JP2003161895A - 全反射光スイッチ - Google Patents

全反射光スイッチ

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JP2003161895A
JP2003161895A JP2002269680A JP2002269680A JP2003161895A JP 2003161895 A JP2003161895 A JP 2003161895A JP 2002269680 A JP2002269680 A JP 2002269680A JP 2002269680 A JP2002269680 A JP 2002269680A JP 2003161895 A JP2003161895 A JP 2003161895A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】迅速に且つ従来の技術の交差点スイッチよりも
わずかな電力によってスイッチ動作することができる、
光交差点スイッチを提供する。 【解決手段】光スイッチは、基板(427)及び平面状
の導波回路(425)を含み、トレンチ(402)を形
成する。トレンチの一部に交差して、第1の導波路(4
21)、第2の導波路(423)及び第3の導波路(4
22)が形成される。インデックス整合材料が交差位置
に存在するときに、第1の導波路を横断する光は、第2
の導波路に侵入するが、他の場合には、反射されて第3
の導波路(422)に導かれる。作業流体(406)を
収容するトレンチ領域の導波路との交差位置近傍には、
インデックス整合液(404)が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチに関
し、且つさらに特定すれば、改善された交差点スイッチ
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】 米国特許第5,204,921号明細
【特許文献2】 米国特許第5,699,462号明細
【0003】光ファイバは、電子経路よりも著しく高い
データ速度を提供する。しかしながら光信号経路に固有
の広い帯域幅の効果的な利用は、光学的な交差接続スイ
ッチを必要とする。典型的な通信環境において、信号
は、光ファイバの間において電気的な交差接続スイッチ
を利用してスイッチされる。光信号は、第1に電気信号
に変換される。電気信号がスイッチされた後に、信号は
再び光信号に逆変換され、これらの信号が、光ファイバ
を介して伝送される。高いスループットを達成するため
に、電気交差接続スイッチは、高度に並列且つ高度にコ
ストをかけてスイッチ装置を利用する。しかしながら、
このような並列アーキテクチャによってさえ、交差接続
スイッチはいぜんとして障害である。
【0004】多数の光交差接続スイッチが提案されてい
るが、これらのうちいずれも、高価でなく信頼性を有す
る光交差接続スイッチに対する要求を満たしていない。
光交差接続スイッチの1つのクラスは、スイッチを行な
うために波長分割多重化(WDM)に依存している。し
かしながらこのタイプのシステムは、スイッチされる光
信号が異なった波長を有することを必要とする。光信号
がすべて同じ波長にあるシステムにおいて、このタイプ
のシステムは、信号を所望の波長に変換し、スイッチ
し、且つそれから当初の波長に再変換することを必要と
する。この変換プロセスは、システムを複雑化し、且つ
コストを上昇する。
【0005】第2のタイプの光交差接続スイッチは、内
部全反射(TIR)スイッチ素子を利用する。TIR素
子は、スイッチ可能な境界を有する導波路からなる。光
は、所定の角度で境界に当たる。第1の状態において、
境界は、実質的に異なった屈折率を有する2つの領域を
分離している。この状態において光は、境界から反射さ
れ、したがって方向を変化する。第2の状態において、
境界によって分離された2つの領域は、同じ屈折率を有
し、且つ光は、境界を通って直線内に継続する。方向変
化の程度は、2つの領域の屈折率の差に依存する。方向
の大きな変化を得るために、境界の後の領域は、導波路
のものに等しい屈折率と導波路のものから著しく異なっ
た屈折率との間においてスイッチ可能でなければならな
い。
【0006】屈折率の大きな変化を提供する従来の技術
のTIR素子の1つのクラスは、境界の後の材料を機械
的に変化することによって動作する。例えばカナイらに
よる米国特許第5,204,921号明細書は、導波路
における交差点のアレイに基づく光交差接続を記載して
いる。それぞれの交差点における溝は、溝がインデック
ス整合オイルによって満たされているかどうかに依存し
て、スイッチ“オン”又は“オフ”することができる。
インデックス整合オイルは、導波路のものに近い屈折率
を有する。導波路を通して伝送される光信号は、溝が整
合オイルによって満たされているときに、交差点を透過
するが、溝が空のとき、信号は、全反射によって交差点
においてその方向を変更する。交差点スイッチ装置を変
化するために、溝は満たされ、又は空にされなければな
らない。この特許において教えられたシステムにおい
て、“ロボット”が溝を満たし且つ空にする。このタイ
プのスイッチは、興味ある多くの用途にとってあまりに
も遅すぎる。
【0007】このタイプのTIR素子の一層早い変形
は、これにより引用によってここに組込まれる米国特許
第5,699,462号明細書に示されている。この特
許に開示されたTIR素子は、第1の光導波路と第2の
光導波路との交差点におけるギャップから液体を排斥す
るために、熱活性化を利用する。このタイプのTIR素
子において、トレンチが導波路を通って切られている。
トレンチは、インデックス整合液によって満たされてい
る。局所的なヒータによってインデックス整合液を加熱
することによって、交差点に泡が発生される。泡は、反
射から透過状態へ交差点をスイッチするために、交差点
から除去しなければならず、且つこのようにして出力光
信号の方向を変化する。
【0008】泡が、空気のように凝縮不可能なガスを含
む場合、ヒータを遮断したときに、つぶすことはあまり
に長くかかりすぎる。このことは、高速サイクル時間を
必要とする用途にとって許容できない。このようなガス
の泡は、これを一方の側に動かすために泡に力を加える
ことによって、交差点から除去することができる。しか
しながら泡全体の移動は、低速であり、且つ多くの電力
を必要とする。加えて交差点から除去される泡に置き換
えるために新しい泡を作り出すことは、追加的な電力を
消費する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故に必要なこと
は、迅速に且つ従来の技術の交差点スイッチよりもわず
かな電力によってスイッチ動作することができる、光交
差点スイッチである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板、平面状
の導波回路、インデックス整合液、作業流体及び排斥装
置からなる光スイッチを提供する。平面状の導波回路は
基板によって支持されている。平面状の導波回路及び基
板は、一緒になって第1のトレンチ領域及び第1のトレ
ンチ領域に隣接する第2のトレンチ領域を含むトレンチ
を定義している。第2のトレンチ領域は、第1のトレン
チ領域より大きな幅を有する。平面状の導波回路は、第
1の導波路及び第2の導波路を含む。導波路は、第1の
トレンチ領域において交差し、且つインデックス整合材
料が第1のトレンチ領域に存在するときに、第1の導波
路を横断する光が第2の導波路に侵入し、且つさもなけ
