JP2003163912A - ビデオサーバシステム - Google Patents

ビデオサーバシステム

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JP2003163912A
JP2003163912A JP2001359066A JP2001359066A JP2003163912A JP 2003163912 A JP2003163912 A JP 2003163912A JP 2001359066 A JP2001359066 A JP 2001359066A JP 2001359066 A JP2001359066 A JP 2001359066A JP 2003163912 A JP2003163912 A JP 2003163912A
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video
encoder
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output
signal
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JP2001359066A
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Inventor
Tomohiro Miyazaki
朋博 宮崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンコーダに障害が発生した場合の中断時間
が少なく、かつ、システム規模の増大およびコスト上昇
を抑制したビデオサーバシステムを提供する。 【解決手段】 映像信号を選択する信号切替器81、8
2と、映像信号を符号化し、信号切替器81、82に選
択させる共通予備エンコーダ31、32と、映像再生端
末61〜63から要求を受けてエンコーダに入力論理ポ
ートを指示し、ビデオポンプ51に出力先を指示する配
信管理部71とを備え、ビデオポンプ51は、入力側論
理ポートの障害を検出する入力ポート監視部52と、入
力側論理ポートとエンコーダとの対応関係を出力する入
力ポート管理部55とを有し、配信管理部71は、入力
ポート監視部52が障害を検出した場合、映像信号の送
出を停止させ、共通予備エンコーダ31または32に出
力先を指定する指示、および、信号切替器81または8
2に映像信号を選択させる指示を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介して視
聴者から要求された映像信号(映像符号)を配信するビ
デオ・オン・デマンド(VOD)等のライブビデオサー
バシステムに関し、特に、配信に障害が発生した場合の
復旧が迅速かつ容易であるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のビデオサーバシステムの
一構成例を示すブロック図である。
【0003】図7では、任意のビデオ信号(映像信号)
である第1の映像信号VS1を出力する第1映像出力源
11、第2の映像信号VS2を出力する第2映像出力源
12、第3の映像信号VS3を出力する第3映像出力源
13、第1の映像信号VS1を符号化して第1の映像符
号VC1を出力する第1エンコーダ21、第2の映像信
号VS2を符号化して第2の映像符号VC2を出力する
第2エンコーダ22、第3の映像信号VS3を符号化し
て第3の映像符号VC3を出力する第3エンコーダ2
3、インターネットプロトコル(IP)等により通信可
能な配信入力側通信網41および配信出力側通信網4
2、各映像符号VC1〜3を配信要求のあった映像再生
端末に向けて出力するビデオポンプ51、映像符号VC
1〜3を再生可能な第1映像再生端末61、第2映像再
生端末62、および、第3映像再生端末63が記載され
ている。なお、配信入力側通信網41および配信出力側
通信網42は、説明のための便宜上から別個の通信網と
して記載されているが、同一の通信網であっても良い。
【0004】ビデオポンプ51は、配信する映像符号が
入力される複数の入力論理ポートと、複数の出力論理ポ
ートを有しており、図7中では、ポート番号が100で
ある第1の入力論理ポートIP1、ポート番号が101
である第2の入力論理ポートIP2、ポート番号が10
2である第3の入力論理ポートIP3、第1の出力入力
論理ポートOP1、第2の出力入力論理ポートOP2、
および、第3の出力入力論理ポートOP3が記載されて
いる。
【0005】また、ビデオポンプ51は、各入力論理ポ
ートに入力された各映像符号を常時監視する入力ポート
監視部52を有している。例えば、各映像符号が平均し
て使用する帯域を検出し、平均使用帯域が、定常時に比
べて一定の割合以下に低下した場合、その入力論理ポー
トに映像符号を出力するエンコーダに障害が発生したと
認識する。なお、エンコーダの障害とは、エンコーダ自
体の故障の場合もあるが、エンコーダからビデオポンプ
51に至るIPの通信網41の経路途中における断線や
通信輻輳のために通信帯域が低下する場合も含む。
【0006】さらに、ビデオポンプ51は、何れかのエ
ンコーダに障害が発生した場合、一旦そのエンコーダに
入力される映像信号の配信を中止し、その障害の発生し
たエンコーダに対して再起動を指示するエンコーダ再起
