JP2003166800A - 空対空戦闘訓練支援装置 - Google Patents

空対空戦闘訓練支援装置

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JP2003166800A
JP2003166800A JP2001368227A JP2001368227A JP2003166800A JP 2003166800 A JP2003166800 A JP 2003166800A JP 2001368227 A JP2001368227 A JP 2001368227A JP 2001368227 A JP2001368227 A JP 2001368227A JP 2003166800 A JP2003166800 A JP 2003166800A
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Katsuya Suzuki
克也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空対空戦闘訓練において、従来の撃墜判定条
件に加えて、パイロットが選択した火器の種類に応じた
火器飛行特性、攻撃戦闘機と目標戦闘機との距離及び攻
撃戦闘機の高度をもとに撃墜判定することにより、判定
精度を向上できる空対空戦闘訓練支援装置を得る。 【解決手段】 目標戦闘機の方位、距離を示す方位距離
信号を出力するレーダと、姿勢情報を出力する慣性セン
サと、選択火器信号を出力する火器制御部と、火器発射
信号を出力するスイッチ部と、自機に搭載している火器
情報を出力する火器情報装置と、戦闘結果をパイロット
へ伝達する表示部と、レーダ、慣性センサ、火器制御
部、スイッチ部及び火器情報装置よりそれぞれ出力され
る方位距離信号、姿勢情報、選択火器信号、火器発射信
号及び火器情報とを用いて、撃墜の成否を判定し、撃墜
信号を出力する制御部とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、戦闘機において
空対空攻撃訓練を行う時の空対空戦闘訓練支援装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特公平4−19480号
公報に示された従来の空対空戦闘訓練支援装置の構成を
示した図である。図5において、1はレーダ、2は姿勢
加速度測定器、3は火器管制処理部、4はヘッドアップ
ディスプレイ、5はスイッチ部、6は訓練支援処理装
置、7は表示部である。
【0003】次に動作について説明する。レーダ1は、
目標戦闘機の方位と距離を測定し、方位信号及び距離信
号を出力する。姿勢加速度測定部2は、自機の機首方向
と加速度を測定し、角加速度信号及び加速度信号を出力
する。火器管制信号処理部3は、レーダ1より出力され
た方位信号及び距離信号と姿勢加速度測定部2より出力
された角加速度信号及び加速度信号より算出し、目標戦
闘機の位置信号及び照準方位信号を出力する。ヘッドア
ップディスプレイ4は、火器管制信号処理部3より出力
された目標戦闘機の位置信号と照準方位信号の表示を行
う。スイッチ部5は、パイロットの操作により火器発射
信号を出力する。訓練支援処理装置6は、スイッチ部5
からの火器発射信号入力時における火器管制信号処理部
3より出力される目標戦闘機の位置信号と照準方位信号
の一致状態により攻撃の成否を判定し、判定結果を出力
する。表示部7は、訓練支援処理装置6より出力された
判定結果を表示する。
【0004】図6は、空対空戦闘訓練の状態を示す図で
ある。図6において8は攻撃戦闘機、9は目標戦闘機、
10は攻撃戦闘機8の機首方向であり、弾丸またはミサ
イルの発射方向、11は攻撃戦闘機8のレーダ1により
測定された目標戦闘機9の方位、12は攻撃戦闘機8に
おいてレーダ1から入力される目標戦闘機9の方位と距
離との信号と姿勢加速度測定部2から入力される自機の
加速度と角速度との信号とを火器管制信号処理部3が処
理をしてヘッドアップディスプレイ4に入力させ表示さ
せた照準方位、13は攻撃戦闘機8における目標戦闘機
9の方位測定を行う追尾状態のレーダ波ビームである。
【0005】次に動作について説明する。目標戦闘機9
の方位11と照準方位12との方位が一致している時に
攻撃戦闘機8が火器を発射すると攻撃戦闘機8の機首方
位10と目標戦闘機9の飛行方向の交わった点にて火器
が目標戦闘機9に命中する。空対空戦闘訓練において
は、攻撃戦闘機8のスイッチ部5のスイッチが押された
時の目標戦闘機9の方位11と照準方位12との方位が
