JP2003163533A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JP2003163533A
JP2003163533A JP2001354655A JP2001354655A JP2003163533A JP 2003163533 A JP2003163533 A JP 2003163533A JP 2001354655 A JP2001354655 A JP 2001354655A JP 2001354655 A JP2001354655 A JP 2001354655A JP 2003163533 A JP2003163533 A JP 2003163533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で指向特性をチルトさせる。 【解決手段】 誘電体製の外部筒体2内に、E面指向性
が外部筒体2の長さ方向と交差するように外部筒体2内
にホイップアンテナ6を設け、外部筒体2内に、ホイッ
プアンテナ6を包囲するように共振リング14が配置さ
れている。共振リング14は、ホイップアンテナ6の電
流分布の最大点から外部筒体2の長さ方向に沿って移動
させた位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナに関し、
特にアンテナの指向特性をチルトさせたものに関する。
【0002】
【従来の技術】E面指向性がほぼ水平になるアンテナで
は、E面指向性を上下方向に傾けることがある。即ち、
E面指向性をチルトさせることがある。これは、電波の
放射源が、アンテナの斜め上方または下方に位置する場
合に、アンテナのE面指向性を電波の放射源側に向ける
ために、わざわざアンテナを傾けて取り付ける必要性を
排除するためである。
【0003】垂直多段型のアンテナであるコリニアアン
テナに、このようなチルトしたE面指向性を持たせる場
合、コリニアアンテナの各アンテナ素子への給電ライン
の長さをそれぞれ異ならせ、位相をずらせることによっ
て行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、垂直多段型の
アンテナには、構造が複雑なものが多いので、各アンテ
ナ素子の給電ラインの長さを異ならせるのには、手間が
かかっていた。また、アンテナには、1つのアンテナ素
子からなるもの、例えばモノポールアンテナがあるが、
このようなアンテナでは、位相をずらせることができな
いので、指向性をチルトさせることができなかった。
【0005】本発明は、1つのアンテナ素子からなるア
ンテナであっても、複数のアンテナ素子からなるアンテ
ナであっても、容易に指向性にチルトを付けることがで
きるアンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナは、誘
電体製の第1の筒状体を有している。第1の筒状体内に
アンテナ素子が設けられている。このアンテナ素子は、
E面指向性が前記第1の筒状体の長さ方向と交差するも
のである。例えば1つのアンテナ素子からなるモノポー
ルアンテナやホイップアンテナとか、複数または単数の
同軸ダイポールアンテナとかを使用することができる。
この他に、ディスコーンアンテナ等も使用することがで
きる。第1の筒状体内に、前記アンテナ素子を包囲する
ように第1の共振リングが配置されている。第1の共振
リングは、アンテナ素子の電流分布の最大点から、第1
の筒状体の長さ方向に沿って移動させた位置に設けられ
ている。
【0007】このように構成したアンテナでは、第1の
誘電体製の筒状体にアンテナ素子を収容しているので、
VSWRが乱れやすい。これを補償するために、アンテ
ナ素子の電流分布の最大点付近に第1の共振リングが設
けられている。この第1の共振リングの設置位置を第1
の筒状体の長さ方向に沿って移動させることによって、
E面指向性にチルトを付けることができる。従って、第
1の共振リングの移動という簡単な操作によって、E面
指向性にチルトを付けることができる。
【0008】第1の共振リングの他に、前記アンテナ素
子の電流分布の最大点付近に、第2の共振リングを設け
ることができる。このように構成した場合、VSWRを
