JP2003167983A - 市場効率的付加価値の表示方法 - Google Patents

市場効率的付加価値の表示方法

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JP2003167983A
JP2003167983A JP2001369083A JP2001369083A JP2003167983A JP 2003167983 A JP2003167983 A JP 2003167983A JP 2001369083 A JP2001369083 A JP 2001369083A JP 2001369083 A JP2001369083 A JP 2001369083A JP 2003167983 A JP2003167983 A JP 2003167983A
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Hiroshi Sakui
博 作井
Noriyuki Yagi
敬之 八木
Genichiro Hitohari
源一郎 一針
Yuichi Ikeda
裕一 池田
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
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    • G06Q40/06Asset management; Financial planning or analysis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な市場効率的付加価値の表示方法を提供
すること。 【解決手段】 投資した金額に対する利益額の割合の確
率分布を基に、予め設定されている倒産確率の資本構成
を求める演算と,前記資本構成と、負債コスト及び株主
資本コストに基づいて資本コスト率を求める演算と,税
引後事業利益を基に前記資本コスト率から市場効率的付
加価値を求める演算を計算機によって行い、演算で求め
た市場効率的付加価値を意思決定の支援ができるよう適
切に表示するようにする。 【効果】 社内の業務活性化を図り、事業部毎の投資・
撤退の見極め、事業の集中化を図り、正常な業務運営を
図り、企業が社会的調和によって持続的に成長するため
の意思決定を支援することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は企業全体の評価、ま
た企業が抱えている事業部門の評価あるいは新規事業を
行う場合の評価の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業を取り巻く環境は、近年、その厳し
さを益々増大してきており、企業が抱えているそれぞれ
の事業内容をより適切に評価し、また新しい事業を行う
場合にはその事業の将来性を適切に評価することが、株
主(出資者)や貸主(債権者)の両方に応える上で重要
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在いろいろな評価手
法が検討され、それに基づき実際に評価判断されている
が、さらに適切な表示方法が必要である。
【0004】本発明の目的は、企業の様々な意思決定者
にとってより適切な事業価値の表示方法を提供すること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、後述する実施の形態
の中で記述する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴の1つは、
投資した金額に対する利益額の割合(ROI)の確率分
布を基に、予め設定されている倒産確率を満たす資本構
成(負債・資本比率)を求め、その資本構成と、負債コ
スト及び株主資本コストに基づいて資本コスト率を求
め、税引後事業利益を基に前記資本コスト率から市場効
率的付加価値(MEVA(Market Effici
ency Value Added)と称する)を演算
し、企業内部の様々な意思決定者に有益なかたちで表示
することである。
【0007】本発明の他の特徴は、後述する実施の形態
の中で記述する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る市場効率的付加価値
の表示方法は、新規事業を興したときに、この新規事業
