JP2003166703A - ガストーチのブースター - Google Patents

ガストーチのブースター

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JP2003166703A
JP2003166703A JP2001367530A JP2001367530A JP2003166703A JP 2003166703 A JP2003166703 A JP 2003166703A JP 2001367530 A JP2001367530 A JP 2001367530A JP 2001367530 A JP2001367530 A JP 2001367530A JP 2003166703 A JP2003166703 A JP 2003166703A
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JP
Japan
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heat
cylinder
gas
gas torch
booster
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001367530A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kamegamori
政彦 亀ケ森
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YOSHINAGA TEKUNIKA KK
Original Assignee
YOSHINAGA TEKUNIKA KK
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブースターをガストーチの火口筒とボンベ胴
部の両方に装着できるようにして、ガストーチの燃焼熱
をガスボンベの加熱に利用し、これにより使用中の火力
の低下を防止して寒冷地や冬季でのガストーチの使用を
可能となす。 【解決手段】 ガストーチ11の火口筒12に装着して
加熱される上部の受熱部材1と、円弧状のホルダー8a
によりボンベ胴部に装着してボンベ13を加熱する下部
の与熱部材2を、ガイドパイプ4に収納したヒートパイ
プ3により接続する。ヒートパイプ3と与熱部材2の外
側をガードカバー5により被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、液化石油ガスの
ガスボンベに取付けて使用するガストーチのブースター
に関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】この種のガストーチが
燃料として用いる液化石油ガスは、主たる成分がプロパ
ンとブタンの混合ガスで、沸点の差からプロパンガスが
優先的に気化して放出され、それに伴いボンベが冷却さ
れて温度が低下する。これにより気化し難い状態となっ
て使用中に火力が著しく低下することが多い。 【0003】また寒冷地や冬季では、気温の低下により
ガスボンベの温度も低くなるので、燃料ガスが気化し難
くなり、気温によっては気化が生じなくなって使用でき
ないこともある。このような課題はボンベを温めて、気
化による冷却の影響を受けない状態でガストーチを使用
すれば解決されるが、ガストーチの使用はガスボンベを
握って行っているので、使用状態からガスボンベに加熱
手段を設けて温めることは極めて難しいとされている。 【0004】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は、ガストーチの火口筒とガスボンベ
の両方に装着して、ガストーチの燃焼熱によりガスボン
ベを効率よく加熱することができ、これにより使用中の
火力の低下を防止して、寒冷地や冬季でも気温の影響を
受けることなくガストーチの使用を可能とするブースタ
ーを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、ガストーチの火口筒に装着して加熱される上部の受
熱部材と、ボンベ胴部に装着してガスボンベを加熱する
円弧状の当接板による下部の与熱部材を、ガイドパイプ
に収納したヒートパイプにより接続し、そのヒートパイ
プと与熱部材の外側をガードカバーにより被覆してなる
というものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下この発明のブースターを図示
の実施形態により詳説する。図中1はガストーチ11の
火口筒12に装着する上部の受熱部材、2はガストーチ
11のガスボンベ13の下側部に装着する下部の与熱部
材、3はガイドパイプ4に収納して受熱部材と与熱部材
にわたり設けたヒートパイプ、5はヒートパイプ3と与
熱部材とを被覆する耐熱性のガードカバーである。 【0007】上記受熱部材2と与熱部材3はアルミニウ
ム等の金属、ガイドパイプ4は銅などの金属により形成
され、ガードカバー5はガラス繊維入りナイロンなどの
