JP2003163398A - 光増幅装置及びそれを用いた信号光の増幅方法 - Google Patents

光増幅装置及びそれを用いた信号光の増幅方法

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JP2003163398A
JP2003163398A JP2001359532A JP2001359532A JP2003163398A JP 2003163398 A JP2003163398 A JP 2003163398A JP 2001359532 A JP2001359532 A JP 2001359532A JP 2001359532 A JP2001359532 A JP 2001359532A JP 2003163398 A JP2003163398 A JP 2003163398A
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Japan
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signal light
rare earth
temperature
amplification gain
earth element
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English (en)
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Takamasa Yamashita
高雅 山下
実 ▲吉▼田
Minoru Yoshida
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置構成で入力信号パワーが変化して
も波長が相異なる複数の信号光の増幅利得差を小さなも
のに抑制することができる光増幅装置及びそれを用いた
信号光の増幅方法を提供する。 【解決手段】 入力信号光のパワーが変化したとき、信
号光の増幅利得を利得測定装置31で測定して、その情
報から波長が相異なる各信号光の利得のばらつきが最小
になるように、EDF温度制御回路30を通じてEDF
加熱冷却装置21を操作して、EDF14の温度を上昇
又は降下させる。さらに、上記利得の情報から減衰量制
御回路22を通じて可変光アテネータ17の減衰量を変
更し、全波長領域に亘って一律に利得を減衰させて、各
波長の信号光の利得の平均値を所定の値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励起光を発する励
起光源と、該励起光及び波長が相異なる複数の信号光が
入力する希土類元素ドープファイバとを備え、これらの
入力信号光を増幅する光増幅装置及びそれを用いた信号
光の増幅方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光通信システムにおいて、長距
離伝送によって減衰した光信号の増幅には、光信号を直
接増幅する光増幅器が用いられている。光増幅器として
は、エルビウム(Er)やネオジウム(Nd)等の希土
類元素をドープした光ファイバが広く使われていて、そ
のなかでも、エルビウムドープファイバ(以下、EDF
という)が多く用いられている。
【0003】希土類元素ドープファイバによる光増幅の
メカニズムは、信号光と励起光とを該光ファイバに同時
に入力すると、励起光により希土類元素が励起状態にな
り、同時に入力した信号光が通過するときに誘導放出が
生じ、それによって信号光が増幅される、というもので
ある。
【0004】ところで近年、大量の情報を同時にやりと
りするために、波長が相異なる複数の信号光を1本の光
ファイバで同時に送受信する波長多重(WDM)方式の
光通信システムが実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このW
DM方式の信号光を希土類元素ドープ光ファイバによっ
て増幅する場合に、伝送途中でいくつかの波長信号を取
り出したり、あるいは逆に加えたりする等により全体の
入力信号のパワーが変化すると、それによって増幅利得
が変化してしまうが、この増幅利得の変化度合いが波長
によって異なってしまう。このように波長により増幅利
得が異なると、長距離の伝送において増幅器を複数用い
て多段の増幅を行う場合には、波長による利得の差が重
畳されて利得の低い波長の信号光では読みとりエラーが
生じる虞がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡単な装置構成
で入力信号パワーが変化しても波長が相異なる複数の信
号光の増幅利得差を小さなものに抑制することができる