良好にするために第2の共振リングを使用することがで
き、第2の共振リングを移動させることによってチルト
した指向性とすることができる。従って、簡単な操作に
よってE面指向性にチルトを付けることができる上に、
VSWRも良好にすることができる。
【0009】アンテナ素子と第1の筒状体との間に、第
1の筒状体よりも薄肉の誘電体製の第2の筒状体を設け
ることができる。第1共振リングが、金属フィルム製で
あり、第2の筒状体の内周面に接触し、かつ第2の筒状
体の長さ方向に沿って摺動可能に設けられている。
【0010】このように構成すると、所望量だけE面指
向性をチルトさせる場合に、第1共振リングを第2の筒
状体の内周面に接触させて、内周面を第2の筒状体の長
さ方向に沿って摺動させるという簡単な操作を行うだけ
でよい。
【0011】前記アンテナ素子を、第1の筒状体の長さ
方向に沿って配置された多段のアンテナ素子とすること
ができる。この場合、各アンテナ素子に共振リングが設
けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態のアン
テナは、図1に示すように、第1の筒状体、例えばFR
P等の誘電体製の外部筒体2を有している。この外部筒
体2は、肉厚のもので、このアンテナにおいて送受信し
ようとする電波の波長λの約7/10λの外径と、約3
/5λの内径とを有するものである。即ち、約λ/10
の厚みを、外部筒体2は有している。
【0013】この外部筒体2の内部に、第2の筒状体、
例えばFRP等の誘電体製の内部筒体4が設けられてい
る。内部筒体4は、例えば約3/10λの直径を有し、
外部筒体2に比較して薄肉のものである。
【0014】この内部筒体4内に、アンテナ素子、例え
ばホイップアンテナ6が配置されている。このホイップ
アンテナ6は、例えば2.4GHz帯の電波を送受信す
るためのものである。このホイップアンテナ6では、内
部導体4の下端4aに設けられた基台8から同軸線路1
0が、内部筒体4の長さ方向に沿って配置され、その上
端の中心導体に、線状の金属製放射素子6aが、内部筒
体4の長さ方向に沿って配置されている。この放射素子
6aは、例えば直径が約4mm、長さが約33mm
(2.4GHz帯の電波の波長λの約1/4)のもので
ある。
【0015】この中心導体の先端から約2mm下方の位
置に、放射素子6bの上端が外部導体に接続されてい
る。この放射素子6bは、下端が開放された直径が約1
5mm(約0.1λ)の筒状に導体、例えば金属によっ
て形成され、約23mmの長さ、即ち約0.2λの長さ
を有している。この放射素子6bの下端から基台8の上
面までの距離は約200mmに設定されている。同軸線
路10は、内部筒体4の下端4aに設けられたコネクタ
12に接続されている。この1段のホイップアンテナ6
は、カージオイド特性を持つもので、そのE面指向性
が、同軸線路10の長さ方向に垂直な面、即ち水平面内
に位置するものである。
【0016】このホイップアンテナ6は、肉厚の厚い外
部筒体2内に配置されているので、外部筒体2内で反射
を生じやすく、VSWRが悪化しやすい。このVSWR
の悪化を補うために、内部筒体4の内周面に接触して、
共振リング14が配置されている。共振リング14は、
内部筒体4の長さ方向に沿う長さが、約λ/4に相当す
る約32mmに、その直径が約35mm(約0.3λ)
に設定されている。共振リング14は、ホイップアンテ
ナ6の電流分布が最大の点、例えば放射素子6a、6b
の中間点に、共振リング14の中心が位置するように配
置されている。この共振リング14は、金属フィルムに
よって構成されている。
【0017】この共振リング14を、内部筒体4の長さ
方向に沿って上下に移動させることによって、E面指向
性にチルトを持たせることができる。例えば図2(a)
は、図1のアンテナにおいて共振リング14を下方に約
10mm移動させた場合の指向性を示したもので、E面
指向性に約30度の下向きのチルトがかかっている。同
図(b)は、図1のアンテナにおいて共振リング14を
上方に約10mm移動させた場合の指向性を示したもの
で、約10度の上向きのチルトがE面指向性にかかって
いる。
【0018】このように共振リング14の位置を移動さ
