JP2003158534A - シンクライアントサーバ、呼接続方法、そのプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

シンクライアントサーバ、呼接続方法、そのプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体

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JP2003158534A
JP2003158534A JP2001356327A JP2001356327A JP2003158534A JP 2003158534 A JP2003158534 A JP 2003158534A JP 2001356327 A JP2001356327 A JP 2001356327A JP 2001356327 A JP2001356327 A JP 2001356327A JP 2003158534 A JP2003158534 A JP 2003158534A
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NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも外部からシンクライアント端末へ
の通信を可能としたシンクライアントサーバを提供す
る。 【解決手段】 TCサーバ1では、プロセスIDに、該
プロセスIDを付与されたプロセスの通信相手であるT
C端末2を利用しているユーザの接続IDを対応づけて
記憶している。そして、汎用端末4からTC端末2への
呼接続要求があったときは、回線管理部15が呼接続後
の通信専用にポートを割り当て、マッピング部16とデ
ータ振り分け部13とが、呼接続要求において指定され
た接続IDに対応するプロセスIDを求める。そして、
該求めたプロセスIDを付与されたプロセスの通信相手
であるTC端末2と汎用端末4との通信経路を割り当て
たポートを用いて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末管理のコスト
削減を目的としたシンクライアントサーバ、呼接続方
法、そのプログラム及びそのプログラムが記録された記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、端末管理のコスト削減を目的
としたシンクライアントシステムが利用されている。以
下、シンクライアントをTCと略す。
【0003】図7は、従来のTCシステムを示す図であ
る。
【0004】TCシステムは、TCサーバ1Aと複数の
TC端末2から構成される。TCサーバ1Aにあって
は、ユーザ毎に起動されたプロセスが1対1で対応する
TC端末2と通信して処理を進める。各TC端末2は通
信データを固定磁気ディスク装置などの外部記憶装置に
記憶しないので、入出力デバイスとその駆動処理部(い
わゆるドライバ)とデータ通信部を主な構成要素とし、
このため、ユーザが所望する本来のデータ処理はTCサ
ーバ1Aで行なわれる。
【0005】このため、TC端末2におけるアプリケー
ションプログラムの更新等が不要になり、端末管理のコ
スト削減が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TCシステムでは、TC端末2から外部の汎用端末4
(一般のPCなど)への通信は行えたが、逆に汎用端末
4などからTC端末2への通信は行えなかった。これ
は、従来のTCシステムでは、外部との通信が考慮され
ておらず、したがって外部からは各TC端末2を識別す
ることができなかったからである。
【0007】仮に図8に示すように、TC端末2と汎用
端末4とが通信できたとしても、この場合は、TCサー
バ1Aの通信ポート等の通信資源が占有されてしまうの
で、他のTC端末2と外部との通信やTC端末同士の通
信が行えないという不都合があった。
【0008】そこで本発明は、上記従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、少なく
とも外部からシンクライアント端末への通信を可能とし
たシンクライアントサーバ、呼接続方法、そのプログラ
ム及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、請求項1の本発明は、通信データを記憶する
外部記憶装置を備えないシンクライアント端末を通信相
手として通信するプロセスが起動されていればプロセス
管理として当該プロセスのプロセスIDを記憶するシン
クライアントサーバにおいて、前記プロセス管理で記憶
されるプロセスIDに、該プロセスIDを付与されたプ
ロセスの通信相手であるシンクライアント端末を利用し
ているユーザの接続IDを対応づけて記憶し、シンクラ
イアント端末でない外部端末からシンクライアント端末
への呼接続要求があったときは、呼接続後の通信専用に
ポートを割り当て、前記呼接続要求において指定された
接続IDに対応するプロセスIDを前記記憶されたプロ
セスIDの中から求め、該求めたプロセスIDを付与さ
れたプロセスの通信相手であるシンクライアント端末と
前記外部端末との通信経路を前記割り当てたポートを用
いて形成することを特徴とするシンクライアントサーバ
をもって解決手段とする。
【0010】請求項2の本発明は、シンクライアント端