光増幅装置及びそれを用いた信号光の増幅方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、希土類元素ドープファイバの温度を制御して各波
長の信号光の増幅利得を一定とすることにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明は、励起光を
発する励起光源と、該励起光及び波長が相異なる複数の
信号光が入力する希土類元素ドープファイバとを備え、
該希土類元素ドープファイバによりこれらの入力信号光
を増幅する光増幅装置を前提とする。
【0009】そして、上記希土類元素ドープファイバに
より増幅された信号光の増幅利得又は出力パワーをモニ
タするモニタ手段と、上記モニタ手段によりモニタした
上記増幅利得又は出力パワーに基づいて、上記各信号光
の増幅利得のばらつきが最小になるように上記希土類元
素ドープファイバの温度を制御する出力基準温度制御手
段とを備えているものとする。
【0010】ここで、各信号光の増幅利得のばらつきが
最小になるとは、各信号光増幅利得の中での最大と最小
の差が最も小さくなること、或いは、各信号光増幅利得
のばらつきの指標である標準偏差が最小となることであ
る。
【0011】請求項1の発明の構成であれば、入力信号
パワー変動や外的要因等に由来する各波長の信号光毎の
増幅利得又は出力パワー変動をモニタ手段によりモニタ
して、その情報に基づいて波長が相異なる信号光の増幅
利得のばらつきが最小となるように希土類元素ドープフ
ァイバの温度を上昇又は降下させてフィードバックの制
御をするので、簡単な装置構成で容易に各信号光の増幅
利得のばらつきを最小にするように調節することができ
る。
【0012】入力信号光全体のパワーの変動によって変
化する増幅利得の変動は、各波長の増幅利得がランダム
に変動するのではなく、縦軸に増幅利得、横軸に波長を
取ったグラフで表すと、入力信号光全体のパワーの変動
により波長毎の増幅利得は、全体としてその傾きが変化
するものが変動の主体であって、希土類元素ドープファ
イバの温度を変えたときにも、同様な傾き変化を示すた
めに、希土類元素ドープファイバの温度を制御して、各
波長の増幅利得のばらつきを最小とすることができる。
【0013】上記希土類元素ドープファイバとしては、
特に限定されるものではないが、EDF、ネオジウムを
ドープしたネオジウムドープファイバ(NDF)、イッ
テルビウムをドープしたイッテルビウムドープファイバ
(YDF)又はツリウムをドープしたツリウムドープフ
ァイバ(TDF)を用いることができる。また、信号光
の波長範囲も、特に限定されるものではないが、現在W
DM通信で用いられているCバンド(1530〜156
5nm)、Lバンド(1565〜1625nm)及びS
バンド(1460〜1530nm)を挙げることがで
き、その他にもOバンド(1260〜1360nm)、
Eバンド(1360〜1460nm)及びUバンド(1
625〜1675nm)を挙げることができる。
【0014】また、上記モニタ手段とは、例えば、各波
長の信号光の増幅利得やパワー(強度)等、直接的又は
間接的に増幅利得の波長依存性を知ることができる手段
のことであり、上記出力基準温度制御手段とは、モニタ
手段からのモニタ情報を得て、それに基づいて希土類元
素ドープファイバの温度をヒータ等の加熱素子あるいは
ペルチエ素子等の冷却素子によって制御する手段のこと
である。
【0015】次に、請求項2の発明は、励起光を発する
励起光源と、該励起光及び波長が相異なる複数の信号光
が入力する希土類元素ドープファイバとを備え、該希土
類元素ドープファイバによりこれらの入力信号光を増幅
する光増幅装置を前提とする。
【0016】そして、上記希土類元素ドープファイバの
温度を検知するファイバ温度検知手段と、上記入力信号
光の強度をモニタする入力信号光強度モニタ手段と、上
記ファイバ温度検知手段により検知したファイバ温度及
び上記入力信号強度モニタ手段によりモニタした入力信
号強度に基づいて、上記各信号光の増幅利得のばらつき
が最小となるように上記希土類元素ドープファイバの温
度を制御する入力信号光強度基準温度制御手段とを備え
ているものとする。
【0017】請求項2の発明の構成であれば、希土類元
素ドープファイバの温度をファイバ温度検知手段により
検知し、入力信号光の強度を入力信号光強度モニタ手段
によりモニタして、それらの情報に基づいて波長が相異
なる信号光の増幅利得のばらつきが最小となるように希
土類元素ドープファイバの温度を上昇又は降下させて制
御をするので、簡単な装置構成で容易に各信号光の増幅
利得のばらつきを最小にするように調節することができ
る。
【0018】希土類元素ドープファイバや信号光の波長
範囲等に関しては、請求項1の発明と同様である。
【0019】ここで、上記入力信号光強度モニタ手段と