に投資すべきか否かを判断する価値判断と、企業全体な
いしは企業内の既存の事業部に適用し、企業全体ないし
は各事業部の効率化・活性化を判断するため適切に利用
することができる。
【0009】図1には、本発明に係る市場効率的付加価
の算出システムの一実施の形態を示し、コンピュータに
よって処理を行うシステムフローチャートが示されてい
る。
【0010】この市場効率的付加価値は、以下に述べる
如く算定される。市場効率的付加価値は、事業により獲
得した利益から、事業に投下した資本の費用を差し引く
ことにより算定される。すなわち、 市場効率的付加価値=税引後事業利益−投下資本費用 …………(1) で表される。この税引後事業利益は、利払い前純利益の
ことで会計規則に基づいて計算されるものである。
【0011】投下資本費用は以下に述べる如く算定され
る。そもそも投下資本とは、 投下資本=負債+資本 …………(2) で表される。金融機関等から借入れた借入金や社債の発
行等により調達した資金(負債)と、株式等を発行して
得た資本金ならびに内部留保などによる資金(資本)が
投下資本である。この投下資本は、事業を展開する上で
必要な資金であり、また、その資金の出し手に対してそ
の事業に見合うコスト、すなわち投下資本費用を支払う
必要がある。投下資本費用の投下資本に対する割合が資
本コスト率である。すなわち、 投下資本費用=資本コスト率×投下資本 …………(3) で表される。この投下資本費用には負債に関わる部分と
資本に関わる部分とに分けることができる。すなわち、 投下資本費用=負債コスト×負債+株主資本コスト×資本………(4 ) で表される。
【0012】ここで負債コストというのは、借入金の利
子率などであり、株主資本コストというのは、株主に支
払う配当金や内部留保の増加など株主が要求する期待収
益率のことである。この(4)式の両辺を投下資本で除
すことによって、資本コスト率を表すことができる。す
なわち、資本コスト率は、 資本コスト率=負債コスト×(負債/投下資本) +株主資本コスト×(資本/投下資本)…………(5 ) と表される。このように負債コストと株主資本コストを
資本構成で加重平均することによって、資本コスト率を
算出することができる。
【0013】資本コスト率を算出し、投下資本費用を求
めることができれば、(1)式を利用することによっ
て、市場効率的付加価値を算定することができる。
【0014】企業全体では、市場において効率的に負債
コストと株主資本比率が決定されるため、投下資本費用
は比較的容易に算定することができる。
【0015】一方、企業内の事業部ごとに投下資本費用
を算定しようとすると、当該事業部の投下資本は、全社
の投下資本から割り当てられたものであり、それぞれに
ついて資本コスト率は一律でない。そこで、投下資本を
以下に述べる方法で各事業部ごとに仮想的に負債と資本
とに分割することにより、各事業部ごとに資本コスト率
を求め、投下資本費用を導くことができる。
【0016】まずは、図1において、負債コストの演算
処理を行う。
【0017】この負債コストの演算処理においては、ま
ずは過去のデータベースや市場実勢等から、図2のよう
な信用格付に対応した倒産確率ならびに負債コストを設
定する。すると、ステップ100において、算定しよう
とする事業部について目標格付の設定を行うと、ステッ
プ102において算定しようとする事業部の倒産確率、
ステップ104において算定しようとする事業部の負債
コスト(Rd)が決定される。
【0018】次に、算定しようとする事業部における株
主資本コストの演算処理を行う。この株主資本コスト
は、資本に対して掛かるコスト(株主に対する配当金な
らびに内部留保の増分)のことである。この株主資本コ
スト(Re)の演算処理は、まず、ステップ106にお
いて、図3に示す如き自社(または非上場企業の場合は
同業他社)の株価の収益率(Ri)と株式市場(例え
ば、TOPIX)の収益率(Rm)の過去データから株
価リスク指標βを算出する。そのβは β=(株価とTOPIXの共分散)/(TOPIXの分散)…………(6) で計算される。
【0019】さらに、ステップ108において、株主資
本コスト(Re)を演算する。この株主資本コスト(R
e)の演算は、図4に示す如く、横軸に株価リスク指標
βの値をとり、縦軸に収益率(R)をとった図から求め
る。図4において、株価リスク指標βが1.0である株
式市場(例えば、TOPIX)の収益率をRmとする。
