JP2003162646A - コンタクトレンズリテールサポート装置 - Google Patents

コンタクトレンズリテールサポート装置

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JP2003162646A
JP2003162646A JP2001401726A JP2001401726A JP2003162646A JP 2003162646 A JP2003162646 A JP 2003162646A JP 2001401726 A JP2001401726 A JP 2001401726A JP 2001401726 A JP2001401726 A JP 2001401726A JP 2003162646 A JP2003162646 A JP 2003162646A
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contact lens
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Hiroki Tanabe
博樹 田邊
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YUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い捨てコンタクトレンズの販売方法を標準化
するとともに、効果的な販売店支援のツールとなるコン
タクトレンズリテールサポート装置とすること。 【解決手段】少なくとも、販売の可否を判定する判定手
段と、顧客が希望する商品の上市状況および在庫状況を
在庫記憶手段と商品記憶手段のデータに基づいて照会す
る照会手段と、演算手段と、小売業者と卸売業者との間
で情報授受を行う情報交換手段を具備したコンタクトレ
ンズリテールサポート装置とすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
販売店における販売手法の標準化、および販売店運営の
効率化を実現することを目的とした情報処理技術分野に
属するものである。
【0002】
【従来の技術】視力矯正具として、眼鏡とともにコンタ
クトレンズが一般的に使用されている。コンタクトレン
ズは眼球に密着させて使用するため、その購入に際して
は眼科医の診断が必要である。コンタクトレンズを眼科
医において購入するには、まず窓口の受付においてその
旨を伝え、問診票を記入する。次に視力検査等の検査を
行い、検査量を支払う。視力検査の結果にあわせて眼科
医が適切な規格のコンタクトレンズを選定し、同眼科医
の窓口で購入することになる。このような手順では、コ
ンタクトレンズ購入に当たって1〜2時間もの待ち時間
が発生し、不便極まりない状況となっており、初回購入
時のみならず継続購入の場合も同様の手順が必要であっ
た。コンタクトレンズを購入する際は、初回を除くと紛
失や破損などといった不測の事態によることが多く、自
分が使用している規格品を即時購入できることが望まし
い。視力が矯正されない状況での日常的活動は不便であ
ることは勿論、大きな危険も伴うからである。また、特
にビジネスマンなどの場合には、コンタクトレンズの破
損、紛失などの不測の事態が発生しても、日常業務の中
で、1〜2時間もの時間を捻出することは極めて困難で
あるからである。
【0003】このようなニーズから、近年では使い捨て
コンタクトレンズが普及し、市場規模も順調に拡大しつ
つある。使い捨てコンタクトレンズは、視力範囲を予め
90段階程度に分割して標準化されたもので、処方箋を
有していると、眼科医以外にも薬局や薬店で購入するこ
とが出来るものである。低廉で使い勝手も劣らないこと
から、市場において好評を博している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、薬局・薬店
における使い捨てコンタクトレンズの取り扱いについて
は、種々の問題点がある。先ず、顧客の安全の確保であ
る。前述のように、使い捨てコンタクトレンズの購買希
望者は、眼科医での購入が時間的に面倒であることや紛
失や破損といった不測の事態ゆえに即時購入を希望し、
店舗を訪れる場合が多い。この場合、初めてコンタクト
レンズ使用を試みようとする、あるいは視力低下が進行
している、さらには眼病等を過去に患ったか現在患って
いるなど、さまざまな状況の顧客が想定される。このよ
うな顧客に対しては、眼科医の発行する処方箋を有して