末から外部端末への呼接続要求があったときは、呼接続
後の通信専用にポートを割り当て、前記呼接続要求にお
いて指定された接続IDを付与されたユーザに利用され
る外部端末を特定し、該外部端末に対し前記割り当てた
ポートから呼接続要求を行うことを特徴とする請求項1
記載のシンクライアントサーバをもって解決手段とす
る。
【0011】請求項3の本発明は、シンクライアント端
末からシンクライアント端末への呼接続要求があったと
きは、前記呼接続要求において指定された接続IDに対
応するプロセスIDを前記記憶されたプロセスIDの中
から求め、該求めたプロセスIDを付与されたプロセス
の通信相手であるシンクライアント端末と前記呼接続要
求を行ったシンクライアント端末との通信経路を形成す
ることを特徴とする請求項1または2記載のシンクライ
アントサーバをもって解決手段とする。
【0012】請求項4の本発明は、シンクライアント端
末が利用される間は当該シンクライアント端末を利用し
ているユーザのユーザ名及び当該シンクライアント端末
の端末IDの組を当該ユーザの接続IDに対応づけて記
憶し、前記呼接続要求において指定された接続IDに対
応するユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の
中に存在しないときは、当該呼接続要求を行ったシンク
ライアント端末または外部端末に不在通知を行うことを
特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシンク
ライアントサーバをもって解決手段とする。
【0013】請求項5の本発明は、シンクライアント端
末が利用される間は当該シンクライアント端末を利用し
ているユーザのユーザ名及び当該シンクライアント端末
の端末IDの組を当該ユーザの接続IDに対応づけて記
憶し、前記呼接続要求において指定された接続IDに対
応するユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の
中に存在するにも関わらず当該接続IDに対応するプロ
セスIDが前記記憶されたプロセスIDの中に存在しな
いときは、当該ユーザ名とともに記憶された端末IDを
付与されたシンクライアント端末を通信相手としてプロ
セスを起動するとともに当該プロセスを介して当該シン
クライアント端末に着信通知を行うことを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載のシンクライアントサ
ーバをもって解決手段とする。
【0014】請求項6の本発明は、通信データを記憶す
る外部記憶装置を備えないシンクライアント端末を通信
相手として通信するプロセスが起動されていればプロセ
ス管理として当該プロセスのプロセスIDを記憶するシ
ンクライアントサーバの呼接続方法であって、前記プロ
セス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロセスID
を付与されたプロセスの通信相手であるシンクライアン
ト端末を利用しているユーザの接続IDを対応づけて記
憶し、シンクライアント端末でない外部端末からシンク
ライアント端末への呼接続要求があったときは、呼接続
後の通信専用にポートを割り当て、前記呼接続要求にお
いて指定された接続IDに対応するプロセスIDを前記
記憶されたプロセスIDの中から求め、該求めたプロセ
スIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンクラ
イアント端末と前記外部端末との通信経路を前記割り当
てたポートを用いて形成することを特徴とする呼接続方
法をもって解決手段とする。
【0015】請求項7の本発明は、シンクライアント端
末から外部端末への呼接続要求があったときは、呼接続
後の通信専用にポートを割り当て、前記呼接続要求にお
いて指定された接続IDを付与されたユーザに利用され
る外部端末を特定し、該外部端末に対し前記割り当てた
ポートから呼接続要求を行うことを特徴とする請求項6
記載の呼接続方法をもって解決手段とする。
【0016】請求項8の本発明は、通信データを記憶す
る外部記憶装置を備えないシンクライアント端末を通信
相手として通信するプロセスが起動されていればプロセ
ス管理として当該プロセスのプロセスIDを記憶するシ
ンクライアントサーバの呼接続方法であって、前記プロ
セス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロセスID
を付与されたプロセスの通信相手であるシンクライアン
ト端末を利用しているユーザの接続IDを対応づけて記
憶し、シンクライアント端末からシンクライアント端末
への呼接続要求があったときは、前記呼接続要求におい
て指定された接続IDに対応するプロセスIDを前記記
憶されたプロセスIDの中から求め、該求めたプロセス
IDを付与されたプロセスの通信相手であるシンクライ
アント端末と前記呼接続要求を行ったシンクライアント
端末との通信経路を形成することを特徴とする呼接続方
法をもって解決手段とする。
【0017】請求項9の本発明は、シンクライアント端
末が利用される間は当該シンクライアント端末を利用し
ているユーザのユーザ名及び当該シンクライアント端末
の端末IDの組を当該ユーザの接続IDに対応づけて記
憶し、前記呼接続要求において指定された接続IDに対
応するユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の