動指示部53を有している。例えば、第1エンコーダ2
1に障害が発生したと入力ポート監視部52が認識した
場合、エンコーダ再起動指示部53は、第1エンコーダ
21に対して再起動を指示する。なお、このエンコーダ
再起動指示部53は、各映像再生端末からの配信要求を
受けて、各入力論理ポートから入力する各映像符号の
内、要求された映像符号を選択して要求のあった映像再
生端末に向けて出力ポートOP1〜3の何れかから出力
させる映像配信処理等の、ビデオポンプ51の全体的な
制御を実施する制御部としての機能も有している。ま
た、図7では、再起動を指示する矢印の点線が、エンコ
ーダ再起動指示部53から直接に各エンコーダ21〜2
3に向かっているが、これは、配信入力側通信網41を
介して指示されていても良い。
【0007】図7のシステムでは、第1映像出力源11
から出力された第1の映像信号VS1は、第1エンコー
ダ21でリアルタイム圧縮符号化されて第1の映像符号
VC1になり、配信入力側通信網41に出力される。同
様にして、第2映像出力源12から出力された第2の映
像信号VS2は、第2エンコーダ22で符号化されて第
2の映像符号VC2になり、配信入力側通信網41に出
力され、第3映像出力源13から出力された第3の映像
信号VS3は、第3エンコーダ23で符号化されて第3
の映像符号VC3になり、配信入力側通信網41に出力
される。
【0008】第1の映像符号VC1は、ビデオポンプ5
1内で第1エンコーダ21に割り当てられた第1の入力
論理ポートIP1(ポート番号100)に入力される。
また、第2の映像符号VC2は、ビデオポンプ51内で
第2エンコーダ22に割り当てられた第2の入力論理ポ
ートIP2(ポート番号101)に入力され、第3の映
像符号VC3は、ビデオポンプ51内で第3エンコーダ
23に割り当てられた第3の入力論理ポートIP3(ポ
ート番号102)に入力される。
【0009】ビデオポンプ51は、各入力論理ポートに
入力された各映像符号を、配信要求を送出した全ての映
像再生端末へ向けて出力する。
【0010】また、何れかのエンコーダに障害が発生し
た場合、通常は再起動することにより障害が解消される
ので、ビデオポンプ51の再起動指示部53は、再起動
後に映像信号の配信を再開し、配信要求を送出した映像
再生端末に対して要求された映像符号を出力する。
【0011】図7に示した従来のシステムでは、障害が
発生した場合には、上記のように、一旦映像配信を中止
してエンコーダを再起動し、再起動後に配信を再開する
ことにより対応しているが、この映像配信の中断による
映像再生端末側の視聴者の不都合は大きいものであっ
た。それに対応するため、映像配信の中断が少なくエン
コーダの障害に対応できる以下の図8に示したシステム
が知られている。
【0012】図8は、従来のビデオサーバシステムの他
の構成例を示すブロック図である。
【0013】図8では、図7のシステムにおける各エン
コーダに個別の予備エンコーダを追加しており、そのた
め、ビデオポンプ51の入力論理ポート数が2倍になっ
ている。
【0014】第1エンコーダ21の障害時に符号化を代
行する第1個別予備エンコーダ31は、第1エンコーダ
と並列に設置されて、第1エンコーダと同様に第1の映
像信号VS1を符号化して第1の映像符号VC1を出力
するが、出力先であるビデオポンプ51内の入力論理ポ
ートが第4の入力論理ポートIP4になりそのポート番
号は103となる。
【0015】同様にして、第2のエンコーダ22の障害
時に符号化を代行する第2個別予備エンコーダ32は、
第2エンコーダと並列に設置されて、第2の映像信号V
S2を符号化して第2の映像符号VC2を出力するが、
出力先であるビデオポンプ51内の入力論理ポートが第
5の入力論理ポートIP5になりそのポート番号は10
4となる。第3のエンコーダ23の障害時に符号化を代
行する第3個別予備エンコーダ33は、第3エンコーダ
と並列に設置されて、第3の映像信号VS3を符号化し
て第3の映像符号VC3を出力するが、出力先であるビ
デオポンプ51内の入力論理ポートが第6の入力論理ポ
ートIP6になりそのポート番号は105となる。
【0016】また、図8のシステムでは、障害が発生し
た場合、エンコーダに対して再起動の指示を行わず、障
害の検出されたエンコーダから入力される映像符号を、
そのエンコーダに対応する個別予備エンコーダから入力
される映像符号に切り替える処理を実施する。そのた
め、映像配信処理等のビデオポンプ51の全体的な制御
を実施する制御部は、障害時に、エンコーダからの入力
論理ポートを個別予備エンコーダからの入力論理ポート
に切り替える処理を実施する入力ポート切替部54とな
る。他の構成は、図7のシステムと同様であるので説明
を省略する。
【0017】図8に示した従来のシステムでは、障害が
発生した場合には、上記のように、入力ポートを切り替
えるのみであるので、図7のシステムのように一旦映像
配信を中止する必要が無く、映像再生端末側の視聴者の
不都合を少なくしてエンコーダの障害に対応することが
できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
システムでは、映像信号を符号化するエンコーダの数
を、想定される映像出力源の数の2倍にする必要があ
る。また、エンコーダの数が増えることに関連してビデ
オポンプ側では、1個の映像出力源(映像符号)に対し