一致している場合に攻撃戦闘機8の訓練支援処理装置6
は目標戦闘機9を撃墜したものと判定し、撃墜判定の信
号を発生する。表示部7は、訓練支援処理装置6より出
力された撃墜判定結果を表示する。
【0006】従来の空対空戦闘訓練支援装置は、以上の
ように構成されており、地上のレーダまたは無線位置標
定装置に依存することなく、空対空戦闘訓練において攻
撃成果の判定を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】次にこの発明が解決す
る課題について図6を用いて説明する。レーダ1は、目
標戦闘機9の方位11と照準方位12が一致している時
に攻撃戦闘機8が火器を発射すると攻撃戦闘機8の機首
方位10と目標戦闘機9の飛行方向の交わった点にて火
器が目標戦闘機9に命中するとしているが、攻撃戦闘機
8のパイロットが選択した火器の飛行特性を考慮してい
ないため、撃墜の判定精度に問題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであり、従来の撃墜判定条件に加え
て、パイロットが選択した火器の種類に応じた火器飛行
特性、攻撃戦闘機と目標戦闘機との距離及び攻撃戦闘機
の高度をもとに撃墜判定することにより、判定精度を向
上できる空対空戦闘訓練支援装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による空対空
戦闘訓練支援装置は、空対空戦闘訓練において、攻撃目
標とする戦闘機を追尾し、この目標戦闘機の方位、距離
を示す方位距離信号を出力するレーダと、自機の機首方
位、加速度、高度等の姿勢情報を検知し、この姿勢情報
を出力する慣性センサと、パイロットが選択した火器の
種類を示す選択火器信号を出力する火器制御部と、パイ
ロットの操作により火器発射信号を出力するスイッチ部
と、自機に搭載している火器の飛行特性に関する火器情
報を出力する火器情報装置と、レーダ、慣性センサ、火
器制御部、スイッチ部及び火器情報装置よりそれぞれ出
力される方位距離信号、姿勢情報、選択火器信号、火器
発射信号及び火器情報とを用いて、撃墜の成否を判定
し、撃墜信号を出力する制御部とを備えたものである。
【0010】第2の発明による空対空戦闘訓練支援装置
は、第1の発明の空対空戦闘訓練支援装置において、撃
墜の戦闘結果を通信手段により目標戦闘機に送信すると
ともに目標戦闘機より被撃墜の戦闘結果を受信し、被撃
墜信号を出力する送受信機を備えたものである。
【0011】また、第3の発明による空対空戦闘訓練支
援装置は、第2の発明の空対空戦闘訓練支援装置におい
て、通信手段は、電波あるいは光波のいずれかとした。
【0012】また、第4の発明による空対空戦闘訓練支
援装置は、第1〜第3の発明の空対空戦闘訓練支援装置
において、GPS(Global Positioning System)衛星よ
り自機位置信号を受信し、上記戦闘機の自機位置情報を
出力するGPS受信機を備えるようにした。
【0013】また、第5の発明による空対空戦闘訓練支
援装置は、第4の発明の空対空戦闘訓練支援装置におい
て、撃墜又は被撃墜の戦闘結果、攻撃戦闘機及び目標戦
闘機の位置情報を記録する記録部を備えるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す構成図である。図において、1は攻
撃目標とする戦闘機を追尾し、この目標戦闘機の方位距
離信号を出力するレーダ、14は自機の機首方位、加速
度、高度等の姿勢情報を検知し、この姿勢情報を出力す
る慣性センサ、15はパイロットが選択した火器の種類
を示す選択火器信号を出力する火器制御部、5はパイロ
ットの操作により火器発射信号を出力するスイッチ部、
16は自機に搭載している火器の飛行特性に関する火器
情報を出力する火器情報装置、17は戦闘の結果、目標
機を撃墜したことを示す戦闘結果信号を通信手段により
目標戦闘機に送信するとともに目標戦闘機より被撃墜の
戦闘結果信号を受信し、被撃墜信号を出力する送受信
機、7は撃墜、被撃墜の戦闘結果をパイロットへ伝達す
る表示部、18はレーダ1、慣性センサ14、火器制御
部15、スイッチ部5及び火器情報装置16よりそれぞ
れ出力される方位距離信号a、姿勢情報b、選択火器信
号c、火器発射信号d及び火器情報eとを用いて、撃墜
の成否を判定し、撃墜信号f及び攻撃情報iを出力する
第1の制御部である。
【0015】次に動作について、図1を用いて説明す
る。レーダ1は、攻撃目標とする戦闘機を追尾し、この