中に存在しないときは、当該呼接続要求を行ったシンク
ライアント端末または外部端末に不在通知を行うことを
特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の呼接続
方法をもって解決手段とする。
【0018】請求項10の本発明は、シンクライアント
端末が利用される間は当該シンクライアント端末を利用
しているユーザのユーザ名及び当該シンクライアント端
末の端末IDの組を当該ユーザの接続IDに対応づけて
記憶し、前記呼接続要求において指定された接続IDに
対応するユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組
の中に存在するにも関わらず当該接続IDに対応するプ
ロセスIDが前記記憶されたプロセスIDの中に存在し
ないときは、当該ユーザ名とともに記憶された端末ID
を付与されたシンクライアント端末を通信相手としてプ
ロセスを起動するとともに当該プロセスを介して当該シ
ンクライアント端末に着信通知を行うことを特徴とする
請求項6ないし9のいずれかに記載の呼接続方法をもっ
て解決手段とする。
【0019】請求項11の本発明は、請求項6ないし1
0のいずれかに記載の呼接続方法を実行させる呼接続プ
ログラムをもって解決手段とする。
【0020】請求項12の本発明は、請求項6ないし1
0のいずれかに記載の呼接続方法を実行させる呼接続プ
ログラムが記録された記録媒体をもって解決手段とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。以下、TCは「シンクライアン
ト」の、APは「アプリケーション」の、IDは「識別
情報」の略称として使用する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係るシンク
ライアントシステムの構成とその利用形態を示す図であ
り、図2は、本実施の形態で使用される各管理表を示す
図である。本実施の形態では、LANセグメント内でT
Cサーバ1と複数のTC端末2,2,2,…とを含むT
Cシステム100が構成されている。同LANセグメン
トには、接続ID管理サーバ3及び汎用端末4が構成さ
れている。汎用端末4は本発明の外部端末に相当する。
【0023】汎用端末4には、この汎用端末4を利用す
るユーザの接続ID「0041」が記憶され、当該ユー
ザの操作により接続ID管理サーバ3へTCサーバ1の
IPアドレスを要求し、応答されるIPアドレスと、予
め決められたポート番号「60000」とを宛先に指定
した呼接続信号を送信する。なお、このシステムを、V
oice over IP(ITU−TH.323やI
ETF SIPなど)の技術を用いた電話システムに適
用する場合に、接続IDは電話番号やユーザ名などのV
oIP識別子となり、汎用端末4はIP電話機となる。
【0024】接続ID管理サーバ3は、図2(a)に示
すように、TCサーバ1のIPアドレスとTCシステム
100を利用する複数のユーザotani,sato,
tanaka,…に付与された接続ID「0021」,
「0022」,「0023」,…とを対応づけた接続I
D管理表31を保持管理する。接続ID管理表31に
は、さらに、汎用端末4のIPアドレス192.16
8.4.1と汎用端末4を利用するユーザの接続ID
「0041」とが対応づけられている。接続ID管理サ
ーバ3は、接続IDを受信すると、接続ID管理表31
を参照して、この接続IDに対応するIPアドレスを応
答する。
【0025】TCサーバ1にはIPアドレス「192.
168.1.1」、接続ID管理サーバ3にはIPアド
レス「192.168.3.1」、汎用端末4にはIP
アドレス「192.168.4.1」がそれぞれ割り当
てられている。
【0026】TCシステム100の各ユーザotan
i,sato,tanaka,…にはユーザ名としてo
tani,sato,tanaka,…が、接続IDと
して0021,0022,0023,…がそれぞれ割り当
てられている。
【0027】また、TCシステム100にあっては、各
TC端末2は通信データを記憶する固定磁気ディスク装
置などの外部記憶装置を備えない。つまり、マウス、キ
ーボード、ディスプレイ装置、マイクロフォン、スピー
カ等の入出力デバイスとその駆動処理部(いわゆるドラ
イバ)とデータ通信部(ここではTCP/IPの通信モ
ジュール等)を主な構成要素とし、このため、ユーザが
所望する本来のデータ処理はTCサーバ1で行なわれ
る。
【0028】TCサーバ1はサーバ用のオペレーティン
グシステムの制御の下で動作し、プロセス管理、ユーザ
管理、TC端末2の管理などを行なう。TCサーバ1は
また、ユーザが所望する本来のデータ処理を行うアプリ
ケーションプログラム(AP)を動作させる。
【0029】TCサーバ1は、呼接続AP11、端末状
態管理部12、データ振り分け部13、接続ID管理部
14、回線管理部15、マッピング部16を備える。こ
れらは、TCサーバ1にコンピュータプログラムをロー
ドすることにより実現される。そして、このプログラム
は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信網
を介して伝送させて、広く流通させることができる。
【0030】呼接続AP11は呼接続プロセスを生成す
るためのコンピュータプログラムであり、呼接続AP1
