴とす
    る作品登録方法。
  2. 【請求項2】 著作物の使用申請に関するアクセスがな
    された際に、コンピュータの作品データ格納手段に登録
    されている著作物の作品データ群中に、上記使用申請に
    含まれる著作物の作品データがあるか否かを判定するス
    テップと、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しない著作物の作品データを、新たな作品データ
    として上記作品データ格納手段に仮登録するステップ
    と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力するス
    テップと、 仮登録された上記著作物の作品データを基に、作品届提
    出依頼用のデータ又は公開用のデータを作成し、出力す
    るステップと、 上記提出依頼又は公開が行われて、著作者乃至著作権者
    から作品届に関するアクセスがなされた際に、上記作品
    データ格納手段に対し、該作品届に対応する作品データ
    を、著作者乃至著作権者からの作品届があるデータとし
    て更新するステップと、 作品届のある作品データに関し、上記著作権料の納付が
    あった場合の各著作物の著作者乃至著作権者への分配金
    額を計算して出力するステップとを、コンピュータに実
    行させることを特徴とする作品登録方法。
  3. 【請求項3】 上記仮登録の際、少なくともその著作物
    とその著作者乃至著作権者とを特定できる作品コードを
    作品データに補充し、上記作品データ格納手段に登録す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作品登
    録方法。
  4. 【請求項4】 仮登録された作品データは、必要な他の
    データの追加を含む更新処理により、上記作品データ格
    納手段に対し本登録がなされることを特徴とする請求項
    1〜請求項3いずれか1つに記載の作品登録方法。
  5. 【請求項5】 著作物の作品データを格納する作品デー
    タ格納手段と、 著作物の使用申請に関するデータを格納する使用申請デ
    ータ格納手段と、 著作物の使用申請に含まれる著作物の作品データが、前
    記作品データ格納手段に格納されている著作物の作品デ
    ータ群中にあるか否かを判定する判定手段と、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しないと判定された著作物の作品データに関し、
    新たな作品データを仮登録するものとして、上記作品デ
    ータ格納手段に格納する登録手段と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力する請
    求計算手段とを有することを特徴とする作品登録装置。
  6. 【請求項6】 著作物の作品データを格納する作品デー
    タ格納手段と、 著作物の使用申請に関するデータを格納する使用申請デ
    ータ格納手段と、 著作物の使用申請に含まれる著作物の作品データが、前
    記作品データ格納手段に格納されている著作物の作品デ
    ータ群中にあるか否かを判定する判定手段と、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しないと判定された著作物の作品データに関し、
    新たな作品データを仮登録するものとして、上記作品デ
    ータ格納手段に格納する登録手段と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力する請
    求計算手段と、 前記作品データ格納手段に仮登録された上記著作物の作
    品データがある場合に、上記使用申請データ格納手段に
    格納されたデータを基に、作品届提出依頼用のデータ又
    は公開用のデータを作成し、出力するデータ作成手段
    と、 上記提出依頼又は公開により、著作者乃至著作権者から
    提出された作品届に対応する作品データを、著作者乃至
    著作権者からの作品届があるデータとして更新する出典
    更新手段と、 作品届のある作品データに関し、上記著作権料の納付が
    あった場合の各著作物の著作者乃至著作権者への分配金
    額を計算して出力する分配金額計算手段とを有すること
    を特徴とする作品登録装置。
  7. 【請求項7】 上記登録手段による仮登録の際、少なく
    ともその著作物とその著作者乃至著作権者とを特定でき
    る作品コードを作品データに補充し、作品データ格納手
    段及び使用申請データ格納手段に格納することを特徴と
    する請求項5又は請求項6記載の作品登録装置。
  8. 【請求項8】 仮登録された作品データは、上記登録手
    段による必要な他のデータの追加を含む更新処理を行っ
    て、上記作品データ格納手段に本登録することを特徴と
    する請求項5〜請求項7いずれか1つに記載の作品登録
    装置。
  9. 【請求項9】 著作物の使用申請に関するアクセスがな
    された際に、コンピュータの作品データ格納手段に登録
    されている著作物の作品データ群中に、上記使用申請に
    含まれる著作物の作品データがあるか否かを判定するス
    テップと、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しない著作物の作品データを、新たな作品データ
    として上記作品データ格納手段に仮登録するステップ
    と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力するス
    テップとをコンピュータに実行させるコンピュータ・プ
    ログラム。
  10. 【請求項10】 著作物の使用申請に関するアクセスが
    なされた際に、コンピュータの作品データ格納手段に登
    録されている著作物の作品データ群中に、上記使用申請
    に含まれる著作物の作品データがあるか否かを判定する
    ステップと、 上記使用申請には含まれるが、著作物の作品データ群中
    に存在しない著作物の作品データを、新たな作品データ
    として上記作品データ格納手段に仮登録するステップ
    と、 著作物の使用許諾に伴う上記使用申請に含まれる各著作
    物の著作権料の請求処理用のデータを作成し出力するス
    テップと、 仮登録された上記著作物の作品データを基に、作品届提
    出依頼用のデータ又は公開用のデータを作成し、出力す
    るステップと、 上記提出依頼又は公開が行われて、著作者乃至著作権者
    から作品届に関するアクセスがなされた際に、上記作品
    データ格納手段に対し、該作品届に対応する作品データ
    を、著作者乃至著作権者からの作品届があるデータとし
    て更新するステップと、 作品届のある作品データに関し、上記著作権料の納付が
    あった場合の各著作物の著作者乃至著作権者への分配金
    額を計算して出力するステップとをコンピュータに実行
    させるコンピュータ・プログラム。
  11. 【請求項11】 上記仮登録の際、少なくともその著作
    物とその著作者乃至著作権者とを特定できる作品コード
    を作品データに補充し、上記作品データ格納手段に登録
    することを特徴とする請求項9又は請求項10記載のコ
    ンピュータ・プログラム。
  12. 【請求項12】 仮登録された作品データは、必要な他
    のデータの追加を含む更新処理により、上記作品データ
    格納手段に対し本登録がなされることを特徴とする請求
    項9〜請求項11いずれか1つに記載のコンピュータ・
    プログラム。
  13. 【請求項13】 上記請求項9〜請求項11いずれかに
    記載されたコンピュータ・プログラムを格納したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2002272395A 2001-09-28 2002-09-19 作品登録方法、作品登録装置及びコンピュータ・プログラム Expired - Lifetime JP3874271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002272395A JP3874271B2 (ja) 2001-09-28 2002-09-19 作品登録方法、作品登録装置及びコンピュータ・プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-299312 2001-09-28
JP2001299312 2001-09-28
JP2002272395A JP3874271B2 (ja) 2001-09-28 2002-09-19 作品登録方法、作品登録装置及びコンピュータ・プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003291981A Division JP2004046890A (ja) 2001-09-28 2003-08-12 作品登録方法、作品登録装置、コンピュータ・プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003173380A true JP2003173380A (ja) 2003-06-20
JP3874271B2 JP3874271B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=26623215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002272395A Expired - Lifetime JP3874271B2 (ja) 2001-09-28 2002-09-19 作品登録方法、作品登録装置及びコンピュータ・プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3874271B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8874533B1 (en) 2009-03-25 2014-10-28 MyWerx, LLC System and method for data validation and life cycle management