目標戦闘機の方位、距離を示す方位距離信号aを出力す
る。慣性センサ14は、自機の機首方位、加速度、高度
等の姿勢情報bを出力する。火器制御部15は、パイロ
ットが選択した火器の種類を示す選択火器信号cを出力
する。戦闘機に搭載される火器は、火器A、火器B及び
火器Cに分類され、火器の最大飛行高度及び最大射程距
離は、火器A>火器B>火器Cの順となっている。スイ
ッチ部5は、パイロットの操作により火器発射信号dを
出力する。
【0016】火器情報装置16は、自機に搭載している
火器に関する最大飛行高度、最小飛行高度、最大射程距
離(R MAX)、最小射程距離(R MIN)、飛行速
度、誘導可能範囲等の飛行特性に関する火器情報eを出
力する。第1の制御部18は、レーダ1、慣性センサ1
4、火器制御部15及びスイッチ部5よりそれぞれ出力
される方位距離信号a、姿勢情報b、選択火器信号c及
び火器発射信号dを用いて導き出された目標戦闘機の位
置、照準方位とともに、火器情報装置16より出力され
る自機に搭載された各々の火器の飛行特性に関する火器
情報eとを使用して、撃墜の成否を判定し、撃墜信号f
を出力する。
【0017】送受信機17は、撃墜の戦闘結果信号gを
通信手段により目標戦闘機に送信するとともに、目標戦
闘機より被撃墜の戦闘結果信号gを受信し、被撃墜信号
hを出力する。表示部7は第1の制御部18より出力さ
れる攻撃情報i(ASE CIRCLE、STEERI
NG DOT、目標シンボル、選択火器シンボル、RM
AX、R MIN、撃墜シンボル及び被撃墜シンボル)
を表示する。
【0018】図2は表示部7に表示される戦闘訓練の戦
闘結果を説明するための図である。図において、7は表
示部、19はASE CIRCLE、20はSTEER
ING DOT、21は目標シンボル、22は選択火器
シンボル、23はR MAX、24はR MIN、25は
撃墜シンボル、26は被撃墜シンボルである。
【0019】次に第1の制御部18の動作について、図
2を用いて説明する。表示部7の表示内容については、
横方向が目標方向のアジマス方位を示し、縦方向が目標
との距離を示している。第1の制御部18は、方位距離
信号aより目標シンボル21を表示部7に出力する。ま
た、選択火器信号cより、選択火器シンボル22を表示
部7に出力する。また、方位距離信号a、姿勢情報b、
選択火器信号c及び火器情報eより、火器を発射するた
めに適切な自機の飛行進路を指示するASECIRCL
E19及びSTEERING DOT20を表示部7に
出力する。
【0020】ASE CIRCLE19は、目標に対し
て現時点で火器を発射した場合を想定した自機方位の許
容範囲を示す円形のシンボル、STEERING DO
T20は自機を誘導する方位を示す点で表されている。
方位距離信号a、姿勢情報b、選択火器信号c及び火器
情報eより、目標の方位、距離、自機の方位及び目標と
の距離を飛行する間の選択した火器の誘導可能範囲を導
きだし、選択した火器が目標に到達できる範囲をASE
CIRCLE19の半径として算出し、表示する。
【0021】同一火器を選択した場合、目標との距離が
短くなるにつれて、目標機動への対応が困難となるた
め、ASE CIRCLE19の半径は小さくなる。S
TEERING DOT20がASE CIRCLE19
の右側に外れた場合は、飛行進路を右側にとり、ASE
CIRCLE19に収まるようにする。
【0022】また、STEERING DOT20がA
SE CIRCLE19の左側に外れた場合は、飛行進
路を左側にとり、ASE CIRCLE19に収まるよ
うにする。パイロットがSTEERING DOT20
をASE CIRCLE19内に留まるよう自機を操縦
することにより、適切な飛行進路をとることができ、選
択火器の命中精度を上げることができる。また、選択火
器の最大射程距離を示すRMAX23及び最小射程距離
を示すR MIN24を表示部7に出力する。
【0023】また、火器発射信号dを入力した時の方位
距離信号a、姿勢情報b、選択火器信号c及び火器情報
eより、目標戦闘機の位置、照準方位及び火器飛行特性
を導き出し、目標戦闘機の撃墜判定を行い、撃墜の場
合、撃墜信号fを出力するともに表示部7に撃墜シンボ
ル25を表示させる。また、自機が撃墜されたことを示
す被撃墜信号hを入力した場合、表示部7に被撃墜シン
ボル26を表示させる。
【0024】図3は撃墜判定の内容を示すための図であ
る。図において27は火器Aの飛行特性、28は火器B
の飛行特性、29は火器Cの飛行特性、30は目標