れば、前記第1のトレンチ領域によって反射されるよう
に、配置されている。インデックス整合液は、第1のト
レンチ領域の少なくとも一部に配置されている。作業流
体は、第2のトレンチ領域に配置されている。排斥装置
は、第2のトレンチ領域に結合されており、且つ導波路
の間にインデックス整合液を挿入するように、第1のト
レンチ領域内に作業流体の一部を排斥するためのもので
ある。
【0011】インデックス整合液は、追加的に第2のト
レンチ領域に配置してもよく、且つ追加的に作業流体と
して使うことができる。
【0012】平面状の導波路は、追加的にトレンチにお
いて終る端部を有する第3の導波路を含むことができ、
且つ第1のトレンチ領域にインデックス整合媒体が存在
しないとき、第1の導波路を横断する光が第3の導波路
に侵入するように、第3の導波路が配置されている。
【0013】トレンチは、追加的に第1のトレンチ領域
に隣接し且つ第2のトレンチ領域から離れた第3のトレ
ンチ領域を含む。第3のトレンチ領域は、第1のトレン
チ領域より大きな幅を有する。作業流体は、追加的に第
3のトレンチ領域内に配置されている。作業流体及びイ
ンデックス整合液は、トレンチ領域内に追加的に低屈折
率の材料の泡が存在するように、第1のトレンチ領域を
部分的に満たしている。排斥装置は、追加的に第3のト
レンチ領域に結合されている。排斥装置は、導波路の間
にインデックス整合液を挿入するように第2のトレンチ
領域から作業流体の一部を排斥するためのものであり、
且つ追加的に導波路の間に泡を挿入するように第3のト
レンチ領域から作業流体の一部を排斥するためのもので
ある。
【0014】インデックス整合液は、追加的に第2のト
レンチ領域及び第3のトレンチ領域に配置してもよく、
且つ追加的に作業流体として使ってもよい。
【0015】インデックス整合液が導波路の間に挿入さ
れているとき、及び泡が導波路の間に挿入されていると
き、光スイッチは、追加的に第1のトレンチ領域の長さ
に沿って、泡の表面の位置に相当する位置に配置された
収縮部を含む。
【0016】光スイッチは、追加的に第2のトレンチ領
域と第3のトレンチ領域とを相互接続する平衡通路を含
み、この平衡通路は、第1のトレンチ領域よりも実質的
に大きな液圧抵抗を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、その2つのスイッチ状
態のそれぞれにおける従来の技術の交差点スイッチ素子
10の平面図である図1及び図2を参照することによっ
て、さらに容易に理解することができる。スイッチ素子
10は、基板の頂部における平面状の光波回路に製造さ
れた3つの導波路11−13から構成されている。基板
は、望ましくはシリカであるが、シリコンのようなその
他の材料を利用してもよい。導波路は、2つのクラッド
層及び1つのコア層によって定義される。図面を簡単に
するために、個々の層は省略されている。シリカにおけ
るこのような導波路の製造は、当該技術分野において周
知であり、且つしたがってここにおいて詳細に議論しな
い。例えば日立電線及びフォトニックインテグレーショ
ンリサーチ社(オハイオ州、コロンバス)は、シリカ及
びシリコン基板上におけるSiOにおける導波路の使
用を示している。コアは、基本的にGe又はTiO
ような別の材料によってドーピングされたSiOであ
る。クラッド材料は、B及び/又はPのよ
うな別の材料によってドーピングされたSiOであ
る。コア材料は、クラッド層の屈折率とは異なった屈折
率を有するので、光信号は、導波路11−13に沿って
案内される。
【0018】トレンチ14は、導波路を通って且つ望ま
しくはシリコン基板内にエッチングされる。トレンチ1
4は、図1に示すように、トレンチ14を満たす材料の
屈折率が実質的に導波路の屈折率と相違する場合、導波
路11を下って進行する光信号が導波路13に反射され
るように配置されている。スイッチ素子のこの状態は、
“反射”状態と称する。しかしながらトレンチと導波路
との交差点が、導波路のコアのものと整合する屈折率を
有するインデックス整合材料によって満たされている場
合、光信号は、図2に示すように、トレンチ14を通過
し、且つ導波路12を介して出る。スイッチ素子のこの
状態は、“透過”状態と称する。
【0019】導波路11及び13がトレンチ14に交差
する角度は、導波路の材料とトレンチにおける反射状態
を作り出すために利用される材料との間の屈折率の相違
に依存している。導波路の入射角とトレンチの位置は、
導波路11からトレンチ壁に入射する光が導波路13に
全反射するように選択されている。この角度は、典型的
にトレンチ壁の垂直方向に対して53と75度の間にあ
る。
【0020】トレンチ14がインデックス整合材料によ
って満たされている場合、第4の導波路19を下って進
行する光が、導波路13に通過する。導波路19は、交
差点スイッチ素子の2次元アレイを利用する交差接続ス
イッチを構成するために利用される。このタイプのアレ
イは、典型的に交差点スイッチ素子の複数の列及び行と
して構成されている。列及び行は、列及び行導波路を介
して接続されている。交差接続スイッチは、列導波路に
おける信号入力を行導波路に接続する。特定のスイッチ
パターンは、スイッチ素子の状態に依存する。
【0021】これらの簡単な交差接続スイッチにおい
て、あらゆる所定の時間に、光を列導波路から行導波路
にスイッチするそれぞれの行において多くとも1つのス
イッチ素子が存在する。行導波路にスイッチされる光
は、透過状態にあるスイッチ素子を通って行の端部に透
過する。導波路19は、アレイの要素10の上のスイッ
チ素子によってスイッチされる光をその下の行における
次のスイッチ素子に透過することができ、光は、場合に
よっては行における最後のスイッチ素子から出ることが
できる。
【0022】前記ように、インデックス整合材料は、交
差点に泡15を配置することによって交差点から排斥す
ることができる。例えば泡は、加熱要素16によって交
差点に形成することができる。この機能に適した小さな
加熱要素は、インクジェットプリント技術において周知
であり、よってここにおいて詳細に説明しない。加熱要
素は、トレンチを横断する光を遮断しないことを保証す
るために、望ましくは導波路の下に配置される。泡は、
インデックス整合液の蒸発によって、又は液体内に溶け
たガスの釈放によって発生することができる。
【0023】泡は、これをつぶすことができることによ
って又は図2に示すようにこれを片側に動かすことによ
って取り除くことができる。片側への泡の移動は、少な
くとも泡の長さに等しい距離だけ泡を積極的に排斥する
ことを必要とする。このような積極的な排斥は、技術的
な問題を提出する。
【0024】図3及び図4は、それぞれ前に開示された
交差点トレンチ100の平面図及び側面図である。トレ
ンチ100は、図1及び図2に示されたトレンチ14の
代わりである。図5は、トレンチ100を組込んだスイ
ッチ素子101の平面図である。図5は、泡117が存
在するときに、トレンチ壁からの光信号の反射を示して
いる。図面を簡単にするために、図5における121−
123において示した導波路は、図3及び図4からは省
略されている。トレンチ100は、望ましくは基板18
0においてエッチングされており、且つ平行な壁を有す
るギャップ部分113を含み、これらの壁は、図5に示
すように光信号を反射するか、又は部分113がインデ
ックス整合材料によって満たされているときにトレンチ
を通して光信号が通過することを可能にする。部分11
3の両側におけるトレンチの部分は、112及び114