は、各波長の信号光の入力強度(入力パワー)を直接的
あるいは間接的に知ることができる計測及び換算手段の
ことである。上記入力信号光強度基準温度制御手段と
は、入力信号光強度モニタ手段からのモニタ情報を得
て、それに基づいて、例えば、種々の入力信号光強度の
変動に対する増幅利得ばらつきが最小となる最適の温度
条件をメモリ等に格納しておいてこれを用いて、希土類
元素ドープファイバの温度をヒータ等の加熱素子あるい
はペルチエ素子等の冷却素子によって制御する手段のこ
とである。
【0020】次に、請求項3の発明は、励起光を発する
励起光源と、該励起光及び波長が相異なる複数の信号光
が入力する希土類元素ドープファイバとを備え、該希土
類元素ドープファイバによりこれらの入力信号光を増幅
する光増幅装置を用いた信号光の増幅方法を前提とす
る。
【0021】そして、上記希土類元素ドープファイバに
より増幅された信号光の増幅利得又は出力パワーをモニ
タするステップと、上記モニタした増幅利得又は出力パ
ワーに基づいて、上記各信号光の増幅利得のばらつきが
最小となるように上記希土類元素ドープファイバの温度
を制御するステップとを備えているものとする。
【0022】請求項3の発明の増幅方法であれば、信号
光の増幅利得又は出力パワーをモニタするステップと、
該モニタした増幅利得又は出力パワーに基づいて上記各
信号光の増幅利得のばらつきが最小となるように上記希
土類元素ドープファイバの温度を制御するステップと、
を経ることにより、簡単な構成で容易に各信号光の増幅
利得のばらつきを最小にするように制御することができ
る。なお、各ステップの実現手段としては、請求項1に
説明した手段と同様である。
【0023】次に、請求項4の発明は、励起光を発する
励起光源と、該励起光及び波長が相異なる複数の信号光
が入力する希土類元素ドープファイバとを備え、該希土
類元素ドープファイバによりこれらの入力信号光を増幅
する光増幅装置を用いた信号光の増幅方法を前提とす
る。
【0024】そして、上記希土類元素ドープファイバの
温度を検知するステップと、上記入力信号光の強度をモ
ニタするステップと、上記検知した希土類元素ドープフ
ァイバの温度及び上記モニタした入力信号強度に基づい
て、上記各信号光の増幅利得のばらつきが最小となるよ
うに上記希土類元素ドープファイバの温度を制御するス
テップとを備えているものとする。
【0025】請求項4の発明の増幅方法であれば、希土
類元素ドープファイバの温度を検知するステップ及び入
力信号光の強度をモニタするステップと、該検知したフ
ァイバ温度及び該モニタした入力信号強度に基づいて、
上記各信号光の増幅利得のばらつきが最小になるように
上記希土類元素ドープファイバの温度を制御するステッ
プと、を経ることにより、簡単な構成により容易に各信
号光の増幅利得のばらつきを最小にするように制御する
ことができる。なお、各ステップの実現手段としては、
請求項2に説明した手段と同様である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】−第一の実施の形態− 図1に本発明の第一の実施形態に係る光増幅装置10を
示す。この光増幅装置10は、信号光の増幅利得をモニ
タして、それによってEDF14の温度を制御するもの
である。なお、増幅利得を測定するには、入力・出力パ
ワーの双方のモニタが必要であるが、装置を簡素化する
ために端的に出力パワーをモニタする方式であってもよ
い。
【0028】この光増幅装置10では、信号光入力端1
1から信号光出力端18に向かって、第一アイソレータ
12、第一WDMカプラ13、EDF(希土類元素ドー
プファイバ)14とEDF加熱冷却装置21、第二WD
Mカプラ15、第二アイソレータ16、可変光アテネー
タ17及び第三WDMカプラ31が、光信号パスを介し
て直列に接続されており、これがWDM信号の伝搬路を
構成している。また、第一WDMカプラ13には、励起
光源である第一励起レーザダイオード(以下、励起LD
という)13aが、第二WDMカプラ15には、励起光
源である第二励起LD15aがそれぞれ光信号パスを介
して接続されている。そして、第三WDMカプラ31に
は、利得測定装置(モニタ手段)19が光信号パスを介
して接続されており、この利得測定装置19は、EDF
温度制御回路30と減衰量制御回路22とに電気的に接
続されている。このEDF温度制御回路30はEDF加
熱冷却装置21(両者合わせて出力基準温度制御手段)
に、この減衰量制御回路22は可変光アテネータ17
(両者合わせて利得制御手段)に、それぞれ電気的に接
続されている。ここで、上記光信号パスは、光ファイバ
等で構成されている。
【0029】第一及び第二アイソレータ12,16は、
信号光及び励起光が逆向きに伝搬されるのを阻止してそ
れらの損失を抑制するものである。