1を基にして、TC端末2を通信相手として通信する呼
接続プロセスが複数同時に起動できるようになってい
る。
【0031】呼接続プロセスはユーザが発着信に関して
操作するためのユーザインタフェースを持ち、TC端末
2と1対1で通信する。呼接続プロセスは、TC端末2
からの呼接続信号をデータ振り分け部13に送り、デー
タ振り分け部13からの呼接続信号をTC端末2へ着呼
させる。
【0032】端末状態管理部12は、図2(b)に示す
管理表12aを有し、ユーザがTC端末2を利用してい
る間、つまりログオンしてからログアウトするまでの間
は、そのユーザのログオンIDであるTCユーザ名と当
該ユーザに使用されるTC端末2の端末IDとを管理表
12aにて対応づける。また、管理表12aを参照して
端末状態管理部12は、マッピング部16から与えられ
るTCユーザ名に対応する端末IDを応答する。なお、
この例で端末IDはIPアドレスとしているがTC端末
2を識別できるものならば必ずしもIPアドレスに限る
必要はない。
【0033】データ振り分け部13は、図2(c)に示
す管理表13aを有し、TC端末2と呼接続プロセスと
が通信している間は、当該TC端末2の端末IDと当該
呼接続プロセスのプロセスIDを管理表13aにて対応
づけて記憶させる。
【0034】データ振り分け部13は、呼接続プロセス
から呼接続要求(信号)において指定された接続IDを
マッピング部16に与え、当該接続IDに対応するTC
ユーザ名がない旨が応答されたときは、回線管理部15
に呼接続要求を指示する。また、回線管理部15からの
呼接続要求において指定された接続ID、若しくは、呼
接続プロセスからの呼接続要求に指定された接続IDを
マッピング部16に与え、当該接続IDに対応するTC
ユーザ名が応答されたときは、当該TCユーザ名のユー
ザが利用するTC端末2を相手にして通信する呼接続プ
ロセスに対し呼接続要求の着信を要求する。
【0035】接続ID管理部14は、図2(d)に示す
管理表14aを有し、管理表14aでは予めユーザ毎
に、ユーザに付与されたTCユーザ名と接続IDとが対
応づけて記憶されている。すなわち、TCユーザ名「o
tani」,「sato」,「tanaka」,…と、
接続ID「0021」,「0022」,「0023」,
…とが対応づけられている。この管理表14aを参照し
て接続ID管理部14は、マッピング部16から与えら
れるTCユーザ名に対応する接続IDを応答する。
【0036】なお、TC端末2が利用される間の管理表
12aと管理表14aにあっては、このTC端末2を利
用しているユーザのTCユーザ名及び当該TC端末2の
端末IDが当該ユーザの接続IDに対応づけられて記憶
されることになる。
【0037】TCサーバ1では、汎用端末4等からの呼
接続要求を受信するためのポート(ポート番号「600
00」)を受信可能な状態にし、他のポート(ポート番
号「60001」,「60002」等)は受信不可能と
している。
【0038】回線管理部15は、図2(e)に示す管理
表15aを有し、ポートの識別情報であるポート番号と
当該ポートでの受信の可否とを管理表15aで対応づけ
て記憶することにより回線管理を行う。
【0039】回線管理部15は、汎用端末4等からの呼
接続要求があると、呼接続後の通信専用に新たなポート
を割り当てるとともに当該呼接続要求をデータ振り分け
部13に与え、また、データ振り分け部13からの呼接
続要求の指示があると、呼接続後の通信専用に新たなポ
ートを割り当て、その際に指定された接続IDに対応す
る汎用端末4等へ要求して実際の呼接続を行う。
【0040】マッピング部16は、回線管理部15また
はデータ振り分け部13から接続IDが与えられると、
接続ID管理部14にこの接続IDに対応するTCユー
ザ名を要求して取得する。また、端末状態管理部12に
このTCユーザ名のユーザが使用しているTC端末2の
端末IDを要求して取得する。
【0041】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0042】図3は、TCサーバ1が行う処理の流れを
示すフローチャートである。図3のフローチャートに示
すように、TCサーバ1では、呼接続要求があると、T
C端末2からの呼かTC端末2への呼かを判定し(ステ
ップS1)、この判定結果により処理を分岐させる。T
C端末2からの呼と判定されたときは、さらにTC端末
2への呼かTC端末2以外の汎用端末4等への呼かを判
定し(ステップS3)、判定結果により処理を分岐させ
る。
【0043】[第1の呼接続手順]先ず、ステップS1で
TC端末2への呼と判定される場合、例えば、汎用端末
4からユーザotaniの利用するTC端末2への呼の
接続手順について説明する。なお、図4は、第1の接続
手順にあっての、各端末やサーバ間、並びにTCサーバ
1内部での処理の流れを示す図である。
【0044】なお、管理表12aにあっては、TCユー
ザ名「otani」と端末ID「192.168.2.
1」とが対応づけられていることとする。また、ユーザ
otaniは端末ID「192.168.2.1」を付
与されたTC端末2からログインして、プロセスID
「2001」を付与された呼接続プロセスと当該TC端
末2とがデータ通信を行っており、管理表13aにあっ
ては、端末ID「192.168.2.1」とプロセス
ID「2001」が対応づけられていることとする。