いない限り、使い捨てコンタクトレンズを販売すること
は出来ない。あくまで、眼科医の発行する処方箋を有し
ているか、有していない場合は不具合の発生がなく且つ
継続購入が明らかな顧客を対象として販売すべきもので
ある。これは、これらの条件を満たさない限り、装着に
よって何らかの不具合が想定されるからである。従っ
て、販売店員はこれらの点について来店時に対話形式に
よる確認等を通して注意を喚起するとともに、顧客への
安全確保に努めている。
【0005】しかし、顧客は前述の理由から、即時購入
を希望している場合が多く、尚且つ視力の低下という軽
視してしまいがちな症状から、販売店員の注意喚起にも
かかわらず、半ば強引に購入を求めることも多々発生し
ている。仮に販売店員が、所定の条件を満たしていなけ
れば販売できない旨を伝えたとしても、顧客側では自身
がその条件を満たしていなくとも、即時購入を望むがあ
まり、満たしているかのように虚偽の報告を行い、半ば
強引に購入してしまうような場合がある。このような場
合でも、購入したコンタクトレンズで何らかの不具合が
発生した場合には販売店としての責任が追及されること
にもなり、円滑な販売活動が行われなくなるというリス
クが伴うのである。使い捨てコンタクトレンズは一般流
通に乗せて販売される商品であり、少しでも多くの販売
店、すなわち薬局・薬店の販売チャネルを持つことが好
ましいが、このような問題点は販売店側の心理的負担と
なることから、トラブルに発展する可能性のあるこのよ
うな要因は、販売面で大きなマイナスとなってしまう。
【0006】次に在庫管理の問題があげられる。使い捨
てコンタクトレンズはその品種が多く、個々の顧客に対
して店頭における即納体制を維持しなけば、顧客吸引力
が低下し、売上の低下につながることになる。使い捨て
コンタクトレンズは視力に応じて30段階程度に標準化
されており、販売店の商圏内の見込みあるいは固定顧客
の視力分布に応じた品揃えとすることが、店頭在庫の適
正化のためには不可避の経営要素となる。さらに、眼科
医の処方箋持参で購入を希望する場合は、同じ顧客でも
視力低下が進行している場合もあり、どのような商品ミ
ックスにより在庫を揃えればよいかが重要となる。従っ
て、画一的な需要予測による在庫計画では、在庫量の過
不足が発生しやすく、即時購入という使い捨てコンタク
トレンズの持つ利便性を大きく損なうことになる。
【0007】このように、使い捨てコンタクトレンズを
販売しても良いか否かの適否判断を行いつつ、不確定要
素として変動することが十分想定される販売店商圏内顧
客の視力分布等にリンクした適性在庫を維持しなければ
ならず、高度な販売店経営の手法が望まれるところであ
る。
【0008】このような販売店への経営ノウハウの提供
は、卸売業者が行うことが望ましい。卸売業者はメーカ
ーと販売店の間、つまりサプライチェーンの中間に位置
しているため、メーカーの生産開発動向や販売店の売れ
筋商品情報などが集約化しやすいからである。従って、
使い捨てコンタクトレンズに関しては、これまで述べた
その商品属性から、卸売業業者が販売店支援、すなわち
リテールサポート活動の一環として取り組むことが最も
効率的であると言える。しかし、これまでは各販売店単
位で運営されており、適正なリテールサポートシステム
は無かった。そこで本発明者は上記課題に鑑み、使い捨
てコンタクトレンズの販売方法を標準化することで上記
課題を解決し、且つ効果的な販売店支援のツールとなる
コンタクトレンズリテールサポート装置を案出するに至
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、小売業者側
においては、来店顧客について少なくとも既使用コンタ
クトレンズパッケージ上の商品コードを読み取ることに
より販売の可否を判定する判定手段と、顧客が希望する
商品の上市状況および在庫状況を在庫記憶手段と商品記
憶手段のデータに基づいて照会する照会手段と、判定作
業および照会作業を行うとともに顧客からの要求納期の
有無によって照会結果に基づいた納期を確定する演算手
段と、卸売業者との間で情報授受を行う情報交換手段
を、卸売業者側においては、小売業者からの照会情報に
対して商品の上市状況および自社の在庫状況を在庫記憶
手段と商品記憶手段のデータに基づいて照合する照合手
段と、在庫の入出庫および商品の新規上市と陳腐化情報
に基づいて在庫記憶手段と商品記憶手段のデータを更新
する更新手段と、照合作業および更新作業を行う演算手