に示すように広がっている。加熱要素116は、トレン
チ100の底部に配置されている。広がった領域の両側
におけるトレンチの壁111及び115は、互いに平行
であるが;その他の幾何学的構造を利用することができ
る。
【0025】図6及び図7によれば、これらの図は、領
域113における泡が排斥される様式を示している。領
域113内にそれから外れることなく形成された泡は、
図5に示すように、領域113内に留まる。しかしなが
ら、泡がわずかに片側に排斥されるので、泡の一部が、
図6における128において示すように、いずれか一方
の広がった領域に入ると、泡の表面張力は、図7におい
て129において示すように、完全に広がった領域の内
側に、又は広がった領域を越えた領域に配置される。泡
が広がった領域に排斥されると、トレンチは光に対して
透明であり、且つ交差点はスイッチされている。この
時、泡は、それ以上の支援なしにつぶれ、又はさもなけ
れば除去することができる。交差点を反射状態に戻しス
イッチしなければならない場合、加熱要素116の再活
性化によって、領域113に新しい泡を導入することが
できる。
【0026】今度は図8によれば、この図は、前に開示
された別の交差点トレンチ130の平面図を示してい
る。次の説明を簡単にするために、図3及び図4に示さ
れたトレンチ100の特徴と同じ機能に使われるトレン
チ130の特徴は、同じ参照符号によって示されてい
る。トレンチ130は、131において示された第2の
加熱要素が部分的に広がった領域112にある位置にお
いてトレンチの底部に配置されているという点におい
て、トレンチ100とは相違している。加熱要素131
は、137において示された泡のように、領域113に
おける加熱要素116によって発生された泡を不安定に
するために利用される。加熱要素131が活性化される
と、泡137は、加熱要素131を越える範囲に拡大さ
れる。この時、新しい泡は、トレンチの広がった領域内
に延びている。前記ように、このような泡は、自動的に
図6及び図7を参照して前に説明した機構によって、広
がった領域に且つ領域113から外へ引き出される。図
8に示したヒータは、その代わりに領域113の他方の
端部に配置してもよいことに注意する。
【0027】領域113における泡は、領域113にわ
たる圧力差を発生することによって、領域113から離
すために十分に排斥することができる。図9及び図10
を参照すれば、これらの図は、それぞれ前に説明した別
の交差点トレンチの側面図及び平面図を示している。次
の説明を簡単にするために、図3及び図4に示されたト
レンチ100の特徴と同じ機能に使われるトレンチ15
0の特徴は、同じ参照符号によって示されている。トレ
ンチ150は、141及び142において示された2つ
のダイヤフラムを含み、これらのダイヤフラムは、トレ
ンチ150内における圧力を変化するために変形するこ
とができる。図9及び図10に示したトレンチ内におい
て、ダイヤフラムは、“プッシュプル”様式で動作し、
これらのダイヤフラムは、一方の側の領域113におけ
る圧力を増大するが、一方これらのダイヤフラムは、他
方の側の領域における圧力を減少するようになってい
る。この圧力差は、泡147の位置を領域114へいく
らかシフトするために十分である。いくらか領域114
に入ると、泡は、自動的に領域113から引出される。
【0028】泡の所望の変位は、領域113から泡を完
全に動かすために変位を必要とするシステムにおけるも
のよりずっと小さい。インクジェットプリンタにおいて
利用されるタイプのダイヤフラム構成は、この目的のた
めに利用することができる。図9及び図10に示された
トレンチは、トレンチの頂部上に配置されたダイヤフラ
ムを含むが、少なくとも一方の側の領域113における
圧力又は容積を変化するあらゆる装置を利用することが
できる。例えばピエゾ電気変換器又はマイクロ機械装置
が利用できる。例えば加熱要素153は、領域115に
配置することができる。加熱要素153は、ヒータが配
置された領域113の側における圧力を変化する泡を発
生するために十分な電力を消費する。泡を領域114へ
いくらかシフトした後に、圧力を誘起する泡は、つぶれ
ることができる。
【0029】領域113の長さは、望ましくはスイッチ
素子が透明なときに、領域113を通過する全光信号を
収容するために十分大きいように選択される。平面状光
波回路における光伝搬の特性のため、この領域は、領域
113のそれぞれの側において終る導波コアよりわずか
だけ大きければよい。
【0030】追加的に図1によれば、領域113のそれ
ぞれの側におけるトレンチ壁は、互いに平行なので、導
波路11及び12はコリニアであり、且つ導波路19及
び13はコリニアである。基本的に光スイッチが反射状
態にあるときに、光信号を反射する壁だけが平面状であ
ればよい。しかしながらその屈折率が導波路のものに正
確に整合しない液体を利用しなければならない場合、光
信号は、光スイッチがその透過状態にあるときに、侵入
するときに屈折し、且つ出るときに再び屈折する。この
屈折は、正味の側方並進に通じる。出口導波路は、この
並進を吸収するように動かすことができる。トレンチ壁
が、入口及び出口点において平行であれば、当初の導波
路ピッチ及び角度は、これらの並進にもかかわらず維持
することができる。しかしながら入口及び出口壁が平行
ではない場合、出口導波路の角度は、入口導波路角度と
は相違し、且つピッチは歪められる。これらの変化は、
多くのスイッチ素子を有する交差点スイッチを構成する
ときに、必要な光相互接続を複雑にすることがある。
【0031】前記トレンチは、3つの導波路を含むよう
に示されているが;2つだけの導波路を有する実施例も
構成することができる。なお追加的に図1を参照すれ
ば、導波路12又は導波路13のいずれかは、光吸収媒
体に置き換えることができる。このような実施例におい
て、光スイッチは、光信号を入力導波路から残りの出力
導波路に伝送する第1の状態、及び光信号を吸収する第
2の状態を有する。出力導波路13を除去した実施例
は、N:1光マルチプレクサの構成にとくに有用であ
る。
【0032】前記トレンチは、トレンチの領域113の
両側に広がった領域を含む。しかしながら広がった領域
は、泡を排斥すべきギャップの側における領域がギャッ
プより大きいとすれば、除去することができる。図11
によれば、この図は、このような代案配置を有するトレ
ンチ300の平面図を示している。トレンチ300は、
泡317がトレンチ内に存在するとき、導波路321を
322に接続し、且つトレンチがインデックス整合液に
よって満たされているとき、導波路321と323とを
接続する。
【0033】前記光スイッチ構造は、処理可能な泡によ
って動作する。光スイッチがその反射状態にスイッチす
る度ごとに、新しい泡が、インデックス整合液内に作り
出される。光スイッチがその透過状態にスイッチすると
き、泡はトレンチ領域113から除去され、且つ捨てら
れる。新しい泡の製造はエネルギーを消費する。エネル
ギー消費は、光スイッチをその反射状態にスイッチする
度ごとに、新しい泡を作り出さないことによって減少す
ることができる。前記構造に基づくが光スイッチをその
反射状態にスイッチする度ごとに新しい泡を作り出さな
い光スイッチを、今度は説明する。
【0034】図12及び図13は、それぞれ本発明によ
る光スイッチ400の第1の実施例の平面図及び側面図
を示している。光スイッチ400は、基板427によっ
て支持された平面状光波回路425に形成された導波路
421、422及び423を含む。トレンチ402は、
