JP2003164070A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JP2003164070A
JP2003164070A JP2001358696A JP2001358696A JP2003164070A JP 2003164070 A JP2003164070 A JP 2003164070A JP 2001358696 A JP2001358696 A JP 2001358696A JP 2001358696 A JP2001358696 A JP 2001358696A JP 2003164070 A JP2003164070 A JP 2003164070A
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battery pack
circuit
adapter
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JP2001358696A
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Kunihira Miyamoto
邦開 宮本
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、充電回路を内蔵しない安価な電池パ
ックを充電対象としながらも、電気機器に装着された電
池パックと、該電気機器に装着されない予備電池パック
の同時充電が可能な充電器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明に係る充電器1は、携帯電話機3に
装着された電池パック4aを充電するための第1給電端
子12と、予備電池パック4b単体を充電するための第
2給電端子13と、予備電池パック4bの充電制御を行
う充電回路14と、を有して成り、該充電回路14への
入力電圧Vccに基づいて、予備電池パック4bの充電
動作をオン/オフ制御する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池セルを内
蔵した電池パックを充電する充電器に関するものであ
り、特に、電気機器に装着された電池パックと、該電気
機器に装着されない予備電池パックの同時充電を行う充
電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の充電器及び周辺機器の一例
を示す概略構成図である。本図(a)の充電器1’は、
電気機器3’に装着された電池パック4a’を充電する
ものであり、充電中の電気機器3’を保持する置台とし
ての機能を有している。なお、充電器1’はACアダプ
タ2’からの電源供給を受ける受電コネクタ11と、電
気機器3’への給電を行う給電端子12と、を有して成
り、受電コネクタ11と給電端子12は、内部配線によ
って接続されている。
【0003】ACアダプタ2’は、充電器1’に電源供
給を行う電源装置であり、交流商用電源を入力とするA
Cプラグ21と、該商用電源を所定の直流電源に変換す
る電源回路22及び定電流定電圧回路23と、受電コネ
クタ11に接続されて充電器1’に直流電源を供給する
給電コネクタ24と、を有して成る。
【0004】電気機器3’は、給電端子12に接続され
て充電器1’からの電源供給を受ける受電端子31と、
電池パック4a’の充電動作を制御する充電回路32
と、を有して成る。充電回路32は、逆流防止用のダイ
オード321と、充電電圧制御用のトランジスタ322
と、電池パック4a’の充電状態に応じてトランジスタ
322のベース電流を制御する内部回路323と、を有
して成る。
【0005】上記構成から成る充電器1’を用いれば、
電気機器3’に装着された電池パック4a’を、電気機
器3’から取り外すことなく充電することが可能であ
る。従って、電池パック4a’と交換可能な予備電池パ
ック4b’(本図(b))を所有しないのであれば、充
電手段は充電器1’のみで十分事足りる。
【0006】一方、電池パック4a’以外に予備電池パ
ック4b’を所有する場合には、予備電池パック4b’
を充電するために、予備電池パック4b’を単体で充電
可能な充電器5’(本図(b))を別途用いるか、電気
機器3’に予備電池パックを装着した上で充電器1’を
用いねばならなかった。特に、電気機器3’の使用中に
予備電池パック4b’を充電する場合や、電気機器3’
に装着された電池パック4a’と予備電池パック4b’
単体を同時に充電する場合には、充電器1’だけでなく
充電器5’が必須であった。
【0007】本図(b)の充電器5’は、電気機器3’
に装着されていない予備電池パック4b’を単体で充電
するものであり、交流商用電源を入力とするACプラグ
51と、該商用電源を所定の直流電源に変換する電源回