て2個の入力論理ポートを準備しておく必要がある。つ
まり、ビデオポンプの仕様として、入力することがこと
が想定される映像符号の数の2倍の映像符号に対応でき
る入力側の回路を有している必要がある。これは、シス
テムの規模が増大し、コストが非常に増大するという問
題を有している。
【0019】本発明は、上述した如き従来の問題を解決
するためになされたものであって、エンコーダに障害が
発生した場合の中断時間が少なく、かつ、システム規模
の増大およびコスト上昇を抑制したビデオサーバシステ
ムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明のビデオサーバシステム
は、複数の映像出力源から出力された各映像信号を符号
化して映像符号として出力する複数のエンコーダと、各
映像出力源からの各映像信号が入力され、該各映像信号
から選択された映像信号を出力する信号切替器と、信号
切替器から入力した映像信号を符号化すると共に、信号
切替器に映像信号を選択させる指示を出力する共通予備
エンコーダと、各映像符号が入力される複数の入力論理
ポートを有し、配信要求を送出した映像再生端末に配信
要求された映像符号を出力する制御を実施するビデオポ
ンプと、任意の映像再生端末からの配信要求を受けて、
各エンコーダから選択されたエンコーダに対して出力論
理ポートを指示し、ビデオポンプに対して映像信号の出
力先となる映像再生端末を指示する配信管理部とを備
え、ビデオポンプは、入力側論理ポートに入力される映
像符号を常時監視して入力経路の障害を検出する入力ポ
ート監視部と、障害が検出された入力側論理ポートと該
入力側論理ポートに映像符号を出力するエンコーダとの
対応関係データを出力する入力ポート管理部とをさらに
有し、配信管理部は、入力ポート監視部が障害を検出し
た場合、ビデオポンプからの対応関係データを用いて、
選択されたエンコーダに対して、映像信号の送出を停止
させ、共通予備エンコーダに対して、出力先の入力側論
理ポートを指定する指示、および、信号切替器に映像信
号を選択させる指示を出力することを特徴とする。
【0021】また、請求項2の本発明は、請求項1に記
載のビデオサーバシステムにおいて、入力ポート管理部
は、対応関係データを、エンコーダ番号と入力側論理ポ
ートを各々蓄積項目として有するテーブル形式で保持す
ることを特徴とする。
【0022】また、請求項3の本発明は、請求項1また
は2に記載のビデオサーバシステムにおいて、共通予備
エンコーダを複数有する場合、配信管理部は、各指示を
出力する前に、未使用の共通予備エンコーダを選択する
予備エンコーダ管理部を備えることを特徴とする。
【0023】また、請求項4の本発明は、請求項3に記
載のビデオサーバシステムにおいて、予備エンコーダ管
理部は、共通予備エンコーダが使用中であるかあるいは
未使用であるかのデータを、共通予備エンコーダと使用
中/未使用を各々蓄積項目として有するテーブル形式で
保持することを特徴とする。
【0024】また、請求項5の本発明は、請求項3に記
載のビデオサーバシステムにおいて、信号切替器は、入
力される各映像信号から複数の映像信号を選択して出力
でき、複数の共通予備エンコーダに対して選択された映
像信号を出力することを特徴とする。
【0025】また、請求項6の本発明は、請求項1〜5
の何れかに記載のビデオサーバシステムにおいて、配信
管理部は、共通予備エンコーダに対して、障害が検出さ
れた入力側論理ポートを出力先として指定する指示を出
力することを特徴とする。
【0026】また、請求項7の本発明は、請求項1〜6
の何れかに記載のビデオサーバシステムにおいて、映像
出力源から出力される映像信号がビデオ信号であり、信
号切替器がテレビチューナであることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。
【0028】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態のビデオサーバシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0029】尚、図1において、図7および8に示した
従来のビデオサーバシステムと同じ機能の部分について
は同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
【0030】図1に示した本実施形態のビデオサーバシ
ステムが、図8に示した従来のビデオサーバシステムと
異なる主な点は、(a1)予備エンコーダの数を減少さ
せるために各エンコーダの予備エンコーダを共通化し、
その代わりに、予備エンコーダの入力側に多入力一出力
の信号切替器を追加している点と、(a2)ビデオポン
プの入力論理ポート数を減少させるために、予備エンコ
ーダ用の入力論理ポートは、障害が検出されたエンコー
ダが使用していたポートを割り当てるようにした点であ
る。
【0031】また、上記した(a1)(a2)の各相違
点のために、ビデオポンプ内の入力論理ポートとエンコ
ーダの対応関係、および、予備エンコーダの使用状況を
把握しておき、障害発生時には、障害の発生したエンコ
ーダに対しては映像符号の出力を停止させ、信号切替器
に対しては障害の発生したエンコーダに入力されていた
映像信号を選択させ、予備エンコーダに対しては障害の
発生したエンコーダが使用していた入力論理ポートに向