【0030】第一及び第二WDMカプラ13,15は、
それぞれ第一及び第二励起LD13a,15aからの励
起光を信号光伝搬路に注入してEDF14に入力するも
のであって、本光増幅装置10は双方向励起の装置であ
る。また、第三WDMカプラ31は、出力信号光の一部
(例えば1%)を利得測定装置19に、残部(例えば9
9%)を信号光出力端18に出力するものである。
【0031】EDF14は、コアにエルビウムがドープ
された光ファイバであり、第一及び第二励起LD13
a,15aからの励起光によりエルビウムの電子が励起
し、誘導放出によって入力信号光を増幅する。
【0032】可変光アテネータ17は、出力信号光のパ
ワー(強度)を全波長領域に亘って一律に減衰させ、し
かもその減衰量が可変な装置である。
【0033】第一及び第二励起LD13a,15aは、
EDF14のエルビウムの電子を励起状態にする波長
1.48μmのレーザ励起光を発する。
【0034】EDF加熱冷却装置21は、ヒータ等の加
熱素子とペルチエ素子等の冷却素子とで構成され、ED
F14をそれら二つの素子により挟んでEDF14の温
度を上昇又は降下させる。
【0035】利得測定装置19は、第三WDMカプラ3
1から送られてきた出力信号光の増幅利得を各波長の信
号光毎に測定をし、その結果を電気信号として出力する
ものである。
【0036】EDF温度制御回路30は、利得測定装置
19から送られてきた電気信号である増幅利得情報に基
づいて判断をして、EDF加熱冷却装置21に加熱ある
いは冷却の指示を送るものである。
【0037】減衰量制御回路22は、利得測定装置19
から送られてきた電気信号である増幅利得情報に基づい
て判断をして、可変光アテネータ17に減衰量の変更の
指示を送るものである。
【0038】次に、この光増幅装置10による信号光の
増幅動作について説明する。
【0039】信号光入力端11から信号光が入力する
と、それが第一アイソレータ12を通過した後、第一W
DMカプラ13で第一励起LD13aからの励起光と合
波し、それらが一緒にEDF14に入力する。一方、第
二励起LD15aからの励起光は、第二WDMカプラ1
5を介してEDF14に入力する。EDF14内では、
第一及び第二励起LD13a,15aからの励起光によ
る誘導放出によって、入力した信号光が増幅される。増
幅された信号光は、第二WDMカプラ15及び第二アイ
ソレータ16を介して可変アテネータ17に入力され、
そのまま又は全波長領域に亘って一律に減衰させられ
て、第三WDMカプラ31を通過して信号光出力端18
から出力される。
【0040】次に、EDF14の温度を変更することに
よる増幅利得の制御について説明する。
【0041】図3は、Lバンド(1565〜1625n
m)における信号光の、ファイバ温度を変えていったと
きの波長とEDF14による増幅利得との関係を示すも
のである。ここでは、ファイバ温度20℃のときに波長
が相異なる各信号光の増幅利得のばらつきが最も小さく
なるように、第一及び第二励起LD13a,15aのパ
ワーを調整している。
【0042】このように、20℃のときに増幅利得のば
らつきが最も小さいので、図4に示すように、ファイバ
温度20℃の増幅利得を基準として、ファイバ温度−1
0℃及び70℃のときの増幅利得の基準との差の波長特
性をグラフに表してみると、70℃では1580nm近
辺を境に短波長側に行くに連れ増幅利得が大きくなって
いっており、長波長側に行くに連れ増幅利得が小さくな
っている。逆に、−10℃では、1580nm近辺を境
に短波長側に行くに連れて増幅利得が小さくなっていっ
ており、長波長側に行くに連れて増幅利得が大きくなっ
ている。このことは、70℃と−10℃だけではなく、
図3で示した温度領域において一般的に成り立ってい
る。すなわち、Lバンドにおいては、室温付近におい
て、EDF14の温度が降下すると、1580nm近辺
を境に短波長側に行くに連れて増幅利得が小さくなって
いき、長波長側に行くに連れて増幅利得が大きくなって
いく一方、EDF14の温度が上昇すると、1580n
m近辺を境に短波長側に行くに連れ増幅利得が大きくな
っていき、長波長側に行くに連れ増幅利得が小さくなっ
ている。このようなEDF14の温度の変化に伴う増幅
利得の波長特性変化を利用して、増幅利得の制御を行う
のである。なお、Cバンドにおいては、温度変化による
増幅利得の変化は、Lバンドとは逆であり、例えば温度
上昇により短波長側ほど増幅利得が小さくなり、長波長
側では増幅利得が大きくなる。
【0043】次に、具体的な制御方法について図2に示
すフローチャートに従って説明する。
【0044】スタートして、ステップS1では利得測定
装置19により増幅利得を検知してステップS2に進
む。
【0045】ステップS2では、EDF温度制御回路3