路52及び定電流定電圧回路53と、予備電池パック4
b’の充電動作を制御する充電回路54と、予備電池パ
ック4b’への給電を行う給電端子55と、を有して成
る。充電回路54は、前出の充電回路32と同一構成で
あり、逆流防止用のダイオード541と、充電電圧制御
用のトランジスタ542と、予備電池パック4b’の充
電状態に応じてトランジスタ542のベース電流を制御
する内部回路543と、を有して成る。
【0008】上記構成から成る充電器5’を用いれば、
予備電池パック4b’をわざわざ電気機器3’に装着す
ることなく単体で充電することが可能である。従って、
電気機器3’の使用中や電池パック4a’の充電中で
も、予備電池パック4b’を単体で充電することができ
る。
【0009】なお、上記した電池パック4a’及び予備
電池パック4b’は、充電動作を制御する充電回路を内
蔵せず、二次電池セル41a、41bと、過充電や過放
電を防止する安全回路(不図示)のみを内蔵したタイプ
の電池パックである。また、電池パック4a’及び予備
電池パック4b’は、電気機器3’や充電器5’に対し
て容易に着脱可能な構造とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】確かに、上記構成から
成る充電器1’、5’を両方所有するのであれば、充電
対象に応じて充電器1’、5’を使い分けたり、電池パ
ック4a’と予備電池パック4b’を両方同時に充電し
たりすることができるので、使い勝手がよい。しかしな
がら、充電器1’、5’を両方所有することは、ユーザ
にコスト面での負担を強いるばかりでなく、携帯性の観
点からも非常に不利であった。
【0011】なお、充電器1’の給電端子12と並列
に、充電器5’の充電回路54及び給電端子55を組み
込むなどして、充電器1’、5’を単純に組み合わせれ
ば、電池パック4a’と予備電池パック4b’を両方と
も充電可能な単一充電器の実現は可能である。ただし、
そのような構成から成る充電器では、電池パック4a’
と予備電池パック4b’を同時充電する際、ACアダプ
タ2’が電源供給能力を超えて異常な出力変動を生じ、
充電回路32、54が誤動作するおそれがあるため、現
実的な構成とは言えなかった。
【0012】また、図8に示すように、充電回路42
a、42bを内蔵したタイプの電池パック4a”、4
b”を充電対象として採用すれば、受電コネクタ11に
入力された電源を給電端子12、13に分岐するだけの
充電器1”で、電池パック4a”と予備電池パック4
b”を両方とも充電することが可能である。しかし、充
電回路42a、42bを内蔵した電池パック4a”、4
b”は、前述の充電回路を内蔵しない電池パック4
a’、4b’に比べて高価であるため、消耗品である電
池パックのランニングコストがかかるという課題があっ
た。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑み、充電回路
を内蔵しない安価な電池パックを充電対象としながら
も、電気機器に装着された電池パックと、該電気機器に
装着されない予備電池パックの同時充電が可能な充電器
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る充電器は、充電制御機能を具備しない
二次電池を電気機器に装着した状態で充電するための第
1給電端子と、前記二次電池を前記電気機器に装着しな
い状態で充電するための第2給電端子と、第2給電端子
に接続された二次電池の充電制御を行う充電回路と、を
有して成り、該充電回路への入力電圧に基づいて、第2
給電端子に接続された二次電池の充電動作をオン/オフ
制御する構成としている。
【0015】なお、上記構成から成る充電器において、
前記充電回路は、該充電回路への入力電圧が第1閾値を
上回ると第2給電端子に接続された二次電池の充電動作
をオンし、第2閾値を下回るとオフする保護回路を有し
て成る構成にするとよい。
【0016】また、上記構成から成る充電器において、
前記充電回路は、第2給電端子に接続された二次電池へ
の充電電流を、該充電回路に対して電源供給を行う電源
装置の定格出力電流以下に維持する手段を有して成る構
成にするとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る充電器及び周
辺機器の一実施形態を示す概略構成図であり図2は本発
明に係る充電器及び周辺機器の概略縦断面図である。本
実施形態の充電器1は、携帯電話機3に装着された電池
パック4a、及び携帯電話機3に装着されない予備電池
パック4b単体を両方とも充電可能なものであり、充電
中の携帯電話機3及び予備電池パック4bを保持する置
台としての機能を有している。
【0018】充電器1は、ACアダプタ2からの電源供
給を受ける受電コネクタ11と、携帯電話機3への給電