また、国債などリスクのない資産の収益率をRfで示
す。そして、図3において求めた株価リスク指標がβで
ある時の収益率が株主資本コスト(Re)である。
【0020】したがって、株主資本コスト(Re)は、
資産価格形成モデル(CAPM)を用いて、RfとRm
から、 Re=Rf+β×(Rm−Rf) …………(7) なる式を用いて演算する。
【0021】次に、あるべき資本構成の演算処理を行
う。それは、ステップ102において決定された倒産確
率(例えば、0.1%)と、事業リスクとから求める。
事業リスクは、投資した金額(投下資本)に対する利益
額(事業利益)の割合(ROI)の確率分布によって示
すことができる。
【0022】図2に示す如く、ROI値(%)を横軸に
とって、縦軸に確率頻度をとったグラフ(ROI分布曲
線)において、倒産確率(例えば、0.1%)にしたが
ってROI値を特定し、それに対応した資本構成(負債
・資本比率)を求めている。したがって、この資本構成
(負債・資本比率)は、事業リスク(ROIの分布)や
設定した目標信用格付(すなわち倒産確率)によって変
動する。
【0023】より詳細に説明すると、図2に示されるR
OI分布曲線で、分布曲線の全体の面積を1としたと
き、ROI値が負の場合の最端部に着目し、グラフの面
積が0.1%の所のROI分布位置を探す。この面積の
0.1%というのは、これ以上損失が拡大する確率が
0.1%しかないという点であることを示している。こ
の面積0.1%のところのROI値を見ると、例えば−
40%になっているとすると、これは、この図2に示さ
れるようなROI分布を持つ企業(事業)の場合、投下
資本(負債+資本)の内、資本が占める割合が40%で
あるということである。すなわち、この図2に示される
ようなROI分布曲線を持つ企業(事業)の場合は、倒
産確率を0.1%にするためには、資本の投下資本に占
める割合を40%とすることが必要ということなる。
【0024】このようにして、あるべき資本構成と資本
コスト率が算出される。さらにステップ120におい
て、会計規則にしたがって税引後事業利益を求め、ステ
ップ122において、ステップ114において算出され
た資本コスト率を用いて、市場効率的付加価値を以下の
ように算出する。
【0025】 市場効率的付加価値=(税引後事業利益/投下資本−資本コスト率) ×投下資本 …………(8) 資本コスト率を求める過程では、負債コスト、株主資本
コストならびに負債・資本比率を債券市場ならびに株式
市場との整合性を確保することに留意した結果、市場効
率的な事業価値を算定することが可能となった。
【0026】またステップ124にて、全社ポートフォ
リオにおける個別事業の限界的な効果を測るために、限
界的な市場効率的付加価値の累積現在価値(MAD−M
EVA:Marginal Accumulated
Discounted−MEVA)を演算する。
【0027】また、市場効率的付加価値の累積現在価値
(AD−MEVA:Accumulated Disc
ounted−MEVA)を算出する場合、「リスクフ
リーレート」ないしは「資本コスト率」を用いて調整を
施したうえで異時点間の市場効率的付加価値を合算す
る。すなわち、 累積現在価値=Σ{MEVAt/(1+r)t-s } t:評価対象期、 s:評価基準期、 MEVAt:t期のMEVA実
績値、 r:リスクフリーレート(国債レートなど)ないしは資本コ
スト率 また、限界的な効果の測定方法は、以下の考え方によ
る。A、B、Cの3事業からなる事業ポートフォリオX
を考えると、それぞれの市場効率的付加価値は、(1)
式に基づいて以下のように示すことができる。
【0028】市場効率的付加価値A=税引後事業利益A
−投下資本費用A 市場効率的付加価値B=税引後事業利益B−投下資本費
用B 市場効率的付加価値C=税引後事業利益C−投下資本費
用C 市場効率的付加価値X=税引後事業利益X−投下資本費
用X ここで、個々の事業ごとの税引後事業利益と事業ポート
フォリオの税引後事業利益の関係は以下のとおりであ
る。
【0029】 税引後事業利益X=税引後事業利益A+税引後事業利益B +税引後事業利益C ………(9) また、投下資本費用について、個々の事業と事業ポート
フォリオとの関係は以下のようになる。
【0030】 投下資本費用X=投下資本費用A+投下資本費用B +投下資本費用C ……(10) これは、投下資本費用を構成する事業リスクがポートフ
ォリオの分散効果により低減することが期待されること