(1)、31は目標(2)、32は目標(3)である。
【0025】次に、第1の制御部18における撃墜判定
の内容について、図3を用いて説明する。飛行特性は、
選択された火器に対応して形状が異なり、攻撃目標に対
して、その火器が到達できる領域を示している。また、
火器飛行特性は、攻撃戦闘機と目標戦闘機との距離及び
攻撃戦闘機の高度に影響を受けるとともに、最大射程距
離R MAX23と最小射程距離R MIN24の間に広
がっており、例えば目標戦闘機の位置と攻撃戦闘機の照
準方位が一致していたとしても、火器飛行特性外に目標
戦闘機が位置していた場合、火器が目標戦闘機に到達す
ることはなく、撃墜不成功となる。
【0026】このため、パイロットが火器Aを選択した
場合、火器Aの飛行特性27に基づき、管制計算がなさ
れるため、目標(1)30(距離:X1、高度:Y1)
及び目標(2)31(距離:X2、高度:Y2)に対し
て火器発射操作を実施した場合は撃墜不成功となり、目
標(3)32(距離:X3、高度:Y3)に対してのみ
撃墜成功となる。
【0027】なお、この実施の形態1において、送受信
機17で送受信される戦闘結果信号gは、電波あるいは
光波のいずれであっても構わない。
【0028】これにより、目標戦闘機の撃墜判定にパイ
ロットが選択した火器の種類に応じた火器飛行特性、攻
撃戦闘機と目標戦闘機との距離及び攻撃戦闘機の高度を
もとに撃墜判定をすることにより、判定精度を向上させ
ることが可能となる。
【0029】実施の形態2.図4はこの発明を実施する
ための実施の形態2による空対空戦闘訓練支援装置を説
明するための図である。図において実施の形態1と同一
の符号を付したものは、同一またはこれに相当するもの
であるので説明は省略する。
【0030】図4において、33はGPS衛星、34は
GPS衛星より自機の位置信号を受信し、位置情報を出
力するGPS受信機、35はGPS受信機34、レーダ
1、慣性センサ14、火器制御部15、スイッチ部5、
火器情報装置16及び送受信機17よりそれぞれ出力さ
れる自機位置情報k、方位距離信号a、姿勢情報b、選
択火器信号c、火器発射信号d、火器情報e及び位置情
報lとを用いて、目標戦闘機の位置、照準方位及び火器
飛行特性を導き出し、撃墜の成否を判定し、撃墜信号
f、攻撃情報i及び記録情報nを出力する第2の制御部
である。36は、第2の制御部35より出力された記録
情報を記録する記録部である。
【0031】次に動作について、図4を用いて説明す
る。GPS受信機34は、GPS衛星33より自機位置
GPS信号jを受信し、自機位置情報kを第2の制御部
35へ出力する。送受信機17は第2の制御部35より
位置情報lを入力し、位置情報信号mを出力するととも
に、攻撃戦闘機より出力された攻撃戦闘機の位置情報信
号mを入力し、位置情報lを第2の制御部35へ出力す
る。
【0032】図2は表示部7に表示される戦闘訓練の戦
闘結果を説明するための図である。図において37は攻
撃戦闘機位置データ、38は目標戦闘機位置データであ
る。
【0033】次に第2の制御部35の動作について図2
を用いて説明する。第2の制御部35は、自機位置情報
k及び位置情報lよりそれぞれ攻撃戦闘機位置データ3
7及び目標戦闘機位置データ38を表示部7に表示させ
る。また、記録情報n(方位距離信号a、姿勢情報b、
選択火器信号c、火器発射信号d、撃墜信号f、被撃墜
信号h、攻撃戦闘機位置データ37及び目標戦闘機位置
データ38)を記録部36へ出力する。
【0034】なお、この実施の形態2において、送受信
機17で送受信される戦闘結果信号g及び位置情報信号
mは、電波あるいは光波のいずれであっても構わない
【0035】これにより、撃墜戦闘機及び目標戦闘機の
位置情報の精度が高くなり、撃墜判定の精度が向上する
とともにパイロットは表示部7の画面上で数値として確
認することが可能となる。また、戦闘訓練の結果を記録
することにより、地上に着陸した後、詳細な分析を実施
することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】第1〜3の発明によれば、撃墜判定にパ
イロットが選択した火器の種類に応じた火器飛行特
性、、攻撃戦闘機と目標戦闘機との距離及び攻撃戦闘機
の高度をもとに撃墜判定することにより、判定精度の向
上が可能となる。
【0037】第4の発明によれば、撃墜戦闘機及び目標
戦闘機の位置情報の精度が高くなったため、撃墜判定の
精度が向上するとともにパイロットは表示部の画面上で
数値として確認することが可能となる。