を行う第1給電端子12と、予備電池パック4bへの給
電を行う第2給電端子13と、予備電池パック4bの充
電動作を制御する充電回路14と、を有して成る。受電
コネクタ11に入力されたACアダプタ2の出力電圧V
ccは、そのまま第1充電端子12へ供給される一方、
充電回路14を介して第2充電端子13にも供給され
る。なお、受電コネクタ11や第1、第2給電端子1
2、13及び充電回路14は、全て回路基板15に接続
されている。
【0019】また、本実施形態の充電器1は、携帯電話
機3が装着される第1凹部16と、携帯電話機3を固定
する第1ロック爪17と、予備電池パック4bが装着さ
れる第2凹部18と、予備電池パック4bを固定する第
2ロック爪19と、を有する構造であり、第2凹部18
は、第1凹部16の底部を予備電池パック4bの厚み分
だけ掘り下げて形成されている。このように第1、第2
凹部16、18を二段構造とすれば、充電器1を大型化
することなく携帯電話機3と予備電池パック4bの同時
装着が可能となるため、充電器1の携帯性向上を図るこ
とができる。
【0020】一方、本発明に係る充電器1の特徴部分で
ある充電回路14は、充電電圧制御用のトランジスタ1
41と、逆流防止用のダイオード142と、充電回路1
4の出力電流(予備電池パック4bへの充電電流)を検
出する抵抗143と、該出力電流を所定値に維持するよ
うにトランジスタ141のベース電流を制御する定電流
充電制御回路144と、ACアダプタ2の出力電圧Vc
cに応じて予備電池パック4bの充電動作をオン/オフ
制御する保護回路145と、を有して成る。
【0021】上記構成から成る充電回路14を有するこ
とにより、本実施形態の充電器1では、電池パック4a
及び予備電池パック4bの単体充電だけでなく、電池パ
ック4aと予備電池パック4bの同時充電が可能とされ
ている。なお、電池パック4a及び予備電池パック4b
の充電動作や、充電回路14を構成する定電流充電制御
回路144及び保護回路145の動作については、後ほ
ど詳細に説明を行う。
【0022】次に、ACアダプタ2について説明する。
ACアダプタ2は、充電器1に電源供給を行う電源装置
であり、交流商用電源を入力とするACプラグ21と、
該商用電源を所定の直流電源に変換する電源回路22及
び定電流定電圧回路23と、受電コネクタ11に接続さ
れて充電器1に直流電源を供給する給電コネクタ24
と、を有して成る。
【0023】定電流定電圧回路23は、電池パック4a
及び予備電池パック4bの充電特性に適合した出力特性
を有している。図3はACアダプタ2の出力特性を示す
図であり、縦軸はACアダプタ2の出力電圧Vccを示
し、横軸はACアダプタ2の出力電流Ibatを示して
いる。また、本図中において、V1はACアダプタ2の
定格出力電圧、V2はACアダプタ2の定電圧制御開始
電圧、I1はACアダプタ2の最大出力電流、I2はA
Cアダプタ2の定格出力電流、I3は充電回路14に予
め設定された定電流設定値、をそれぞれ示している。
【0024】本図に示すように、ACアダプタ2の出力
電圧Vccは、定電流定電圧回路23により、ACアダ
プタ2の出力電流Ibatに応じて定電流または定電圧
のいずれかで制御されている。つまり、ACアダプタ2
の出力特性は、定電流充電領域Xと定電圧充電領域Yに
分けることができる。
【0025】なお、上記の定電流充電領域Xとは、AC
アダプタ2の出力電流Ibatが、出力電圧Vccの上
昇に関わらず、定格出力電流I2を超えた最大出力電流
I1付近に維持される領域のことであり、定電圧充電領
域Yとは、充電回路14、32による電流制限により、
出力電流Ibatが定格出力電流I2付近以下となって
以降、ACアダプタ2の出力電圧Vccが、出力電流I
batの減少に関わらず、定格出力電圧V1付近に維持
される領域のことである。また、本図中の矢印a、b
は、電池パック4a、4bの各充電制御フローを経時的
に示したものであるが、これらの充電制御フローについ
ては、後ほど個別詳細に説明を行う。
【0026】次に、携帯電話機3について説明する。携
帯電話機3は、給電端子12に接続されて充電器1から
の電源供給を受ける受電端子31と、電池パック4aの
充電動作を制御する充電回路32と、を有して成る。充
電回路32は、逆流防止用のダイオード321と、充電
電圧制御用のトランジスタ322と、電池パック4aの
充電状態に応じてトランジスタ322のベース電流を制
御する内部回路323と、を有して成る。
【0027】上記構成から成る携帯電話機3を充電器1
に形成された第1凹部16に装着すると、携帯電話機3
は第1ロック爪17によって第1凹部16に固定され、
第1給電端子12と受電端子31が電気的に導通した状
態となる。従って、充電器1にACアダプタ2を接続す
れば、ACアダプタ2の出力電圧Vccが充電器1を経