せることによって、容易にE面指向性にチルトをかける
ことができる。この共振リング14は、上述したように
金属フィルムを用いたものであり、更に内部筒体4の内
周面に接触させているので、内部筒体4の長さ方向に沿
っての移動が容易であり、チルト特性を変化させる場合
でも容易に行える。しかも、複数段のアンテナの場合に
チルトを付けるために使用される位相差給電を、一段の
アンテナでは使用できず、従来、1段のアンテナの場
合、チルトさせることが困難であったが、共振リング1
4の位置をずらせるという手法の使用によって、一段の
アンテナであっても、チルトを付けることができる。こ
の共振リング14が第1の共振リングに相当する。
【0019】なお、ホイップアンテナ6は、そのカージ
オイド特性を幾分扁平にするために、外部筒体2の中心
よりも幾分一方の壁面側に片寄せて配置され、さらに、
利得を向上させるために内部筒体4と外部筒体2との間
に棒状の反射素子16が複数本、内部筒体4の周囲に沿
って配置されている。18は、外部筒体2の蓋、20は
内部筒体4の蓋である。
【0020】第2の実施の形態のアンテナを図3に示
す。このアンテナは、2段のアンテナ素子6、106を
内部筒体4の長さ方向に沿って配置することによってコ
リニアアンテナとし、反射素子16を除いて、アンテナ
素子6、106を外部筒体2の中心に配置した以外、第
1の実施の形態のアンテナと同様に構成されている。同
等部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
なお、このアンテナは無指向性のものである。
【0021】このアンテナでは、上段のホイップアンテ
ナ6の放射素子6aは、直径が約4mm(約0.03
λ)、長さが約40mm(約0.3λ)に形成されてい
る。放射素子6bは、直径が約15mm(約0.1λ)
で、約23mm(約0.2λ)の長さに形成され、放射
素子6aの下端と放射素子6bの上端との間隔は約3m
mに設定されている。
【0022】下段の同軸ダイポールアンテナ106は、
導体、例えば金属製の放射素子106a、106bを有
している。放射素子106aは、上端が開放され、下端
が閉じられた直径が約15mm(約0.1λ)の円筒状
に形成され、その長さが約23mm(約0.2λ)に設
定されている。放射素子106aの下端が、同軸線路1
0の外部導体に接続されている。放射素子106bは、
上端が閉じられ、下端が開放された直径が約15mm
(約0.1λ)、長さが約23mm(約0.2λ)の円
筒状に形成されている。放射素子106bの上端が、同
軸線路10の外部導体に接続されている。放射素子10
6aの下端と、放射素子106bの上端との間隔は約3
mmに設定されている。この放射素子106bの上端か
ら基台8までの距離は約150mm(約1.2λ)に設
定され、放射素子106aの下端から放射素子6bの上
端までの距離は約170mm(約1.4λ)または約8
5mm(約0.7λ)に設定されている。
【0023】各アンテナ素子6、106の周囲には、共
振リング14、114が配置されている。これら共振リ
ング14、114は、内部筒体4の長さ方向に沿う長さ
が約34mm(約0.3λ)に設定され、それぞれの長
さ方向の中心が、放射素子6a、6bの中間、106
a、106bの中間に位置するように配置されている。
これら共振リング14、114の直径は約35mm(約
0.3λ)に設定されている。このような配置状態から
内部筒体4の長さ方向に沿って上下方向に約7mm摺動
させた場合の特性を図2(c)、(d)に示す。
【0024】図2(c)が下方に共振リング14、11
4を移動させた場合で、約10度下方にE面指向性にチ
ルトがかかっている。図2(d)が上方に共振リング1
4、114を移動させた場合で、約10度上方にE面指
向性にチルトがかかっている。これら共振リング14、
114が第1の共振リングに相当する。
【0025】図4に第3の実施の形態のアンテナを示
す。このアンテナは、3段のアンテナ素子6、106、
206を内部筒体4の長さ方向に沿って配置して、コリ
ニアアンテナを構成した以外、第2の実施の形態のアン
テナと同様に構成されている。同等部分には、同一符号
