JP2003164403A - 清掃器具 - Google Patents

清掃器具

Info

Publication number
JP2003164403A
JP2003164403A JP2001366592A JP2001366592A JP2003164403A JP 2003164403 A JP2003164403 A JP 2003164403A JP 2001366592 A JP2001366592 A JP 2001366592A JP 2001366592 A JP2001366592 A JP 2001366592A JP 2003164403 A JP2003164403 A JP 2003164403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cleaning
weight
brush
hollow space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001366592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Sakaguchi
隆次 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2001366592A priority Critical patent/JP2003164403A/ja
Publication of JP2003164403A publication Critical patent/JP2003164403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面や天井面等の高い位置を清掃する場合及
び床面を清掃する場合のいずれであっても、柄を強く握
る必要性が少なく使用者の負担を軽減することができる
清掃器具を提供する。 【解決手段】 本発明に係る清掃器具は、柄3の一端3
aにブラシ2が設けられ、柄3が内部に中空空間6を有
し、中空空間6に柄3の一端3a側と他端3b側との間
を移動可能な重り8が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柄の一端にブラシ
やスポンジ等の清掃部が設けられた清掃器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、柄の一端にブラシやスポンジ等の
清掃部が設けられた清掃器具として、例えば浴室の床
面、壁面、あるいは天井面等の清掃に使用されるデッキ
ブラシがある。このデッキブラシの使用時には、使用者
は柄の他端寄りの箇所を握りブラシを床面等の被清掃箇
所に押し当てながら、そのブラシを往復動させて被清掃
箇所の汚れを擦り落とす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
清掃器具によって壁面や天井面等の高い位置を清掃する
場合には、使用者は柄の先端の清掃部を被清掃箇所の高
さに保った状態で作業しなければならないが、通常、清
掃部は柄に対して重く、柄の先端側を下向きに回転させ
ようとするので(図4における矢印M参照)、使用者は
これに抗して柄を支えなければならず、その手首や腕に
かかる負担が大きかった。
【0004】一方、そのような負担を軽減するために清
掃部を軽量化することが考えられるが、清掃部が軽くな
ると床面との接触圧をその分確保し難くなるので、使用
者が床面を清掃する際に清掃部を被清掃箇所に強く押し
当てなければならないことになり、これでは使用者の負
担の軽減に必ずしも結び付かない。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、壁面や天井面等の高い位置を清掃する場合及
び床面を清掃する場合のいずれであっても、柄を強く握
る必要性が少なく使用者の負担を軽減することができる
清掃器具を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明に係る清掃器具は、柄の一端に清掃部
が設けられるとともに前記柄が内部に中空空間を有し、
この中空空間に前記柄の一端側と他端側との間を移動可
能な重りが設けられていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0008】[実施の形態1]図1は本実施の形態に係
る清掃器具としてのデッキブラシを示す。このデッキブ
ラシ1は、浴室等の清掃に使用され、清掃部としてのブ
ラシ2と、ブラシ2が一端に設けられた柄3とを備えて
いる。
【0009】ブラシ2は直方体状の基部4の下面に繊維
毛5が植設されてなり、基部4の上面の略中央には柄3
の一端部(先端部)3aが取り付けられている。この柄
3の他端部3b寄りの箇所には、二つの鍔状部3c,3
dにより区画されて使用者が握持する持ち手部3eが形
成されている。また、図2に示すように、柄3の内部に
は一端部3aから他端部3bまで至る中空空間6が形成
され、この中空空間6には、その略全長にわたるよう
に、ガイドレール7が柄3の内壁に沿って形成されてい
る。
【0010】また、中空空間6には、金属等の比較的比
重の重い材料からなる重り8が設けられている。この重
り8の下部にはガイドレール7に係合する図示を略す係
合溝が形成され、これにより重り8はガイドレール7に
案内されつつ柄3の内部を一端部3aと他端部3bとの
間で移動可能となっている。通常、この重り8の移動は
柄3が傾いたときに重り8の自重により行われるが、上
記係合溝とガイドレール7との接触圧や摩擦係数が調整
されることにより、重り8は適度な速さで移動する。な
お、重り8が移動ストロークの端部に達したときの柄3
に対する衝撃を緩和するように、ガイドレール7の両端
に弾性体等の衝撃吸収部材を設けてもよい。
【0011】この実施の形態に係るデッキブラシ1で
は、使用者は持ち手部3eを握ってブラシ2を往復動さ
せ被清掃箇所の汚れを擦り落とすが、例えば図3に示す
ように天井面等の高い位置を清掃する際には、重り8が
自重により柄3の内部を他端部3bの側まで移動するの
で、ブラシ2が設けられた一端部3aの側と使用者の握
持位置に近い他端部3bの側との重量バランスが良好化
し、柄の先端側が一方的に重いデッキブラシに比べて操
作性がよく清掃作業が容易となる。
【0012】とりわけここでは図4に示すように重り8
が持ち手部3eを通過して他端部3bの位置まで移動す
るので、ブラシ2の重さに起因する本来ならば使用者が
支えなければならない回転モーメント(図中、矢印Mで
示す。)を減殺するように重り8に基づく回転モーメン
ト(図中、矢印M’で示す。)が発生し、使用者の柄3
を支えるべき力が小さくなって、その手首や腕等にかか
る負担が軽減される。
【0013】一方、図5に示すように使用者が床面を清
掃する際には、重り8が自重により柄3の内部を一端部
3aの側(すなわち、ブラシ2の取付側)まで移動する
ので、ブラシ2の床面に対する接触圧が重り8の重さに
対応する分だけ増大し、ブラシ2を被清掃箇所に押し当
てるために使用者が加えなければならない力が減少して
使用者の負担が軽減される。
【0014】[実施の形態2]図6は本実施の形態に係
る清掃器具としてのデッキブラシを示す。このデッキブ
ラシ9では、柄3の内部に形成された中空空間6に液体
からなる重り10が封入されている。
【0015】この実施の形態に係るデッキブラシ9で
は、重り10が液体であって流動性を有するので、その
移動が滑らかに行われ、重り10が移動ストロークの端
部に達したときでも柄3に対する衝撃をほとんど与えず
使用者の使用感を損ねない。
【0016】また、このように重り10の移動が滑らか
に行われるから、中空空間6にガイドレールや衝撃吸収
部材等を設ける必要がなく、柄3の内部構造を簡略化す
ることが容易である。
【0017】なお、本発明は上述した形態に限られるも
のではなく、例えば実施の形態1及び実施の形態2では
デッキブラシについて説明したが、柄の付いたスポンジ
やモップ等であってもよい。また、持ち手部は例えば図
7に示すように鍔状部を廃して握りやすい形状としただ
けでもよく、流動性を有する重りとして液体ではなく
砂、砂鉄等の粒状物や粉状物の集合体を用いてもかまわ
ない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る清掃
器具によれば、壁面や天井面等の高い位置を清掃する場
合及び床面を清掃する場合のいずれであっても、柄を強
く握る必要性が少なくなり使用者の負担を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデッキブラシを示す斜
視図である。
【図2】図1のデッキブラシの柄の断面図である。
【図3】高い位置の清掃時の図1のデッキブラシの使用
態様を示す説明図である。
【図4】高い位置の清掃時の図1のデッキブラシのモー
メント作用を示す説明図である。
【図5】床面の清掃時の図1のデッキブラシの使用態様
を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2のデッキブラシを示す図
であって、柄の断面図である。
【図7】持ち手部の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ブラシ(清掃部) 3 柄 3a 一端部(一端) 3b 他端部(他端) 6 中空空間 8,10 重り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄の一端に清掃部が設けられた清掃器具
    であって、前記柄が内部に中空空間を有し、該中空空間
    に前記柄の一端側と他端側との間を移動可能な重りが設
    けられていることを特徴とする清掃器具。
  2. 【請求項2】 前記重りが流動性を有することを特徴と
    する請求項1に記載の清掃器具。
JP2001366592A 2001-11-30 2001-11-30 清掃器具 Pending JP2003164403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001366592A JP2003164403A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 清掃器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001366592A JP2003164403A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 清掃器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003164403A true JP2003164403A (ja) 2003-06-10