強化プラスチックにより形成されている。 【0008】また受熱部材2は、火口筒12の外周に嵌
合接触する円筒体6と、その下側に一体形成した長手方
向の支持部材7と、その支持部材7の後端を下向きに屈
曲して形成した接続部7aとからなり、その接続部7a
に上記ヒートパイプ3の受孔が縦に穿設してある。 【0009】上記与熱部材2は、ホルダーを兼ねる円弧
状の当接板8と、その中央外側に縦長に一体形成した接
続筒8aとからなり、その接続筒8aの内部は上記ヒー
トパイプ3の差込孔9となっている。また当接板8は内
径がボンベ胴部の外径と同一に形成してあり、その開口
端を胴部に側方から押込んで嵌合接触することができる
ようにしてある。 【0010】上記ヒートパイプ3は、内部に水などの液
体を封入した通常構造のもので、上下端部を除いて上記
ガイドパイプ4に挿入してあり、その上下端部を上記受
熱部材2の接続部7aと与熱部材2の差込孔9とに挿入
密着して、上記火口筒12の熱を受熱部材2から与熱部
材2に伝熱することができるようにしてある。 【0011】上記ガードカバー5は、ガイドパイプ4と
共にヒートパイプ3の外側を被覆する鞘管と、その下部
に一体形成されて与熱部材2の接続筒8aと共に当接板
8を被覆する円弧状のカバー5aとからなり、そのカバ
ー5aによりボンベ胴部13を握っても加熱した当接板
8に掌が接触しないようにしてある。 【0012】このような構成からなるブースターは、上
記円筒体6を後端を火口筒12の前に位置させ、当接板
8の開口をボンベ胴部13に当てがって押込むだけで、
火口筒12とボンベ胴部13の両方に装着することがで
きる。またガストーチ11の使用により火口筒12が燃
焼熱により加熱されると、その熱は受熱部材1からヒー
トパイプ3を経て与熱部材2の当接板8に伝熱され、こ
れにより当接板8と接触しているボンベ胴部13が加熱
されて、ボンベ温度が高く維持されるようになる。 【0013】このボンベ胴部の温度は、ガストーチ11
の使用により火口筒12が加熱されているあいだ維持さ
れるので、液化石油ガスの気化に十分な熱量が確保さ
れ、気温が著しく低温の寒冷地や冬季でも、気化の不足
による火力の低下を来すことなく、ガストーチを使用す
ることができる。 【0014】また上記ブースターを装着した場合と未装
着の場合とを、外気温15℃で連続燃焼テストした経時
カロリーの比較では、50分経過時でブースター付きが
1551Kcal/hであるのに対し、未装着は811
Kcal/hとのごとく差が生じ、これから火力が長く
維持されることが明らかとなった。したがって、常温時
においても気化による極端な温度低下が防止されるの
で、長時間にわたり使用しても火力が維持され、ガスト
ーチ11の連続使用が可能となる。 【0015】更にブースターは、火口筒12と火口筒側
のボンベ側面に沿って装着されるので、これまでと同様
にガスボンベ13を握ってガストーチ11を使用でき、
火口筒12とボンベ胴部13の両方への装着によって、
ブースターはガスボンベに確り固定されるので使用中に
脱落することもなく、受熱部材以外をガードカバー15
により被覆したので安全性も確保されなどの利点をも有
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明に係るガストーチのブースターの縦
断側面図である。 【図2】 図1におけるA−A線断面図である。 【図3】 同じくB−B線断面図である。 【符号の説明】 1 受熱部材 2 与熱部材 3 ヒートパイプ 4 ガイドパイプ 5 カードカバー 5a 当接板のカバー 6 受熱筒 7 支持部材 8 当接板 8a 接続筒 11 ガストーチ 12 火口筒 13 ボンベ胴部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】ガストーチの火口筒に装着して加熱される
    上部の受熱部材と、ボンベ胴部に装着してガスボンベを
    加熱する円弧状の当接板による下部の与熱部材と、ガイ
    ドパイプに収納したヒートパイプにより接続し、そのヒ
    ートパイプと与熱部材の外側をガードカバーにより被覆
    してなることを特徴とするガストーチのブースター。
JP2001367530A 2001-11-30 2001-11-30 ガストーチのブースター Pending JP2003166703A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100346106C (zh) * 2004-07-07 2007-10-31 林槐泰 结构改良的瓦斯热风枪
USD962398S1 (en) 2019-03-21 2022-08-30 Scope and Stack LLC Nozzle guard
JP7155384B1 (ja) 2021-12-28 2022-10-18 始 小林 ガストーチ及びそれが装着されるガスボンベ

Cited By (4)

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