【0038】第5の発明によれば、戦闘訓練の結果(方
位距離信号、姿勢情報、選択火器信号、火器発射信号、
撃墜信号、被撃墜信号、攻撃戦闘機位置データ及び目標
戦闘機位置データ)を記録することにより、地上に着陸
した後、詳細な分析を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す空対空戦闘訓
練支援装置を説明するための図である。
【図2】 実施の形態1における表示部の表示内容を示
す説明図である。
【図3】 実施の形態1における火器飛行特性を説明す
るための図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す空対空戦闘訓
練支援装置を説明するための図である。
【図5】 従来の空対空戦闘訓練支援装置の動作を示す
説明図である。
【図6】 従来の空対空戦闘訓練支援装置を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 レーダ、 2 姿勢加速度測定部、 3 火器管制信号
処理部、 4 ヘッドアップディスプレイ、 5 スイッチ
部、 6 訓練支援処理装置、 7 表示部、 8攻撃戦闘
機、 9 目標戦闘機、 10 攻撃戦闘機の機首方向、
11 目標戦闘機の方位、 12 攻撃戦闘機の照準方
位、 13 攻撃戦闘機のレーダのレーダ波ビーム、 1
4 慣性センサ、 15 火器制御部、 16 火器情報装
置、 17 送受信機、 18 第1の制御部、 19 AS
E CIRCLE、 20 STEERING DOT、
21 目標シンボル、 22 選択火器シンボル、 23
R MAX、24 R MIN、25 撃墜シンボル、26
被撃墜シンボル、27 火器Aの飛行特性、 28 火器
Bの飛行特性、29 火器Cの飛行特性、30 目標
(1)、 31 目標(2)、 32 目標(3)、 33
GPS衛星、 34 GPS受信機、 35 第2の制御
部、 36 記録部、 37 攻撃戦闘機位置データ、 3
8目標戦闘機位置データ、a 方位距離信号、 b 姿勢
情報、 c 選択火器信号、d 火器発射信号、 e 火器
情報、 f 撃墜信号、 g 戦闘結果信号、 h 被撃墜信
号、 i 攻撃情報、 j 自機位置GPS信号、 k 自機
位置情報、 l 位置情報、 m 位置情報信号、 n 記録
情報。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空対空戦闘訓練において、攻撃目標とす
    る戦闘機を追尾し、この目標戦闘機の方位、距離を示す
    方位距離信号を出力するレーダと、自機の機首方位、加
    速度、高度等の姿勢情報を検知し、この姿勢情報を出力
    する慣性センサと、パイロットが選択した火器の種類を
    示す選択火器信号を出力する火器制御部と、パイロット
    の操作により火器発射信号を出力するスイッチ部と、自
    機に搭載している火器の飛行特性に関する火器情報を出
    力する火器情報装置と、上記レーダ、慣性センサ、火器
    制御部、スイッチ部及び火器情報装置よりそれぞれ出力
    される方位距離信号、姿勢情報、選択火器信号、火器発
    射信号及び火器情報とを用いて、撃墜の成否を判定し、
    撃墜信号を出力する制御部とを備えることを特徴とする
    空対空戦闘訓練支援装置。
  2. 【請求項2】 上記戦闘機において、撃墜の戦闘結果を
    通信手段により目標戦闘機に送信するとともに目標戦闘
    機より被撃墜の戦闘結果を受信し、被撃墜信号を出力す
    る送受信機を備えることを特徴とする請求項1記載の空
    対空戦闘訓練支援装置。
  3. 【請求項3】 上記通信手段は、電波あるいは光波のい
    ずれかである請求項1記載の空対空戦闘訓練支援装置。
  4. 【請求項4】 上記戦闘機において、GPS(Global Po
    sitioning System)衛星より自機位置信号を受信し、上
    記戦闘機の自機位置情報を出力するGPS受信機を備え
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の空対空
    戦闘訓練支援装置。
  5. 【請求項5】 上記戦闘機において、撃墜又は被撃墜の
    戦闘結果、攻撃戦闘機及び目標戦闘機の位置情報を記録
    する記録部を備えることを特徴とする請求項4記載の空
    対空戦闘訓練支援装置。
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