0によって、検知した増幅利得のうち、最短波長の信号
光の増幅利得(以下、PSという)と最長波長の信号光
の増幅利得(以下、PLという)とを比較して、PS>
PLであるか否かを判断する。そして、PS>PLであ
ればステップS3に進み、PS>PLでなければステッ
プS4に進む。
【0046】ステップS3では、EDF加熱冷却装置2
1によって、EDF14を冷却してステップS6に進
む。EDF14を冷却することによって、上述のような
増幅利得の変化によりPSとPLとの差が小さくなる。
【0047】一方、ステップS4では、EDF温度制御
回路30によって、PS<PLであるか否かを判断す
る。PS<PLであればステップS5に進み、PS<P
LでなければステップS6に進む。
【0048】ステップS5では、EDF加熱冷却装置2
1によって、EDF14を加熱してステップS6に進
む。EDF14を加熱することによって、上述のような
増幅利得の変化によりPSとPLとの差が小さくなる。
【0049】ここまでのフローでは、波長による増幅利
得の差の情報を基に、EDF14を加熱あるいは冷却し
て温度を制御して、波長が相異なる各信号光の増幅利得
のばらつきが最小となるようにしている。
【0050】それから、ステップS6では、減衰量制御
回路22によって、予め定められた増幅利得の所定値P
Bと、PS及びPLの平均値を比較して、(PS+P
L)/2>PBであるか否かを判断する。そして、(P
S+PL)/2>PBであればステップS7に進み、
(PS+PL)/2>PBでなければステップS8に進
む。
【0051】ステップS7では、可変光アテネータ17
によって、減衰量を増加させる。このことにより、波長
が相異なる全ての信号光の増幅利得の減衰量が一律に増
やされて、各信号光の増幅利得の平均値が所定の値に近
づく。それからステップS1に戻る。
【0052】ステップS8では、減衰量制御回路22に
よって、(PS+PL)/2<PBであるか否かを判断
する。そして、(PS+PL)/2<PBであればステ
ップS9に進み、(PS+PL)/2<PBではなけれ
ばステップS1に戻る。
【0053】ステップS9では、可変光アテネータ17
によって、減衰量を減少させる。このことにより、波長
が相異なる全ての信号光の増幅利得の減衰量が一律に減
らされて、各信号光の増幅利得の平均値が所定の値に近
づく。それから、ステップS1に戻る。
【0054】ステップS6以下の後半のフローは、波長
が相異なる全ての信号光の増幅利得の平均値を所定の値
に近づけるためのものであって、信号光波長領域では増
幅利得は波長増に従ってほぼ単調増加あるいは単調減少
しているために、このフローでは最短波長の増幅利得P
Sと最長波長の増幅利得PSとの加重平均(PS+P
L)/2により全波長領域での平均を代替して制御した
ものである。
【0055】これまで述べてきたように、本実施形態の
光増幅装置10及びそれを用いた信号光の増幅方法は、
増幅利得をモニタするステップと、モニタされた増幅利
得の情報に基づいてEDF14の温度を制御するステッ
プとを備えていて、それによって、入力信号光のパワー
が変化したときに生じる波長が相異なる信号光間の増幅
利得のばらつきを最小にするので、入力信号光のパワー
変化に対する増幅利得の波長依存の変化を簡単な装置で
効率よく打ち消すことができる。さらに、モニタされた
増幅利得の情報に基づいて、可変光アテネータ17によ
り、信号光の増幅利得を一律に減衰させて制御している
ので、入力信号光のパワーが変化しても信号光の全波長
領域に亘って増幅利得のレベルを常に一定に保つことが
できる。
【0056】−第二の実施の形態− 図7に本発明の第二の実施形態に係る光増幅装置20を
示す。この光増幅装置20は、入力信号光の強度をモニ
タして、それによってEDF14の温度を制御するもの
である。
【0057】この光増幅装置20では、信号光入力端1
1から信号光出力端18に向かって、入力信号光分岐W
DMカプラ33、第一アイソレータ12、第一WDMカ
プラ13、EDF(希土類元素ドープファイバ)14と
EDF加熱冷却装置21、第二WDMカプラ15、第二
アイソレータ16及び可変光アテネータ17が、光信号
パスを介して直列に接続されており、これがWDM信号
の伝搬路を構成している。また、第一WDMカプラ13
には、励起光源である第一励起LD13aが、第二WD
Mカプラ15には、励起光源である第二励起LD15a
がそれぞれ光信号パスを介して接続されている。そし
て、入力信号光分岐WDMカプラ33には、光強度測定
装置(入力信号光強度モニタ手段)29が光信号パスを
介して接続されており、この光強度測定装置29は、入
力信号光基準温度制御回路25と減衰量制御回路22と
に電気的に接続されている。この入力信号光基準温度制