平面状光波回路を通って延びており、且つ基板内にいく
らか延びている。
【0035】トレンチ402は、トレンチ領域411及
びトレンチ領域411に隣接するトレンチ領域413を
含む。トレンチ領域411は、トレンチ領域413のも
のより大きな幅を有する。トレンチ領域413の端部4
03は、圧力源(図示せず)に接続されている。例えば
端部403は、大気圧の源に接続することができる。そ
の代わりに大気圧とは相違した圧力を利用してもよく:
さらに高い圧力により光スイッチ400は、その透過状
態からその反射状態へ一層迅速にスイッチするが、その
ような場合には後に説明すべき排斥装置410がさらに
強力であることを必要とする。
【0036】導波路421、422及び423は、トレ
ンチ領域413において交差しており、インデックス整
合材料がトレンチ領域413内に存在するときに、導波
路421を横断する光が導波路423に侵入するよう
に、且つさもなければトレンチ領域413によって導波
路422に反射するように配置されている。
【0037】インデックス整合液404は、トレンチ領
域413の一部に配置されている。作業流体406は、
トレンチ領域411に配置されている。作業流体及びイ
ンデックス整合液は、互いに混合不可能である。水銀又
はガリウムのような液体金属は、作業流体として利用す
ることができる。その他の非金属流体をその代わりに利
用してもよい。
【0038】このことは必須のことではないが、作業流
体406は、追加的にトレンチ領域411からトレンチ
領域411に隣接するトレンチ領域413内にいくらか
延びるように示されている。トレンチ領域413内にお
けるインデックス整合液404の量は、図14に示した
光スイッチ400の透過状態において、インデックス整
合液が導波路421と423の端部の間に挿入されるよ
うになっている。追加的にトレンチ領域413内におけ
る作業流体406とインデックス整合液404の量は、
図12に示す光スイッチ400の反射状態において、イ
ンデックス整合液が導波路421の端部に接触しないの
で、トレンチ領域413が導波路421を横断する光を
導波路422に反射するようになっている。
【0039】排斥装置410は、トレンチ領域411に
配置されている。排斥装置は、作業流体406の一部を
トレンチ領域413内に排斥するように動作する。排斥
される作業流体の量は、導波路421と423の間にイ
ンデックス整合液404を挿入するために十分である。
【0040】図14及び図15は、その透過状態におい
て光スイッチ400を示している。これにおいて排斥装
置410の容積が増大し、且つ排斥装置の増加した容積
は、トレンチ領域413に作業流体406の一部を排斥
している。トレンチ領域413に排斥された作業流体
は、導波路421と423の間にインデックス整合液4
04を挿入するために、インデックス整合液を、トレン
チ領域413に沿って矢印416によって示される方向
に動かす。その結果、導波路421を横断する光は、ト
レンチ領域413を通って導波路423に通過する。
【0041】図13に示すその当初の容積に排斥装置4
10を戻すことは、トレンチ領域413の端部403に
現われる圧力がトレンチ領域413における作業流体4
06の一部をトレンチ領域411に戻すことを可能にす
る。このことは、インデックス整合液404を、トレン
チ領域413に沿って矢印416によって示されるもの
と反対の方向に動かし、且つしたがってインデックス整
合液を導波路421の端部との接触から取り除く。その
結果、トレンチ領域413は、もう一度導波路421を
横断する光を導波路422に反射する。
【0042】前記ように排斥装置410は、電気制御信
号に応答してその容積を変化するピエゾ電気変換器であ
ることができる。その代わりに電気制御信号に応答して
トレンチ領域411の実効的な容積を減少するマイクロ
機械装置は、排斥装置として利用することができる。さ
らに前記ダイヤフラムは、トレンチ領域411の実効的
な容積を減少するために排斥装置410として利用する
ことができる。
【0043】別の例として排斥装置410は、トレンチ
領域411に配置されたヒータであることができる。揮
発性の液は、作業流体406として利用することができ
る。電気制御信号に応答してヒータによって発生される
熱は、トレンチ領域411に蒸気の泡を形成するように
作業流体の一部を蒸発する。この泡は、作業流体406
の一部をトレンチ領域411からトレンチ領域413へ
追出し、前記ようにインデックス整合液404を動か
す。加熱の中断は、泡をつぶすことを可能にし、それに
より追出された作業流体はトレンチ領域411に戻るこ
とができる。
【0044】その代わりに液体金属は、前記ように作業
流体406として利用することができる。液体金属は、
大きな熱膨張係数を有する。ヒータを利用して作業流体
を加熱することにより、作業流体は膨張し、この作業流
体は、前記ように作業流体の一部をトレンチ領域413
に追出す。加熱を中断することによって、作業流体は冷
却され、且つその結果として生じる収縮によって、追出
された作業流体はトレンチ領域411に戻る。
【0045】本発明は、インデックス整合液とは相違し
た作業流体がトレンチ領域411内に配置された例を引
用して説明した。しかしながらこのことは、本発明にと
って重要ではない。インデックス整合液は、図16及び
図17に示すように、追加的にトレンチ領域411内に
配置してもよく、且つ作業流体として利用することがで
きる。
【0046】本発明は、トレンチ領域413の壁が平行
である例を引用して説明した。しかしながらこのこと
は、本発明にとって重要ではない。トレンチ領域413
の壁は、トレンチ領域の長さに沿って発散していてもよ
い。発散する壁は、インデックス整合液の表面張力とと
もに、光スイッチ400をその反射状態にスイッチする
ときに、インデックス整合液を矢印416と反対の方向
へ動かす助けをするように動作する。
【0047】本発明は、トレンチ領域411がトレンチ
領域413に隣接したテーパを有する端部壁を有する例
を引用して説明した。しかしながらこのことは、本発明
にとって重要ではない。トレンチ領域413に隣接する
トレンチ領域411の端部壁は、トレンチ領域413か
ら離れた端部壁に対して平行でもよい。
【0048】図18乃至図23は、本発明による光スイ
ッチ500の第2の実施例を示している。この実施例に
おいて、トレンチは、導波路により横断された細長い狭
いトレンチ領域によって相互接続された2つの幅広いト
レンチ領域からなる。狭いトレンチ領域は、インデック
ス整合液及び作業流体により部分的に満たされており、
蒸気又はガスのような低い屈折率の材料の泡によって追
加的に占有されるこのトレンチ領域を残すようになって
いる。泡は、インデックス整合液と作業流体の一部との
間に配置されている。両方の広いトレンチ領域に配置さ
れた排斥装置は、狭いトレンチ領域においてインデック
ス整合液及び泡を前後に動かすためにプッシュプル動作
する。光スイッチ400の要素に対応する光スイッチ5
00の要素は、同じ参照符号を利用して示されており、
且つここでは再び説明しない。
【0049】光スイッチ500は、平面状の光波回路4
25を通り且つ基板内にいくらか延びたトレンチ502
を含む。
【0050】トレンチ502は、細長いトレンチ領域5
13によって相互接続されたトレンチ領域511及び5
15を含む。トレンチ領域511及び615は、トレン
チ領域513より幅広い。導波路421、422及び4
23は、トレンチ領域513において交差しており、且