由して充電回路32に供給され、充電回路32によって
電池パック4aの充電が行われる。
【0028】次に、電池パック4a及び予備電池パック
4bについて説明する。電池パック4a及び予備電池パ
ック4bは、充電動作を制御する充電回路を内蔵せず、
二次電池セル41a、41bと、過充電や過放電を防止
する安全回路(不図示)のみを内蔵したタイプの電池パ
ックである。また、電池パック4a及び予備電池パック
4bは、充電器1や携帯電話機3に対し容易に着脱可能
な構造とされている。
【0029】上記構成から成る予備電池パック4bを充
電器1に形成された第2凹部18に装着すると、予備電
池パック4bは第2ロック爪19によって第2凹部18
に固定され、第2給電端子13と二次電池セル41bの
両端子が電気的に導通した状態となる。従って、充電器
1にACアダプタ2を接続すれば、充電回路14によっ
て電池パック4bの充電が行われる。
【0030】続いて、本発明に係る充電器1の特徴部分
である充電回路14について、さらに詳細な説明を行
う。
【0031】まず、充電回路14を構成する定電流充電
制御回路144について説明する。定電流充電制御回路
144は、トランジスタ141、ダイオード142、抵
抗143とともに、予備電池パック4bの充電制御を行
う回路である。なお、定電流充電制御回路144として
は、所定の充電シーケンスによる各種充電機能(予備電
池パック4bの装着検出、充電開始、充電異常検出、充
電タイマ、温度検出、満充電検出、再充電、補充電、フ
ル充電、充電電流設定、充電オン/オフなど)を具備
し、予備電池パック4bの適正充電制御が可能な汎用充
電制御ICなどを用いればよい。
【0032】また、本実施形態の定電流充電制御回路1
44は、前述した通り、予備電池パック4bへの充電電
流Ibat2を一定値に設定する機能を有しており、本
実施形態では、充電電流Ibat2の定電流設定値I3
を、ACアダプタ2の定格出力電流I2以下に設定して
いる。
【0033】このような定電流設定を行うことにより、
予備電池パック4bを充電する際、ACアダプタ2の出
力電圧Vccは、常に定電圧充電領域Y(図3参照)で
駆動されることになる。例えば、携帯電話機3に装着さ
れた電池パック4aと予備電池パック4bを同時充電す
る際に、携帯電話機3側の負荷が変動してACアダプタ
2の出力電流Ibatが増加したとしても、最大出力電
流I1の範囲内であれば、ACアダプタ2でこれを吸収
することができる。このように、本実施形態の充電器1
では、携帯電話機3側に負荷変動が生じても、出力電圧
Vccに変動が生じにくいため、後述する保護回路14
5の誤動作も生じにくく、予備電池パック4bの充電動
作を途切れることなく安定継続することが可能である。
【0034】次に、充電回路14を構成する保護回路1
45について説明する。通常、ACアダプタ2は、回路
規模縮小のために電池パック1個分の充電能力しか有し
ていない。そのため、共に空充電状態の電池パック4a
と予備電池パック4bを同時に充電開始すると、ACア
ダプタ2の出力電流Ibatが最大出力電流I1に達
し、ACアダプタ2の出力特性が、意図せず定電流充電
領域X(図3参照)に移行してしまうおそれがある。
【0035】このような状態に陥ると、ACアダプタ2
の出力電圧Vccが低下して、充電回路14の動作保証
電圧V5を下回り、充電回路14が通常の充電シーケン
スで正しく充電制御できなくなる場合がある。また、充
電回路14、32への電流供給バランスが崩れて充電電
流Ibat1、Ibat2の一方が低下すると、満充電
を誤検出して正常な充電制御ができなくなる場合もあ
る。さらに、全体負荷がACアダプタ2の最大出力電流
I1を超えると、ACアダプタ2が異常電流を検出して
出力をカットオフする場合もある。
【0036】このような同時充電のトラブルを避けるた
めには、電池パック4aと予備電池パック4bを同時充
電する際、ACアダプタ2に同時電源供給能力があると
判断した場合に限り、予備電池パック4bの充電を行う
ように制御する必要がある。そこで、本実施形態の保護
回路145は、ACアダプタ2の出力電圧Vccに基づ
いて予備電池パック4bの充電が可能か否かを判断し、
予備電池パック4bの充電をオン/オフ制御すべく、定
電流充電制御回路144に対して充電制御信号(以下、
RES信号と呼ぶ)を出力する構成とされている。
【0037】ここで、本実施形態の保護回路145は、
シュミット機能を備えたリセットIC等で構成されてお
り、生成されるRES信号の出力レベルは、ACアダプ
タ2の出力電圧Vccが第1閾値電圧V3を上回ったと
きにLレベルとされ、第2閾値電圧V4(<V3)を下
回ったときにHレベルとされる。なお、第1閾値電圧V
3は、ACアダプタ2の出力特性を定電圧充電領域Y
(図3参照)に移行し始める定電圧制御開始電圧V2付