【0045】さて、汎用端末4でユーザotaniを指
定した処理を行うと、汎用端末4は、接続ID管理サー
バ3へユーザotaniの接続ID「0021」を送信
する。接続ID管理サーバ3は、管理表13aを参照し
て、この接続IDに対応するIPアドレス「192.1
68.1.1」を応答する。なお、汎用端末4が管理表
13aを備えて、かかる処理を汎用端末4内で行うよう
にしても良い。
【0046】次に、汎用端末4は、IPアドレス「19
2.168.1.1」とポート番号「60000」を指
定して呼接続信号を送る。したがって、呼接続プロセス
ではなく回線管理部15がこの呼接続信号を受けること
になるので、ステップS1ではTC端末2への呼と判定
される。つまり、接続先がTC端末2であると判定され
る。
【0047】次のステップS5では回線管理部15が回
線管理を行う。つまり、回線管理部15は、呼接続信号
を受信すると、新たなポート(ポート番号「6000
1」)を割り当て、受信用のポート(ポート番号「60
000」)は再び受信可能な状態へ戻す。また、管理表
15aにおいて、ポート番号「60001」に受信不可
である旨を対応づける。
【0048】次に、汎用端末4は回線管理部15に接続
ID「0021」を送信し、TCサーバ1はこの接続I
Dに基づいてマッピングを行う。
【0049】つまり、ステップS7でこの接続IDに対
応するTCユーザ名を求め、次のステップS9でそのT
Cユーザ名のユーザがいずれかのTC端末2を利用中で
あるか否かを調べ、利用中ならそのTC端末2の端末I
Dを求める。
【0050】具体的にステップS7では、回線管理部1
5はマッピング部16へこの接続ID「0001」を与
え、マッピング部16は接続ID「0001」を接続I
D管理部14に与え、接続ID管理部14は、管理表1
4aを参照して、この接続ID「0001」に対応する
TCユーザ名「otani」を求め、これをマッピング
部16に応答する。
【0051】するとステップS9では、マッピング部1
6は、接続ID管理部14からのTCユーザ名「ota
ni」を端末状態管理部12に与え、端末状態管理部1
2は管理表12aを参照して、このTCユーザ名に対応
する端末ID「192.168.2.1」を求める。な
お、対応する端末IDが管理表12aにない場合はつま
り、結局のところ、呼接続要求において指定された接続
ID「0021」に対応するユーザ名及び端末IDの組
が存在しない場合は、ログアウトされていることとし
て、呼接続要求を行った汎用端末4へ不在通知を送る。
【0052】この例の場合、マッピング部16は、求め
た端末ID「192.168.2.1」を回線管理部1
5に与え、回線管理部15はこの端末IDをデータ振り
分け部13に与える。
【0053】続くステップS11ではデータ振り分け部
13がデータ振り分けを行う。具体的には、データ振り
分け部13は、管理表13aを参照して、この端末ID
「192.168.2.1」に対応するプロセスID
「2001」を求める。そして、プロセスID「200
1」に対応する呼接続プロセスに対し、呼接続の着呼を
指示する。
【0054】するとステップS13では呼接続プロセス
(プロセスID「1001」)がTC端末2(端末ID
「192.168.2.1」)に呼接続信号を着呼させ
る。
【0055】したがって、汎用端末4とTC端末2(端
末ID「192.168.2.1」)との間の通信経路
が形成されたことになる、そして、その後は、この経路
で通信が開始される。なお、その際のTCサーバ1とT
C端末2との間の通信データは、外部記憶装置を備えな
いTC端末2に特有のものである。
【0056】なお、ステップS11で、対応するプロセ
スIDが管理表13aにないときは、つまり、呼接続要
求において指定された接続ID「0021」に対応する
ユーザ名及び端末IDの組が、管理表12aに記憶され
た組の中に存在するにも関わらず、管理表13aと管理
表14aにおいて、当該接続ID「0021」に対応す
るようにプロセスIDが記憶されていないときは、デー
タ振り分け部13は呼接続プロセスを起動した上でステ
ップS13を行い、その後、起動した呼接続プロセスを
介してTC端末2の画面に着信通知を表示させる。した
がって、一旦TC端末2からログオンしていれば、デー
タ通信を行っていなくとも、そのTC端末2を利用して
いるユーザに着信を通知できる。
【0057】[第2の呼接続手順]次に、図3のステップ
S1でTC端末2からの呼と判定され、さらにステップ
S3でTC端末2以外への呼と判定される場合、例え
ば、ユーザotaniが利用するTC端末2から汎用端
末4への呼の接続手順について説明する。なお、図5
は、第2の接続手順にあっての、各端末やサーバ間、並
びにTCサーバ1内部での処理の流れを示す図である。
【0058】なお、管理表12aにあっては、TCユー
ザ名「otani」と端末ID「192.168.2.
1」とが対応づけられていることとする。また、ユーザ
otaniは端末ID「192.168.2.1」を付
与されたTC端末2からログインして、プロセスID
「2001」を付与された呼接続プロセスと当該TC端
末2とがデータ通信しており、管理表13aにあって
は、端末ID「192.168.2.1」とプロセスI
D「2001」が対応づけられていることとする。
【0059】さて、汎用端末4を利用するユーザを指定
した処理をTC端末2(端末ID192.168.2.