御回路25はEDF加熱冷却装置21(両者合わせて入
力信号光強度基準温度制御手段)及びEDF温度測定器
27(ファイバ温度検知手段)に、この減衰量制御回路
22は可変光アテネータ17(両者合わせて利得制御手
段)に、それぞれ電気的に接続されている。ここで、上
記光信号パスは、光ファイバ等で構成されている。
【0058】上記第一アイソレータ12、第一WDMカ
プラ13等は、それぞれ第一の実施形態と同じであるの
で、第一の実施形態と異なる部分のみを説明する。
【0059】入力信号光分岐WDMカプラ33は、入力
信号光の一部(例えば1%)を取り出して光強度測定装
置29に送り、残部(例えば99%)を第一アイソレー
タ12に送る。
【0060】光強度測定装置29は、入力信号光分岐W
DMカプラ33から送られてきた入力信号光の強度を各
波長の信号光毎に測定をし、その結果を電気信号として
出力するものである。
【0061】EDF温度測定器27は、EDF14の温
度を測定して、その温度情報を電気信号にして入力信号
光基準温度制御回路25及び減衰量制御回路22に出力
するものである。
【0062】入力信号光基準温度制御回路25は、予め
測定された入力信号光強度、EDF14温度及び増幅利
得の関係がメモリーに格納されていて、光強度測定装置
29から送られてきた電気信号である入力信号光強度情
報及びEDF14温度情報に基づいて前記の三者の関係
から判断をして、EDF加熱冷却装置21に加熱あるい
は冷却の指示を送るものである。
【0063】減衰量制御回路22は、光強度測定装置2
9から送られてきた電気信号である入力信号光強度情報
及びEDF温度測定器27から送られてきた電気信号で
あるEDF14温度情報に基づいて判断をして、可変光
アテネータ17に減衰量の変更の指示を送るものであ
る。
【0064】なお、本実施形態の光増幅装置20には、
第一の実施形態と異なり、第三WDMカプラ31、ED
F温度制御回路30及び利得測定装置19はない。
【0065】次に、本実施形態の増幅利得の具体的な制
御方法について図8に示すフローチャートに従って説明
する。
【0066】スタートして、ステップS11では、光強
度測定装置29により入力信号光強度Iを検知してステ
ップS12に進む。
【0067】ステップS12では、EDF温度測定器2
7によりEDF14の温度Tを検知してステップS13
に進む。
【0068】ステップS13では、入力信号光基準温度
制御回路25により、入力信号光強度Iから換算された
波長が相異なる各信号光の増幅利得のばらつきが最小と
なるEDF14の温度と、実際に測定されたEDF14
温度Tとの差f(I,T)が0よりも大きいか否かが判
断され、大きければステップS14に進み、大きくなけ
ればステップS15に進む。
【0069】ステップS14では、EDF加熱冷却装置
21によって、EDF14を冷却してステップS17に
進む。EDF14を冷却することによって、f(I,
T)が0に近づく。
【0070】ステップS15では、入力信号光基準温度
制御回路25により、f(I,T)が0よりも小さいか
否かが判断され、小さければステップS16に進み、小
さくなければステップS17に進む。
【0071】ステップS16では、EDF加熱冷却装置
21によって、EDF14を加熱してステップS17に
進む。EDF14を加熱することによって、f(I,
T)が0に近づく。
【0072】ここまでの前半のフローでは、入力信号光
強度IとEDF14温度Tとを検知して、それらによっ
てEDF14温度を制御することにより、波長が相異な
る各信号光の増幅利得のばらつきが最小になるようにし
ている。
【0073】次に、ステップS17では、EDF温度測
定器27によりEDF14の温度Taを検知してステッ
プS18に進む。
【0074】ステップS18では、減衰量制御回路22
により、入力信号光強度IとEDF14温度Taから換
算された換算利得g(I,Ta)が所定の増幅利得PB
よりも大きいか否かが判断される。大きければステップ
S19に進み、大きくなければステップS20に進む。
【0075】ステップS19では、可変光アテネータ1
7によって、減衰量を増加させる。このことにより、波
長が相異なる全ての信号光の増幅利得の減衰量が一律に
増やされて、各信号光の増幅利得の平均値が所定の値に
近づく。それからステップS11に戻る。
【0076】ステップS20では、減衰量制御回路22
により、g(I,Ta)がPBよりも小さいか否かが判
断される。小さければステップS21に進み、小さくな
ければステップS11に戻る。
【0077】ステップS21では、可変光アテネータ1
7によって、減衰量を減少させる。このことにより、波
長が相異なる全ての信号光の増幅利得の減衰量が一律に
減らされて、各信号光の増幅利得の平均値が所定の値に
近づく。それからステップS11に戻る。