近に設定されており、第2閾値電圧V4は、充電回路1
4の動作保証電圧V5より十分高く設定されている。
【0038】一方、本実施形態の定電流充電制御回路1
44は、保護回路145から出力されたRES信号がL
レベルのときに予備電池パック4bの充電をオンし、H
レベルのときに充電をオフする機能を有している。
【0039】すなわち、本実施形態の保護回路145
は、出力電圧Vccが第1閾値電圧V3を上回っていれ
ば、ACアダプタ2に同時電源供給能力があると判断し
て、予備電池パック4bの充電をオンさせる一方、出力
電圧Vccが第2閾値電圧V4を下回っていれば、AC
アダプタ2に同時電源供給能力がないと判断して、予備
電池パック4bの充電をオフさせる回路であると言え
る。
【0040】このような保護回路145を設けることに
より、共に空充電状態の電池パック4aと予備電池パッ
ク4bを同時充電する場合には、携帯電話機3に装着さ
れた電池パック4aが最初に充電され、該電池パック4
aの充電がある程度進んだ段階で、予備電池パック4b
の充電が開始されることになる。従って、ACアダプタ
2の出力電圧Vccが充電回路14の動作保証電圧V5
を下回ったり、充電回路14、32への電流供給バラン
スが崩れたりすることがなくなるので、上記した複数電
池パックの同時充電に伴うトラブルを回避することが可
能となる。
【0041】以下では、上記で説明した定電流充電制御
回路144及び保護回路145の動作を、実際の充電動
作に即して、より具体的に説明する。
【0042】まず、電池パック4aと予備電池パック4
bを同時充電する際の充電制御特性について説明を行
う。図4は電池パック4aと予備電池パック4bを同時
充電する際の充電制御特性を示す図であり、縦軸は電圧
及び電流を示し、横軸は充電開始からの経過時間を示し
ている。
【0043】また、本図中において、VccはACアダ
プタ2の出力電圧、Vbat1及びVbat2は充電回
路32、14の各出力電圧(電池パック4a及び予備電
池パック4bの各端子電圧)、V1はACアダプタ2の
定格出力電圧、V2はACアダプタ2の定電圧制御開始
電圧、V3及びV4は保護回路145の第1、第2閾値
電圧(予備電池パック4bの充電オン/オフ検出電
圧)、V5は充電回路14の動作保証電圧、V6は充電
回路14、32の定格出力電圧、IbatはACアダプ
タ2の出力電流、Ibat1及びIbat2は電池パッ
ク4a及び予備電池パック4bへの各充電電流(充電回
路32、14の各出力電流)、I1はACアダプタ2の
最大出力電流、I2はACアダプタ2の定格出力電流、
I3は充電回路14に予め設定された定電流設定値、I
4及びI5は充電回路32、14の各満充電検出電流、
をそれぞれ示している。
【0044】まず、充電開始〜時刻T1まで(電池パッ
ク4aの単体充電期間)の充電制御特性について説明す
る。
【0045】携帯電話機3を充電器1に装着した時点
で、電池パック4aには充電電流Ibat1として、A
Cアダプタ2の最大出力電流I1が流れ始める。このと
き、電池パック4aの端子電圧Vbat1は低く、内部
インピーダンスも低いため、ACアダプタ2の出力電圧
Vccは、予備電池パック4bの充電オン検出電圧V3
に満たない状態となる。このような状態では、充電回路
14が保護回路145によって充電オフ状態とされるの
で、予備電池パック4bへの充電電流Ibat2が流れ
ることはない。従って、予備電池パック4bの端子電圧
Vbat2は充電されることなく、初期値のまま推移す
る。
【0046】一方、携帯電話機3に装着された電池パッ
ク4aは、上記した通り、充電開始直後から充電回路3
2によって充電される。このとき、電池パック4aへの
充電電流Ibat1としては、ACアダプタ2の最大出
力電流I1がほぼそのまま供給され、前述した定電流充
電領域X(図3参照)での充電制御が行われる。
【0047】このように、充電開始〜時刻T1までの期
間では、電池パック4aの端子電圧Vbat1が定格出
力電圧V6付近に達するまで、あたかも電池パック4a
を単体充電するかのような充電特性で、電池パック4a
の充電が進んでいく。
【0048】次に、時刻T1〜時刻T2まで(電池パッ
ク4aと予備電池パック4bの同時充電期間[前半])
の充電制御特性について説明する。
【0049】携帯電話機3に装着された電池パック4a
の充電が進み、ACアダプタ2の出力電圧Vccが上昇
して定電圧制御開始電圧V2付近まで達すると、充電回
路32は、電池パック4aへの充電電流Ibat1を徐
々に下げ始める。一方、ACアダプタ2の出力電圧Vc
cが上昇して予備電池パック4bの充電オン検出電圧V
3を上回ると、保護回路145から出力されるRES信
号がLレベルとなるため、定電流充電制御回路144に
よる予備電池パック4bの充電が開始される。