1)で行うと、このTC端末2は、そのユーザの接続I
D「0041」を含む呼接続要求(信号)を呼接続プロ
セス(プロセスID「2001」)へ送信する。したが
って、回線管理部15ではなく呼接続プロセスがこの呼
接続要求を受けることになるので、ステップS1ではT
C端末2からの呼と判定される。
【0060】次のステップS3では、TC端末2への呼
かTC端末2以外の汎用端末4等への呼かを判定する。
【0061】つまり、呼接続プロセスは、データ振り分
け部13へ接続ID「0041」を与え、データ振り分
け部13はこの接続IDをマッピング部16へ与え、マ
ッピング部16はこの接続IDを接続ID管理部14に
与える。接続ID管理部14は、この接続ID「004
1」に対応するTCユーザ名が管理表14aに存在しな
いので、その旨を応答し、マッピング部16がこれをデ
ータ振り分け部13に応答する。したがって、ステップ
S3では、TC端末2以外へ呼と判定される。データ振
り分け部13は、この応答により、回線管理部15に呼
接続要求を指示する。
【0062】次のステップS5では回線管理部15が回
線管理を行う。つまり、新たなポート(ポート番号「6
0002」)を割り当て、管理表15aにおいて、この
ポート番号「60002」に受信不可である旨を対応づ
ける。
【0063】次のステップS15では回線管理部15が
汎用端末4へ実際の呼接続を行う。つまり、IPアドレ
ス「192.168.3.1」を宛先に指定して接続I
D管理サーバ3へ接続ID「0041」を送る。接続I
D管理サーバ3は、この接続ID「0041」に対応す
るIPアドレス「192.168.4.1」を応答す
る。
【0064】回線管理部15は、このIPアドレス「1
92.168.4.1」を宛先、ポート番号「6000
2」を送信元のポートに指定して呼接続要求(信号)を
送る。したがって、呼接続信号は汎用端末4へ着呼する
ことになる。なお、受信用のポート(ポート番号「60
000」)は受信可能な状態のままにする。したがっ
て、これ以降は、汎用端末4とTC端末2(端末ID
「192.168.2.1」)との間で通信が開始され
る。なお前述したように、その際の、TCサーバ1とT
C端末2との間の通信データは、外部記憶装置を備えな
いTC端末2に特有のものである。
【0065】[第3の呼接続手順]次に、図3のステップ
S1でTC端末2からの呼と判定され、さらにステップ
S3でTC端末2への呼と判定される場合、例えば、ユ
ーザotaniの利用するTC端末2からユーザsat
oの利用するTC端末2への呼の接続処理について説明
する。なお、図5は、第2の接続手順にあっての、各端
末やサーバ間、並びにTCサーバ1内部での処理の流れ
を示す図である。
【0066】なお、管理表12aにあっては、TCユー
ザ名「otani」と端末ID「192.168.2.
1」とが、TCユーザ名「sato」と端末ID「19
2.168.2.2」とが対応づけられていることとす
る。また、ユーザotaniはTC端末2(端末ID
「192.168.2.1」)から、ユーザsatoは
TC端末2(端末ID「192.168.2.2」)か
らそれぞれログインしていて、呼接続プロセス(プロセ
スID「2001」)とTC端末2(端末ID「19
2.168.2.1」)とが、呼接続プロセス(プロセ
スID「2002」)とTC端末2(端末ID「19
2.168.2.2」)とがそれぞれ通信していて、管
理表13aにあっては、端末ID「192.168.
2.1」とプロセスID「2001」、端末ID「19
2.168.2.2」とプロセスID「2002」とが
それぞれ対応づけられていることとする。
【0067】さて、TC端末2(端末ID「192.1
68.2.1」)でユーザsatoを指定した処理を行
うと、当該TC端末2は、接続ID「0022」を含む
呼接続要求(信号)を呼接続プロセス(プロセスID
「2001」)へ送信する。したがって、呼接続プロセ
スが呼接続要求を受けることになるので、ステップS1
ではTC端末2からの呼と判定される。
【0068】次に、この接続IDに対応するTCユーザ
名があれば、ステップS3でTC端末2へ呼と判定され
る。
【0069】この例では、この呼接続プロセスは、デー
タ振り分け部13へ接続ID「0022」を与え、デー
タ振り分け部13は、マッピング部16にこの接続ID
を与え、マッピング部16は、接続ID管理部14にこ
の接続IDを与える。接続ID管理部14は、この例で
は、接続ID「0022」に対応するTCユーザ名が、
管理表14aに存在するので、そのTCユーザ名「sa
to」を応答する。
【0070】するとステップS9では、そのユーザがT
C端末2を利用中であるか否かを調べ、利用中ならその
TC端末2の端末IDを求める。
【0071】つまり、マッピング部16は、接続ID管
理部14からのTCユーザ名「sato」を端末状態管
理部12に与える。端末状態管理部12は、管理表12
aを参照して、このTCユーザ名に対応する端末ID
「192.168.2.2」を求める。なお、対応する
端末IDが管理表12aにない場合は、つまり、結局の
ところ、呼接続要求において指定された接続ID「00
22」に対応するユーザ名及び端末IDの組が存在しな
い場合は、ログアウトされていることとして、呼接続要
求を行ったTC端末2(端末ID「192.168.