つインデックス整合材料がトレンチ領域513内に存在
するとき、導波路421を横断する光が導波路423に
侵入するように配置されており、且つさもなければトレ
ンチ領域513によって導波路422に反射されるよう
に配置されている。
【0051】インデックス整合液504は、トレンチ領
域513の一部に配置されている。作業流体506は、
トレンチ領域511に配置されており、且つ作業流体5
08は、トレンチ領域515に配置されている。作業流
体が両方のトレンチ領域511及び515からトレンチ
領域513内に延びていることは本質的なことではない
とはいえ、作業流体は、追加的にトレンチ領域511及
び515からトレンチ領域513内にいくらか延びてい
るように示されている。
【0052】トレンチ領域513内におけるインデック
ス整合液の量は、図20及び図21に示した光スイッチ
500の透過状態において、インデックス整合液が導波
路421及び423の端部に接触するようになってい
る。追加的に作業流体506、作業流体508及びイン
デックス整合液504は、蒸気又はガスのような低い屈
折率の材料からなる泡514が追加的にトレンチ領域5
13内に存在するように、一緒になってトレンチ領域5
13の一部だけを満たしている。泡の寸法は、図18及
び図19に示す光スイッチ500の反射状態において、
トレンチ領域513が導波路421を横断する光を導波
路422に反射するように、泡が導波路421の端部に
接触するようになっている。
【0053】排斥装置510は、トレンチ領域511に
配置されており、且つ排斥装置512は、トレンチ領域
515に配置されている。排斥装置は、導波路421と
423の間にインデックス整合液又は泡のいずれかを挿
入するために、トレンチ領域513の長さに沿ってイン
デックス整合液504及び泡514を前後に動かすよう
にプッシュプル動作する。とくに図18及び図19に示
す光スイッチ500の反射状態において、排斥装置51
0は、その小さい容積状態にあり、排斥装置512は、
その大きな容積状態にあり、且つ泡514は、導波路4
21と423の間に挿入されている。
【0054】排斥装置510をその大きな容積状態に、
且つ排斥装置512をその小さな容積状態に変更するこ
とは、作業流体506の一部をトレンチ領域513に排
斥する。排斥される作業流体506の量は、図20及び
図21に示すように、インデックス整合液が導波路42
1と423の間に挿入される点まで、トレンチ領域51
3に沿って矢印516によって示される方向にインデッ
クス整合液504と泡514を動かすために十分であ
る。このことは、光スイッチ500をその透過状態にス
イッチする。トレンチ領域511から排斥された作業流
体506の一部によってトレンチ領域513から排斥さ
れた作業流体508の一部は、トレンチ領域515によ
って吸収され、且つとくに排斥装置512の小さい容積
状態によって吸収される。
【0055】排斥装置510を図19に示すその小さい
容積状態に戻し、且つ排斥装置512をその大きい容積
状態に戻すことは、作業流体508の一部をトレンチ領
域513に戻すように駆動する。このことは、インデッ
クス整合液504及び泡514をトレンチ領域513に
沿って矢印516によって示すものに対して反対の方向
に動かし、導波路421と423の間からインデックス
整合液を取り除き、且つ導波路421と423の間に泡
を挿入する。とくに泡514の低い屈折率の材料は、導
波路421の端部に接触して配置されており、且つトレ
ンチ領域513は、再び導波路421を横断した光を導
波路422に反射する。
【0056】排斥装置410を引用して前に説明した装
置は、排斥装置510及び512として利用することが
できる。
【0057】本発明は、インデックス整合液とは相違し
た作業流体がトレンチ領域511及び515内に配置さ
れている例を引用して説明した。しかしながら、このこ
とは、本発明にとって重要ではない。図22及び図23
に示すように、インデックス整合液504は、追加的に
トレンチ領域511内に配置してもよく、且つインデッ
クス整合液505は、追加的にトレンチ領域515内に
配置してもよく、且つ追加的に作業流体として利用する
ことができる。
【0058】本発明は、トレンチ511及び515がそ
れぞれトレンチ領域513に隣接するテーパを有する端
部壁を有する例を引用して説明した。しかしながら、こ
のことは、本発明にとって重要ではない。トレンチ領域
513に隣接するトレンチ領域511及び515の端部
壁は、トレンチ513から離れた端部壁に対して平行で
あってもよい。
【0059】図24及び図25は、図18乃至図23に
示した光スイッチ500における変形を示している。図
24は、その反射状態にある光スイッチを示し、且つ図
25は、その透過状態にある光スイッチを示している。
この変形において、トレンチ領域513は、収縮部53
1、532、533及び534を有し、ここにおいてト
レンチ領域513は、減少した横断面積を有する。
【0060】収縮部531−533は、トレンチ領域5
13の長さに沿って実質的に等間隔を置いた点に配置さ
れている。トレンチ領域513は、泡514及びインデ
ックス整合液504が収縮部の間の間隔に等しい長さを
有するトレンチ領域513の部分を占有するような量の
作業流体508及びインデックス整合液504によって
満たされている。追加的にトレンチ領域513は、光ス
イッチ500が図24に示したその反射状態にあるとき
に、収縮部531に作業流体506とインデックス整合
液504との間の表面を配置するために十分な量の作業
流体506によって満たされている。このことは、光ス
イッチ500がその反射状態にあるとき、それぞれ収縮
部532及び533に相当するトレンチ領域513の長
さに沿った点において、インデックス整合液504と泡
514との間及び泡514と作業流体508との間に表
面を配置する。光スイッチ500が、図25に示すその
透過状態にあるとき、作業流体506とインデックス整
合液504との間、インデックス整合液504と泡51
4との間及び泡514と作業流体508との間の表面
は、ぞれぞれ収縮部532−534の位置に相当するト
レンチ領域513の長さに沿った点に配置されている。
【0061】収縮部531−534は、光スイッチ50
0の反射及び透過状態に相当するトレンチ領域513の
長さに沿ったその位置においてインデックス整合液50
4と泡514を保持するために、前記表面における表面
張力とともに動作し、且つしたがって光スイッチの動作
の信頼性を増加する。
【0062】図12乃至図17に示した実施例のトレン
チ領域413は、少なくとも1つの収縮部を含むように
変形してもよい。
【0063】図22及び図23に示した実施例のトレン
チ領域513も、3つより多くの収縮部を含むように変
形してもよい。
【0064】本発明は、光スイッチが実質的に静的に動
作する例を引用して説明した。電力は、図18に示した
その透過状態に光スイッチ500を保持するために、排
斥装置512に加えられる。電力は、図20に示したそ
の反射位置に光スイッチを保持するために、排斥装置5
10に加えられる。しかしながら静的な動作は、本発明
にとって重要ではない。前記収縮部は、本発明による光
スイッチが動的に動作することを可能にする。動的に動
作するとき、光スイッチは、状態を変化するときにだけ
電力を消費し、且つそれ故に減少した電力消費を有す
る。
【0065】図26及び図27は、本発明による光スイ
ッチの第3の実施例600を示している。図26は、そ