段と、小売業者との間で情報授受を行う情報交換手段
と、照合作業の結果に基づいて商品の送品帳票を作成す
る送品帳票作成手段を具備したコンタクトレンズリテー
ルサポート装置とすることで解決できる。
【0010】判定手段が、顧客自身によって店頭におい
て記入された調査票の記載データを参照することによっ
て判定作業を行うこと、調査票が、少なくともコンタク
ト経験有無の真偽、現在の見え方、眼病経験有無の真
偽、薬使用有無の真偽の項目を含むことがより好ましい
解決手段となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1には本発明装置のブロック図
を、図2には同装置において処理される作業フローを示
している。本発明のリテールサポート装置は、小売業者
側として、来店顧客について少なくとも既使用コンタク
トレンズパッケージ上の商品コードを読み取ることによ
り販売の可否を判定する判定手段と、顧客が希望する商
品の上市状況および在庫状況を在庫記憶手段と商品記憶
手段のデータに基づいて照会する照会手段と、判定作業
および照会作業を行うとともに顧客からの要求納期の有
無によって照会結果に基づいた納期を確定する演算手段
と、卸売業者との間で情報授受を行う情報交換手段を有
している。また卸売業者側においては、小売業者からの
照会情報に対して商品の上市状況および自社の在庫状況
を在庫記憶手段と商品記憶手段のデータに基づいて照合
する照合手段と、在庫の入出庫および商品の新規上市と
陳腐化情報に基づいて在庫記憶手段と商品記憶手段のデ
ータを更新する更新手段と、照合作業および更新作業を
行う演算手段と、小売業者との間で情報授受を行う情報
交換手段と、照合作業の結果に基づいて商品の送品帳票
を作成する送品帳票作成手段を有している。
【0012】先ず小売業者側から説明する。判定手段
は、来店者に対して販売の可否を判定するものであり、
既使用コンタクトレンズパッケージを所有しているか否
かがその基本的な判定基準となる。このためには、例え
ばバーコードリーダーにより、パッケージに印刷または
貼付されているバーコードを読み込むなどの方法が採ら
れる。ここで読み取られた商品情報は、そのまま継続購
入対象商品となるので、当該製品が生産中止になってお
らずに確実に入手できるか否かなど、対象商品の上市状
況を確認するため、商品記憶手段のデータと比較され
る。対象商品が確実に上市されていることが判明した
ら、その在庫状況が、在庫記憶手段の情報と比較され
る。顧客の要求に対するこれら商品情報と在庫情報との
比較検証が、照会手段によって行われる。これらによ
り、来店した顧客が商品の購買資格を有しているか否
か、および資格を有しているとすれば、希望する商品の
在庫状況をどのようになっているかが判明することにな
る。
【0013】これらが明らかになると、商品の納期を明
らかにする。これは、小売店の店頭で商品を渡す場合
と、万が一小売店に在庫が無い場合に卸売業者から商品
を直送する場合があるからである。このいずれかによっ
て納期が変わることになる。納期の確認は顧客との対話
によってなされ、上記照会結果に基づいて確定納期が決
定される。確定納期の最終的な決定は演算手段によって
行われる。商品や在庫状況の確認は、情報交換手段を用
いて卸売業者との間でEDIによって行われる。
【0014】一方、卸売り業者側においても、小売業者
側からの打診情報に基づく種々の作業が必要となる。小
売業者からは商品の上市情報や在庫情報が打診されて来
るので、これらの照会情報に対して、在庫記憶手段と商
品記憶手段のデータに基づいて照合手段によって確認が
採られる。また卸売業者側のこれら情報は常に最新の状
態に維持しておく必要があり、更新手段によって、在庫
記憶手段と商品記憶手段のデータが更新される。この更
新は外部とのEDI、手入力の別は問わないものであ
る。そしてこれら照合や更新は、リアルタイムに必要に
応じて演算手段によって実行される。商品や在庫の照会
など小売業者との情報交換は、情報交換手段によって行
われる。
【0015】小売業者との情報交換の結果、卸売業者か
ら小売業者または顧客に対して商品を発送する必要が当
然出てくるので、送品帳票作成手段によって送品伝票が
作成される。このときには、照会があった小売業者名や
対象商品などの必要情報は自動的に処理される。
【0016】上記一連の処理のうち、販売可否の判定が
最も不確定要素が大きいと言えるが、この一連の処理
は、図2のフローの内容でアルゴリズムとして本装置に