けて映像符号を出力する指示を行う配信管理部71を設
けている。
【0032】また、本実施形態のシステムでは、障害が
発生した場合、ビデオポンプ51側では入力論理ポート
の切替を行わず、入力される映像符号が、障害の検出さ
れたエンコーダから入力されるものから、共通予備エン
コーダから入力されるものに変更される。そのため、映
像配信処理等のビデオポンプ51の全体的な制御を実施
する制御部は、障害時に、入力論理ポートを切り替える
処理を実施する必要はなくなり、入力論理ポートとエン
コーダの対応関係情報を、入力論理ポートと共通予備エ
ンコーダの対応関係に更新管理することで足りる(入力
ポート管理部55)。
【0033】また、図2〜図4を用いて後述するよう
に、ビデオポンプ51の入力ポート管理部55には、入
力論理ポートとエンコーダの対応関係情報、あるいは、
入力論理ポートと共通予備エンコーダの対応関係情報を
蓄積する入力ポート管理テーブル56を有している。ま
た、配信管理部71には、共通予備エンコーダの使用状
況(使用中/未使用)の情報を蓄積する予備エンコーダ
管理テーブル73を有している。
【0034】なお、上記した入力ポート管理部55と配
信管理部71とは、制御信号CSの送受信を定期的に行
い、連携して制御を実施する。また、図1中では、入力
ポート管理部55と配信管理部71とは、説明の便宜上
から個別に記載しているが実際の装置としては一体化さ
せても良い。
【0035】本実施の形態では、少なくとも3入力を有
する多入力1出力の信号切替器と共通予備エンコーダの
組を2組使用している。一方の組が、第1信号切替器8
1と第1共通予備エンコーダ31の組であり、他方の組
が、第2信号切替器82と第2共通予備エンコーダ32
の組である。2組の構成は同内容であり、エンコーダに
障害が発生した場合には何れか一方の組が選択されて用
いられる。
【0036】第1信号切替器81には、第1映像出力源
11から出力された映像信号VS1、第2映像出力源1
2から出力された映像信号VS2、および、第3映像出
力源13から出力された映像信号VS3が入力され、外
部からの切替(選択)指示信号により選択された1個の
映像信号が出力される。また、第1共通予備エンコーダ
31は、外部から入力する映像信号を選択するための指
示信号を中継して出力する機能を有している他は、第1
エンコーダ21〜第3エンコーダ23と同様の機能を有
している。また、第2信号切替器82と第2共通予備エ
ンコーダ32については、上記した第1信号切替器81
と第1共通予備エンコーダ31と同様な機能であるため
説明を省略する。
【0037】図2は、図1に示されたビデオサーバシス
テムで共通予備エンコーダを用いない通常時に使用され
る一部構成を抜き出したブロック図である。
【0038】図2は、第1映像再生端末61により、第
1映像出力源11から出力される映像信号VS1につい
ての配信要求が出力された場合であり、さらに、第1エ
ンコーダ21で映像信号VS1が符号化されて、映像符
号VC1がビデオポンプ51と通信網41、42を介し
て第1映像再生端末61に配信される場合に関係する構
成を示している。
【0039】また、ビデオポンプ51の入力ポート管理
部55は、上記したように入力ポート管理テーブル56
を有しており、その一例を図3(a)に示す。
【0040】図3(a)の入力ポート管理テーブル56
では、各エンコーダ番号に対応させて各ポート番号が格
納される。例えば、第1エンコーダ21(EC1)から
出力された映像符号VC1が入力されるビデオポンプ5
1の入力論理ポートについては、第1入力論理ポートI
P1のポート番号100が第1エンコーダ21(EC
1)に対応して入力ポート管理テーブル56に格納され
る。同様にして、第2エンコーダ22(EC2)に対応
して第2入力論理ポートIP2のポート番号101が格
納され、第3エンコーダ23(EC3)に対応して第3
入力論理ポートIP3のポート番号102が格納され
る。
【0041】さらに、配信管理部71の予備エンコーダ
管理部72は、上記したように予備エンコーダ管理テー
ブル73を有しており、その一例を図3(b)に示す。
【0042】図3(b)の予備エンコーダ管理テーブル
73では、各共通予備エンコーダ番号に対応させて使用
状況情報(使用中/未使用)が格納される。例えば、第
1共通予備エンコーダ31(SEC1)が未使用状況で
ある場合、未使用という情報が、第1共通予備エンコー
ダ31(SEC1)に対応して予備エンコーダ管理テー
ブル73に格納される。同様にして、第2共通予備エン
コーダ32(SEC2)に対応して使用状況情報が格納
される。
【0043】図2の場合は、共通予備エンコーダを用い
ない通常時を示しているので、予備エンコーダ管理テー
ブル73における第1共通予備エンコーダ31(SEC
1)に対応する使用状況情報は未使用になり、さらに、
第2共通予備エンコーダ32(SEC2)に対応する使
用状況情報も未使用になる。
【0044】図4は、図1に示されたビデオサーバシス
テムで共通予備エンコーダを用いる障害発生時に使用さ
れる一部構成を抜き出したブロック図である。
【0045】図4も、第1映像再生端末61により、第
1映像出力源11から出力される映像信号VS1につい
ての配信要求が出力された場合を示すが、図2とは異な
り、第1エンコーダ21による映像信号VS1の符号化
に障害が発生したことから第1エンコーダ21の使用を