から、結果として事業ポートフォリオの投下資本費用の
方が小さくなりうる。したがって、(9)式ならびに
(10)式より、市場効率的付加価値について、個々の
事業と事業ポートフォリオとの関係は以下のようにな
る。
【0031】 市場効率的付加価値X≧市場効率的付加価値A+市場効率的付加価値B +市場効率的付加価値C …(11) すなわち、事業ポートフォリオを構成する事業の数が増
えるにしたがって、個々の事業に関わる市場効率的付加
価値の単純合算よりも、事業ポートフォリオ全体の市場
効率的付加価値の方が大きくなる可能性が大きい。した
がって、個別事業の市場効率的付加価値と、当該事業を
加わる前後の市場効率的付加価値の差額(マージナル市
場効率的付加価値)を比較検討することにより、効率的
な事業ポートフォリオ運営を行うことができるようにな
る。
【0032】以下、市場効率的付加価値の表示方法を説
明する。事業部ごとの単年度の市場効率的付加価値と、
各年の累積の市場効率的付加価値は、図6に示す如く表
示する。単年度の各市場効率的付加価値の数字を表示し
たものが図6の折れ線グラフであり、さらにその累積値
を示したものが棒グラフである。単年度の値の推移を示
す折れ線グラフと累積値の推移を示す棒グラフを併せて
表示することによって、当該事業部のパフォーマンスを
より適切に把握することが可能となる。また、期が経過
するにしたがって、市場効率的付加価値の実績値が測定
されるようになると、その実績値ないしはその累計値を
当初計画値ないしはその累計値と並べるかたちで棒グラ
フとして表示することができる。
【0033】この市場効率的付加価値の表示において、
どの事業に対するものかは、図6の表示対象『A事業
部』をプルダウンして、事業部を選択できる。また、デ
ィスカウントレートを何にするかは、図6のディスカウ
ントレートをプルダウンして累積時に使用するディスカ
ウントレートを、例えば『リスクフリーレート』と設定
する。また、いつを基準にするかは、図6の評価基準点
をプルダウンして、例えば『第2期』と評価基準点を設
定する。
【0034】また、この市場効率的付加価値の表示にお
けるデータセグメントは、全事業合計、事業部門別(A
事業、B事業、C事業、・・・)、投資案件ごと(a計
画、b計画、c計画、・・・)のそれぞれは、選択的に
表示することができるし、あるいは複数を対比して表示
することもできる。
【0035】また、この市場効率的付加価値は、計算期
間を1年ごと、半期ごと、四半期ごと、各月ごとに設定
して演算することによって、それぞれの期間に合わせた
かたちで表示することもできる。
【0036】また、図6においては、棒グラフのそれぞ
れのデータをクリックすると、次に示す如きデータが表
示される。すなわち、例えば、第3期の棒グラフBをク
リックすると、 ア)第3期市場効率的付加価値:○○億円 イ)第3期まで累計市場効率的付加価値:○○億円(内
訳:プラス○○億円、マイナス○○億円) ウ)第4期以降の期待累計市場効率的付加価値:○○億
円(内訳:プラス○○億円、マイナス○○億円) が表示される。
【0037】図6は、投資計画の意思決定を行う者、投
資案件の意思決定を行う者、投資計画の策定を行う者が
当該投資計画の事業価値を評価し意思決定する際の判断
材料として利用する。また、計画策定から時間が経過
し、実績値が測定されるようになると、策定時の計画値
との比較検証を行う際にも利用できる。
【0038】この図6の実績値、例えば、Aをクリック
すると、計画値との差異分析画面(図7)を表示するよ
うになっている。すなわち、図7では市場効率的付加価
値の計画値と実績値との比較、検証、偏差分析が表示さ
れる。すなわち、図6にて表示されていた市場効率的付
加価値の計画値ならびに実績値を表形式にて各期別に表
示している。さらに、当該市場効率的付加価値を算出す
る際に必要となる、投下資本、売上高、税引後事業利
益、資本コスト率についても、それぞれ当初計画値と実
績値とを並べて表示し、かつその差異を明示することに
よって、それらの差異分析が容易に行うことができる。
【0039】さらに図7では、評価時点(例えば第2期
終了時点)以降の実績値欄には、評価時点にて計画を見
直した際にはその見直し計画値を表示することができ
る。そうすることによって、できうる限り直近の状況を
把握できるようにする。
【0040】この図7の表示画面において、戻るをクリ
ックすると、図6に戻り、図6を表示する。また、この