組み込まれている。以下にこのフローについて説明す
る。なお、フローの各ステップは、販売員と来店者との
間の会話に基づいて入力される場合と、図1に示したよ
うにOCRやバーコードリーダーから入力される場合が
ある。
【0017】先ず来店顧客に対して、その店舗への来店
が初めてか否かを確認する。初めての場合は顧客登録が
行われていないので、使い捨てコンタクトレンズを連続
して3ヶ月使用しているか否かを確認する。していれ
ば、さらに使用中の商品のパッケージを提示させるか、
処方箋の有無を確認する。3ヶ月連続使用していない場
合は、眼科医に出向く旨を伝えて販売を断る。3ヶ月連
続使用していて、使用中商品のパッケージを持参してい
ない場合は、自宅等にパッケージを所有しているか否か
を確認する。所有していれば、次回来店する旨を伝えて
販売を断る。自宅にパッケージが無い場合は、眼科医へ
出向く旨を伝える。
【0018】これとは逆にリピート顧客の場合は、使用
中商品のパッケージまたは処方箋を確認する。どちらか
を持参していることが必須である。どちらも持参してい
ない場合は次回受付とする。なおこのときには、別途発
行する会員証なども参照される。より確実に本人かどう
かを確認できるからである。持参している場合は、その
パッケージを確認する。商品パッケージの確認の際に
は、正確を期すためにパッケージのバーコードをバーコ
ードリーダーで読み込む。商品パッケージの認識は初回
来店の場合も同じであり、この場合は新規顧客登録のデ
ータとなる。
【0018】いずれの場合でもパッケージを持参してい
れば、同等品を販売することになるので、次の段階に進
む。パッケージの持参が確認できると、次にレンズを変
更する意思があるか否かを確認する。レンズ交換の意思
がある場合には眼科医に出向く旨を伝えて販売を断る。
新たな処方箋が必要だからである。レンズ交換を行わな
い場合には販売対象になるので、次のステップへと進
む。
【0019】次に価格と標準的な納期の提示を行い、同
意できない場合は販売を断る。同意できれば次のステッ
プへと進む。価格と納期の同意、確認が出来れば、次に
カルテと称する調査票の記入へと移る。カルテの記載内
容が全て問題無ければ、納期の設定に入る。問題あれ
ば、確認作業へと移る。カルテの記載内容はOCRなど
の光学読取装置によって読み取られると共にデータ化さ
れる。記載内容の確認フローは、例えば次のようにな
る。 コンタクトレンズ使用経験が本当にあるか否かの確
認を行う。経験が無けば販売を断り、経験がある場合
は、次に進む。 装着時の見え方に不良か否かの確認を行う。不良で
あるとした場合、その見え方に困っているか否かの確認
に移る。不良でないとした場合、眼病経験の有無確認へ
と移る。 見え方が不良で且つ困っている場合は、眼科医を訪
ねる旨を伝え、販売を断る。困っていない場合は、購入
了解の署名をカルテ内に記入してもらう。 見え方が不良でない場合は、眼病経験の有無を確認
する。眼病経験があるとした場合は、それが完治済みか
否かの確認に移る。無い場合は、薬を服用中か否かの確
認に移る。 眼病経験有りで且つ完治していない場合は、販売で
きない旨を伝え、販売を断る。完治している場合は、薬
を服用中か否かの確認へと移る。 薬を服用していなければ納期確認へ移り、服用して
いる場合は、その薬が眼科の処方薬か否かを確認する。 眼科の処方薬の場合はコンタクトレンズ着用の可否
が不明であるので、眼科医に出向く旨を伝え、販売を断
る。眼科医の処方薬でない場合は市販薬であるから販売
可能であり、納期の確認へと移る。 納期確認は、納期の指定の有無によりその内容が異
なり、納期指定がある場合には希望納期での手配とな
り、無い場合は一律3日など、一定の納期が設定され
る。納期指定の次には、送り先指定に移る。 送り先も納期の場合と同様、送り先指定の無い場合
は店頭渡しとなり、ある場合は別途確認ということにな
る。 このようにして納期と対象商品およびその数量が確定す
ると、店頭在庫として有しているものは小売業者から販
売され、店頭在庫が無いものについては卸売業者から小
売業者または顧客に直接発送される。ここでも納期短縮
の効果を発揮できる。この発送に伴う伝票や送り状など
の帳票類は、送品帳票作成手段によって発行される。送
品帳票の発行データも、他のすべてのデータとリンクし
ていることは言うまでもない。
【0020】このような流れにより、小売業者の店頭に
おいて安全に使い捨てコンタクトレンズを使用できる顧
客のみを確実に選別できる。そしてこれらの一連の処理