の反射状態における光スイッチを示し、且つ図27は、
その透過状態における光スイッチを示している。図12
−図15に示した光スイッチ400及び500の要素に
相当する光スイッチ600の要素は、同じ参照符号によ
って示されており、且つここでは再び説明しない。
【0066】光スイッチ600において、トレンチ領域
513は、前記収縮部531、532、533及び53
4を含み、且つトレンチ領域513は、図24及び25
を引用して前に説明したように、泡514を形成するた
めに、作業流体506、作業流体508及びインデック
ス整合液504によって満たされている。
【0067】光スイッチ600は、追加的に平衡通路6
40を含んでいる。平衡通路640は、基板427にお
いて平面状光波回路425の下に形成されている。平衡
通路640は、トレンチ領域511とトレンチ領域51
5との間に延びている。平衡通路640は、トレンチ領
域513より小さな横断面積を有し、且つそれ故にトレ
ンチ領域513より実質的に高い液圧インピーダンスを
有する。
【0068】排斥装置610および612は、3状態装
置であり、それぞれ制御信号が加えられないときに平衡
状態、第1の極性の制御信号が加えられるときに増加容
積状態、及び第1の極性と反対の第2の極性の制御信号
が加えられるときに、減少容積状態を有する。
【0069】今度は図26乃至図34を引用して、光ス
イッチ600の動作を説明する。図28は、その平衡反
射状態にある光スイッチ600を示している。図26に
示された収縮部531−534は、導波路421の端部
における位置に泡514を保持し、トレンチ領域513
が導波路421を横断する光を導波路422に反射する
ようにする。光スイッチ600は、排斥装置610及び
612に制御信号が加えられるまで、その平衡反射状態
に留まる。
【0070】図32は、651において、光スイッチ6
00をその反射状態からその透過状態へスイッチするた
めに排斥装置610に加えられる制御信号の一部を示し
ている。反対極性の制御信号は、同時に排斥装置612
に加えられる。制御信号の急速な変化により、排斥要素
610及び612は、ぞれぞれ図29に示すように、実
質的に同様な量だけ膨張し且つ収縮する。このことは、
図27及び図33に652において示すように、作業流
体506の一部をトレンチ領域513に排斥する。この
ことは、トレンチ領域513における表面が収縮部53
2−534にはまるようになるまで、インデックス整合
液504及び泡514をトレンチ領域513に沿って矢
印516によって示された方向に動かす。収縮部と表面
のはまりは、図25に示すように、導波路421と42
3の間に挿入されたインデックス整合液504によるト
レンチ領域513を通る運動を拘束する。光スイッチ6
00は、透過状態に変化している。トレンチ領域511
から排斥された作業流体506の一部だけトレンチ領域
513から排斥された作業流体508の一部は、トレン
チ領域515によって吸収され、且つとくに排斥装置6
12の小さな容積状態によって吸収される。
【0071】図34は、制御信号の現われる間に、平衡
通路640を通って実質的に作業流体の流れがないこと
を示している。このことは、トレンチ領域513のもの
と比較して平衡通路の液圧インピーダンスが高いためで
ある。
【0072】光スイッチ600の状態が変化すると、制
御信号を除去することによって、電力消費は減少する。
制御信号は、図32に653において示すように、緩や
かにゼロに減少する。制御信号の減少は、排斥装置61
0及び612の容積をその平衡容積の方向に変更し、且
つその結果、トレンチ領域511及び515の間に圧力
不平衡が生じる。制御信号は、収縮部532−534か
らインデックス整合液504及び泡514を排斥するも
のより小さな圧力不平衡を結果として生じる速度で減少
する。その代わりに圧力不平衡は、図34に654にお
いて示すように、制御信号が減少するとき、トレンチ領
域515からトレンチ領域511に平衡通路640を通
って流れる作業流体508によって減少される。場合に
よってはその透過状態への光スイッチ600のスイッチ
の結果としてトレンチ領域515内に排斥されたすべて
の作業流体は、平衡通路640を通してトレンチ領域5
11に戻る。図27及び図30は、その平衡透過状態に
ある光スイッチ600を示している。
【0073】光スイッチ600は、制御信号が再びその
反射状態に光スイッチを戻しスイッチするために排斥装
置610及び612に加えられるまで、その平衡透過状
態に留まる。図32は、655において、光スイッチ6
00をその透過状態からその反射状態にスイッチするた
めに排斥装置610に加えられる制御信号を示してい
る。逆極性の制御信号は、同時に排斥装置612に加え
られる。制御信号の急速な変化によって、排斥要素61
0及び612は、それぞれ図31に示すように実質的に
同様な量だけ収縮し且つ膨張する。このことは、図33
に656において示すように、トレンチ領域513に作
業流体508の一部を排斥する。このことは、トレンチ
領域513における表面が収縮部531−533にはま
るまで、インデックス整合液504及び泡514をトレ
ンチ領域513に沿って矢印516によって示すものと
反対の方向に動かす。収縮部と表面のはまりは、図24
に示すように、導波路421と423の間に挿入された
泡514によるトレンチ領域513を通るそれ以上の運
動を拘束する。光スイッチ600は、その反射状態にス
イッチされている。トレンチ領域515から排斥された
作業流体508の一部によってトレンチ領域513から
排斥された作業流体506の一部は、トレンチ領域51
1によって収容され、且つとくに排斥装置610の小さ
い容積状態によって収容される。
【0074】図34は、制御信号の現われる間に、平衡
通路640を通って実質的に作業流体の流れがないこと
を示している。このことは、トレンチ領域513のもの
と比較して平衡通路の液圧インピーダンスが高いためで
ある。
【0075】光スイッチ600の状態が変化すると、制
御信号を除去することによって、電力消費は減少する。
制御信号は、図32に657において示すように、緩や
かにゼロに減少する。制御信号の除去は、排斥装置61
0及び612の容積をその平衡容積に戻し、且つその結
果、トレンチ領域511及び515の間に圧力不平衡が
生じる。制御信号は、収縮部531−533からインデ
ックス整合液504及び泡514を排斥するものより低
い圧力不平衡を結果として生じる速度で減少する。その
代わりに圧力不平衡は、図34に658において示すよ
うに、トレンチ領域511からトレンチ領域515に平
衡通路640を通って流れる作業流体508によって減
少される。場合によってはその透過状態への光スイッチ
600のスイッチの結果としてトレンチ領域511によ
って受取られたすべての作業流体は、平衡通路640を
通してトレンチ領域515に戻る。図26及び図28
は、その平衡反射状態にある光スイッチ600を示して
いる。
【0076】光スイッチ600は、制御信号が再びその
透過状態に光スイッチを戻しスイッチするために排斥装
置610及び612に加えられるまで、その平衡反射状
態に留まる。
【0077】前記説明及び添付の図面により本発明に対
する種々の変形が明らかであろう。したがって本発明
は、特許請求の範囲の権利範囲だけによって定義され
る。
【0078】上述の実施形態に即して、本発明を説明す
ると、本発明は、基板(427)を含み、該基板によっ
て支持された平面状の導波回路(425)を含み、前記
平面状の導波回路及び前記基板が、一緒になってトレン