中止し、第1共通予備エンコーダ31により映像信号V
S1を符号化して、映像符号VC1がビデオポンプ51
と通信網41、42を介して第1映像再生端末61に配
信される場合に関係する構成を示している。
【0046】図4の場合、まず、ビデオポンプ51の入
力ポート監視部52で、第1入力論理ポートIP1(ポ
ート番号100)に入力する映像符号の障害が検出され
る。すると、入力ポート管理部55では、入力ポート管
理テーブル56から第1入力論理ポートIP1(ポート
番号100)に対応するエンコーダ、この場合は第1エ
ンコーダ21(EC1)に障害が発生したことを、制御
信号CSを用いて配信管理部71に通知する。
【0047】配信管理部71では、第1入力論理ポート
IP1(ポート番号100)に映像符号を出力する第1
エンコーダ21(EC1)に障害が発生したという通知
を受けて、予備エンコーダ管理部72が、予備エンコー
ダ管理テーブル73から未使用の共通予備エンコーダを
探す。この場合、未使用の共通予備エンコーダは、第1
共通予備エンコーダ31(SEC1)である。次いで、
その未使用の第1共通予備エンコーダ31(SEC1)
に対して、第1エンコーダ21(EC1)の映像信号V
S1を選択するための映像信号選択指示VSLと、出力
先が第1入力論理ポートIP1(ポート番号100)で
あることを示す入力論理ポート指示IPCを出力すると
共に、さらに、第1エンコーダ21に対して、映像符号
VC1の出力を停止させる障害エンコーダ送出停止指示
SSTを出力する。
【0048】第1共通予備エンコーダ31(SEC1)
では、受信した映像信号選択指示VSLを第1信号切替
器81に出力する。第1信号切替器81では、映像信号
選択指示VSLに基づいて、入力する映像信号VS1〜
VS3の中からVS1を選択するように内部回路を切り
替えて、映像信号VS1を第1共通予備エンコーダ31
(SEC1)に向けて出力する。
【0049】第1共通予備エンコーダ31(SEC1)
では、受信した映像信号VS1を符号化し、映像符号V
C1としてビデオポンプ51の第1入力論理ポートIP
1(ポート番号100)を出力先に指定して配信入力側
通信網41に出力する。この時、第1エンコーダ21と
は別の経路(IPネットワーク上の)を用いて、第1入
力論理ポートIP1にデータ送信するようにしても良
い。
【0050】ビデオポンプ51では、第1共通予備エン
コーダ31(SEC1)から入力した映像符号VC1
を、障害検出前と同様に第1入力論理ポートIP1(ポ
ート番号100)で受信し、配信要求のあった第1映像
再生端末61に向けて配信する。
【0051】また、第1エンコーダ21に障害が発生す
る場合には、エンコーダ自体の障害ではなく通信網の回
線状況が悪い場合も考えられ、その場合、第1エンコー
ダ21に対する映像符号VC1の出力を停止させる障害
エンコーダ送出停止指示SSTが到着しない場合が考え
られる。その場合には、例えば、ビデオポンプ51の入
力ポート管理部55で、第1入力論理ポートIP1に入
力された各映像符号VC1のヘッダ情報から送信元を検
出し、第1エンコーダ21から出力された映像符号VC
1については破棄し、第1共通予備エンコーダ31から
出力された映像符号VC1についてのみ配信すること
で、障害のある映像符号と障害の無い映像符号の混信を
回避することができる。
【0052】また、第1エンコーダ21ではなく、第2
エンコーダ22に障害が発生した場合については、上記
の映像信号、映像符号、および、入力論理ポート等が変
更されるが、基本的な動作は同様である。また、例え
ば、第1エンコーダ21に障害が検出されて、第1共通
予備エンコーダ31が使用された後に、更に、第2エン
コーダ22に障害が発生した場合については、配信管理
部71の予備エンコーダ管理テーブル73で第1共通予
備エンコーダ31は使用中になっているので、未使用の
第2共通予備エンコーダ32が選択され、第2共通予備
エンコーダ32により映像信号VS2が符号化されて出
力される。
【0053】また、本実施形態では、例えば、第1映像
再生端末61で第1映像出力源11からの映像信号VS
1(映像符号VC1)を受信中にエンコーダ21の障害
が検出された場合、第1共通予備エンコーダ31が映像
符号VC1を送出するまでの間は、映像符号VC1を受
信できなくなるが、その時間は、従来のエンコーダを再
起動させる場合に比べて短時間であり、ビデオポンプ5
1の第1入力論理ポートIP1(ポート番号100)が
変更されないことから、第1共通予備エンコーダ31に
よる映像符号VC1の送出が開始され次第、自動的に速
やかに配信を再開させることができる。
【0054】また、上記したように障害が発生した場合
でも第1入力論理ポートIP1(ポート番号100)が
変更されないことにより、一旦映像配信を中止する場合
でも、ビデオポンプ51から映像再生端末までの通信接
続設定を再設定する必要はなくなり、例えば、配信要求
する映像再生端末の数が多い場合には、障害発生時のビ
デオポンプ51の処理負荷が増大することを避けること
ができる。
【0055】このように、本実施の形態では、入力論理
ポートも障害発生前のポートをそのまま用いることがで
きるので、エンコーダに障害が発生した場合の中断時間
が、信号切替器で映像信号を選択する時間と共通予備エ
ンコーダに切り替えるための時間のみと少なくてすみ、
かつ、障害発生時に使用する信号切替器と共通予備エン