【0078】ステップS17以下の後半のフローは、波
長が相異なる全ての信号光の増幅利得の平均値を所定の
値に近づけるためのものである。
【0079】これまで述べてきたように、本実施形態の
光増幅装置20及びそれを用いた信号光の増幅方法は、
EDF14温度を検知するステップと、入力信号光の強
度をモニタするステップと、検知したEDF14温度及
びモニタした入力信号光強度の情報に基づいてEDF1
4の温度を制御するステップとを備えていて、それによ
って、入力信号光のパワーが変化したときに生じる波長
が相異なる信号光間の増幅利得のばらつきを最小にする
ので、入力信号光のパワー変化に対する増幅利得の波長
依存の変化を簡単な装置で効率よく打ち消すことができ
る。さらに、検知したEDF14温度及びモニタした入
力信号光強度の情報に基づいて、可変光アテネータ17
により、信号光の増幅利得を一律に減衰させて制御して
いるので、入力信号光のパワーが変化しても信号光の全
波長領域に亘って増幅利得のレベルを常に一定に保つこ
とができる。
【0080】−その他の実施の形態− 今まで説明した実施形態は、例であって本発明はこれら
の例に限定されない。例えば、希土類元素ドープファイ
バは、EDF14以外のNDF、YDF又はTDFであ
っても良い。また、希土類元素ドープファイバをシート
上に布線して、それを面接触型の加熱器と冷却器との間
に挟むようにしてもよい。励起LD13a,15aは、
必ずしも二つある必要がなく、信号光と同方向からED
F14に入力される励起LD13a、又はそれとは反対
側からEDF14に入力される励起LD15aのいずれ
か一方だけでも良い。励起光の波長も1.48μm以外
の0.98μmや1.53μm等でも良い。
【0081】また、制御方法も例を示したものであっ
て、ステップの順番を入れ替えたり、別のステップを入
れたり、PSやPL、I、g(I,Ta)等の指標を異
なるものにしたり、或いは一部を省略等しても、EDF
14温度を制御して結果として増幅利得の信号光波長領
域におけるばらつきが最小になれば構わない。
【0082】また、可変光アテネータ17を用いた波長
が相異なる全ての信号光の一律減衰では、減衰量の制御
は全ての信号光の増幅利得を指標にして減衰量を制御し
ても良いし、全信号光の増幅利得の平均値を指標として
も良いし、特定の波長−増幅利得特性に最も近づくよう
に制御しても構わない。また、この減衰制御の代わりに
励起光パワーで調整しても良い。
【0083】また、装置構成においてはアイソレータ等
を除いても構わないし、測定器等の別の光部品を加えて
も構わない。利得測定装置19とEDF温度制御回路3
0とが一体となっていても良いし、これに減衰量制御回
路22も一体化していても良い。光強度測定装置29と
入力信号光基準温度制御回路25とを一体化させても良
いし、さらに減衰量制御回路22を一体化させても構わ
ない。これらの一体化させたものがコントローラとして
働き、図2や図8に示すような制御プログラムが格納さ
れていてもよい。
【0084】また、第二の実施形態において、増幅利得
を検出して、その情報を減衰量制御回路22に送って減
衰量を制御しても構わない。
【0085】
【実施例】図1に示す光増幅装置10により信号光の増
幅を行った。EDF14の濃度条長積は70kppm・
m、信号光入力は−9dBm/chとした。この条件
で、1570〜1598nmの八波(図5参照)をED
F14温度20℃にて入力させて、これらの増幅利得偏
差(ばらつき)が1dBとなるように励起光パワーを調
整した結果、第一励起LD13aは300mW、第二励
起LD15aは150mWの出力となった。
【0086】次に短波長側の四波の信号光を削除して、
長波長側の四波のみを入力したところ、図5に示すよう
に八波のときとは異なり、全体の増幅利得レベルが上が
り且つ波長が長くなるにつれて利得が減少して、増幅利
得偏差が増大した。そこで、図2に示すフローチャート
に従って制御をした。
【0087】まず、波長による増幅利得の差の情報を基
に増幅利得偏差が最小になるようにEDF14の温度を
制御したら、図6に示すように0℃としたときにばらつ
きが最小となった。このままでは、全体の利得レベルが
八波のときよりも大きいので、次に、可変光アテネータ
17によって一律に1.1dB減衰させると、20℃八
波のときとほぼ同じ増幅利得分布となった。
【0088】このように、本発明の装置及び方法を用い
て制御を行うと、入力信号光パワーが大きく変化して
も、各信号光の利得のばらつきを最小にすることができ
る。さらに、全体の利得レベルを入力信号光パワーの変
化前と同じにできる。
【0089】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施されるので、入力信号光のパワーの変化によって生じ