図7の表示画面において、次へをクリックすると、図8
を表示する。
【0041】図8は、特定事業部における事業リスクを
表示したものである。すなわち、横軸に税引後事業利益
をとり、縦軸に税引後事業利益のそれぞれの値が発生す
る度数を表した分布図である。なお、この図8は、A事
業についての事業計画の全期間を集計した税引後事業利
益の分布図であるが、表示対象の事業は、事業部の欄を
プルダウンして、希望する事業部を設定することができ
るようになっている。さらに、特定事業部に限らず、特
定の事業計画や全社ベースにも対応することができる。
【0042】この図8において、目標格付は、『A』、
『BBB』などの格付や、0.01%などのデフォルト
確率(倒産確率)を入力、ないしは図8中に示される格
付/倒産確率の表から選択すると、図8上、左右に移動
する。また、図8において自己資本をクリックすると、
『自己資本:○○億円』と、図8において税引後利益
(期待値)をクリックすると、『税引後利益(期待
値):○○億円』と、図8において1標準偏差の値をク
リックすると、『1σ:○○億円』と、図8において税
引後利益がプラスの値になる確率をクリックすると、
『税引後利益がプラスになる確率:○○%』と数字で表
示される。この図8の表示画面でにおいて、戻るをクリ
ックすると、図7に戻って図7を表示する。また、この
図8の表示画面において、次へをクリックすると、図9
を表示する。
【0043】図9には、各事業別にまたは全事業合計の
主要計数(投下資本、売上高、税引き後事業利益、資本
コスト、市場効率的付加価値、自己資本額、社内資本
金、それら資本金の差異)の一覧を表示する。この図8
の表示画面に示されている再計算ボタンは、図9中の計
数を変更したり、新事業に関わる計数を入力した後、全
事業の相関関係を考慮前と考慮後の計数を再計算するた
めのものである。
【0044】図9は、個別の事業ごとに比較検討するこ
とを容易にするほか、新規事業を展開することによっ
て、全事業の数値がどのように変化するかを見るために
利用される。この図9の表示画面でにおいて、戻るをク
リックすると、図8に戻って図8を表示する。また、こ
の図9の表示画面において、次へをクリックすると、図
10を表示する。
【0045】図10は、事業部(投資案件)別の市場効
率的付加価値と投下資本(負債+資本)の関係をグラフ
にしたもので、全事業部門を市場効率的付加価値と投下
資本の関係で表示してある。この表示対象は、図10で
は、全事業部門を表示してあるが、事業部門の欄をプル
ダウンして、全事業部門ないしは表示を希望する事業部
門を選択的に設定することができるようになっている。
【0046】この図10における横軸の投下資本は、G
事業までの投下資本が全社の投下資本の合計に等しい。
また、縦軸は、単年度の市場効率的付加価値(又は、市
場効率的付加価値の累積値)を示している。A事業に関
わる投下資本ならびに市場効率的付加価値を表示した点
はa点であり、このa点を基点としてB事業に関わる投
下資本ならびに市場効率的付加価値を表示した点はb点
となる。この手続きを継続することによって、C事業に
ついてはc点、D事業についてはd点となる。さらにE
事業については、市場効率的付加価値の値がマイナスで
あることから、e点がd点に比べて右下方に位置するこ
ととなる。同様にF事業、G事業を考慮することによっ
て会社全体の市場効率的付加価値は、マイナスとなって
いる。すなわち、この図10からは、A事業、B事業、
C事業、D事業の各事業は、会社全体の市場効率的価値
を引き上げる方向に作用しているが、E事業、F事業、
G事業の各事業は、会社全体の市場効率的付加価値を引
き下げる方向に作用していることが一目瞭然となる。な
お、グラフ上の各事業にカーソルをポイントすると、そ
の事業の『市場効率的付加価値 ○○億円(全市場効率
的付加価値の比率)、投下資本 ○○億円(全投下資本
の比率)』を表示する。また、その事業をダブルクリッ
クすると、図6、図7ならびに図8の形式で当該事業の
市場効率的付加価値等を表示することができる。この図
10の表示画面において、戻るをクリックすると、図9
に戻って図9を表示する。また、この図10の表示画面
において、次へをクリックすると、図11を表示する。
【0047】図11は、事業別と全社合計のリスク・リ
ターン値を表示したものである。さらに、既存の事業の
なかで、期待するリターンを最小のリスクで実現する事