コーダを設け、エンコーダに障害が発生した場合には、
共通予備エンコーダを選択的に割り当てるようにしたの
で、障害発生時の予備のエンコーダ数を減少させること
ができ、ビデオポンプ51の入力論理ポート側の回路規
模を増大させることがなくなる。従って、システム規模
の増大およびコスト上昇を抑制することができる。
【0056】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態のビデオサーバシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0057】図5に示した本実施形態のビデオサーバシ
ステムが、図1に示した第1実施形態のビデオサーバシ
ステムと異なる主な点は、(b1)1個の信号切替器に
従属する共通予備エンコーダが2個になっている点、言
い換えれば、1個の信号切替器により、2つの異なる映
像信号を2個の共通予備エンコーダに出力できる点。
(b2)信号切替器が、第1の実施形態では3入力1出
力のタイプであったものが、4入力2出力のタイプに変
更されていることから、映像出力源の数、つまり映像信
号VSの数が増加している点。(b3)第1の実施形態
と同様に信号切替器を2個にしたことから、信号切替器
と2個の共通予備エンコーダの組が2組になり、各々の
組で4個の映像出力源に対応する点。(b4)および、
映像出力源が増加したことから、ビデオポンプの入力論
理ポート数が増加している点である。
【0058】また、図3(a)に示した入力ポート管理
テーブルは、エンコーダ数と入力論理ポート数の増加に
対応して項目数が増加しており、図3(b)に示した予
備エンコーダ管理テーブルは、第1エンコーダ21〜第
4エンコーダ24の障害に対応する第1共通予備エンコ
ーダ31および第2共通予備エンコーダ32用のテーブ
ルと、第5エンコーダ25〜第8エンコーダ28の障害
に対応する第3共通予備エンコーダ33および第4共通
予備エンコーダ34用のテーブルの2種類が準備され
る。
【0059】本実施形態では、ビデオポンプ51の入力
ポート監視部52で、どの入力論理ポートに障害を検出
したかで、対応が変更される。
【0060】例えば、図5のビデオポンプ51におい
て、第1エンコーダ21からの映像符号VC1が第1入
力論理ポートIP1(ポート番号100)に入力され、
同様にして、第2エンコーダ22からの映像符号VC2
が第2入力論理ポートIP2(ポート番号101)に入
力され、第3エンコーダ23からの映像符号VC3が第
3入力論理ポートIP3(ポート番号102)に入力さ
れ、第4エンコーダ24からの映像符号VC4が第4入
力論理ポートIP4(ポート番号103)に入力され、
第5エンコーダ25からの映像符号VC5が第5入力論
理ポートIP5(ポート番号104)に入力され、第6
エンコーダ26からの映像符号VC6が第6入力論理ポ
ートIP6(ポート番号105)に入力され、第7エン
コーダ27からの映像符号VC7が第7入力論理ポート
IP7(ポート番号106)に入力され、第8エンコー
ダ28からの映像符号VC8が第8入力論理ポートIP
8(ポート番号107)に入力されることとする。
【0061】その場合、入力ポート監視部52により、
第1入力論理ポートIP1(ポート番号100)〜第4
入力論理ポートIP4(ポート番号103)で障害が検
出された場合と、第5入力論理ポートIP5(ポート番
号104)〜第8入力論理ポートIP8(ポート番号1
07)で障害が検出された場合とでは、その後の配信管
理部73における処理が異なり、前者の場合には、映像
信号選択指示VSLおよび入力論理ポート指示IPL
を、第1共通予備エンコーダ31または第2共通予備エ
ンコーダ32に向けて出力する。後者の場合には、映像
信号選択指示VSLおよび入力論理ポート指示IPL
を、第3共通予備エンコーダ33または第4共通予備エ
ンコーダ34に向けて出力する。また、出力先の共通予
備エンコーダは、例えば、予備エンコーダ管理テーブル
73から未使用のものを昇順あるいは降順に選択するこ
とにより決定する。
【0062】また、共通予備エンコーダから映像信号選
択指示VSLを受信した信号切替器では、指示された映
像信号を、指示を受けた共通予備エンコーダへ向けて出
力する。例えば、第3信号切替器83が、第1共通予備
エンコーダ31から第1映像信号VS1を指示する映像
信号選択指示VSLを受信した場合、その指示に従っ
て、第1映像信号VS1を第1共通予備エンコーダ31
に出力するように内部回路を切り替える。同様にして、
第3信号切替器83は、第2共通予備エンコーダ32に
対しては、別の映像信号、例えば、第2映像信号VS2
を出力するように内部回路を切り替える。その後の処理
は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0063】このように、本実施形態では、信号切替器
を2系統出力のタイプに変更して共通予備エンコーダを
2個持たせ、映像出力源の数が多い場合に、信号切替器
の数を減少させることができる。また、2個の信号切替
器の各々に複数のエンコーダをグループ化して割り当て
たので、映像出力源の数が多い場合でも、各信号切替器
に入力する映像信号数を減少させることができ、安価な
信号切替器を利用することが可能になる。従って、本実
施形態では、大規模なビデオサーバシステムの場合に、