【0050】予備電池パック4bの充電が開始される
と、ACアダプタ2の出力電流Ibatが増加するの
で、ACアダプタ2の出力電圧Vccは急低下する。こ
のとき、ACアダプタ2の出力電圧Vccが予備電池パ
ック4bの充電オフ検出電圧V4を下回ると、保護回路
145から出力されるRES信号がHレベルとなるの
で、定電流充電制御回路144による予備電池パック4
bの充電が停止される。その結果、ACアダプタ2の負
荷電流Ibatは再び減少に転じるため、ACアダプタ
2の出力電圧Vccが急上昇して予備電池パック4bの
充電が再開される。
【0051】このように、時刻T1〜時刻T2までの期
間では、斜線部Aで示す領域において、ACアダプタ2
の出力電流Ibatが最大出力電流I1を超えない範囲
で、予備電池パック4bの充電オン/オフが繰り返され
る。この間、充電オンのタイミングで予備電池パック4
bの充電が進められていくので、充電電流Ibat2は
次第に増大していく。一方、携帯電話機3に装着された
電池パック4aについては、予備電池パック4bの充電
オン/オフに依らず、充電電流Ibat1を減少しなが
ら継続的に充電が進められていく。
【0052】次に、時刻T2〜時刻T3まで(電池パッ
ク4aと予備電池パック4bの同時充電期間[後半])
の充電制御特性について説明する。
【0053】電池パック4a及び予備電池パック4bの
充電が進むことで、ACアダプタ2の出力電流Ibat
が最大出力電流I1を下回り、定格出力電流I2付近ま
で下がると、ACアダプタの出力電圧Vccが予備電池
パック4bの充電オフ検出電圧V4を下回らなくなるの
で、予備電池パック4bは常に充電オン状態となり、定
電流設定値I3での継続充電が行われるようになる。
【0054】一方、携帯電話機3に装着された電池パッ
ク4aの充電電流Ibat1は、充電が進むにつれてさ
らに低下する。そして、電池パック4aの充電電流Ib
at1が充電回路32の満充電検出電流I4まで低下す
るか、電池パック4aの端子電圧Vbat1が充電完了
状態に相当する電圧まで上昇すると、充電回路32は電
池パック4aの充電が完了したと判断して、再充電待機
モードに移行し、電池パック4aの充電が停止される。
【0055】次に、時刻T3〜時刻T5まで(予備電池
パック4bの単体充電期間)の充電制御特性について説
明する。
【0056】電池パック4aの充電完了後も、予備電池
パック4bには定電流設定値I3での充電が継続され
る。予備電池パック4bの充電が進み、時刻T4にて、
予備電池パック4bの端子電圧Vbat2が予備電池パ
ック4bの定格出力電圧V6付近まで達すると、充電回
路14は、予備電池パック4bへの充電電流Ibat2
を徐々に下げ始める。そして、予備電池パック4bの充
電電流Ibat2が充電回路14の満充電検出電流I5
まで低下するか、予備電池パック4bの端子電圧Vba
t2が充電完了状態に相当する電圧まで上昇すると、充
電回路14は予備電池パック4bの充電が完了したと判
断して、再充電待機モードに移行し、予備電池パック4
bの充電が停止される。
【0057】以上のように、本実施形態の充電器1は、
電池パック4aと予備電池パック4bの同時充電を行う
際、ACアダプタ2の出力電流Ibatが、ACアダプ
タ2の最大出力電流I1と定格出力電流I2付近との間
に収まるように、電池パック4a及び予備電池パック4
bへの充電電流Ibat1、Ibat2を制御する構成
である。このような構成とすることにより、ACアダプ
タ2の出力電圧Vccを常に安定出力することができる
ので、電池パック4a及び予備電池パック4bを正しく
充電制御することが可能となる。
【0058】次に、電池パック4aを単体充電する際の
充電制御特性について説明を行う。図5は電池パック4
aを単体充電する際の充電制御特性を示す図であり、縦
軸は電圧及び電流を示し、横軸は充電開始からの経過時
間を示している。なお、本図中に記載された変数(Vc
c、Vbat1、V1、V2、V6、Ibat、Iba
t1、I1、I2、I4)は、全て図4と同一の変数を
示している。
【0059】携帯電話機3を充電器1に装着すると、電
池パック4aには充電電流Ibat1として、ACアダ
プタ2の最大出力電流I1が流れ始める。このとき、電
池パック4aの端子電圧Vbat1は低く、内部インピ
ーダンスも低いため、ACアダプタ2の出力電圧Vcc
は、定電流制御開始電圧V2に満たない状態となる。従
って、ACアダプタ2の出力特性は、前述した定電流充
電領域X(図3参照)となるため、ACアダプタ2の出
力電流Ibatは、出力電圧Vccの上昇に関わらず、
定格出力電流I2を超えた最大出力電流I1付近に維持
される。
【0060】電池パック4aの充電が進み、ACアダプ
タ2の出力電圧Vccが上昇して定電圧制御開始電圧V
2付近まで達すると、充電回路32は、電池パック4a