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8874533B1 (en) 2009-03-25 2014-10-28 MyWerx, LLC System and method for data validation and life cycle management

Also Published As

Publication number Publication date
JP3874271B2 (ja) 2007-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101114037B1 (ko) 권리 소유자 및 미디어 아이템을 등록하는 미디어 아이템레지스트리 및 관련 방법
US20070083558A1 (en) Media item registry and associated methods of registering a rights holder and a media item
CN101369299B (zh) 管理数字内容使用权利的方法和装置
EP2367132B1 (en) Automated rules-based rights resolution
JP2000076339A (ja) コンテンツ運用方法
US20100161499A1 (en) Centralized Rights Management System for Digital Media
EP1062605A1 (en) Method and system for registering and licensing works over a network
US20070094139A1 (en) Media item payment system and associated method of use
US9147352B1 (en) Digital sheet music distribution system and method
WO2000042555A9 (en) Method and system for registering and licensing works over a network
CN113632079A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和信息处理程序
US7860801B2 (en) Tools for accessing digital works
JP3874271B2 (ja) 作品登録方法、作品登録装置及びコンピュータ・プログラム
JP6509120B2 (ja) 取引権を管理するための方法及び機器
JP2004046890A (ja) 作品登録方法、作品登録装置、コンピュータ・プログラム及び記録媒体
JP2003281305A (ja) 著作権使用料分配方法、コンピュータ・プログラム及び記録媒体
JP2002269461A (ja) コンテンツ流通管理装置、コンテンツ流通方法、及びコンテンツ流通処理プログラム
JP2004005497A (ja) 使用料徴収のための処理方法、コンピュータ・プログラム及び記録媒体
KR20010073987A (ko) 메디아파일 등을 인터넷을 통해서 다운로드 받거나 청취할수 있는 방법
Cristescu et al. Encouraging data sharing in Genome
Gomathi et al. IMPLEMENTATION OF RETAIL BOOK STORE MANAGEMENT SYSTEM WEB APPLICATION USING RULE ENGINE
Kamble AN ALGORITHM TO TRANSFORM NATURAL LANGUAGES TO SQL QUERIES FOR RELATIONAL DATABASES
JP2003006364A (ja) ディジタル著作物の利用許諾システム、その方法およびそのプログラム
BANERJEE SOLUTION OF THE STOCHASTIC INVENTORY MODELS: A GENERAL FUZZY PROGRAMMING TECHNIQUE
US20030229591A1 (en) International digital reference and depository for intellectual property, including a unique property identification system, and further digitally associated files applied in the promotion of commerce in digital media; and an associated method of business

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3874271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term