第1の実施形態の効果に加えて、さらに設置コストを削
減することができるという効果を有する。
【0064】(第3の実施形態)上記した第1の実施形
態では、映像出力源からの映像信号を切り替えるために
信号切替器を使用していた。しかし、映像出力源から出
力される映像信号VSが、例えば、アンテナ入力のよう
に各テレビ放送局からのテレビ放送波を混合させた信号
BWである場合、信号切替器に代えてテレビチューナを
使用することができる。
【0065】図6は、本発明の第3の実施形態のビデオ
サーバシステムの構成を示すブロック図である。
【0066】図6に示した本実施形態のビデオサーバシ
ステムが、図1に示した第1実施形態のビデオサーバシ
ステムと異なる主な点は、(c1)各エンコーダの前段
にテレビチューナが設置されている点である。
【0067】第1エンコーダ21の前段に第1テレビチ
ューナ91が設置され、第2エンコーダ22の前段に第
2テレビチューナ92が設置され、第3エンコーダ23
の前段に第3テレビチューナ93が設置され、第1九通
予備エンコーダ31の前段に第4テレビチューナ94が
設置され、第2共通予備エンコーダ32の前段に第5テ
レビチューナ95が設置されている。また、映像出力源
19は、上記したように、各テレビ放送局からのテレビ
放送波を混合させた信号BWを出力する映像出力源であ
る。
【0068】第1テレビチューナ91は、信号BWから
第1映像信号VS1を復調し、第2テレビチューナ92
は、信号BWから第2映像信号VS2を復調し、第3テ
レビチューナ93は、信号BWから第3映像信号VS3
を復調する。
【0069】第4テレビチューナ94は、第1共通予備
エンコーダ31から受信する映像信号選択指示VSLに
より、第1映像信号VS1、第2映像信号VS2、およ
び、第3映像信号VS3の中から何れの映像信号を復調
するかを決定して出力する。第5テレビチューナ95
も、同様に、第2共通予備エンコーダ32から受信する
映像信号選択指示VSLにより、復調する映像信号を決
定して出力する。他の動作については、第1の実施形態
と同様である。
【0070】このように、本実施形態では、映像出力源
がアンテナ入力のように各テレビ放送局からのテレビ放
送波を混合させた信号BWである場合であっても、障害
発生時の予備のエンコーダ数を減少させることができ、
ビデオポンプ51の入力論理ポート側の回路規模を増大
させることがなくなる。従って、システム規模の増大お
よびコスト上昇を抑制することができる。
【0071】
【発明の効果】上記のように本発明では、IPネットワ
ーク上でデータ配信するシステムにおいて、障害が発生
した場合でもビデオポンプの入力論理ポートが変更され
ない。そのため、一旦映像配信を中止する場合でも、ビ
デオポンプから映像再生端末までの通信接続設定を再設
定する必要はなくなり、障害発生時のビデオポンプの処
理負荷が増大することを避けることができ、エンコーダ
に障害が発生した場合の中断時間が、信号切替器で映像
信号を選択する時間と共通予備エンコーダに切り替える
ための時間のみと少なくてすむ。
【0072】本発明では、共通予備エンコーダを設け
て、エンコーダに障害が発生した場合には、共通予備エ
ンコーダを選択的に割り当てるようにしたので、障害発
生時の予備のエンコーダ数を減少させることができ、ま
た、ビデオポンプの入力論理ポート側の回路規模の増大
を抑えることができる。従って、システム規模の増大お
よびコスト上昇を抑制することができる。また、運用系
と予備系とは物理的に異なった場所に設置することもで
きるため、運用系に発生した障害の影響を予備系が受け
にくくすることができる。
【0073】信号切替器を2系統出力のタイプに変更し
て共通予備エンコーダを2個持たせた本発明では、映像
出力源の数が多い場合に、信号切替器の数を減少させる
ことができる。また、2個の信号切替器の各々に複数の
エンコーダをグループ化して割り当てることができるの
で、映像出力源の数が多い場合でも、各信号切替器に入
力する映像信号数を減少させることができ、安価な信号
切替器を利用することができる。従って、本発明では、
大規模なビデオサーバシステムの場合に、さらに設置コ
ストを削減することができる。
【0074】本発明では、映像出力源がアンテナ入力の
ように各テレビ放送局からのテレビ放送波を混合させた
信号BWである場合であっても、障害発生時の予備のエ
ンコーダ数を減少させることができ、ビデオポンプの入
力論理ポート側の回路規模を増大させることがなくな
る。従って、システム規模の増大およびコスト上昇を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のビデオサーバシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示されたビデオサーバシステムで通常
時に使用される一部構成を抜き出したブロック図であ
る。
【図3】 (a)はビデオポンプの入力ポート管理部に
格納される入力ポート管理テーブルの一例を示す図であ
り、(b)は配信管理部の予備エンコーダ管理部に格納
される予備エンコーダ管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図4】 図1に示されたビデオサーバシステムで障害
発生時に使用される一部構成を抜き出したブロック図で
ある。