る波長が相異なる信号光の間での増幅利得の差を簡単な
装置で効率よく補償することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る光増幅装置の回
路図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に係る光増幅装置の制
御フローチャート図である。
【図3】励起光のパワーを一定としたときの波長とED
Fの増幅利得との関係を示すグラフ図である。
【図4】ファイバ温度20℃のときのEDFの増幅利得
を基準として、ファイバ温度−10℃及び70℃のそれ
ぞれについての波長及び増幅利得の基準値との差の関係
を示すグラフ図である。
【図5】20℃のEDFに、同じパワーの信号光を四波
入力したときと、八波入力したときの波長と増幅利得と
の関係を示すグラフ図である。
【図6】四波の信号光が入力したときに本発明の第一の
実施形態に係る制御をした場合の波長と増幅利得との関
係を示すグラフ図である。
【図7】本発明の第二の実施形態に係る光増幅装置の回
路図である。
【図8】本発明の第二の実施形態に係る光増幅装置の制
御フローチャート図である。
【符号の説明】
10,20 光増幅装置 13a 第一励起LD 14 EDF(エルビウムドープファイバ) 15a 第二励起LD 19 利得測定装置(モニタ手段) 21 EDF加熱冷却装置 25 入力信号光基準温度制御回路 27 EDF温度測定器(ファイバ温度検知
手段) 29 光強度測定装置 30 EDF温度制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起光を発する励起光源と、該励起光及
    び波長が相異なる複数の信号光が入力する希土類元素ド
    ープファイバとを備え、該希土類元素ドープファイバに
    よりこれらの入力信号光を増幅する光増幅装置であっ
    て、 上記希土類元素ドープファイバにより増幅された信号光
    の増幅利得又は出力パワーをモニタするモニタ手段と、 上記モニタ手段によりモニタした上記増幅利得又は出力
    パワーに基づいて、上記各信号光の増幅利得のばらつき
    が最小となるように上記希土類元素ドープファイバの温
    度を制御する出力基準温度制御手段とを備えていること
    を特徴とする光増幅装置。
  2. 【請求項2】 励起光を発する励起光源と、該励起光及
    び波長が相異なる複数の信号光が入力する希土類元素ド
    ープファイバとを備え、該希土類元素ドープファイバに
    よりこれらの入力信号光を増幅する光増幅装置であっ
    て、 上記希土類元素ドープファイバの温度を検知するファイ
    バ温度検知手段と、 上記入力信号光の強度をモニタする入力信号光強度モニ
    タ手段と、 上記ファイバ温度検知手段により検知したファイバ温度
    及び上記入力信号強度モニタ手段によりモニタした入力
    信号強度に基づいて、上記各信号光の増幅利得のばらつ
    きが最小となるように上記希土類ドープ元素ファイバの
    温度を制御する入力信号光強度基準温度制御手段とを備
    えていることを特徴とする光増幅装置。
  3. 【請求項3】 励起光を発する励起光源と、該励起光及
    び波長が相異なる複数の信号光が入力する希土類元素ド
    ープファイバとを備え、該希土類元素ドープファイバに
    よりこれらの入力信号光を増幅する光増幅装置を用いた
    信号光の増幅方法であって、 上記希土類元素ドープファイバにより増幅された信号光
    の増幅利得又は出力パワーをモニタするステップと、 上記モニタした増幅利得又は出力パワーに基づいて、上
    記各信号光の増幅利得のばらつきが最小となるように上
    記希土類元素ドープファイバの温度を制御するステップ
    とを備えていることを特徴とする信号光の増幅方法。
  4. 【請求項4】 励起光を発する励起光源と、該励起光及
    び波長が相異なる複数の信号光が入力する希土類元素ド
    ープファイバとを備え、該希土類元素ドープファイバに
    よりこれらの入力信号光を増幅する光増幅装置を用いた
    信号光の増幅方法であって、 上記希土類元素ドープファイバの温度を検知するステッ
    プと、 上記入力信号光の強度をモニタするステップと、 上記検知した希土類元素ドープファイバの温度及び上記
    モニタした入力信号強度に基づいて、上記各信号光の増
    幅利得のばらつきが最小となるように上記希土類ドープ
    元素ファイバの温度を制御するステップとを備えている
    ことを特徴とする信号光の増幅方法。
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