業の組み合わせ(有効フロンティア)を表示する。この
図11において、全事業集計にポイントを合わせると、
図12(A)に示す如く、個別の事業分野毎のデータ
(リターン:○○%、リスク:○○%)を表示する。ま
た、各事業をクリックすると、事業別、事業別の図6、
図7にジャンプする。さらに、各事業にポイントを合わ
せると、図12(B)に示す如く、『リターン:○○%
(全企業の中での順位)、リスク:○○%(全企業の中
での順位)、貢献度(リターン/リスクの順位)』を表
示する。なお、さらに、図9中の事業を加減(展開して
いる事業を辞めたり、新事業を増やしたり)した後、全
事業並びに有効フロンティアを再計算する場合は、再計
算ボタンをクリックする。さらに、図9中の有効フロン
ティアの上にポイントを合わせると、図13の事業の構
成比が表示される。
【0048】図13は、有効フロンティア上の事業構成
比を表したもので、横軸にリターン(ROI)の値をと
り、そのリターンの値の変化に応じた事業の構成比の変
化を示したものである。すなわち、図11の有効フロン
ティア上にポイント(カーソル)を合わせると、図11
に示す如き有効フロンティア上の事業構成比を表したグ
ラフが表示される。この図11に示される事業構成比に
おいては、横軸の特定のリターン値(例えば、リターン
値3.7%)を取ったときは、事業構成比は、A事業が
15%、B事業が10%、C事業が5%、E事業が70
%、D事業が0%となる。また、横軸の特定のリターン
値(例えば、リターン値4.7%)を取ったときは、事
業構成比は、A事業が20%、B事業が15%、C事業
が15%、E事業が40%、D事業が10%となる。こ
れで、リターン値をきめると、どの事業を全社の事業の
何%に設定すれば目標が安定的に達成できるかが判る。
この図13の表示画面において、戻るをクリックする
と、図11に戻る。また、この図13の表示画面におい
て、終了をクリックすると、図13の表示画面図を閉じ
て、図6の初期画面に戻る。
【0049】図14は、事業ごとの市場効率的付加価値
と当該事業が全社の市場効率的付加価値に与える効果
(増減)を表示したものである。すなわち、当該事業を
含めた場合と除いた場合について全社の市場効率的付加
価値の差額を求めることによって、当該事業の貢献度を
判断する。これは、新規事業を興す際にも、既存事業に
与える影響を考慮するうえでも参考となる。
【0050】図14では、横軸に事業の市場効率的付加
価値を、縦軸に全事業に与える効果(マージナル累積現
在価値)をとり、各事業ごとに表示する。なお、全事業
に与える効果(マージナル累積現在価値)とは、当該事
業が事業ポートフォリオに加わることによって、事業ポ
ートフォリオの市場効率的付加価値の累積現在価値がど
の程度増加するかを意味している。なお、各事業の点が
45度線よりも上位に位置する場合には、当該事業の価値
を超えて全社の事業価値に貢献していると判る。一方
で、45度線よりも下位に位置する場合には、当該事業の
市場効率的付加価値ほどに全社の事業価値が増加してい
ないということが判る。したがって、全社的な事業ポー
トフォリオ運営を行う際に、分散効果やシナジー効果を
考慮しつつ、より効率的な事業運営を可能にするような
判断を行う参考となる。図14の表示画面において、戻
るをクリックすると、図13に戻る。
【0051】図15では、図14で示した個別事業の市
場効率的付加価値の累積現在価値ならびに全事業に与え
る効果(マージナル累積現在価値)を一覧表にして取り
まとめたものである。一覧性を準備することによって、
各事業間の比較分析を容易にする。これにより、より効
率的な事業ポートフォリオを構築するための一次的な判
断材料を提供することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る経営指
標処理システムによれば、社内業績の管理との連動を図
り、投資及び撤退基準にリスク(不確実性)を考慮し、
事業ポートフォリオ(選択と集中)を適格に行い、投下
資本・負債構造(資金調達)の適正化を図り、社会との
調和を持った持続的成長を招来する経営指標を得ること
ができる。
【0053】また、本発明に係る経営指標処理システム
によれば、社内の業務活性化を図り、事業部毎の投資・
撤退の見極め、事業の集中化を図り、正常な財務運営を
図り、社会的調和によって持続的に成長することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る経営指標処理システムの実施の形