2.1」)へ不在通知を行う。
【0072】ここでは、マッピング部16は、この求め
た端末ID「192.168.2.2」をデータ振り分
け部13に与える。
【0073】続くステップS11ではデータ振り分け部
13がデータ振り分けを行う。具体的には、データ振り
分け部13は、管理表13aを参照して、この端末ID
「192.168.2.2」に対応するプロセスID
「2002」を求める。そして、このプロセスID「2
001」に対応する呼接続プロセスに対し、呼接続の着
呼を指示する。
【0074】するとステップS13で呼接続プロセス
(プロセスID「2001」)は、TC端末2(端末I
D「192.168.2.2」)に呼接続信号を着呼さ
せる。したがって、TC端末2(端末ID「192.1
68.2.1」)とTC端末2(端末ID「192.1
68.2.2」)の間での通信経路が形成されたことに
なる。そして、その後は、この経路で通信が開始され
る。なお、その際のTCサーバ1とTC端末2との間の
通信データが、外部記憶装置を備えないTC端末2に特
有のものであることは、これまで述べた通りである。
【0075】なお、ステップS11で、対応するプロセ
スIDが管理表13aにないときは、つまり、呼接続要
求において指定された接続ID「0022」に対応する
ユーザ名及び端末IDの組が、管理表12aに記憶され
た組の中に存在するにも関わらず、管理表13aと管理
表14aにおいて、当該接続ID「0022」に対応す
るようにプロセスIDが記憶されていないときは、デー
タ振り分け部13は呼接続プロセスを起動した上でステ
ップS13を行い、その後、起動した呼接続プロセスを
介してTC端末2の画面に着信通知を表示させる。した
がって、データ通信を行っていなくとも、そのTC端末
2を利用しているユーザに着信を通知できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロセス
IDを付与されたプロセスの通信相手であるシンクライ
アント端末を利用しているユーザの接続IDを対応づけ
て記憶し、シンクライアント端末でない外部端末からシ
ンクライアント端末への呼接続要求があったときは、呼
接続後の通信専用にポートを割り当て、呼接続要求にお
いて指定された接続IDに対応するプロセスIDを前記
記憶されたプロセスIDの中から求め、該求めたプロセ
スIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンクラ
イアント端末と前記外部端末との通信経路を前記割り当
てたポートを用いて形成するので、端末管理のコスト削
減が可能なシンクライアントシステムの優位性を保ちつ
つ、さらに外部との呼接続までもが可能となり、したが
って通信環境を構築する上でのトータルなコスト削減が
可能になる。
【0077】また、シンクライアント端末から外部端末
への呼接続要求があったときは、呼接続後の通信専用に
ポートを割り当て、呼接続要求において指定された接続
IDを付与されたユーザに利用される外部端末を特定
し、該外部端末に対し割り当てたポートから呼接続要求
を行うので、複数のシンクライアント端末が外部の端末
と同時に通信を行える。
【0078】また、シンクライアント端末からシンクラ
イアント端末への呼接続要求があったときは、呼接続要
求において指定された接続IDに対応するプロセスID
を記憶されたプロセスIDの中から求め、該求めたプロ
セスIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンク
ライアント端末と呼接続要求を行ったシンクライアント
端末との通信経路を形成するので、シンクライアント端
末同士での通信が可能となる。
【0079】また、呼接続要求において指定された接続
IDに対応するユーザ名及び端末IDの組が記憶された
組の中に存在しないときは、当該呼接続要求を行ったシ
ンクライアント端末または外部端末に不在通知を行うの
で、通信相手の不在を知ることができ利便性が向上す
る。
【0080】また、呼接続要求において指定された接続
IDに対応するユーザ名及び端末IDの組が記憶された
組の中に存在するにも関わらず当該接続IDに対応する
プロセスIDが記憶されたプロセスIDの中に存在しな
いときは、当該ユーザ名とともに記憶された端末IDを
付与されたシンクライアント端末を通信相手としてプロ
セスを起動するとともに当該プロセスを介して当該シン
クライアント端末に着信通知を行うので、プロセスを常
に起動していなくとも着信を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシンクライアントシ
ステムの構成とその利用形態を示す図である。
【図2】本実施の形態で使用される各管理表を示す図で
ある。
【図3】TCサーバ1が行う処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】第1の接続手順にあっての処理の流れを示す図
である。
【図5】第2の接続手順にあっての処理の流れを示す図
である。
【図6】第3の接続手順にあっての処理の流れを示す図
である。
【図7】従来のTCシステムを示す図である。
【図8】従来のTCシステムを示す図である。
【符号の説明】
1 TCサーバ(シンクライアントサーバ) 2 TC端末(シンクライアント端末) 3 接続ID管理サーバ 4 汎用端末 11 呼接続AP 12 端末状態管理部 13 データ振り分け部 14 接続ID管理部 15 回線管理部 16 マッピング部 100 TCシステム(シンクライアントシステム)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データを記憶する外部記憶装置を備
    えないシンクライアント端末を通信相手として通信する
    プロセスが起動されていればプロセス管理として当該プ
    ロセスのプロセスIDを記憶するシンクライアントサー
    バにおいて、 前記プロセス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロ
    セスIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンク
    ライアント端末を利用しているユーザの接続IDを対応
    づけて記憶し、 シンクライアント端末でない外部端末からシンクライア
    ント端末への呼接続要求があったときは、呼接続後の通
    信専用にポートを割り当て、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    プロセスIDを前記記憶されたプロセスIDの中から求
    め、 該求めたプロセスIDを付与されたプロセスの通信相手
    であるシンクライアント端末と前記外部端末との通信経
    路を前記割り当てたポートを用いて形成することを特徴
    とするシンクライアントサーバ。
  2. 【請求項2】 シンクライアント端末から外部端末への
    呼接続要求があったときは、呼接続後の通信専用にポー
    トを割り当て、 前記呼接続要求において指定された接続IDを付与され
    たユーザに利用される外部端末を特定し、該外部端末に
    対し前記割り当てたポートから呼接続要求を行うことを
    特徴とする請求項1記載のシンクライアントサーバ。