を付して、その説明を省略する。
【0026】上段のホイップアンテナ6の放射素子6a
は、その長さ寸法が約40mm(約0.3λ)で、放射
素子6bは、その長さ寸法が約23mm(約0.2λ)
である。放射素子6aの下端と放射素子6bとの間隔は
約3mmである。
【0027】中段の同軸ダイポールアンテナ106は、
導体、例えば金属製の放射素子106a、106bを有
している。放射素子106aは、上端が開放され、下端
が閉じられた直径が約15mm(約0.1λ)の筒状体
に形成され、その長さは約23mm(約0.2λ)であ
る。放射素子106aの下端は、同軸線路の外部導体に
接続されている。放射素子106bは、上端が閉じら
れ、下端が開放された直径が約15mm(約0.1λ)
の筒状体に形成され、その長さは約23mm(約0.2
λ)である。放射素子106bの上端は、同軸線路10
の外部導体に接続されている。放射素子106aの下端
と、放射素子106bの上端との間隔は約3mmに設定
されている。
【0028】下段の同軸ダイポールアンテナ206も、
導体、例えば金属製の放射素子206a、206bを有
している。放射素子206aは、上端が開放され、下端
が閉じられた直径が約15mm(約0.1λ)の筒状体
に形成され、その長さは約23mm(約0.2λ)に設
定されている。この放射素子206aの下端が同軸線路
10の外部導体に接続されている。放射素子206b
は、上端が閉じられ、下端が開放された直径が約15m
m(約0.1λ)の筒状体に形成され、その長さは約2
3mm(約0.2λ)に設定されている。放射素子20
6bの上端が同軸線路10の外部導体に接続されてい
る。放射素子106aの下端と放射素子106bの上端
とは、約3mmの間隔をあけて配置されている。
【0029】放射素子206bの上端と基台8との間の
距離が約144mm(約1.1λ)に設定され、放射素
子206aの下端から放射素子106bの上端までの距
離が約85mm(約0.7λ)に設定され、放射素子1
06aの下端から放射素子6bの上端までの距離が約8
5mm(約0.7λ)に設定されている。
【0030】各アンテナ6、106、206の周囲に共
振リング14、114、214が配置されている。これ
ら共振リング14、114、214は、長さ寸法が約3
4mm(約0.3λ)、直径が約35mm(約0.3
λ)の筒状に形成されている。これら共振リング14、
114、214の中心が、各アンテナ6、106、20
6の放射素子6a、6bの中間、106a、106bの
中間、206a、206bの中間にそれぞれ位置するよ
うに配置されている。
【0031】図2(e)、(f)は、図4のアンテナに
おいて、共振リング14、114、214を約20mm
だけ、上方及び下方に移動させた場合の指向特性であ
る。図2(e)は、共振リング14、114、214を
下方に約20mm移動させた場合の指向特性図で、約1
0度下方にE面指向性がチルトされている。同様に、同
図(f)は上方に共振リング14、114、214を約
20mm移動させた場合の指向特性図で、上方に約10
度E面指向性がチルトされている。共振リング14、1
14、214が第1の共振リングに相当する。
【0032】図5に第4の実施形態のアンテナを示す。
この実施の形態のアンテナは、共振リング14を大きく
アンテナ素子6からずらせると、VSWRが悪化する点
を改善したもので、VSWRを小さくするために、放射
素子6a、6bの中間に、共振リング14の中心が位置
するように共振リング14を配置し、チルト特性を持た
せるために、別途、共振リング14aを設けたものであ
る。他の構成は、第1の実施の形態のアンテナと同様で
あるので、同一符号を付して、その説明を省略する。共
振リング14aが、第1の共振リングに相当し、共振リ
ング14が第2の共振リングに相当する。
【0033】この実施の形態では、反射素子6aの長さ
を約33mm(約0.3λ)に、放射素子6bの長さを
約23mm(約0.2λ)に、その直径を約15mm
(約0.1λ)に、それぞれ選択してある。共振リング
14aは、それの長さ寸法を約22mm(約0.2λ)
に、直径を約35mm(約0.3λ)に選択してある。
そして、共振リング14の上端から約41mm(約0.