は、コンピュータによる電子処理およびそのデータに基
づいているので、複数の小売業者間でばらつくことが無
いため、顧客満足を損ねることが無い。これは、店舗へ
の認知というよりも、小売業者の販売員の態度を、コン
タクトレンズという専門性の高い商品自体の品質として
顧客が認知するからである。このような一連の処理は図
1における判定手段および演算手段によって行われ、す
べて履歴データとして顧客記憶手段に蓄えられる。従っ
て、継続購入する顧客に対しては、誤った商品を販売し
てしまうことも無い。また小売業者側のこのような一連
の情報は卸売業者側と共有される。
【0021】小売業者と卸売業者との間の情報の共有
は、サプライチェーンにおける情報の偏りであるブルウ
ィップ効果の防止につながり、卸売業者と小売業者双方
の経営効率化につながるのである。さらに、演算手段に
よって顧客情報と商品情報およびそれらに購買時の判定
プロセスを加味してデータ間イニングを行うことも可能
である。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の装置に
よれば、使い捨てコンタクトレンズの販売に際して、店
頭における即時購入であっても安全性を確実に維持しな
がら、販売員によるばらつきも防止しつつ効率的な販売
活動を行うことができる。この点は、顧客が求めるニー
ズの中で極めて大きいウエイトを占めるので、小売業者
にとっては大幅な店舗力の向上につながる。カルテによ
る自己申告データに基づいて店頭における購買活動が行
われることから、購入後のトラブルも防止できる。ま
た、卸売業者と小売業者との間で在庫情報や商品情報が
リアルタイムに共有できるので、両者の在庫量が過不足
無く適正化できるとともに、売れ筋商品の把握など、メ
ーカーにとって有益な情報を得ることができる。さらに
データマイニング等の手法により、小売業者の立地や商
圏の違いによる商品構成の違いなど、メーカーに始まり
小売業者で終わる使い捨てコンタクトレンズのサプライ
チェーンにおいて、最適な商品ミックス戦略のための情
報源となり得るものである。本装置は、パーソナルコン
ピュータレベルで構築することができるので、上記卸売
業者との情報交換は、そのままPOSシステムやEOS
システムとして機能することになり、インストアマーチ
ャンダイジングのツールとしても有効である。このよう
な本装置は
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図を表す説明図
【図2】本装置において処理される作業フローを示す説
明図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小売業者側においては、来店顧客について
    少なくとも既使用コンタクトレンズパッケージ上の商品
    コードを読み取ることにより販売の可否を判定する判定
    手段と、顧客が希望する商品の上市状況および在庫状況
    を在庫記憶手段と商品記憶手段のデータに基づいて照会
    する照会手段と、判定作業および照会作業を行うととも
    に顧客からの要求納期の有無によって照会結果に基づい
    た納期を確定する演算手段と、卸売業者との間で情報授
    受を行う情報交換手段を、 卸売業者側においては、小売業者からの照会情報に対し
    て商品の上市状況および自社の在庫状況を在庫記憶手段
    と商品記憶手段のデータに基づいて照合する照合手段
    と、在庫の入出庫および商品の新規上市と陳腐化情報に
    基づいて在庫記憶手段と商品記憶手段のデータを更新す
    る更新手段と、照合作業および更新作業を行う演算手段
    と、小売業者との間で情報授受を行う情報交換手段と、
    照合作業の結果に基づいて商品の送品帳票を作成する送
    品帳票作成手段を具備したコンタクトレンズリテールサ
    ポート装置。
  2. 【請求項2】判定手段が、顧客自身によって店頭におい
    て記入された調査票の記載データを参照することによっ
    て判定作業を行う、請求項1記載のコンタクトレンズリ
    テールサポート装置。
  3. 【請求項3】調査票が、少なくともコンタクト経験有無
    の真偽、現在の見え方、眼病経験有無の真偽、薬使用有
    無の真偽の項目を含む請求項2記載のコンタクトレンズ
    リテールサポート装置。
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