への充電電流Ibat1を徐々に下げ始める。このよう
な電流制限により、ACアダプタ2の出力電流Ibat
が定格出力電流I2付近以下となって以降は、ACアダ
プタ2の出力電圧Vccが定格出力電圧V1付近に維持
された状態(定電圧充電領域Y)で、電池パック4aへ
の充電が継続される。
【0061】そして、電池パック4aの充電電流Iba
t1が充電回路32の満充電検出電流I4まで低下する
か、電池パック4aの端子電圧Vbat1が充電完了状
態に相当する電圧まで上昇すると、充電回路32は電池
パック4aの充電が完了したと判断して、再充電待機モ
ードに移行し、電池パック4aの充電が停止される。
【0062】次に、予備電池パック4bを単体充電する
際の充電制御特性について説明を行う。図6は電池パッ
ク4bを単体充電する際の充電制御特性を示す図であ
り、縦軸は電圧及び電流を示し、横軸は充電開始からの
経過時間を示している。なお、本図中に記載された変数
(Vcc、Vbat2、V1、V2、V6、Ibat、
Ibat2、I2、I3、I5)は、全て図4と同一の
変数を示している。
【0063】予備電池パック4bを充電器1に装着する
と、予備電池パック4bには充電電流Ibat2が流れ
始める。このとき、充電電流Ibat2の電流値は、前
述した通り、定電流充電制御回路144によってACア
ダプタ2の定格出力電流I2以下(定電流設定値I3)
に制御されている。そのため、予備電池パック4bに対
しては、携帯電話機3に装着された電池パック4aと異
なり、充電開始当初から定電圧充電領域Y(図3参照)
での充電制御が行われる。
【0064】このような構成とすることにより、ACア
ダプタ2の出力電圧Vccは、予備電池パック4bの充
電中、常にACアダプタ2の定格出力電圧V1付近に維
持される。従って、過放電状態の予備電池パック4bが
充電器1に装着されたとしても、ACアダプタ2の出力
電圧Vccは、保護回路145の働きにより、予備電池
パック4bの充電オフ検出電圧V4(図4参照)までし
か低下しないので、充電回路14が誤動作を生じること
はない。
【0065】予備電池パック4bの充電が進み、予備電
池パック4bの端子電圧Vbat2が上昇して定格出力
電圧V6付近まで達すると、充電回路14は、予備電池
パック4bへの充電電流Ibat2を徐々に下げ始め
る。そして、充電電流Ibat2が充電回路14の満充
電検出電流I5まで低下するか、予備電池パック4bの
端子電圧Vbat2が充電完了状態に相当する電圧まで
上昇すると、充電回路14は予備電池パック4bの充電
が完了したと判断して、再充電待機モードに移行し、予
備電池パック4bの充電が停止される。
【0066】
【発明の効果】上記で説明した通り、本発明に係る充電
器は、充電制御機能を具備しない二次電池を電気機器に
装着した状態で充電するための第1給電端子と、前記二
次電池を前記電気機器に装着しない状態で充電するため
の第2給電端子と、第2給電端子に接続された二次電池
の充電制御を行う充電回路と、を有して成り、該充電回
路への入力電圧に基づいて、第2給電端子に接続された
二次電池の充電動作をオン/オフ制御する構成としてい
る。
【0067】このような構成とすることにより、第1、
第2給電端子に接続された二次電池を同時充電する場合
には、まず第1給電端子に接続された二次電池を充電
し、該二次電池の充電がある程度進んだ段階で、第2給
電端子に接続された二次電池の充電を開始させることが
できる。従って、充電回路に対して電源供給を行う電源
装置の出力電圧が充電回路の動作保証電圧を下回った
り、各充電回路への電流供給バランスが崩れたりするこ
とがなくなるので、前記電源装置の容量を大型化するこ
となく、二次電池の同時充電に伴うトラブルを回避する
ことが可能となる。また、前記電源装置の給電能力を最
大限活用するために、第1給電端子に接続された二次電
池の充電完了を待つことなく、第2給電端子に接続され
た二次電池の充電を開始するので、一方の充電完了を待
ってから他方の充電を開始する構成に比べて、後者の充
電完了までに要する時間を短縮することが可能となる。
【0068】なお、上記構成から成る充電器において、
前記充電回路は、該充電回路への入力電圧が第1閾値を
上回ると第2給電端子に接続された二次電池の充電動作
をオンし、第2閾値を下回るとオフする保護回路を有し
て成る構成にするとよい。このような構成とすることに
より、第1、第2給電端子に接続された二次電池を同時
充電する際、前記電源装置の出力電流がその最大出力電
流と定格出力電流付近との間に収まるように、各二次電
池への充電電流を制御することができる。従って、前記
電源装置の出力電圧を常に安定出力することができるの
で、両二次電池を正しく充電制御することが可能とな
る。また、本発明に係る保護回路は非常に簡易な構成で