態を示すシステムフローチャートである。
【図2】格付と倒産確率と負債コストの関係を示す図で
ある。
【図3】株価リスクβを求めるための図である。
【図4】株主資本コスト(Re)を演算するための図で
ある。
【図5】事業リスク(ROI分布)を示すための図であ
る。
【図6】市場効率的付加価値の各年度毎の表示と、市場
効率的付加価値の累計を示す図である。
【図7】市場効率的付加価値の計画値との差異分析画を
示す図である。
【図8】特定事業部の事業計画の全期間を集計した税引
後事業利益の分布図である。
【図9】全事業の主要計数の一覧を示す図である。
【図10】事業部(投資案件)別の市場効率的付加価値
と投下資本の関係を示す図である。
【図11】事業別と全社合計のリスク・リターン値なら
びに効率的な事業構成を示した有効フロンティア曲線を
表示した図である。
【図12】図11に図示の全事業集計にポイントを合わ
せたときの表示画面と、各事業にポイントを合わせたと
きの表示画面を示す図である。
【図13】有効フロンティア上の事業構成比を表示する
図である。
【図14】事業ごとの市場効率的付加価値と当該事業の
全事業に与える限界的な効果(市場効率的付加価値の増
減効果)を表示する図である。
【図15】事業ごとに市場効率的付加価値の累積現在価
値と個別事業の全事業に与える効果(マージナル累積現
在価値)を表示する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一針 源一郎 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 池田 裕一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投資した金額に対する利益額の割合の確
    率分布を基に、予め設定されている倒産確率を満たす資
    本構成(負債・資本比率)を求める演算と、 前記資本構成と、負債コスト及び株主資本コストに基づ
    いて資本コスト率を求める演算と、 税引後事業利益を基に前記資本コスト率から市場効率的
    付加価値を求める演算と、 を計算機によって行うことを特徴とする市場効率的付加
    価値の表示方法。
  2. 【請求項2】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間の各単年度ごとに計画値を表示することを特徴と
    する請求項1に記載の市場効率的付加価値の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間の各単年度の計画値の累計を表示することを特徴
    とする請求項1に記載の市場効率的付加価値の表示方
    法。
  4. 【請求項4】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間の各単年度ごとの計画値と、各年の計画値の累計
    を対比して表示することを特徴とする請求項1に記載の
    市場効率的付加価値の表示方法。
  5. 【請求項5】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間の各単年度の計画値と対比して実績値を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の市場効率的付加価値
    の表示方法。
  6. 【請求項6】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間に亘る各単年度の計画値の累計と対比して実績値
    の累計を表示することを特徴とする請求項1に記載の市
    場効率的付加価値の表示方法。
  7. 【請求項7】 前記市場効率的付加価値の表示は、画面
    上に現在進行中の複数の事業計画を表示するようにした
    ものである請求項1、2、3、4、5又は6に記載の市
    場効率的付加価値の表示方法。
  8. 【請求項8】 前記市場効率的付加価値の表示は、全計
    算期間を半期ごと、四半期ごとまたは各月ごとに表示す
    るものである請求項1、2、3、4、5、6又は7に記
    載の市場効率的付加価値の表示方法。
  9. 【請求項9】 前記市場効率的付加価値の表示は、累計
    の計算方法として資本コストないしはリスクフリーレー