Family

ID=19176466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001366592A Pending JP2003164403A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 清掃器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003164403A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149195A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Iwao Yuasa 工具等重量軽減、作業支援装置
CN103462568A (zh) * 2013-09-04 2013-12-25 闵永祥 一种伸缩扫帚
CN109330499A (zh) * 2018-11-21 2019-02-15 深圳市凌盛电子有限公司 一种自驱动的节能型扫地机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149195A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Iwao Yuasa 工具等重量軽減、作業支援装置
CN103462568A (zh) * 2013-09-04 2013-12-25 闵永祥 一种伸缩扫帚
CN109330499A (zh) * 2018-11-21 2019-02-15 深圳市凌盛电子有限公司 一种自驱动的节能型扫地机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6588045B2 (en) Roller self-wringing sponge mop with scrubber
US7536743B2 (en) Multi-surfaces cleaning implement
US7516508B2 (en) Motorized cleaning implement
US8584300B2 (en) Squeeze mop
RU2007106708A (ru) Узел рукоятки пылесоса
WO2005079653A3 (en) Cleaning implements and substrates for cleaning surfaces
WO2014118596A1 (en) Facial care apparatus and attachments
JP2003164403A (ja) 清掃器具
JP3991360B2 (ja) ブラシ装置及びマッサージ装置
JP2008522771A (ja) モータ付き洗浄器具
CA2703657A1 (en) Squeeze mop
US20090025168A1 (en) Window cleaning apparatus
DE602004023333D1 (de) Moppgriff für eine moppvorrichtung
MXPA03004621A (es) Implemento para limpieza para limpiar superficies duras.
CA2751193C (en) Multi-surfaces cleaning implement
JP3717117B2 (ja) 手調節可能な除毛及び皮膚潤滑用具
JP2004222794A (ja) フローリングワイパー
US6311361B1 (en) Hand-supported pivoting cleaning device
CN219766286U (zh) 一种清理工具
JP3169195U (ja) 掃き掃除用清掃具
CN213665105U (zh) 省力拖把
JPH0446633Y2 (ja)
CN208259327U (zh) 一种磁性玻璃仪器清洗器组合刷
KR200482526Y1 (ko) 밀대형 청소용구
JP3210468U (ja) 掃除具