3λ)上方に、下端が位置するように配置されている。
これは、指向特性を上方にチルトさせるためで、下方に
チルトさせる場合には、共振リング14の下方に共振リ
ング14aを配置する。
【0034】図6は、この実施の形態での指向特性を示
したもので、上方に約20度E面指向性をチルトさせた
特性となっている。
【0035】図7に第5の実施の形態のアンテナを示
す。この実施の形態のアンテナは、第3の実施の形態の
アンテナにおいて、同軸線路10に複数の、例えば3つ
のスペーサ22、24、26を設けたものである。第3
の実施の形態と同等部分には同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0036】スペーサ22は、ホイップアンテナ6の金
属製放射素子6aと放射素子6bとの間の同軸線路10
に設けられている。スペーサ24は、アンテナ素子10
6の放射素子106a、106bの間の同軸線路10に
設けられている。スペーサ26は、アンテナ素子206
の放射素子206a、206bの間の同軸線路10に設
けられている。これらスペーサ22、24、26は、そ
れぞれ同軸線路10と同心に同軸線路10に配置された
絶縁体製の円板状のもので、それらの外周縁部は、共振
リング14、114、214を介して内部筒体4の内周
面に接触している。これらスペーサ22、24、26を
設けたことにより、同軸線路10は、所定の位置に位置
する状態が保持されている。
【0037】上記の各実施の形態では、同軸ダイポール
アンテナを一部に使用したが、これに代えて、モノポー
ルアンテナ素子を使用することもできる。第1及び第4
の実施形態は、1つのアンテナ素子によってカージオイ
ド特性を持つものであるが、1つのアンテナ素子によっ
て、第2及び第3の実施形態のように無指向性とするこ
ともできる。或いは、第2及び第3の実施形態は、多段
のアンテナ素子によって無指向性を持つものであるが、
第1及び第4の実施の形態と同様に多段のアンテナ素子
でカージオイド特性を持つものとすることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、共振リ
ングをずらせるという簡単な構成によって、E面指向性
にチルトを付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のアンテナの縦断面図
である。
【図2】第1乃至第3の実施形態のアンテナの指向特性
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のアンテナの縦断面図
である。
【図4】本発明の第3の実施の形態のアンテナの縦断面
図である。
【図5】本発明の第4の実施形態のアンテナの縦断面図
である。
【図6】図5のアンテナの指向特性図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態のアンテナの縦断面
図である。
【符号の説明】
2 外部筒体(第1の筒状体) 4 内部筒体(第2の筒状体) 6 106 206 アンテナ素子 14 114 214 共振リング(第1の共振リン
グ) 14a 共振リング(第2の共振リング)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 9/32 H01Q 9/32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体製の第1の筒状体と、 E面指向性が前記第1の筒状体の長さ方向と交差するよ
    うに前記第1の筒状体内に設けられたアンテナ素子と、 前記第1の筒状体内に、前記アンテナ素子を包囲するよ
    うに配置され、前記アンテナ素子の電流分布の最大点か
    ら前記第1の筒状体の長さ方向に沿って移動させた位置
    に設けられた第1の共振リングとを、具備するアンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナにおいて、第1
    の共振リングの他に、前記アンテナ素子の電流分布の最
    大点付近に、第2の共振リングを設けたアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    アンテナ素子と第1の筒状体との間に、第1の筒状体よ
    りも薄肉の誘電体製の第2の筒状体が設けられ、第1共
    振リングが、金属フィルム製であり、第2の筒状体の内
    周面に接触し、かつ第2の筒状体の長さ方向に沿って摺
    動可能に設けられているアンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    アンテナ素子が、第1の筒状体の長さ方向に沿って配置
    された多段のアンテナ素子であって、各アンテナ素子に
    前記共振リングが設けられているアンテナ。
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