チ(402,502)を形成しており、該トレンチが、
第1のトレンチ領域(413,513)、及び該第1の
トレンチ領域に隣接する第2のトレンチ領域(411,
511)を含み、該第2のトレンチ領域が、前記第1の
トレンチ領域より大きな幅を有し、前記平面状の導波回
路が、前記第1のトレンチ領域において交差する第1の
導波路(421)及び第2の導波路(423)を含み、
且つインデックス整合材料が前記第1のトレンチ領域に
存在するときに、前記第1の導波路を横断する光が前記
第2の導波路に侵入し、且つそうでなければ、前記第1
のトレンチ領域によって反射されるように、これらの導
波路が配置されており、前記第1のトレンチ領域の少な
くとも一部に配置されたインデックス整合液(404,
504)を含み、前記第2のトレンチ領域に配置された
作業流体(406,506)を含み、且つ、前記導波路
の間に前記インデックス整合液を挿入するように前記第
1のトレンチ領域内に前記作業流体の一部を排斥するた
めに前記第2のトレンチ領域に結合された排斥手段(4
10,510,610)を含むことを特徴とする光スイ
ッチを提供する。
【0079】好ましくは、前記排斥手段が、追加的に前
記導波路の間から前記インデックス整合液を取り除くよ
うに前記作業流体の前記一部を引っ込めるためのもので
ある。
【0080】好ましくは、前記トレンチが、追加的に前
記第1のトレンチ領域に隣接し且つ前記第2のトレンチ
領域から離れた第3のトレンチ領域(515)を含み、
前記第3のトレンチ領域が、前記第1のトレンチ領域よ
り大きな幅を有し、前記作業流体(508)が、追加的
に前記第3のトレンチ領域内に配置されており、前記作
業流体及び前記インデックス整合液が、前記第1のトレ
ンチ領域内に追加的に低屈折率の材料の泡(514)が
存在するように、前記第1のトレンチ領域を部分的に満
たし、前記排斥手段(510,512,610,61
2)が、追加的に前記第3のトレンチ領域に結合されて
おり、前記導波路の間に前記インデックス整合液を挿入
するように前記第2のトレンチ領域から前記作業流体の
一部を排斥するためのものであり、且つ追加的に前記導
波路の間に前記泡を挿入するように前記第3のトレンチ
領域から前記作業流体の一部を排斥するためのものであ
る。
【0081】好ましくは、前記インデックス整合液(4
04,504,505)が、追加的に前記第2のトレン
チ領域及び前記第3のトレンチ領域のうちの少なくとも
一方に配置されており、且つ追加的に前記作業流体とし
て使われる。
【0082】好ましくは、前記排斥手段(410,51
0,512,610,612)が、前記第2のトレンチ
領域及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配
置されたヒータを含む。
【0083】好ましくは、前記排斥手段(410,51
0,512,610,612)が、前記第2のトレンチ
領域及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配
置されたピエゾ電気変換器を含む。
【0084】好ましくは、前記排斥手段(410,51
0,512,610,612)が、前記第2のトレンチ
領域及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に結
合されたダイヤフラムを含む。
【0085】好ましくは、前記排斥手段(410,51
0,512,610,612)が、前記第2のトレンチ
領域及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配
置されたマイクロ機械装置を含む。
【0086】好ましくは、前記平面状の導波路が、追加
的に前記トレンチにおいて終る端部を有する第3の導波
路(422)を含み、且つ前記第1のトレンチ領域にイ
ンデックス整合液が存在しないとき、前記第1の導波路
を横断する光が前記第3の導波路に侵入するように、前
記第3の導波路が配置されている。
【0087】好ましくは、追加的に前記第1のトレンチ
領域に少なくとも1つの収縮部(例えば532)を含
む。
【0088】好ましくは、前記インデックス整合液が前
記導波路の間に挿入されているとき、及び前記泡が前記
導波路の間に挿入されているとき、前記少なくとも1つ
の収縮部が、前記第1のトレンチ領域の長さに沿って、
前記泡の表面の位置に相当する位置に配置されている。
【0089】好ましくは、追加的に前記第2のトレンチ
領域と前記第3のトレンチ領域とを相互接続する平衡通
路を含み、前記平衡通路が、前記第1のトレンチ領域よ
りも実質的に大きな液圧抵抗を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の状態を有する従来の技術の交差点スイッ
チ素子10の平面図である。
【図2】第2の状態を有する従来の技術の交差点スイッ
チ素子10の平面図である。
【図3】前記交差点トレンチ100の平面図である。
【図4】トレンチ100の側面図である。
【図5】トレンチ100を利用するスイッチ素子101
の平面図である。
【図6】領域113における泡が排斥される様式を示す
図である。
【図7】領域113における泡が排斥される様式を示す
図である。
【図8】交差点トレンチの別の前記実施例の平面図であ
る。
【図9】交差点トレンチの別の前記実施例の側面図であ
る。
【図10】本発明による交差点トレンチの別の前記実施
例の平面図である。
【図11】交差点トレンチの別の前記実施例の平面図で
ある。
【図12】その反射状態における本発明による光スイッ
チの第1の実施例の平面図である。
【図13】その反射状態における図12に示す光スイッ
チの側面図である。
【図14】その透過状態における図12に示す光スイッ
チの平面図である。
【図15】その透過状態における図12に示す光スイッ
チの側面図である。
【図16】その反射状態において示す作業流体としてイ
ンデックス整合液を利用する図12に示した光スイッチ
の変形の平面図である。
【図17】その透過状態における図16に示す光スイッ
チの平面図である。
【図18】その反射状態における本発明による光スイッ
チの第2の実施例の平面図である。
【図19】その反射状態における図18に示す光スイッ
チの側面図である。
【図20】その透過状態における図18に示す光スイッ
チの平面図である。
【図21】その透過状態における図18に示す光スイッ
チの側面図である。
【図22】その反射状態において示す作業流体としてイ
ンデックス整合液を利用する図18に示した光スイッチ
の変形の平面図である。
【図23】その透過状態における図22に示す光スイッ
チの平面図である。
【図24】その反射状態において示す第1のトレンチ領
域が収縮部を含む図18に示す光スイッチの変形の平面
図である。
【図25】その透過状態における図24に示す光スイッ
チの平面図である。
【図26】その反射状態における本発明による光スイッ
チの第3の実施例の平面図である。
【図27】その透過状態における本発明による光スイッ
チの第3の実施例の平面図である。
【図28】その平衡反射状態における本発明による光ス
イッチの第3の実施例の側面図である。
【図29】その透過状態にスイッチした後における本発
明による光スイッチの第3の実施例の側面図である。
【図30】その平衡透過状態における本発明による光ス
イッチの第3の実施例の側面図である。
【図31】その反射状態にスイッチした後における本発
明による光スイッチの第3の実施例の側面図である。
【図32】その反射及び透過状態の間及びその逆に光ス