    トを用いて現在価値に割り引いたうえで表示するもので
    ある請求項3、4、6、7又は8に記載の市場効率的付
    加価値の表示方法。
  10. 【請求項10】 前記市場効率的付加価値の表示は、前
    記演算された市場効率的付加価値から全計算期間の各年
    度ごとの投下資本、売上高、税引後利益、資本コスト
    率、市場効率的付加価値について計画値を対比して表示
    したことを特徴とする請求項3、4、6、7又は8に記
    載の市場効率的付加価値の表示方法。
  11. 【請求項11】 前記投下資本、売上高、税引後利益、
    資本コスト率、市場効率的付加価値について、計画値と
    実績値、及びその差異を表示できるようにしたことを特
    徴とする請求項10に記載の市場効率的付加価値の表示
    方法。
  12. 【請求項12】 前記投下資本、売上高、税引後利益、
    資本コスト率、市場効率的付加価値のそれぞれの実績値
    は、評価時点以降は、直近の実績値に基づいて見直して
    求めた計画値を表示するようにしたものである請求項1
    1に記載の市場効率的付加価値の表示方法。
  13. 【請求項13】 前記市場効率的付加価値の表示は、投
    資計画ごとに演算された市場効率的付加価値に基づいて
    税引後事業利益に対する確率分布をグラフで表示するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載の市場効率的付加価値の表示方法。
  14. 【請求項14】 前記市場効率的付加価値の表示は、事
    業部ごとまたは全社ベースで表記するようにしたもので
    ある請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の市場
    効率的付加価値の表示方法。
  15. 【請求項15】 前記市場効率的付加価値の表示は、全
    事業について演算された市場効率的付加価値に基づい
    て、各事業毎に、投下資本、売上高、税引後利益、資本
    コスト、市場効率的付加価値、必要自己資本、社内資本
    金、それらの差異を表示することを特徴とする請求項1
    4に記載の市場効率的付加価値の表示方法。
  16. 【請求項16】 前記各事業毎の投下資本、売上高、税
    引後利益、資本コスト、市場効率的付加価値、必要自己
    資本、社内資本金、それらの差異をそれぞれ項目ごとに
    単純合算した結果と、事業間の相関を考慮したうえで合
    算した結果とを対比して表示することを特徴とする請求
    項15に記載の市場効率的付加価値の表示方法。
  17. 【請求項17】 前記市場効率的付加価値の表示は、前
    記演算された市場効率的付加価値の投下資本に対するグ
    ラフを算定対象とする全事業について各事業毎に連設し
    て表示することを特徴とする請求項16に記載の市場効
    率的付加価値の表示方法。
  18. 【請求項18】 前記市場効率的付加価値の表示は、全
    事業について演算された市場効率的付加価値に基づいて
    算出したリスク−リターンデータならびにそれから導か
    れる有効フロンティアを表示することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6又は7に記載の市場効率的付
    加価値の表示方法。
  19. 【請求項19】 前記市場効率的付加価値の表示は、事
    業部ごとに演算される市場効率的付加価値と当該事業部
    が全社の市場効率的付加価値に与える効果(相関関係考
    慮後)を併せて表示することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6又は7に記載の市場効率的付加価値
    の表示方法。
  20. 【請求項20】 前記市場効率的付加価値の表示は、事
    業部ごとに演算される市場効率的付加価値の累積現在価
    値と、全社の市場効率的付加価値に与える効果(マージ
    ナル累積現在価値)を一覧表示することを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の市場効率的
    付加価値の表示方法。
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