【図5】 本発明の第2の実施形態のビデオサーバシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態のビデオサーバシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図7】 従来のビデオサーバシステムの一構成例を示
すブロック図である。
【図8】 従来のビデオサーバシステムの他の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 第1映像出力源、 12 第2映像出力源、 1
3 第3映像出力源、21 第1エンコーダ、 22
第2エンコーダ、 23 第3エンコーダ、31 第1
共通予備エンコーダ、 32 第2共通予備エンコー
ダ、 41配信入力側通信網、 42 配信出力側通信
網、 51 ビデオポンプ、 52入力ポート監視部、
53 エンコーダ再起動指示部(制御部)、 54
入力ポート切替部(制御部)、 55 入力ポート管理
部(制御部)、 61 第1映像再生端末、 62 第
2映像再生端末、 63 第3映像再生端末、 71
配信管理部、 72 予備エンコーダ管理部、 81
第1信号切替器、82 第2信号切替器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像出力源から出力された各映像
    信号を符号化して映像符号として出力する複数のエンコ
    ーダと、 前記各映像出力源からの各映像信号が入力され、該各映
    像信号から選択された映像信号を出力する信号切替器
    と、 前記信号切替器から入力した映像信号を符号化すると共
    に、前記信号切替器に映像信号を選択させる指示を出力
    する共通予備エンコーダと、 前記各映像符号が入力される複数の入力論理ポートを有
    し、配信要求を送出した映像再生端末に配信要求された
    映像符号を出力する制御を実施するビデオポンプと、 任意の映像再生端末からの配信要求を受けて、前記各エ
    ンコーダから選択されたエンコーダに対して出力論理ポ
    ートを指示し、前記ビデオポンプに対して映像信号の出
    力先となる映像再生端末を指示する配信管理部とを備
    え、 前記ビデオポンプは、前記入力側論理ポートに入力され
    る映像符号を常時監視して入力経路の障害を検出する入
    力ポート監視部と、障害が検出された入力側論理ポート
    と該入力側論理ポートに映像符号を出力するエンコーダ
    との対応関係データを出力する入力ポート管理部とをさ
    らに有し、 前記配信管理部は、前記入力ポート監視部が障害を検出
    した場合、前記ビデオポンプからの前記対応関係データ
    を用いて、前記選択されたエンコーダに対して、映像信
    号の送出を停止させ、前記共通予備エンコーダに対し
    て、出力先の入力側論理ポートを指定する指示、およ
    び、前記信号切替器に映像信号を選択させる指示を出力
    することを特徴とするビデオサーバシステム。
  2. 【請求項2】 前記入力ポート管理部は、前記対応関係
    データを、エンコーダ番号と入力側論理ポートを各々蓄
    積項目として有するテーブル形式で保持することを特徴
    とする請求項1に記載のビデオサーバシステム。
  3. 【請求項3】 前記共通予備エンコーダを複数有する場
    合、 前記配信管理部は、前記各指示を出力する前に、未使用
    の共通予備エンコーダを選択する予備エンコーダ管理部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のビ
    デオサーバシステム。
  4. 【請求項4】 前記予備エンコーダ管理部は、共通予備
    エンコーダが使用中であるかあるいは未使用であるかの
    データを、共通予備エンコーダと使用中/未使用を各々
    蓄積項目として有するテーブル形式で保持することを特
    徴とする請求項3に記載のビデオサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記信号切替器は、入力される各映像信
    号から複数の映像信号を選択して出力でき、複数の前記
    共通予備エンコーダに対して選択された映像信号を出力
    することを特徴とする請求項3に記載のビデオサーバシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記配信管理部は、前記共通予備エンコ
    ーダに対して、前記障害が検出された入力側論理ポート
    を出力先として指定する指示を出力することを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載のビデオサーバシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記映像出力源から出力される映像信号
    がビデオ信号であり、前記信号切替器がテレビチューナ
    であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
    ビデオサーバシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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