イッチをスイッチするために図27に示した光スイッチ
の排斥装置の1つに加えられる制御信号を示すグラフで
ある。
【図33】その反射及び透過状態の間及びその逆に光ス
イッチをスイッチするときの、図27に示した光スイッ
チの第1のトレンチ領域を通る液体流を示すグラフであ
る。
【図34】その反射及び透過状態の間及びその逆に光ス
イッチをスイッチするときの、図27に示す光スイッチ
の平衡通路を通る液体流を示すグラフである。
【符号の説明】
402 トレンチ 404 インデックス整合液 406 作業流体 410 排斥装置 411 第2のトレンチ領域 413 第1のトレンチ領域 421 第1の導波路 422 第3の導波路 423 第2の導波路 425 平面状導波回路 427 基板 502 トレンチ 504 インデックス整合液 505 インデックス整合液 506 作業流体 508 作業流体 510 排斥装置 511 第2のトレンチ領域 512 排斥装置 513 第1のトレンチ領域 514 泡 515 第3のトレンチ領域 532 収縮部 610 排斥装置 612 排斥装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュリー・イー・フォークエット アメリカ合衆国カリフォルニア州ポート ラ・バレイ ヒルブルーク・ドライブ48 (72)発明者 マーク・トロル アメリカ合衆国ワシントン州シアトル エ インティーンス・アベニュー ノース・イ ースト 6317 Fターム(参考) 2H041 AA14 AB32 AB40 AC01 AC02 AC07 AC08 AZ01 AZ08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を含み、該基板によって支持された平
    面状の導波回路を含み、前記平面状の導波回路及び前記
    基板が、一緒になってトレンチを形成しており、該トレ
    ンチが、第1のトレンチ領域、及び該第1のトレンチ領
    域に隣接する第2のトレンチ領域を含み、該第2のトレ
    ンチ領域が、前記第1のトレンチ領域より大きな幅を有
    し、前記平面状の導波回路が、前記第1のトレンチ領域
    において交差する第1の導波路及び第2の導波路を含
    み、且つインデックス整合材料が前記第1のトレンチ領
    域に存在するときに、前記第1の導波路を横断する光が
    前記第2の導波路に侵入し、且つそうでなければ、前記
    第1のトレンチ領域によって反射されるように、これら
    の導波路が配置されており、前記第1のトレンチ領域の
    少なくとも一部に配置されたインデックス整合液を含
    み、 前記第2のトレンチ領域に配置された作業流体を含み、
    且つ、前記導波路の間に前記インデックス整合液を挿入
    するように前記第1のトレンチ領域内に前記作業流体の
    一部を排斥するために前記第2のトレンチ領域に結合さ
    れた排斥手段を含むことを特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】前記排斥手段が、追加的に前記導波路の間
    から前記インデックス整合液を取り除くように前記作業
    流体の前記一部を引っ込めるためのものであることを特
    徴とする、請求項1に記載の光スイッチ。
  3. 【請求項3】前記トレンチが、追加的に前記第1のトレ
    ンチ領域に隣接し且つ前記第2のトレンチ領域から離れ
    た第3のトレンチ領域を含み、前記第3のトレンチ領域
    が、前記第1のトレンチ領域より大きな幅を有し、 前記作業流体が、追加的に前記第3のトレンチ領域内に
    配置されており、 前記作業流体及び前記インデックス整合液が、前記第1
    のトレンチ領域内に追加的に低屈折率の材料の泡が存在
    するように、前記第1のトレンチ領域を部分的に満た
    し、 前記排斥手段が、追加的に前記第3のトレンチ領域に結
    合されており、前記導波路の間に前記インデックス整合
    液を挿入するように前記第2のトレンチ領域から前記作
    業流体の一部を排斥するためのものであり、且つ追加的
    に前記導波路の間に前記泡を挿入するように前記第3の
    トレンチ領域から前記作業流体の一部を排斥するための
    ものであることを特徴とする、請求項1に記載の光スイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】前記インデックス整合液が、追加的に前記
    第2のトレンチ領域及び前記第3のトレンチ領域のうち
    の少なくとも一方に配置されており、且つ追加的に前記
    作業流体として使われることを特徴とする、請求項1、
    2又は3に記載の光スイッチ。
  5. 【請求項5】前記排斥手段が、前記第2のトレンチ領域
    及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配置さ
    れたヒータを含むことを特徴とする、請求項1、2、3
    又は4に記載の光スイッチ。
  6. 【請求項6】前記排斥手段が、前記第2のトレンチ領域
    及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配置さ
    れたピエゾ電気変換器を含むことを特徴とする、請求項
    1、2、3又は4に記載の光スイッチ。
  7. 【請求項7】前記排斥手段が、前記第2のトレンチ領域
    及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に結合さ
    れたダイヤフラムを含むことを特徴とする、請求項1、
    2、3又は4に記載の光スイッチ。
  8. 【請求項8】前記排斥手段が、前記第2のトレンチ領域
    及び前記第3のトレンチ領域の少なくとも一方に配置さ
    れたマイクロ機械装置を含むことを特徴とする、請求項
    1、2、3又は4に記載の光スイッチ。
  9. 【請求項9】前記平面状の導波路が、追加的に前記トレ
    ンチにおいて終る端部を有する第3の導波路を含み、且
    つ前記第1のトレンチ領域にインデックス整合液が存在
    しないとき、前記第1の導波路を横断する光が前記第3
    の導波路に侵入するように、前記第3の導波路が配置さ
    れていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか
    1つに記載の光スイッチ。
  10. 【請求項10】追加的に前記第1のトレンチ領域に少な
    くとも1つの収縮部を含むことを特徴とする、請求項1
    乃至9のいずれか1つに記載の光スイッチ。
  11. 【請求項11】前記インデックス整合液が前記導波路の
    間に挿入されているとき、及び前記泡が前記導波路の間
    に挿入されているとき、前記少なくとも1つの収縮部
    が、前記第1のトレンチ領域の長さに沿って、前記泡の
    表面の位置に相当する位置に配置されていることを特徴
    とする、請求項10に記載の光スイッチ。
  12. 【請求項12】追加的に前記第2のトレンチ領域と前記
    第3のトレンチ領域とを相互接続する平衡通路を含み、
    前記平衡通路が、前記第1のトレンチ領域よりも実質的
    に大きな液圧抵抗を有することを特徴とする、請求項1
    0又は11に記載の光スイッチ。
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