あるため、充電回路のコストダウンに貢献することがで
きる。
【0069】また、上記構成から成る充電器において、
前記充電回路は、第2給電端子に接続された二次電池へ
の充電電流を、該充電回路に対して電源供給を行う電源
装置の定格出力電流以下に維持する手段を有して成る構
成にするとよい。このような構成とすることにより、第
1給電端子に接続された電気機器側に多少の負荷変動が
生じても、前記電源装置の出力電圧に変動が生じにくい
ため、前記保護回路の誤動作も生じにくく、第2給電端
子に接続された二次電池の充電動作を途切れることなく
安定継続することが可能である。従って、充電中に前記
電気機器を操作する度に第2給電端子に接続された二次
電池の充電状態が変化し、充電状態表示ランプが頻繁に
点灯/消灯を繰り返すといった不具合を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る充電器及び周辺機器の一実施形
態を示す概略構成図である。
【図2】 本発明に係る充電器及び周辺機器の概略縦断
面図である。
【図3】 ACアダプタ2の出力特性を示す図である。
【図4】 電池パック4aと予備電池パック4bを同時
充電する際の充電制御特性を示す図である。
【図5】 電池パック4aを単体充電する際の充電制御
特性を示す図である。
【図6】 予備電池パック4bを単体充電する際の充電
制御特性を示す図である。
【図7】 従来の充電器及び周辺機器の一例を示す概略
構成図である。
【図8】 従来の充電器及び周辺機器の別例を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
1 充電器 11 受電コネクタ 12 第1給電端子(携帯電話機充電用) 13 第2給電端子(予備電池パック充電用) 14 充電回路 141 トランジスタ 142 ダイオード 143 抵抗 144 定電流充電制御回路 145 保護回路 15 回路基板 16 第1凹部(携帯電話機装着用) 17 第1ロック爪(携帯電話機固定用) 18 第2凹部(予備電池パック装着用) 19 第2ロック爪(予備電池パック固定用) 2 ACアダプタ 21 ACプラグ 22 電源回路 23 定電流定電圧回路 24 給電コネクタ 3 携帯電話機 31 受電電極 32 充電回路 321 ダイオード 322 トランジスタ 323 内部回路 4a 電池パック 4b 予備電池パック 41a、41b 二次電池セル Vcc ACアダプタ2の出力電圧 Vbat1 充電回路32の出力電圧 Vbat2 充電回路14の出力電圧 V1 ACアダプタ2の定格出力電圧 V2 ACアダプタ2の定電圧制御開始電圧 V3 保護回路145の第1閾値電圧 V4 保護回路145の第2閾値電圧 V5 充電回路14の動作保証電圧 V6 充電回路14、32の定格出力電圧 Ibat ACアダプタ2の出力電流 Ibat1 電池パック4aへの充電電流 Ibat2 予備電池パック4bへの充電電流 I1 ACアダプタ2の最大出力電流 I2 ACアダプタ2の定格出力電流 I3 充電回路14に予め設定された定電流設定値 I4 充電回路32の満充電検出電流 I5 充電回路14の満充電検出電流 X 定電流充電領域 Y 定電圧充電領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電制御機能を具備しない二次電池を電気
    機器に装着した状態で充電するための第1給電端子と、
    前記二次電池を前記電気機器に装着しない状態で充電す
    るための第2給電端子と、第2給電端子に接続された二
    次電池の充電制御を行う充電回路と、を有して成り、該
    充電回路への入力電圧に基づいて、第2給電端子に接続
    された二次電池の充電動作をオン/オフ制御することを
    特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】前記充電回路は、該充電回路への入力電圧
    が第1閾値を上回ると第2給電端子に接続された二次電
    池の充電動作をオンし、第2閾値を下回るとオフする保
    護回路を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の
    充電器。
  3. 【請求項3】前記充電回路は、第2給電端子に接続され
    た二次電池への充電電流を、該充電回路に対して電源供
    給を行う電源装置の定格出力電流以下に維持する手段を
    有して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の充電器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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