  3. 【請求項3】 シンクライアント端末からシンクライア
    ント端末への呼接続要求があったときは、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    プロセスIDを前記記憶されたプロセスIDの中から求
    め、 該求めたプロセスIDを付与されたプロセスの通信相手
    であるシンクライアント端末と前記呼接続要求を行った
    シンクライアント端末との通信経路を形成することを特
    徴とする請求項1または2記載のシンクライアントサー
    バ。
  4. 【請求項4】 シンクライアント端末が利用される間は
    当該シンクライアント端末を利用しているユーザのユー
    ザ名及び当該シンクライアント端末の端末IDの組を当
    該ユーザの接続IDに対応づけて記憶し、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    ユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の中に存
    在しないときは、当該呼接続要求を行ったシンクライア
    ント端末または外部端末に不在通知を行うことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載のシンクライア
    ントサーバ。
  5. 【請求項5】 シンクライアント端末が利用される間は
    当該シンクライアント端末を利用しているユーザのユー
    ザ名及び当該シンクライアント端末の端末IDの組を当
    該ユーザの接続IDに対応づけて記憶し、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    ユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の中に存
    在するにも関わらず当該接続IDに対応するプロセスI
    Dが前記記憶されたプロセスIDの中に存在しないとき
    は、当該ユーザ名とともに記憶された端末IDを付与さ
    れたシンクライアント端末を通信相手としてプロセスを
    起動するとともに当該プロセスを介して当該シンクライ
    アント端末に着信通知を行うことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載のシンクライアントサーバ。
  6. 【請求項6】 通信データを記憶する外部記憶装置を備
    えないシンクライアント端末を通信相手として通信する
    プロセスが起動されていればプロセス管理として当該プ
    ロセスのプロセスIDを記憶するシンクライアントサー
    バの呼接続方法であって、 前記プロセス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロ
    セスIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンク
    ライアント端末を利用しているユーザの接続IDを対応
    づけて記憶し、 シンクライアント端末でない外部端末からシンクライア
    ント端末への呼接続要求があったときは、呼接続後の通
    信専用にポートを割り当て、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    プロセスIDを前記記憶されたプロセスIDの中から求
    め、 該求めたプロセスIDを付与されたプロセスの通信相手
    であるシンクライアント端末と前記外部端末との通信経
    路を前記割り当てたポートを用いて形成することを特徴
    とする呼接続方法。
  7. 【請求項7】 シンクライアント端末から外部端末への
    呼接続要求があったときは、呼接続後の通信専用にポー
    トを割り当て、 前記呼接続要求において指定された接続IDを付与され
    たユーザに利用される外部端末を特定し、該外部端末に
    対し前記割り当てたポートから呼接続要求を行うことを
    特徴とする請求項6記載の呼接続方法。
  8. 【請求項8】 通信データを記憶する外部記憶装置を備
    えないシンクライアント端末を通信相手として通信する
    プロセスが起動されていればプロセス管理として当該プ
    ロセスのプロセスIDを記憶するシンクライアントサー
    バの呼接続方法であって、 前記プロセス管理で記憶されるプロセスIDに、該プロ
    セスIDを付与されたプロセスの通信相手であるシンク
    ライアント端末を利用しているユーザの接続IDを対応
    づけて記憶し、 シンクライアント端末からシンクライアント端末への呼
    接続要求があったときは、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    プロセスIDを前記記憶されたプロセスIDの中から求
    め、 該求めたプロセスIDを付与されたプロセスの通信相手
    であるシンクライアント端末と前記呼接続要求を行った
    シンクライアント端末との通信経路を形成することを特
    徴とする呼接続方法。
  9. 【請求項9】 シンクライアント端末が利用される間は
    当該シンクライアント端末を利用しているユーザのユー
    ザ名及び当該シンクライアント端末の端末IDの組を当
    該ユーザの接続IDに対応づけて記憶し、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    ユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の中に存
    在しないときは、当該呼接続要求を行ったシンクライア
    ント端末または外部端末に不在通知を行うことを特徴と
    する請求項6ないし8のいずれかに記載の呼接続方法。
  10. 【請求項10】 シンクライアント端末が利用される間
    は当該シンクライアント端末を利用しているユーザのユ
    ーザ名及び当該シンクライアント端末の端末IDの組を
    当該ユーザの接続IDに対応づけて記憶し、 前記呼接続要求において指定された接続IDに対応する
    ユーザ名及び端末IDの組が前記記憶された組の中に存
    在するにも関わらず当該接続IDに対応するプロセスI
    Dが前記記憶されたプロセスIDの中に存在しないとき
    は、当該ユーザ名とともに記憶された端末IDを付与さ
    れたシンクライアント端末を通信相手としてプロセスを
    起動するとともに当該プロセスを介して当該シンクライ
    アント端末に着信通知を行うことを特徴とする請求項6
    ないし9のいずれかに記載の呼接続方法。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし10のいずれかに記載
    の呼接続方法を実行させる呼接続プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし10のいずれかに記載
    の呼接続方法を実行させる呼接続プログラムが記録され
    た記録媒体。
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